JPH11298374A - 疑似雑音符号発生回路及びその初期化方法 - Google Patents

疑似雑音符号発生回路及びその初期化方法

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JPH11298374A
JPH11298374A JP10101569A JP10156998A JPH11298374A JP H11298374 A JPH11298374 A JP H11298374A JP 10101569 A JP10101569 A JP 10101569A JP 10156998 A JP10156998 A JP 10156998A JP H11298374 A JPH11298374 A JP H11298374A
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JP10101569A
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English (en)
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Toru Minematsu
徹 峰松
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Sony Corp
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J13/00Code division multiplex systems
    • H04J13/0007Code type
    • H04J13/0022PN, e.g. Kronecker
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J13/00Code division multiplex systems
    • H04J13/10Code generation
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/69Spread spectrum techniques
    • H04B1/707Spread spectrum techniques using direct sequence modulation

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】疑似雑音符号発生回路及びその方法に関し、特
にCDMA方式によるセルラー無線通信システムに適用
して好適な本発明は、疑似雑音符号を生成する所定の周
期よりも短い所定のタイミングで疑似雑音符号を符号系
列パターンの先頭から発生するようにする。 【解決手段】本発明は、所定の符号系列パターンでなる
疑似雑音符号を所定の周期で順次発生する系列発生手段
を当該周期よりも短い所定のタイミングで初期化するよ
うにする。また、初期化手段は、タイミングで初期化す
るための初期値を複数種類有し、所望のタイミングに応
じた初期値に基づいて系列発生手段を初期化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。
【0002】発明の属する技術分野 従来の技術 発明が解決しようとする課題(図9及び図10) 課題を解決するための手段 発明の実施の形態 (1)フレームフオーマツト(図1〜図3) (2)移動局における送信部の送信処理(図4) (3)パイロツトPN符号発生器の構成(図5〜図8) (4)動作及び効果 (5)他の実施の形態 発明の効果
【0003】
【発明の属する技術分野】本発明は疑似雑音符号発生回
路及びその方法に関し、特にCDMA(Code Division M
ultiple Access: 符号分割多元接続)方式によるセルラ
ー無線通信システムに適用して好適なものである。
【0004】
【従来の技術】近年、セルラー無線通信システムにおけ
る次世代移動体通信方式の1つとしてCDMA方式への
適用が盛んに検討されており、通信サービスを提供する
エリアを所望の大きさのセルに分割して当該セル内にそ
れぞれ固定無線局としての基地局を設置し、移動無線局
としての携帯電話機は通信状態が最も良好であると思わ
れる基地局と無線接続するようになされている。
【0005】このCDMA方式では、送信側において疑
似的な乱数系列符号でなる固有のPN(Pseude random N
oise sequence)符号を同一搬送周波数の各通信回線ごと
に割り当て、当該PN符号を一次変調波に乗算すること
により、元の周波数帯域よりも広い帯域に拡散(以下、
これをスペクトラム拡散と呼ぶ)し、当該スペクトラム
拡散処理を施した2次変調波を送信するようになされて
いる。
【0006】このようなCDMA方式におけるセルラー
無線通信システムの移動局においては、基地局からフオ
ーワードリンクチヤネルのうちの例えばパイロツトチヤ
ネルを介して送信されてくるパイロツトPN符号を受信
し、当該パイロツトPN符号のタイミング(位相)を捕
捉することにより、基地局側で用いられるPN符号の位
相と同期させるようになされている。
【0007】また移動局は、自身の位置情報や発呼及び
着呼等の各種制御情報をリバースリンクチヤネルのうち
のアクセスチヤネルを介して基地局に送信し、通話時に
