JPH11296866A - 光ディスク装置 - Google Patents

光ディスク装置

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JPH11296866A
JPH11296866A JP2556599A JP2556599A JPH11296866A JP H11296866 A JPH11296866 A JP H11296866A JP 2556599 A JP2556599 A JP 2556599A JP 2556599 A JP2556599 A JP 2556599A JP H11296866 A JPH11296866 A JP H11296866A
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Masahiro Inada
真寛 稲田
Yoshito Saji
義人 佐治
Masaomi Inoue
雅臣 井上
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ノートパソコンにも搭載可能な小型・薄型の
光ディスク装置を提供する。 【解決手段】 本発明の光ディスク装置100は、光デ
ィスク10に信号を記録・再生を行う光ピックアップ1
と、前記光ピックアップ1を支持し、前記光ディスク1
0の半径方向における前記光ピックアップ1の移動を案
内するガイド体と、前記ガイド体を保護する上カバー9
と、前記ガイド体を保護する下カバー43と、前記ガイ
ド体を内部に支持するベースシャーシ3とを備えてい
る。前記光ディスク10の外周側における前記上カバー
9と前記下カバー43との間の高さが、前記光ディスク
10の内周側における前記上カバー9と前記下カバー4
3との間の高さより高い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、DVD等の高密度
・高容量型のディスク状記録媒体を記録または再生する
光ディスク装置に関し、特に、家庭用映像機器やコンピ
ュータの周辺装置として用いられる小型および/または
薄型光ディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】CD−ROMに代表される光ディスク装
置では、ノートパソコンへの搭載のために、小型・薄型
化が急速に進みつつある。
【0003】一般に、光ディスク装置について小型・薄
型化を図った場合、振動スペースや可動スペースなどの
十分なクリアランスを確保することが困難である。光デ
ィスク装置内に構成される部品の搭載スペースに制限を
受けるからである。
【0004】このような搭載スペースの制限を受ける小
型・薄型化された光ディスク装置の従来の製品例とし
て、高さ12.7mmのCD−ROMドライブがあり、
それはノートパソコンに搭載され、市場に出回ってい
る。
【0005】高さ12.7mmのCD−ROMドライブ
は、光ピックアップと、ディスククランプ機構を有した
ディスクモータと、光ピックアップおよびディスクモー
タを支持するベースシャーシと、ベースシャーシをダン
パを介して支持するトレーと、回路部等を搭載し、トレ
ーを前後方向にスライド可能に支持する外装部と、光ピ
ックアップと本体部と接続する配線部材とからなる。
【0006】一方、現在、CDの8倍の記録容量を誇る
DVDが一躍脚光を浴びており、DVDフォーマットに
よる光ディスクを用いたDVDプレーヤやDVD−RO
Mが、すでに市場投入され始めている。
【0007】一般に、光ディスクの記録面が対物レンズ
の光軸に対して傾いていると、光学系のNA値(開口
数)の3乗に比例して波面収差が発生する。ところが、
DVDにおいては高密度記録再生を行う光ピックアップ
の光学系のNA値(0.6)は、CDのNA値(0.4
5)より大きく設定されている。このため、わずかな光
軸の傾きでジッタが大きくなる。
【0008】従ってDVDの光ディスク装置では、ジッ
タを改善するためチルト角(光ピックアップの光軸とデ
ィスク記録面との傾き角)を調整するメカニズムが必要
