JPH11293286A - 粒子除去用洗浄剤組成物、その製造方法及びそれを用いる洗浄方法 - Google Patents
粒子除去用洗浄剤組成物、その製造方法及びそれを用いる洗浄方法Info
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- JPH11293286A JPH11293286A JP10075998A JP10075998A JPH11293286A JP H11293286 A JPH11293286 A JP H11293286A JP 10075998 A JP10075998 A JP 10075998A JP 10075998 A JP10075998 A JP 10075998A JP H11293286 A JPH11293286 A JP H11293286A
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Abstract
系溶剤などを使用せず、金属表面の錆、光学ガラスの侵
食などの問題が無い炭化水素系溶剤であって、(1)金
属表面上に付着した加工油、粒子、水分および水溶性汚
れを効率よく除去するのに適し、(2)洗浄剤の製造、
界面活性剤の濃度管理、維持管理が容易な洗浄剤組成
物、その製造方法およびそれを用いる洗浄方法を提供す
る。 【解決手段】 炭化水素系溶剤に、(a)脂肪酸アルカ
ノールアミド、(b)一般式R1−NH(CH2)3N
H2・2R2−COOH(式中R1、R2は炭素数7〜
22のアルキル基)で示されるN−アルキルトリメチレ
ンジアミン脂肪酸塩の両方を配合した粒子除去用洗浄剤
組成物。炭素数5〜20の炭化水素系溶剤に(a)を
0.01〜2質量%、(b)を0.01〜5質量%溶解
する同組成物の製法。及び同組成物で洗浄後、炭化水素
溶媒で洗浄する洗浄方法。
Description
製部品、ガラス製部品、電子電気基板、セラミック製部
品等の加工時に付着する金属切削屑、樹脂バリ屑、研磨
屑、研磨砥粒、ハンダ屑、セラミック屑等の粒を洗浄除
去するための洗浄剤に係わり、特には、炭化水素系溶媒
を主成分とし、水分を添加することなく付着粒子を除去
可能な洗浄用組成物、その製造法およびそれを用いる洗
浄方法に関する。
品、電子電気基板、セラミック製部品を加工した後に
は、切削油、プレス油等の非極性の液状鉱物油、フラッ
クス、界面活性剤等の極性物質、金属切削屑、樹脂バリ
屑、研磨屑、研磨砥粒、ハンダ屑、セラミック屑等の粒
子が付着している。また、手作業がある場合は、人体か
ら生じる汗や、タンパク質含有油脂汚れが付着する。以
上のように、非極性、極性物質、粒子が複合した形で付
着しているため、これらに対して親和性を有する洗浄剤
を使用する必要がある。
に供給される塩素系あるいはフロン系洗浄剤が使用され
てきた。しかしこれらは、フロン等のフッ素系溶剤や
1,1,1−トリクロロエタン等の塩素系溶剤は、地下
水汚染やオゾン層の破壊等、自然環境や人体に対する安
全上の問題があり、今後その使用が増々規制されていく
方向にある。このため、塩素系或いはフロン系の溶剤に
代る洗浄剤として、これまで多くの水系或はエマルジョ
ン系系の洗浄剤が検討されてきた。
は、(A)無機りん酸類と(B)アミン類を添加した水
系洗浄剤が開示されており、さらに、非イオン性界面活
性剤及び/又はグリコールエーテル系化合物を添加して
もよいとしている。これにより、粒子除去と、油汚れの
