JPH11293286A - 粒子除去用洗浄剤組成物、その製造方法及びそれを用いる洗浄方法 - Google Patents

粒子除去用洗浄剤組成物、その製造方法及びそれを用いる洗浄方法

Info

Publication number
JPH11293286A
JPH11293286A JP10075998A JP10075998A JPH11293286A JP H11293286 A JPH11293286 A JP H11293286A JP 10075998 A JP10075998 A JP 10075998A JP 10075998 A JP10075998 A JP 10075998A JP H11293286 A JPH11293286 A JP H11293286A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hydrocarbon
fatty acid
solvent
cleaning
carbon atoms
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10075998A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3160854B2 (ja
Inventor
Yasunari Mimura
康也 三村
Keita Matsushita
景太 松下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Eneos Corp
Original Assignee
Japan Energy Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Energy Corp filed Critical Japan Energy Corp
Priority to JP10075998A priority Critical patent/JP3160854B2/ja
Publication of JPH11293286A publication Critical patent/JPH11293286A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3160854B2 publication Critical patent/JP3160854B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Detergent Compositions (AREA)
  • Cleaning And De-Greasing Of Metallic Materials By Chemical Methods (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 水系、エマルジョン系、フロン系または塩素
系溶剤などを使用せず、金属表面の錆、光学ガラスの侵
食などの問題が無い炭化水素系溶剤であって、(1)金
属表面上に付着した加工油、粒子、水分および水溶性汚
れを効率よく除去するのに適し、(2)洗浄剤の製造、
界面活性剤の濃度管理、維持管理が容易な洗浄剤組成
物、その製造方法およびそれを用いる洗浄方法を提供す
る。 【解決手段】 炭化水素系溶剤に、(a)脂肪酸アルカ
ノールアミド、(b)一般式R−NH(CH
・2R−COOH(式中R、Rは炭素数7〜
22のアルキル基)で示されるN−アルキルトリメチレ
ンジアミン脂肪酸塩の両方を配合した粒子除去用洗浄剤
組成物。炭素数5〜20の炭化水素系溶剤に(a)を
0.01〜2質量%、(b)を0.01〜5質量%溶解
する同組成物の製法。及び同組成物で洗浄後、炭化水素
溶媒で洗浄する洗浄方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金属製部品、樹脂
製部品、ガラス製部品、電子電気基板、セラミック製部
品等の加工時に付着する金属切削屑、樹脂バリ屑、研磨
屑、研磨砥粒、ハンダ屑、セラミック屑等の粒を洗浄除
去するための洗浄剤に係わり、特には、炭化水素系溶媒
を主成分とし、水分を添加することなく付着粒子を除去
