JPH11294724A - 焼却炉 - Google Patents

焼却炉

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JPH11294724A
JPH11294724A JP9474998A JP9474998A JPH11294724A JP H11294724 A JPH11294724 A JP H11294724A JP 9474998 A JP9474998 A JP 9474998A JP 9474998 A JP9474998 A JP 9474998A JP H11294724 A JPH11294724 A JP H11294724A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 NOx の低減率をより高くすることができ、
今後ますます厳しくなる環境上の要請に応えんとする焼
却炉を提供する。 【解決手段】 二次燃焼空気によって完全燃焼されてい
る二次燃焼ゾーン6dに脱硝剤供給管12を通して供給
口5cから脱硝剤を噴霧し、この脱硝剤がリバーニング
ゾーン6cで還元されていないNOx と反応してN2
還元し、NOx 除去する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば廃棄物(ご
み)のような被燃焼物を焼却する焼却炉およびその排ガ
ス処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、都市等においてごみの処理量は増
加する傾向にあり、これらごみの多くはごみ焼却プラン
トにて焼却処分されているのが実情である。このごみ焼
却プラントでごみを焼却する際に、窒素酸化物(N
X ),ダイオキシン類等の空気汚染物質が排出され、
これら空気汚染物質が都市環境に少なからず影響を及ぼ
している。
【0003】従来、このような空気汚染物質の排出量を
抑制するために、例えば特公平7−62524号公報に
開示されているように、天然ガス等の炭化水素系燃料
(以下「天然ガス」で代表する。)を用いて焼却排ガス
を再燃焼させる方法(天然ガス再燃焼法(リバーニング
法))が提案されている。この天然ガス再燃焼法は、被
燃焼物を一次燃焼空気により主燃焼させる一次燃焼ゾー
ン101の上方に天然ガスを吹き込み還元性雰囲気(リ
バーニングゾーン)102を形成してNOX を除去する
とともに、この天然ガスによる還元後の残留炭化水素と
燃焼室にて発生した炭化水素およびCOを二次燃焼空気
により完全燃焼させるものである。この天然ガス再燃焼
法によれば、天然ガスを用いない場合と比較してN
X ,COの排出量を同時にそれぞれ最大で60%,5
0%の低減率で抑制していることが実証されている。
(図2)
【0004】ここで、NOX の除去機構は次のとおりで
ある。すなわち、リバーニングゾーンでは次のような反
応が進行していると考えられる。 Cn m +O2 →Cn ’Hm ’+CO+H2 O NO+Cn ’Hm ’→Cn ”Hm ”+N2 +CO+H2
O or NO+Cn ’Hm ’→Cn ”Hm ”+NHi +CO+H
2 O (但し、’は化学反応初期のラジカルを示し、NHi
窒素化合物を示す。)
【0005】この反応式からもわかるように、炭化水素
(Cn m )と一次燃焼空気中の残存酸素(O2 )との
反応により生成される炭化水素ラジカル(Cn
m ’)が窒素酸化物(NO)と反応することによりそ
のNOが還元されて結果として除去されることになる。
【0006】ところで、一般に排ガス中に含まれるNO
x を除去するための脱硝技術として、無触媒脱硝法が良
く知られている。この無触媒脱硝法は、燃焼ガス温度7
50〜1000℃の領域に尿素水を供給することによ
り、尿素をアンモニア(NH3)と炭酸ガス(CO2
とに分解させ、このアンモニア(NH3 )を燃焼ガス中
のNOX と反応させてN2 に還元させる方法である。な
