JPH1129415A - 農園芸用植物成長助剤 - Google Patents

農園芸用植物成長助剤

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JPH1129415A
JPH1129415A JP18815897A JP18815897A JPH1129415A JP H1129415 A JPH1129415 A JP H1129415A JP 18815897 A JP18815897 A JP 18815897A JP 18815897 A JP18815897 A JP 18815897A JP H1129415 A JPH1129415 A JP H1129415A
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JP
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carbon atoms
formula
agricultural
growth aid
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JP18815897A
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Norimitsu Takahashi
宣光 高橋
Kazuya Okano
一哉 岡野
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Mitsubishi Chemical Corp
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Mitsubishi Chemical Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 植物体を健全化し、農業生産上優れた効果を
発揮する農園芸用植物成長助剤の提供。 【解決手段】 Caイオンに対する安定度定数が2〜1
2であり、且つMITI法による生分解能が28日間に
おけるTOCで10〜99.9%であることを特徴とす
る農園芸用植物成長助剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、農園芸用植物成長
助剤に関する。詳しくは、特定の安定度定数及び生分解
能を有する化合物を主成分とする農園芸用植物成長助剤
に関する。本発明の農園芸用植物成長助剤を用いること
により、植物体を健全化し、農業生産上優れた効果を発
揮することができる。
【0002】
【従来の技術】植物の養分吸収をバランスよく高め、植
物体を健全化することは、生育や品質を良化し耐病性を
高める上で非常に有効である。これに起因する剤とし
て、発根生育を促す発根生育促進剤、根を健全化し養分
吸収を促す根圏活性化剤、植物体の耐病性を高め病害を
抑制する土壌病害抑制剤、養分の欠乏を改善し品質向上
を計る品質向上剤等が挙げられる。
【0003】また、ハウス土壌では降雨がないため塩類
が集積して塩類過剰障害が問題となっており、これを抑
制する塩類過剰抑制剤が望まれている。これらを目的と
した剤として、例えばクエン酸等のカルボン酸、或いは
エチレンジアミン四酢酸(EDTA)等がこれ迄に提案
されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者に
ついては、その効果は明確ではなく実際上は殆んど使わ
れていない。また、後者については、葉や果実の褐変化
斑点化や根の成長阻害を起こす等薬害が大きく一般には
使用できないという問題点がある。本発明の目的は、作
物体や根に害を与えず健全化し、養分吸収を促進し成長
を旺盛化し、更に品質を向上化させ、その上、塩類過剰
症を抑制する成長助剤を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、かかる現
状に鑑み、鋭意検討した結果、安定度定数及び生分解能
が特定の範囲内にある化合物を農園芸用成長助剤として
用いることにより、植物体を健全化し、農業生産上優れ
