JP2000132842A - 光ディスク装置およびそのチルト調整方法 - Google Patents

光ディスク装置およびそのチルト調整方法

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JP2000132842A
JP2000132842A JP30420998A JP30420998A JP2000132842A JP 2000132842 A JP2000132842 A JP 2000132842A JP 30420998 A JP30420998 A JP 30420998A JP 30420998 A JP30420998 A JP 30420998A JP 2000132842 A JP2000132842 A JP 2000132842A
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disk
lead screw
guide shaft
peripheral side
outer peripheral
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JP30420998A
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Yoshito Saji
義人 佐治
Teruyuki Takizawa
輝之 滝沢
Yoshihiro Igawa
喜博 井川
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光ディスク装置の組立時のチルト調整工程に
おける、チルト調整機構を簡略化し、かつ調整設備の低
コスト化を図る。 【解決手段】 光ピックアップ101を支持しディスク
110の半径方向への移送を案内するガイド軸120の
一端を、ガイド軸ガイド体123でディスク面に垂直な
方向に移動可能に支持する。そのガイド軸の一端と光ピ
ックアップを移送するリードスクリュー104との間に
チルト調整治具140を介在させ、移送モータ106に
よりリードスクリュー104を駆動してチルト調整治具
140を回動させることにより、ガイド軸120の端部
をディスク110の面に垂直な方向に移動させる。これ
により光ピックアップ101の光軸101aとディスク
面との傾き誤差(チルト)を最小にして、ガイド軸とガ
イド軸ガイド体とを固着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特にDVD等の高
密度・高容量型のディスク状記録媒体の記録または再生
を行い、家庭用映像機器やコンピュータの周辺装置とし
て用いられる光ディスク装置に係わり、光ピックアップ
の光軸をディスク記録面に垂直になるように光ピックア
ップをガイド軸ごと移動させて角度調節(チルト調整)
を行い、再生ジッタマージンを低減し、さらに移送モー
タを用いてチルト調整を行うことによりチルト調整工程
を簡略化し、設備の低コスト化を実現するようにした光
ディスク装置およびそのチルト調整方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】現在、家庭用映像音響分野とコンピュー
タ通信分野の記録媒体の共通フォーマットとしてCDの
8倍の記録容量を誇るDVDが一躍脚光を浴びており、
DVDフォーマットによる光ディスクを用いたDVDプ
レーヤやDVD−ROMが、普及し始めている。
【0003】一般に、ディスクの記録面が対物レンズの
光軸に対して傾いていると、光学系のNA値(開口数)
の3乗に比例して波面収差が発生する。ところが、DV
Dにおいては高密度記録再生を行うため、光ピックアッ
プの光学系のNA値がCDの場合の0.45より大き
い、0.6に設定されており、このため、わずかな光軸
の傾きでジッタが大きく劣化してしまう。従ってDVD
の光ディスク装置においては、ジッタ改善のためチルト
角(光ピックアップの光軸とディスク記録面との傾き
角)を調整するチルト調整機構および組立時におけるチ
ルト調整工程が必要になる。
【0004】このような光ディスク装置のチルト調整機
構およびチルト調整方法の一つが特願平8−26956
2号に提案されている。これは、光ピックアップを支持
するガイド軸(主軸および副軸)の外周端をディスクに
対向する方向に調節可能とするチルト調整機構を有し、
