JPH11295568A - 光ファイバケーブル - Google Patents
光ファイバケーブルInfo
- Publication number
- JPH11295568A JPH11295568A JP10106199A JP10619998A JPH11295568A JP H11295568 A JPH11295568 A JP H11295568A JP 10106199 A JP10106199 A JP 10106199A JP 10619998 A JP10619998 A JP 10619998A JP H11295568 A JPH11295568 A JP H11295568A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- groove
- optical fiber
- segment
- segment type
- fiber cable
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 製造効率の良い、中心部材上にＳＺ集合
されたセグメント型溝部材を備えた光ファイバケーブル
を提供する。 【解決手段】 中心部材と、その周囲に、個々に収容溝
を有する複数本のセグメント型溝部材が外側方向に該収
容溝を向けて周期的にらせん方向を反転させながら撚り
合わされてなるセグメント型スペーサと、該セグメント
型スペーサの収容溝の中に収容された光ファイバ心線と
を備えた光ファイバケーブルにおいて、前記セグメント
型溝部材の内周面には長手方向に溝が設けられている、
光ファイバケーブルを提供する。
されたセグメント型溝部材を備えた光ファイバケーブル
を提供する。 【解決手段】 中心部材と、その周囲に、個々に収容溝
を有する複数本のセグメント型溝部材が外側方向に該収
容溝を向けて周期的にらせん方向を反転させながら撚り
合わされてなるセグメント型スペーサと、該セグメント
型スペーサの収容溝の中に収容された光ファイバ心線と
を備えた光ファイバケーブルにおいて、前記セグメント
型溝部材の内周面には長手方向に溝が設けられている、
光ファイバケーブルを提供する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、外周にらせん方向
が周期的に反転するＳＺらせん型の収容溝を有するスペ
ーサの収容溝に、光ファイバ心線を収容してなる光ファ
イバケーブルに関するものである。
が周期的に反転するＳＺらせん型の収容溝を有するスペ
ーサの収容溝に、光ファイバ心線を収容してなる光ファ
イバケーブルに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、布設時の応力や各種の外力による
ファイバの損傷を防止するために、外周にらせん方向が
周期的に反転するＳＺらせん型の収容溝を設けた光ファ
イバケーブル用のスペーサに光ファイバ心線を収容し
て、ケーブル化することが行われている。このように外
周にＳＺらせん型の収容溝を形成した溝付きスペーサを
使用し、その収容溝内に光ファイバ心線を収容した光フ
ァイバケーブルは、接続や端末処理などの際にも収容溝
から光ファイバ心線を取り出すことが容易であるという
点でも有利である。
ファイバの損傷を防止するために、外周にらせん方向が
周期的に反転するＳＺらせん型の収容溝を設けた光ファ
イバケーブル用のスペーサに光ファイバ心線を収容し
て、ケーブル化することが行われている。このように外
周にＳＺらせん型の収容溝を形成した溝付きスペーサを
使用し、その収容溝内に光ファイバ心線を収容した光フ
ァイバケーブルは、接続や端末処理などの際にも収容溝
から光ファイバ心線を取り出すことが容易であるという
点でも有利である。
【０００３】このタイプの光ファイバケーブルに用いら
れるスペーサとしては、従来より、テンションメンバー
の外周にプラスチックが被覆され、そのプラスチック外
周面に光ファイバ心線が収容されるＳＺらせん型の収容
溝が形成されているタイプの溝付きスペーサや、光ファ
イバケーブルに対する光ファイバ心線収容数の増加や細
径化の要望に対応するために、前記溝付きスペーサのさ
