JPH11297A - 袋の形態を有するウェットティッシュ - Google Patents
袋の形態を有するウェットティッシュInfo
- Publication number
- JPH11297A JPH11297A JP17095297A JP17095297A JPH11297A JP H11297 A JPH11297 A JP H11297A JP 17095297 A JP17095297 A JP 17095297A JP 17095297 A JP17095297 A JP 17095297A JP H11297 A JPH11297 A JP H11297A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- wet tissue
- liquid agent
- bag
- carry
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Cleaning Implements For Floors, Carpets, Furniture, Walls, And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 袋状に形成し、使用時に手指を挿入する
ことにより含浸された液剤と手指の接触を回避すること
が出来るようにしたウェットティッシュを提供せんとす
るものである。 【解決手段】 一辺を開口して手指を挿入可能とした袋
形状に形成され、少なくとも一面を液剤含浸シートで形
成し、該液剤含浸シートの内面を防水性としたことを特
徴とする。
ことにより含浸された液剤と手指の接触を回避すること
が出来るようにしたウェットティッシュを提供せんとす
るものである。 【解決手段】 一辺を開口して手指を挿入可能とした袋
形状に形成され、少なくとも一面を液剤含浸シートで形
成し、該液剤含浸シートの内面を防水性としたことを特
徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する分野】この発明は、袋状の形態に形成さ
れ、使用時に手を挿入して使用可能としたウェットティ
ッシュに関する。
れ、使用時に手を挿入して使用可能としたウェットティ
ッシュに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、不織布に洗浄剤、消毒剤等の液剤
を含浸させたウェットティッシュは公知である。従来公
知のウェットティッシュは、通常方形のシートの形態を
有し、収納袋や容器から一枚ずつ手で取り出して使用す
る。このため、必然的にウェットティッシュに含まれた
液剤と手指の接触を避けることが出来ず、液剤が手指に
付着する問題があった。
を含浸させたウェットティッシュは公知である。従来公
知のウェットティッシュは、通常方形のシートの形態を
有し、収納袋や容器から一枚ずつ手で取り出して使用す
る。このため、必然的にウェットティッシュに含まれた
液剤と手指の接触を避けることが出来ず、液剤が手指に
付着する問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、袋状に形
成し、使用時に手指を挿入することにより含浸された液
剤と手指の接触を回避することが出来るようにしたウェ
ットティッシュを提供せんとするものである。
成し、使用時に手指を挿入することにより含浸された液
剤と手指の接触を回避することが出来るようにしたウェ
ットティッシュを提供せんとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
にこの発明が採った手段は、一辺を開口して手指を挿入
可能とした袋形状に形成され、少なくとも一面を液剤含
浸シートで形成し、該液剤含浸シートの内面を防水性と
したことを特徴とする。
にこの発明が採った手段は、一辺を開口して手指を挿入
可能とした袋形状に形成され、少なくとも一面を液剤含
浸シートで形成し、該液剤含浸シートの内面を防水性と
したことを特徴とする。
【0005】ウェットティッシュは、キャリーシート上
に担持させてもよい。又、液剤含浸シートは不織布で形
成するのが好ましい。更に、手袋の形状に形成してもよ
い。
に担持させてもよい。又、液剤含浸シートは不織布で形
成するのが好ましい。更に、手袋の形状に形成してもよ
い。
【0006】
【発明の実施の形態】この発明の好ましい実施の形態
を、以下に詳細に説明する。図において(1)は、この発
明に係るウェットティッシュを示し、袋状の形態に形成
され、開口から手指を挿入して使用する。該ウェットテ
ィッシュ(1)は、図4に示すように液剤含浸シート(2)
と、袋形成シート(3)からなり、液剤含浸シート(2)の
内面は防水性シート(4)等により、液剤に対して非浸透
性に形成される。液剤含浸シート(2)と袋形成シート
(3)は、非接着状態で重畳され、一辺を残して周辺は互
いに接合され袋形状に形成される。液剤含浸シート(2)
には、洗浄剤、消毒剤等の所望の液剤が含浸される。含
浸する液剤は、洗浄剤、消毒剤に限られるものではな
く、ドライシャンプー剤、サンオイルその他適宜の液剤
を使用することが出来る。使用に際しては、ウェットテ
ィッシュ(1)の開放された一辺から手指を挿入して、液
剤含浸シートに含浸された液剤を所望の部位に塗布す
る。このとき液剤と手指の接触を回避することが出来る
ため、液剤が手指に付着することがなくなる。
を、以下に詳細に説明する。図において(1)は、この発
明に係るウェットティッシュを示し、袋状の形態に形成