このチルト調整機構のチルト調整ネジを外部からの力で
回転駆動し、ガイド軸を揺動させてチルト調節を行うも
のである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成のものは、光ディスク装置に必要なチルト調整機構と
して、ガイド軸の揺動動作を支え、調整後の姿勢を保つ
ために、ガイド軸の外周端を調整ネジとコイルバネで挟
む構成が必要であり、装置構成が複雑になるとともに、
組立におけるチルト調整動作は外部からの力で調整ネジ
を駆動する必要があり、自動化ラインの場合では、モー
タなどの駆動源を別途必要とし、製造設備のコストアッ
プにつながるという問題を有していた。
【0006】本発明は、上記課題を解決するもので、光
ディスク装置のチルト調整機構を簡略化し、さらに光デ
ィスク装置の組立時におけるチルト調整工程での調整駆
動源を不要として、製造設備の低コスト化を図るように
した光ディスク装置およびそのチルト調整方法を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の、本発明の光ディスク装置およびそのチルト調整方法
は、光ピックアップを支持するガイド軸の一端と光ピッ
クアップを移送するリードスクリューとの間、あるい
は、光ピックアップを支持しかつ移送するリードスクリ
ューの一端と固定された規制体との間にチルト調整治具
を介在させ、移送モータによりリードスクリューを駆動
してチルト調整治具を回動させることにより、ガイド軸
の端部、あるいはリードスクリュー自体の端部をディス
ク面に垂直な方向に移動させる。これにより光ピックア
ップの光軸とディスク面との傾き誤差(チルト)を最小
にして、ガイド軸あるいはリードスクリューの位置を設
定するものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら詳細に説明する。
【0009】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1における光ディスク装置の光ピックアップ移送系
およびディスクモータを包含するベースシャシー部の構
成を示す斜視図であり、図2は図1の要部を拡大した図
である。図1において、110はディスク、101は光
ピックアップ、102はディスクを載置するターンテー
ブルを装着したディスクモータ、103は光ピックアッ
プ101およびディスクモータ102を搭載するベース
シャシー、120は光ピックアップ101を軸受部10
1bおよび101cで支持し、光ピックアップ101の
光軸101aがディスク110の内周から外周へ半径方
向に移動する動作を案内するガイド軸、130はガイド
軸120と概ね平行に設けられ光ピックアップ101の
コの字型の軸受部101dを支持する副ガイド軸で、1
31,132はそれぞれ副ガイド軸130の両端を支持
する副ガイド軸支持体、104はガイド軸120と平行
に設けられ螺旋状に溝を刻んであるリードスクリュー、
105は、光ピックアップ101に105Aのように取
り付けられ、歯部がリードスクリュー104の螺旋状の
溝と噛み合うナット部材、121はガイド軸120のデ
ィスク内周側の端部120aを支持するガイド軸支持体
で、樹脂などの弾性変形可能な材料で構成されているた
めガイド軸120のディスク外周側の端部120bがデ
ィスク面に垂直な矢印120Aまたは120B方向に移
動する際の支点としてガイド軸120を支持しており、
さらに、ここではリードスクリュー104のディスク内
周側を回転自在に支持する軸受をも兼ねている。
【0010】また、図2において、123はガイド軸1
20のディスク外周側の端部120bをディスク面に垂
直な方向(矢印120Aまたは矢印120B)に移動可
能に支持するガイド軸ガイド体であり、ガイド軸120
と概ね平行に設けた軸123aを一体的に有している。
また106は移送モータ(例えばDCブラシモータ)、
107は移送モータ106をベースシャシー103に固
定するモータブラケット、181は移送モータ106の
出力軸に固定されたモータギヤ、182はリードスクリ
ュー104のディスク110外周側の端部に固定された
スクリューギヤ(ギヤ部A)、185はリードスクリュ
ー104のディスク110外周側の端部を回転自在に支
持するスクリュー軸受で、183はスクリュー軸受18
