JPH11295690A - モバイル機器 - Google Patents

モバイル機器

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JPH11295690A
JPH11295690A JP10099556A JP9955698A JPH11295690A JP H11295690 A JPH11295690 A JP H11295690A JP 10099556 A JP10099556 A JP 10099556A JP 9955698 A JP9955698 A JP 9955698A JP H11295690 A JPH11295690 A JP H11295690A
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JP
Japan
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image
liquid crystal
unit
mobile device
image signal
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Withdrawn
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JP10099556A
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English (en)
Inventor
Takashi Murayama
任 村山
Akihiko Funaki
昭彦 舟木
Hiroshi Omura
紘 大村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Fujifilm Microdevices Co Ltd
Original Assignee
Fujifilm Microdevices Co Ltd
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fujifilm Microdevices Co Ltd, Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fujifilm Microdevices Co Ltd
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Publication of JPH11295690A publication Critical patent/JPH11295690A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、液晶板を用いた画像表示機能を有す
るモバイル機器に関し、携帯用機器に適した液晶表示機
能を備えた。 【解決手段】透過型の液晶板と、複数の発光色それぞれ
で発光してその液晶板を背面から照射する光源部とを有
する液晶ディスプレイユニット3、そのカラー画像が複
数の発光色に対応して分解されてなる分解画像を順次に
上記液晶板に形成するとともに、その液晶板への分解画
像の順次形成に同期させて、上記光源部を、その液晶板
に形成された分解画像に対応する発光色で点滅させるイ
ンターフェース回路、上記光源部から発せられ上記液晶
板を透過した光が投影されるスクリーン6、画像を上記
スクリーン上に結像する結像光学系4,7,8、および
可搬型の筐体5を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶板を用いた画
像表示機能を有するモバイル機器に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶表示機能を備えた各種モバイル機器
は現在広く実用化され、さらなる普及が図られており、
ニーズが益々広がりつつある。それらのモバイル機器に
搭載されている液晶表示板はいわゆるTFT型と呼ばれ
るものであり、マトリックス状に配置されるとともに
R,G,Bの三原色に分かれた多数の画素を用いてR,
G,Bの三原色それぞれに対応した3つの画像を同時に
生成し、背面からの照明により画像を観察できるように
構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】TFT型液晶板に画像
を表示する液晶表示機能を備えたモバイル機器は、主に
携帯して使用することを目的とする関係から液晶板が占
有することのできるスペースが小さく限られることにな
るが、TFT型液晶板には、R,G,Bの各画素が互い
に間隔を保ちながら配列されているので、実質上の画素
数は総画素数の1/3となってしまい、精細度に欠ける
こと、およびTFT型液晶板の特性から細密な解像を得
にくいこと、といった欠点があり、そこに表示される画
像は高精細なものであるとは言い難く、細い線の文字な
どは到底判読不能である。さらに、そのTFT型液晶板
を照明する光源の消費電力が大きく、電池駆動で長時間
使用することが困難なばかりでなく、発熱を伴う。この
ように、特に携帯用機器において、TFT型液晶板は画
像を表示することができるという利点がある反面、上記
のような様々な欠点を合わせ持っている。
【0004】本発明は、上記事情に鑑み、携帯用機器に
適した液晶表示機能を備えたモバイル機器を提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明のモバイル機器は、二次元的に配列された多数の画素
を有しそれら多数の画素に全体として画像が形成される
透過型の液晶板と、複数の発光色それぞれで発光してそ
の液晶板を背面から照射する光源部とを有する液晶ディ
スプレイユニット、カラー画像をあらわす画像信号が入
力され、そのカラー画像が上記光源部の複数の発光色に
対応して分解されてなる複数の分解画像を順次に上記液
晶板に形成するとともに、その液晶板への分解画像の順
次形成に同期させて、上記光源部を、その液晶板に形成
された分解画像に対応する発光色で点滅させるインター
フェース回路、上記光源部から発せられ上記液晶板を透
過した光が投影されるスクリーン、上記液晶板に形成さ
れた画像を上記スクリーン上に結像する結像光学系、お
よび上記液晶ディスプレイユニットと、上記インターフ
ェース回路と、上記結像光学系とを内蔵するとともに、
上記スクリーンが取り付けられてなる可搬型の筐体を備
えたことを特徴とする。
【0006】近年、R,G,Bの三原色に分けられた画
素からなるTFT型液晶板に代わり、液晶板自体には色
の色素は持たず、全ての画素を使って画像を形成し、バ
ックライトの色によってその画像の色が定められる方式
の液晶ディスプレイユニットが実用段階に入ってきてい
る(例えばコピン社(Kopin Corporati
on 695 Myles Standish Blv
d. Taunton, MA02780)商標SMA
RTSLIDE等)。
【0007】本発明は、このような液晶ディスプレイユ
ニットの登場に触発されて成されたものである。本発明
のモバイル機器は、上記インターフェース回路を備え、
上記のような液晶板にカラー画像が複数の発光色に対応
して分解されてなる分解画像(カラー画像が、例えば
R,G,Bの各画像に分解されてなる分解画像)を液晶
板に順次に形成し、それと同期して対応する発光色のバ
ックライトを点滅させることによりその液晶板を照明
し、その液晶板を透過した光を結像光学系を介してスク
リーン上に映し出すことによって、そのスクリーン上に
複数色の画像を時分割的に表示し、目の残像を利用した
カラー画像を形成するものである。
【0008】したがって複数色(例えばR,G,B)の