になる。チルト角を調整するメカニズムにはディスクモ
ータを傾斜させるもの、光ピックアップを傾斜させるも
の、ガイド軸を傾斜させるもの等があるが、これらの調
整メカニズムにおいて、ディスクモータ、光ピックアッ
プを傾斜させるものは調整感度が悪く、ガイド軸を傾斜
させるものは比較的調整感度が良いという特徴を有して
いる。
【0009】このような機能を有する光ディスク装置
は、先に出願した特開平10−116479号公報に記
載されている。特開平10−116479号公報には、
光ピックアップのディスク半径方向への移動を支持する
主軸および副軸のそれぞれの外周端を光ディスクに対向
する方向に調節可能とし、光ピックアップを中間半径位
置に保持した状態で、主軸の揺動によりラジアルチルト
調節を、副軸の揺動によりタンジェンシアルチルトの調
節をおこなう光ディスク装置が記載されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た高さ12.7mmのCD−ROMドライブの構成で
は、上記のチルト角を調整するメカニズムを搭載してい
ないため、DVD等の高密度・高容量型のディスク状記
録媒体の記録または再生を行うことはできないという問
題を有していた。
【0011】本発明は上記課題を解決し、ノートパソコ
ンにも搭載可能な小型・薄型の光ディスク装置を提供す
ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の光ディスク装置
は、光ディスクに信号を記録することおよび光ディスク
から信号を再生することのうち少なくとも一方を行う光
ピックアップと、前記光ピックアップを支持し、前記光
ディスク半径方向における前記光ピックアップの移動を
案内するガイド体と、前記ガイド体を保護する上カバー
と、前記ガイド体を保護する下カバーと、前記ガイド体
を内部に支持するベース部とを備え、前記光ディスクの
外周側における前記上カバーと前記下カバーとの間の高
さが、前記光ディスクの内周側における前記上カバーと
前記下カバーとの間の高さより高いことにより上記目的
が達成される。
【0013】前記ガイド体が前記光ディスクと前記光ピ
ックアップのチルト角を調整することが可能であっても
よい。
【0014】前記光ディスクに信号を記録・再生すべき
面の垂直方向に対して、最も離れている下カバーの部分
が、前記光ディスクの外周の外側に位置してもよい。
【0015】前記光ディスク装置が、前記光ピックアッ
プ、前記ガイド体、前記上カバー、前記下カバー、およ
び前記ベース部を搭載するトレーと、前記トレーを出し
入れすることが可能な筐体と、前記筐体に引き回された
配線部材とを備え、前記トレーが前記筐体に格納されて
いるときに、前記配線部材が、前記最も離れている下カ
バーの部分を避けるように配線されてもよい。
【0016】前記トレーが前記筐体に格納されていると
き、前記配線部材の形状がU字型であってもよい。
【0017】前記配線部材には、光ディスクに記録され
る信号および光ディスクから再生された信号のうち少な
くとも1つが伝送されてもよい。
【0018】前記上カバーが、前記光ディスクの外周の
外側で段差を有してもよい。
【0019】前記光ディスク装置が、前記光ディスクを
回転させるためのモータをさらに備えてもよい。
【0020】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の光ディスク装置
における実施形態を図面を用いて説明する。
【0021】図1および図2は、本発明の光ディスク装
置における実施形態を示す図である。
【0022】図1に示す光ディスク装置100は、光ピ
ックアップ1、ガイド体20、30、26、36、上カ
バー9、下カバー43、およびベースシャーシ3を備え
ている。
【0023】光ピックアップ1は、光ディスク10に信
号を記録および再生のうち少なくとも一方を行う。
【0024】ガイド体20、30、26、36は、光ピ
ックアップ1を支持しディスク半径方向への移動を案内
する。また、ガイド体20、30、26、36は、光デ
ィスク10と光ピックアップ1のチルト角を調整するこ
