JPH11298248A - 発振回路 - Google Patents

発振回路

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JPH11298248A
JPH11298248A JP10110115A JP11011598A JPH11298248A JP H11298248 A JPH11298248 A JP H11298248A JP 10110115 A JP10110115 A JP 10110115A JP 11011598 A JP11011598 A JP 11011598A JP H11298248 A JPH11298248 A JP H11298248A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発振安定化時間の短縮と電力消費の抑制とを
両立させることを可能とする発振回路を提供する。 【解決手段】 CMOSインバータ3、4の入出力端子
間に水晶振動子Xを設けて発振回路を構成する。インバ
ータ3、4の電源側に電流制御用のトランジスタ5、6
を設け、両トランジスタをカレントミラー回路を構成す
るトランジスタ7、8、9により制御する。制御用のト
ランジスタ9には、時定数回路で発生する充放電電圧V
Gをゲートに印加したトランジスタ10より電流を供給
する。トランジスタ5、6の電流を電源供給による発振
開始時に最大電流値としその後次第に減少するように制
御することができ、発振の迅速な安定化と電力消費の抑
制が図れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は発振回路に関し、特
に、半導体集積回路より形成されるCMOSインバータ
型の発振回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、PチャネルMOS型トランジスタ
及びNチャネルMOS型トランジスタ(以下、それぞれ
Pチャネル・トランジスタ及びNチャネル・トランジス
タという。また、両トランジスタの組み合わせをCMO
Sトランジスタともいう。)により構成されたインバー
タ回路(以下、単にインバータともいう。)を増幅回路
としてその入出力間に抵抗、コンデンサ及び水晶振動子
を設けた発振回路が携帯端末等に搭載されるシングルチ
ップマイクロコンピュータ等に用いられている。
【0003】図12は、基本クロック信号を発生するこ
の種の発振回路の基本原理を示す図である。チップ内の
CMOSトランジスタで構成するインバータ回路1とチ
ップ外の共振回路とから構成され、チップ外の共振回路
は電気機械振動子としての水晶振動子Xと、始動用バイ
アス抵抗Rと発振周波数設定及び温度変化に対する補償
用コンデンサC1、C2とから構成される。
【0004】また、携帯端末等に好適な前記発振回路と
して、電池の消耗を抑制するようにインバータ回路に流
す電流を制御できるようにした回路が提案されている。
このような発振回路としては、例えば、特開昭63−2
19208公報及び特開昭62−11308号公報記載
の回路が挙げられる。
【0005】図13は、特開昭63−219208公報
記載の発振回路用のインバータ回路を示す図である。イ
ンバータ回路1とその制御回路58の構成とから構成さ
れ、インバータ回路1は、Pチャネル・トランジスタ5
2、53とNチャネル・トランジスタ53、54とから
なりインバータ1’、1”を入出力端子I/O間に2つ
並列接続した構成を採用し、その一方のインバータ1”
は、各トランジスタ52、53と電源及び接地間にゲー
トスイッチ用のCMOSトランジスタ54、55を設け
たクロックドインバータ構成が用いられる。また、イン
バータ回路1の出力部Oには分周回路56及び分周回路
の出力を検出する動作検出回路57を有し前記ゲートス
イッチ用のCMOSトランジスタ54、55を制御する
ように構成されている。
【0006】この発振回路は、発振開始時には両インバ
ータ回路が動作するように前記ゲートスイッチ用のCM
OSトランジスタ54、55を導通させる。発振が開始
し安定した発振信号が所定数出力されると、分周回路5
6は分周出力を発生し、動作検出回路57は前記分周出
力を検出して前記ゲートスイッチ用のCMOSトランジ
スタ54、55を遮断するようにスイッチングする。分
周出力が発生するまでは2つのインバータ1’、1”は
並列動作により等価的に充分大きなトランスコンダクタ
ンスgmを有するインバータ回路として機能し、発振の
開始と安定化が促進されるとともに、安定発振後はゲー