いずれの画像に関しても液晶板の全ての画素を使って画
像を形成することができ、従来のTFT型液晶板を用い
た場合と比べ、極めて高精細なカラー画像を形成するこ
とができる。しかも、本発明は液晶板を透過した光によ
る画像をスクリーン上に映し出す構成であるため、その
モバイル機器から目を離して表示画像を観察することが
できる。このように、本発明は、携帯用機器に好適な要
素を備えており、広範なニーズに適合する。
【0009】ここで、上記本発明のモバイル機器におい
て、上記インターフェース回路が、上記液晶ディスプレ
イユニットを動作させる第1の動作周波数とは異なる第
2の動作周波数の画像信号が入力されその画像信号を上
記第1の動作周波数に同期した画像信号に変換する動作
周波数変換部を有することが好ましい。画像信号やその
他各種の信号を取り扱う場合に、ある定められた動作周
波数のクロックを基準としそのクロックに同期した形式
の信号を取り扱うことが一般に行なわれており、一般的
に採用されている動作周波数としては、24.5MH
z,14MHz,12.27MHz等何種類か存在す
る。一方、液晶ディスプレイユニットに最適な動作周波
数は、上記の一般に採用されている動作周波数とは合致
しないおそれがある。そこで、上記インターフェース回
路に上記動作周波数変換部を備えることにより、一般的
に採用されている例えば24.5Mzの動作周波数に同
期した画像信号を取り込み、液晶ディスプレイユニット
に最適な動作周波数に変換して画像を表示することがで
きる。
【0010】また、上記本発明のモバイル機器におい
て、上記インターフェース回路が、1フレームのカラー
画像を構成する複数の分解画像を1グループとしたと
き、上記液晶板上の分解画像を、1/16(sec/グ
ループ)以上の速さで更新し、かつ、その液晶板への分
解画像の順次形成に同期させて、上記光源部を、その液
晶板に1つの分解画像が形成されている時間よりも短い
発光時間のパルス光が発せられるように点滅させるもの
であることが好ましい。
【0011】人間の目の特性によると、1フレームあた
り1/16sec以上の速度で画像を順次更新すると動
画像として認識されることが知られている。本発明の場
合は、1フレームの画像(カラー画像)がさらに複数の
分解画像に分割されるためそれよりもさらに速い速度で
画像を更新する必要があるが、その更新速度の基準は、
1フレームのカラー画像を構成する複数の分割画像を1
グループとしたとき、1/16(sec/グループ)以
上の画像更新速度となる。これにより、スクリーン上に
動きのなめらかな動画像を形成することができる。
【0012】また、液晶板に1つの分解画像が形成され
ている時間よりも短かい発光時間のパルス光が発せられ
るように光源部を点滅させると、電力消費を抑えること
ができ、身帯用機器にさらに適した構成となる。また、
上記本発明のモバイル機器において、上記インターフェ
ース回路が、静止カラー画像をあらわす1フレーム分の
画像信号が入力され、その静止カラー画像を構成する複
数の分解画像を循環的に繰り返し上記液晶板に形成する
ものであってもよい。
【0013】本発明は静止カラー画像を表示する携帯用
機器にも適合する。さらに、上記本発明のモバイル機器
において、上記光源部から発せられ上記液晶板を透過し
た光によって提供される画像が正像として観察されるよ
うに画像の姿勢を補正する画像姿勢補正手段を備えるこ
とが好ましい。この画像姿勢補正手段は、上記インター
フェース回路に組み込まれ、あるいは、上記インターフ
ェース回路の前段側あるいは後段側に配置され、信号処
理により、液晶板上に例えば左右反転画像、上下逆転画
像等を形成することにより、最終的に人間の目に対し正
像として観察されるように画像姿勢を補正してもよく、
あるいは上記結像光学系に組み込み、画像姿勢を光学的
に補正してもよい。
【0014】画像姿勢の補正が必要となる場合として
は、例えば、結像光学系により液晶板上の画像がスクリ
ーン上に逆像として映し出される場合や、後述するよう
に画像をスクリーン上に写し出す光路と、このモバイル
機器の外部に光を導き例えば部屋の壁等に画像を映し出
す光路とに切り替える場合などがある。詳細は後述す
る。
【0015】また、上記本発明のモバイル機器におい
て、上記光源部から発せられ上記液晶板を透過した光
を、上記スクリーン上に投影することに代えて、上記筐
体外部に出射させる光路切替手段を備えることも好まし
い形態の1つである。このような光路切替手段を備える
と、スクリーン上に投影したり、例えば部屋の壁に、さ
らに大きく拡大された画像を投影することができる。
【0016】また、上記本発明のモバイル機器は、上記
筐体が、手に把持される本体部と、その本体部壁面に対
し上記スクリーンを斜めに保持するスクリーン保持部と
を有するものであってもよい。スクリーンを保持する角
度を見やすい角度に設定することができる。あるいは、
上記筐体は、手に把持される本体部と、その本体部壁面
に対し上記スクリーンを平行に保持するスクリーン保持
部とを有するものであってもよい。
【0017】この場合、身帯に一層便利な外形形状に組
み立てることができる。さらに、上記本発明のモバイル
機器は、上記スクリーン前面を開閉自在に覆う開閉カバ
ーと、その開閉カバーの開および閉に応じて、それぞ
れ、上記インターフェース回路への電力供給路を接続お
よび切断するスイッチとを備えた構成としてもよい。
【0018】開閉カバーに連動して電力の供給をオン、
オフすることにより電力の浪費を防止し、これにより一
層の省電力化を図ることができる。さらに、上記本発明
のモバイル機器において、上記スクリーンを取り巻くフ
ードを備えることが好ましい。そのフードにより外光が
遮蔽されスクリーン上に一層見やすい画像を写し出すこ
とができる。
【0019】さらに、上記本発明のモバイル機器におい
て、可搬型記録媒体が装脱自在に装填され、装填された
可搬型記録媒体から画像信号を得て上記インターフェー
ス回路に伝達する可搬型記録媒体駆動部を備えることも
好ましい形態である。可搬型記録媒体を装填して画像信
号を得るように構成すると、表示のための画像を手軽に
取り込むことができる。
【0020】あるいは、上記本発明のモバイル機器にお
いて、画像情報を担持する電波を受信して画像信号を
得、その画像信号を上記インターフェース回路に伝達す
る受信部を備えることも好ましい形態である。このよう
に、電波を介して画像信号を得るように構成してもよ
い。さらに、上記本発明のモバイル機器において、可搬
型記録媒体が装脱自在に装填され装填された可搬型記録
媒体をアクセスする可搬型記録媒体駆動部と、電波を受
発信する受発信部と、上記可搬型記録媒体駆動部、上記
受発信部、および上記インターフェース部の間で伝達さ
れる画像信号の流れを制御するコントロール部とを備え
ることも好ましい。
【0021】可搬型記録媒体を使用できるように構成す
るとともに電波を送受信する構成とすることにより、画
像の入手、伝達が一層便利なモバイル機器が構成され
る。その場合に、撮像により静止画像あるいは動画像を
あらわす画像信号を生成する撮像装置を、一体的あるい
は着脱自在に備え、上記コントロール部が、上記可搬型
記録媒体駆動部、上記受発信部、上記インターフェース
部、および上記撮像装置の間で伝達される画像信号の流
れを制御するものであることも好ましい形態である。
【0022】撮像装置を備えることにより、広範な使用
目的に合致したモバイル機器となる。さらに上記の可搬
型記録媒体および受発信部を備えた構成、あるいは、そ
れらに加えさらに撮像装置を備えた構成において、さら
に、音声を入出力する音声入出力装置を、一体的あるい
は着脱自在に備え、上記コントロール部が、上記画像信
