JPH11294626A - 真空弁 - Google Patents
真空弁Info
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- JPH11294626A JPH11294626A JP9455798A JP9455798A JPH11294626A JP H11294626 A JPH11294626 A JP H11294626A JP 9455798 A JP9455798 A JP 9455798A JP 9455798 A JP9455798 A JP 9455798A JP H11294626 A JPH11294626 A JP H11294626A
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- liquid level
- vacuum
- vacuum valve
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 コントローラ部の構造を簡素化しながら、真
空弁の開放時間を安定的に制御可能とすること。 【解決手段】 タンク11の液位を圧力変換して作動す
るダイヤフラム式のコントローラ部27を用いる真空弁
15において、タンク11に設置された液位検知管37
からコントローラ部27に到達する圧力伝達路の空気流
量を確保可能とする逆止弁203と、コントローラ部2
7の側から液位検知管37の側への空気の抜け流量を調
整可能とする流量調整弁204とを有してなるもの。
空弁の開放時間を安定的に制御可能とすること。 【解決手段】 タンク11の液位を圧力変換して作動す
るダイヤフラム式のコントローラ部27を用いる真空弁
15において、タンク11に設置された液位検知管37
からコントローラ部27に到達する圧力伝達路の空気流
量を確保可能とする逆止弁203と、コントローラ部2
7の側から液位検知管37の側への空気の抜け流量を調
整可能とする流量調整弁204とを有してなるもの。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、真空式下水道シス
テム等に用いて好適な真空弁に関する。
テム等に用いて好適な真空弁に関する。
【0002】
【従来の技術】真空式下水道は、特開平3-43527 号公報
に記載される如く、家庭や工場等から排出される汚水を
自然流下式の汚水流入管から真空弁ユニットの汚水タン
クに流入せしめ、汚水タンクに溜った汚水を真空下水管
によって集水タンクに集め、その後圧送ポンプによって
下水処理場等に送る。
に記載される如く、家庭や工場等から排出される汚水を
自然流下式の汚水流入管から真空弁ユニットの汚水タン
クに流入せしめ、汚水タンクに溜った汚水を真空下水管
によって集水タンクに集め、その後圧送ポンプによって
下水処理場等に送る。
【0003】汚水タンクには真空弁が設置され、汚水タ
ンクの底部(汚水溜まり)から立ち上げられている吸込
管と、真空源に連通している真空下水管との間の連絡部
をこの真空弁によって開閉可能としている。そして、汚
水タンクの水位が一定以上に上昇したときに、上記真空
弁を開き、真空下水管の真空圧を吸込管に及ぼし、汚水
タンクの水面に作用して汚水を加圧している大気圧と、
吸込管に付与された真空圧との差圧により、汚水タンク
内の汚水を真空下水管を介して集水タンクに送るのであ
る。
ンクの底部(汚水溜まり)から立ち上げられている吸込
管と、真空源に連通している真空下水管との間の連絡部
をこの真空弁によって開閉可能としている。そして、汚
水タンクの水位が一定以上に上昇したときに、上記真空
弁を開き、真空下水管の真空圧を吸込管に及ぼし、汚水
タンクの水面に作用して汚水を加圧している大気圧と、
吸込管に付与された真空圧との差圧により、汚水タンク
内の汚水を真空下水管を介して集水タンクに送るのであ
る。
【0004】このとき、真空弁のコントローラ部は、汚
水タンクの所定の液位に応答して作動する液位検知ダイ
ヤフラムと、真空弁の開閉を切替える3方弁を有し、液
位検知ダイヤフラムの動きでプランジャを介して検知弁
を作動させることにより真空下水管から圧力制御室への
真空力の供給をオン/オフし、この真空力により3方弁
を作動させることにて真空弁を開閉制御可能としてい
る。そして、この圧力制御室に導いた真空力はニードル
弁により大気解放し、このニードル弁の開度調節によっ
て真空弁の開閉時間を増減制御することとしている。
水タンクの所定の液位に応答して作動する液位検知ダイ
ヤフラムと、真空弁の開閉を切替える3方弁を有し、液
位検知ダイヤフラムの動きでプランジャを介して検知弁
を作動させることにより真空下水管から圧力制御室への
真空力の供給をオン/オフし、この真空力により3方弁
を作動させることにて真空弁を開閉制御可能としてい
る。そして、この圧力制御室に導いた真空力はニードル
弁により大気解放し、このニードル弁の開度調節によっ