は音声情報等の通信データをフレームごとに圧縮符号化
することにより送信シンボル系列を生成し、これを変調
した後に基地局側で用いられているものと同一のPN符
号によつてスペクトラム拡散処理を施し、これをリバー
スリンクチヤネルのうちのトラフイツクチヤネルを介し
て送信するようになされている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところでCDMA方式
におけるセルラー無線通信システムにおいては、全基地
局間との時間同期をとるために、IS−95規格に従つ
てGPS(Global Positioning System) の電波を使用し
て各基地局で絶対基準時刻を設定するようになされてお
り、これにより基地局間の時間的な同期をとつている。
【0009】この場合、各基地局では拡散符号として同
一のロングコードPN符号をその絶対基準時刻を基準に
して基地局毎に異なるタイミングで送信するようになさ
れており、これにより移動局はロングコードPN符号の
タイミング(位相)のみを捕捉するだけで接続先の基地
局を探すことが可能になると共に絶対基準時刻に同期し
たシステムタイムを得る。
【0010】これにより移動局は、基地局のシステムタ
イムと同期させたパイロツトPN符号を後述するパイロ
ツトPN符号発生器によつて生成し、これを送信シンボ
ル系列に乗算してスペクトラム拡散処理を施す。このと
き移動局においては、送信シンボル系列に対してパイロ
ツトPN符号を乗算する場合、送信フレームの開始時点
(送信フレーム間の境界)のタイミングとパイロツトP
N符号を発生するタイミングとを一致させる必要があ
る。
【0011】この場合図9に示すように、移動局は接続
先の基地局と同期をとることにより得たシステムタイム
の2秒毎マークと送信フレームの開始時点(フレームナ
ンバ0の送信フレームとフレームナンバ3の送信フレー
ムとの境界)とが一致することになり、このことはIS
−95規格において規定されている。また、パイロツト
PN符号発生器によつて生成されるパイロツトPN符号
は、15次のPN符号でありかつ1.2288[Mbps]のチツプ
レートであるために、その周期が26.66 …[msec](215
/122880 秒)となつている。
【0012】これによりパイロツトPN符号の3周期
(26.66 …[msec]×3)と送信フレームの4フレームで
なるスーパフレームの1周期(80[msec])とが一致する
ことになる。なおパイロツトPN符号は、1周期が26.6
6 [msec]であることにより、次の2秒毎マークが表れる
までに75周期(2/0.02666 )繰り返すことになる。
【0013】図10に示すように、このようなパイロツ
トPN符号を生成する従来のパイロツトPN符号発生器
1は、絶対基準時刻に同期した基準クロツクCLKが供
給されると共に、上述のスーパフレームの開始時点毎の
タイミング情報SFRMが供給され、基準クロツクCL
K及びタイミング情報SFRMに基づいて15次のパイ
ロツトPN符号を生成するようになされている。
【0014】実際上パイロツトPN符号発生器1は、基
準クロツクCLKに同期したタイミング情報SFRMに
基づいて予め内部メモリ2に記憶しておいた初期値S
INITをロードし、当該初期値SINITに基づいてスーパフ
レームの開始時点毎あるいは動作開始時に限つてパイロ
ツトPN符号発生器1全体を初期化するようになされて
いる。
【0015】従つて移動局は、パイロツトPN符号発生
器1が初期値SINITに基づいて初期化することにより、
パイロツトPN符号を符号系列パターンの先頭からスー
パフレームのタイミング毎に発生し、これを基にスペク
トラム拡散処理し得るようになされている。
【0016】このため移動局では、基地局から何らかの
制御情報を受信し、スーパフレームのうちの例えばフレ
ームナンバ2の開始時点のタイミングまでに応答情報を
送信しなければならないような場合であつても、次のス
ーパフレームのタイミングまで待たなければ初期値S
INITを得ることができないために応答情報を送信できな
かつた。すなわち移動局は、フレームナンバ2の開始時
点のタイミングで送信シンボル系列に乗算するためのパ
イロツトPN符号を符号系列パターンの先頭から発生す
ることができず、実際に送信するまでの待ち時間が最長
の場合に80[msec]にもなり、応答情報の送信が間に合わ
ないという問題があつた。
【0017】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、疑似雑音符号を生成する所定の周期よりも短い所定
のタイミングで疑似雑音符号を符号系列パターンの先頭
から発生し得る疑似雑音符号発生回路及びその方法を提
案しようとするものである。
【0018】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、受信信号に応じた応答情報を所定
時間内に送信するため、当該応答情報に対して疑似雑音
符号を送信フレーム毎に乗算することにより送信信号を
生成する際の当該疑似雑音符号を発生する疑似雑音符号
発生回路において、所定の符号系列パターンでなる疑似
雑音符号を所定の周期で順次発生する系列発生手段と、
当該系列発生手段を当該周期よりも短い所定のタイミン
グで初期化することにより当該タイミングで疑似雑音符
号を符号系列パターンの先頭から発生する初期化手段と