号の流れを制御するとともに、上記可搬型記録媒体駆動
部、上記受発信部、および上記音声入出力装置の間で伝
達される音声信号の流れを制御するものであることが好
ましい。
【0023】画像のみでなく音声をも取り扱うモバイル
機器として構成することにより、さらに広範なニーズに
合致させることができる。あるいは上記本発明のモバイ
ル機器において、電波を受発信する受発信部と、音声を
入出力する、一体的に備えられた、あるいは着脱自在な
音声入出力装置と、上記受発信部で受信して得た画像信
号の、上記インターフェース回路への伝達を制御すると
ともに、上記音声入出力装置と上記受発信部との間にお
ける音声信号の伝達を制御するコントロール部を備える
ことも好ましい態様である。
【0024】このような画像信号と音声信号との双方を
取扱うモバイル機器は、例えば携帯型テレビ電話等への
用途が考えられる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。図1は、本発明のモバイル機器の第1実施形
態の主要内部構造を示す模式図、図2は、図1に示す矢
印A−Aに沿う断面図である。図1において、外形線は
二点鎖線で示されている。また図3は、図1、図2に示
すモバイル機器の回路構成を示すブロック図である。
【0026】ここに示すモバイル機器1には、回路ブロ
ック類2、液晶ディスプレイユニット3、結像レンズユ
ニット4、筐体5、スクリーン6、反射ミラー7,8、
電池9、記録媒体装填室カバー10、外部接続端子1
1、キー入力ボタン12、アンテナ13が示されてお
り、また、ここには、記録媒体装填室に装填される(図
1)、あるいは装填された(図2)、可搬型の記録媒体
101(例えばフロッピィディスク、CD−ROM、M
D、フラッシュメモリ、MO等)も示されている。
【0027】回路ブロック類2は、図3にも示すよう
に、システムコントローラ100、装飾データメモリ1
03、記録媒体駆動部104、受発信回路105、IS
DN受発信回路106、画像処理回路110等からな
る。これらの各ブロックの作用の説明は後にまわす。こ
のモバイル機器1の筐体5は、手で把持されることを予
定している本体部5aと、その本体部5aの壁面に対し
スクリーン6を斜めに保持するスクリーン保持部5bか
ら構成されている。
【0028】液晶ディスプレイユニット3の構成の説明
は後に譲るが、この液晶ディスプレイユニット3からは
画像情報を担持した光が出射され、その光は反射ミラー
7で反射し、結像レンズユニット4を経由し、さらに反
射ミラー8で反射して、スクリーン6を背面側から照射
し、そのスクリーン6上に、ピントの合った画像が写し
出される。このように、本実施形態では、液晶ディスプ
レイユニット3から出射した光が2枚の反射ミラー7,
8で折り返された長い光路長を経てスクリーン6に達
し、このスクリーン6上に拡大された画像が投影される
構成となっている。また、本実施形態では、2枚のミラ
ー7,8で光路を折り返し、かつ背面投影スクリーン6
を用いているため、液晶ディスプレイユニット3に備え
られた液晶板31(後述する図5〜図8参照)に正像を
形成することによって、スクリーン6に映し出された画
像を観察する観察者にもそのまま正像が観察されること
になる。さらに、本実施形態では、スクリーン6が斜め
に配列されており、本体部5aを手で把持した状態で観
察しやすい向きに画像が映し出されることになる。
【0029】本実施形態においては、図3に示すよう
に、多数の画像入力手段あるいは画像入出力手段を備え
ている。以下、そられについて1つずつ説明する。図
1,図2にも示す可搬型の記録媒体101には、カラー
画像をあらわす画像情報が記憶されており、その記録媒
体101からは記録媒体駆動部104により、その画像
情報が電気的な画像信号として読み出され、このモバイ
ル機器内部で伝達される各種の信号の流れを制御するシ
ステムコントローラ100を経由して画像処理回路11
0に送られる。
【0030】画像処理回路110は、記録媒体101か
ら得られた画像信号や以下において説明する各種の画像
入力手段から入力された画像信号等を合成、編集して合
成画像を生成する役割りを担っている。EEPROM1
02は、モバイル機器内部に備えられたメモリであり、
このEEPROM102には画像情報が記憶されてお
り、記録媒体101の場合と同様にして、その画像情報
が電気的な画像信号として読み出され、システムコント
ローラ100を経由して画像処理回路110に送られ
る。
【0031】装飾データメモリ103は、画像を装飾す
るための画像情報、例えば各種のキャラクタや各種の図
案(テンプレート)等の画像情報があらかじめ記憶され
たメモリであり、この装飾データメモリ103からも記
録媒体101やEEPROM102の場合と同様、例え
ばキャラクタやテンプレート等が電気的な画像信号とし
て読み出され、システムコントローラ100を経由して
画像処理回路110に送られる。
【0032】また、図1,図2にも示す入力キーボタン
12は、ボタン操作によりこのモバイル機器に各種の指
令やデータを入力するためのものであり、このキー入力
ボタン12の操作によって画像情報をどこから入力して
どこに送るかが定められる。また、このキー入力ボタン
12から画像に重畳するための文字メッセージ等を入力
することもできる。キー入力ボタン12から文字メッセ
ージが入力されると、その文字メッセージをあらわす信
号も画像処理回路110に入力され、画像の一部として
合成される。ここではこの文字メッセージをあらわす信
号も、他の画像信号と区別せずに画像信号に含めるもの
とする。さらに、キー入力ボタン12は、後述するIS
DN受発信回路106を経由して電話をかけるときの、
電話番号入力ボタンも兼ねている。
【0033】外部接続端子11は、例えばパーソナルコ
ンピュータ等と接続するための端子であり、パーソナル
コンピュータ側から各種の指令を入力したり、画像やそ
の他の情報をやりとりすることができる。受発信回路1
05は、アンテナ13に接続されており、画像情報を担
持する電波をキャッチして画像情報を得たり、I/Oポ
ート108側から送られてきた画像信号をアンテナ13
から電波として発信したりする回路である。
【0034】ISDN受発信回路106は、図1,図2
に図示していない電話接続端子を介して市中の電話網に
接続する回路であり、電話回線を経由して入力されてき
た画像信号を受信し、あるいはI/Oポート側から送ら
れてきた画像信号を電話回線を通じて送信する役割りを
有する回路である。これらのキー入力ボタン12,外部
接続端子11,受発信回路105,およびISDN受発
信回路106は、外部との情報交換を仲介するI/Oポ
ート108を介してシステムコントローラ100に接続
されている。
【0035】画像処理回路110において必要に応じて
合成、編集等が行なわれた後の画像信号は、1つの経路
としては、D/A変換器111によりアナログ画像信号
に変換され、バッファアンプ113、および図1,図2
に示す図示しない外部出力端子114を経由して外部に
出力される、この外部出力端子114は、例えばテレビ
のビデオ端子と接続されテレビに画像を表示することも
できる。
【0036】また、画像処理回路110から出力される
画像信号の他の経路として、その合成、編集後の画像信
号がシステムコントローラ100に戻され、キー入力ボ
タン12等からの指令に応じて記録媒体101に記録さ
れたり、あるいはそのシステムコントローラ100から
さらにI/Oポート108を経由し、外部接続端子11
から出力されて図示しないパーソナルコンピュータに取
り込まれたり、受発信回路105およびアンテナ13を
経由して電波として発信されたり、ISDN受発信回路