た効果を発揮することを見い出し、本発明を完成するに
至った。
【0006】即ち、本発明の要旨は、Caイオンに対す
る安定度定数が2〜12であり、且つMITI(通商産
業省)法による生分解能が28日間におけるTOC(全
有機炭素)で10〜99.9%であることを特徴とする
農園芸用植物成長助剤、にある。以下、本発明を詳細に
説明する。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の農園芸用成長助剤は、C
aイオンに対する安定度定数が2〜12であり、且つM
ITI法による生分解能が28日間におけるTOCで1
0〜99.9%である。更に、安定度定数が4〜11
で、且つMITI法による生分解能が28日間における
TOCで20〜99.9%の範囲がより好ましい。安定
度定数が2より低ければ、植物体の養分吸収能が落ち効
果として認められなくなる。生分解能として10%未満
の場合、分解されないため植物体に悪影響を与え薬害の
原因となり、また、窒素源として植物体に利用されず促
進的効果が認められなくなる。また99.9%を越える
場合、直ちに分解してしまい効果が長続きせず問題が残
る。
【0008】なお、安定度定数についてはZh.Neo
rg.Chim.,1971,16(4),902(C
A75:10987)に記載の方法により測定し、ま
た、生分解性については特開平8−34764号公報に
記載の方法により測定した。
【0009】植物成長助剤とは、主なものとして以下の
ものを指す。発根生育を促す発根生育促進剤。具体的に
は、特に植物に限定はないが、主なものとして、水稲、
芝、野菜類等が挙げられる。根を健全化し養分吸収を促
す根圏活性化剤。これについても上記と同様で、全ての
植物に適応できる。植物体の耐病性を高め病害を抑制す
る土壌病害抑制剤。じゃがいもそうか病、トマト萎ちょ
う病、ナス科青枯れ病、メロンつる割れ病、アブラナ科
根こぶ病、各種作物の苗立ち枯れ病、根腐れ病、等が挙
げられる。
【0010】連作障害抑制剤。すいか・キウリ等のうり
科類、エンドウ・ダイズ・そらまめ等のマメ科類、じゃ
がいも・トマト・なす等のナス科類、等が挙げられる。
養分の欠乏を改善し品質向上を計る品質向上剤。トマト
尻腐れ防止、いちご果実硬化による日持ち向上、メロン
発酵果防止、白菜・キャベツ・レタス等の心腐れやチッ
プバーン防止、りんごビターピット防止、柑橘浮皮防
止、切り花の茎・葉の硬化による日持ち向上等が挙げら
れる。
【0011】塩類による過剰障害を防止する塩類過剰症
抑制剤。ハウス内で栽培される野菜類で主なものとして
トマト、メロン、キウリ、花卉類等が挙げられる。処理
方法としてはこのまま固体又は溶液処理があるが、この
まま固体で処理するのが好ましい。直接土壌に処理する
場合は固体又は液体状で処理してもよいし、葉茎に液体
状で散布処理してもよい。土壌処理の場合は個体状で処
理した方が徐々に溶解するため、より有効に利用され
る。更に徐放性を増すためにポリエチ等の撥水性の樹脂
でコーチングしてもよい。また石膏、ケイソウ土等と混
ぜ造粒してもよいし、生分解性ポリマーで混練してもよ
いし、活性炭やゼオライト等の多孔質担体に吸着させた
ものを処理してもよい。
【0012】なお、塩類過剰抑制剤の場合は土壌処理が
適当である。茎葉散布処理の場合は液体状のものを直接
植物体に散布する。処理剤の種類としては、そのままの
形であるフリー体がよい。
【0013】更に、必要に応じ他の成分、例えば、肥
料、農薬、界面活性剤、糖、有機酸、アミノ酸等と一緒
に処理しても差支えない。処理濃度は使用方法等に応じ
て広い範囲から適宜選択できるが、土壌処理の場合は通
常0.005〜50g/m2 、好ましくは0.5〜5g
/m2 程度が、また茎葉散布処理の場合は0.001〜
1重量%程度が適当である。
【0014】本発明においては、これらの植物成長助剤
として、下記一般式(1)又は(2)で表わされる化合
物、そのアルカリ土類金属塩及びその遷移金属塩から選
ばれた少なくとも一種が用いられる。
【0015】
【化3】
【0016】(式中、W1 は水酸基で置換されていても