を設けることにより、所望の送信フレームの開始タイミ
ングで疑似雑音符号を符号系列パターンの先頭から発生
させることができる。
【0019】また本発明においては、受信信号に応じた
応答情報を所定時間内に送信するため、当該応答情報に
対して疑似雑音符号を送信フレーム毎に乗算することに
より送信信号を生成する際の当該疑似雑音符号を発生す
る疑似雑音符号発生回路の初期化方法において、所定の
符号系列パターンでなる疑似雑音符号を所定の周期で順
次発生する系列発生手段を周期よりも短い所定のタイミ
ングで初期化して当該タイミングで疑似雑音符号を符号
系列パターンの先頭から発生することにより、所望の送
信フレームの開始タイミングで疑似雑音符号を符号系列
パターンの先頭から発生させることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下図面について、本発明の一実
施の形態を詳述する。
【0021】(1)フレームフオーマツト まず本発明においては、移動局から基地局へ送信するリ
バースリンクチヤネルのうちのアクセスチヤネル及びト
ラフイツクチヤネルにおける送信フレームのフオーマツ
トについて説明する。
【0022】図1に示すように、リバースリンクチヤネ
ルのうちのアクセスチヤネルにおける送信フレーム(以
下、これをアクセスチヤネル(AC)フレームと呼ぶ)
は、88[bits]の制御情報と 8[bits]のテールビツトによ
り1フレーム(20[msec])が96[bits]で構成されてい
る。
【0023】またトラフイツクチヤネルにおける送信フ
レーム(以下、これをトラフイツクチヤネル(TC)フ
レームと呼ぶ)は、伝送レートの異なる2種類のレート
セツト1とレートセツト2が設けられている。レートセ
ツト1におけるTCフレームは、図2(A)〜(D)に
示すように4種類の伝送速度毎にフレームフオーマツト
がそれぞれ異なり、伝送速度が9600[bps] の場合に 172
[bits]の通信データと、12[bits]のCRC符号と、 8[b
its]のテールビツトにより1フレーム(20[msec])が 1
92[bits]で構成されている。
【0024】またレートセツト1におけるTCフレーム
は、伝送速度が4800[bps] の場合に80[bits]の通信デー
タと、8[bits]のCRC符号と、 8[bits]のテールビツ
トにより1フレーム(20[msec])が96[bits]で構成さ
れ、伝送速度が2400[bps] の場合に40[bits]の通信デー
タと8[bits] のテールビツトにより1フレーム(20[mse
c])が48[bits]で構成され、伝送速度が1200[bps] の場
合に16[bits]の通信データと8[bits] のテールビツトに
より1フレーム(20[msec])が24[bits]で構成されてい
る。
【0025】一方、レートセツト2におけるTCフレー
ムも、図3(A)〜(D)に示すように4種類の伝送速
度毎にフレームフオーマツトがそれぞれ異なり、伝送速
度が14400[bps] の場合に 1[bits]のEIB(Erasure In
dicator Bit) データと、 267[bits]の通信データと、1
2[bits]のCRC符号と、 8[bits]のテールビツトによ
り1フレーム(20[msec])が 288[bits]で構成され、伝
送速度が7200[bps] の場合に 1[bits]のEIBデータ
と、 125[bits]の通信データと、10[bits]のCRC符号
と、 8[bits]のテールビツトにより1フレーム(20[mse
c])が 144[bits]で構成されている。
【0026】またレートセツト2におけるTCフレーム
は、伝送速度が3600[bps] の場合に1[bits]のEIBデ
ータと、55[bits]の通信データと、 8[bits]のCRC符
号と、8[bits] のテールビツトにより1フレーム(20[m
sec])が72[bits]で構成され、伝送速度が1800[bps] の
場合に 1[bits]のEIBデータと、21[bits]の通信デー
タと、 6[bits]のCRC符号と、8[bits] のテールビツ
トにより1フレーム(20[msec])が36[bits]で構成され
ている。ここで 1[bits]のEIBデータは、レートセツ
ト2においてエラーとなるフレームを受信したときに、
それを基地局に知らせるために使用されるデータであ
り、通常は「0」でエラーとなるフレームを受信したと
きに「1」として送信されるようになされている。
【0027】(2)移動局における送信部の送信処理 ここで移動局がアクセスチヤネルを介してACフレーム
を送信する処理の流れとトラフイツクチヤネルを介して
TCフレームを送信する処理の流れを説明する。図4に
示すように移動局の送信部1では、4.8[Kbps] の伝送速
度からなるACフレームデータD1を畳み込み符号化器
2に入力する。
【0028】畳み込み符号化器2は、4.8[Kbps] のAC
フレームデータD1を予め設定された拘束長(k=
「9」)及び符号化率(r=「1/3」)に基づいて畳
み込み符号化することにより14.4[Kbps]の送信シンボル
系列データD2を生成し、これをシンボル繰り返し器3
に送出する。シンボル繰り返し器3は、14.4[Kbps]の送
信シンボル系列データD2を順次1シンボルずつ1回繰