5に回転自在に設けられモータギヤ181とスクリュー
ギヤ182とに噛み合う中間ギヤで、移送モータ106
の回転駆動力はモータギヤ181、中間ギヤ183、ス
クリューギヤ182を介してリードスクリュー104に
伝達される。また140は組立工程で使用するチルト調
整治具で、穴140aをガイド軸ガイド体123の軸1
23aにはめ込むと矢印140Aまたは140B方向に
回動可能に支持され、ギヤ部140b(ギヤ部B)がス
クリューギヤ182(ギヤ部A)と噛み合い、半径方向
に延びた長穴140cにガイド軸120のディスク11
0外周側の端部120bがはまり込む構成となってい
る。ここでチルト調整治具140は取り付けられた状態
でディスク110の外周の外側に位置しているため、矢
印140A方向に最も移動した場合でもディスク110
と干渉することはない。
【0011】以上のように構成された光ディスク装置の
組立時に、光ピックアップ101の光軸101aをディ
スク110の記録面110aに対して精度良く垂直にす
るように調整を行うチルト調整方法について、以下図面
を用いて説明する。
【0012】図1に示すナット部材105を取り外した
状態で、試験用のディスク110をディスクモータ10
2に取り付け、図1および図2に示すチルト調整治具1
40を軸123aにはめ込み、ギヤ部140b(ギヤ部
B)とスクリューギヤ182(ギヤ部A)を噛み合わせ
て、ガイド軸120の端部120bを長穴140cで保
持する。その後、ディスクモータ102を回転させ、光
ピックアップ101によってディスク110の記録面1
10aから信号を読み取りながら、移送モータ106に
通電し、モータギヤ181、中間ギヤ183、スクリュ
ーギヤ182を介して、チルト調整治具140を矢印1
40Aまたは140B方向に回動させ、長穴140cに
保持されたガイド軸120の端部120bをガイド軸ガ
イド体123によって規制された移動可能な方向、すな
わちディスク110面に垂直な矢印120Aまたは12
0B方向に移動させ、読み取った信号のジッタ値が最小
になるようにディスク記録面110aに対する光軸10
1aの傾きを調節する。所望のジッタ値が得られたら、
接着剤または図示しないネジ止めなどの手段でガイド軸
120とガイド軸ガイド体123を固着する。その後、
チルト調整治具140と試験用のディスク110を取り
外し、ナット部材105を光ピックアップ101に取り
付けて、チルト調整工程を完了する。
【0013】以上のように、本実施の形態1において
は、チルト調整工程において、ガイド軸120とリード
スクリュー104とをチルト調整治具140によって係
合させ、移送モータ106の駆動力により、チルト調整
治具を介してガイド軸120を移動させてチルト調整を
行うことができるので、光ディスク装置において複雑な
チルト調整機構を必要とせず、またチルト調整のために
モータなどの駆動源を別途必要とせず、製造設備の低コ
スト化を図ることができる。
【0014】(実施の形態2)図3は、本発明の実施の
形態2における光ディスク装置の光ピックアップ移送系
およびディスクモータを包含するベースシャシー部の構
成を示す斜視図であり、図4は図3の要部を拡大した図
である。図3および図4において図1および図2と同じ
構成要素には同一符号を付してあり、その詳細な説明は
省略する。実施の形態1と異なる点は、ガイド軸を省略
してリードスクリューをガイド軸の代わりとして用い、
チルト調整においてはリードスクリューのディスク外周
側の端部を移動させるようにしたことである。
【0015】図3および図4において、104は光ピッ
クアップ101を軸受部101bおよび101cで支持
して、光ピックアップ101がディスク110の内周か
ら外周へ半径方向に移動する動作を案内し、かつ螺旋状
に溝を刻んであるリードスクリュー、167はリードス
クリュー104のディスク内周側の端部104aを支持
するリードスクリュー支持体で、樹脂などの弾性変形可
能な材料で構成されているためリードスクリュー104
のディスク外周側の端部104bがディスク面に垂直な
矢印104Aまたは104B方向に移動する際の支点と
してリードスクリュー104を支持しており、さらに、
ここでは移送モータ106をベースシャシー103に固
定するモータブラケットと中間ギヤ183を回転自在に
支持する軸受をも兼ねている。
【0016】また図4において、164はリードスクリ