て真空弁の開閉時間を増減制御することとしている。
【0005】即ち、汚水タンクの水位を圧力変換してコ
ントローラ部の液位検知ダイヤフラムに伝達する液位検
知管をタンクに設置し、タンクの水位の上昇による液位
検知管内空気の圧縮による圧力上昇により液位検知ダイ
ヤフラムを押し下げて検知弁を開くことにて真空下水管
の真空圧を導き、この真空圧を3方弁を介して真空弁の
弁作動室に供給して真空弁を開く。真空弁の開き後の汚
水の吸引によるタンクの水位の低下で液位検知管内の圧
力も大気圧に戻ると、液位検知ダイヤフラムも戻って検
知弁を閉じ、今度は大気が導かれ、この大気圧を3方弁
を介して真空弁の弁作動室に供給して真空弁を再び閉じ
るものである。
ントローラ部の液位検知ダイヤフラムに伝達する液位検
知管をタンクに設置し、タンクの水位の上昇による液位
検知管内空気の圧縮による圧力上昇により液位検知ダイ
ヤフラムを押し下げて検知弁を開くことにて真空下水管
の真空圧を導き、この真空圧を3方弁を介して真空弁の
弁作動室に供給して真空弁を開く。真空弁の開き後の汚
水の吸引によるタンクの水位の低下で液位検知管内の圧
力も大気圧に戻ると、液位検知ダイヤフラムも戻って検
知弁を閉じ、今度は大気が導かれ、この大気圧を3方弁
を介して真空弁の弁作動室に供給して真空弁を再び閉じ
るものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】真空弁の作動時にはコ
ントローラ部に真空圧と大気圧が交互に切り替わり作用
し、コントローラ部の内部にて断熱膨張による結露現象
を発生することがある。従来の真空弁では、その開放時
間調整機能として、コントローラ部の内部での空気流量
を制御するものがあったが、このような結露水等によっ
て調整設定時間が変動することも考えられる。
ントローラ部に真空圧と大気圧が交互に切り替わり作用
し、コントローラ部の内部にて断熱膨張による結露現象
を発生することがある。従来の真空弁では、その開放時
間調整機能として、コントローラ部の内部での空気流量
を制御するものがあったが、このような結露水等によっ
て調整設定時間が変動することも考えられる。
【0007】本発明の課題は、コントローラ部の構造を
簡素化しながら、真空弁の開放時間を安定的に制御可能
とすることにある。
簡素化しながら、真空弁の開放時間を安定的に制御可能
とすることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、タンクの液位を圧力変換して作動するダイヤフラム
式のコントローラ部を用いる真空弁において、タンクに
設置された液位検知管からコントローラ部に到達する圧
力伝達路の空気流量を確保可能とする逆止弁と、コント
ローラ部の側から液位検知管の側への空気の抜け流量を
調整可能とする流量調整弁とを有してなるようにしたも
のである。
は、タンクの液位を圧力変換して作動するダイヤフラム
式のコントローラ部を用いる真空弁において、タンクに
設置された液位検知管からコントローラ部に到達する圧
力伝達路の空気流量を確保可能とする逆止弁と、コント
ローラ部の側から液位検知管の側への空気の抜け流量を
調整可能とする流量調整弁とを有してなるようにしたも
のである。
【0009】請求項2に記載の本発明は、請求項1に記
載の本発明において更に、前記液位検知管からコントロ
ーラ部への空気流量の変化が過大なときに、その空気流
量を絞る制御弁を有してなるようにしたものである。
載の本発明において更に、前記液位検知管からコントロ
ーラ部への空気流量の変化が過大なときに、その空気流
量を絞る制御弁を有してなるようにしたものである。
【0010】
【作用】請求項1の本発明によれば下記、の作用が
ある。 ダイヤフラム式検知の真空弁では、汚水タンクに液位
検知管を設け、汚水水位の変化を検知管内の空気圧に圧
力変換し、この液位検知管に連通する真空弁のコントロ
ーラ部に伝搬させている。水位変化に基づく空気圧の変
化はコントローラ部の内部の液位検知ダイヤフラムを押
し下げ、真空弁を起動させる。本発明により、コントロ
ーラ部の内部の圧力変動の大きな部位におけるニードル
弁等による流量調整機能はもたせず、液位検知ダイヤフ
ラムよりも液位検知上流部で真空弁の開閉時間制御を行
なうものとする。この部位は真空弁作動中の圧力変動が
ほとんど作用せず、水位の変化による圧力の変動がある
程度である。また、液位検知管の開口部はタンク底部の
みであり、内部の空気の変動も少ない(コントローラ部
の内部は常に外部より新しい空気を導入するため、外部
から塵や水が流入して開閉時間調整弁の作用に異常をき
たす可能性もある)ため、開閉時間調整のための空気流
量調整機能を設けても経年変動を殆ど無視することが可
能となる。
ある。 ダイヤフラム式検知の真空弁では、汚水タンクに液位
検知管を設け、汚水水位の変化を検知管内の空気圧に圧
力変換し、この液位検知管に連通する真空弁のコントロ
ーラ部に伝搬させている。水位変化に基づく空気圧の変