可能な洗浄用組成物、その製造法およびそれを用いる洗
浄方法に関する。
【0002】
【従来の技術】金属製部品、樹脂製部品、ガラス製部
品、電子電気基板、セラミック製部品を加工した後に
は、切削油、プレス油等の非極性の液状鉱物油、フラッ
クス、界面活性剤等の極性物質、金属切削屑、樹脂バリ
屑、研磨屑、研磨砥粒、ハンダ屑、セラミック屑等の粒
子が付着している。また、手作業がある場合は、人体か
ら生じる汗や、タンパク質含有油脂汚れが付着する。以
上のように、非極性、極性物質、粒子が複合した形で付
着しているため、これらに対して親和性を有する洗浄剤
を使用する必要がある。
【0003】従来、このような目的には、難燃性で安価
に供給される塩素系あるいはフロン系洗浄剤が使用され
てきた。しかしこれらは、フロン等のフッ素系溶剤や
1,1,1−トリクロロエタン等の塩素系溶剤は、地下
水汚染やオゾン層の破壊等、自然環境や人体に対する安
全上の問題があり、今後その使用が増々規制されていく
方向にある。このため、塩素系或いはフロン系の溶剤に
代る洗浄剤として、これまで多くの水系或はエマルジョ
ン系系の洗浄剤が検討されてきた。
【0004】例えば、特開平9−132800号公報に
は、(A)無機りん酸類と(B)アミン類を添加した水
系洗浄剤が開示されており、さらに、非イオン性界面活
性剤及び/又はグリコールエーテル系化合物を添加して
もよいとしている。これにより、粒子除去と、油汚れの
除去を両立させた洗浄剤が得られるとしている。
【0005】エマルジョン系洗浄剤の例としては、特開
平9−125099号公報、特開平9−157698号
公報等に開示があり、非水系溶剤と、界面活性剤と、水
との混合物からなる洗浄剤を提案している。また、特開
平9−125093号公報には、非水系溶剤と、界面活
性剤と、水と、アルコールアミンからなる洗浄剤を提案
している。さらに、特開平7−109493号公報に
は、金属加工油、グリース等に対する洗浄性を向上させ
るため、水にノニオン系界面活性剤及び3−メトキシ−
3−メチル−1−ブタノールを添加した洗浄剤が記載さ
れている。
【0006】これらの水系或はエマルジョン系洗浄剤
は、安全性が高い上に、切削屑や水系汚れに対して高い
洗浄力を有する。しかし、金属表面において錆が発生し
やすく、また光学ガラスの中には、水系或はエマルジョ
ン系洗浄剤に接触すると表面が溶解し、曇りを生じるも
のがある。さらに、金属加工油、グリースなどに対する
脱脂力が不足することがあった。
【0007】一方、石油系溶剤である炭化水素系の洗浄
剤を単独で使用した場合は、非極性な溶剤であるため鉱
物系加工油の洗浄には高い効果を示すが、極性物質であ
るフラックスや加工時に生じる金属、ガラスなど切削屑
の除去は困難であった。このため、炭化水素溶剤にアル
コール、エーテル、ケトン等の極性物質を添加し汚れを
溶解させることでフラックス除去性、切削屑等の粒子除
去性を向上させた洗浄剤が特開平3−146597号公
報、特開平7−503032号公報に提案されている。
しかし、切削屑等の粒子を除去するためには、更なる改
善が必要であった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、水系、エマ
ルジョン系、フロン系または塩素系溶剤などを使用せ
ず、金属表面の錆、光学ガラスの侵食などの問題が無い
炭化水素系溶剤であって、(1)・部品の表面に付着し
た加工油、・金属切削屑、樹脂バリ屑、研磨屑、研磨砥
粒、ハンダ屑、セラミック屑等の粒子、・水分、・フラ
ックス、油脂状界面活性剤などの極性物質、・人体から
生じるタンパク質含有油脂汚れ、を効率よく除去するの
に適し、(2)洗浄剤の製造、界面活性剤の濃度管理、
維持管理が容易な炭化水素系の粒子除去用洗浄剤組成
物、その製造方法およびそれを用いる洗浄方法を提供す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、前記課題
を解決するための洗浄剤を探索した結果、炭化水素系溶
剤に、(a)脂肪酸アルカノールアミド、(b)一般式
−NH(CH NH・2R−COOH(式
中R、Rは炭素数7〜22のアルキル基)で示され