除去を両立させた洗浄剤が得られるとしている。
平9−125099号公報、特開平9−157698号
公報等に開示があり、非水系溶剤と、界面活性剤と、水
との混合物からなる洗浄剤を提案している。また、特開
平9−125093号公報には、非水系溶剤と、界面活
性剤と、水と、アルコールアミンからなる洗浄剤を提案
している。さらに、特開平7−109493号公報に
は、金属加工油、グリース等に対する洗浄性を向上させ
るため、水にノニオン系界面活性剤及び3−メトキシ−
3−メチル−1−ブタノールを添加した洗浄剤が記載さ
れている。
は、安全性が高い上に、切削屑や水系汚れに対して高い
洗浄力を有する。しかし、金属表面において錆が発生し
やすく、また光学ガラスの中には、水系或はエマルジョ
ン系洗浄剤に接触すると表面が溶解し、曇りを生じるも
のがある。さらに、金属加工油、グリースなどに対する
脱脂力が不足することがあった。
剤を単独で使用した場合は、非極性な溶剤であるため鉱
物系加工油の洗浄には高い効果を示すが、極性物質であ
るフラックスや加工時に生じる金属、ガラスなど切削屑
の除去は困難であった。このため、炭化水素溶剤にアル
コール、エーテル、ケトン等の極性物質を添加し汚れを
溶解させることでフラックス除去性、切削屑等の粒子除
去性を向上させた洗浄剤が特開平3−146597号公
報、特開平7−503032号公報に提案されている。
しかし、切削屑等の粒子を除去するためには、更なる改
善が必要であった。
ルジョン系、フロン系または塩素系溶剤などを使用せ
ず、金属表面の錆、光学ガラスの侵食などの問題が無い
炭化水素系溶剤であって、(1)・部品の表面に付着し
た加工油、・金属切削屑、樹脂バリ屑、研磨屑、研磨砥
粒、ハンダ屑、セラミック屑等の粒子、・水分、・フラ
ックス、油脂状界面活性剤などの極性物質、・人体から
生じるタンパク質含有油脂汚れ、を効率よく除去するの
に適し、(2)洗浄剤の製造、界面活性剤の濃度管理、
維持管理が容易な炭化水素系の粒子除去用洗浄剤組成
物、その製造方法およびそれを用いる洗浄方法を提供す
ることを目的とする。
を解決するための洗浄剤を探索した結果、炭化水素系溶
剤に、(a)脂肪酸アルカノールアミド、(b)一般式
R1−NH(CH2) 3NH2・2R2−COOH(式
中R1、R2は炭素数7〜22のアルキル基)で示され
るN−アルキルトリメチレンジアミン(以下N−アルキ
ルプロピレンジアミンという)脂肪酸塩の両方を配合し
た洗浄剤が、前記課題を解決できることを見出した。
1〜20質量%の脂肪酸アルカノールアミドと、0.0
1〜40%質量%のN−アルキルトリメチレンジアミン
脂肪酸塩の両方を溶解したものを原液とし、この原液を
そのまま或いは炭化水素系溶剤で希釈し、0.01〜2
質量%の脂肪酸アルカノールアミドと、0.01〜5質
量%のN−アルキルトリメチレンジアミン脂肪酸塩を含
有する粒子除去用洗浄剤組成物とすることができる。
行う場合は、(A)該洗浄剤で洗浄した後、炭化水素系
溶剤で洗浄する方法が有効であることと、(B)油汚れ
がひどい場合は、炭化水素系溶剤で洗浄した後、該洗浄
剤で洗浄し、さらに炭化水素系溶剤で洗浄する方法が有
効であること、(C)水溶性加工油等、水溶性汚れがひ
どい場合は、水で洗浄した後、該洗浄剤で洗浄し、さら
に炭化水素系溶剤で洗浄する方法が有効であること、を
見出し本発明を完成させた。
剤は、市販の炭化水素系溶剤が使用でき、特に制限はな
いが、環境汚染の少ないものを選択するのが望ましい。