らに外周に、個々に収容溝を有する複数本のセグメント
型溝部材が外側方向に収容溝を向けて周期的にらせん方
向を反転させながら撚り合わされたタイプのセグメント
型スペーサがある。また、テンションメンバ上に直接セ
グメント型溝部材を撚り合わせたセグメント型スペーサ
もある。
れるスペーサとしては、従来より、テンションメンバー
の外周にプラスチックが被覆され、そのプラスチック外
周面に光ファイバ心線が収容されるＳＺらせん型の収容
溝が形成されているタイプの溝付きスペーサや、光ファ
イバケーブルに対する光ファイバ心線収容数の増加や細
径化の要望に対応するために、前記溝付きスペーサのさ
らに外周に、個々に収容溝を有する複数本のセグメント
型溝部材が外側方向に収容溝を向けて周期的にらせん方
向を反転させながら撚り合わされたタイプのセグメント
型スペーサがある。また、テンションメンバ上に直接セ
グメント型溝部材を撚り合わせたセグメント型スペーサ
もある。
【０００４】セグメント型スペーサは、ケーブル接続や
端末処理の際に、対象となる光ファイバ心線が収容され
ているセグメント型溝部材だけを取り出して作業するこ
とができるので、作業時に必要なスペースも小さくて済
むなどの利点がある。
端末処理の際に、対象となる光ファイバ心線が収容され
ているセグメント型溝部材だけを取り出して作業するこ
とができるので、作業時に必要なスペースも小さくて済
むなどの利点がある。
【０００５】このセグメント型スペーサにおいて、セグ
メント型溝部材を中心部材上にＳＺ集合させる方法の一
例を図６により説明する。まず、中心部材１０とセグメ
ント型溝部材５０をＳＺ撚りヘッド６１の中心部とその
周辺部に設けられた貫通孔６４、６５にそれぞれ通し、
中心部材１０を図の右方向から左方向に所定のスピード
で引き出して、同時にＳＺ撚りヘッド６１を一定の角度
ωで反転させながらセグメント型溝部材５０を集合口金
６２により中心部材１０上に撚り合わせる。そして中心
部材１０の上にＳＺ撚りされたセグメント型溝部材５０
が巻き戻らないようにナイロンバラ糸などの押さえ糸６
３で押さえ巻きして固定し、セグメント型溝部材５０を
中心部材１０上にＳＺ集合させて、セグメント型スペー
サを作製する。なお、図６ではセグメント型溝部材５０
を１本のみ図示しているが実際の使用に際しては複数本
である場合が多い。
メント型溝部材を中心部材上にＳＺ集合させる方法の一
例を図６により説明する。まず、中心部材１０とセグメ
ント型溝部材５０をＳＺ撚りヘッド６１の中心部とその
周辺部に設けられた貫通孔６４、６５にそれぞれ通し、
中心部材１０を図の右方向から左方向に所定のスピード
で引き出して、同時にＳＺ撚りヘッド６１を一定の角度
ωで反転させながらセグメント型溝部材５０を集合口金
６２により中心部材１０上に撚り合わせる。そして中心
部材１０の上にＳＺ撚りされたセグメント型溝部材５０
が巻き戻らないようにナイロンバラ糸などの押さえ糸６
３で押さえ巻きして固定し、セグメント型溝部材５０を
中心部材１０上にＳＺ集合させて、セグメント型スペー
サを作製する。なお、図６ではセグメント型溝部材５０
を１本のみ図示しているが実際の使用に際しては複数本
である場合が多い。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】セグメント型溝部材５
０を中心部材１０上に集合させる際、中心部材１０とセ
グメント型溝部材５０間の摩擦抵抗の大きさによって
は、セグメント型溝部材５０が中心部材１０上にＳＺ状
に撚り合わされた後に若干滑ってＳＺ撚りが戻ってしま
う。したがって、所望のセグメント型溝部材のＳＺ反転
角度、すなわち図７におけるθを得るためには、撚り戻
り分を見込んで所望の反転角度よりも大きな角度ωでＳ
Ｚ撚りヘッドを反転させなければならず、製造スピード
が落ちるの原因のひとつとなっていた。
０を中心部材１０上に集合させる際、中心部材１０とセ
グメント型溝部材５０間の摩擦抵抗の大きさによって
は、セグメント型溝部材５０が中心部材１０上にＳＺ状
に撚り合わされた後に若干滑ってＳＺ撚りが戻ってしま