るN−アルキルトリメチレンジアミン(以下N−アルキ
ルプロピレンジアミンという)脂肪酸塩の両方を配合し
た洗浄剤が、前記課題を解決できることを見出した。
【0010】この洗浄剤は、炭化水素系溶剤に、0.0
1〜20質量%の脂肪酸アルカノールアミドと、0.0
1〜40%質量%のN−アルキルトリメチレンジアミン
脂肪酸塩の両方を溶解したものを原液とし、この原液を
そのまま或いは炭化水素系溶剤で希釈し、0.01〜2
質量%の脂肪酸アルカノールアミドと、0.01〜5質
量%のN−アルキルトリメチレンジアミン脂肪酸塩を含
有する粒子除去用洗浄剤組成物とすることができる。
【0011】さらに、この洗浄剤を用いて部品の洗浄を
行う場合は、(A)該洗浄剤で洗浄した後、炭化水素系
溶剤で洗浄する方法が有効であることと、(B)油汚れ
がひどい場合は、炭化水素系溶剤で洗浄した後、該洗浄
剤で洗浄し、さらに炭化水素系溶剤で洗浄する方法が有
効であること、(C)水溶性加工油等、水溶性汚れがひ
どい場合は、水で洗浄した後、該洗浄剤で洗浄し、さら
に炭化水素系溶剤で洗浄する方法が有効であること、を
見出し本発明を完成させた。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明で使用される炭化水素系溶
剤は、市販の炭化水素系溶剤が使用でき、特に制限はな
いが、環境汚染の少ないものを選択するのが望ましい。
このような溶剤としては、炭素数が5〜20、好ましく
は炭素数7〜16、特に好ましくは炭素数9〜15の範
囲のものを主成分としたものが使用できる。炭素数5未
満のものは、引火点が低いため作業中に火災や爆発の危
険が大きく安全面に問題がある。また、炭素数20を越
えると、乾燥性が悪くなる上、粒子洗浄剤組成物の粘性
が増加するため、被洗浄物に付着している水分の除去性
能が低下し、好ましくない。
【0013】さらに、良好な乾燥性が要求される場合
は、実質的に炭素数が同一の炭化水素、或いは炭素数が
1つ異なる2種の炭素数からなる炭化水素の混合物を用
いることが望ましい。このような炭化水素系溶剤として
は、炭素数5〜17のノルマルパラフィン溶剤や、炭素
数3或いは4のオレフィンを重合して得られる炭素数6
〜20のイソパラフィン合成溶剤等がある。
【0014】ノルマルパラフィンは、炭素数が5〜1
7、好ましくは炭素数7〜14、特に好ましくは炭素数
9〜13の範囲のものが使用できる。17を超えると、
乾燥性が悪くなる上、粒子洗浄剤組成物の粘性が増加す
るため、被洗浄物に付着している粒子の除去性能が低下
し好ましくない。さらに、加温しないと溶液状態になら
ないものがあったりする。
【0015】また、イソパラフィン合成溶剤は炭素数5
〜20、好ましくは8〜16、特に好ましくは8〜12
の範囲のものが使用できるが、合成のし易さから通常
は、炭素数6、8、9、12及び16から適当なものを
選択するのが実際的である。この場合において、炭素数
が1異なる溶剤と混合するときは、8と9の組合せにす
るか、ノルマルパラフィンと組合せて使用する。
【0016】次に、本発明で使用する界面活性剤として
は、一般式R−NH(CHNH・2R−C
OOH(式中R、Rは炭素数7〜22のアルキル
基)で示されるN−アルキルプロピレンジアミン脂肪酸
塩と脂肪酸アルカノールアミドを併用する。
【0017】この脂肪酸アルカノールアミド、N−アル
キルプロピレンジアミン脂肪酸塩は、単独で炭化水素系
溶剤に溶解した場合、脂肪酸アルカノールアミドは約1
質量%、N−アルキルプロピレンジアミン脂肪酸塩は約
2質量%程度しか溶解しない。ところが、この両者を混
合すると溶解性が約20倍程度と飛躍的に向上する。こ
の理由は明確ではないが、これにより洗浄剤の製造、界
面活性剤の濃度管理、維持管理が極めて容易になる。つ
まり、本発明の粒子洗浄剤組成物を製造する際には、界
面活性剤を40質量%以上の高濃度に炭化水素系溶剤に
溶かした濃縮品を予め作成しておき、所定の界面活性剤
濃度まで炭化水素系溶剤で希釈することができ、加熱せ
ずに短時間で多量に生産することが可能となる。
【0018】脂肪酸アルカノールアミドの併用により、
界面活性剤濃度を大幅に向上させることが可能となった
