JPH11298167A - 各種機器のケーブル用開口の閉止構造 - Google Patents

各種機器のケーブル用開口の閉止構造

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JPH11298167A
JPH11298167A JP11610598A JP11610598A JPH11298167A JP H11298167 A JPH11298167 A JP H11298167A JP 11610598 A JP11610598 A JP 11610598A JP 11610598 A JP11610598 A JP 11610598A JP H11298167 A JPH11298167 A JP H11298167A
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JP
Japan
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cable
cover
closing
plate member
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Application number
JP11610598A
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English (en)
Inventor
Masatsugu Matsumoto
政嗣 松本
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Toyo Communication Equipment Co Ltd
Original Assignee
Toyo Communication Equipment Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信機器、情報端末装置、OA機器等の各種
機器に設けられるケーブル用開口の閉止構造において、
機器シャーシに設けたケーブル用開口にケーブルを挿通
した状態で該開口を閉止したり、ケーブルを挿通しない
状態で該開口を閉止する閉止機能を一つのカバーで実現
できるようにした各種機器のケーブル用開口の閉止構造
の提供。 【解決手段】 ケーブルを機器内部に導入、或は機器内
部から機器外部に導出するためのケーブル用開口25を
シャーシ23に備えるとともに、該ケーブル用開口に着
脱自在に装着されてこれを閉止するカバー39を備えた
機器において、カバーは2枚の板部材をL字状に一体化
した構成を有し、該カバーを構成する2つの板部材はい
ずれも上記ケーブル用開口を閉止し得る外形輪郭を有
し、一方の板部材はケーブルを導出入させるための開口
24を有すると共に、他方の板部材はケーブル用開口を
閉止する目隠し板となっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は通信機器、情報端末
装置、OA機器等の各種機器に設けられるケーブル用開
口の閉止構造の改良に関し、詳細には機器シャーシに設
けたケーブル用開口にケーブルを挿通した状態で該開口
を閉止したり、ケーブルを挿通しない状態で該開口を閉
止する閉止機能を一つのカバーで実現できるようにした
各種機器のケーブル用開口の閉止構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】通信機器、情報端末装置、OA機器等の
各種機器にあっては、機器内部からケーブルを外部に導
出したり、或は外部から機器内部にケーブルを導入する
為の開口をシャーシ適所に備えている。上記各種機器に
おいて信号用ケーブルや光ケーブル等を用いて他の機器
との間の接続を行う場合には、例えば、図4(a) に示す
ように機器1のシャーシ2の下部に設けたケーブル用開
口3内に挿通されたケーブル4を介して機器内部の電装
部と外部機器10との接続が行われる。図4(b) の符号
5はケーブル用開口3を閉止する為のカバーを示してい
る。カバー5は、単なる目隠し板6の適所に、ケーブル
用開口3の内周縁と係合する板バネ等の係止部材7を設
けた構成を有するものであるため、図4(a) のように開
口3内にケーブルが挿通されている場合には開口3を閉
止することができない一方で、ケーブルが挿通されてい
ない場合には開口3を閉止することができる。開口3を
閉止する理由は、シャーシ外部から塵埃や水滴や鼠や昆
虫等が侵入することを防止する点にあるが、従来のカバ
ー5はケーブル挿通時に開口3を閉止することができな
い為、開口の内周縁とケーブルとの間の間隙から塵埃、
水滴、鼠、昆虫等が機器内部に侵入して機器の故障、破
損等の不具合をもたらす被害を防ぐことができなかっ
た。また、このカバー5はケーブルを挿通しない時にの
み使用される為、非使用時における保管、管理が面倒で
あり、紛失したり、破損することが少なくない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、通信機器、情報端末装置、OA機器等の各
種機器に設けられるケーブル用開口の閉止構造におい
て、機器シャーシに設けたケーブル用開口にケーブルを
挿通した状態で該開口を閉止したり、ケーブルを挿通し
