JP2007102078A - 投影装置および電子カメラシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】プロジェクタをもたない電子機器に対して容易に追加可能な投影装置を提供する。
【解決手段】プロジェクタ20を電子カメラ10のアクセサリシュー110に装着して電子カメラシステムを構成する。電子カメラ10とプロジェクタ20とを通信可能に構成し、再生モードに設定されている電子カメラ10との間で通信が成立した場合、電子カメラ10からプロジェクタ20へ投影開始指示および再生用のデータを送信し、当該再生用データによる再生画像をプロジェクタ20が自動的に投影する。電子カメラ10が撮影モードに切替えられた場合に、電子カメラ10からプロジェクタ20へ投影終了指示を送信し、プロジェクタ20が自動的に投影を終了する。
【選択図】図1

Description

本発明は、光学像を投影する投影装置に関する。
プロジェクタを搭載した電子カメラが知られている(特許文献1)。特許文献1によれば、プロジェクションモードスイッチやビデオ再生ボタンの操作によってプロジェクタによる投影が開始される。
特開平8−146512号公報
プロジェクタをもたない電子機器にも、プロジェクタ機能を追加することが望まれる。
本発明による投影装置は、光学像を投影する投影手段と、電子機器のアクセサリ装着部材に嵌合する取り付け部材と、電子機器との間で通信する通信手段と、電子機器から送信された制御信号に応じて投影手段を制御する制御手段とを備えることを特徴とする。
請求項1に記載の投影装置において、電子機器から送信されたデータによる再生像を投影手段に投影させるように制御手段を構成してもよい。
請求項2に記載の投影装置において、制御手段は、電子機器からのデータが通信手段で所定時間受信されない場合、投影手段に投影を終了させることもできる。
請求項1に記載の投影装置において、制御手段は、電子機器から送信されたフォーカス調節指示に応じて、所定画像を投影手段に投影させることもできる。
請求項1に記載の投影装置において、制御手段は、電子機器から送信されたズーム調節指示に応じて、投影手段にズーム調節させることもできる。
請求項1〜5のいずれか一項に記載の投影装置において、電子機器は電子カメラで構成してもよい。この場合の制御手段は、電子カメラが再生モードであることを示す信号が電子カメラから送信されると投影手段に投影を開始させ、電子カメラが撮影モードであることを示す信号が電子カメラから送信されると投影手段に投影を終了させることもできる。
本発明による電子カメラシステムは、撮影手段、アクセサリ装着部材、および投影装置への制御信号を送信する送信手段を含み、撮影手段によって撮影された画像データを撮影画像ファイルとして記録媒体に保存する電子カメラと、光学像を投影する投影手段、アクセサリ装着部材に嵌合する取り付け部材、および電子カメラからの制御信号に応じて投影手段を制御する制御手段を有する投影装置とを備えることを特徴とする。
本発明による投影装置では、投影機能をもたない電子機器に対して容易に装着、投影できる。
本発明による電子カメラシステムによれば、投影機能もたない電子カメラに投影装置を容易に装着、投影できる。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態について説明する。図1は、本発明の一実施の形態による電子カメラシステムを前方から見た斜視図である。電子カメラシステムは、プロジェクタ20および電子カメラ10によって構成される。
(電子カメラ)
図1において、電子カメラ10の正面に撮影レンズ11が設けられている。電子カメラ10の上面には、レリーズボタン14と、ズームスイッチ16と、モード切替ダイヤル15と、メインスイッチ22と、アクセサリシュー110とが設けられている。アクセサリシュー110には、プロジェクタ20などが装着される。
モード切替えダイヤル15は、撮影モードや再生モードなどの電子カメラ10の動作モードを切替えるためのモード切替え操作部材である。撮影モードは、被写体像を撮影し、撮影した画像データをメモリカードなどで構成される記録媒体に撮影画像ファイルとして保存する動作モードである。静止画撮影の場合は静止画像ファイルが生成され、動画撮影の場合には動画像ファイルが生成される。撮影開始指示は、レリーズボタン14の押下操作に応じて出力される操作信号が対応する。撮影モードでは、電子カメラ10に内蔵されるマイクにより集音した音声のデータを、記録媒体に保存することも可能に構成されている。
再生モードは、撮影済みの画像データを記録媒体(たとえば、後述するメモリカード200や不図示の内部メモリ)から読出すなどして、画像データによる再生画像を電子カメラ10の背面に配設されている液晶表示器、もしくはアクセサリシュー110に装着されたプロジェクタ20によって再生表示(投影)する動作モードである。再生モードでは、音声データによる音声を電子カメラ10に内蔵されるスピーカから再生することも可能である。なお、再生モードでは、記録媒体以外から読出された画像データ(音声データ)や、電子カメラ10の外部から供給される画像データ(音声データ)による再生画像や音声も、それぞれ表示(投影)、再生が可能である。
電子カメラ10には、レンズ鏡筒Pをカメラ筐体内に沈胴させる沈胴機構も備えられている。