う。したがって、所望のセグメント型溝部材のＳＺ反転
角度、すなわち図７におけるθを得るためには、撚り戻
り分を見込んで所望の反転角度よりも大きな角度ωでＳ
Ｚ撚りヘッドを反転させなければならず、製造スピード
が落ちるの原因のひとつとなっていた。
【０００７】一方、セグメント型スペーサを備えた光フ
ァイバケーブルの接続、端末処理の際、セグメント型ス
ペーサを構成する個々のセグメント型溝部材同士を識別
しやすくするために、着色が施されたセグメント型溝部
材を用いたケーブルなどが提案されているが、布設場所
によっては照明が十分でないために色の判別が困難とな
り識別が非常に難しくなるという問題があった。
ァイバケーブルの接続、端末処理の際、セグメント型ス
ペーサを構成する個々のセグメント型溝部材同士を識別
しやすくするために、着色が施されたセグメント型溝部
材を用いたケーブルなどが提案されているが、布設場所
によっては照明が十分でないために色の判別が困難とな
り識別が非常に難しくなるという問題があった。
【０００８】本発明は、このような問題を解決するため
になされたもので、効率的に製造でき、かつ、セグメン
ト型溝部材同士の識別が容易なセグメント型スペーサを
備えた光ファイバケーブルを提供することを目的とす
る。
になされたもので、効率的に製造でき、かつ、セグメン
ト型溝部材同士の識別が容易なセグメント型スペーサを
備えた光ファイバケーブルを提供することを目的とす
る。
【０００９】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明においては、（１）中心部材と、その周囲
に、個々に収容溝を有する複数本のセグメント型溝部材
が外側方向に該溝を向けて周期的にらせん方向を反転さ
せながら撚り合わされてなるセグメント型スペーサと、
該セグメント型スペーサの収容溝の中に収容された光フ
ァイバ心線とを備えた光ファイバケーブルにおいて、前
記セグメント型溝部材の内周面には長手方向に溝が設け
られている、光ファイバケーブル、（２）外周にらせん
方向が周期的に反転するＳＺらせん型の収容溝を有する
溝付きスペーサと、該溝付きスペーサの外側に外方向に
個々に収容溝を有する複数本のセグメント型溝部材が周
期的にらせん方向を反転させながら撚り合わされてなる
セグメント型スペーサと、上記溝付きスペーサおよび上
記セグメント型スペーサの収容溝の中に収容されたテー
プ状光ファイバ心線とを備えた光ファイバケーブルにお
いて、前記セグメント型溝部材の内周面には長手方向に
溝が設けられている、光ファイバケーブル、（３）前記
セグメント型溝部材の内周面に設けられた溝の種類を変
えることでセグメント型溝部材の識別を行う、（１）ま
たは（２）に記載の光ファイバケーブル、が提供され
る。
に、本発明においては、（１）中心部材と、その周囲
に、個々に収容溝を有する複数本のセグメント型溝部材
が外側方向に該溝を向けて周期的にらせん方向を反転さ
せながら撚り合わされてなるセグメント型スペーサと、
該セグメント型スペーサの収容溝の中に収容された光フ
ァイバ心線とを備えた光ファイバケーブルにおいて、前
記セグメント型溝部材の内周面には長手方向に溝が設け
られている、光ファイバケーブル、（２）外周にらせん
方向が周期的に反転するＳＺらせん型の収容溝を有する
溝付きスペーサと、該溝付きスペーサの外側に外方向に
個々に収容溝を有する複数本のセグメント型溝部材が周
期的にらせん方向を反転させながら撚り合わされてなる
セグメント型スペーサと、上記溝付きスペーサおよび上
記セグメント型スペーサの収容溝の中に収容されたテー
プ状光ファイバ心線とを備えた光ファイバケーブルにお
いて、前記セグメント型溝部材の内周面には長手方向に
溝が設けられている、光ファイバケーブル、（３）前記
セグメント型溝部材の内周面に設けられた溝の種類を変
えることでセグメント型溝部材の識別を行う、（１）ま
たは（２）に記載の光ファイバケーブル、が提供され
る。
【００１０】本発明の光ファイバケーブルにおいては、
中心部材の周囲にＳＺ撚りされて、セグメント型スペー
サを構成しているセグメント型溝部材の中心部材側の
面、すなわち内周面に、長手方向に溝が設けられている