が、界面活性剤の濃度があまり高すぎると、溶液の粘度
が著しく高くなって、逆に粒子洗浄性能を低下させる要
因となる。N−アルキルプロピレンジアミン脂肪酸塩の
添加量については、0.01〜5質量%、好ましくは
0.5〜3質量%で充分な粒子洗浄性能を発揮する。添
加量が0.01質量%未満のときは、粒子洗浄性能が不
十分となりやすい。また、5質量%を超えると、溶液の
粘度が著しく大きくなって、粒子洗浄性能を低下させる
ことがある。
【0019】一方、脂肪酸アルカノールアミドについて
は、0.01〜2質量%、好ましくは0.3〜1質量%
で充分な粒子洗浄性能を発揮する。添加量が0.01質
量%未満のときは、粒子洗浄性能が不十分となりやす
い。また、3質量%を超えると、溶液の粘度が著しく大
きくなって、粒子洗浄性能を低下させることがある。
【0020】N−アルキルプロピレンジアミン脂肪酸塩
濃度に対する脂肪酸アルカノールアミドの濃度比である
が、N−アルキルプロピレンジアミン脂肪酸塩濃度の
0.01〜2.0倍、好ましくは0.1〜1.5倍、よ
り好ましくは0.3〜1.0倍の範囲とするのが望まし
い。この範囲内であれば、界面活性剤濃度を大きく向上
させることが可能となる。これが、0.01倍を切った
り2.0倍を超えたりすると界面活性剤濃度を高めるこ
とが難しくなる。
【0021】このように脂肪酸アルカノールアミドとN
−アルキルプロピレンジアミン脂肪酸塩を添加して溶解
性のバランスを調節した洗浄剤を用いることで、粒子状
物質を速やかに剥離・除去可能となる。また、極性物
質、水分の除去も可能となる。
【0022】さらに、N−アルキルプロピレンジアミン
脂肪酸塩と脂肪酸アルカノールアミドの付帯的な効果と
して、金属の防錆作用を挙げることができる。防錆作用
は、N−アルキルプロピレンジアミン脂肪酸塩を単独で
使用する場合よりも向上しており、この意味でも有効な
組合せと言える。
【0023】N−アルキルプロピレンジアミン脂肪酸塩
のアミン成分のアルキル基であるが、炭素数が7〜2
2、好ましくは10〜20、より好ましくは14〜18
である。中でも、オクタデシルプロピレンジアミン、ヘ
キサデシルプロピレンジアミン、テトラデシルプロピレ
ンジアミンが入手の容易さから特に好適に使用できる。
また、脂肪酸としては、炭素数が7〜22、好ましくは
8〜20のものが使用できる。具体的には、オクタン
酸、デカン酸、ドデカン酸(ラウリン酸)、テトラデカ
ン酸(ミリスチン酸)、ヘキサデカン酸(パルミチン
酸)、オクタデカン酸(ステアリン酸)等の飽和脂肪酸
や、オレイン酸等の不飽和脂肪酸を挙げることができ
る。これらの中でも、オレイン酸等の不飽和脂肪酸の方
が融点が低い点で好適に使用できる。
【0024】N−アルキルプロピレンジアミン脂肪酸塩
は、種々の方法で合成できる。例えば、相当するN−ア
ルキル一級アミンとアクリロニトリルを窒素雰囲気下、
100〜200℃で触媒を用いて反応させ、さらに水素
化し、得られたN−アルキルジアミンに窒素雰囲気下で
脂肪酸を加える方法等を採用することができる。N−ア
ルキル基や脂肪酸は、単一のものである必要はなく、2
種以上の混合物や、天然由来のものを用いることは何等
問題がない。特に、牛脂や植物油を原料として用いる場
合は、原料が安価であるため、製品を安価に製造する上
で好ましい。
【0025】一方、脂肪酸アルカノールアミドである
が、脂肪酸としては、炭素数が7〜22、好ましくは8
〜20のものが使用できる。具体的には、オクタン酸、
デカン酸、ドデカン酸、テトラデカン酸、ヘキサデカン
酸、オクタデカン酸等の飽和脂肪酸や、オレイン酸等の
不飽和脂肪酸、これらの混合物、或いは天然由来の脂肪
酸を挙げることができる。これらの中でも、オレイン酸
等の不飽和脂肪酸の方が融点が低い点で好適に使用でき
る。また、アミンとしては、ジエタノールアミン、モノ
エタノールアミン、モノイソ−プロパノールアミン、或
いはこれらの混合物を挙げることができる。上記の脂肪
酸とアミンから得られるものとして、ドデカン酸(ラウ
リン酸)モノエタノールアミド、ドデカン酸ジエタノー
ルアミド、オクタデカン酸ジエタノールアミド、オクタ
デカン酸モノエタノールアミド、オレイン酸ジエタノー