化はコントローラ部の内部の液位検知ダイヤフラムを押
し下げ、真空弁を起動させる。本発明により、コントロ
ーラ部の内部の圧力変動の大きな部位におけるニードル
弁等による流量調整機能はもたせず、液位検知ダイヤフ
ラムよりも液位検知上流部で真空弁の開閉時間制御を行
なうものとする。この部位は真空弁作動中の圧力変動が
ほとんど作用せず、水位の変化による圧力の変動がある
程度である。また、液位検知管の開口部はタンク底部の
みであり、内部の空気の変動も少ない(コントローラ部
の内部は常に外部より新しい空気を導入するため、外部
から塵や水が流入して開閉時間調整弁の作用に異常をき
たす可能性もある)ため、開閉時間調整のための空気流
量調整機能を設けても経年変動を殆ど無視することが可
能となる。
【0011】上記により、コントローラ部の外部、
即ち液位検知管からコントローラ部に到達する圧力伝達
路に、本発明の逆止弁と流量調整弁を設けることによ
り、コントローラ部の構造を簡素化しながら、真空弁の
開放時間を安定的に制御できる。
即ち液位検知管からコントローラ部に到達する圧力伝達
路に、本発明の逆止弁と流量調整弁を設けることによ
り、コントローラ部の構造を簡素化しながら、真空弁の
開放時間を安定的に制御できる。
【0012】請求項2の本発明によれば下記の作用が
ある。 液位検知管からコントローラ部への空気流量の変化が
過大なときに、その空気流量を絞る制振弁を設けた。従
って、汚水タンクへの大流量の汚水流入による液面の波
立ちにより、液位検知ダイヤフラムが過敏に反応して、
真空弁が早期作動(本来の起動水位に達しない状態での
作動)しないように液位検知管内の空気圧の伝搬を瞬間
的に抑え、誤作動を防止できる。
ある。 液位検知管からコントローラ部への空気流量の変化が
過大なときに、その空気流量を絞る制振弁を設けた。従
って、汚水タンクへの大流量の汚水流入による液面の波
立ちにより、液位検知ダイヤフラムが過敏に反応して、
真空弁が早期作動(本来の起動水位に達しない状態での
作動)しないように液位検知管内の空気圧の伝搬を瞬間
的に抑え、誤作動を防止できる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は真空式汚水収集装置を示す
模式図、図2は真空弁を示す模式図、図3は真空弁のコ
ントローラ部を示す断面図、図4は真空弁の作動原理を
示す模式図、図5は真空弁の作動原理を示す模式図、図
6は真空弁開放調整装置を示す模式図、図7は液位検知
時の真空弁開放調整装置を示す模式図、図8は真空弁開
き時の真空弁開放調整装置を示す模式図、図9は大量汚
水流入時の真空弁開放調整装置を示す模式図である。
模式図、図2は真空弁を示す模式図、図3は真空弁のコ
ントローラ部を示す断面図、図4は真空弁の作動原理を
示す模式図、図5は真空弁の作動原理を示す模式図、図
6は真空弁開放調整装置を示す模式図、図7は液位検知
時の真空弁開放調整装置を示す模式図、図8は真空弁開
き時の真空弁開放調整装置を示す模式図、図9は大量汚
水流入時の真空弁開放調整装置を示す模式図である。
【0014】真空式汚水収集装置10は、図1に示す如
く、汚水タンク11に汚水流入管12を接続しており、
タンク11に連通する吸込み管13と、真空源に連通す
る真空下水管14との間の連絡部を開閉可能とする真空
弁15を有している。
く、汚水タンク11に汚水流入管12を接続しており、
タンク11に連通する吸込み管13と、真空源に連通す
る真空下水管14との間の連絡部を開閉可能とする真空
弁15を有している。
【0015】即ち、各家庭等から排出される汚水は、自
然流下式の汚水流入管12からタンク11に流込む。そ
して汚水がタンクに溜まると、真空弁15が開き、タン
ク11内の汚水は吸込み管13から吸込まれる。そし
て、この汚水は真空弁15を通って真空下水管14に吸
込まれ、真空ポンプ上の集水タンクに集められ、その後
圧送ポンプによって下水処理場等に送られる。
然流下式の汚水流入管12からタンク11に流込む。そ
して汚水がタンクに溜まると、真空弁15が開き、タン
ク11内の汚水は吸込み管13から吸込まれる。そし
て、この汚水は真空弁15を通って真空下水管14に吸
込まれ、真空ポンプ上の集水タンクに集められ、その後
圧送ポンプによって下水処理場等に送られる。
【0016】真空弁15は、図1、図2に示す如く、第
1と第2の各ハウジング21、22をバンドクランプ2
3によって一体化して構成されており、弁体24と弁作
動室25と、バネ26と、コントローラ部27を有して
構成されている。
1と第2の各ハウジング21、22をバンドクランプ2
3によって一体化して構成されており、弁体24と弁作
動室25と、バネ26と、コントローラ部27を有して
構成されている。
【0017】弁体24は上述の吸込み管13と真空下水
管14との連絡部を構成する連絡路28を開閉する。
管14との連絡部を構成する連絡路28を開閉する。
【0018】弁作動室25はバルブ弁体24と弁棒29