このような溶剤としては、炭素数が5〜20、好ましく
は炭素数7〜16、特に好ましくは炭素数9〜15の範
囲のものを主成分としたものが使用できる。炭素数5未
満のものは、引火点が低いため作業中に火災や爆発の危
険が大きく安全面に問題がある。また、炭素数20を越
えると、乾燥性が悪くなる上、粒子洗浄剤組成物の粘性
が増加するため、被洗浄物に付着している水分の除去性
能が低下し、好ましくない。
は、実質的に炭素数が同一の炭化水素、或いは炭素数が
1つ異なる2種の炭素数からなる炭化水素の混合物を用
いることが望ましい。このような炭化水素系溶剤として
は、炭素数5〜17のノルマルパラフィン溶剤や、炭素
数3或いは4のオレフィンを重合して得られる炭素数6
〜20のイソパラフィン合成溶剤等がある。
7、好ましくは炭素数7〜14、特に好ましくは炭素数
9〜13の範囲のものが使用できる。17を超えると、
乾燥性が悪くなる上、粒子洗浄剤組成物の粘性が増加す
るため、被洗浄物に付着している粒子の除去性能が低下
し好ましくない。さらに、加温しないと溶液状態になら
ないものがあったりする。
〜20、好ましくは8〜16、特に好ましくは8〜12
の範囲のものが使用できるが、合成のし易さから通常
は、炭素数6、8、9、12及び16から適当なものを
選択するのが実際的である。この場合において、炭素数
が1異なる溶剤と混合するときは、8と9の組合せにす
るか、ノルマルパラフィンと組合せて使用する。
は、一般式R1−NH(CH2)3NH2・2R2−C
OOH(式中R1、R2は炭素数7〜22のアルキル
基)で示されるN−アルキルプロピレンジアミン脂肪酸
塩と脂肪酸アルカノールアミドを併用する。
キルプロピレンジアミン脂肪酸塩は、単独で炭化水素系
溶剤に溶解した場合、脂肪酸アルカノールアミドは約1
質量%、N−アルキルプロピレンジアミン脂肪酸塩は約
2質量%程度しか溶解しない。ところが、この両者を混
合すると溶解性が約20倍程度と飛躍的に向上する。こ
の理由は明確ではないが、これにより洗浄剤の製造、界
面活性剤の濃度管理、維持管理が極めて容易になる。つ
まり、本発明の粒子洗浄剤組成物を製造する際には、界
面活性剤を40質量%以上の高濃度に炭化水素系溶剤に
溶かした濃縮品を予め作成しておき、所定の界面活性剤
濃度まで炭化水素系溶剤で希釈することができ、加熱せ
ずに短時間で多量に生産することが可能となる。
界面活性剤濃度を大幅に向上させることが可能となった
が、界面活性剤の濃度があまり高すぎると、溶液の粘度
が著しく高くなって、逆に粒子洗浄性能を低下させる要
因となる。N−アルキルプロピレンジアミン脂肪酸塩の
添加量については、0.01〜5質量%、好ましくは
0.5〜3質量%で充分な粒子洗浄性能を発揮する。添
加量が0.01質量%未満のときは、粒子洗浄性能が不
十分となりやすい。また、5質量%を超えると、溶液の
粘度が著しく大きくなって、粒子洗浄性能を低下させる
ことがある。
は、0.01〜2質量%、好ましくは0.3〜1質量%
で充分な粒子洗浄性能を発揮する。添加量が0.01質
量%未満のときは、粒子洗浄性能が不十分となりやす
い。また、3質量%を超えると、溶液の粘度が著しく大
きくなって、粒子洗浄性能を低下させることがある。
濃度に対する脂肪酸アルカノールアミドの濃度比である
が、N−アルキルプロピレンジアミン脂肪酸塩濃度の
0.01〜2.0倍、好ましくは0.1〜1.5倍、よ
り好ましくは0.3〜1.0倍の範囲とするのが望まし
い。この範囲内であれば、界面活性剤濃度を大きく向上