106を経由して電話回線に送信される。
【0037】さらに、画像処理回路110から出力され
る画像信号のもう1つの経路として、インターフェース
回路112を経由して液晶ディスプレイユニット3が駆
動され、最終的に、図1,図2に示すスクリーン6に画
像を映し出すという、本発明に特有の経路が存在する。
この、スクリーン6に画像を映し出すという画像出力経
路については後で詳述するが、ここでは、その前に、図
1〜図3に示すモバイル機器の典型的な操作手順につい
て説明する。
【0038】図4は、図1〜図3に示すモバイル機器の
典型的な操作手順を示したフローチャートである。先ず
電源スイッチをオンにする(ステップa)。この電源ス
イッチは、キー入力ボタン12のうちの1つである。次
に、画像や文字の読み込みのための操作を行なう(ステ
ップb)。図1〜図3に示すモバイル機器に様々な入力
手段が備えられておりここでは、どの入力手段を用いて
画像や文字を入力するかを選択する。
【0039】ステップcでは、入力された画像や文字の
うち、どの画像(文字を含む)を画像として再生するか
を選択する。さらに、装飾データメモリ103に格納さ
れている装飾用図案の中から再生画像中に取り込もうと
する図案を選択する(ステップd)。この装飾用図案は
必ずしも選択する必要はない。
【0040】ここまでの操作を行なうと、画像処理回路
110では画像の合成、編集処理が行なわれ、完成した
画像をあらわす画像信号がインターフェース回路112
に送られ、液晶ディスプレイユニット3が駆動され、ス
クリーン6上にその完成画像が表示される(ステップ
e)。そこで、その完成画像を確認し、外部に向けて送
信する必要があるときは、画像発信手段を選択し発信す
べき旨キー操作を行なう(ステップf)。その操作を受
けてスクリーン6に表示された画像を担持する画像情報
が外部に向けて発信される。
【0041】図5,図6は、液晶ディスプレイユニット
の一構成例を示す、それぞれ断面図、分解斜視図であ
る。ただし、図6では筐体は示されていない。この液晶
ディスプレイユニット3は、透過型マトリックス駆動型
液晶板31、その背面側に拡散板32,光増量板33が
備えられており、さらにその背面側に、赤色(R),緑
色(G),青色(B)の各発光色で発光する各LED3
41,342,343が取り付けられた回路基板34が
備えられている。これらは筐体35の内部に配置され、
その筐体35の、液晶板31の前面の位置には、透明の
保護カバー36が固定されている。
【0042】この液晶板31には、多数の画素(例えば
縦240画素×横320画素=合計76,800画素)
が二次元的に配列されているが、この液晶板31自体に
は、R,G,Bの要素はなく、一時には、その液晶板3
1を構成する全画素を用いて1枚の画像が形成され、そ
の液晶板31の背後に配列されたR,G,Bの3つのL
ED341,342,343のうちのいずれのLEDを
点灯させるかに応じてその液晶板31を透過し、さらに
保護カバー36を透過してくる光がその色の画像とな
る。
【0043】図7,図8は、液晶ディスプレイユニット
の別の構成例を示す、それぞれ断面図、筐体を除く分解
斜視図である。前面に透明な保護カバー36が固定され
た筐体35の内部に、図5,図6に示す液晶ディスプレ
イユニットに示した液晶板と同じタイプの液晶板31
と、その液晶板31の背後に拡散板37と、さらにその
背後にR,G,Bの3つのLED341,342,34
3が搭載された回路基板34が備えられている。ただ
し、その回路基板34上のLED341,342,34
3の取付け位置は、図5,図6に示す液晶ディスプレイ
ユニットを構成する回路基板上のLEDの取付位置とは
異なり、図8に示す回路基板34の、上の縁に寄った位
置に、拡散板37を照明する方向に向けて取り付けられ
ている。
【0044】3つのLED341,342,343のい
ずれかが点灯すると、その発光光は拡散板37に一旦入
射し、その拡散板37内で一様に拡散されて液晶板31
を背面から照射する。図1〜図3に1つのブロックで示
す液晶ディスプレイユニット3は、この図7,図8に示
す構成を備えてたものであってもよい。
【0045】図9は、液晶ディスプレイユニット3を構
成する液晶板31に画像を形成するシーケンスを示した
タイミングチャートである。図3に示されているインタ
ーフェース回路112は、動作周波数変換回路112
1、表示制御回路1122およびD/A変換器1123
から構成されており、液晶板31への画像形成は、表示
制御回路1122がその役割りを担っている。
【0046】ここでは、1フレーム分のカラー画像が、
R,G,Bの各色に対応したフレーム画像に分解され、
液晶板31には、図9に示すように、時分割的に、先ず
Rに対応したフレーム画像が形成され、次にGに対応す
るフレーム画像が形成され、次にBに対応するフレーム
画像が形成され、さらには、次の1フレーム分のカラー
画像がR,G,Bの各色に対応してフレーム分解された
3つの画像のうちのRに対応したフレーム画像,Gに対
応したフレーム画像,Bに対応したフレーム画像と、循
環的にR,G,Bの各フレーム画像が形成される。
【0047】また、液晶板への各フレーム画像の形成と
同期して、R対応のフレーム画像が形成されているタイ
ミングでRのLED341がパルス点灯し、G対応のフ
レーム画像が形成されているタイミングでGのLED3
42がパルス点灯し、B対応のフレーム画像が形成され
ているタイミングでBのLED343が点灯する。する
と、液晶ディスプレイユニット3からは、時分割的に、
画像情報を担持したR,G,B,R,G,……の色の光
が順次に出射し、図1,図2を参照して説明した光路を
経て、スクリーン6には、R,G,B,R,G,……の
色の画像が順次に映し出され、人間の目の残像現象によ
り、観察者にとってそのスクリーン6上にカラー画像が
形成されることになる。
【0048】ここで、1フレーム分のカラー画像を構成
するR,G,Bの3つのフレーム画像を1グループとし
たとき、その1グループを構成する3つのフレーム画像
が液晶板31上に形成される周期T(図9参照)は、1
/16sec以下に設定される。これよりも周期Tが長
くなると、人間の目に光の断続、画像の飛び飛びの変化
が認識されてちらつきを覚え、動画像の場合画像のなめ
らかな動きが阻害されるからである。
【0049】また、R,G,Bの各LED341,34
2,343の発光パルスのパルス幅は、R,G,Bの各
フレーム画像が液晶板31に形成されている時間tより
も短かいパルス幅であるが、さらには、スクリーン6上
に映し出される画像の明るさ等との兼ね合いで許容でき
る範囲でさらに短かいパルス幅で発光させることが好ま
しい。そうすることにより消費電力を低減することがで
き、電池を内蔵して駆動する携帯用モバイル機器に一層
好適となる。
【0050】上記説明は動画像を念頭に置いた説明であ
るが、静止画像を形成する場合も同様である。静止画像
の場合、いわば1フレーム分のカラー画像しか存在しな
いが、インターフェース回路112の表示制御回路11
22により、その1フレーム分のカラー画像がR,G,
Bの各色に対応して3つのフレーム画像に分解され、そ
れら3つのフレーム画像が循環的に液晶板31上に形成
される。こうすることによりスクリーン6上に静止カラ
ー画像を表示続けることができる。
【0051】尚、ここでは、R,G,B,R,G,……
の順にフレーム画像の形成、LEDの点滅を行なう旨説
明したが、R,G,Bの順である必要はなく、どのよう
な順序であってもよいことはもちろんである。図10
は、図3に示すインターフェース回路112を構成する
動作周波数変換回路1121の概略ブロック図である。