を介して連結されているカップ状のプランジャ30をス
ライド可能に収容する。
を介して連結されているカップ状のプランジャ30をス
ライド可能に収容する。
【0019】バネ26は弁作動室25のプランジャ30
より上室に内蔵されて、プランジャ30にバネ力を及ぼ
し、弁体24に閉止力を付与する。尚、弁作動室25の
プランジャ30より下室は、大気連通管43がホース4
6を介して接続され大気圧になっている。
より上室に内蔵されて、プランジャ30にバネ力を及ぼ
し、弁体24に閉止力を付与する。尚、弁作動室25の
プランジャ30より下室は、大気連通管43がホース4
6を介して接続され大気圧になっている。
【0020】コントローラ部27は、タンク11内の汚
水レベルの上昇時に弁作動室25の上室に真空圧を付与
し、上下室の差圧(下室は大気圧)によってプランジャ
30を引上げることにてバルブ弁体24に開力を付与
し、真空弁15を開状態として吸込み管13に真空下水
管14を導通せしめる。
水レベルの上昇時に弁作動室25の上室に真空圧を付与
し、上下室の差圧(下室は大気圧)によってプランジャ
30を引上げることにてバルブ弁体24に開力を付与
し、真空弁15を開状態として吸込み管13に真空下水
管14を導通せしめる。
【0021】コントローラ部27は例えば以下の如く構
成されている。コントローラ部27は、図3に示す如
く、第1〜第5のシリンダ状のケース51〜55を通し
ボルトで一体化して構成されている。通常第4のケース
54を真空弁15の第2ハウジング22にバンドクラン
プ36によって一体化される。
成されている。コントローラ部27は、図3に示す如
く、第1〜第5のシリンダ状のケース51〜55を通し
ボルトで一体化して構成されている。通常第4のケース
54を真空弁15の第2ハウジング22にバンドクラン
プ36によって一体化される。
【0022】コントローラ部27には、タンク11に連
通する液位検知管37がホース38を介して接続される
液位検知管接続口56を有している。液位検知管接続口
56は第1ケース51に制振防止ダイヤフラム59を介
して接続されている。ダイヤフラム59には微小な貫通
孔が設けられており圧力が伝わるようになっているとと
もに、ダイヤフラム59の外周部は固定されておらず、
下側からの空気はダイヤフラム59の周囲も通り抜ける
ようになっている。
通する液位検知管37がホース38を介して接続される
液位検知管接続口56を有している。液位検知管接続口
56は第1ケース51に制振防止ダイヤフラム59を介
して接続されている。ダイヤフラム59には微小な貫通
孔が設けられており圧力が伝わるようになっているとと
もに、ダイヤフラム59の外周部は固定されておらず、
下側からの空気はダイヤフラム59の周囲も通り抜ける
ようになっている。
【0023】また、コントローラ部27は、真空下水管
14がホース41を介して接続される真空圧接続口57
を第3ケース53に設けている。
14がホース41を介して接続される真空圧接続口57
を第3ケース53に設けている。
【0024】また、コントローラ部27は、大気連通管
43がホース44を介して接続される大気圧接続口58
を第3ケース53に設けている。
43がホース44を介して接続される大気圧接続口58
を第3ケース53に設けている。
【0025】第1ケース51と第2ケース52は液位検
知ダイヤフラム60を介して接続されている。第1ケー
ス51の上部には液位検知ダイヤフラム60を手動で変
位できるようプランジャ61、バネ63、弾性体カバー
62で構成されるプッシュボタンを有している。第2ケ
ース52にはダイヤフラム60の下にプランジャ65
が、第3ケース53に設置した検知弁68(検知スイッ
チ)に届くよう設けている。第2ケース52と第3ケー
ス53とが形成する圧力制御室としての上部部屋83に
空気の漏洩を生じないようにプランジャ65の部屋83
への挿通部まわりにはUパッキンもしくはOリング等の
軸シール67が設けられている。
知ダイヤフラム60を介して接続されている。第1ケー
ス51の上部には液位検知ダイヤフラム60を手動で変
位できるようプランジャ61、バネ63、弾性体カバー
62で構成されるプッシュボタンを有している。第2ケ
ース52にはダイヤフラム60の下にプランジャ65
が、第3ケース53に設置した検知弁68(検知スイッ
チ)に届くよう設けている。第2ケース52と第3ケー
ス53とが形成する圧力制御室としての上部部屋83に
空気の漏洩を生じないようにプランジャ65の部屋83
への挿通部まわりにはUパッキンもしくはOリング等の
軸シール67が設けられている。
【0026】検知弁68は、部屋83内に配設されてプ
ランジャ65によりオン/オフせしめられ、該部屋83
内に真空力を導入可能とする。即ち、第3ケース53は
真空圧接続口57に連通する通路57Aを備え、検知弁
68は通路57Aの部屋83への開口(真空口)を開閉
可能とするのである。尚、66はプランジャ65の戻し