させることが可能となる。これが、0.01倍を切った
り2.0倍を超えたりすると界面活性剤濃度を高めるこ
とが難しくなる。
−アルキルプロピレンジアミン脂肪酸塩を添加して溶解
性のバランスを調節した洗浄剤を用いることで、粒子状
物質を速やかに剥離・除去可能となる。また、極性物
質、水分の除去も可能となる。
脂肪酸塩と脂肪酸アルカノールアミドの付帯的な効果と
して、金属の防錆作用を挙げることができる。防錆作用
は、N−アルキルプロピレンジアミン脂肪酸塩を単独で
使用する場合よりも向上しており、この意味でも有効な
組合せと言える。
のアミン成分のアルキル基であるが、炭素数が7〜2
2、好ましくは10〜20、より好ましくは14〜18
である。中でも、オクタデシルプロピレンジアミン、ヘ
キサデシルプロピレンジアミン、テトラデシルプロピレ
ンジアミンが入手の容易さから特に好適に使用できる。
また、脂肪酸としては、炭素数が7〜22、好ましくは
8〜20のものが使用できる。具体的には、オクタン
酸、デカン酸、ドデカン酸(ラウリン酸)、テトラデカ
ン酸(ミリスチン酸)、ヘキサデカン酸(パルミチン
酸)、オクタデカン酸(ステアリン酸)等の飽和脂肪酸
や、オレイン酸等の不飽和脂肪酸を挙げることができ
る。これらの中でも、オレイン酸等の不飽和脂肪酸の方
が融点が低い点で好適に使用できる。
は、種々の方法で合成できる。例えば、相当するN−ア
ルキル一級アミンとアクリロニトリルを窒素雰囲気下、
100〜200℃で触媒を用いて反応させ、さらに水素
化し、得られたN−アルキルジアミンに窒素雰囲気下で
脂肪酸を加える方法等を採用することができる。N−ア
ルキル基や脂肪酸は、単一のものである必要はなく、2
種以上の混合物や、天然由来のものを用いることは何等
問題がない。特に、牛脂や植物油を原料として用いる場
合は、原料が安価であるため、製品を安価に製造する上
で好ましい。
が、脂肪酸としては、炭素数が7〜22、好ましくは8
〜20のものが使用できる。具体的には、オクタン酸、
デカン酸、ドデカン酸、テトラデカン酸、ヘキサデカン
酸、オクタデカン酸等の飽和脂肪酸や、オレイン酸等の
不飽和脂肪酸、これらの混合物、或いは天然由来の脂肪
酸を挙げることができる。これらの中でも、オレイン酸
等の不飽和脂肪酸の方が融点が低い点で好適に使用でき
る。また、アミンとしては、ジエタノールアミン、モノ
エタノールアミン、モノイソ−プロパノールアミン、或
いはこれらの混合物を挙げることができる。上記の脂肪
酸とアミンから得られるものとして、ドデカン酸(ラウ
リン酸)モノエタノールアミド、ドデカン酸ジエタノー
ルアミド、オクタデカン酸ジエタノールアミド、オクタ
デカン酸モノエタノールアミド、オレイン酸ジエタノー
ルアミド、オレイン酸モノエタノールアミド、ヤシ油脂
肪酸ジエタノールアミド、ヤシ油脂肪酸モノエタノール
アミド、テトラデカン酸(ミリスチン酸)ジエタノール
アミド、テトラデカン酸モノエタノールアミド、ドデカ
ン酸テトラデカン酸ジエタノールアミド、ヘキサデカン
酸(パルミチン酸)ジエタノールアミド、ヘキサデカン
酸モノエタノールアミド、ドデカン酸イソプロパノール
アミド、イソ−オクタデカン酸ジエタノールアミド、イ
ソ−オクタデカン酸モノエタノールアミド、パーム核油
脂肪酸ジエタノールアミド、パーム核油脂肪酸モノエタ
ノールアミド等を挙げることができるが、これらの中で
もドデカン酸モノエタノールアミド、ドデカン酸ジエタ
ノールアミドが入手の容易さの点で好ましい。