【0052】ここには、2つのフレームメモリ1121
1,11212と、制御部11213と、4つのスイッ
チ回路11214,11215,11216,1121
7が備えられている。図3に示す画像処理回路110か
らは、カラー画像をあらわすディジタルの画像信号SG
NL1が第1の動作周波数のクロックCLK1に同期し
てインターフェース回路112に伝達され、そのインタ
ーフェース回路112を構成する、この図10に示す動
作周波数変換回路1121に入力される。この画像信号
SGNL1はクロックCLK1に同期して、基本的に
は、ある1つのフレームの画像信号がフレームメモリ1
1211に格納されると、次のフレームはフレームメモ
リ11212により格納され、さらに次のフレームはフ
レームメモリ11211に格納される、というように、
各フレーム毎に2つのフレームメモリ11211,11
212に交互に格納される。制御部11213は、クロ
ックCLK1をモニタし、1フレーム分の画像信号SG
NL1が一方のフレームメモリに格納し終わる毎に2つ
のスイッチ11214,11215を連動して切り替え
る。
【0053】一方、これらのフレームメモリ1121
1,11212からの画像信号の読出し側も同様であ
り、今度は第2の動作周波数のクロックCLK2に同期
して、一方のフレームメモリから1フレーム分の画像信
号が読み出されると、出力側2つのスイッチ1121
6,11217が切り替えられて、今度はもう一方のフ
レームメモリからクロックCLK2に同期して画像信号
が読み出される。スイッチ11216,11217の切
り替えは、クロックCLK2をモニタしている制御部1
1213によって行なわれる。
【0054】ここでは、クロックCLK2に同期して読
み出された画像信号を、画像信号SGNL2と称する。
2つのクロックCLK1,CLK2の周波数が等しい場
合、例えばフレームメモリ11211に既に画像信号S
GNL1が格納されており、フレームメモリ11212
に次のフレームの画像信号SGNL1を格納している状
況においては、フレームメモリ11212に画像信号を
格納している間にフレームメモリ11211から画像信
号SGNL2を読み出し、フレームメモリ11212に
画像信号SGNL1が格納し終わり、次のフレームの画
像信号SGNL1がフレームメモリ11211に格納さ
れ始めるタイミングで、フレームメモリ11212から
画像信号SGNL2の読出しを開始すればよいが、2つ
のクロックCLK1,CLK2の周波数が異なる場合は
上記のような1:1のタイミングでは動作できない。そ
の場合、以下のようにして画像信号の格納、読出しを行
なうことによって、クロックCLK1に同期した画像信
号SGNL1からクロックCLK2に同期した画像信号
SGNL2への変換を行なう。
【0055】入力側のクロックCLK1の周波数が高い
場合は、2つのフレームメモリ11211,11212
の双方に画像信号SGNL1が1フレームずつ格納さ
れ、さらに次のフレームの画像信号SGNL1が送られ
てくるタイミングに至っても、それら2つのフレームメ
モリ11211,11212のいずれも読出しが完了し
ていないという状況が生じ得る。制御部11213はク
ロックCLK1とクロックCLK2との双方をモニタし
ており、このような状態に至ったことを知ることができ
る。ここで、入力側の2つのスイッチ11214,11
215は、2つのフレームメモリ11211,1121
2のいずれにも接続されない中立点を有しており、制御
部11213は、上記の状態に達した場合、入力側のス
イッチ11214,11215を中立点に切り替え、2
つのフレームメモリ11211,11212のいずれか
一方が読出し完了によって空になるまで、フレーム単位
で入力側の画像信号SGNL1をいずれのフレームメモ
リ11211,11212にも格納しないようにする。
それら2つのフレームメモリ11211,11212の
いずれか一方が空になったら、その空になった方のフレ
ームメモリ側にスイッチ11214,11215を切り
替え、次のフレームの先頭からその空になったフレーム
メモリに格納を開始する。
【0056】一方、入力側のクロックCLK1の周波数
よりも読出し側のクロックCLK2の周波数が高い場合
は、2つのフレームメモリ11211,11212のう
ちの一方のフレームメモリからの読出しが終了した時点
で、もう一方のフレームメモリへの画像信号SGNL1
の格納が終了していない状況が生じ得る。この状況が生
じたことは、双方のクロックCLK1,CLK2をモニ
タしている制御部11213によって検知され、この状
況が生じた場合、制御部11213はスイッチ1121
6,11217の切り替えを行なわない。すなわち、読
出し側では、同じフレームメモリから同じフレームの画
像信号を再度読み出すことになる。その同じフレームメ
モリから同じフレームの画像信号を再度読み出し終えた
時点でもう一方のフレームメモリへの次のフレームの画
像信号SGNL1の格納が終了していれば、今度はスイ
ッチ11216,11217が切り替えられ、その新た
なフレームの画像信号が読み出される。
【0057】図3に示すインターフェース回路112の
動作周波数変換回路1121では、上記のようにして、
動作周波数がCLK1の周波数からCLK2の周波数に
変換される。動作周波数変換回路1121により上記の
ようにして動作周波数の変換を受けた画像信号SGNL
2は、図3のインターフェース回路112に示す表示制
御回路1122に入力される。表示制御回路1122
は、前述したようにカラー画像の各フレームを、1フレ
ームにつきR,G,Bの三原色の3つのフレームに分解
して、順次に出力する。
【0058】表示制御回路1122から順次出力された
各色毎のフレームをあらわす画像信号はD/A変換器1
123でアナログの画像信号に変換されて液晶ディスプ
レイユニット3の液晶板31(図5〜図8参照)に入力
される。また、表示制御回路1122からは、液晶ディ
スプレイユニット3のLED341,342,343に
向けて各LED341,342,343の点滅を制御す
る制御信号も送られる。それらの画像信号、制御信号が
入力されたときの液晶ディスプレイユニット3における
動作は、図9を参照して説明したとおりである。尚、こ
れまで説明してきた第1実施形態においては、画像信号
を取得する手段として、EEPROM102、記録媒体
101および記録媒体駆動部104、装飾データメモリ
103、外部接続端子11、アンテナおよび受発信回路
105、およびISDN受発信回路106が備えられて
いるが、本発明のモバイル機器は、これらの全てを備え
る必要はなく、例えば記録媒体101および記録媒体駆
動部104のみであってもよく、アンテナ13および受
発信回路105のみであってもよく、これらの2種類で
あってもよい。あるいは、図3に示されていない他の画
像信号入力手段を備えていてもよい。
【0059】図11は、本発明のモバイル機器の第2実
施形態の断面図である。これまで説明してきた第1実施
形態との相違点について説明する。この第2実施形態で
は、図1,図2に示す、第1実施形態に備えられていた
反射ミラー7が省かれ、液晶ディスプレイユニット3か
ら出射した光は直接に結像レンズユニット4に入射して
いる。
【0060】この場合、液晶板31(図5〜図8参照)
に形成される画像に対し、スクリーン6に映し出され観
察に供される画像は上下が逆像となる。そこで、この第
2実施形態においては、図3に示すインターフェース回
路112の表示制御回路1122に画像を上下逆像に変
換する機能を持たせ、液晶板31上に上下の逆像を形成
する。こうすることにより、スクリーン6を観察する観
察者には正像が提供されることになる。