トスイッチ用のCMOSトランジスタ54、55の遮断
により電流消費が抑制される。
【0007】また、図14は、特開昭62−11308
号公報記載の発振回路の構成を示す図である。この発振
回路はインバータ回路として単一構成を採用している
が、インバータ1を構成する各トランジスタ61、62
と電源及び接地間にスイッチ動作を行うCMOSトラン
ジスタ63、65及び64、66をそれぞれ並列に接続
し各並列接続トランジスタ63、64又は65、66の
ゲートを制御するスイッチ69、70及び71、72を
備える構成を有する。この発振回路は発振開始時には前
記並列接続の両MOSトランジスタが導通させ、発振が
開始されると一方のMOSトランジスタを遮断するよう
にスイッチング動作を行う。並列接続したMOSトラン
ジスタが何れも導通することによりドレイン電流が充分
供給されインバータ回路として充分大きなトランスコン
ダクタンスgm値を示すようになり、発振の開始と安定
化が促進され、安定発振後は並列接続MOSトランジス
タの一方を遮断することにより電流消費を抑制するよう
に制御する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の発振回路におい
ては、発振開始及び電力消費の改善を可能にするため
に、それぞれ独立に動作するインバータを並列に接続し
一方又は両方を動作させるようにスイッチングにより切
り替えるように構成したり、又は単一構成のインバータ
回路の電源側及び接地側に駆動電流を切り替えるための
スイッチングトランジスタを設けるように構成してい
る。
【0009】しかしながら、発振用の増幅回路でもある
インバータ回路において外部から駆動電流に関連してス
イッチング動作を行わせることは、駆動電流の切り替え
による大きなノイズを伴うため、そのこと自体が発振の
安定動作後の発振の不安定化の原因となる。また、前述
のような回路ではドレイン及びソース電流値の切り替え
等の複数の切り替え箇所相互間のタイミングのずれ等に
より、発振の不安定化が生ずることが避けられない。
【0010】このため従来の発振回路では、発振回路が
安定発振に至った後に発振が再度不安定になることがあ
り、結果的に安定発振の時間の短縮に逆行する虞がある
という難点があった。
【0011】(発明の目的)本発明の目的は、発振安定
化時間の短縮と電力消費の抑制とを両立させることを可
能とする発振回路を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の発振回路は、C
MOSトランジスタを用いたインバータ回路の入出力端
子間に電気機械振動子を設けた発振回路において、イン
バータ回路の電源端子と電源との間に接続した電流値を
連続的に制御可能な電流源回路と、前記電流源回路の電
流を発振開始時に大きい電流値とし安定発振時には前記
電流値以下の電流となるように連続的に制御する電流制
御回路とを有する。
【0013】また、本発明の発振回路は、CMOSトラ
ンジスタを用いたインバータ回路の入出力端子間に電気
機械振動子を設けた発振回路において、前記インバータ
回路は、ゲート電極及びドレイン電極間をそれぞれ相互
接続したPチャネル型MOSトランジスタ及びNチャネ
ル型MOSトランジスタと、前記Pチャネル型MOSト
ランジスタ及びNチャネル型MOSトランジスタのソー
ス電極と電源端子間の少なくとも一方の接続路に接続さ
れたMOS型トランジスタと、前記MOS型トランジス
タのドレイン・ソース間電流を発振開始時に大きい電流
値とし安定発振時には前記電流値以下の電流となるよう
にゲート電極を連続的に制御する制御バイアス電圧を出
力する電流制御回路とを有する。そして、前記MOS型
トランジスタのドレイン・ソース間にドレイン・ソース
を接続した並列MOS型トランジスタと、前記並列MO
S型トランジスタのドレイン・ソース間電流を固定電流
となるように、ゲート電極を制御する固定バイアス回路
とを有するように構成することができる。また、前記並
列MOS型トランジスタのドレイン・ソース間電流は前
記MOS型トランジスタのドレイン・ソース間電流の制
御と略逆方向に制御されるようにゲート電極を前記制御
バイアス電圧を反転したバイアス電圧により制御するバ
イアス電圧反転回路とを有するように構成することがで
きる。更に、前記電流制御回路は、前記MOSトランジ
スタとカレントミラー回路を構成し前記MOSトランジ
スタのゲート・ソース間バイアス電圧を制御するMOS
トランジスタを含むように構成することができる。