とが可能である。以後、部材20を主軸20と呼び、部
材30を副軸30と呼び、部材26を主軸可変機構26
と呼び、部材36を副軸可変機構36と呼ぶ。主軸20
は光ピックアップ1を支持し、光ピックアップ1の対物
レンズ1aがディスク10の、内周から外周へ、外周か
ら内周へ半径方向に移動する動作を案内する。副軸30
は、主軸20と概平行に設けられ、光ピックアップ1を
支持する。言い換えると、光ピックアップ1は、主軸2
0および副軸30に沿って、それらの軸方向に移動する
ことができる。
【0025】上カバー9は、少なくとも、主軸20およ
び副軸30の一部を保護してもよい。たとえば、上カバ
ー9は、ベースシャーシ3内に配置される、光ピックア
ップ1以外の構成要素を覆ってもよい。以後、上カバー
9をベースカバー9と呼ぶ。
【0026】下カバー43は、ベースカバー9と対向す
るように配置される。下カバー43は、図1に示すよう
に、ベースシャーシ3内に配置される構成要素を保護し
てもよい。言い換えると、下カバー43は、ベースシャ
ーシ3内に配置される構成要素を覆ってもよい。以後、
下カバー43をトレーカバー43と呼ぶ。本実施形態で
は、光ディスク10の外周に近い部分のベースカバー9
とトレーカバー43との間の高さが、光ディスク10の
内周に近い部分のベースカバー9とトレーカバー43と
の間の高さより高い。たとえば、光ディスク10の外周
部分に対応する、ベースカバー9とトレーカバー43と
の間の高さが、光ディスク10の内周部分に対応するベ
ースカバー9とトレーカバー43との間の高さより高
い。このため、本実施形態では、容易にチルト調整を行
うことができる。
【0027】ベースシャーシ3の内部に、光ピックアッ
プ1、主軸20および副軸30が配置される。ベースシ
ャーシ3は、主軸20および副軸30を支持する。たと
えば、ベースシャーシ3に固定された主軸支持部21
が、光ディスク10の内周側にある主軸20の端を支持
し、ベースシャーシ3に固定された副軸支持部31が光
ディスク10の内周側にある副軸30の端を支持しても
よい。
【0028】光ディスク装置100は、光ディスク10
を回転させるディスクモータ2をさらに備えていてもよ
い。言い換えると、光ディスク装置100は、必ずしも
ディスクモータ2を備えていなくてもよい。光ディスク
装置100が取り付けられる、ノートパソコンなどにデ
ィスクモータ2が取り付けられている場合があるからで
ある。また、光ディスク装置100は、図2に示す構成
の全てまたは一部をさらに備えていてもよい。
【0029】以下に、図2に示す構成を説明する。
【0030】図2は、光ピックアップ移送系およびディ
スクモータを包含するベースシャーシ部の構成を示す一
部透視斜視図である。
【0031】ディスクモータ2は、光ディスク10を保
持するディスク保持機構2aを有している。ディスクモ
ータ2のステータ部分は、ベースシャーシ3の底部に固
定されている。また、ディスクモータ2の配線部材(F
PC)2cは、ベースシャーシ3の第1の面に貼り付け
られてもよい。また、光ピックアップ1の配線部材(F
PC)1eは、ベースシャーシ3の第2の面に貼り付け
られてもよい。
【0032】ここで、第1の面とは、ディスクモータ2
のステータ部分が固定されている面である。また、第2
の面とは、トレーカバー43で保護される方の面であ
る。また、ディスクモータ2は、ベースカバー9によっ
て覆われていなくてもよい。
【0033】駆動部は、光ピックアップ1を主軸20お
よび副軸30に沿って移動させることができる。たとえ
は、駆動部は、モータ6、モータ6をベースシャーシ3
に固定するモータブラケット7、モータ6の出力軸に固
定されたモータギヤ81、スクリューシャフト4、スク
リューシャフト4に固定されたスクリューギヤ82、お
よび主軸支持部21に回転自在に設けられた中間ギヤ8
3を有していてもよい。また、モータ6のボディは、ベ
ースカバー9および/またはトレーカバー43で覆われ
ていなくてもよい。
【0034】スクリューシャフト4は主軸20と平行に