【0061】図12は、本発明のモバイル機器の第3実
施形態の断面図である。この第3実施形態には、スクリ
ーン6の前面を開閉自在に覆う開閉カバー21と、その
開閉カバー21の開および閉に応じて、インターフェー
ス回路112(図3参照)を始め、各部への電力供給を
行ない、あるいは各部への電力の供給を社団するリーフ
スイッチ22が備えられている。
【0062】この実施形態の場合、電源をオン/オフに
する手間が省けるとともに、電源オフが確実に行なわ
れ、無駄な電力消費が防止される。図13は、本発明の
モバイル機器の第4実施形態の断面図である。この第4
実施形態は、スクリーン6を取り巻くフード23が備え
られている。この場合、スクリーン6には、外光に邪魔
されず一層見やすい画像が映し出される。
【0063】尚、この図13には、固定式のフードが示
されているが、フードを折り畳み式にしてもよく、その
折り畳み式のフードに、図12に示す実施形態における
開閉カバー21の役割りを担わせ、リーフスイッチ22
をオン/オフする構成としてもよい。図14は、本発明
のモバイル機器の第5実施形態の断面図、図15は、そ
の第5実施形態の回路ブロック図である。第1実施形態
との相違点について説明する。
【0064】この第5実施形態には撮像装置および音声
入出力装置が組み込まれている。撮像装置は、撮影レン
ズ41、CCDイメージセンサ42、そのCCDイメー
ジセンサ42を駆動するCCDドライバ43、および増
幅器441、A/D変換器442からなる受像回路44
を備えている。また、音声入出力装置は、図14には図
示されていないが、図15に示すように、マイクロホン
45、スピーカ46と、それらマイクロホン45からの
入力音声信号やスピーカ46への出力音声信号を取り扱
う音声入出力回路47を備えている。
【0065】撮影にあたっては、撮影レンズ41を通っ
てきた光がCCDイメージセンサ42に入射してそのC
CDイメージセンサ42上に形成された画像が読み取ら
れ、その読取りにより得られた画像信号が増幅器441
で増幅されさらにA/D変換器442でディジタルの画
像信号に変換されて画像処理回路110に入力される。
画像処理回路110では、この撮影により得られた画像
信号も、図3を参照して説明した様々な経路から画像処
理回路110に入力されてきた画像信号と同様に取り扱
われる。
【0066】また、マイクロホン45でピックアップさ
れた音声信号は、音声入出力回路47を経由することに
よりディジタルの音声信号に変換されてシステムコント
ローラ100に入力され、記録媒体101に記録され、
あるいは受発信回路105およびアンテナ13を経由し
て画像とともに電波として発信され、さらには、ISD
N受発信回路106を経由して電話回線に発信され、あ
るいは外部接続端子11を介して図示しないコンピュー
タシステムに送られる。
【0067】また、外部接続端子11を経由して入力さ
れてきた音声信号、あるいは記録媒体101から読み出
された音声信号、さらには、電波や電話回線を介して入
力されてきた音声信号は、システムコントローラ100
を経由して音声入出力回路47に送られ、アナログの音
声信号に変換され、スピーカ46により発音される。音
声信号は、上記のほか、例えば記録媒体101から読み
出した音声信号を電波として発信するなど、様々な経路
での受発信を行なうこともできる。
【0068】図14,図15に示す第5実施形態は、撮
像装置および音声入出力装置を備えいているため、携帯
用テレビ電話等に好適である。尚、図14,図15に示
す第5実施形態に示す撮像装置は、本体部分に一体的に
備えられているが、撮像装置を着脱式としてもよい。ま
たこれと同様に、音声入出力装置も着脱式としてもよ
い。
【0069】また、上記の第5実施形態には、画像信号
や音声信号を入力あるいは出力する多数の手段が備えら
れているが、本発明のモバイル機器は、図5に示す多数
の入出力手段の全てを備える必要はなく、それらの一部
であってもよく、あるいは図5には示されていない他の
入出力手段を備えてもよい。例えば典型的な態様とし
て、記録媒体101および記録媒体駆動部104と、ア
ンテナ13および受発信回路105例えば典型的な態様
として、インターフェース回路112および液晶ディス
プレイユニット3なる必須の画像出力機能のほか、撮像
装置と、記録媒体駆動部104と、受発信部105およ
びアンテナ13とを備えた構成としてもよく、その構成
にさらに、マイクロホン45、スピーカ46、および音
声入出力回路47からなる音声入出力装置を備えた構成
としてもよい。
【0070】図16は、図14,図15に示す第5実施
形態における典型的な操作手順を示すフローチャートで
ある。図5に示す第1実施形態に関するフローチャート
との相違点について説明する。図14,図15に示す第
5実施形態には、撮像装置が備えられているため、キー
操作によるモード切替えが行なわれる(ステップg)。
【0071】キー操作により撮影モードに切り替えられ
ると、図15に示すCCDドライバ43によりCCDイ
メージセンサ42が駆動され(ステップi)て画像信号
が取り込まれ、その画像信号が画像処理回路110、イ
ンターフェース回路112を経由して液晶ディスプレイ
ユニット3に伝達され、その被写体画像がスクリーン6
上に表示される(ステップj)。そこで、そのスクリー
ン6上に表示された構図で良いと判断するとシャッター
レリーズボタン(図14に示す複数のキー入力ボタン1
2のうちの1つ)を押すと(ステップk)、そのときに
スクリーンに表示されていた画像が記録媒体101に記
録される(ステップl)。また、そのときに何か話すと
その話された音声も記録媒体101に格納される(ステ
ップm)。これにより撮影が終了する。
【0072】一方、キー操作により再生モードに切り替
えられると、ステップb’に進む。図4に示すフローチ
ャート中のステップbでは、画像や文字を読み込むと説
明したが、このステップb’では、画像や文字のほか音
声も読み込まれる。ここでは、撮影モードにおいて記録
媒体101に記録された画像と音声がその記録媒体10
1から読み込まれるものとする。ステップc〜eは図4
に示すフローチャートのステップc〜eと同じであり重
複説明は省略する。ステップeにおいて、スクリーン上
に、ステップlで記録された撮影画像が表示されると、
スピーカ46からは、ステップmにおいてその撮影画像
に対応づけて話した音声が再生される。図4のステップ
fでは画像が発信される旨説明したが、図6のステップ
f’では画像とともに音声も発信される。このモバイル
機器を電話として使用するとき、再生モードにおいても
マイクロホン45で音声がピックアップされ、画像は変
更せずに音声だけを発信することもできる。
【0073】図17は、本発明のモバイル機器の第6実
施形態の主要内部構造を示す模式図、図18は、図17
に示す矢印A−Aに沿う断面図である。図14〜図16
に示す第5実施形態との相違点について説明する。この
第6実施形態では、撮影装置40が着脱式であって、着
脱ノブ48を回すことにより、本体側の筐体5に設けら
れたネジ孔5cに撮像装置40側のネジ49が螺合し、
撮影装置40が本体に固定されるようになっている。撮
像装置40が本体に固定されると、それと同時に、図1
8,図19には図示は省略されているが、それら相互間
で電気的な接続もなされる。
【0074】また、本体側では,電池9が横置きに配置
されるなど部品の配置位置が異なるほか、スクリーン6
が、筐体5の,手に把持される本体部5aの壁面と平行
に、スクリーン保持部5bに保持されている。さらに、
液晶ディスプレイユニット3から出射した光の光路に沿
って先ず結像レンズ4が配置され、その後方に反射ミラ