図2は、電子カメラシステムの構成を説明するブロック図である。図2において、電子カメラ10は撮像部220と、CPU101と、メモリ102と、操作部材103と、液晶表示器104と、スピーカ105と、マイク106と、外部インターフェイス(I/F)107と、電源回路108と、アクセサリシュー110を有し、バッテリー109およびメモリカード200がそれぞれ装着されている。メモリカード200は着脱可能である。
コントローラであるCPU101は、制御プログラムに基づいて、電子カメラ10を構成する各部から入力される信号を用いて所定の演算を行うなどして、電子カメラ10の各部に対する制御信号を送出することにより、撮影動作および再生動作の制御を行う。CPU101はさらに、アクセサリシュー110を介してプロジェクタ20との間で通信を行い、プロジェクタ20による投影動作を制御することも可能に構成される。制御プログラムは、CPU101内の不図示の不揮発性メモリに格納されている。
メモリ102はCPU101の作業用メモリとして使用される。操作部材103は、図1におけるメインスイッチ22、レリーズボタン14、ズームスイッチ16、およびモード切替えダイヤル15に対応し、レリーズボタン14の押下操作に連動してオンする不図示の半押しスイッチや全押しスイッチを含む。半押しスイッチは、レリーズボタン14の押下げ量が半押し操作量に達するとオンし、全押しスイッチは、レリーズボタン14の押下げ量が半押し操作量より大きい全押し操作量に達するとオンする。操作部材103は、操作内容に対応する操作信号をCPU101へ送出する。
メモリカード200はフラッシュメモリなどの不揮発性メモリによって構成され、CPU101の指令によって撮像部220で撮影された画像データなどのデータの書き込み、保存および読み出しが可能である。
液晶表示器104は、CPU101の指令により画像やテキストなどの情報を表示する。テキスト情報は、電子カメラ10の動作状態、操作メニューなどである。スピーカ105は、CPU101から出力される音声データによる音声を再生する。
マイク106は、集音した音声を電気信号に変換してCPU101へ送出する。音声信号のデータは、撮影モード時にメモリカード200に記録される。
外部インターフェイス(I/F)107は、ビデオカメラなどの外部機器から送信されるビデオ信号による再生画像を液晶表示器104に表示させるために、ビデオ信号を画像データに変換し、変換後の画像データをCPU101へ送出する。また、外部インターフェイス(I/F)107は、外部機器から送信される音声信号による音声をスピーカ105で再生させるための音声データに変換し、変換後の音声データをCPU101へ送出する。
バッテリー109は電子カメラ10内の各部へ電力を供給する。電源回路108はDC/DC変換回路などで構成され、バッテリー109の電圧を電子カメラ10内の各部で必要な電圧に変換する。電源回路108はさらに、アクセサリシュー110を介してプロジェクタ20側へ電源供給することも可能に構成される。
電子カメラ10のアクセサリシュー110にプロジェクタ20の取り付け部160が装着されると、アクセサリシュー110および取り付け部160内の端子同士が接続されるように構成される。端子は、少なくとも制御信号端子(Control I/F)、データ信号端子(Data I/F)、および電源ライン端子を含む。電子カメラ10およびプロジェクタ20は、これらの端子を介して通信および電源供給を行う。
(撮像部)
撮像部220は、撮影レンズ221(図1において11)と、イメージセンサ222と、レンズ駆動回路223と、撮影制御回路224と、鏡筒沈胴機構225とを含む。イメージセンサ222としては、CCDやCMOS撮像素子などが用いられる。撮影制御回路224は、CPU101からの指令によりイメージセンサ222およびレンズ駆動回路223を駆動制御するとともに、イメージセンサ222から出力される撮像信号(蓄積電荷信号)に対して所定の画像処理を行う。画像処理は、ホワイトバランス処理やガンマ処理などである。
撮影レンズ221は、イメージセンサ222の撮像面上に被写体像を結像させる。撮影制御回路224は、撮影開始指示に応じてイメージセンサ222に撮像を開始させ、撮像終了後にイメージセンサ222から蓄積電荷信号を読出し、上記画像処理を施した上で画像データとしてCPU101へ送出する。
レンズ駆動回路223は、撮影制御回路224から出力されるフォーカス調節信号に基づいて、撮影レンズ221を構成するフォーカスレンズ(不図示)を光軸方向に進退駆動する。また、レンズ駆動回路223は、撮影制御回路224から出力されるズーム調節信号に基づいて、撮影レンズ221を構成するズームレンズ(不図示)を光軸方向(テレ側もしくはワイド側)へ進退駆動する。フォーカス調節量およびズーム調節量は、CPU101から撮影制御回路224へ指示される。
(カメラのフォーカス調節)
撮像部220は、撮影レンズ221を構成するフォーカスレンズを光軸方向にシフトすることにより、撮影レンズ221のフォーカス調節を行う。オートフォーカス調節を行う場合のCPU101は、イメージセンサ222で撮像された画像信号のうち、フォーカス検出エリア(たとえば撮影画面中央)に対応する画像信号についての高周波数成分の積算値(いわゆる焦点評価値)を最大にするように、フォーカス調節信号を撮影制御回路224へ送る。焦点評価値を最大にするフォーカスレンズの位置は、イメージセンサ222によって撮像される被写体像のエッジのボケをなくし、画像のコントラストを最大にする合焦位置である。
(カメラのズーム調節)