ので、セグメント型溝部材と中心部材間には適度な摩擦
抵抗が存在する。したがって、光ファイバケーブルの製
造時、セグメント型溝部材が中心部材上にＳＺ撚りされ
て集合される時に、ＳＺ撚りヘッドを反転させる角度の
設定を従来よりも小さめにすることができ、その分製造
スピードが上がり、より効率的に光ファイバケーブルを
製造することができる。また、溝の本数や溝の幅など、
溝の種類を変えることによってセグメント型溝部材同士
の識別が可能になる。溝の種類を変化させたセグメント
型溝部材では、着色による識別とは異なり、光ファイバ
ケーブルが十分な明るさが得られない場所に布設されて
いる場合でも部材同士の識別が極めて容易にできる。
中心部材の周囲にＳＺ撚りされて、セグメント型スペー
サを構成しているセグメント型溝部材の中心部材側の
面、すなわち内周面に、長手方向に溝が設けられている
ので、セグメント型溝部材と中心部材間には適度な摩擦
抵抗が存在する。したがって、光ファイバケーブルの製
造時、セグメント型溝部材が中心部材上にＳＺ撚りされ
て集合される時に、ＳＺ撚りヘッドを反転させる角度の
設定を従来よりも小さめにすることができ、その分製造
スピードが上がり、より効率的に光ファイバケーブルを
製造することができる。また、溝の本数や溝の幅など、
溝の種類を変えることによってセグメント型溝部材同士
の識別が可能になる。溝の種類を変化させたセグメント
型溝部材では、着色による識別とは異なり、光ファイバ
ケーブルが十分な明るさが得られない場所に布設されて
いる場合でも部材同士の識別が極めて容易にできる。
【００１１】
【発明の実施の形態】図１に本発明におけるセグメント
型溝部材を示す。本発明におけるセグメント型溝部材４
０は、断面略コの字型であり、例えばテープ状の光ファ
イバ心線４３を収容するための収容溝４１が設けられて
いる。セグメント型溝部材４０の収容溝４１の反対側の
面、すなわち中心部材上にＳＺ集合させたときに中心部
材に接する面には、溝４２が形成されている。
型溝部材を示す。本発明におけるセグメント型溝部材４
０は、断面略コの字型であり、例えばテープ状の光ファ
イバ心線４３を収容するための収容溝４１が設けられて
いる。セグメント型溝部材４０の収容溝４１の反対側の
面、すなわち中心部材上にＳＺ集合させたときに中心部
材に接する面には、溝４２が形成されている。
【００１２】溝の形状としては種々挙げられるが、例え
ば図１に示すように断面略三角形状のもの、図２に示す
ように断面四角形状のもの、また、図３に示すように断
面が台形状のものなどがある。
ば図１に示すように断面略三角形状のもの、図２に示す
ように断面四角形状のもの、また、図３に示すように断
面が台形状のものなどがある。
【００１３】溝の本数、形状を変えたセグメント型溝部
材を組み合わせてスペーサを形成することによって、セ
グメント型溝部材同士を識別できる光ファイバケーブル
とすることができる。
材を組み合わせてスペーサを形成することによって、セ
グメント型溝部材同士を識別できる光ファイバケーブル
とすることができる。
【００１４】セグメント型溝部材に溝を形成する方法と
しては、切削による方法や溝部材をプラスチックの押出
成形により作製する方法がある。このうち後者の方法を
採用する場合には、押出成形時に同時に、またはある程
度やわらかいうちに溝をつけるようにすると簡単であ
る。
しては、切削による方法や溝部材をプラスチックの押出
成形により作製する方法がある。このうち後者の方法を
採用する場合には、押出成形時に同時に、またはある程
度やわらかいうちに溝をつけるようにすると簡単であ
る。
【００１５】図４に本発明の光ファイバケーブルの断面
概略図を示す。２１は２ｍｍφの鋼線を７本撚り合わせ
た鋼撚線である。２６は、鋼撚線２１の外周にプラスチ
ック２５を被覆して形成した外径２５ｍｍφの溝付きス
ペーサで、図４の光ファイバケーブル３１における中心
部材である。溝付きスペーサ２６の最外層には収容溝２
３が周期的に反転するＳＺらせん状に形成されており、
収容溝２３にはテープ状光ファイバ心線２４が複数枚、
例えば１０枚収容されている。溝付きスペーサ２６の外