よい炭素数1ないし6のアルキレン基を表わし、R1
びR2 は、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1ない
し6のアルキル基又は水酸基若しくはカルボキシル基を
有する炭素数1ないし4のアルキル基を表わす)
【0017】本発明の一般式(1)の化合物の具体例と
しては、エチレンジアミン−N−N′−ジコハク酸、
1,3−プロピレンジアミン−N−N′−ジコハク酸、
2−ヒドロキシ−1,3−プロピレンジアミン−N−
N′−ジコハク酸、1,2−シクロヘキシレンジアミン
−N−N′−ジコハク酸、エチレンジアミン−N−N′
−ジグルタル酸、1,3−プロピレンジアミン−N−
N′−ジグルタル酸、2−ヒドロキシ−1,3−プロピ
レンジアミン−N−N′−ジグルタル酸、1,2−シク
ロヘキシレンジアミン−N−N′−ジグルタル酸等が挙
げられ、特にエチレンジアミン−N−N′−ジコハク酸
が好ましい。
【0018】一般式(1)の化合物は、一般には公知の
アミノ酸類をジハロエタン類又は還元条件下ジカルボニ
ル化合物と反応させることにより得られる。特にエチレ
ンジアミン−N−N′−ジコハク酸の製造方法として
は、一般的にはアスパラギン酸に対し、アルカリ性条件
下ジブロモエタンやジクロロエタンを反応させるか、還
元条件化グリオキサールを反応させる。これらの化合物
の製造方法に関する公知文献としては、J.A.Nea
l,N.J.Rose;Inorganic Chem
istry,7,11,2405、特表平8−5082
98号公報、WO特許96/32371号公報、米国特
許第5,466,867号明細書、米国特許第5,58
7,512号明細書、特開平8−301824号公報等
が例示できる。
【0019】
【化4】
【0020】(式中、R3 は水素原子、炭素数1ないし
6のアルキル基又は水酸基若しくはカルボキシル基を有
する炭素数1ないし4のアルキル基を表わし、R4 及び
5 は、それぞれ独立して、水素原子又は水酸基若しく
はカルボキシル基を有する炭素数1ないし4のアルキル
基を表わす。但し、R4 及びR5 は同時に水素原子では
ない)
【0021】本発明の一般式(2)の化合物の具体例と
しては、ニトリロトリ酢酸、N−カルボキシメチルアス
パラギン酸、N−1−カルボキシエチルアスパラギン
酸、N−2−カルボキシエチルアスパラギン酸、N,N
−ビス(カルボキシメチル)アスパラギン酸、メチルグ
リシンジ酢酸、N,N−ビス(1−カルボキシエチル)
アスパラギン酸、N,N−ビス(2−カルボキシエチ
ル)アスパラギン酸、N−カルボキシメチルグルタミン
酸、N−1−カルボキシエチルグルタミン酸、N−2−
カルボキシエチルグルタミン酸、N,N−ビス(カルボ
キシメチル)グルタミン酸、N,N−ビス(1−カルボ
キシエチル)グルタミン酸、N,N−ビス(2−カルボ
キシエチル)グルタミン酸、N−(2−ヒドロキシエチ
ル)イミノジ酢酸、N,N−ビス(2−ヒドロキシエチ
ル)グリシン、N,N−ビス(ヒドロキシエチル)アラ
ニン、N−(2−ヒドロキシエチル)アスパラギン酸、
N,N−ビス(2−ヒドロキシエチル)アスパラギン
酸、N−(2−メチル−2−ヒドロキシエチル)アスパ
ラギン酸、N,N−ビス(2−メチル−2−ヒドロキシ
エチル)アスパラギン酸及びこれらの塩類等が挙げら
れ、特に好ましくはN,N−ビス(カルボキシメチル)
アラニン及びN,N−ビス(カルボキシメチル)アスパ
ラギン酸が挙げられ、更に好ましくはN,N−ビス(カ
ルボキシメチル)アスパラギン酸が挙げられる。
【0022】一般式(2)の化合物は、一般には公知の
アミノ酸類にクロル酢酸、アルデヒド類・シアン化合物
の組み合わせアルキル化剤、エチレンオキシド、プロピ
レンオキシド等のアルキル化剤を反応させることにより
得られる。特にN,N−ビス(カルボキシメチル)アス
パラギン酸の製造方法としては、一般的にはアスパラギ
ン酸に対し、アルカリ性条件下当モルのブロモ酢酸やク
ロロ酢酸を反応させるか、ホルムアルデヒドとシアン化
ソーダからなるアルキル化剤を反応させる。これらの化
合物の製造方法に関する公知文献としては、Bull.