撮像部220は、投影レンズ121を構成するズームレンズを光軸方向にシフトすることにより、撮影レンズ221の光学ズーム調節を行う。CPU101は、ズームスイッチ16からの操作信号に応じてズーム調節信号を撮影制御回路224へ送る。CPU101は、ズームスイッチ16から右回し操作信号が入力された場合にズームアップするようにズーム調節信号を送り、ズームスイッチ16から左回し操作信号が入力された場合にはズームダウンするようにズーム調節信号を送る。ズームスイッチ16は、異なる2つの操作信号を択一的に出力するように構成される。
また、撮影制御回路224は、CPU101からの指令に応じて鏡筒沈胴機構225へ指令を送り、撮影レンズ221の鏡筒P(図1)を電子カメラ10の筐体内に沈胴させたり、筐体内に沈胴されている鏡筒Pを撮影時の状態(図1)まで繰出させたりする。
(プロジェクタ)
投影装置であるプロジェクタ20は、取り付け部160(図1)を電子カメラ10のアクセサリシュー110に嵌合させることにより、電子カメラ10に装着される。電子カメラ10に装着されたプロジェクタ20は、電子カメラ10の前方に配設されるスクリーンなどに向けて投影レンズ121を介して投影光束を射出し、スクリーン上に画像などの情報を投影する。
図2において、プロジェクタ20は投射部120と、CPU151と、メモリ152と、操作部材153と、外部インターフェイス(I/F)155と、電源回路156と、スピーカ159と、検出スイッチ1000とが備えられ、バッテリー157およびメモリカード154がそれぞれ装着されている。
コントローラであるCPU151は、制御プログラムに基づいて、プロジェクタ20を構成する各部から入力される信号を用いて所定の演算を行うなどして、プロジェクタ20の各部に対する制御信号を送出することにより、プロジェクタ20の投影動作を制御する。制御プログラムは、CPU151内の不図示の不揮発性メモリに格納されている。CPU151は、プロジェクタ20が投影する画像のデータに対する台形歪み補正(キーストン補正)を画像処理によって行う。
CPU151はさらに、プロジェクタ20が電子カメラ10に装着された場合、取り付け部160およびアクセサリシュー110内の端子を介して電子カメラ10のCPU101との間で通信を行う。
メモリ152はCPU151の作業用メモリとして使用される。操作部材153は、メインスイッチ、光源オン/オフスイッチなどを含み、各操作スイッチに対応する操作信号をCPU151へ送出する。
メモリカード154は不揮発性メモリによって構成され、不図示のカードスロットに着脱可能に構成されている。外部インターフェイス155は、CPU151の指令により不図示のケーブルなどを介して外部機器との間でデータを送受信する。送受信するデータは、映像・音声データや、プロジェクタ20に対する制御データである。
スピーカー159は、CPU151から出力された音声信号による音声を再生する。バッテリー157はプロジェクタ20内の各部へ電力を供給する。電源回路156はDC/DC変換回路などで構成され、バッテリー157の電圧をプロジェクタ20内の各部で必要な電圧に変換する。電源回路156は、取り付け部160内の端子を介して電子カメラ10から供給される電力を使用することも可能に構成される。
検出スイッチ1000は、取り付け部160がアクセサリシュー110へ装着されたことを検出し、検出信号をCPU151へする。取り付け部160がアクセサリシュー110に装着されていない場合には検出信号を出力しない。
(投射部)
投射部120は、投影レンズ121と、液晶パネル122と、LED光源123と、投射制御回路124と、レンズ駆動回路125とを含む。投射制御回路124は、CPU151から出力される投影指令に応じてLED光源123に駆動電流を供給する。LED光源123は、供給された電流に応じた明るさで液晶パネル122を照明する。なお、LED光源123は撮影時の照明光源としても使用される。
投射制御回路124はさらに、CPU151から送出される画像データに応じて液晶パネル駆動信号を生成し、生成した駆動信号で液晶パネル122を駆動する。具体的には、液晶層に対して画像信号に応じた電圧を画素ごとに印加する。電圧が印加された液晶層は液晶分子の配列が変わり、当該液晶層の光の透過率が変化する。このように、画像信号に応じてLED光源123からの光を変調することにより、液晶パネル122が光像を生成する。
投影レンズ121は、液晶パネル122から射出される光像をスクリーンなどへ向けて投影する。レンズ駆動回路125は、投射制御回路124から出力されるオフセット調節信号に基づいて、投影レンズ121を光軸に対して直交する方向へ進退駆動する。また、レンズ駆動回路125は、投射制御回路124から出力されるフォーカス調節信号に基づいて、投影レンズ121を構成するフォーカスレンズ(不図示)を光軸方向へ進退駆動する。レンズ駆動回路125はさらに、投射制御回路124から出力されるズーム調節信号に基づいて、投影レンズ121を構成するズームレンズ(不図示)を光軸方向へ進退駆動する。オフセット調節量、フォーカス調節量およびズーム調節量は、CPU151から投射制御回路124へ指示される。
(投射像のオフセット)
投影レンズ121が光軸と直交する向きにシフトされることにより、投射部120から射出される光束の射出方向が変化し、投射像がオフセットされる。投射像のオフセットは、投影レンズ121をシフトさせて行う他にも、液晶パネル122、LED光源123を光軸に対して垂直方向にシフトさせて行う構成としてもよい。すなわち、投影レンズ121と液晶パネル122の相対的位置関係を光軸に垂直な方向に変化させることで、投射像のオフセットを実現できる。