周は吸水テープ２７によって押さえ巻きされている。溝
付きスペーサ２６上の吸水テープ２７の上に、テープ状
光ファイバ心線２８、１０枚が積層されて収容されてい
る図１に示すセグメント型溝部材２９が１５本ＳＺ撚り
されて集合され、その上を２ｍｍ厚のプラスチックシー
ス３０で被覆されて、ケーブル外径４２ｍｍφの光ファ
イバケーブル３１が形成されている。図５に図４の部分
拡大図を示す。
概略図を示す。２１は２ｍｍφの鋼線を７本撚り合わせ
た鋼撚線である。２６は、鋼撚線２１の外周にプラスチ
ック２５を被覆して形成した外径２５ｍｍφの溝付きス
ペーサで、図４の光ファイバケーブル３１における中心
部材である。溝付きスペーサ２６の最外層には収容溝２
３が周期的に反転するＳＺらせん状に形成されており、
収容溝２３にはテープ状光ファイバ心線２４が複数枚、
例えば１０枚収容されている。溝付きスペーサ２６の外
周は吸水テープ２７によって押さえ巻きされている。溝
付きスペーサ２６上の吸水テープ２７の上に、テープ状
光ファイバ心線２８、１０枚が積層されて収容されてい
る図１に示すセグメント型溝部材２９が１５本ＳＺ撚り
されて集合され、その上を２ｍｍ厚のプラスチックシー
ス３０で被覆されて、ケーブル外径４２ｍｍφの光ファ
イバケーブル３１が形成されている。図５に図４の部分
拡大図を示す。
【００１６】
【実施例】（実施例１）図６の装置を用い、中心部材上
にセグメント型溝部材をＳＺ集合させ図４に示す構造
で、図７に示される反転角度θは２７５°である光ファ
イバケーブルを作製した。図６のＳＺ撚りヘッド６１を
反転させる角度ωは３００°と設定した。
にセグメント型溝部材をＳＺ集合させ図４に示す構造
で、図７に示される反転角度θは２７５°である光ファ
イバケーブルを作製した。図６のＳＺ撚りヘッド６１を
反転させる角度ωは３００°と設定した。
【００１７】（従来例）中心部材側に溝のない従来のセ
グメント型溝部材を用いた以外は実施例１同様に光ファ
イバケーブルを作製した。従来の光ファイバケーブルに
おける反転角度を、実施例１と同様に２７５゜とするた
めには、ＳＺ撚りヘッド６１を反転させる角度ωを３５
０゜としなければならなかった。
グメント型溝部材を用いた以外は実施例１同様に光ファ
イバケーブルを作製した。従来の光ファイバケーブルに
おける反転角度を、実施例１と同様に２７５゜とするた
めには、ＳＺ撚りヘッド６１を反転させる角度ωを３５
０゜としなければならなかった。
【００１８】
【発明の効果】本発明の光ファイバケーブルは、セグメ
ント型溝部材が中心部材上にＳＺ撚りされる時に、セグ
メント型溝部材の撚り戻り分が小さいのでその分製造ス
ピードを早めることができて効率的に製造することがで
きる。また、中心部材側の面に異なる種類の溝が形成さ
れたセグメント型溝部材を用いた光ファイバケーブルで
は、必ずしも十分な照明が得られない場所に布設された
場合でも部材間の識別が容易になるため、接続や端末処
理がしやすくなる。
ント型溝部材が中心部材上にＳＺ撚りされる時に、セグ
メント型溝部材の撚り戻り分が小さいのでその分製造ス
ピードを早めることができて効率的に製造することがで
きる。また、中心部材側の面に異なる種類の溝が形成さ
れたセグメント型溝部材を用いた光ファイバケーブルで
は、必ずしも十分な照明が得られない場所に布設された
場合でも部材間の識別が容易になるため、接続や端末処
理がしやすくなる。
【図１】本発明におけるセグメント型溝部材の一実施
例。
例。
【図２】本発明におけるセグメント型溝部材の一実施
例。
例。
【図３】本発明におけるセグメント型溝部材の一実施
例。
例。
【図４】本発明の光ファイバケーブルを説明するための
断面概略図。
断面概略図。
【図５】図１の光ファイバケーブルの部分拡大図。
【図６】セグメント型溝部材を中心部材上にＳＺ集合す
る方法を説明するための説明図。
る方法を説明するための説明図。
【図７】反転角度θを説明するための説明図。