ー7が配置されており、図1,図2に示す第1実施形態
と比べそれらの配置の前後関係が逆になっている。この
場合、スクリーン6に映し出された画像は、観察者の目
には、液晶板31(図5〜図8参照)に形成される画像
と比べ、上下、左右とも逆の画像として観察されること
になる。このため、この第6実施形態においては、図1
5に示すインターフェース回路112の表示制御回路1
122は画像を上下、左右とも逆像に変換する機能を有
しており、液晶板31上に上下、左右とも逆の画像を形
成する。こうすることにより、スクリーン6を観察する
観察者に正像を提供することができる。
【0075】また図17,図18に示すモバイル機器
は、スクリーン6が平行に取り付けられているため、携
帯に一層便利な外形形状となっている。図19は、本発
明のモバイル機器の第7実施形態の主要内部構造を示す
模式図、図20は、図19に示す矢印A−Aに沿う断面
図である。この第7実施形態も、図17,図18に示す
第6実施形態と同様、着脱式の撮像装置を備えたもので
あるが、ここでは撮像装置は図示省略されている。図1
7,図18に示す第6実施形態との相違点について説明
する。
【0076】図19,図20に示す第7実施形態では、
スクリーン6は、筐体5に直接取り付けられているので
はなく、支持枠61に支持され、その支持枠61がヒン
ジ62を介して筐体5に取り付けられている。この第7
実施形態の場合、図20に示すように、ヒンジ62を中
心に支持枠61を矢印R方向に回動してスクリーン6を
開け、液晶ディスプレイユニット3、結像レンズユニッ
ト4、2枚の反射ミラー7,8を経由してきた光をこの
モバイル機器外部の、例えば部屋の壁に映すこともで
き、支持枠61を矢印R方向に回動してスクリーン6を
閉じ、図17,図18に示す第6実施形態の場合と同様
にスクリーン6上に画像を映し出すこともできる。
【0077】ここで、スクリーン6上に画像を映し出す
場合と、部屋の壁等に画像を映し出す場合とでは互いに
左右が逆像となり、このため、この第7実施形態におい
ては、インターフェース回路112に、スクリーン6を
開けたときと閉じた時とで画像を左右逆に補正する画像
姿勢補正機能が内蔵されている。尚、もともと、スクリ
ーン6を閉じたとき、液晶板31上の画像と比べスクリ
ーン6上の画像が上下、左右とも逆像であるという点
は、図17,図18に示す第6実施形態で説明したとお
りであり、この第7実施形態では、インターフェース回
路112において、この点も合わせて画像姿勢が補正さ
れる。
【0078】また、この図19,図20に示す実施形態
においては、結像レンズユニット4に、ピント調整ノブ
51が備えられており、このピント調整ノブ51を回わ
すと結像レンズが光軸方向に移動し、スクリーン6上に
画像を映す場合と部屋の壁等に画像を映す場合との双方
のいずれにもピントの合った画像を形成することができ
る。
【0079】尚、この図19,図20において、スクリ
ーン6を閉じたときと開いたときとでインターフェース
回路112で画像姿勢を補正する旨説明したが、インタ
ーフェース回路112で補正することに代え、スクリー
ン6の開閉に伴って光路中に出入りする、画像姿勢補正
用の光学系を用いて画像姿勢を補正してもよい。
【0080】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
携帯用機器に適した液晶表示機能を備えたモバイル機器
を提供することができる。また、本発明によれば、近年
実用機に至った小型・省電力・高解像度の、さらには応
答性の速い透過率の高い透過型マトリックス駆動型液晶
板を採用した液晶ディスプレイユニットと、これを適切
に駆動するインターフェース回路とを備えることによっ
て、非常にクリアで明るい画像を得ることができ、しか
も画像がスクリーン上に投影されるので、画像から目を
離して容易に観察することができるモバイル機器を小
型、軽量に製作できる。さらに、この場合、高細密画像
が実現できるので、画像のみでなく、細い文字情報も明
確に判別、観察することができる。さらに省電力性とす
ることもでき、電池を主電源とする各種モバイル機器
を、長時間電池交換なしで使用することもできる。
【0081】さらに、本発明によれば、結像レンズユニ
ットのタイプあるいは結像光学系の選択肢が広く、モバ
イル機器の目的に合った形態を選択するための自由度が
大きい。さらに、本発明によれば、スクリーンのみでな
く、モバイル機器外部に投影するように構成することも
でき、大画面に投影して観察することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のモバイル機器の第1実施形態の主要内
部構造を示す模式図である。
【図2】図1に示す矢印A−Aに沿う断面図である。
【図3】図1、図2に示すモバイル機器の回路構成を示
すブロック図である。
【図4】図1〜図3に示すモバイル機器の典型的な走査
手順を示したフローチャートである。
【図5】液晶ディスプレイユニットの一構成例を示す断
面図である。
【図6】液晶ディスプレイユニットの一構成例を示す分
解斜視図である。
【図7】液晶ディスプレイユニットの別の構成例を示す
断面図である。
【図8】液晶ディスプレイユニットの別の構成例を示す
筐体を除く分解斜視図である。
【図9】液晶ディスプレイユニットを構成する液晶板に
画像を形成するシーケンスを示したタイミングチャート
である。
【図10】図3に示すインターフェース回路を構成する
動作周波数変換回路の概略ブロック図である。
【図11】本発明のモバイル機器の第2実施形態の断面
図である。
【図12】本発明のモバイル機器の第3実施形態の断面
図である。
【図13】本発明のモバイル機器の第4実施形態の断面
図である。
【図14】本発明のモバイル機器の第5実施形態の断面
図である。
【図15】第5実施形態の回路ブロック図である。
【図16】示す第5実施形態における典型的な操作手順
を示すフローチャートである。
【図17】本発明のモバイル機器の第6実施形態の主要
内部構造を示す模式図である。
【図18】図17に示す矢印A−Aに沿う断面図であ
る。
【図19】本発明のモバイル機器の第7実施形態の主要
内部構造を示す模式図である
【図20】図19に示す矢印A−Aに沿う断面図であ
る。
【符号の説明】
1 モバイル機器 2 回路ブロック類 3 液晶ディスプレイユニット 4 結像レンズユニット 5 筐体 5a 本体部 5b スクリーン保持部 5c ねじ孔 6 スクリーン 7,8 反射ミラー 9 電池 10 記録媒体装填室カバー 11 外部接続端子 12 キー入力ボタン 13 アンテナ 31 透過型マトリックス駆動型液晶板 32 拡散板 33 光増量板 34 回路基板 35 筐体 36 保護カバー 40 撮影装置 41 撮影レンズ 42 CCDイメージセンサ 43 CCDドライバ 44 受像回路 45 マイクロホン 46 スピーカ 47 音声入出力回路 48 着脱ノブ 49 ネジ孔 51 ピント調整ノブ 61 支持枠 62 ヒンジ 100 システムコントローラ 101 記録媒体 102 EEPROM 103 装飾データメモリ 104 記録媒体駆動部 105 受発信回路 106 ISDN受発信回路 108 I/Oポート 110 画像処理回路 111 D/A変換器 112 インターフェース回路 113 増幅器 114 外部出力端子 341,342,343 LED 1121 動作周波数変換回路 1122 表示制御回路 1123 D/A変換器 11211,11212 フレームメモリ 11213 制御部 11214,11215,11216,11217 入