バネである。
ランジャ65によりオン/オフせしめられ、該部屋83
内に真空力を導入可能とする。即ち、第3ケース53は
真空圧接続口57に連通する通路57Aを備え、検知弁
68は通路57Aの部屋83への開口(真空口)を開閉
可能とするのである。尚、66はプランジャ65の戻し
バネである。
【0027】第4ケース54と第5ケース55には弁座
72、73が設けられ、第4ケース54の上部部屋85
は大気に通路92を通じて連通しており、第5ケース5
5の下部部屋87は真空下水管に通路91を通じて連通
している。第4ケース54下部と第5ケース55上部で
作られる部屋86は真空弁本体の作動室25に通路96
を通じて連通している。両者の弁座72、73の間に設
けた弁体71は、上下スライドすることにより大気と真
空のいずれかを部屋86に導くよう3方弁としての役割
を果たしている。弁体71は第3ケース53と第4ケー
ス54との間に設けた3方弁ダイヤフラム70に連結さ
れ、ダイヤフラム70の上部には圧縮バネ69が設けら
れ第5ケース55の弁座73に押付けられている。第3
ケース53には隔壁が設けられているが一部に連通口8
8があり、検知弁68が作動して開になったとき上部部
屋83に付与される真空圧を下部部屋84に通じるよう
になっている。
72、73が設けられ、第4ケース54の上部部屋85
は大気に通路92を通じて連通しており、第5ケース5
5の下部部屋87は真空下水管に通路91を通じて連通
している。第4ケース54下部と第5ケース55上部で
作られる部屋86は真空弁本体の作動室25に通路96
を通じて連通している。両者の弁座72、73の間に設
けた弁体71は、上下スライドすることにより大気と真
空のいずれかを部屋86に導くよう3方弁としての役割
を果たしている。弁体71は第3ケース53と第4ケー
ス54との間に設けた3方弁ダイヤフラム70に連結さ
れ、ダイヤフラム70の上部には圧縮バネ69が設けら
れ第5ケース55の弁座73に押付けられている。第3
ケース53には隔壁が設けられているが一部に連通口8
8があり、検知弁68が作動して開になったとき上部部
屋83に付与される真空圧を下部部屋84に通じるよう
になっている。
【0028】また、第3ケース53の上部部屋83(圧
力制御室)の内外を連通する通路93には真空力解除弁
としてのダイヤフラム付きニードル弁74が設けられて
おり、ニードル弁74を通って大気が徐々に入ってくる
ようになっている。
力制御室)の内外を連通する通路93には真空力解除弁
としてのダイヤフラム付きニードル弁74が設けられて
おり、ニードル弁74を通って大気が徐々に入ってくる
ようになっている。
【0029】真空弁のコントローラ部27は以下の如く
動作する。 タンク11内の汚水の液位が上昇すると、液位検知管
37、ホース38、制振防止ダイヤフラム59の微小孔
を通じ、液位検知ダイヤフラム上部室81の空気圧力が
上昇し、液位検知ダイヤフラム下部室82が大気に連通
しているため、圧力差を生じた液位検知ダイヤフラム6
0を下方に変位させる(図4(A)、(B))。
動作する。 タンク11内の汚水の液位が上昇すると、液位検知管
37、ホース38、制振防止ダイヤフラム59の微小孔
を通じ、液位検知ダイヤフラム上部室81の空気圧力が
上昇し、液位検知ダイヤフラム下部室82が大気に連通
しているため、圧力差を生じた液位検知ダイヤフラム6
0を下方に変位させる(図4(A)、(B))。
【0030】液位検知ダイヤフラム60の下部に設け
たプランジャ65がダイヤフラム60の変位により押さ
れて下方に変位し第3ケース53の上部部屋83に設け
た検知弁68を下方に押し下げる(図4(B))。
たプランジャ65がダイヤフラム60の変位により押さ
れて下方に変位し第3ケース53の上部部屋83に設け
た検知弁68を下方に押し下げる(図4(B))。
【0031】プランジャ65がある変位下がる(汚水
の液位があるレベル上昇する)と、検知弁68が反転
(オン動作)し、通路57Aの真空口を開く(図4
(C))。
の液位があるレベル上昇する)と、検知弁68が反転
(オン動作)し、通路57Aの真空口を開く(図4
(C))。
【0032】検知弁68の開作動により第3ケース室
83、84が真空になり(図4(D))、3方弁ダイヤ
フラム70の下方室85が大気に連通していることから
圧力差を生じたダイヤフラム70が上方に引上げられ、
これに伴って弁体71も上昇して第5ケース55の弁座
73から第4ケース54の弁座72に移動し、真空弁本
体の作動室25の上室に通じる部屋86を真空状態にさ
せる(図4(E))。これにより真空弁15は、作動室
25の上下室の差圧(下室は大気圧)により開状態とな
り(図4(F))、タンク内の汚水が真空下水管内14
に排出される(図5(A))。
83、84が真空になり(図4(D))、3方弁ダイヤ
フラム70の下方室85が大気に連通していることから
圧力差を生じたダイヤフラム70が上方に引上げられ、