るが、所定量の脂肪酸に対して2倍モル量のジエタノー
ルアミン、モノエタノールアミン、モノイソ−プロパノ
ールアミンを添加し、窒素気流下で加熱、脱水縮合させ
る方法等を用いることができる。N−アルキルプロピレ
ンジアミン脂肪酸塩の場合と同様に、使用する脂肪酸
は、単一成分のものである必要はなく、2種以上の混合
物や、天然由来のものを用いることは何等問題がない。
ことが多い極性油脂フラックス、油脂状界面活性剤等に
対する洗浄力をさらに向上させるため、極性基を有する
有機化合物を配合することもできる。極性基を有する有
機化合物としては、アルコール、ケトン、エーテル、エ
ステル等であり、その配合比は3〜50%、好ましくは
5〜30%、特に好ましくは10〜25%程度である。
これら有機化合物は、単独または2種以上を選択して配
合することができる。
20であることが必要である。炭素数が3以下のものは
操業上火災や爆破の危険が大きく安全面で問題があり、
また20超えると洗浄力が低下する。その中でも炭素数
6〜17、特には炭素数7〜15のものが好ましい。
ルを用いる場合は、アルコールの水酸基数が1または2
個のものを選択する。水酸基が3個以上になると、極性
が大きくなり過ぎて洗浄力が不十分となるばかりでな
く、炭化水素に対する溶解性が低下するため好ましくな
い。アルコール類の具体例としては、例えば2−エチル
ヘキサノール、1−ヘキサノール、1−オクタノール、
2−オクタノール、ラウリルアルコール、オレイルアル
コール、2−ヘプテン−1−オール、10−ウンデセン
−1−オール、ゲルベアルコール、2−シクロ−2−プ
ロパノール、シクロウンデカノール、1,2−ドデカン
ジオール、1,2−オクタデカンジオール、1,16−
ヘキサデカンジオール、ジプロピレングリコールなどの
合成あるいは天然アルコールが挙げられる。
の水酸基の水素原子を炭素数1〜4のアルキル基、例え
ばメチル基、エチル基、n−プロピル基、i−プロピル
基、n−ブチル基、i−ブチル基、t−ブチル基で置換
したものであり、これらは例えば上記アルコール類に対
応するハロゲン化炭化水素を反応させることによって得
られる。また、5員環以上の環状エーテルも使用可能で
ある。エーテル化合物では、水素原子が炭化水素基に置
換されることで水酸基の数が減少する。従って、エーテ
ル化合物として水酸基を有する場合は、水酸基の数が0
〜2個のものを選択することができる。エーテル化合物
の具体例としては、ジブチルエーテル、プロピレングリ
コールモノブチルエーテル、1,2−ジエトキシエタ
ン、1,8−シネオール、ジエチレングリコールジエチ
ルエーテル、ジエチレングリコールジブチルエーテル、
プロピレングリコールメチルエーテル、アニソール、ジ
ヘキシルエーテル、ジペンチルエーテル等が挙げられ
る。ケトン化合物としては、炭素数1〜4のアルキル
基、例えばメチル基、エチル基、n−プロピル基、i−
プロピル基、n−ブチル基、i−ブチル基、t−ブチル
基と、炭素数1〜15のアルキル基を有するものであっ
て、分子内の炭素数が4〜20のものが使用できる。こ
れらは、対応する2級アルコールの酸化あるいは接触脱
水素化反応によって合成できる。
基、例えばメチル基、エチル基、n−プロピル基、i−
プロピル基、n−ブチル基、i−ブチル基、t−ブチル
基と、炭素数1〜15のアルキル基を有するものであっ
て、分子内の炭素数が5〜20のものが使用できる。こ
れらは有機酸とアルコールの脱水反応によって合成でき