り返して使用(すなわち同じシンボルが2回ずつ連続す
る)することにより、28.8[Kbps]の送信シンボル系列デ
ータD3を生成し、これをインタリーバ4に送出する。
【0029】インタリーバ4は、送信シンボル系列デー
タD3の各シンボルを所定の書き込み順序で内部メモリ
(図示せず)書き込んだ後、当該書き込み順序とは異な
る読み出し順序で読みだすことによりブロツクインタリ
ーブ処理を施し、これを28.8[Kbps]の送信シンボル系列
データD4として直交変調器5に送出する。
【0030】直交変調器5は、送信シンボル系列データ
D4を例えば互いに直交関係にあるウオルシユコードに
変換することにより、307.2[Kbps] の直交変調データD
5に変調し、これを第1のエクスクルーシブオア回路6
に送出する。第1のエクスクルーシブオア回路6は、ロ
ングコードPN符号発生器7から供給される1.2288[Mbp
s]のロングコードPN符号LC1を用いて直交変調デー
タD5を拡散することにより拡散データD6を生成し、
このうち同相成分Iを第2のエクスクルーシブオア回路
8に供給すると共に、直交成分Qを第3のエクスクルー
シブオア回路9に供給する。
【0031】第2のエクスクルーシブオア回路8は、同
相成分(Iチヤネル)用パイロツトPN符号発生器10
から供給される1.2288[Mbps]でなる15次のパイロツト
PN符号(データ値としては「1」又は「−1」)によ
つて同相成分Iをさらにスペクトラム拡散処理すること
により同相成分拡散データD7を生成し、これをベース
バンドフイルタ11を介して帯域制限した後にOQPS
K(Offset QuadraturePhase-Shift keying)変調器12
の第1の乗算器13に送出する。
【0032】因みにIチヤネル用パイロツトPN符号発
生器10は、次式
【0033】
【数1】
【0034】で表される生成多項式PI(x)に基づいて1
5次のパイロツトPN符号を生成するようになされてい
る。ここでIチヤネル用パイロツトPN符号は、15次
のM系列符号の周期の最後(具体的には「0」が14回
続いた後)に「0」を1つ追加挿入することにより、そ
の周期が215になるように調整されている。
【0035】第1の乗算器13は、発振器14で生成し
た搬送波Sc (=cos(ωt)) と同相成分拡散データD7と
を乗算することにより生成した変調データD10を加算
器15に送出する。
【0036】第3のエクスクルーシブオア回路9は、直
交成分(Qチヤネル)用パイロツトPN符号発生器16
から供給される1.2288[Mbps]でなる15次のパイロツト
PN符号によつて直交成分Qをさらにスペクトラム拡散
処理することにより直交成分拡散データD8を生成し、
これを1/2PNチツプ遅延回路17に送出する。
【0037】因みにQチヤネル用パイロツトPN符号発
生器16は、次式
【0038】
【数2】
【0039】で表される生成多項式PQ(x)に基づいて1
5次のパイロツトPN符号を生成するようになされてい
る。ここでもQチヤネル用パイロツトPN符号は、15
次のM系列符号の周期の最後(具体的には「0」が14
回続いた後)に「0」を1つ追加挿入することにより、
その周期が215になるように調整されている。
【0040】1/2PNチツプ遅延回路17は、直交成
分拡散データD8を1/2チツプ遅延(約406.9[nsec]
)させることにより直交成分拡散データD9を生成
し、これをベースバンドフイルタ18を介して帯域制限
した後に第2の乗算器19に送出する。第2の乗算器1
9は、発振器14で生成した搬送波Sc ’(=cos(ωt))
と直交成分拡散データD9とを乗算することにより生成
した変調データD11を加算器15に送出する。
【0041】加算器15は、変調データD10と変調デ
ータD11とを加算することにより搬送波Sc の最大位
相変化を±π/2とした変調データD12を得、これを
高周波回路及びアンテナ(図示せず)を介して送信する
ようになされている。
【0042】また、移動局がトラフイツクチヤネルを介
してTCフレームを送信する場合、インタリーバ4以降
の処理に関してはアクセスチヤネルを介してACフレー
ムデータD1を送信する場合の処理の流れと同じである
ため、シンボル繰り返し器3までの処理について説明す
る。
【0043】移動局は、レートセツト1における4種類
の伝送速度(9.6[Kbps] 、4.8[Kbps] 、2.4[Kbps] 及び
1.2[Kbps])又はレートセツト2における4種類の伝送
速度(14.4[Kbps]、7.2[Kbps] 、3.6[Kbps] 及び 1.8[K
bps])でなるTCフレームデータD11を畳み込み符号
化器2に入力する。
【0044】畳み込み符号化器2は、レートセツト1に
おける9.6[Kbps] 、4.8[Kbps] 、2.4[Kbps] 及び 1.2[K
bps]のTCフレームデータD11に対しては予め設定さ
れた拘束長(k=「9」)及び符号化率(r=「1/
3」)に基づいて畳み込み符号化することにより、28.8
[Kbps]、14.4[Kbps]、7.2[Kbps] 及び3.6[Kbps] の送信
シンボル系列データD12を生成し、これをシンボル繰
り返し器3に送出する。
【0045】また畳み込み符号化器2は、レートセツト
2における14.4[Kbps]、7.2[Kbps]、3.6[Kbps] 及び 1.