設けられ、スクリューシャフト4には螺旋状の溝が刻ま
れている。スクリューシャフト4は、光ピックアップ1
に取り付けられた歯部5と噛み合う。主軸支持部21の
軸の先端には、スクリューシャフト4の軸方向のガタを
取り除くために、弾性部材、たとえばスラストバネ14
が取り付けられている。
【0035】図1に示すように、光ディスク装置100
は、トレー40に固定されてもよい。たとえば、光ディ
スク装置100は、外部から光ディスク装置100への
衝撃を緩衝するために、ダンパー11、12、13を介
してトレー40と接続されてもよい。
【0036】トレー40は、外装体50に格納されても
よい。その外装体50は板金で構成されてもよい。たと
えば、外装体50には、コの字型のレールガイド51、
52が取り付けられている。レールガイド51は、レー
ルガイド52と相対する、外装体50の側面に設けられ
ている。
【0037】レールガイド51、52がレール53、5
4を図1に示す矢印40Aまたは40B方向に移動可能
なようにガイドする。トレー40は、レール53、54
にガイドされて、矢印40Aまたは40B方向にスライ
ドすることができる。なお、レール53、54は、レー
ルガイド51、52に対して相対的にスライドすること
ができ、トレー40に対して相対的にスライドすること
ができる。
【0038】中継基板41は、光ピックアップ1からの
配線部材1eとディスクモータ2からの配線部材2cに
接続され、トレー40の裏面に固定されている。
【0039】トレー40が外装体50に格納されたと
き、カバー44は、外装体50に設けられた、トレー4
0を格納するための開口部を覆う。
【0040】また、外装体50は、メイン基板60、配
線部材(FPC)61、および外部接続コネクタ62を
有していてもよい。
【0041】外部接続コネクタ62は、メイン基板60
上で外装体50の背面に向けて設けられている。外部接
続コネクタ62は、外装体50の外部とメイン基板60
との間に信号を転送するために使用される。メイン基板
60は、外装体50の内部で奥の方に固定される。奥の
方とは、トレー40を格納するための開口部から離れ、
その空間と相対する外装体50の側面付近を意味する。
【0042】配線部材(FPC)61は、メイン基板6
0と中継基板41とを接続する。トレー40がスライド
する際に、トレー40または外装体50と引っかからな
いように、配線部材(FPC)61の一部が外装体50
に貼り付けられている。貼り付け部61aから中継基板
41までの間の配線部材(FPC)61は異形のU字型
に屈曲している。配線部材(FPC)61の状態を図3
および図4に示す。図3は、トレー40が外装体50に
格納されたときの配線部材(FPC)61状態を示す図
であり、図4は、トレー40が外装体50から引き出さ
れたときの配線部材(FPC)61状態を示す図であ
る。
【0043】上述したように、光ディスク10の内周側
にある主軸20および副軸30の端部は、主軸支持部2
1および副軸支持部31によって支持されている。光デ
ィスク10の外周側にある主軸20および副軸30の端
部の構成を図5および図6を用いて説明する。
【0044】図5は、主軸可変機構26を示す図であ
る。
【0045】主軸可変機構26は、光ピックアップ1の
光軸と光ディスクの記録面との傾き角を調整する。主軸
可変機構26は、たとえば、主軸20、主軸コイルバネ
22、主軸ブラケット23、主軸カバー24、および主
軸調整ネジ25を有している。
【0046】主軸コイルバネ22は、ベースシャーシ3
と主軸の端部20bとの間に配置され、主軸20の端部
20bを矢印20A方向に付勢する。主軸ブラケット2
3は、主軸20の端部20bを支持する。つまり、主軸
20が、ベースシャーシ3の法線方向(矢印20Aまた
は矢印20B)に移動することができるように支持され
る。ベースシャーシ3に固定された主軸ブラケット23
は、主軸コイルバネ22をホールドしている。主軸カバ
ー24は、主軸ブラケット23上に固定されている。主
軸20の端部20bおよび主軸コイルバネ22を覆う。
主軸カバー24は、たとえば、板金である。主軸調整ネ