(投射像のキーストン補正)
投影レンズ121、液晶パネル122、LED光源123の一部を光軸に対して垂直方向にシフトさせる際には、そのシフト量に応じて投影するデータに対するキーストン補正を行う。投射像に上記オフセットを与えるだけでは投射像が台形状に変化するので、CPU151は、投射像を台形状から長方形状に補正するために画像処理による電気的なキーストン補正を施す。CPU151内のメモリには、あらかじめ投射像を方形状に補正するための初期補正値が記憶されている。CPU151は、オフセット調節量に対応する初期補正値を読み出し、読み出した初期補正値をもとに投影する像のデータに対するキーストン補正処理をメモリ152上で施し、キーストン補正処理後の画像データを投射制御回路124へ送出する。
(投射像のフォーカス調節)
投影レンズ121を構成するフォーカスレンズを光軸方向にシフトすることにより、投射部120は投射像のフォーカス調節を行う。マニュアルフォーカス調節を行う場合のCPU151は、操作部材153からの操作信号に応じてフォーカス調節信号を投射制御回路124へ送る。
(投射像のズーム調節)
投影レンズ121を構成するズームレンズを光軸方向にシフトすることにより、投射部120は投射像のズーム調節を行う。CPU151は、操作部材153からの操作信号(または電子カメラ10から送信される操作信号)に応じてズーム調節信号を投射制御回路124へ送る。
(投影ソース:source)
投射部120は、CPU151の指令により下記ソース1.〜ソース4.のいずれかによるコンテンツを投影および再生する。CPU151は、操作部材153(もしくは電子カメラ10)からソース切替え操作信号が入力されるごとに、ソース1.〜ソース3.の投影画像をソース1.→2.→3.→1.…の順にサイクリックに切替えるように、各画像に対応する画像データを投射部120へ送出する。ただし、プロジェクタ20にメモリカード154が装着されていない場合にはソース1.がスキップされる。また、プロジェクタ20が電子カメラ10のアクセサリシュー110に装着されていない場合、もしくはプロジェクタ20が電子カメラ10のアクセサリシュー110に装着されていても電子カメラ10のメインスイッチがオフされている場合にはソース2.がスキップされる。また、外部インターフェイス(I/F)155に外部機器が接続されていない場合にはソース3.がスキップされる。
また、CPU151は、装着されている電子カメラ10からチャート投影への切替え指示信号が入力されると、下記ソース4.に対応する画像データを投射部120へ送出する。
ソース1.メモリカード154から読出したデータによる再生画像
ソース2.電子カメラ10から送信されたデータによる再生画像
ソース3.外部インターフェイス(I/F)155から入力されたデータによる再生画像
ソース4.フォーカス調節用のチャートであり、たとえば、白地に黒線による縞模様で構成される画像
CPU151は、上記ソース1.に対応する画像を投影する場合、記録日時が最も新しい(記録されている画像データの中で最後に撮影されたもの)画像データをメモリカード154から順に読出し、読出した画像データを投射部120へ送出する。
本実施形態による電子カメラシステムは、電子カメラ10に装着されたプロジェクタ20が、電子カメラ10との間で通信しながら投影動作を行う。
(プロジェクタ側の処理)
図3は、プロジェクタ20のCPU151が実行するプログラムによる処理の流れを説明するフローチャートである。図3による処理は、プロジェクタ20のメインスイッチがオンされ、検出スイッチ1000からの検出信号がCPU151へ入力されると起動する。
図3のステップS1において、CPU151は、通信が成立したか否かを判定する。CPU151は、所定の通信プロトコルを用いて電子カメラ10側のCPU101との間で通信を行い、通信が成立すればステップS1を肯定判定してステップS2へ進む。CPU151は、通信が成立しなければステップS1を否定判定し、ステップS13へ進む。
ステップS13へ進んだCPU151は通常処理を行う。通常処理は、プロジェクタ20を電子カメラ10に装着しないで使用する場合や、プロジェクタ20が装着されている電子カメラ10のメインスイッチがオフされている場合、およびプロジェクタ20との間で通信する機能を備えていない電子カメラなどにプロジェクタ20が装着されている場合の処理である。
通常処理を行うCPU151は、操作部153から入力される操作信号に応じて、投影オン/オフ、投影ソース切替え、マニュアルフォーカス調節、およびズーム調節処理をそれぞれ投射制御回路124へ指示する。具体的には、光源オン/オフスイッチからの操作信号が入力された場合、操作信号に応じてLED光源123の点灯/消灯を指示する。ソース切替え操作信号が入力された場合には、上述したように、投射部120へ送出する画像データを切り替える。電子カメラ10との間で通信が不成立の場合にプロジェクタ20が投影する初期画像は、上記ソース1.のメモリカード154から読出した画像データによる再生画像とする。
また、マニュアルでフォーカス調節する操作信号が入力された場合のCPU151は、上述したように、操作信号に応じたフォーカス調節信号を投射制御回路124へ送る。ズーム調節する操作信号が入力された場合のCPU151は、上述したように、操作信号に応じたズーム調節信号を投射制御回路124へ送る。CPU151は、このように通常処理を行うとステップS11へ進む。