Chem.Soc.Japan,42,2835(19
69)、特開平7−89913号公報等が例示できる。
一般式(1)及び(2)の化合物は不斉炭素を有する
が、本発明は一般式(1)及び(2)の化合物が光学活
性体である場合及び光学不活性体である場合のいずれを
も包含する。
【0023】また、本発明の成長助剤としては、式
(1)又は(2)で表わされる化合物のアルカリ土類金
属塩又は遷移金属塩も用いられる。アルカリ土類金属と
しては、例えば、ベリリウム、マグネシウム、カルシウ
ム、ストロンチウム、バリウス等が挙げられ、マグネシ
ウム、カルシウムが好ましく、また、遷移金属として
は、例えば、鉄、コバルト、ニッケル、パラジウム、白
金等が挙げられ、鉄が好ましい。これらの中でも特にカ
ルシウムが好ましい。
【0024】
【実施例】以下、実施例に基ずき本発明を更に詳細に説
明するが、本発明は、その要旨を超えない限りこれらの
実施例に限定されるものではない。
【0025】実施例1 本発明品S,S−エチレンジアミン−N−N−ジコハク
酸(EDDS)を30、100、300ppm濃度にな
るように希釈し、更に下記肥料成分を加え所定の濃度に
なるように溶液を作成した(溶液内の肥料成分濃度:N
150ppm、P80ppm、K170ppm、Mg2
0ppm、Mn1ppm、B1ppm)。これを直径4
cmのシャーレに各2mlずつ入れ、実施例1と同様に
レタス種子(品種グランドラピット)6粒播種浸漬し1
0日間培養(25℃12時間日長)し、10日後生育状
態を観察した。N,N−ビス(カルボキシメチル)−L
−アスパラギン酸(BCMA)についても同様に行っ
た。更に、メチルグリシンジ酢酸(MGDA)について
も同様に行った。その結果を<表1>に示す。以上のよ
うに本発明品処理により植物体が健全に生育し促進され
ると同時に高濃度障害を緩和した。
【0026】実施例2 水田より採取した沖積土壌1Lに肥料を混ぜ(IBS2
08号0.9g、リンスター30 1g)、これに本発
明品S,S−エチレンジアミン−N−N−ジコハク酸
(EDDS)0.05gを混和し更に水600mlを加
え水田状態にしたポットを作成した。これに、約15c
m、3葉期の稲を植え温室内で2ケ月間栽培した。その
結果を<表2>に示す。更にBCMAについても同様の
実験を行った。以上のように本発明品処理により植物体
が健全に生育し促進され、根量も多かった。
【0027】実施例3 N−P−K肥料(10−10−10)30g/m2 及び
EDDS2g/m2 の割合でベント芝(黒ボク土壌6号
鉢栽培)上に均一に蒔いた。20日毎に地上部を刈り取
り重量を測定。合計5回(5ケ月間)測定した。また最
後に根の重量を測定した。N,N−ビス(カルボキシメ
チル)−L−アスパラギン酸(BCMA)についても同
様に行った。更に、メチルグリシンジ酢酸(MGDA)
についても同様に行った。その結果を<表3>に示す。
以上のように本発明品処理により芝の生育が良好とな
り、更に藻の発生が抑制された。
【0028】実施例4 ビニールハウス内で土壌1m3 に、1.3g/m2 のE
DDS粉を蒔き、深さ約30cmで耕起し土壌と混合し
た。処理当日100L/m2 の水を撒き、その後、3日
目、7日目、14日目にも同様に合計4回の水を撒い
た。処理21日後土壌分析(Mg、Ca、EC)及びコ
マツナで栽培試験を行った。土壌分析方法は、地下30
cm及び60cmの部分から土壌を採取し以下の方法で
分析した。水溶性Mg、Caに関しては、乾土50gに
蒸留水125mlを加え撹拌、1日後遠心分離・濾過抽
出し水溶液分画を原子吸光でMg、Ca量を測定した。
EC(電気伝導度;イオン濃度を現す指標)に関して
は、乾土10gに蒸留水50mlを加え撹拌、ECメー
ターで溶液中の値を測定した。コマツナ栽培試験は、コ
マツナ種子を土壌に播種、2週間後、発芽率・根長・地
上部生重量を測定した。なお、根長、地上部生重は発芽
したものの平均値である。比較として、クエン酸につい
ても同様の試験を行った。その結果を<表4>に示す。
以上のように本発明品処理により土壌中の塩基が減少
し、コマツナ栽培試験においても発芽率、根長、地上部
生重量が増加し障害が抑制された。
【0029】参考例 本実施例に用いた化合物の物性は以下の通りである。
【0030】
【表1】 1)20℃、I=0.1(KCl) 2)MITI法TOC28日間
【0031】
【発明の効果】本発明は上記したように、Caイオンに
対する安定度定数が2〜12であり、更にMITI法に
よる生分解能が28日間におけるTOCで10〜99.