ュー104のディスク外周側の端部104bを回転自在
に支持する軸受、160は軸受164をディスク面に垂
直な方向(矢印104Aまたは矢印104B)に移動可
能に支持する軸受ガイド体であり、ディスク面と平行で
互いに向かい合う2つの平面160aおよび160b
(規制体)を有している。また150は組立工程で使用
するチルト調整治具で、穴150aと平行だが異なる中
心軸を有する円周状の外形である偏芯カム部150bを
有しており、Dカット形状の穴150aをリードスクリ
ュー104の端部104bのDカット形状の部分にはめ
込むとリードスクリュー104と一体に回転し、偏芯カ
ム部150bは平面160aと160b(規制体)の間
で矢印150Aまたは150B方向にしか移動できない
ように規制される。
【0017】以上のように構成された光ディスク装置の
組立時に、光ピックアップ101の光軸101aをディ
スク110の記録面110aに対して精度良く垂直にす
るように調整を行うチルト調整方法について、以下図面
を用いて説明する。
【0018】図3に示すナット部材105を取り外した
状態で、試験用のディスク110をディスクモータ10
2に取り付け、図3および図4に示すチルト調整治具1
50をリードスクリュー104の端部104bにはめ込
み、偏芯カム部150bを平面160aと160b(規
制体)の間にはめ込む。その後、ディスクモータ102
を回転させ、光ピックアップ101によってディスク1
10の記録面110aから信号を読み取りながら、移送
モータ106に通電し、リードスクリュー104を回転
させると、偏芯カム部150bもともに回転し、平面1
60aと160b(規制体)の間で矢印150Aまたは
150B方向に移動しながら、穴150aおよびリード
スクリューの端部104bを軸受164とともに軸受ガ
イド体160によって規制された移動可能な方向、すな
わちディスク110面に垂直な矢印104Aまたは10
4B方向に移動させ、読み取った信号のジッタ値が最小
になるようにディスク記録面110aに対する光軸10
1aの傾きを調節する。所望のジッタ値が得られたら、
接着剤または図示しないネジ止めなどの手段で軸受16
4と軸受ガイド体160を固着し、チルト調整治具15
0と試験用のディスク110を取り外し、ナット部材1
05を光ピックアップ101に取り付けて、チルト調整
工程を完了する。
【0019】以上のように、本実施の形態における光デ
ィスク装置およびその組立時のチルト調整方法におい
て、チルト調整治具150を軸受ガイド体の平面160
aおよび160b(規制体)に接触するようにしてリー
ドスクリュー104の軸端に装着し、移送モータ106
の駆動力によりリードスクリュー104とともにチルト
調整治具150を回転させ、平面160aおよび160
b(規制体)に規制されたチルト調整治具150がリー
ドスクリュー104の一端を揺動させてチルト調整を行
うことができるので、複雑なチルト調整機構を必要とせ
ず、またチルト調整のために別途モータなどの駆動源を
必要とせず、製造設備の低コスト化を図ることができ
る。
【0020】なお、本発明は上記実施の形態1,2に限
定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲
で種々の応用が可能である。例えば、実施の形態1では
ギヤ部Aとしてスクリューギヤを用いたが、チルト調整
時のみ取り付ける別途のギヤとしても同様の効果を得る
ことができるし、また、移送モータとしてDCブラシモ
ータを用いたがステップモータを用いても同様の効果が
得られることは言うまでもない。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
光ピックアップを支持するガイド軸の一端と光ピックア
ップを移送するリードスクリューとの間、あるいは、光
ピックアップを支持しかつ移送するリードスクリューの
一端と固定された規制体との間にチルト調整治具を介在
させ、移送モータによりリードスクリューを駆動してチ
ルト調整治具を回動させることにより、ガイド軸の端
部、あるいはリードスクリュー自体の端部をディスク面
に垂直な方向に移動させ、これにより光ピックアップの
光軸とディスク面との傾き誤差(チルト)を最小にする
チルト調整を行い、再生ジッタマージンを低減するとと
もに、光ディスク装置におけるチルト調整機構をも簡略