ステップS2へ進んだCPU151は、電子カメラ10が再生モードに設定されているか否かを判定する。CPU151は、通信によって電子カメラ10が再生モードであることを示す信号を受信すると、ステップS2を肯定判定してステップS3へ進む。一方、CPU151は、電子カメラが撮影モードであることを示す信号を受信すると、ステップS2を否定判定してステップS14へ進む。
(電子カメラが再生モードの場合)
ステップS3へ進む場合はLED光源123を投影光源として用いる。ステップS3において、CPU151は投影指示されたか否かを判定する。CPU151は、投影に関して指示する信号が入力されるとステップS3を肯定判定してステップS4へ進み、投影に関して指示する信号が入力されない場合にはステップS3を否定判定し、ステップS5へ進む。投影に関して指示する信号は、電子カメラ10から送信される制御信号、もしくは操作部材153からの操作信号である。
ステップS4において、CPU151は、入力された信号に応じて投影開始もしくは投影終了を投射制御回路124へ指示してステップS5へ進む。なお、電子カメラ10との間で通信が成立している場合にプロジェクタ20がスクリーン(不図示)に向けて投影する初期画像は、上記ソース2.の電子カメラ10から送信されたデータによる再生画像とする。
ステップS5において、CPU151は、ソース切替えが指示されたか否かを判定する。CPU151は、投影ソースの切替えを指示する信号が入力されるとステップS5を肯定判定してステップS6へ進み、投影ソースの切替えを指示する信号が入力されない場合にはステップS5を否定判定し、ステップS7へ進む。ソース切替えを指示する信号は、電子カメラ10から送信される制御信号、もしくは操作部材153からの操作信号である。
ステップS6において、CPU151は、入力された信号に応じて投射部120へ送出する画像データを切替え、ステップS7へ進む。送出する画像データは、ソース1.〜ソース3.のいずれかに対応するものである。CPU151はさらに、投射部120へ送出する画像データに対応する音声信号をスピーカ159で再生させる。
ステップS7において、CPU151は、ズーム調節を指示されたか否かを判定する。CPU151は、ズーム調節を指示する信号が入力されるとステップS7を肯定判定してステップS8へ進み、ズーム調節を指示する信号が入力されない場合にはステップS7を否定判定し、ステップS9へ進む。ズーム調節を指示する信号は、電子カメラ10から送信される制御信号、もしくは操作部材153からの操作信号である。
ステップS8において、CPU151はズーム調節処理を行う。CPU151は、上述したように、入力された信号に応じたズーム調節信号を投射制御回路124へ送出してステップS9へ進む。
ステップS9において、CPU151は、オートフォーカス(AF)調節を指示されたか否かを判定する。CPU151は、AF調節を指示する信号が入力されるとステップS9を肯定判定してステップS10へ進み、AF調節を指示する信号が入力されない場合にはステップS9を否定判定し、ステップS11へ進む。AF調節を指示する信号は、電子カメラ10から送信される制御信号である。なお、電子カメラ10における撮像部220のフォーカス調節は、あらかじめスクリーン(不図示)に対してピントが合うように行われている。
ステップS10において、CPU151はAF調節処理を行う。CPU151は、上記ソース1.〜ソース3.のいずれかの再生画像に代えて上記ソース4.のチャート画像データを投射制御回路124へ送り、チャート画像を投影させる。CPU151はさらに、投影されたチャート画像を撮影する電子カメラ10の撮像部220で得られる画像信号のうち、フォーカス検出エリア(たとえば撮影画面中央)に対応する画像信号についての高周波数成分の積算値(いわゆる焦点評価値)を最大にするように、フォーカス調節信号を投射制御回路124へ送る。焦点評価値の大きさを示す信号は、AF調節処理時に電子カメラ10からプロジェクタ20へデータ信号端子(Data I/F)を介して送信されるように構成されている。
上述したように、焦点評価値を最大にするフォーカスレンズの位置は、電子カメラ10の被写体であるチャート投影像のエッジのボケをなくし、投影像のコントラストを最大にするフォーカス調節位置である。CPU151は、AF調整処理を終了すると、ソース4.のチャート画像に代えて元の再生画像を投影させてステップS11へ進む。
ステップS11において、CPU151は、オフ指示されたか否かを判定する。CPU151は、操作部材153から電源オフを指示する操作信号が入力されるとステップS11を肯定判定してステップS12へ進み、電源オフを指示する操作信号が入力されない場合にはステップS11を否定判定し、ステップS1へ戻る。
ステップS12において、CPU151は、投射制御回路124へ投影終了を指示するとともに、所定の電源オフ処理を行って図3による処理を終了する。
(電子カメラが撮影モードの場合)
ステップS14へ進む場合はLED光源123を撮影時の照明光源として用いる。この場合のCPU151は、投射制御回路124へ指令を送り、液晶パネル122の全画素について光の透過率を最大にさせておく。