ない状態で該開口を閉止する閉止機能を一つのカバーで
実現できるようにした各種機器のケーブル用開口の閉止
構造を提供することにある。即ち、ケーブル挿通の有無
に関係なく、開口を閉止する為にカバーを使用するの
で、非使用時にカバーを保管、管理する必要がなく、カ
バーの紛失、損傷を防止し、しかもケーブル挿通時に開
口を閉止することにより異物の侵入を防止することを目
的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するた
め、請求項1の発明は、ケーブルを機器内部に導入、或
は機器内部から機器外部に導出するためのケーブル用開
口をシャーシに備えるとともに、該ケーブル用開口に着
脱自在に装着されてこれを閉止するカバーを備えた機器
において、上記カバーは2枚の板部材をL字状に一体化
した構成を有し、該カバーを構成する2つの板部材はい
ずれも上記ケーブル用開口を閉止し得る外形輪郭を有
し、一方の板部材はケーブルを導出入させるための開口
を有すると共に、他方の板部材はケーブル用開口を閉止
する目隠し板となっていることを特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示した形態
例により詳細に説明する。図1(a) は本発明の一形態例
の閉止構造を備えた機器の全体構成図、(b) は閉止構造
を説明する為の分解斜視図である。また、図2はカバー
を目隠し板として使用する場合の斜視図である。図1
(a) に示した機器21の外装部は、(b) に示すようにシ
ャーシ23上にキャビネットカバー22を被せた構成を
有し、キャビネットカバー22を矢印方向に移動させる
ことによりシャーシ23が露出される。キャビネットカ
バー22にはシャーシ23に形成したケーブル用開口2
5と連通する開口24が形成されているため、キャビネ
ットカバー22を被せた状態であっても、ケーブル用開
口25内にケーブルを挿通する妨げとなることはない。
図1(b) に示した閉止構造は、シャーシ23側に設けた
ケーブル用開口25と、ケーブル用開口25の左右両内
壁下部に設けた段差状の係止片26と、各係止片26に
形成した固定用タップ27と、シャーシ23の底面適所
に突設した受け部28と、閉止用カバー30とから成
る。受け部28は、シャーシ底面適所をコ字状に切欠く
ことによって形成した部分を図示のように逆L字状に屈
曲させてケーブル用開口25側に向けて先端部28aを
水平に突出させることにより形成する。このため、先端
部28aとシャーシ底面との間には被係止空所29が形
成される。閉止用カバー30は、2枚の板部材31、3
2をL字状、つまり90度の角度をもって一体化した構
成を有しており、各板部材31、32の外形輪郭は、形
状、寸法ともにほぼ同等に構成されている。即ち、板部
材31はケーブルをケーブル用開口25内に挿通する際
に該開口25を閉止するために用いられる部分であり、
板部材31の板面にはケーブルを挿通させる為の開口3
5を形成し、更に、先端縁には上記被係止空所29内に
嵌合する係止突起36を突出する。また、他方の板部材
32との連結部に近い位置の両端部にはクランク状に屈
曲した屈曲部37が設けられ、この屈曲部37にはシャ
ーシ側の固定用タップ27と整合するタップ38が形成
されている。また、他方の板部材32は開口を有しない
目隠し板であり、その先端縁には一方の板部材31に設
けた係止突起36と対称形状をなす係止突起40が形成
されると共に、両板部材の連結部に近い位置には屈曲部
37と対称形状の屈曲部41及びタップ42が形成され
ている。各屈曲部37、41の高さ及び幅は、シャーシ
側の閉止片26の高さ及び幅とほぼ同等となるように寸
法設定する。図1(b) は一方の板部材31を利用してケ
ーブル用開口25を閉止する場合におけるカバー装着直
前の状態を示しているが、図2は他方の板部材32を用
いてケーブル用開口25を閉止する際の状態を示してい
る。つまり、閉止用カバーは、リバーシブルな使用が可
能である。
【0006】図3(a) (b) は閉止用カバーを用いてケー
ブル用開口を閉止する手順を示す断面図であり、ここで
は一方の板部材31を用いて閉止する場合を示している
為、ケーブルCを開口35に挿通した状態で、閉止用カ
バー30の他方の板部材32側をケーブル用開口25内
に差し入れる。この際、一方の板部材31側の屈曲部3
7が、シャーシ側の係止片26を乗り越えるように差込
み、(b) のように他方の板部材32がシャーシ23の内
底面に着座してその先端縁の係止部40が被係止空所2
9内に係止されるようにセットする。この状態におい
て、屈曲部37の外側面が係止片26の内側面に密着
し、両タップ38、27同士が連通状態になる為、両タ
ップ38、27をネジ等45にて締結することにより、
閉止用カバー30の取り付けが完了する。この閉止状態
においては、ケーブルCは開口35の内壁に緊密に接触
しているので、ケーブルCが開口を閉止した状態とな
り、開口35を介しての異物の侵入を防止することがで
きる。また、図2に示すように他方の板部材32を用い
てケーブル用開口25を閉止する場合にも、図3(a)
(b) と同様の手順による操作が行われる。この場合に
は、一方の板部材31がシャーシ23の内底面に着座
し、屈曲部41と係止部26とが密着した状態となって