お、この無触媒脱硝法において、尿素水の代わりにアン
モニア水を供給する場合もある。
【0007】ここで、前記無触媒脱硝法におけるNOX
の除去機構は次のとおりである。 1)アンモニア水を供給する場合 4NO+4NH3 +O2 →4N2 +6H2 O NH3 +O2 →NH2 +HO2 (アンモニアが酸素の存在の元でアミノラジカルにな
る) NH2 +NO→N2 +H2 O (NOがラジカルとの反応により、N2 とH2 Oに分解
される) 2)尿素水を供給する場合 2NO+(NH2 2 CO+1/2O2 →2N2 +2H
2 O+CO2 (NH2 2 CO+H2 O→NH3 +CO2 尿素は高温にて分解し、アンモニアとなり1)の反応が
起こる。
【0008】このような無触媒脱硝法においては、NO
X の除去効率を上げるために過剰の尿素水またはアンモ
ニア水を吹き込む必要がある。無触媒脱硝における未反
応のアンモニアは残留して大気中に排出する直後に塩化
水素と反応して塩化アンモニウム(NH4 Cl)ヒュー
ムとなって消え難い白煙を発生するため、残留NH3
濃度は10ppm程度とされ、最大でも20ppmとさ
れている。このため、アンモニアのNOx に対する当量
比は通常1.0〜1.2に抑えられ、また尿素水または
アンモニア水を吹き込む領域にNOの中間生成物である
HCN等が共存し、NOは還元されても前記中間生成物
が下流でNOに転換されるため、NOの除去率は低く3
0〜40%程度である。また、無触媒脱硝の薬品として
は、前記尿素水とアンモニア水があるが一般には取扱い
が容易で安価な尿素水が用いられる。しかし、尿素水の
場合、高温雰囲気で分解する際にHNCOが発生し、こ
のHNCOがNOと反応して地球温暖化物質のN2 Oを
増加させる原因となる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】前記天然ガス再燃焼法
においては、NOx の低減率として50〜60%程度を
達成することができるため、排ガス中のNOx が100
〜120ppmの場合は、ほぼ50〜60ppmまで低
減することができる。一方、前記無触媒脱硝法において
は、脱硝剤を吹き込む領域にNOの中間生成物であるH
CN等が存在し、NOx の除去率は30〜40%である
ため、排ガス中のNOx が100〜120ppmの場合
は、ほぼ60〜80ppmまで低減することができる。
【0010】しかしながら、排ガス中のNOx が100
〜120ppmの場合には、前記天然ガス再燃焼法およ
び無触媒脱硝法の各単独の方法では、NOx を50pp
m以下に低減することができないため、ますます厳しく
なる環境上の要請に応えることができないという問題点
がある。
【0011】本発明は、このような問題点を解消するこ
とを目的として、天然ガス再燃焼法と無触媒脱硝法とを
組み合わせることにより、NOx の低減率をより高め
て、今後ますます厳しくなる環境上の要請に応えんとす
るものである。
【0012】
【課題を解決するための手段および作用・効果】本発明
による焼却炉は、前記目的を達成するために、被燃焼物
を一次燃焼空気により主燃焼させる一次燃焼ゾーンの上
方に炭化水素系燃料を供給して還元雰囲気(リバーニン
グゾーン)を形成し、このリバーニングゾーンの上方
(二次燃焼ゾーン)に二次燃焼空気を供給して前記炭化
水素系燃料による還元後の未燃物もしくは不完全燃焼物
を完全燃焼させた後に発生するガスを排出する焼却炉に
おいて、前記二次燃焼空気の供給位置より下流側の前記
二次燃焼ゾーンに脱硝剤を供給する脱硝剤供給口を設け
ることを特徴とするものである。
【0013】本発明においては、まず、前記焼却炉内に
投入された被燃焼物は、一次燃焼空気により一次燃焼ゾ
ーンで主燃焼され、この燃焼により空気汚染物質である
NO x ,有害な有機塩素化合物を含むガスを発生する。
このNOx 等を含むガスに、炭化水素系燃料が供給され
て還元雰囲気が形成され、それによって前記NOx が還