ステップS14において、CPU151は発光指示されたか否かを判定する。CPU151は、電子カメラ10から送信された発光指示(制御信号)を受けるとステップS14を肯定判定してステップS15へ進み、発光指示を受けない場合にはステップS14を否定し、ステップS11へ進む。発光指示は、周知のX接点信号が対応する。
ステップS15において、CPU151は投射制御回路124へ指令を送り、LED光源123を所定光量発光させてステップS11へ進む。これにより、被写体を照明する照明光が投影レンズ121から電子カメラ10の前方へ向けて射出される。
なお、上記の例では全画素最大透過での照明として説明したが、カメラからの指令に基づき、任意の配光パターンでの照明も可能である。たとえば、ごく一部の領域のみを照明したり、照明色を変更するように構成してもよい。
(電子カメラ側の処理)
図4は、電子カメラ10のCPU101が実行するプログラムによる処理の流れを説明するフローチャートである。図4による処理は、電子カメラ10のメインスイッチがオンされ、モード切替えダイヤル15からCPU101へ投影モードへの切替えを指示する操作信号が入力されると起動する。
図4のステップS51において、CPU101は、撮影制御回路224へ撮像部オフを指示してステップS52へ進む。これにより、撮像部220における撮像動作が停止する。
ステップS52において、CPU101は、レンズ鏡筒Pが沈胴状態か否かを判定する。CPU101は、撮影制御回路224から沈胴状態を示す信号を受けるとステップS52を肯定判定してステップS54へ進み、非沈胴状態を示す信号を受けた場合にはステップS52を否定判定し、ステップS53へ進む。
ステップS53において、CPU101は、撮影制御回路224へ沈胴指令(指示)を送出してステップS54へ進む。ステップS54において、CPU101は、通信が成立したか否かを判定する。CPU101は、所定の通信プロトコルを用いてプロジェクタ20側のCPU151との間で通信を行い、通信が成立すればステップS54を肯定判定してステップS56へ進む。CPU101は、通信が成立しなければステップS54を否定判定し、ステップS55へ進む。
ステップS55へ進む場合のCPU101は、再生画像を液晶表示器104に表示させる。ステップS55において、CPU101は、液晶表示器104に再生表示を開始させてステップS57へ進む。ステップS57へ進む場合のCPU101は、プロジェクタ20に対して制御信号やデータ等を送信しない。
ステップS56へ進む場合のCPU101は、再生画像をプロジェクタ20に投影させる。ステップS56において、CPU101は、プロジェクタ20へ投影開始指示(制御信号)を送信するとともに、液晶表示器104による表示をオフさせてステップS57へ進む。
ステップS57において、CPU101は、記録日時が最も新しい画像データをメモリカード200から読出し、読出した画像データを再生用の画像データとする。CPU101は、再生画像を液晶表示器104に表示させる場合は再生用画像データを液晶表示器104へ送信し、再生画像をプロジェクタ20に投影させる場合には再生用画像データをプロジェクタ20へ送信する。これにより、CPU101が送出した画像データによる再生画像が液晶表示器104もしくはプロジェクタ20によって再生表示(投影)される。なお、CPU101は、投影中の画像のデータファイルに対応付けられて音声データが記憶されている場合、液晶表示器104による表示中には当該音声データによる音声をスピーカ105から再生する。また、プロジェクタ20による投影中には当該音声データをプロジェクタ20へ送信し、プロジェクタ20側のスピーカ159から音声再生させる。
ステップS58において、CPU101は、コマ送り/コマ戻し操作が行われたか否かを判定する。CPU101は、操作部材103からコマ送りもしくはコマ戻しを指示する操作信号が入力されるとステップS58を肯定判定してステップS57へ戻り、操作信号に対応する画像データをメモリカード200から読出し、読出した画像データを再生用の画像データとする。一方、CPU101は、操作部材103からコマ送りおよびコマ戻しを指示する操作信号がいずれも入力されない場合には、ステップS58を否定判定してステップS59へ進む。
ステップS59において、CPU101は、ソース切替え操作が行われたか否かを判定する。CPU101は、操作部材103からソース切替えを指示する操作信号が入力されるとステップS59を肯定判定してステップS63へ進み、ソース切替えを指示する操作信号が入力されない場合にはステップS59を否定判定してステップS60へ進む。
ステップS60において、CPU101は、モード切替え操作が行われたか否かを判定する。CPU101は、モード切替えダイヤル15から撮影モードへ切替える操作信号が入力された場合、ステップS60を肯定判定してステップS61へ進む。また、CPU101は、撮影モードへ切替える操作信号が入力されない場合にはステップS60を否定判定し、ステップS62へ進む。
ステップS61において、CPU101は、再生画像を液晶表示器104に表示させている場合は液晶表示器104による表示をオフさせ、再生画像をプロジェクタ20に投影させている場合にはプロジェクタ20による投影画像をオフさせて、図4による処理を終了する。プロジェクタ20に投影画像をオフさせる場合、プロジェクタ20へ投影終了指示(制御信号)を送信する。