【0014】更に、本発明の発振回路は、CMOSトラ
ンジスタを用いたインバータ回路の入出力端子間に電気
機械振動子を設けた発振回路において、前記インバータ
回路は入出力端子間を相互接続した複数のインバータで
構成され、前記複数のインバータにうち少なくとも1つ
のインバータの電源端子と電源との間に接続した電流値
を連続的に制御可能な電流源回路と、前記電流源回路の
電流を発振開始時に大きい電流値とし安定発振時には前
記電流値以下の電流値とするように連続的に制御する電
流制御回路とを有する。また、前記インバータ回路は、
ゲート電極及びドレイン電極間をそれぞれ相互接続した
Pチャネル型MOSトランジスタ及びNチャネル型MO
Sトランジスタからなり、入出力端子間を相互接続した
複数のインバータで構成され、前記複数のインバータの
うち少なくとも1つのインバータは、前記Pチャネル型
MOSトランジスタ及びNチャネル型MOSトランジス
タのソース電極と電源端子間の少なくとも一方の接続路
に接続されたMOS型トランジスタと、前記MOS型ト
ランジスタのドレイン・ソース間電流を発振開始時に大
きい電流値とし安定発振時には前記電流値以下となるよ
うにゲート電極を連続的に制御する制御バイアス電圧を
出力する電流制御回路とを有することを特徴とする。
【0015】(作用)インバータ回路のドレイン・ソー
ス間電流値を連続して調整できる可変電流源で制御する
ことにより、発振開始時は前記電流を増加させてトラン
スコンダクタンスgmを高め高速に発振を開始し安定化
させるとともに、発振後に前記電流値を滑らかに低減し
て通常の使用状態での消費電流の低減を図る。電流低減
時のノイズの発生及び発振の不安定化を防止する。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の発振回路の基本
原理を示す図であり、チップ内に設けられているCMO
Sトランジスタを用いたインバータ回路とチップ外の外
部共振回路とから構成される。外部共振回路は電気機械
振動子としての水晶振動子Xと、始動用バイアス抵抗R
と発振周波数設定及び温度変化に対する補償用コンデン
サC1、C2とから構成されており、本発明の特徴として
CMOSトランジスタからなるインバータ回路の駆動電
流源2の電流を連続的に可変できるように構成する。
【0017】CMOSトランジスタを用いたインバータ
回路1は、ドレイン・ソース電流通路に流れる電流値が
大きいほどトランスコンダクタンスgmが大きくなるた
め、インバータ回路の入出力端子間に水晶振動子の帰還
回路を設けて構成した発振回路は、前記ドレイン・ソー
ス間電流Iiを制御することにより発振動作特性を調整
することが可能である。本発明においては、発振開始時
にはインバータ回路の駆動電流を大きくし発振を短期間
に開始させて早期に発振の安定化を図るとともに、発振
後は連続的にインバータ回路の駆動電流を抑制し低電力
での発振動作に円滑に移行することを可能とするもので
ある。特に、発振の開始時から安定発振状態への移行期
間にインバータ回路の駆動電流を可変電流源2により連
続的に変化させることにより、良好な発振動作特性を実
現する。
【0018】図2は、本発明の一実施の形態のインバー
タ回路部の構成を示す図である。
【0019】本インバータ回路は、ソースが電源に接続
され、ゲートとドレインが連結された第1のPチャネル
・トランジスタ9と、前記第1のPチャネル・ランジス
タ9のドレインと接地電位との間に接続された可変電流
源2とにより形成される第1の電流制御回路と、ソース
が電源に接続され、ゲートが前記第1のPチャネル・ト
ランジスタ9のゲートに接続され、第1のPチャネル・
トランジスタ9とカレントミラー回路を形成する第2の
Pチャネル・トランジスタ7と、ドレインおよびゲート
が連結されて前記第2のPチャネル・トランジスタ7の
ドレインに接続され、ソースが接地電位に接続される第
1のNチャネル・トランジスタ8とにより形成される第
2の電流制御回路と、ソースが電源に接続され、ゲート
が前記第2のPチャネル・トランジスタ7のゲートに接
続された第3のPチャネル・トランジスタ5と、ソース
が前記第3のPチャネル・トランジスタ5のドレインに
接続され、ゲートが第1の外部端子Iを介して水晶発振
子の一端に接続され、ドレインが第2の外部端子O接続
されゲートが第1の外部端子Iに接続された第4のPチ
ャネル・トランジスタ3と、ドレインが前記第4のPチ
ャネル・トランジスタ3のドレインに接続され、ゲート
が前記第4のPチャネル・トランジスタ3のゲートに接