され、開口から手指を挿入して使用する。該ウェットテ
ィッシュ(1)は、図4に示すように液剤含浸シート(2)
と、袋形成シート(3)からなり、液剤含浸シート(2)の
内面は防水性シート(4)等により、液剤に対して非浸透
性に形成される。液剤含浸シート(2)と袋形成シート
(3)は、非接着状態で重畳され、一辺を残して周辺は互
いに接合され袋形状に形成される。液剤含浸シート(2)
には、洗浄剤、消毒剤等の所望の液剤が含浸される。含
浸する液剤は、洗浄剤、消毒剤に限られるものではな
く、ドライシャンプー剤、サンオイルその他適宜の液剤
を使用することが出来る。使用に際しては、ウェットテ
ィッシュ(1)の開放された一辺から手指を挿入して、液
剤含浸シートに含浸された液剤を所望の部位に塗布す
る。このとき液剤と手指の接触を回避することが出来る
ため、液剤が手指に付着することがなくなる。
【0007】液剤含浸シート(2)は、液剤を含浸し得る
不織布、紙、布等で形成される。不織布としては、例え
ばレーヨン、コットン等の親水性繊維を含有する、スパ
ンレース不織布やサーマルボンド不織布等が適当であ
る。袋形成シート(3)は、液剤含浸シート(2)と同様の
不織布或は樹脂シート、紙、布等を使用することが出来
る。防水性シート(4)は、液剤に対して非浸透性の樹脂
シート、樹脂フィルム等が適当であるが、防水性シート
による防水に代わって、液剤含浸シート(2)の一面を防
水処理してもよい。防水性シート(4)は、液剤含浸シー
ト(2)に積層して一体化しても、或は単に重畳するのみ
でもよい。図示の実施形態を参照して、ウェットティッ
シュ(1)は手袋形状に形成されているが、方形の袋形状
に形成してもよいことは勿論である。図示の実施形態で
は、袋状のウェットティッシュ(1)の一面のみを液剤含
浸シート(2)で形成したが、袋形成シート(3)に代わっ
て内面を防水性とした液剤含浸シート(2)で袋体の両面
を形成し、ウェットティッシュの両面に液剤を含浸させ
たものとしてもよい。
不織布、紙、布等で形成される。不織布としては、例え
ばレーヨン、コットン等の親水性繊維を含有する、スパ
ンレース不織布やサーマルボンド不織布等が適当であ
る。袋形成シート(3)は、液剤含浸シート(2)と同様の
不織布或は樹脂シート、紙、布等を使用することが出来
る。防水性シート(4)は、液剤に対して非浸透性の樹脂
シート、樹脂フィルム等が適当であるが、防水性シート
による防水に代わって、液剤含浸シート(2)の一面を防
水処理してもよい。防水性シート(4)は、液剤含浸シー
ト(2)に積層して一体化しても、或は単に重畳するのみ
でもよい。図示の実施形態を参照して、ウェットティッ
シュ(1)は手袋形状に形成されているが、方形の袋形状
に形成してもよいことは勿論である。図示の実施形態で
は、袋状のウェットティッシュ(1)の一面のみを液剤含
浸シート(2)で形成したが、袋形成シート(3)に代わっ
て内面を防水性とした液剤含浸シート(2)で袋体の両面
を形成し、ウェットティッシュの両面に液剤を含浸させ
たものとしてもよい。
【0008】この発明のウェットティッシュ(1)は、図
面に示すように、キャリーシート(5)上に担持させて、
キャリーシート(5)と共に製造し、或は包装、販売のた
めに折り畳むのが好ましい。ウェットティッシュ(1)を
手袋形状に形成した場合、個々に独立した形態では、包
装や使用時の取出に不便であるが、キャリーシート(5)
上に担持させ、図2,3に示すキャリーシート(5)を折
り畳むことにより、ウェットティッシュ(1)を包装し易
い形態にすることが出来ると共に、図5〜7に示すよう
にキャリーシート(5)上に担持させた状態でウェットテ
ィッシュ(1)内に手指を挿入してキャリーシート(5)か
ら取り外して使用することが可能となり、使用時に含浸
された液剤に手指が触れるのを回避するのが容易とな
る。開口部をヒートシール又は粘着剤等で封鎖してお
き、液剤を不織布に含浸させる際及び保管時に、液剤が
袋形状の内面に付着するのを防止することが好ましい。
使用する時は、当該封鎖部分を切り開いて開口部を形成
させる。
面に示すように、キャリーシート(5)上に担持させて、
キャリーシート(5)と共に製造し、或は包装、販売のた
めに折り畳むのが好ましい。ウェットティッシュ(1)を
手袋形状に形成した場合、個々に独立した形態では、包
装や使用時の取出に不便であるが、キャリーシート(5)
上に担持させ、図2,3に示すキャリーシート(5)を折
り畳むことにより、ウェットティッシュ(1)を包装し易
い形態にすることが出来ると共に、図5〜7に示すよう
にキャリーシート(5)上に担持させた状態でウェットテ
ィッシュ(1)内に手指を挿入してキャリーシート(5)か
ら取り外して使用することが可能となり、使用時に含浸
された液剤に手指が触れるのを回避するのが容易とな
る。開口部をヒートシール又は粘着剤等で封鎖してお
き、液剤を不織布に含浸させる際及び保管時に、液剤が
袋形状の内面に付着するのを防止することが好ましい。
使用する時は、当該封鎖部分を切り開いて開口部を形成
させる。
【0009】この発明のウェットティッシュ(1)をキャ
リーシート(5)上に担持させて製造する一つの好ましい
製造法としては、例えばポリエチレンテレフタレート
(PET)のキャリーシート(5)上に不織布、防水性シ
ート、不織布を順次積層し、キャリーシート(5)以外の
素材を所定の形状に熱接着しつつ溶断して、図2,3に
示すような形態に形成する。ウェットティッシュ(1)の
開口された一辺をキャリーシート(5)の一辺と一致させ