ルアミド、オレイン酸モノエタノールアミド、ヤシ油脂
肪酸ジエタノールアミド、ヤシ油脂肪酸モノエタノール
アミド、テトラデカン酸(ミリスチン酸)ジエタノール
アミド、テトラデカン酸モノエタノールアミド、ドデカ
ン酸テトラデカン酸ジエタノールアミド、ヘキサデカン
酸(パルミチン酸)ジエタノールアミド、ヘキサデカン
酸モノエタノールアミド、ドデカン酸イソプロパノール
アミド、イソ−オクタデカン酸ジエタノールアミド、イ
ソ−オクタデカン酸モノエタノールアミド、パーム核油
脂肪酸ジエタノールアミド、パーム核油脂肪酸モノエタ
ノールアミド等を挙げることができるが、これらの中で
もドデカン酸モノエタノールアミド、ドデカン酸ジエタ
ノールアミドが入手の容易さの点で好ましい。
【0026】脂肪酸アルカノールアミドの製造方法であ
るが、所定量の脂肪酸に対して2倍モル量のジエタノー
ルアミン、モノエタノールアミン、モノイソ−プロパノ
ールアミンを添加し、窒素気流下で加熱、脱水縮合させ
る方法等を用いることができる。N−アルキルプロピレ
ンジアミン脂肪酸塩の場合と同様に、使用する脂肪酸
は、単一成分のものである必要はなく、2種以上の混合
物や、天然由来のものを用いることは何等問題がない。
【0027】また、付着粒子のバインダーとなっている
ことが多い極性油脂フラックス、油脂状界面活性剤等に
対する洗浄力をさらに向上させるため、極性基を有する
有機化合物を配合することもできる。極性基を有する有
機化合物としては、アルコール、ケトン、エーテル、エ
ステル等であり、その配合比は3〜50%、好ましくは
5〜30%、特に好ましくは10〜25%程度である。
これら有機化合物は、単独または2種以上を選択して配
合することができる。
【0028】極性を有する有機化合物は、炭素数が4〜
20であることが必要である。炭素数が3以下のものは
操業上火災や爆破の危険が大きく安全面で問題があり、
また20超えると洗浄力が低下する。その中でも炭素数
6〜17、特には炭素数7〜15のものが好ましい。
【0029】極性基を有する有機化合物としてアルコー
ルを用いる場合は、アルコールの水酸基数が1または2
個のものを選択する。水酸基が3個以上になると、極性
が大きくなり過ぎて洗浄力が不十分となるばかりでな
く、炭化水素に対する溶解性が低下するため好ましくな
い。アルコール類の具体例としては、例えば2−エチル
ヘキサノール、1−ヘキサノール、1−オクタノール、
2−オクタノール、ラウリルアルコール、オレイルアル
コール、2−ヘプテン−1−オール、10−ウンデセン
−1−オール、ゲルベアルコール、2−シクロ−2−プ
ロパノール、シクロウンデカノール、1,2−ドデカン
ジオール、1,2−オクタデカンジオール、1,16−
ヘキサデカンジオール、ジプロピレングリコールなどの
合成あるいは天然アルコールが挙げられる。
【0030】エーテル化合物としては、上記アルコール
の水酸基の水素原子を炭素数1〜4のアルキル基、例え
ばメチル基、エチル基、n−プロピル基、i−プロピル
基、n−ブチル基、i−ブチル基、t−ブチル基で置換
したものであり、これらは例えば上記アルコール類に対
応するハロゲン化炭化水素を反応させることによって得
られる。また、5員環以上の環状エーテルも使用可能で
ある。エーテル化合物では、水素原子が炭化水素基に置
換されることで水酸基の数が減少する。従って、エーテ
ル化合物として水酸基を有する場合は、水酸基の数が0
〜2個のものを選択することができる。エーテル化合物
の具体例としては、ジブチルエーテル、プロピレングリ
コールモノブチルエーテル、1,2−ジエトキシエタ
ン、1,8−シネオール、ジエチレングリコールジエチ
ルエーテル、ジエチレングリコールジブチルエーテル、
プロピレングリコールメチルエーテル、アニソール、ジ
ヘキシルエーテル、ジペンチルエーテル等が挙げられ
る。ケトン化合物としては、炭素数1〜4のアルキル
基、例えばメチル基、エチル基、n−プロピル基、i−
プロピル基、n−ブチル基、i−ブチル基、t−ブチル
基と、炭素数1〜15のアルキル基を有するものであっ
て、分子内の炭素数が4〜20のものが使用できる。こ
れらは、対応する2級アルコールの酸化あるいは接触脱