続された第2のNチャネル・トランジスタ4と、ドレイ
ンが前記第2のNチャネル・トランジスタ4のソースに
接続され、ゲートが前記第1のNチャネル・トランジス
タ8のゲートに接続され、ソースが接地電位に接続され
た第3のNチャネル・トランジスタ6により形成される
インバータとから構成される。なお、前記インバータ回
路の前記第1および第2の外部端子I、Oの間には図1
に示すような抵抗R、コンデンサC1、C2及び水晶振動
子Xが接続されて発振回路が構成される。また、前記P
チャネル・トランジスタ7及びNチャネル・トランジス
タ8、Pチャネル・トランジスタ5及びNチャネル・ト
ランジスタ6、Pチャネル・トランジスタ3及びNチャ
ネル・トランジスタ4は、例えばそれぞれ同一サイズの
トランジスタとすることができる。
【0020】次に、本実施の形態の動作について説明す
る。
【0021】図2において、Pチャネル・トランジスタ
9は、Pチャネル・トランジスタ5、7及びPチャネル
・トランジスタ7とカレントミラー回路を構成し、Nチ
ャネル・トランジスタ8はNチャネル・トランジスタ6
とカレントミラー回路を構成している。
【0022】このため、第1の電流制御回路において、
可変電流源2から電流Iiを出力すると、この電流に基
づきPチャネル・トランジスタ9のゲート・ソース間に
は前記電流値に応じた電圧降下が生じ、この電圧値が第
2及び第3のPチャネル・トランジスタ5、7のゲート
・ソース間のバイアス電圧となり、前記Pチャネル・ト
ランジスタ5、7のドレイン電流はIiと比例関係を有
することになる。
【0023】また、Pチャネル・トランジスタ7のドレ
イン電流はNチャネル・トランジスタ8を駆動しそのゲ
ート・ソース間に電圧降下を生じ、その電圧値がNチャ
ネル・トランジスタ6のゲート・ソース間のバイアス電
圧となり、Nチャネル・トランジスタ6のドレイン電流
も電流Iiに比例し、Pチャネル・トランジスタ5のド
レイン電流と同一電流値とすることができる。
【0024】従って、Pチャネル・トランジスタ5及び
Nチャネル・トランジスタ6を流れる電流は可変電流源
2により制御でき、可変電流源2の電流値Iiを発振開
始時に最大電流値としその後次第に減少するように制御
することにより、発振の開始と短期的な安定化を図るこ
とが可能であり、更に連続的な電流制御によりノイズの
発生及びこれによる発振動作への影響を最小限にするこ
とができる。
【0025】図3は、図2のインバータ回路を使用した
発振回路であり、発振の開始、安定化及び電力消費の抑
制に好適な制御回路を備えた実施の形態を示す図であ
る。電源側VDD及び接地側に電流源となるトランジスタ
5、6を有するインバータ1とトランジスタ7、8、9
からなる第1及び第2の電流制御回路を有する点で図2
に示すインバータ回路と同様である。
【0026】図2の可変電流源2に対応する部分には、
Nチャネル・トランジスタ10を備え、電源と接地間に
抵抗R1、R2及びコンデンサC3からなる時定数回路
と、オペアンプOP1と、帰還抵抗R3、R4を有するオ
ペアンプOP2とを有する関数発生回路とを有し、オペ
アンプOP1の出力VGにより前記Nチャネル・トラン
ジスタ10を制御するように構成されている。
【0027】図4は、電源電圧の印加後のオペアンプO
P1の入力部及びNチャネル・トランジスタ10のゲー
ト・ソース間の動作電圧波形を示す図である。図3に示
す発振回路の電源を投入すると、電源電圧は直ちに電圧
DDに立ち上がり安定する。一方、コンデンサC3は、
初期状態において電荷が並列抵抗R1によりゼロとする
と、抵抗R2の端子間電圧(オペアンプOP1の入力電
圧VR)は、一旦電源電圧の電圧VDDに追随して上昇
し、その後抵抗R1、R2による分圧電圧VR’に向け
て、抵抗及びコンデンサによる時定数により降下して安
定する。オペアンプOP1の出力電圧VGは、抵抗R3
4により利得が決定されるオペアンプOP2による帰
還により分圧されて出力され、Nチャネル・トランジス
タ10のゲートを制御する。トランジスタ10は前記電
圧VGにより発振の開始時点から発振の安定時点まで制
御され、前記電圧VGの電圧波形に対応する電流をPチ
ャネル・トランジスタ9に出力し、理想的な発振回路の
制御を可能とする。
【0028】したがって、Pチャネル・トランジスタ9
は電源投入直後は充分な電流により駆動され、その後次
第に電流が低下し、該トランジスタ9とカレントミラー
回路構成のPチャネル・トランジスタ5及びPチャネル
・トランジスタ7及びNチャネル・トランジスタ8を介