ネジ等によりタップ42、27間を締結する。この場合
には、目隠し板である他方の板部材32がケーブル用開
口25を完全に閉止することとなるので、ケーブルを挿
通していない時の異物の侵入を防止できる。このように
本発明において使用する閉止用カバー30によれば、一
つのカバーによって、シャーシに設けたケーブル用開口
にケーブルを挿通した状態での閉止と、挿通しない状態
での閉止の両方を実現できるので、この閉止用カバーは
常にシャーシ23に固定されることとなり、これを保
管、管理する手間が省け、保管中における紛失、損傷等
を防止することができる。なお、図示した形態例は一例
に過ぎず、細部については種々変更可能である。例え
ば、屈曲部37、41を設けずに、各板部材31、32
をフラットな形状としてもよいし、係止部36、40を
設けずに各板部材の端縁を直接被係止空所29内に係止
してもよい。更に、開口25、35の形状も図示のもの
に限定されるわけではなく、挿通するケーブルの太さ、
形状等に応じて種々変更可能である。
【0007】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、通信機
器、情報端末装置、OA機器等の各種機器に設けられる
ケーブル用開口の閉止構造において、機器シャーシに設
けたケーブル用開口にケーブルを挿通した状態で該開口
を閉止したり、ケーブルを挿通しない状態で該開口を閉
止する閉止機能を一つのカバーで実現できるようにした
各種機器のケーブル用開口の閉止構造を提供することが
できる。即ち、ケーブル挿通の有無に関係なく、開口を
閉止する為にカバーを使用するので、非使用時にカバー
を保管、管理する必要がなく、カバーの紛失、損傷を防
止し、しかもケーブル挿通時に開口を閉止することによ
り異物の侵入を防止することができる。更に詳細には、
本発明では閉止用カバーとして、2枚の板部材をL字型
に一体化したものを用い、一方の板部材にはケーブル挿
通用の開口を設け、他方の板部材は目隠し板とした。更
に、シャーシ側に設けたケーブル用開口の内周縁に設け
た係止片と閉止用カバーとをネジにて着脱可能に構成し
た。この際、閉止用カバーを構成する両板部材は同等の
外径輪郭を有しているので、いずれの板部材を用いても
ケーブル用開口を閉止することができる。つまり、閉止
用カバーはケースル用開口に対してリバーシブルに取り
付けることができ、一方の板部材を用いて閉止した場合
には該板部材に形成した開口を介して機器内外にケーブ
ルの挿通が可能となり、他方の板部材を用いて閉止した
場合にはケーブル用開口を完全に閉止することができ
る。従って、ケーブル用開口内にケーブルを挿通しない
場合は勿論、ケーブルを挿通する場合であっても、ケー
ブル用開口を介して塵埃、雨水、鼠、昆虫等の異物が機
器内に侵入して故障、誤動作、破損等をもたらすことを
防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a) は本発明の一形態例の閉止構造を備えた機
器の全体構成図、(b) は閉止構造を説明する為の分解斜
視図である。
【図2】カバーを目隠し板として使用する場合の斜視図
である。
【図3】(a) (b) は閉止用カバーを用いてケーブル用開
口を閉止する手順を示す断面図である。
【図4】(a) 及び(b) は従来例の欠点を説明する為の図
である。
【符号の説明】
21 機器、22 キャビネットカバー、23 シャー
シ、24 開口、25ケーブル用開口、26 係止片、
27 固定用タップ、28 受け部、29 被係止空
所、30 閉止用カバー、31 一方の板部材、32
他方の板部材、36 係止部、37 屈曲部、38 タ
ップ、40 係止突起、41 屈曲部、42 タップ、
45 ネジ等。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーブルを機器内部に導入、或は機器内
    部から機器外部に導出するためのケーブル用開口をシャ
    ーシに備えるとともに、該ケーブル用開口に着脱自在に
    装着されてこれを閉止するカバーを備えた機器におい
    て、 上記カバーは2枚の板部材をL字状に一体化した構成を
    有し、該カバーを構成する2つの板部材はいずれも上記
    ケーブル用開口を閉止し得る外形輪郭を有し、 一方の板部材はケーブルを導出入させるための開口を有
    すると共に、他方の板部材はケーブル用開口を閉止する
    目隠し板となっていることを特徴とする各種機器のケー
    ブル用開口の閉止構造。
JP11610598A 1998-04-10 1998-04-10 各種機器のケーブル用開口の閉止構造 Pending JPH11298167A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001308558A (ja) * 2000-04-21 2001-11-02 Oki Electric Ind Co Ltd 電気装置の筐体
KR20210046319A (ko) * 2019-10-18 2021-04-28 한국전력공사 선택적 개방구조로 이루어진 스마트 랙장치

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