水素化反応によって合成できる。
【0031】エステル化合物も炭素数1〜4のアルキル
基、例えばメチル基、エチル基、n−プロピル基、i−
プロピル基、n−ブチル基、i−ブチル基、t−ブチル
基と、炭素数1〜15のアルキル基を有するものであっ
て、分子内の炭素数が5〜20のものが使用できる。こ
れらは有機酸とアルコールの脱水反応によって合成でき
る。エステル化合物の具体例としては、酢酸ブチル、酢
酸イソペンチル、酢酸3−メトキシブチル、プロピオン
酸ブチル、酪酸ブチル、イソ吉草酸イソペンチル、安息
香酸メチル、マロン酸ジエチル、エチレングリコールモ
ノアセタート等が挙げられる。
【0032】さらに、洗浄剤に安定性を付与するため
に、必要に応じてフェノール系及び/又はアミン系酸化
防止剤を10〜1000ppm、より安定性を向上させ
る場合は、さらにリン系及び/又はイオウ系酸化防止剤
を10〜1000ppm洗浄剤に配合する。これによ
り、高温での使用や長期間に渡る使用に耐えられる洗浄
剤とすることができる。
【0033】この洗浄後の部品等は、液切り後そのまま
乾燥してもよいが、微量に残存する脂肪酸アルカノール
アミド、N−アルキルプロピレンジアミン脂肪酸塩など
が問題になるときは、引き続き炭素数5〜20の炭化水
素系溶剤に浸漬後、乾燥する。さらに、被洗浄物の油汚
れがひどい場合は、炭化水素系溶剤で洗浄する工程と、
続いて炭化水素系溶媒に脂肪酸アルカノールアミドとN
−アルキルプロピレンジアミン脂肪酸塩を溶解した洗浄
剤で洗浄する工程と、さらに炭化水素系溶媒に浸漬する
工程を採用することが好ましい。このようにすること
で、洗浄効率を向上させることが可能となるばかりでな
く、洗浄剤の寿命を延ばすことができる。
【0034】
【実施例】以下、実施例を挙げて更に詳細に説明する
が、本発明はこれらに限定されるものではない。
【0035】(粒子洗浄性試験方法)ステンレス板(SU
S304、3.0mm×12.5mm×75mm)を研磨粒子(青粉)によ
って研磨加工して粒子を付着させた部品を、各洗浄剤10
0mL中に浸漬し(ビーカー)、40℃で超音波洗浄した
(シャープ社製 SILENTSONIC UT-304(39kHz))。洗浄
状態を目視観察した。判定基準は以下の通りである。 ○:粒子が完全に除去。 △:僅かに粒子が残る。 ×:まったく洗浄できていない。
【0036】(実施例1)以下に示す洗浄剤1を調製
し、上記試験方法に従って粒子洗浄性の試験を行った。
評価結果を表1に示す。ステンレス板表面の粒子は、完
全に除去されていた。洗浄剤1 第1成分 市販純炭化水素系洗浄剤(ノルマルパラフィン系);98質量% 第2成分 ドデカン酸ジエタノールアミド;0.5質量% 第3成分 ヘキサデシルプロピレンジアミン・オレイン酸塩;1.5質量%
【0037】(実施例2、3)以下に示す洗浄剤2及び
3を調製し、上記試験方法に従って粒子洗浄性の試験を
行った。評価結果を表1に示す。ステンレス板表面の粒
子は、完全に除去されていた。洗浄剤2 第1成分 市販純炭化水素系洗浄剤(イソパラフィン系);98.5質量% 第2成分 テトラデカン酸ジエタノールアミド;0.5質量% 第3成分 オクタデシルプロピレンジアミン・オレイン酸塩;1.0質量%
【0038】洗浄剤3 第1成分 市販純炭化水素系洗浄剤(混合ナフテン系);98.5質量% 第2成分 テトラデカン酸ジエタノールアミド;0.5質量% 第3成分 オレイルプロピレンジアミン・オレイン酸塩;1.0質量%
【0039】(比較例1〜5)洗浄剤4として灯油、洗
浄剤5として市販純炭化水素系洗浄剤(ノルマルパラフ
ィン系)、洗浄剤6として市販純炭化水素系洗浄剤(イ
ソパラフィン系)洗浄剤、洗浄剤7として市販純炭化水
素系洗浄剤(ナフテン系)、洗浄剤8としてイソプロパ
ノールを使用し、上記試験方法に従って粒子洗浄性の試
験を行った。評価結果を表1に示す。本発明の界面活性
剤が添加されていない場合は、十分な粒子洗浄性能が得
られないことが分かる。
【0040】(比較例6)洗浄剤9として、市販のエマ
ルジョン系洗浄剤(水+溶剤;97質量%、界面活性
剤;3質量%)を使用し、上記試験方法に従って粒子洗