してカレントミラー回路構成のNチャネル・トランジス
タ6は何れも同様な電流変化の動作が行われる。この結
果、発振開始時には充分な電流によりインバータ1を駆
動し大きなgmによる発振の早期開始が促進され、安定
発振への過程でインバータ1への電流が次第に減少し発
振への影響を及ぼすことなく電流消費も抑制するように
動作する。
【0029】なお、図3の抵抗及びコンデンサの回路部
分は、可変電流源となるNチャネル・トランジスタ10
の特性により変更することが可能であり、コンデンサの
入力側に電源電圧を分圧する抵抗分圧構成を設けて、電
圧VRの立ち上がり電圧を電源電圧VDDより低い電圧に
することができる。また、Nチャネル・トランジスタ1
0のゲートを制御する電圧VGの発生回路としては、時
定数回路以外に適宜の関数発生回路を使用することがで
きる。
【0030】図5は、所望の関数を示す可変電流源とし
て抵抗回路を用いる一回路図である。複数の抵抗r1
2…rnとスイッチsw1、sw2…swnの直列回路を
並列に接続しスイッチの切り替えにより適宜の変化電流
を出力する。発振回路の出力を計数して計数値に応じて
前記スイッチを切り替えるように構成することができ
る。
【0031】次に、本発明の発振回路の他の実施の形態
を以下詳細に説明する。
【0032】図6は、本発明の第2の実施の形態を示す
図である。インバータ1への供給電流用トランジスタ
5、6と該トランジスタを連続的に制御するカレントミ
ラー回路を構成するトランジスタ6〜9等の回路は図3
の回路構成と同様である。
【0033】本実施の形態においては、インバータ1の
電流供給用のトランジスタ5、6のソース・ドレイン間
に並列にそれぞれPチャネル・トランジスタ11及びN
チャネル・トランジスタ12のソース・ドレイン間を並
列接続し、前記Pチャネル・トランジスタ11及びNチ
ャネル・トランジスタ12は所定の電流値をインバータ
1に供給するように構成したものである。
【0034】供給電流値を決定する固定の電流源に、ゲ
ートをソース側に接続したデプレッション型のNチャネ
ル・トランジスタ16を用い、その出力電流によりカレ
ントミラー回路を構成するトランジスタ15、11及び
同トランジスタ15、13、14を介してそれぞれ前記
Pチャネル・トランジスタ11及びNチャネル・トラン
ジスタ12を制御する。
【0035】インバータ1の供給電流源を2系統とする
ことにより電流量の設定を容易にし、また、連続的な供
給電流を連続的に制御する側のトランジスタ5、6の制
御を遮断領域にまで制御することを可能とする。
【0036】図7は、本発明の発振回路の第3の実施の
形態の構成例を示す図である。
【0037】本実施の形態は、図6に示すインバータ回
路と同様にインバータ1への供給電流を並列接続のトラ
ンジスタ5、6、17、18により行うようにしたもの
であるが、各トランジスタともに1つの可変電流源2に
より電流制御を行うことを可能に構成している。
【0038】Pチャネル・トランジスタ17は、可変電
流源2により制御されるPチャネル・トランジスタ25
とカレントミラー回路を構成することにより電流制御が
行われる。また、Nチャネル・トランジスタ18は同様
に可変電流源2により制御されるPチャネル・トランジ
スタ25とカレントミラー回路を構成するトランジスタ
19及びNチャネル・トランジスタ18とカレントミラ
ー回路を構成するNチャネル・トランジスタ20を介し
て電流制御が行われる。
【0039】また、トランジスタ5、6は、可変電流源
2によりトランジスタ17、18とは逆比例関係で制御
されるようにするため、可変電流源2と逆比例関係の電
流を出力する電流インバータ回路23、24、26が設
けられる。電流インバータ回路はソース・ドレイン間が
並列接続されたPチャネル・トランジスタ23、24と
電流源26とから構成される。Pチャネル・トランジス
タ24はカレントミラー回路を構成するトランジスタ2
5により制御され、電流Iiと比例する電流が流れるの
でトランジスタ23には、電流Ioとその電流値との差
電流が流れる。このため電流Iiの増加/減少は、トラ
ンジスタ23においては電流の減少/増加として現れ
る。トランジスタ23とカレントミラー回路を構成する
トランジスタ5は、このようにして可変電流源2の制御
と逆方向に制御される。同様にトランジスタ6は、トラ
ンジスタ23とカレントミラー回路を構成するトランジ
スタ21及びトランジスタ6とカレントミラー回路を構
成するトランジスタ22とを介して、同様に可変電流源
2の制御とは逆方向に制御される。