ステップS62において、CPU101は、再生用画像データが記録画像か否かを判定する。CPU101は、再生用画像データがメモリカード200に記録されている記録画像である場合にステップS62を肯定判定してステップS58へ戻り、再生用画像データが外部インターフェイス(I/F)107から入力された画像である場合にはステップS62を否定判定し、ステップS59へ戻る。
ステップS63において、CPU101は、再生用の画像データを切替えてステップS64へ進む。具体的には、ソース切替え操作が行われるごとに、メモリカード200から読み出した画像データと、外部インターフェイス(I/F)107から入力された画像データとを切替えてステップS64へ進む。
ステップS64において、CPU101は、再生用画像データが記録画像か否かを判定する。CPU101は、再生用画像データがメモリカード200に記録されている記録画像に切替えられた場合にステップS64を肯定判定してステップS57へ戻り、画像データをメモリカード200から読出し、読出した画像データを再生用の画像データとする。一方、CPU101は、再生用画像データが外部インターフェイス(I/F)107から入力された画像データに切替えられた場合には、ステップS64を否定判定してステップS59へ戻る。この場合はコマ送り/戻し操作の判定は不要である。
CPU101は、上述したフローチャートのステップS56以降、ステップS60においてモード切替え操作を肯定判定するまで、レリーズボタン14およびズームスイッチ16を撮影モード時と異なる機能の操作部材として扱う。レリーズボタン14の場合、撮影指示のための操作部材ではなく、プロジェクタ20のオートフォーカス調節を指示したり、プロジェクタ20に対して上記ソース4.のフォーカス調節用のチャート投影像へ切替え指示するための操作部材として扱われる。ズームスイッチ16の場合は、撮像部220のズーム調節ではなく、プロジェクタ20の投射部120のズーム調節のための操作部材として扱われる。
以上説明した実施形態によれば、次の作用効果が得られる。
(1)プロジェクタ20を電子カメラ10のアクセサリシュー110に装着して電子カメラシステムを構成するようにしたので、プロジェクタ20の姿勢を安定させるとともに、電子カメラ10が載置されるテーブル(不図示)などの平面から投影像が射出される投影レンズ121までの高さを稼ぐことができる。投影レンズ121の位置を高くすることにより、投影される光束の一部が載置平面でけられるおそれが少なくなる。
(2)電子カメラ10とプロジェクタ20とを通信可能に構成し、再生モードに設定されている電子カメラ10との間で通信が成立した場合、電子カメラ10からプロジェクタ20へ投影開始指示(制御信号)および再生用のデータを送信し、当該再生用データによる再生画像をプロジェクタ20が自動的に投影する(図4のステップS56、図3のステップS4)ようにした。これにより、電子カメラ10の液晶表示器104をオフ操作したり、プロジェクタ20の投影ランプ(LED光源123)のオン操作や投影画像の選択操作を省略でき、電子カメラシステムの使い勝手がよくなる。
(3)上記(2)に加えて、電子カメラ10が撮影モードに切替えられた場合に、電子カメラ10からプロジェクタ20へ投影終了指示(制御信号)を送信し、プロジェクタ20が自動的に投影を終了する(図4のステップS61、図3のステップS4)ようにした。これにより、プロジェクタ20の投影ランプ(LED光源123)のオフ操作を省略でき、電子カメラシステムの使い勝手がよくなる。
(4)プロジェクタ付き電子カメラ10は、プロジェクタ20に再生投影を開始させたステップS56以降、ステップS60においてモード切替え操作を肯定判定するまで、レリーズボタン14を撮影指示のための操作部材ではなく、プロジェクタ20のオートフォーカス調節を指示したり、プロジェクタ20に上記ソース4.のフォーカス調節用のチャート投影像へ切替え指示するための操作部材として扱うように機能変更し、ズームスイッチ16を投射像のズーム調節のための操作部材として扱うように機能変更した。これにより、投影に関する新たな操作部材を追加しなくてもよい。
(変形例1)
上記電子カメラ10は、メニュー設定などによってあらかじめ設定された内容に応じて、電子カメラ10の電源オフ処理時(タイマーオフ時を含む)にプロジェクタ20に対して電源オフ指示(制御信号)を送信するように構成してもよい。この場合の電子カメラ10のCPU101は、操作部材103から電源オフを指示する操作信号が入力されると、プロジェクタ20へ電源オフ指示を送信するとともに、電子カメラ10に対する所定の電源オフ処理を行う。電源オフ指示を受けたプロジェクタ20のCPU151は、投射制御回路124へ投影終了を指示するとともに、プロジェクタ20に対する所定の電源オフ処理を行う。
(変形例2)
また、上記電子カメラ10は、メニュー設定などであらかじめ設定された内容に応じて、電子カメラ10の電源回路108からプロジェクタ20の電源回路156へ電源を供給をする/しない、もしくはプロジェクタ20のバッテリー157の残容量が不足した場合にのみ電源回路108から電源回路156へ電源を供給するなどの切替えを行うようにしてもよい。電源回路108から電源回路156への電源供給が許可されている場合のCPU151は、投射制御回路124へ指令を送り、LED光源123に供給する電流値を通常より増加させ、投影像が明るくなるように投射部120を制御してもよい。
(変形例3)