元される。この還元後の未燃物もしくは不完全燃焼物
は、リバーニングゾーンの上方において二次燃焼空気が
供給されることにより完全燃焼される。この完全燃焼領
域(二次燃焼ゾーン)に前記脱硝剤供給口から脱硝剤が
供給されることにより、この脱硝剤が前記還元雰囲気で
還元されていないNOx に反応して、NO x が除去され
る。
【0014】前記完全燃焼領域には、例えばHCN等の
NOx の中間生成物が存在していないため、脱硝剤の供
給により前記中間生成物がNOx に転換されることがな
く、完全燃焼領域に供給された脱硝剤はNOx のみに反
応する。こうして、被燃焼物の燃焼にともなって発生す
る前記有害汚染物質であるNOx ,有害な有機塩素化合
物は、焼却炉内で低減および除去されて排ガスとして排
出される。
【0015】このように、被燃焼物の燃焼により発生す
るガスに含まれるNOx ,有害な有機塩素化合物は、天
然ガス再燃焼法により低減され、この天然ガス再燃焼法
の完全燃焼領域に脱硝剤を供給することにより、天然ガ
ス再燃焼法で還元されていないNOx が除去される。し
たがって、天然ガス再燃焼法または脱硝剤の単独方法で
NOx を除去するより、かなり高いNOx の除去率を得
ることができる。また、被燃焼物の燃焼後に天然ガス再
燃焼法によりNOx 等が低減されているため、脱硝に必
要な脱硝剤を最小限にすることができる。こうして、環
境上問題とされている空気汚染物質が焼却炉外に排出す
るのを抑制することができる。また、本発明は、天然ガ
ス再燃焼法により、NOが低減されているため、尿素か
ら発生するNCOがN2 Oへ反応する過程も抑制され、
2 O発生量を低減できる効果もある。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、本発明による焼却炉の具体
的な実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。
【0017】図1には、本発明の一実施例に係る焼却炉
の概略構成図が示されている。
【0018】本実施例のごみ焼却炉1においては、被燃
焼物としてのごみ2が投入されるホッパー3と、このホ
ッパー3から投入されたごみ2を燃焼させるストーカ4
と、このストーカ4の上方に設けられ炉壁5により画定
される燃焼室6と、このストーカ4を通して燃焼室6内
に一次燃焼空気を供給する一次燃焼空気供給装置7と、
燃焼後の焼却灰を取り出す灰排出口8とが設けられてい
る。前記燃焼室6の上部には、このごみ焼却炉1の熱回
収装置としてのボイラ9が付設されている。
【0019】前記ストーカ4は、ホッパー3に連通して
順に乾燥ストーカ4a,燃焼ストーカ4bおよび後燃焼
ストーカ4cにより構成され、これらストーカ4a,4
b,4cに対応して一次燃焼空気供給装置7の各空気導
管7a,7b,7cがそれぞれ設けられている。なお、
これら空気導管7a,7b,7cには押込送風機7dか
ら一次燃焼空気が供給される。
【0020】また、前記燃焼室6は、乾燥ストーカ4a
および燃焼ストーカ4bの上方および後燃焼ストーカ4
cの上方の一次燃焼ゾーン6a,6bと、この一次燃焼
ゾーン6a,6bの上方のリバーニングゾーン6cと、
このリバーニングゾーン6cの上方の二次燃焼ゾーン6
dとにより構成されている。前記リバーニングゾーン6
c下部の炉壁5には供給口5aが設けられ、この供給口
5aには天然ガス供給管10が連設されている。また、
前記二次燃焼ゾーン6d下部の炉壁5には供給口5bが
設けられ、この供給口5bには二次燃焼空気供給管11
が連設されている。さらに、前記供給口5bの下流側に
は供給口5cが設けられ、この供給口5cには脱硝剤供
給管12が連設されている。
【0021】このように構成されるごみ焼却炉1におい
て、まずホッパー3から投入されたごみ2は、乾燥スト
ーカ4a上を通過する。この乾燥ストーカ4a上のごみ
2は、後段の燃焼ストーカ4b,後燃焼ストーカ4cで
の燃焼により生じる高温燃焼ガスによって乾燥された