【0040】本実施の形態においては、トランジスタ5
とトランジスタ17及びトランジスタ6とトランジスタ
18は、互いに導通制御が逆方向であり、サイズの大き
さの差によりインバータ1に対して供給する電流が制御
される。例えば、トランジスタ5、6とトランジスタ1
7、18とのドレイン電流比を1:2として互いに逆比
例的な電流値の制御を行う。可変電流源2の制御を大き
くしてトランジスタ5、6とトランジスタ17、18と
を遮断から飽和領域まで駆動して、インバータ1に対す
る供給電流を一方のトランジスタから他方のトランジス
タへ切り替える用にすると、1:2の電流変化として連
続的に切り替える制御が可能である。
【0041】また、可変電流源2に代えて電流源26を
可変とし、可変電流源2を固定電流源とすることができ
る。この場合、前記電流比は1:1でも発振の早期開始
及び安定化並びに電流抑制の前記電流制御を実現するこ
とが可能である。また、可変電流源2に加え電流源26
も可変電流源とするように構成することができる。
【0042】図8は、本発明の発振回路の第4の実施の
形態を示す構成図である。本実施の形態ではインバータ
回路の供給電流を制御するトランジスタをインバータ1
一方のトランジスタ3にのみ設けるように構成したもの
である。
【0043】ソースが電源に接続され、ゲートとドレイ
ンが連結される第1のPチャネル・トランジスタ28
と、前記第1のPチャネル・ランジスタ28のドレイン
と接地電位との間に接続された可変電流源2とにより形
成される第1の電流制御回路と、ソースが電源に接続さ
れ、ゲートが前記第1のPチャネル・トランジスタ28
のゲートに接続される第2のPチャネル・トランジスタ
27と、ドレインが前記第2のPチャネル・トランジス
タ27のドレインに接続され、ゲートが第1の外部端子
Oを介して水晶発振子の一端に接続され、ドレインが第
2の外部端子Iを介して前記水晶発振子の他端に接続さ
れる第1のNチャネル・トランジスタ3と、ドレインが
前記第1のNチャネル・トランジスタ3のソースに接続
され、ゲートが前記第1のNチャネル・トランジスタ3
のゲートに接続され、ソースが接地電位に接続される第
2のNチャネル・トランジスタ4と、前記第1および第
2の外部端子との間に接続される抵抗素子Rと、第1及
び第2の外部端子I、Oと接地間に接続されるコンデン
サC1、C2を少なくとも半導体集積回路内に備える。
【0044】図8において、Pチャネル・トランジスタ
28は、Pチャネル・トランジスタ27とカレントミラ
ー回路を構成しており、第1の電流制御回路において、
可変電流源2から電流Iiを出力すると、この電流に基
づきPチャネル・トランジスタ28のゲート・ソース間
には前記電流値に応じた電圧降下が生じ、この電圧値が
第2のPチャネル・トランジスタ27のゲート・ソース
間のバイアス電圧となり、前記Pチャネル・トランジス
タ27のドレイン電流はIiと比例関係を有することに
なる。従って、Pチャネル・トランジスタ27を流れる
電流は可変電流源2により制御でき、可変電流源2の電
流値Iiを発振開始時に最大電流値としその後次第に減
少するように制御することにより、発振の短期間の開始
と安定化を図ることが可能であり、更に連続的な電流制
御によりノイズの発生及びこれによる発振動作への影響
を最小限にすることができる。
【0045】図9は、本発明の発振回路の第5の実施の
形態の構成例を示す図であり、図8に示す発振回路の変
形例である。インバータ1に対する電流供給用のトラン
ジスタをソース・ドレイン間を並列接続したPチャネル
・トランジスタ27、31で構成している。両トランジ
スタは、それぞれ可変電流源2、33に接続されたトラ
ンジスタ28、32により独立に連続的制御を行う。ま
た、可変電流源2、33の一方を固定電流値に設定する
ことも可能である。
【0046】図10は、本発明の発振回路の第6の実施
の形態の構成例を示す図であり、電流供給用のトランジ
スタとしてソース・ドレイン間を並列接続したPチャネ
ル・トランジスタ27、37を有する。前記各トランジ
スタ27、37は、可変電流源2とPチャネル・トラン
ジスタ36、及びPチャネル・トランジスタ34、35
及び電流源38により構成される電流インバータ回路を
介してそれぞれ制御される。図7に示す発振回路と同様
な動作を行うことが可能である。つまり、図7の発振回
路と同様に可変電流源2とともに電流源38を可変電流
源とすることも可能であり、また、可変電流源2は固定
電流源に替え電流源38のみを可変電流源とすることも
可能である。