力側のスイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G09G 3/20 642 G09G 3/20 642J 680 680C 3/36 3/36 H04N 5/66 102 H04N 5/66 102A 9/30 9/30 (72)発明者 大村 紘 埼玉県朝霞市泉水3丁目11番46号 富士写 真フイルム株式会社内

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二次元的に配列された多数の画素を有し
    それら多数の画素に全体として画像が形成される透過型
    の液晶板と、複数の発光色それぞれで発光して前記液晶
    板を背面から照射する光源部とを有する液晶ディスプレ
    イユニット、 カラー画像をあらわす画像信号が入力され、該カラー画
    像が前記光源部の複数の発光色に対応して分解されてな
    る複数の分解画像を順次に前記液晶板に形成するととも
    に、該液晶板への分解画像の順次形成に同期させて、前
    記光源部を、該液晶板に形成された分解画像に対応する
    発光色で点滅させるインターフェース回路、 前記光源部から発せられ前記液晶板を透過した光が投影
    されるスクリーン、 前記液晶板に形成された画像を前記スクリーン上に結像
    する結像光学系、および前記液晶ディスプレイユニット
    と、前記インターフェース回路と、前記結像光学系とを
    内蔵するとともに、前記スクリーンが取り付けられてな
    る可搬型の筐体を備えたことを特徴とするモバイル機
    器。
  2. 【請求項2】 前記インターフェース回路が、前記液晶
    ディスプレイユニットを動作させる第1の動作周波数と
    は異なる第2の動作周波数の画像信号が入力され、該画
    像信号を該第1の動作周波数に同期した画像信号に変換
    する動作周波数変換部を有することを特徴とする請求項
    1記載のモバイル機器。
  3. 【請求項3】 前記インターフェース回路が、1フレー
    ムのカラー画像を構成する複数の分解画像を1グループ
    としたとき、前記液晶板上の分解画像を、1/16(s
    ec/グループ)以上の速さで更新し、かつ、該液晶板
    への分解画像の順次形成に同期させて、前記光源部を、
    該液晶板に1つの分解画像が形成されている時間よりも
    短い発光時間のパルス光が発せられるように点滅させる
    ものであることを特徴とする請求項1記載のモバイル機
    器。
  4. 【請求項4】 前記インターフェース回路が、静止カラ
    ー画像をあらわす1フレーム分の画像信号が入力され、
    該静止カラー画像を構成する複数の分解画像を循環的に
    繰り返し前記液晶板に形成するものであることを特徴と
    する請求項1記載のモバイル機器。
  5. 【請求項5】 前記光源部から発せられ前記液晶板を透
    過した光によって提供される画像が正像として観察され
    るように画像の姿勢を補正する画像姿勢補正手段を備え
    たことを特徴とする請求項1記載のモバイル機器。
  6. 【請求項6】 前記光源部から発せられ前記液晶板を透
    過した光を、前記スクリーン上に投影することに代え
    て、前記筐体外部に出射させる光路切替手段を備えたこ
    とを特徴とする請求項1記載のモバイル機器。
  7. 【請求項7】 前記筐体が、手に把持される本体部と、
    該本体部壁面に対し前記スクリーンを斜めに保持するス
    クリーン保持部とを有するものであることを特徴とする
    請求項1記載のモバイル機器。
  8. 【請求項8】 前記筐体が、手に把持される本体部と、
    該本体部壁面に対し前記スクリーンを平行に保持するス
    クリーン保持部とを有するものであることを特徴とする
    請求項1記載のモバイル機器。
  9. 【請求項9】 前記スクリーン前面を開閉自在に覆う開
    閉カバーと、該開閉カバーの開および閉に応じて、それ
    ぞれ、前記インターフェース回路への電力供給路を接続
    および切断するスイッチとを備えたことを特徴とする請
    求項1記載のモバイル機器。
  10. 【請求項10】 前記スクリーンを取り巻くフードを備
    えたことを特徴とする請求項1記載のモバイル機器。
  11. 【請求項11】 可搬型記録媒体が装脱自在に装填さ
    れ、装填された可搬型記録媒体から画像信号を得て前記
    インターフェース回路に伝達する可搬型記録媒体駆動部
    を備えたことを特徴とする請求項1記載のモバイル機
    器。
  12. 【請求項12】 画像情報を担持する電波を受信して画
    像信号を得、該画像信号を前記インターフェース回路に
    伝達する受信部を備えたことを特徴とする請求項1記載
    のモバイル機器。
  13. 【請求項13】 可搬型記録媒体が装脱自在に装填され
    装填された可搬型記録媒体をアクセスする可搬型記録媒
    体駆動部と、 電波を受発信する受発信部と、 前記可搬型記録媒体駆動部、前記受発信部、および前記
    インターフェース部の間で伝達される画像信号の流れを
    制御するコントロール部とを備えたことを特徴とする請
    求項1記載のモバイル機器。
  14. 【請求項14】 撮像により静止画像あるいは動画像を
    あらわす画像信号を生成する撮像装置を、一体的あるい
    は着脱自在に備え、 前記コントロール部が、前記可搬型記録媒体駆動部、前
    記受発信部、前記インターフェース部、および前記撮像
    装置の間で伝達される画像信号の流れを制御するもので
    あることを特徴とする請求項13記載のモバイル機器。
  15. 【請求項15】 音声を入出力する音声入出力装置を、
    一体的あるいは着脱自在に備え、 前記コントロール部が、画像信号の流れを制御するとと
    もに、前記可搬型記録媒体駆動部、前記受発信部、およ
    び前記音声入出力装置の間で伝達される音声信号の流れ
    を制御するものであることを特徴とする請求項13又は
    14記載のモバイル機器。
  16. 【請求項16】 電波を受発信する受発信部と、 音声を入出力する、一体的に備えられた、あるいは着脱
    自在な音声入出力装置と、 前記受発信部で受信して得た画像信号の、前記インター
    フェース回路への伝達を制御するとともに、前記音声入
    出力装置と前記受発信部との間における音声信号の伝達
    を制御するコントロール部を備えたことを特徴とする請
    求項1記載のモバイル機器。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102004025713A1 (de) * 2004-05-26 2005-12-22 Christian Wolf Spiegelanordnung und Halterung für Digitalkameras
JP2006011346A (ja) * 2004-06-25 2006-01-12 Plus Vision Corp ドッキング型画像投影装置
JP2007102078A (ja) * 2005-10-07 2007-04-19 Nikon Corp 投影装置および電子カメラシステム
US7850314B2 (en) 2006-02-24 2010-12-14 Konica Minolta Opto, Inc. Light-emitting module and image projection apparatus using same

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