これに伴って弁体71も上昇して第5ケース55の弁座
73から第4ケース54の弁座72に移動し、真空弁本
体の作動室25の上室に通じる部屋86を真空状態にさ
せる(図4(E))。これにより真空弁15は、作動室
25の上下室の差圧(下室は大気圧)により開状態とな
り(図4(F))、タンク内の汚水が真空下水管内14
に排出される(図5(A))。
【0033】タンク内の液体が排出されると、液位が
低下し(図5(B))、液位検知ダイヤフラム60の加
圧が低下し、プランジャ65に設けたバネ66により押
し戻され、制振防止ダイヤフラム59の外周端部より空
気が直ちに抜ける(図5(C))。
低下し(図5(B))、液位検知ダイヤフラム60の加
圧が低下し、プランジャ65に設けたバネ66により押
し戻され、制振防止ダイヤフラム59の外周端部より空
気が直ちに抜ける(図5(C))。
【0034】反転していた検知弁68が戻って(オフ
動作)通路57Aの真空口を閉じ、部屋83、84に真
空が導入されなくなる(図5(D))。
動作)通路57Aの真空口を閉じ、部屋83、84に真
空が導入されなくなる(図5(D))。
【0035】第3ケース53の部屋83にあった真空
は、通路93、検知ダイヤフラム60の下部の部屋、通
路94を通じ大気を導入するため、多少時間遅れが生じ
て大気状態になり、3方弁ダイヤフラム70の両側の圧
力差がなくなりバネ69に押されて元の状態に戻り(図
5(E))、弁体71も元の第5ケース55の弁座73
を閉じ(図5(F))、真空弁本体の作動室25に通じ
る部屋を大気状態にさせる。このとき、通路92を通じ
大気を取り込むが、通路93を通じ液位検知ダイヤフラ
ム60の下部の部屋が減圧状態になり、液位検知ダイヤ
フラム60を下方に引きつけようとするが、ダイヤフラ
ム59が弁座101に引きつけられ、弁座101の孔を
塞ぎ液位検知ダイヤフラム60の上部部屋81を密封す
るため、液位検知ダイヤフラム60は下方に変位しない
ため、この下方にあるプランジャ65を押し下げ、再び
検知弁68を作動させることがなくなる。
は、通路93、検知ダイヤフラム60の下部の部屋、通
路94を通じ大気を導入するため、多少時間遅れが生じ
て大気状態になり、3方弁ダイヤフラム70の両側の圧
力差がなくなりバネ69に押されて元の状態に戻り(図
5(E))、弁体71も元の第5ケース55の弁座73
を閉じ(図5(F))、真空弁本体の作動室25に通じ
る部屋を大気状態にさせる。このとき、通路92を通じ
大気を取り込むが、通路93を通じ液位検知ダイヤフラ
ム60の下部の部屋が減圧状態になり、液位検知ダイヤ
フラム60を下方に引きつけようとするが、ダイヤフラ
ム59が弁座101に引きつけられ、弁座101の孔を
塞ぎ液位検知ダイヤフラム60の上部部屋81を密封す
るため、液位検知ダイヤフラム60は下方に変位しない
ため、この下方にあるプランジャ65を押し下げ、再び
検知弁68を作動させることがなくなる。
【0036】真空弁15の作動室25の上室にコント
ローラ部27の大気圧接続口58、大気弁通管43を介
して大気が流入し、作動室25の上下室の差圧がなくな
り真空弁15を閉じる(図5(G))。
ローラ部27の大気圧接続口58、大気弁通管43を介
して大気が流入し、作動室25の上下室の差圧がなくな
り真空弁15を閉じる(図5(G))。
【0037】然るに、真空弁15にあっては、図2に示
す如く、液位検知管37の上端部のホース38の接続部
に、真空弁開放調整装置200を設けてある。真空弁開
放調整装置200は、図6に示す如く、液位検知管37
に取着される受口201と、ホース38が接続されるホ
ース取付口202を有している。真空弁開放調整装置2
00は、液位検知管37からコントローラ部27に到達
する圧力伝達路の空気流量をストレスなく確保可能とす
るための、ボール弁体を用いた逆止弁203を備えてい
る。また、真空弁開放調整装置200は、コントローラ
部27の側から液位検知管37の側への空気の抜け流量
を調整可能とするニードル弁状の流量調整弁204を備
えている。また、真空弁開放調整装置200は、液位検
知管37からコントローラ部27への空気流量の変化が
過大なときに、その空気流量を絞る制振隔膜からなる制
振弁205を備え、制振弁205に小さな透孔206を
備えている。
す如く、液位検知管37の上端部のホース38の接続部
に、真空弁開放調整装置200を設けてある。真空弁開
放調整装置200は、図6に示す如く、液位検知管37
に取着される受口201と、ホース38が接続されるホ
ース取付口202を有している。真空弁開放調整装置2
00は、液位検知管37からコントローラ部27に到達
する圧力伝達路の空気流量をストレスなく確保可能とす
るための、ボール弁体を用いた逆止弁203を備えてい
る。また、真空弁開放調整装置200は、コントローラ
部27の側から液位検知管37の側への空気の抜け流量
を調整可能とするニードル弁状の流量調整弁204を備
えている。また、真空弁開放調整装置200は、液位検