9%である化合物を農園芸用植物成長助剤として用いる
ことにより植物体を健全化し農業生産上優れた効果を発
揮する。
【0032】
【表2】
【0033】
【表3】
【0034】
【表4】
【0035】
【表5】
【0036】
【表6】

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 Caイオンに対する安定度定数が2〜1
    2であり、且つMITI法による生分解能が28日間に
    おけるTOCで10〜99.9%であることを特徴とす
    る農園芸用植物成長助剤。
  2. 【請求項2】 下記一般式(1)又は(2)で表わされ
    る化合物、そのアルカリ土類金属塩及びその遷移金属塩
    から選ばれた少なくとも一種を含有することを特徴とす
    る請求項1に記載の農園芸用植物成長助剤。 【化1】 (式中、W1 は水酸基で置換されていてもよい炭素数1
    ないし6のアルキレン基を表わし、R1 及びR2 は、そ
    れぞれ独立して、水素原子、炭素数1ないし6のアルキ
    ル基又は水酸基若しくはカルボキシル基を有する炭素数
    1ないし4のアルキル基を表わす) 【化2】 (式中、R3 は水素原子、炭素数1ないし6のアルキル
    基又は水酸基若しくはカルボキシル基を有する炭素数1
    ないし4のアルキル基を表わし、R4 及びR5 は、それ
    ぞれ独立して、水素原子又は水酸基若しくはカルボキシ
    ル基を有する炭素数1ないし4のアルキル基を表わす。
    但し、R4 及びR5 は同時に水素原子ではない)
  3. 【請求項3】 式(1)において、W1 が水酸基で置換
    されていてもよい炭素数1ないし3のアルキレン基であ
    り、且つR1 及びR2 がカルボキシル基を有する炭素数
    1又は2のアルキル基であり、且つ式(2)において、
    3 が炭素数1ないし4のアルキル基又はカルボキシル
    基を有する炭素数1若しくは2のアルキル基であり、R
    4 及びR5 がカルボキシル基を有する炭素数1又は2の
    アルキル基である請求項1又は2に記載の農園芸用植物
    成長助剤。
  4. 【請求項4】 式(1)において、W1 がエチレン基で
    あり、R1 及びR2がカルボキシメチル基であり、式
    (2)において、R3 、R4 及びR5 がカルボキシメチ
    ル基である請求項1又は2に記載の農園芸用植物成長助
    剤。
  5. 【請求項5】 Caイオンに対する安定度定数が4〜1
    1で、且つMITI法による生分解能が28日間におけ
    るTOCで20〜99.9%であるフリーカルボン酸体
    である請求項1に記載の該成長助剤を含む植物塩類過剰
    症抑制剤。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし4のいずれかに記載の該
    成長助剤を含む水稲用発根生育促進剤。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし4のいずれかに記載の該
    成長助剤を含む芝用発根生育促進剤。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし4のいずれかに記載の該
    成長助剤を含むビート用生育促進剤。
  9. 【請求項9】 請求項1ないし4のいずれかに記載の該
    成長助剤を含むトマト用尻腐れ防止剤。
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