浄性の試験を行った。評価結果を表1に示す。この場合
は、完全に粒子が除去できた。
【0041】(比較例7)洗浄剤10として、1,1,
2−トリクロロエチレンを使用し、上記試験方法に従っ
て粒子洗浄性の試験を行った。評価結果を表1に示す。
この場合は、完全に粒子が除去できた。
【0042】
【表1】
【0043】
【発明の効果】本発明粒子洗浄剤を用いるとハロゲン系
溶剤を使用することなく、金属製被洗浄物上の加工油、
粒子、水分および水溶性汚れを迅速に除去することがで
きる。又、従来、炭化水素系粒子洗浄剤では、洗浄剤の
調製が難しかったが、本発明の炭化水素系粒子洗浄剤
は、界面活性剤の濃度を著しく高くすることができ、こ
の高濃度品を予備調製しておくことにより、所定の濃度
の洗浄剤を単に溶剤で希釈するだけで容易に製造するこ
とができ、また製造時、使用時における製造、界面活性
剤の濃度管理が極めて容易であり、産業上の利用価値が
高い。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C23G 5/036 C23G 5/036

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 炭化水素系溶剤に、(a)脂肪酸アルカ
    ノールアミド、(b)一般式R−NH(CH
    ・2R−COOH(式中R、Rは炭素数7〜
    22のアルキル基)で示されるN−アルキルトリメチレ
    ンジアミン脂肪酸塩の両方を配合したことを特徴とする
    粒子除去用洗浄剤組成物。
  2. 【請求項2】 前記炭化水素系溶剤が、炭素数5〜20
    の炭化水素である請求項1に記載の粒子除去用洗浄剤組
    成物。
  3. 【請求項3】 前記炭化水素系溶剤が、実質的に炭素数
    が同一の炭化水素、或いは炭素数が1つ異なる2種の炭
    素数からなる炭化水素の混合物である請求項2に記載の
    粒子除去用洗浄剤組成物。
  4. 【請求項4】 炭化水素系溶剤に、0.01〜20質量
    %の脂肪酸アルカノールアミドと、0.01〜40%質
    量%のN−アルキルトリメチレンジアミン脂肪酸塩の両
    方を溶解したものを原液とし、この原液をそのまま或い
    は炭化水素系溶剤で希釈し、0.01〜2質量%の脂肪
    酸アルカノールアミドと、0.01〜5質量%のN−ア
    ルキルトリメチレンジアミン脂肪酸塩を含有する粒子除
    去用洗浄剤組成物を製造する方法。
  5. 【請求項5】 前記炭化水素系溶剤が、炭素数5〜20
    の炭化水素である請求項4に記載の粒子除去用洗浄剤組
    成物を製造する方法。
  6. 【請求項6】 前記炭化水素系溶剤が、実質的に炭素数
    が同一の炭化水素、或いは炭素数が1つ異なる2種の炭
    素数からなる炭化水素の混合物である請求項5に記載の
    粒子除去用洗浄剤組成物を製造する方法。
  7. 【請求項7】 (a)脂肪酸アルカノールアミド、
    (b)一般式R−NH(CHNH・2R
    COOH(式中R、Rは炭素数7〜22のアルキル
    基)で示されるN−アルキルトリメチレンジアミン脂肪
    酸塩の両方を配合した炭化水素溶媒で洗浄する工程と、
    続いて該炭化水素溶媒で洗浄する工程からなる粒子除去
    の洗浄方法。
  8. 【請求項8】 前記炭化水素系溶剤が、炭素数5〜20
    の炭化水素である請求項7に記載の粒子除去の洗浄方
    法。
  9. 【請求項9】 前記炭化水素系溶剤が、実質的に炭素数
    が同一の炭化水素、或いは炭素数が1つ異なる2種の炭
    素数からなる炭化水素の混合物である請求項8に記載の
    粒子除去の洗浄方法。
  10. 【請求項10】 炭化水素溶媒もしくは水で洗浄する工
    程と、(a)脂肪酸アルカノールアミド、(b)一般式
    −NH(CHNH・2R−COOH(式
    中R、Rは炭素数7〜22のアルキル基)で示され
    るN−アルキルトリメチレンジアミン脂肪酸塩の両方を
    配合した前記炭化水素溶媒で洗浄する工程と、該炭化水
    素溶媒で洗浄する工程とからなる粒子除去の洗浄方法。