8[Kbps]のTCフレームデータD11に対しては予め設
定された拘束長(k=「9」)及び符号化率(r=「1
/2」)に基づいて畳み込み符号化することにより、2
8.8[Kbps]、14.4[Kbps]、7.2[Kbps] 及び3.6[Kbps] の
送信シンボル系列データD12を生成し、これをシンボ
ル繰り返し器3に送出する。
【0046】ここで、レートセツト1の符号化率(r=
「1/3」)とレートセツト2の符号化率(r=「1/
2」)とが異なつていることは、シンボル繰り返し器3
から出力される最終的なデータの伝送速度を全て28.8[K
bps]に統一し、これによりインタリーバ4以降の処理を
同じように行うためである。
【0047】シンボル繰り返し器3は、送信シンボル系
列データD11がレートセツト1及びレートセツト2に
おいて9.6[Kbps] 及び14.4[Kbps]の伝送速度であるとき
には28.8[Kbps]の送信シンボル系列データD12の各シ
ンボルを繰り返すことなく、当該送信シンボル系列デー
タD12をそのまま送信シンボル系列データD13とし
てインタリーバ4に送出する。
【0048】またシンボル繰り返し器3は、送信シンボ
ル系列データD11がレートセツト1及びレートセツト
2において4.8[Kbps] 及び7.2[Kbps] の伝送速度である
ときには14.4[Kbps]の送信シンボル系列データD12の
各シンボルを順次1シンボルずつ1回繰り返して使用
(すなわち同じシンボルが2回ずつ連続する)すること
により、28.8[Kbps]の送信シンボル系列データD13を
生成し、これをインタリーバ4に送出する。
【0049】またシンボル繰り返し器3は、送信シンボ
ル系列データD11がレートセツト1及びレートセツト
2において2.4[Kbps] 及び3.6[Kbps] の伝送速度である
ときには7.2[Kbps] の送信シンボル系列データD12の
各シンボルを順次1シンボルずつ3回繰り返して使用
(すなわち同じシンボルが4回ずつ連続する)すること
により、28.8[Kbps]の送信シンボル系列データD13を
生成し、これをインタリーバ4に送出する。
【0050】さらにシンボル繰り返し器3は、送信シン
ボル系列データD11がレートセツト1及びレートセツ
ト2において1.2[Kbps] 及び1.8[Kbps] の伝送速度であ
るときには3.6[Kbps] の送信シンボル系列データD12
の各シンボルを順次1シンボルずつ7回繰り返して使用
(すなわち同じシンボルが8回ずつ連続する)すること
により、28.8[Kbps]の送信シンボル系列データD13を
生成し、これをインタリーバ4に送出する。
【0051】送信部1においては、インタリーバ4以降
の処理に関してはアクセスチヤネルを介してACフレー
ムを送信する場合と同一であり、最終的に加算器15を
介して変調データD12を生成し、これを高周波回路等
及びアンテナ(図示せず)を介して送信するところで移
動局では、受信部(図示せず)によつて基地局から受信
した受信信号の中からロングコードPN符号を抽出し、
当該ロングコードPN符号のタイミング(位相)を捕捉
することにより基地局で用いられている絶対基準時刻に
同期したシステムタイムを得るようになされている。
【0052】従つて送信部1においては、上述のシステ
ムタイムをCPU(Central Processing Unit) 構成でな
る制御回路20によつて管理しており、当該制御回路2
0により畳み込み符号化器2〜加算器15までの各回路
をシステムタイムに基づいて動作させると共に、Iチヤ
ネル用パイロツトPN符号発生器10及びQチヤネル用
パイロツトPN符号発生器16に対してシステムタイム
と同期した基準クロツクCLK、各フレームナンバ毎の
送信フレームに応じた開始時点を表すタイミング情報F
RM、及び送信フレームのフレーム番号情報FNUMを
供給するようになされている。
【0053】(3)パイロツトPN符号発生器の構成 図5に示すように、Iチヤネル用パイロツトPN符号発
生器10及びQチヤネル用パイロツトPN符号発生器1
6は、15次のM系列符号(Maximum length linear shi
ft resister sequence code : 最長線形符号系列) から
なるパイロツトPN符号を発生するものであり、基準ク
ロツクCLKが入力される度ごとにパイロツトPN符号
の1つの値を出力するようになされている。すなわち、
絶対基準時刻であるシステムタイムに同期した基準クロ
ツクCLKと、パイロツトPN符号の周期が同期するこ
とになる。
【0054】またIチヤネル用パイロツトPN符号発生
器10及びQチヤネル用パイロツトPN符号発生器16
は、送信フレームのフレームナンバ0〜3毎にそれぞれ
応じた4種類の初期値SINIT0 〜SINIT3 が内部メモリ