化し、さらにチルト調整工程における調整駆動源を不要
として製造設備の低コスト化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における光ディスク装置
の光ピックアップ移送系およびディスクモータを包むベ
ースシャシー部の斜視図
【図2】図1の要部拡大図
【図3】本発明の実施の形態2における光ディスク装置
の光ピックアップ移送系およびディスクモータを包むベ
ースシャシー部の斜視図
【図4】図3の要部拡大図
【符号の説明】
101 光ピックアップ 102 ディスクモータ 103 ベースシャシー 104 リードスクリュー 105 ナット部材 106 移送モータ 110 ディスク 120 ガイド軸 121 ガイド軸支持体 123 ガイド軸ガイド体 130 副ガイド軸 140 チルト調整治具 140b ギヤ部(ギヤ部B) 150 チルト調整治具 150b 偏芯カム部 160 軸受けガイド体 160a,160b 平面(規制体) 164 軸受け 167 リードスクリュー支持体 181 モータギヤ 182 スクリューギヤ(ギヤ部A)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井川 喜博 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5D117 AA02 JJ10 JJ11 JJ13 JJ15 KK08 5D118 AA06 BA01 CD04

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ピックアップを支持しディスク半径方
    向への移送を案内するガイド軸と、このガイド軸のディ
    スク外周側の端部をディスク面に垂直な方向に移動可能
    に支持するガイド軸ガイド体と、前記ガイド軸のディス
    ク内周側の端部を支持し前記ガイド軸の移動の支点とな
    るガイド軸支持体と、前記ガイド軸と平行に配置され螺
    旋状の溝を有して回転自在に支持されたリードスクリュ
    ーと、前記光ピックアップに取り付けられ前記リードス
    クリューの螺旋状の溝に歯部が係脱可能に係合するナッ
    ト部材と、前記リードスクリューを正逆方向に回転駆動
    し前記ナット部材を介して光ピックアップをディスク半
    径方向に往復移送する移送モータとを備え、 前記ガイド軸のディスク外周側の端部と前記リードスク
    リューとの間にチルト調整治具を介在させ、前記リード
    スクリューの回転により前記チルト調整治具を介して前
    記ガイド軸をディスク面に垂直な方向に移動させてチル
    ト調整を行った後、前記ガイド軸のディスク外周側の端
    部と前記ガイド軸ガイド体とを固着してなることを特徴
    とする光ディスク装置。
  2. 【請求項2】 光ピックアップを支持しディスク半径方
    向への移送を案内するガイド軸と、このガイド軸のディ
    スク外周側の端部をディスク面に垂直な方向に移動可能
    に支持するガイド軸ガイド体と、前記ガイド軸のディス
    ク内周側の端部を支持し前記ガイド軸の揺動の支点とな
    るガイド軸支持体と、前記ガイド軸と平行に配置され螺
    旋状の溝を有して回転自在に支持されたリードスクリュ
    ーと、前記光ピックアップに取り付けられ前記リードス
    クリューの螺旋状の溝に歯部が係脱可能に係合するナッ
    ト部材と、前記リードスクリューを正逆方向に回転駆動
    し前記ナット部材を介して光ピックアップをディスク半
    径方向に往復移送する移送モータとを備え、 前記ナット部材の前記リードスクリューとの係合を解除
    しておき、前記ガイド軸のディスク外周側の端部と前記
    リードスクリューとの間にチルト調整治具を介在させ、
    前記移送モータの駆動により前記リードスクリューを回
    転させ、その回転による前記チルト調整治具の移動によ
    り、前記ガイド軸のディスク外周側の端部をディスク面
    に垂直な方向に移動させ、光ピックアップの光軸をディ
    スク面に対して垂直になるようにチルト調整を行った
    後、前記ガイド軸のディスク外周側の端部を前記ガイド
    軸ガイド体に固着することを特徴とする光ディスク装置
    のチルト調整方法。
  3. 【請求項3】 リードスクリューはディスク外周側の端