る。エステル化合物の具体例としては、酢酸ブチル、酢
酸イソペンチル、酢酸3−メトキシブチル、プロピオン
酸ブチル、酪酸ブチル、イソ吉草酸イソペンチル、安息
香酸メチル、マロン酸ジエチル、エチレングリコールモ
ノアセタート等が挙げられる。
に、必要に応じてフェノール系及び/又はアミン系酸化
防止剤を10〜1000ppm、より安定性を向上させ
る場合は、さらにリン系及び/又はイオウ系酸化防止剤
を10〜1000ppm洗浄剤に配合する。これによ
り、高温での使用や長期間に渡る使用に耐えられる洗浄
剤とすることができる。
乾燥してもよいが、微量に残存する脂肪酸アルカノール
アミド、N−アルキルプロピレンジアミン脂肪酸塩など
が問題になるときは、引き続き炭素数5〜20の炭化水
素系溶剤に浸漬後、乾燥する。さらに、被洗浄物の油汚
れがひどい場合は、炭化水素系溶剤で洗浄する工程と、
続いて炭化水素系溶媒に脂肪酸アルカノールアミドとN
−アルキルプロピレンジアミン脂肪酸塩を溶解した洗浄
剤で洗浄する工程と、さらに炭化水素系溶媒に浸漬する
工程を採用することが好ましい。このようにすること
で、洗浄効率を向上させることが可能となるばかりでな
く、洗浄剤の寿命を延ばすことができる。
が、本発明はこれらに限定されるものではない。
S304、3.0mm×12.5mm×75mm)を研磨粒子(青粉)によ
って研磨加工して粒子を付着させた部品を、各洗浄剤10
0mL中に浸漬し(ビーカー)、40℃で超音波洗浄した
(シャープ社製 SILENTSONIC UT-304(39kHz))。洗浄
状態を目視観察した。判定基準は以下の通りである。 ○:粒子が完全に除去。 △:僅かに粒子が残る。 ×:まったく洗浄できていない。
し、上記試験方法に従って粒子洗浄性の試験を行った。
評価結果を表1に示す。ステンレス板表面の粒子は、完
全に除去されていた。洗浄剤1 第1成分 市販純炭化水素系洗浄剤(ノルマルパラフィン系);98質量% 第2成分 ドデカン酸ジエタノールアミド;0.5質量% 第3成分 ヘキサデシルプロピレンジアミン・オレイン酸塩;1.5質量%
3を調製し、上記試験方法に従って粒子洗浄性の試験を
行った。評価結果を表1に示す。ステンレス板表面の粒
子は、完全に除去されていた。洗浄剤2 第1成分 市販純炭化水素系洗浄剤(イソパラフィン系);98.5質量% 第2成分 テトラデカン酸ジエタノールアミド;0.5質量% 第3成分 オクタデシルプロピレンジアミン・オレイン酸塩;1.0質量%
浄剤5として市販純炭化水素系洗浄剤(ノルマルパラフ
ィン系)、洗浄剤6として市販純炭化水素系洗浄剤(イ
ソパラフィン系)洗浄剤、洗浄剤7として市販純炭化水
素系洗浄剤(ナフテン系)、洗浄剤8としてイソプロパ
ノールを使用し、上記試験方法に従って粒子洗浄性の試
験を行った。評価結果を表1に示す。本発明の界面活性
剤が添加されていない場合は、十分な粒子洗浄性能が得
られないことが分かる。
ルジョン系洗浄剤(水+溶剤;97質量%、界面活性
剤;3質量%)を使用し、上記試験方法に従って粒子洗
浄性の試験を行った。評価結果を表1に示す。この場合
は、完全に粒子が除去できた。
2−トリクロロエチレンを使用し、上記試験方法に従っ
て粒子洗浄性の試験を行った。評価結果を表1に示す。
この場合は、完全に粒子が除去できた。
溶剤を使用することなく、金属製被洗浄物上の加工油、
粒子、水分および水溶性汚れを迅速に除去することがで
きる。又、従来、炭化水素系粒子洗浄剤では、洗浄剤の