21に記憶されており、フレーム番号情報FNUMに応
じて選択された初期値SINIT(N) をセレクタ22から出
力し、当該初期値SINIT(N) とタイミング情報FRMと
に基づいてパイロツトPN符号を符号系列パターンの先
頭から出力するようになされている。
【0055】実際上Iチヤネル用パイロツトPN符号発
生器10は、図6に示すように15段の遅延型フリツプ
フロツプ(DDF)31〜45と排他的論理和ゲート4
6〜50とによつて構成されており、基準クロツクCL
Kと共にタイミング情報FRMとフレーム番号情報FN
UMに応じた初期値SINIT(N) とを各DDF31〜45
に入力するようになされている。
【0056】従つてIチヤネル用パイロツトPN符号発
生器10は、フレーム番号情報FNUMに基づいてセレ
クタ22から出力された初期値SINIT(N) に基づいて、
送信フレームのフレームナンバ0〜3にそれぞれ応じた
タイミング情報FRMに同期したタイミングでDDF3
1〜45の状態を初期化するようになされている。
【0057】またQチヤネル用パイロツトPN符号発生
器16は、図7に示すように15段の遅延型フリツプフ
ロツプ(DDF)51〜65と排他的論理和ゲート66
〜72とによつて構成されており、Iチヤネル用パイロ
ツトPN符号発生器10と同様に基準クロツクCLKと
共にタイミング情報FRMとフレーム番号情報FNUM
に応じた初期値SINIT(N) とを各DDF51〜65に入
力するようになされている。
【0058】従つてQチヤネル用パイロツトPN符号発
生器16においても、フレーム番号情報FNUMに基づ
いてセレクタ22から出力された初期値SINIT(N) に基
づいて、送信フレームのフレームナンバ0〜3にそれぞ
れ応じたタイミング情報FRMに同期したタイミングで
DDF51〜65の状態を初期化するようになされてい
る。
【0059】ここで図8に示すように、内部メモリ21
に記憶されている初期値SINIT0 はフレームナンバ
「0」用に従来から用いられている第1の初期値データ
であり、スーパーフレームの周期に同期している。初期
値SINIT1 は、フレームナンバ「1」用に初期値S
INIT0 の時点から3/4周期後の初期化タイミングを表
す第2の初期値データである。
【0060】また初期値SINIT2 は、フレームナンバ
「2」用に初期値SINIT1 の次のパイロツトPN符号の
開始時点から1/2周期後の初期化タイミングを表す第
3の初期値データであり、初期値SINIT3 はフレームナ
ンバ「3」用に初期値SINIT2の次のパイロツトPN符
号の開始時点から1/4周期後の初期化タイミングを表
す第4の初期値データである。
【0061】従つて初期値SINIT1 はフレームナンバ
「1」の送信フレームの開始時点のタイミングと一致
し、初期値SINIT2 はフレームナンバ「2」の送信フレ
ームの開始時点のタイミングと一致し、さらに初期値S
INIT3 はフレームナンバ「3」の送信フレームの開始時
点のタイミングと一致することになる。
【0062】これによりIチヤネル用パイロツトPN符
号発生器10及びQチヤネル用パイロツトPN符号発生
器16は、フレーム番号情報FNUMに基づいて選択さ
れた初期値SINIT0 〜SINIT3 をセレクタ22を切り換
えて出力するようにしたことにより、スーパフレーム毎
のタイミングではなく各送信フレームの開始タイミング
でDDF31〜45及びDDF51〜65の状態を初期
化してパイロツトPN符号を符号系列パターンの先頭か
ら発生し得るようになされている。
【0063】またIチヤネル用パイロツトPN符号発生
器10及びQチヤネル用パイロツトPN符号発生器16
は、動作開始時においてもフレーム番号情報FNUMに
基づいて選択された初期値SINIT0 〜SINIT3 をセレク
タ22を切り換えて出力することにより、この場合もス
ーパフレーム毎のタイミングではなく送信フレームの開
始タイミングで初期化してパイロツトPN符号を符号系
列パターンの先頭から発生し得るようになされている。
【0064】(4)動作及び効果 以上の構成において、Iチヤネル用パイロツトPN符号
発生器10及びQチヤネル用パイロツトPN符号発生器
16は、フレーム番号に応じた4種類の初期値SINIT0
〜SINIT3 を内部メモリ21に記憶しておき、フレーム
番号情報FNUMに基づいて選択された初期値S
INIT(N) とタイミング情報FRMとに基づいてDDF3
1〜45及びDDF51〜65の状態を初期化するよう
にしたことにより、基地局から所定の受信信号を受信し
た後、所定時間内に所定の応答情報を返信しなければな
らなくなつたときのタイミングがフレームナンバ0〜3
における各送信フレームの途中であつても、そのときに