後、このごみの一部において燃焼が始まる。しかし、乾
燥ストーカ4aに供給される一次燃焼空気は、一次燃焼
空気中の酸化性物質の量を最小限にするために少量に抑
制されているために、この乾燥ストーカ4a上のごみ2
から発生するガスは、水分の蒸発による水蒸気,乾留に
よって生じる炭化水素ガス,不完全燃焼によって生じる
COなどである。
【0022】次いで、前記乾燥ストーカ4aを通過して
乾燥されたごみ2は、燃焼ストーカ4b上で空気導管7
bから供給される一次燃焼空気により主たる燃焼が行わ
れる。燃焼ストーカ4bに供給されている一次燃焼空気
はごみの燃焼に必要十分な量であるため、この燃焼スト
ーカ4b上からのごみ2から発生するガスには、NO X
が高濃度で含まれている。
【0023】次いで、前記乾燥ストーカ4aおよび燃焼
ストーカ4bを通過したごみ2は、後燃焼ストーカ4c
に供給される。この後燃焼ストーカ4c上のごみ2は、
焼却灰中に多量の未燃固形物もしくは不完全燃焼固形物
が残存することのないように、乾燥ストーカ4a部分お
よび燃焼ストーカ4b部分に比べて比較的大きな空燃比
となるように一次燃焼空気が供給されて、燃焼されてい
る。
【0024】したがって、この後燃焼ストーカ4cの上
方の一次燃焼ゾーン6bにおける燃焼ガスは、温度50
0〜800℃付近で、かつ15〜19%程度の酸素が残
存しており酸化性雰囲気を有している。ただし、この燃
焼ガスは比較的低温であることと、ごみ中の窒素成分が
ほぼなくなってしまっているために、この後燃焼ストー
カ4cの部分で発生するNOX は少なく抑えられた状態
にある。最近では、焼却灰中のダイオキシン類を抑制す
るため、できるだけ高温に保つ燃焼が行われている。
【0025】このようにして燃焼室6下部の一次燃焼ゾ
ーン6a,6bにおける燃焼ガスは混合されることによ
り、温度分布が均一になり、また比較的低酸素の雰囲気
を保っている。ここに前記天然ガス供給管10を通して
供給される天然ガスが供給口5aから噴出されているた
め、リバーニングゾーン6cでは完全な還元性雰囲気が
形成されている。このため、一次燃焼中に発生したNO
X もリバーニングゾーン6cで還元されて最大60%以
上の低減率で低減されている。
【0026】こうして、一次燃焼によって燃焼ガス中に
生成される炭化水素ガス,COガスあるいは余剰の炭化
水素ガスなどが、この二次燃焼ゾーン6dにおいて二次
燃焼空気(新鮮空気)によって完全燃焼される。この二
次燃焼ゾーン6dにおいては、天然ガスの吹き込みによ
って既にNOX は低減されている上に、800〜100
0℃の比較的低温で燃焼が行われているために、新たな
NOX の発生はほとんどなく、例えばHCN等のNOX
の中間的生成物も存在していない。また、排ガス中のN
X は50ppm程度に抑えられている。
【0027】この二次燃焼ゾーン6dに前記脱硝剤供給
管12を通して供給口5cから脱硝剤(本実施例では尿
素水)が噴霧される。この尿素水は、二次燃焼ゾーン6
dでアンモニア(NH3 )とCO2 に分解され、このN
3 がリバーニングゾーン6cで還元されていないNO
X と反応してN2 に還元する。こうして、有害汚染物が
除去されたのち、燃焼室6頂部より排出されて前記ボイ
ラ9および図示されない排ガス処理装置を経て煙突によ
り大気に放出される。
【0028】このように、リバーニングゾーン6cでN
X が還元されたのちに、二次燃焼ゾーン6dで有害な
有機系塩素化合物が分解され、またNOX の増加が抑制
されることにより、高い脱硝効率が得られる。本実施例
においては、排ガス中のNO X を30ppm以下に抑え
ることができる。
【0029】本実施例において、天然ガスの燃焼室6へ
の吹き込み箇所である供給口5aは、二次燃焼空気の供
給口5bよりも少なくとも上流側の位置にあれば良く、
またその供給口5aの数は1か所に限らず、2か所以上
あっても良い。また、二次燃焼空気の供給口5bの数も