１０ 中心部材 ２１ 鋼撚線 ２３ 収容溝 ２４、２８ テープ状光ファイバ心線 ２５ プラスチック ２６ 中心部材（溝付きスペーサ） ２７ 吸水テープ ２９ セグメント型溝部材 ３０ プラスチックシース ３１ 光ファイバケーブル ４０ セグメント型溝部材 ４１ 収容溝 ４２ 溝 ４３ テープ状光ファイバ心線 ５０ 中心部材 ６１ ＳＺ撚りヘッド ６２ 集合口金 ６３ 押さえ糸 ６４、６５ 貫通孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤村 匡 東京都千代田区丸の内２丁目６番１号 古 河電気工業株式会社内 (72)発明者 上倉 康弘 東京都千代田区丸の内２丁目６番１号 古 河電気工業株式会社内 (72)発明者 岩田 秀行 東京都新宿区西新宿三丁目19番２号 日本 電信電話株式会社内
Claims (3)
- 【請求項１】 中心部材と、その周囲に、個々に収容溝
を有する複数本のセグメント型溝部材が外側方向に該収
容溝を向けて周期的にらせん方向を反転させながら撚り
合わされてなるセグメント型スペーサと、該セグメント
型スペーサの収容溝の中に収容された光ファイバ心線と
を備えた光ファイバケーブルにおいて、前記セグメント
型溝部材の内周面には長手方向に溝が設けられているこ
とを特徴とする光ファイバケーブル。 - 【請求項２】 外周にらせん方向が周期的に反転するＳ
Ｚらせん型の収容溝を有する溝付きスペーサと、該溝付
きスペーサの外側に外方向に個々に収容溝を有する複数
本のセグメント型溝部材が周期的にらせん方向を反転さ
せながら撚り合わされてなるセグメント型スペーサと、
上記溝付きスペーサおよび上記セグメント型スペーサの
収容溝の中に収容された光ファイバ心線とを備えた光フ
ァイバケーブルにおいて、前記セグメント型溝部材の内
周面には長手方向に溝が設けられていることを特徴とす
る光ファイバケーブル。 - 【請求項３】 前記セグメント型溝部材の内周面に設け
られた溝の種類を変えることでセグメント型溝部材の識
別を行うことを特徴とする請求項１または２に記載の光
ファイバケーブル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10106199A JPH11295568A (ja) | 1998-04-16 | 1998-04-16 | 光ファイバケーブル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10106199A JPH11295568A (ja) | 1998-04-16 | 1998-04-16 | 光ファイバケーブル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11295568A true JPH11295568A (ja) | 1999-10-29 |
Family
ID=14427508
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10106199A Pending JPH11295568A (ja) | 1998-04-16 | 1998-04-16 | 光ファイバケーブル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11295568A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100320380B1 (ko) * | 1998-12-31 | 2002-02-19 | 김진찬 | 접이식 그루브를 갖는 초다심 광케이블_ |
-
1998
- 1998-04-16 JP JP10106199A patent/JPH11295568A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100320380B1 (ko) * | 1998-12-31 | 2002-02-19 | 김진찬 | 접이식 그루브를 갖는 초다심 광케이블_ |
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Legal Events
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