最も近いタイミング情報FRMとフレーム番号情報FN
UMに基づいて選択された初期値SINIT(N) とに基づい
て次の送信フレームの開始タイミングでパイロツトPN
符号を符号系列パターンの先頭から発生することができ
る。
【0065】これによりIチヤネル用パイロツトPN符
号発生器10及びQチヤネル用パイロツトPN符号発生
器16は、初期化する必要が生じてから実際にパイロツ
トPN符号を発生するまでに次のスーパーフレームの開
始時点(80[msec]間隔)まで待つ必要が無くなり、かく
してパイロツトPN符号を符号系列パターンの先頭から
発生するまでの待ち時間を最大80[msec]から20[msec]以
下に大幅に短縮することができる。
【0066】かくして移動局では基地局から何らかの制
御情報を受信し、所定の時間タイミングまでに応答情報
を送信しなければならないような場合であつても、所定
の時間タイミングに間に合うように応答情報を基地局に
送信することができる。
【0067】以上の構成によれば、Iチヤネル用パイロ
ツトPN符号発生器10及びQチヤネル用パイロツトP
N符号発生器16は、送信フレームの開始タイミングに
同期した4種類の初期値SINIT0 〜SINIT3 に基づいて
DDF31〜45及びDDF51〜65の状態を初期化
することにより、送信フレームの開始タイミングでパイ
ロツトPN符号を符号系列パターンの先頭から発生する
ことができる。
【0068】(5)他の実施の形態 なお上述の実施の形態においては、15次のM系列符号
でなるパイロツトPN符号を発生するようにした場合に
ついて述べたが、本発明はこれに限らず、例えば4次の
M系列符号でなるパイロツトPN符号等の他の種々の次
数でなるパイロツトPN符号を発生するようにしても良
い。
【0069】また上述の実施の形態においては、パイロ
ツトPN符号の周期を基準に初期値SINIT1 〜SINIT3
を新たに設けて初期化するようにした場合について述べ
たが、本発明はこれに限らず、初期値SINIT2 だけを設
けて初期化するようにしても良い。
【0070】さらに上述の実施の形態においては、パイ
ロツトPN符号の周期を基準に3/4周期後の初期化タ
イミングを表す初期値SINIT1 、1/2周期後の初期化
タイミングを表す初期値SINIT2 、1/4周期後の初期
化タイミングを表す初期値SINIT3 を用いてDDF31
〜45及びDDF51〜65の状態を初期化するように
した場合について述べたが、本発明はこれに限らず、要
は送信フレームの境界に同期した初期値SINIT1 〜S
INIT3 に基づいて初期化し得れば送信フレームの1周期
当たりの時間(この実施の形態の場合は20[msec])に応
じた他の種々の周期でなる初期値SINIT1 〜SINIT3
用いるようにしても良い。
【0071】さらに上述の実施の形態においては、本発
明の疑似雑音符号発生回路をIチヤネル用パイロツトP
N符号発生器10及びQチヤネル用パイロツトPN符号
発生器16に適用するようにした場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、ロングコードPN符号を発
生する回路等の他の種々の疑似雑音符号を発生する回路
に本発明を適用するようにしても良い。
【0072】さらに上述の実施の形態においては、疑似
雑音符号発生回路としてのIチヤネル用パイロツトPN
符号発生器10及びQチヤネル用パイロツトPN符号発
生器16の構成を、系列発生手段としてのDDF31〜
45と排他的論理和ゲート46〜50(DDF51〜6
5と排他的論理和ゲート66〜72)、初期化手段とし
ての内部メモリ21及びセレクタ22によつて形成する
ようにした場合について述べたが、本発明はこれに限ら
ず、初期化手段としては初期値SINIT1 〜SINIT3 を外
部から取り込むようにする等、他の種々の構成でなる系
列発生手段及び初期化手段によつて疑似雑音符号発生回
路を構成するようにしても良い。
【0073】さらに上述の実施の形態においては、パイ
ロツトPN符号を用いるCDMA方式のセルラー無線通
信システムにおける移動局の送信部1に本発明の疑似雑
音符号発生回路を適用するようにした場合について述べ
たが、本発明はこれに限らず、パイロツトPN符号を用
いる方式であればCDMA方式に時間分割多元接続(T
DMA)方式を合体させたような他の種々の方式のセル
ラー無線通信システムに適用するようにしても良い。
【0074】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、受信信号
に応じた応答情報を所定時間内に送信するため、当該応
答情報に対して疑似雑音符号を送信フレーム毎に乗算す
ることにより送信信号を生成する際の当該疑似雑音符号
を発生する疑似雑音符号発生回路において、所定の符号