1か所に限らず、2か所以上あっても良い。
【0030】本実施例においては、脱硝剤の二次燃焼ゾ
ーンへの吹き込み箇所である供給口5cは、二次燃焼空
気供給口5bより少なくとも下流側の位置にあれば良
く、またその供給口5cの数は1か所に限らず、2か所
以上あっても良い。
【0031】本実施例においては、天然ガスが吹き込ま
れて燃焼室6に還元雰囲気を形成しているが、天然ガス
に限られず、再循環ガスを用いて燃焼室6内を撹拌・混
合後、二次燃焼空気を吹き込むようにしてもよい。この
ような方法によっても、無触媒脱硝の効率は通常より高
く、再循環ガスによるNOx 低減と併せ、個別の脱硝法
より高い脱硝効率を得ることができる。
【0032】本実施例においては、脱硝剤として尿素水
が用いられているが、尿素水に限られずアンモニア水も
しくはアンモニアガスでもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施例に係るごみ焼却炉の
概略構成図である。
【図2】図2は、従来のごみ焼却炉の概略構成図であ
る。
【符号の説明】
1 ごみ焼却炉 2 ごみ 3 ホッパー 4 ストーカ 4a 乾燥ストーカ 4b 燃焼ストーカ 4c 後燃焼ストーカ 5 炉壁 5a 供給口(天然ガス) 5b 供給口(二次燃焼空気) 5c 供給口(脱硝剤) 6 燃焼室 6a,6b 一次燃焼ゾーン 6c リバーニングゾーン 6d 二次燃焼ゾーン 7 一次燃焼空気供給装置 7a,7b,7c 空気導管 7d 押込送風機 8 灰排出口 9 ボイラ 10 天然ガス供給管 11 二次燃焼空気供給管 12 脱硝剤供給管 101 一次燃焼ゾーン 102 リバーニングゾーン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 尚夫 兵庫県西宮市上ケ原十番町6番16号 (72)発明者 鮫島 良二 兵庫県尼崎市金楽寺町2丁目2番33号 株 式会社タクマ内 (72)発明者 麻生 知宣 兵庫県尼崎市金楽寺町2丁目2番33号 株 式会社タクマ内 (72)発明者 山本 和久 大阪市住之江区南港北1丁目7番89号 日 立造船株式会社内 (72)発明者 近藤 守 大阪市住之江区南港北1丁目7番89号 日 立造船株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被燃焼物を一次燃焼空気により主燃焼さ
    せる一次燃焼ゾーンの上方に炭化水素系燃料を供給して
    還元雰囲気(リバーニングゾーン)を形成し、このリバ
    ーニングゾーンの上方(二次燃焼ゾーン)に二次燃焼空
    気を供給して前記炭化水素系燃料による還元後の未燃物
    もしくは不完全燃焼物を完全燃焼させる焼却炉におい
    て、前記二次燃焼空気の供給位置より下流側の前記二次
    燃焼ゾーンに脱硝剤を供給する脱硝剤供給口を設けるこ
    とを特徴とする焼却炉。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008070103A (ja) * 2006-09-13 2008-03-27 Martin Gmbh Fuer Umwelt- & Energietechnik 焼却システムでの燃焼用ガス供給方法
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CN104807019A (zh) * 2014-01-24 2015-07-29 川崎重工业株式会社 焚烧炉的脱硝方法及焚烧炉的脱硝系统
CN107314366A (zh) * 2017-08-17 2017-11-03 上海华之邦科技股份有限公司 一种采用二次风技术的π型燃气锅炉
CN109045971A (zh) * 2018-08-13 2018-12-21 中国华能集团有限公司 CHi与NHi协同的锅炉烟气脱硝方法及系统

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