知管37からコントローラ部27への空気流量の変化が
過大なときに、その空気流量を絞る制振隔膜からなる制
振弁205を備え、制振弁205に小さな透孔206を
備えている。
【0038】以下、真空弁開放調整装置200の動作に
ついて説明する。 (A) 液位検知時の動作(図7) タンク11に汚水が溜まり、液検知管37の空気圧力が
徐々に上昇すると、この空気が制振弁205の透孔20
6を通り、逆止弁203のボール弁体を押し上げてコン
トローラ部27の液位検知ダイヤフラム上部室81に供
給される。このとき、この逆止弁203を通過する空気
量より少ないものの、流量調整弁204の通路もコント
ローラ部27に液位検知ダイヤフラム上部室81への空
気を通す。こうしてコントローラ部27の液位検知ダイ
ヤフラム上部室81に供給された空気は、前述した如
く、コントローラ部27の液位検知ダイヤフラム60を
変位せしめ、ひいては真空弁15を開く。
ついて説明する。 (A) 液位検知時の動作(図7) タンク11に汚水が溜まり、液検知管37の空気圧力が
徐々に上昇すると、この空気が制振弁205の透孔20
6を通り、逆止弁203のボール弁体を押し上げてコン
トローラ部27の液位検知ダイヤフラム上部室81に供
給される。このとき、この逆止弁203を通過する空気
量より少ないものの、流量調整弁204の通路もコント
ローラ部27に液位検知ダイヤフラム上部室81への空
気を通す。こうしてコントローラ部27の液位検知ダイ
ヤフラム上部室81に供給された空気は、前述した如
く、コントローラ部27の液位検知ダイヤフラム60を
変位せしめ、ひいては真空弁15を開く。
【0039】(B) 真空弁開き時の動作(図8) 真空弁15が開くと、タンク11内の汚水が吸引されて
水位が低下することにより、液位検知管37の空気の加
圧も減圧される。このとき、逆止弁203は逆止機能に
より閉止され、コントローラ部27側の空気がこの経路
から抜けることはない。液位検知ダイヤフラム上部室8
1の空気は、逆止弁203に並列配置されている流量調
整弁204を通って液位検知管37の側に抜け戻ること
になる。よって、この流量調整弁204の開度を調整す
ることにより、戻り空気量を加減することができる。真
空弁15の閉止は、この空気の抜けによるコントローラ
部27の内部の切替によって起動するため、流量調整弁
204を絞るほど、真空弁15の閉止までの時間が長く
なる。即ち、真空弁15の開放時間をこの流量調整弁2
04により制御できる。
水位が低下することにより、液位検知管37の空気の加
圧も減圧される。このとき、逆止弁203は逆止機能に
より閉止され、コントローラ部27側の空気がこの経路
から抜けることはない。液位検知ダイヤフラム上部室8
1の空気は、逆止弁203に並列配置されている流量調
整弁204を通って液位検知管37の側に抜け戻ること
になる。よって、この流量調整弁204の開度を調整す
ることにより、戻り空気量を加減することができる。真
空弁15の閉止は、この空気の抜けによるコントローラ
部27の内部の切替によって起動するため、流量調整弁
204を絞るほど、真空弁15の閉止までの時間が長く
なる。即ち、真空弁15の開放時間をこの流量調整弁2
04により制御できる。
【0040】(C) 大量汚水流入時の動作(図9) タンク11に不意に大流量の汚水が流入した場合、水面
が激しく揺れるため、タンク11の水位が本来の起動水
位に達しなくても、液位検知管37の空気圧力が瞬間的
に過大となることがある。この場合、制振弁205が図
9に示す如くに作動して圧力伝達路を遮断し、この過大
空気圧の伝搬を瞬間的に抑え、真空弁15の早期作動
(本来の起動水位に達しない状態での作動)を防止す
る。従って、真空弁開放調整装置200を用いた本実施
形態によれば、以下の作用がある。
が激しく揺れるため、タンク11の水位が本来の起動水
位に達しなくても、液位検知管37の空気圧力が瞬間的
に過大となることがある。この場合、制振弁205が図
9に示す如くに作動して圧力伝達路を遮断し、この過大
空気圧の伝搬を瞬間的に抑え、真空弁15の早期作動
(本来の起動水位に達しない状態での作動)を防止す
る。従って、真空弁開放調整装置200を用いた本実施
形態によれば、以下の作用がある。
【0041】コントローラ部27の外部、即ち液位検
知管37からコントローラ部27に到達する圧力伝達路
に、逆止弁203と流量調整弁204を設けることによ
り、コントローラ部27の内部に生ずる結露水等の悪影
響、外部空気の導入による塵や水の悪影響を受けること
なく、真空弁15の開放時間を安定的に制御できる。
知管37からコントローラ部27に到達する圧力伝達路
に、逆止弁203と流量調整弁204を設けることによ
り、コントローラ部27の内部に生ずる結露水等の悪影
響、外部空気の導入による塵や水の悪影響を受けること
なく、真空弁15の開放時間を安定的に制御できる。
【0042】液位検知管37からコントローラ部27