【0047】図11は、本発明の発振回路の第7の実施
の形態の構成例を示す図である。本実施の形態は、イン
バータ回路をその入出力端子間で並列接続して構成した
実施の形態の発振回路を示す図である。
【0048】第1のインバータ1は常時インバータ動作
を行い、第2のインバータ1’は電源側及び接地側に設
けた電流供給用のPチャネル・トランジスタ43及びN
チャネル・トランジスタ44をカレントミラー回路を構
成するトランジスタ45〜48により連続的に制御され
る構成を有する。
【0049】本実施の形態では、関数発生回路51にお
いて電源投入時点から開始する所定の関数電圧を発生さ
せ、インバータ回路の発振出力を計数回路49によりカ
ウントし、所定カウント値に達した時点を検出回路50
により検出し、その検出時点でインバータの供給電流を
抑制するように関数発生回路51を制御するように構成
する。また、発振開始時点からのインバータ回路の発振
出力を計数回路49によりカウントし、その経時的カウ
ント値に応じて予めプログラムされた発振開始及び安定
化までの所定関数を示す制御電圧を発生させるように、
例えば、図5に示す抵抗回路を使用した関数発生回路5
1を制御するように構成することができる。
【0050】勿論、第1及び第2のインバータ1、1’
の両方の供給電流を制御するようにそれぞれの回路に電
流制御用のトランジスタを接続しカレントミラー回路に
より両者を制御するように構成することができる。ま
た、電流制御の構成としては、図6、図7に示す構成を
採用することができる。
【0051】以上の本発明の発振回路の説明において
は、インバータ回路のCMOSトランジスタ接続構成に
ドレイン電流路の直結構成のものを示したが、直流素子
を介した適宜のインバータ構成を採用することも可能で
ある。また、カレントミラー回路はMOSトランジスタ
のサイズ比により所望の電流利得が得られるように設計
することができる。
【0052】また、前記個々の実施の形態において示し
たCMOSインバータと電源側又は接地側の間の1又は
複数のMOSトランジスタ電流路の構成、前記1又は複
数のMOSトランジスタを制御するカレントミラー回路
の構成、前記カレントミラー回路を制御する可変電流源
の構成において、それぞれ互いに他の実施の形態の発振
回路又はインバータ回路において転用し組み合わせたも
のは、本発明の更に他の実施の形態となることは云うま
でもない。
【0053】
【発明の効果】本発明によれば、発振回路の起動時に大
きな電流を供給し、次第に電流を減少させ連続的に供給
電流を制御するようにインバータ回路を構成しており、
電流値を発振安定前後で調整するので、確実に発振を開
始させることができるとともに、発振安定までの時間を
短縮しながら定常的な消費電流の低減をはかることがで
きる。
【0054】また、インバータ回路のハイ側及びロウ側
にそれぞれ同等の電流源を設け連続的に電流値の調整を
行うように構成することにより、電流削減時に発振波形
に対する影響を防止することができる。特に、同じ電流
源からカレントミラー回路によりインバータ回路のハイ
側及びロウ側の電流を等しく制御するように構成する
と、トランジスタの製造上のばらつきに対してハイ側及
びロウ側のバランスをとることが可能となる。
【0055】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の発振回路の基本原理を示す図である。
【図2】本発明の発振回路の第1の実施の形態のインバ
ータ回路部分を示す図である。
【図3】本実施の形態のインバータ回路の電流制御の一
例を示す図である。
【図4】発振開始時点以降の動作特性を示す図である。
【図5】電流制御部の他の例を示す図である。
【図6】本発明の発振回路の第2の実施の形態を示す図
である。
【図7】本発明の発振回路の第3の実施の形態を示す図
である。
【図8】本発明の発振回路の第4の実施の形態を示す図
である。
【図9】本発明の発振回路の第5の実施の形態を示す図
である。
【図10】本発明の発振回路の第6の実施の形態を示す
図である。
【図11】本発明の発振回路の第7の実施の形態を示す
図である。
【図12】従来の発振回路の基本構成を示す図である。
【図13】発振回路の第1の従来例を示す図である。
【図14】発振回路の第2の従来例を示す図である。
【符号の説明】