    部近傍にギヤ部Aを有し、チルト調整治具は、回動支点
    と、前記ギヤ部Aと噛み合うギヤ部Bと、前記ガイド軸
    のディスク外周側端部の係合部とを有し、チルト調整治
    具の回動に伴い前記ガイド軸をディスク面に垂直な方向
    に移動させることを特徴とする請求項2記載の光ディス
    ク装置のチルト調整方法。
  4. 【請求項4】 チルト調整治具のギヤ部Bは、ディスク
    外周より外側に位置することを特徴とする請求項3記載
    の光ディスク装置のチルト調整方法。
  5. 【請求項5】 光ピックアップを支持しディスク半径方
    向への移送を案内するガイド軸を兼ね、かつ螺旋状の溝
    を有して回転自在に支持されたリードスクリューと、こ
    のリードスクリューのディスク外周側の端部を回転自在
    に支持する軸受と、この軸受を前記リードスクリューの
    ディスク外周側の端部とともにディスク面に垂直な方向
    に移動可能に支持する軸受ガイド体と、前記リードスク
    リューのディスク内周側の端部を支持し前記リードスク
    リューの移動の支点となるリードスクリュー支持体と、
    前記光ピックアップに取り付けられ前記リードスクリュ
    ーの螺旋状の溝に歯部が係脱可能に係合するナット部材
    と、前記リードスクリューを正逆方向に回転駆動し前記
    ナット部材を介して光ピックアップをディスク半径方向
    に往復移送する移送モータと、前記リードスクリューの
    ディスク外周側の端部の近傍に設けられた固定の規制体
    とを備え、 前記リードスクリューのディスク外周側の端部と前記規
    制体との間にチルト調整治具を介在させ、前記リードス
    クリューの回転により前記チルト調整治具に前記規制体
    により規制された動作をさせて前記リードスクリューの
    ディスク外周側の端部を前記軸受とともにディスク面に
    垂直な方向に移動させてチルト調整を行なった後、前記
    軸受と前記軸受ガイド体とを固着してなることを特徴と
    する光ディスク装置。
  6. 【請求項6】 光ピックアップを支持しディスク半径方
    向への移送を案内するガイド軸を兼ね、かつ螺旋状の溝
    を有して回転自在に支持されたリードスクリューと、こ
    のリードスクリューのディスク外周側の端部を回転自在
    に支持する軸受と、この軸受を前記リードスクリューの
    ディスク外周側の端部とともにディスク面に垂直な方向
    に移動可能に支持する軸受ガイド体と、前記リードスク
    リューのディスク内周側の端部を支持し前記リードスク
    リューの移動の支点となるリードスクリュー支持体と、
    前記光ピックアップに取り付けられ前記リードスクリュ
    ーの螺旋状の溝に歯部が係脱可能に係合するナット部材
    と、前記リードスクリューを正逆方向に回転駆動し前記
    ナット部材を介して光ピックアップをディスク半径方向
    に往復移送する移送モータと、前記リードスクリューの
    ディスク外周側の端部の近傍に設けた固定の規制体とを
    備え、 前記ナット部材の前記リードスクリューとの係合を解除
    しておき、前記リードスクリューのディスク外周側の端
    部と前記規制体との間にチルト調整治具を介在させ、前
    記移送モータの駆動により前記リードスクリューを回転
    させ、その回転により前記チルト調整治具に前記規制体
    により規制された動作をさせて前記リードスクリューの
    ディスク外周側の端部を前記軸受とともにディスク面に
    垂直な方向に移動させ、光ピックアップの光軸をディス
    ク面に対して垂直になるようにチルト調整を行なった
    後、前記軸受を前記軸受ガイド体に固着することを特徴
    とする光ディスク装置のチルト調整方法。
  7. 【請求項7】 チルト調整治具は、リードスクリューの
    ディスク外周側の端部に装着する偏芯カムからなり、規
    制体は、前記リードスクリューの回転とともに回転する
    前記偏心カムの外周位置を規制することを特徴とする請
    求項6記載の光ディスク装置のチルト調整方法。
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