への空気流量の変化が過大なときに、その空気流量を絞
る制振弁205を設けた。従って、汚水タンク11への
大流量の汚水流入による液面の波立ちにより、液位検知
ダイヤフラム60が過敏に反応して、真空弁15が早期
作動(本来の起動水位に達しない状態での作動)しない
ように液位検知管37内の空気圧の伝搬を瞬間的に抑
え、誤作動を防止できる。
への空気流量の変化が過大なときに、その空気流量を絞
る制振弁205を設けた。従って、汚水タンク11への
大流量の汚水流入による液面の波立ちにより、液位検知
ダイヤフラム60が過敏に反応して、真空弁15が早期
作動(本来の起動水位に達しない状態での作動)しない
ように液位検知管37内の空気圧の伝搬を瞬間的に抑
え、誤作動を防止できる。
【0043】以上、本発明の実施の形態を図面により詳
述したが、本発明の具体的な構成はこの実施の形態に限
られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の
設計の変更等があっても本発明に含まれる。例えば、本
発明の大気開放調整装置200の取付け位置は、液位検
知管からコントローラ部への圧力伝達経路に設けるもの
であれば、必ずしもホース38が接続される液位検知管
37の上端部であることを要しない。
述したが、本発明の具体的な構成はこの実施の形態に限
られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の
設計の変更等があっても本発明に含まれる。例えば、本
発明の大気開放調整装置200の取付け位置は、液位検
知管からコントローラ部への圧力伝達経路に設けるもの
であれば、必ずしもホース38が接続される液位検知管
37の上端部であることを要しない。
【0044】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、コントロ
ーラ部の構造を簡素化しながら、真空弁の開放時間を安
定的に制御できる。
ーラ部の構造を簡素化しながら、真空弁の開放時間を安
定的に制御できる。
【図1】図1は真空式汚水収集装置を示す模式図であ
る。
る。
【図2】図2は真空弁を示す模式図である。
【図3】図3は真空弁のコントローラ部を示す断面図で
ある。
ある。
【図4】図4は真空弁の作動原理を示す模式図である。
【図5】図5は真空弁の作動原理を示す模式図である。
【図6】図6は真空弁開放調整装置を示す模式図であ
る。
る。
【図7】図7は液位検知時の真空弁開放調整装置を示す
模式図である。
模式図である。
【図8】図8は真空弁開き時の真空弁開放調整装置を示
す模式図である。
す模式図である。
【図9】図9は大量汚水流入時の真空弁開放調整装置を
示す模式図である。
示す模式図である。
11 タンク 15 真空弁 27 コントローラ部 37 液位検知管 60 液位検知ダイヤフラム 203 逆止弁 204 流量調整弁 205 制振弁
Claims (2)
- 【請求項1】 タンクの液位を圧力変換して作動するダ
イヤフラム式のコントローラ部を用いる真空弁におい
て、 タンクに設置された液位検知管からコントローラ部に到
達する圧力伝達路の空気流量を確保可能とする逆止弁
と、 コントローラ部の側から液位検知管の側への空気の抜け
流量を調整可能とする流量調整弁とを有してなることを
特徴とする真空弁。 - 【請求項2】 前記液位検知管からコントローラ部への
空気流量の変化が過大なときに、その空気流量を絞る制
御弁を有してなる請求項1記載の真空弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9455798A JPH11294626A (ja) | 1998-04-07 | 1998-04-07 | 真空弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9455798A JPH11294626A (ja) | 1998-04-07 | 1998-04-07 | 真空弁 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11294626A true JPH11294626A (ja) | 1999-10-29 |
Family
ID=14113637
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9455798A Pending JPH11294626A (ja) | 1998-04-07 | 1998-04-07 | 真空弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11294626A (ja) |
-
1998
- 1998-04-07 JP JP9455798A patent/JPH11294626A/ja active Pending
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