1 インバータ 2 連続調整可能な可変電流源 C1、C2、C3 コンデンサ R、R1、R2、R3 抵抗 I 入力端子 O 出力端子 X 水晶振動子 OP1、OP2 オペアンプ VDD 電源 r1…rn 抵抗 sw1…swn スイッチ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CMOSトランジスタを用いたインバー
    タ回路の入出力端子間に電気機械振動子を設けた発振回
    路において、 前記インバータ回路の電源端子と電源との間に接続した
    電流値を連続的に制御可能な電流源回路と、前記電流源
    回路の電流を発振開始時に大きい電流値とし安定発振時
    には前記電流値以下の電流となるように連続的に制御す
    る電流制御回路とを有することを特徴とする発振回路。
  2. 【請求項2】 CMOSトランジスタを用いたインバー
    タ回路の入出力端子間に電気機械振動子を設けた発振回
    路において、 前記インバータ回路は、ゲート電極及びドレイン電極間
    をそれぞれ相互接続したPチャネル型MOSトランジス
    タ及びNチャネル型MOSトランジスタと、前記Pチャ
    ネル型MOSトランジスタ及びNチャネル型MOSトラ
    ンジスタのソース電極と電源端子間の少なくとも一方の
    接続路に接続されたMOS型トランジスタと、前記MO
    S型トランジスタのドレイン・ソース間電流を発振開始
    時に大きい電流値とし安定発振時には前記電流値以下の
    電流となるようにゲート電極を連続的に制御する制御バ
    イアス電圧を出力する電流制御回路とを有することを特
    徴とする発振回路。
  3. 【請求項3】 前記MOS型トランジスタのドレイン・
    ソース間にドレイン・ソースを接続した並列接続のMO
    S型トランジスタと、前記並列接続のMOS型トランジ
    スタのドレイン・ソース間電流を固定電流となるように
    ゲート電極を制御する固定バイアス回路とを有すること
    を特徴とする請求項2記載の発振回路。
  4. 【請求項4】 前記MOS型トランジスタのドレイン・
    ソース間にドレイン・ソースを接続した並列接続のMO
    S型トランジスタと、前記並列接続のMOS型トランジ
    スタのドレイン・ソース間電流が前記MOS型トランジ
    スタのドレイン・ソース間電流の制御と略逆方向となる
    ように前記制御バイアス電圧を反転したバイアス電圧に
    よりゲート電極を制御するバイアス電圧反転回路とを有
    することを特徴とする請求項2記載の発振回路。
  5. 【請求項5】 前記電流制御回路は、前記MOSトラン
    ジスタとカレントミラー回路を構成し前記MOSトラン
    ジスタのゲート・ソース間バイアス電圧を制御するMO
    Sトランジスタを含むことを特徴とする請求項2、3又
    は4記載の発振回路。
  6. 【請求項6】 CMOSトランジスタを用いたインバー
    タ回路の入出力端子間に電気機械振動子を設けた発振回
    路において、 前記インバータ回路は入出力端子間を相互接続した複数
    のインバータから構成され、前記複数のインバータにう
    ち少なくとも1つのインバータの電源端子と電源との間
    に接続した電流値を連続的に制御可能な電流源回路と、
    前記電流源回路の電流を発振開始時に大きい電流とし安
    定発振時には前記電流値以下の電流値となるように連続
    的に制御する電流制御回路とを有することを特徴とする
    発振回路。
  7. 【請求項7】 CMOSトランジスタを用いたインバー
    タ回路の入出力端子間に電気機械振動子を設けた発振回
    路において、 前記インバータ回路は、ゲート電極及びドレイン電極間
    をそれぞれ相互接続したPチャネル型MOSトランジス
    タ及びNチャネル型MOSトランジスタからなり、入出
    力端子間を相互接続した複数のインバータで構成され、
    前記複数のインバータのうち少なくとも1つのインバー
    タは、前記Pチャネル型MOSトランジスタ及びNチャ
    ネル型MOSトランジスタのソース電極と電源端子間の
    少なくとも一方の接続路に接続されたMOS型トランジ
    スタと、前記MOS型トランジスタのドレイン・ソース
    間電流を発振開始時に大きい電流値とし安定発振時には
    前記電流値以下となるようにゲート電極を連続的に制御
    する制御バイアス電圧を出力する電流制御回路とを有す
    ることを特徴とする発振回路。
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