調製が難しかったが、本発明の炭化水素系粒子洗浄剤
は、界面活性剤の濃度を著しく高くすることができ、こ
の高濃度品を予備調製しておくことにより、所定の濃度
の洗浄剤を単に溶剤で希釈するだけで容易に製造するこ
とができ、また製造時、使用時における製造、界面活性
剤の濃度管理が極めて容易であり、産業上の利用価値が
高い。
Claims (12)
- 【請求項1】 炭化水素系溶剤に、(a)脂肪酸アルカ
ノールアミド、(b)一般式R1−NH(CH2)3N
H2・2R2−COOH(式中R1、R2は炭素数7〜
22のアルキル基)で示されるN−アルキルトリメチレ
ンジアミン脂肪酸塩の両方を配合したことを特徴とする
粒子除去用洗浄剤組成物。 - 【請求項2】 前記炭化水素系溶剤が、炭素数5〜20
の炭化水素である請求項1に記載の粒子除去用洗浄剤組
成物。 - 【請求項3】 前記炭化水素系溶剤が、実質的に炭素数
が同一の炭化水素、或いは炭素数が1つ異なる2種の炭
素数からなる炭化水素の混合物である請求項2に記載の
粒子除去用洗浄剤組成物。 - 【請求項4】 炭化水素系溶剤に、0.01〜20質量
%の脂肪酸アルカノールアミドと、0.01〜40%質
量%のN−アルキルトリメチレンジアミン脂肪酸塩の両
方を溶解したものを原液とし、この原液をそのまま或い
は炭化水素系溶剤で希釈し、0.01〜2質量%の脂肪
酸アルカノールアミドと、0.01〜5質量%のN−ア
ルキルトリメチレンジアミン脂肪酸塩を含有する粒子除
去用洗浄剤組成物を製造する方法。 - 【請求項5】 前記炭化水素系溶剤が、炭素数5〜20
の炭化水素である請求項4に記載の粒子除去用洗浄剤組
成物を製造する方法。 - 【請求項6】 前記炭化水素系溶剤が、実質的に炭素数
が同一の炭化水素、或いは炭素数が1つ異なる2種の炭
素数からなる炭化水素の混合物である請求項5に記載の
粒子除去用洗浄剤組成物を製造する方法。 - 【請求項7】 (a)脂肪酸アルカノールアミド、
(b)一般式R1−NH(CH2)3NH2・2R2−
COOH(式中R1、R2は炭素数7〜22のアルキル
基)で示されるN−アルキルトリメチレンジアミン脂肪
酸塩の両方を配合した炭化水素溶媒で洗浄する工程と、
続いて該炭化水素溶媒で洗浄する工程からなる粒子除去
の洗浄方法。 - 【請求項8】 前記炭化水素系溶剤が、炭素数5〜20
の炭化水素である請求項7に記載の粒子除去の洗浄方
法。 - 【請求項9】 前記炭化水素系溶剤が、実質的に炭素数
が同一の炭化水素、或いは炭素数が1つ異なる2種の炭
素数からなる炭化水素の混合物である請求項8に記載の
粒子除去の洗浄方法。 - 【請求項10】 炭化水素溶媒もしくは水で洗浄する工
程と、(a)脂肪酸アルカノールアミド、(b)一般式
R1−NH(CH2)3NH2・2R2−COOH(式
中R1、R2は炭素数7〜22のアルキル基)で示され
るN−アルキルトリメチレンジアミン脂肪酸塩の両方を
配合した前記炭化水素溶媒で洗浄する工程と、該炭化水
素溶媒で洗浄する工程とからなる粒子除去の洗浄方法。 - 【請求項11】 前記炭化水素系溶剤が、炭素数5〜2
0の炭化水素である請求項10に記載の粒子除去の洗浄
方法。 - 【請求項12】 前記炭化水素系溶剤が、実質的に炭素
数が同一の炭化水素、或いは炭素数が1つ異なる2種の
炭素数からなる炭化水素の混合物である請求項11に記
載の粒子除去の洗浄方法。
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