ジ25は、主軸20の端部20bを主軸コイルバネ22
とで挟んでいる。主軸調整ネジ25が回転されることに
より、主軸20がベースシャーシ3の法線方向(矢印2
0Aまたは矢印20B方向)に調整される。
【0047】図6は、副軸可変機構36を示す図であ
る。
【0048】副軸可変機構36は、光ピックアップ1の
光軸と光ディスクの記録面との傾き角を調整する。副軸
可変機構36は、たとえば副軸30、副軸コイルバネ3
2、副軸ブラケット33、副軸カバー34、および副軸
調整ネジ35を有している。
【0049】副軸コイルバネ32は、ベースシャーシ3
と副軸30の端部30bとの間に配置され、副軸30の
端部30bを矢印30A方向に付勢する。副軸ブラケッ
ト33は、副軸30の端部30bを支持する。つまり、
副軸30が、ベースシャーシ3の法線方向(矢印30A
または矢印30B)に移動することができるように支持
される。
【0050】ベースシャーシ3に固定された副軸ブラケ
ット33は、副軸コイルバネ32をホールドしている。
副軸カバー34は、副軸ブラケット33上に固定されて
いる。副軸30の端部30bおよび副軸コイルバネ32
を覆う。副軸カバー34は、たとえば、板金であっても
よい。
【0051】副軸調整ネジ35は、副軸30の端部30
bを副軸コイルバネ32とで挟んでいる。副軸調整ネジ
35が回転されることにより、副軸30がベースシャー
シ3の法線方向(矢印30Aまたは矢印30B方向)に
調整される。
【0052】以下に、光ディスク10の外周に近い部分
のベースカバー9とトレーカバー43との間の高さh2
が、光ディスク10の内周に近い部分のベースカバー9
とトレーカバー43との間の高さh1より高いことによ
り、チルトを十分に調整することができる理由を、図7
A、図7Bおよび図7Cを用いて説明する。
【0053】図7Aは、光ディスク装置100を光ディ
スク10を載せる方向から見た図であり、図7Bおよび
図7Cは、図7Aに示す光ディスク装置を線分Aで切断
した場合における断面を示す図である。
【0054】図7Aに示すように、光ピックアップが光
ディスク10の外周に位置する状態を光ピックアップ
1’とし、光ピックアップが光ディスク10の内周に位
置する状態を光ピックアップ1’’とする。
【0055】たとえば、チルト角を基準値以内に抑える
ために、図5および図6に示すように、主軸可変機構2
6における主軸調整ネジ25を回転させて、主軸20を
矢印20A方向に移動させて、副軸可変機構36におけ
る副軸調整ネジ35を回転させて副軸30を矢印30A
方向に移動させる場合、図7Bに示すように、光ピック
アップ1は、移動軌道面b1に沿って移動する。
【0056】ここで、移動軌道面b1に対してほぼ平行
な空間a1をクリアランスとする。本実施形態では、ベ
ースカバー9において、光ディスク10が載らない部分
が光ディスク10が載る部分より、トレー40側に寄っ
ていてもよい。言い換えると、ベースカバー9に対して
光ディスク10が載る面方向に、段差が付けられてもよ
い。
【0057】このため、光ピックアップ1’とベースカ
バー9との間に空間a1が構成され、主軸可変機構26
および/または副軸可変機構36によって、上昇した光
ピックアップ1が光ディスク10の外周に移動したとし
ても、光ピックアップ1がベースカバー9と接触するこ
とはなく、光ピックアップ1の円滑な移送が可能とな
る。つまり、チルトを十分に調整することができる。
【0058】また、チルト角を基準値以内に抑えるため
に、図5および図6に示すように、主軸可変機構26に
おける主軸調整ネジ25を回転させて、主軸20を矢印
20B方向に移動させて、副軸可変機構36における副
軸調整ネジ35を回転させて副軸30を矢印30B方向
に移動させる場合、図7Cに示すように、光ピックアッ
プ1は、移動軌道面b2に沿って移動する。
【0059】ここで、移動軌道面b2に対してほぼ平行
な空間a2をクリアランスとする。本実施形態では、光
ピックアップ1が移動する方向において、トレーカバー
43が、光ディスク10の、内周から外周に向けて傾斜