系列パターンでなる疑似雑音符号を所定の周期で順次発
生する系列発生手段と、当該系列発生手段を当該周期よ
りも短い所定のタイミングで初期化することにより当該
タイミングで疑似雑音符号を符号系列パターンの先頭か
ら発生する初期化手段とを設けることにより、所望の送
信フレームの開始タイミングで疑似雑音符号を符号系列
パターンの先頭から発生させることができる。
【0075】また本発明によれば、受信信号に応じた応
答情報を所定時間内に送信するため、当該応答情報に対
して疑似雑音符号を送信フレーム毎に乗算することによ
り送信信号を生成する際の当該疑似雑音符号を発生する
疑似雑音符号発生回路の初期化方法において、所定の符
号系列パターンでなる疑似雑音符号を所定の周期で順次
発生する系列発生手段を周期よりも短い所定のタイミン
グで初期化して当該タイミングで疑似雑音符号を符号系
列パターンの先頭から発生することにより、所望の送信
フレームの開始タイミングで疑似雑音符号を符号系列パ
ターンの先頭から発生させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態におけるアクセスチヤネ
ルにおけるフレームフオーマツトを示す略線図である。
【図2】本発明の一実施の形態におけるトラフイツクチ
ヤネルのレートセツト1におけるフレームフオーマツト
を示す略線図である。
【図3】本発明の一実施の形態におけるトラフイツクチ
ヤネルのレートセツト2におけるフレームフオーマツト
を示す略線図である。
【図4】本発明の一実施の形態における送信部のアクセ
スチヤネルにおけるACフレームの送信処理及びトラフ
イツクチヤネルにおけるTCフレームの送信処理を示す
ブロツク図である。
【図5】本発明の一実施の形態におけるパイロツトPN
符号発生器を示す略線図である。
【図6】本発明の一実施の形態におけるIch用パイロ
ツトPN符号発生器の構成を示すブロツク図である。
【図7】本発明の一実施の形態におけるQch用パイロ
ツトPN符号発生器の構成を示すブロツク図である。
【図8】本発明の一実施の形態における初期化タイミン
グを示すタイミングチヤートである。
【図9】従来の初期化タイミングを示すタイミングチヤ
ートである。
【図10】従来のパイロツトPN符号発生器を示すブロ
ツク図である。
【符号の説明】
10……Iチヤネル用パイロツトPN符号発生器、12
……OQPSK変調器、16……Qチヤネル用パイロツ
トPN符号発生器、21……内部メモリ、22……セレ
クタ、31〜45、51〜65……DDF。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】受信信号に応じた応答情報を所定時間内に
    送信するため、当該応答情報に対して疑似雑音符号を送
    信フレーム毎に乗算することにより送信信号を生成する
    際の当該疑似雑音符号を発生する疑似雑音符号発生回路
    において、 所定の符号系列パターンでなる上記疑似雑音符号を所定
    の周期で順次発生する系列発生手段と、 上記系列発生手段を上記周期よりも短い所定のタイミン
    グで初期化することにより、当該タイミングで上記疑似
    雑音符号を上記符号系列パターンの先頭から上記タイミ
    ングで発生する初期化手段とを具えることを特徴とする
    疑似雑音符号発生回路。
  2. 【請求項2】上記初期化手段は、上記タイミングで初期
    化するための初期値を複数種類有し、所望の上記タイミ
    ングに応じた初期値に基づいて上記系列発生手段を初期
    化することを特徴とする請求項1に記載の疑似雑音符号
    発生回路。
  3. 【請求項3】受信信号に応じた応答情報を所定時間内に
    送信するため、当該応答情報に対して疑似雑音符号を送
    信フレーム毎に乗算することにより送信信号を生成する
    際の当該疑似雑音符号を発生する疑似雑音符号発生回路
    の初期化方法において、 所定の符号系列パターンでなる上記疑似雑音符号を所定
    の周期で順次発生する系列発生手段を上記周期よりも短
    い所定のタイミングで初期化することにより、当該タイ
    ミングで上記疑似雑音符号を上記符号系列パターンの先
    頭から上記タイミングで発生することを特徴とする疑似
    雑音符号発生回路の初期化方法。
  4. 【請求項4】上記疑似雑音符号発生回路の初期化方法
    は、 上記タイミングで初期化するための初期値を複数種類有
    し、所望の上記タイミングに応じた初期値に基づいて上
    記系列発生手段を初期化することを特徴とする請求項3
    に記載の疑似雑音符号発生回路の初期化方法。
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