ると共に、図5に示すようにキャリーシート(5)の一辺
を不織布と防水性シートとの間に折り込んで、ウェット
ティッシュ(1)内への手指の挿入を容易とし、液剤が手
指に附着しないようにする。製造後、最外部に位置する
不織布に所望の液剤を含浸させる。使用に際しては、図
6に示すようにキャリーシート(5)の折り返しにより分
離された不織布と防水性シートとの間に手指を挿入し
て、キャリーシート(5)から引き剥がす。
リーシート(5)上に担持させて製造する一つの好ましい
製造法としては、例えばポリエチレンテレフタレート
(PET)のキャリーシート(5)上に不織布、防水性シ
ート、不織布を順次積層し、キャリーシート(5)以外の
素材を所定の形状に熱接着しつつ溶断して、図2,3に
示すような形態に形成する。ウェットティッシュ(1)の
開口された一辺をキャリーシート(5)の一辺と一致させ
ると共に、図5に示すようにキャリーシート(5)の一辺
を不織布と防水性シートとの間に折り込んで、ウェット
ティッシュ(1)内への手指の挿入を容易とし、液剤が手
指に附着しないようにする。製造後、最外部に位置する
不織布に所望の液剤を含浸させる。使用に際しては、図
6に示すようにキャリーシート(5)の折り返しにより分
離された不織布と防水性シートとの間に手指を挿入し
て、キャリーシート(5)から引き剥がす。
【0010】
【発明の効果】この発明によれば、含浸した液剤で手指
を汚すことなくウェットティッシュを使用することが可
能となる。
を汚すことなくウェットティッシュを使用することが可
能となる。
【図1】この発明に係るウェットティッシュの斜視図
【図2】キャリーシートに担持し包装のために折り畳ん
だ状態を示す斜視図
だ状態を示す斜視図
【図3】キャリーシートに担持した平面図
【図4】断面図
【図5】図3A−A’線に沿った断面図
【図6】手指を挿入した状態の断面図
【図7】キャリーシートから分離した状態の断面図
(1)ウェットティッシュ (2)液剤含浸シート (3)袋形成シート (4)防水性シート (5)キャリーシート
Claims (5)
- 【請求項1】一辺を開口して手指を挿入可能とした袋形
状に形成され、少なくとも一面を液剤含浸シートで形成
し、該液剤含浸シートの内面を防水性としたことを特徴
とする袋の形態を有するウェットティッシュ。 - 【請求項2】キャリーシート上に担持したことを特徴と
する請求項1記載のウェットティッシュ。 - 【請求項3】液剤含浸シートが、不織布であることを特
徴とする請求項1又は2記載のウェットティッシュ。 - 【請求項4】手袋の形状に形成されていることを特徴と
する請求項1乃至3のいずれかに記載のウェットティッ
シュ。 - 【請求項5】開口部を封鎖し、使用時に開放自在とした
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のウ
ェットティッシュ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17095297A JPH11297A (ja) | 1997-06-12 | 1997-06-12 | 袋の形態を有するウェットティッシュ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17095297A JPH11297A (ja) | 1997-06-12 | 1997-06-12 | 袋の形態を有するウェットティッシュ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11297A true JPH11297A (ja) | 1999-01-06 |
Family
ID=15914430
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17095297A Withdrawn JPH11297A (ja) | 1997-06-12 | 1997-06-12 | 袋の形態を有するウェットティッシュ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11297A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7784710B2 (en) | 2002-06-08 | 2010-08-31 | Ian Robert Thomson | Delivery system for a medicament or well-being enhancing composition |
KR200451719Y1 (ko) | 2010-09-07 | 2011-01-07 | 황의창 | 위생 티슈 |
-
1997
- 1997-06-12 JP JP17095297A patent/JPH11297A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7784710B2 (en) | 2002-06-08 | 2010-08-31 | Ian Robert Thomson | Delivery system for a medicament or well-being enhancing composition |
KR200451719Y1 (ko) | 2010-09-07 | 2011-01-07 | 황의창 | 위생 티슈 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040907 |