している。
【0060】このため、光ピックアップ1’とトレーカ
バー43との間に空間a2が構成され、主軸可変機構2
6および/または副軸可変機構36によって、下降した
光ピックアップ1が光ディスク10の外周に移動したと
しても、光ピックアップ1がトレーカバー43と接触す
ることはなく、光ピックアップ1の円滑な移送が可能と
なる。つまり、チルトを十分に調整することができる。
【0061】以下に、光ディスク装置100のチルト調
整能力と従来の光ディスク装置のチルト調整能力とを図
8Aおよび図8Bを用いて説明する。
【0062】図8Aは、光ディスク装置100のチルト
調整能力を示すための図であり、図8Bは従来の光ディ
スク装置のチルト調整能力を示すための図である。
【0063】光ディスク装置100における、光ディス
ク10の外周に対応するベースカバー9とトレーカバー
43との間の高さh2は、従来の光ディスク装置におけ
る、光ディスク10の外周に対応するベースカバー9と
トレーカバー43との間の高さh3より大きい。このた
め、光ディスク装置100は、従来の光ディスク装置に
比べて広範囲に光ピックアップ1を傾けることができ
る。
【0064】なお、図7Bおよび図7Cに示すように、
トレーカバー43を矢印50B方向に傾斜させることに
より、トレーカバー43の一部が外装体50に突出す
る。言い換えると、光ディスク10に信号を記録・再生
すべき面の垂直方向に対して、最も離れているトレーカ
バー43の部分43cが、光ディスク10の外周の外側
に位置している。以後、トレーカバー43の突出部を凸
部43cと呼ぶ。
【0065】トレー40が外装体50に格納された場
合、凸部43cは外装体50と接触はしないが、外装体
50と凸部43cとの間の隙間43dはかなり狭くな
る。このため、外装体50と凸部43cとの間43dに
配線部材61を引き回すことは難しい。このため、本実
施形態では、配線部材(FPC)61が、トレー40が
外装体50に格納された場合、凸部43cと外装体50
で形成される空間43dを避けるように、配置されてい
る(図3および図4)。
【0066】上述したように、配線部材(FPC)61
は異形のU字型に屈曲している。また、図3に示すよう
に、トレー40が外装体50に格納された場合、配線部
材(FPC)61はU字型をしている。そのU字型の側
部およびU字型の底部は、外装体50に貼り付けられて
いる。外装体50に貼り付けられている部分を貼り付け
部61aと呼び、図4に斜線で示す。外装体50に貼り
付けられていないU字型の側部は折り返され、外装体5
0に貼り付けられていないU字型の側部の端部は中継基
板41に接続されている。また、凸部43cと外装体5
0で形成される空間43dを避けるため、外装体50に
貼り付けられていないU字型の側部に近いU字の底部
は、斜めに切れ上がっている。
【0067】なお、本実施形態では、光ディスク10の
外周に近い部分のベースカバー9とトレーカバー43と
の間の高さが、光ディスク10の内周に近い部分のベー
スカバー9とトレーカバー43との間の高さより高いと
いう状態は、図9〜図16に示す状態を含む。
【0068】図9は、本実施形態におけるベースカバー
9の一形状を示す図であり、図10は、図9に示すベー
スカバー9および光ピックアップ1をX方向から見た図
である。光ディスク10の内周に近い部分のベースカバ
ー9とトレーカバー43との間の高さは、h1となる。
また、光ディスク10の外周に近い部分のベースカバー
9とトレーカバー43との間の高さは、h4となる。図
9および図10に示すように、光ディスク10の外周に
近い部分にはベースカバー9が存在しない。このような
場合、高さh4を無限大とみなす。この結果、h4>h
1となる。
【0069】図11は、本実施形態におけるトレーカバ
ー43の一形状を示す図であり、図12は、図11に示
すトレーカバー43および光ピックアップ1をX方向か
ら見た図である。光ディスク10の内周に近い部分のベ
ースカバー9とトレーカバー43との間の高さは、h1
となる。また、光ディスク10の外周に近い部分のベー