電子カメラ10からプロジェクタ20へ投影開始指示(制御信号)および再生用のデータを送信し、当該データによる再生画像をプロジェクタ20が投影しているとき、プロジェクタ20が電子カメラ10からのデータを受信しない状態が所定時間続いた場合には、プロジェクタ20が投影を終了するように構成してよい。この場合のCPU151は、投射制御回路124へ投影終了を指示してLED光源123をオフさせる。
(変形例4)
電子カメラ10およびプロジェクタ20はアクセサリシュー110および取り付け部160内の端子を介して通信および電源供給を行うようにしたが、電子カメラ10およびプロジェクタ20間を接続ケーブルで接続し、この接続ケーブルを介して通信を行ったり、電源供給を行ったりするように構成してもよい。
(変形例5)
また、上記プロジェクタは電子カメラに接続しなくても単独で動作可能である。この場合は、内蔵するバッテリによって駆動し、CPUにより投射内容を制御する。投影ソースは、メモリカードに保存されているものでもよいし、外部I/Fを通じて供給される信号でもよい。単独で動作する場合は、回動可能な取り付け部を略90度回転させる。取り付け部は、90度回転させた位置でクリックにより停止するようになっている。その状態で、取り付け部の端面と、プロジェクタ筐体の下面とがほぼ一致するように構成されており、これらにより設置面を構成する。このように構成することにより、アクセサリシューを有する電子カメラにはそこで接続可能とする一方で、アクセサリシューを有していない電子カメラでも外部I/Fを通じて接続ができるようになり、使い勝手をよくできる。また、単独の小型プロジェクタとしても機能させることができる。
(変形例6)
さらにまた、電子カメラと接続し、電子カメラ内の画像データを通信により取得して投影する場合、投影時にその画像データをプロジェクタ側のメモリカードに保存(COPY)してもよい。これにより、同じデータの二度目以降の投射時には、画像そのものを通信しなくてもよくなるので、レスポンスが早くなるというメリットがある。また、電子カメラから取り外して単独プロジェクタとして動作する場合にも、その画像データを使って投影できるという利点がある。
上述した説明では、プロジェクタ20を電子カメラ10のアクセサリシュー110に装着する例を説明したが、アクセサリシューを備える他の電子機器に装着するように構成してもよい。
以上の説明はあくまで一例であり、発明を解釈する上で、上記の実施形態の構成要素と本発明の構成要素との対応関係に何ら限定されるものではない。プロジェクタ部は、透過型液晶でも反射型液晶(LCOS)でもDMDでもよい。
電子カメラシステムを前方から見た斜視図である。 電子カメラシステムの構成を説明するブロック図である。 プロジェクタのCPUが実行するプログラムによる処理の流れを説明するフローチャートである。 電子カメラのCPUが実行するプログラムによる処理の流れを説明するフローチャートである。
符号の説明
10…電子カメラ
11(221)…撮影レンズ
14…レリーズボタン
15…モード切替ダイヤル
16…ズームスイッチ
20…プロジェクタ
101、151…CPU
103、153…操作部材
104…液晶表示器
110…アクセサリシュー
120…投射部
121…投影レンズ
154、200…メモリカード
160…取り付け部
220…撮像部

Claims (7)

  1. 光学像を投影する投影手段と、
    電子機器のアクセサリ装着部材に嵌合する取り付け部材と、
    前記電子機器との間で通信する通信手段と、
    前記電子機器から送信された制御信号に応じて前記投影手段を制御する制御手段とを備えることを特徴とする投影装置。
  2. 請求項1に記載の投影装置において、
    前記制御手段は、前記電子機器から送信されたデータによる再生像を前記投影手段に投影させることを特徴とする投影装置。
  3. 請求項2に記載の投影装置において、
    前記制御手段は、前記電子機器からのデータが前記通信手段で所定時間受信されない場合、前記投影手段に投影を終了させることを特徴とする投影装置。
  4. 請求項1に記載の投影装置において、
    前記制御手段は、前記電子機器から送信されたフォーカス調節指示に応じて、所定画像を前記投影手段に投影させることを特徴とする投影装置。
  5. 請求項1に記載の投影装置において、
    前記制御手段は、前記電子機器から送信されたズーム調節指示に応じて、前記投影手段にズーム調節させることを特徴とする投影装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の投影装置において、
    前記電子機器は電子カメラであり、
    前記制御手段は、前記電子カメラが再生モードであることを示す信号が前記電子カメラから送信されると前記投影手段に投影を開始させ、前記電子カメラが撮影モードであることを示す信号が前記電子カメラから送信されると前記投影手段に投影を終了させることを特徴とする投影装置。
  7. 撮影手段、アクセサリ装着部材、および投影装置への制御信号を送信する送信手段を含み、前記撮影手段によって撮影された画像データを撮影画像ファイルとして記録媒体に保存する電子カメラと、
    光学像を投影する投影手段、前記アクセサリ装着部材に嵌合する取り付け部材、および前記電子カメラからの制御信号に応じて前記投影手段を制御する制御手段を有する投影装置とを備えることを特徴とする電子カメラシステム。
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