スカバー9とトレーカバー43との間の高さは、h4と
なる。図11および図12に示すように、光ディスク1
0の外周に近い部分にはトレーカバー43が存在しな
い。このような場合、高さh4を無限大とみなされる。
この結果、h4>h1となる。
【0070】図13は、本実施形態におけるベースカバ
ー9の一形状を示す図であり、図14は、図13に示す
ベースカバー9および光ピックアップ1をX方向から見
た図である。光ディスク10の内周に近い部分のベース
カバー9とトレーカバー43との間の高さは、h1とな
る。また、光ディスク10の外周に近い部分のベースカ
バー9とトレーカバー43との間の高さは、h4とな
る。図13および図14に示すように、光ディスク10
の外周に近い部分には、ベースカバー9は開口部を有す
る。このような場合、高さh4を無限大とみなされる。
この結果、h4>h1となる。
【0071】図15は、本実施形態におけるトレーカバ
ー43の一形状を示す図であり、図16は、図15に示
すトレーカバー43および光ピックアップ1をX方向か
ら見た図である。光ディスク10の内周に近い部分のベ
ースカバー9とトレーカバー43との間の高さは、h1
となる。また、光ディスク10の外周に近い部分のベー
スカバー9とトレーカバー43との間の高さは、h4と
なる。図15および図16に示すように、光ディスク1
0の外周に近い部分に、トレーカバー43は開口部を有
する。このような場合、高さh4を無限大とみなされ
る。この結果、h4>h1となる。
【0072】なお、光ディスク10の外周に近い部分の
ベースカバー9とトレーカバー43との間の高さとは、
光ディスク10の外周(光ディスク10の最も外側)に
記録されているデータを、読み出す/書き込む場合、光
ピックアップ1が位置し、その光ピックアップ1におい
て、光ディスク10の内周から遠い方の光ピックアップ
1の端部の位置の高さであってもよい。
【0073】本実施形態では、十分にチルトを調整する
ことができるのであれば、図8Aに示すトレーカバー4
3の代わりに図8Bに示すトレーカバー43が用いられ
てもよい。また、本実施形態では、十分にチルトを調整
することができるのであれば、図8Aに示すベースカバ
ー9の代わりに図8Bに示すベースカバー9が用いられ
てもよい。
【0074】本実施形態では、図8Aに示すトレーカバ
ー43の代わりに、図11または図15に示すトレーカ
バー43が用いられてもよい。
【0075】本実施形態では、図8Aに示すベースカバ
ー9の代わりに、図9または図13に示すベースカバー
9が用いられてもよい。
【0076】本実施形態では、図10に示すトレーカバ
ー43の代わりに、図11または図15に示すトレーカ
バー43が用いられてもよい。
【0077】本実施形態では、図14に示すトレーカバ
ー43の代わりに、図11または図15に示すトレーカ
バー43が用いられてもよい。
【0078】
【発明の効果】本発明の光ディスク装置では、光ディス
クの外周側における上カバーと下カバーとの間の高さ
が、光ディスクの内周側における上カバーと下カバーと
の間の高さより高い。このため、光ピックアップが光デ
ィスクの外周側に移動したときであっても、上カバーと
光ピックアップとの間または下カバーと光ピックアップ
との間に適切なクリアランスを保つことができる。この
ため、光ディスク装置の厚さが薄くとも、本発明の光デ
ィスク装置は正常に動作する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光ディスク装置における実施形態を示
す図である。
【図2】光ピックアップ移送系およびディスクモータを
包含するベースシャーシ部の構成を示す一部透視斜視図
である。
【図3】トレー40が外装体50に格納されたときの配
線部材(FPC)61状態を示す図である。
【図4】トレー40が外装体50から引き出されたとき
の配線部材(FPC)61状態を示す図である。
【図5】主軸可変機構26を示す図である。
【図6】副軸可変機構36を示す図である。
【図7A】光ディスク装置100を光ディスク10を載
せる方向から見た図である。
【図7B】図7Aに示す光ディスク装置を線分Aで切断
した場合における断面を示す図である。
【図7C】図7Aに示す光ディスク装置を線分Aで切断
した場合における断面を示す図である。
【図8A】光ディスク装置100のチルト調整能力を示
すための図である。
【図8B】従来の光ディスク装置のチルト調整能力を示
すための図である。
【図9】本実施形態におけるベースカバー9の一形状を
示す図である。
【図10】図9に示すベースカバー9および光ピックア
ップ1をX方向から見た図である。
【図11】本実施形態におけるトレーカバー43の一形
状を示す図である。
【図12】図11に示すトレーカバー43および光ピッ
クアップ1をX方向から見た図である。
【図13】本実施形態におけるベースカバー9の一形状
を示す図である。
【図14】図13に示すベースカバー9および光ピック
アップ1をX方向から見た図である。
【図15】本実施形態におけるトレーカバー43の一形
状を示す図である。
【図16】図15に示すトレーカバー43および光ピッ
クアップ1をX方向から見た図である。
【符号の説明】
1 光ピックアップ 2 ディスクモータ 3 ベースシャーシ 4 スクリューシャフト 5 歯部 6 モータ 9 ベースカバー 10 光ディスク 20 主軸 21 主軸支持部 22 主軸コイルバネ 25 主軸調整ネジ 26 主軸可変機構 30 副軸 31 副軸支持部 32 副軸コイルバネ 35 副軸調整ネジ 36 副軸可変機構 40 トレー 41 中継基板 43 トレーカバー 50 外装体 60 メイン基板 61 配線部材

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ディスクに信号を記録および光ディス
    クから信号を再生のうち少なくとも一方を行う光ピック
    アップと、 前記光ピックアップを支持し、前記光ディスク半径方向
    における前記光ピックアップの移動を案内するガイド体
    と、 前記ガイド体を保護する上カバーと、 前記ガイド体を保護する下カバーと、 前記ガイド体を内部に支持するベース部とを備え、 前記光ディスクの外周側における、前記上カバーと前記
    下カバーとの間の高さが、前記光ディスクの内周側にお
    ける、前記上カバーと前記下カバーとの間の高さより高
    い光ディスク装置。
  2. 【請求項2】 前記ガイド体が前記光ディスクと前記光
    ピックアップのチルト角を調整することが可能である請
    求項1に記載の光ディスク装置。
  3. 【請求項3】 前記光ディスクに信号を記録・再生すべ
    き面の垂直方向に対して、最も離れている下カバーの部
    分が、前記光ディスクの外周の外側に位置する請求項1
    に記載の光ディスク装置。
  4. 【請求項4】 前記光ディスク装置が、 前記光ピックアップ、前記ガイド体、前記上カバー、前
    記下カバー、および前記ベース部を搭載するトレーと、 前記トレーを出し入れすることが可能な筐体と、 前記筐体に引き回された配線部材とを備え、 前記トレーが前記筐体に格納されているときに、前記配
    線部材が、前記最も離れている下カバーの部分を避ける
    ように配線される請求項3に記載の光ディスク装置。
  5. 【請求項5】 前記トレーが前記筐体に格納されている
    とき、前記配線部材の形状がU字型である請求項4に記
    載の光ディスク装置。
  6. 【請求項6】 前記配線部材には、光ディスクに記録さ
    れる信号および光ディスクから再生された信号のうち少
    なくとも1つが伝送される請求項4に記載の光ディスク
    装置。
  7. 【請求項7】 前記上カバーが、前記光ディスクの外周
    の外側で段差を有する請求項1に記載の光ディスク装
    置。
  8. 【請求項8】 前記光ディスク装置が、前記光ディスク
    を回転させるためのモータをさらに備えた請求項1に記
    載の光ディスク装置。
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