  11. 【請求項11】 前記炭化水素系溶剤が、炭素数5〜2
    0の炭化水素である請求項10に記載の粒子除去の洗浄
    方法。
  12. 【請求項12】 前記炭化水素系溶剤が、実質的に炭素
    数が同一の炭化水素、或いは炭素数が1つ異なる2種の
    炭素数からなる炭化水素の混合物である請求項11に記
    載の粒子除去の洗浄方法。
JP10075998A 1998-04-13 1998-04-13 粒子除去用洗浄剤組成物、その製造方法及びそれを用いる洗浄方法 Expired - Fee Related JP3160854B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10075998A JP3160854B2 (ja) 1998-04-13 1998-04-13 粒子除去用洗浄剤組成物、その製造方法及びそれを用いる洗浄方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10075998A JP3160854B2 (ja) 1998-04-13 1998-04-13 粒子除去用洗浄剤組成物、その製造方法及びそれを用いる洗浄方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11293286A true JPH11293286A (ja) 1999-10-26
JP3160854B2 JP3160854B2 (ja) 2001-04-25

Family

ID=14282449

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10075998A Expired - Fee Related JP3160854B2 (ja) 1998-04-13 1998-04-13 粒子除去用洗浄剤組成物、その製造方法及びそれを用いる洗浄方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3160854B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002188098A (ja) * 2000-12-19 2002-07-05 Japan Energy Corp 水置換型または粒子除去用洗浄剤組成物
CN105063650A (zh) * 2015-08-25 2015-11-18 华阳新兴科技(天津)集团有限公司 一种乳化型工业清洗剂及其制备方法
JP2016196693A (ja) * 2015-04-06 2016-11-24 Jxエネルギー株式会社 銅、亜鉛、またはこれらの金属を含む合金用洗浄剤組成物、銅、亜鉛、またはこれらの金属を含む合金からなる被洗浄物の洗浄方法、および銅、亜鉛、またはこれらの金属を含む合金からなる微粒子の除去方法
WO2019008841A1 (ja) * 2017-07-05 2019-01-10 Jxtgエネルギー株式会社 W/o型エマルション洗浄剤組成物、およびw/o型エマルション洗浄剤組成物を使用する洗浄方法
WO2019009142A1 (ja) * 2017-07-05 2019-01-10 Jxtgエネルギー株式会社 W/o型エマルション洗浄剤組成物、w/o型エマルション洗浄剤組成物を使用する洗浄方法、およびw/o型エマルション洗浄剤組成物の製造方法

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100811839B1 (ko) 2006-09-12 2008-03-10 씨티엔지니어링주식회사 반도체 소자 패턴 형성용 세정액 조성물

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002188098A (ja) * 2000-12-19 2002-07-05 Japan Energy Corp 水置換型または粒子除去用洗浄剤組成物
JP2016196693A (ja) * 2015-04-06 2016-11-24 Jxエネルギー株式会社 銅、亜鉛、またはこれらの金属を含む合金用洗浄剤組成物、銅、亜鉛、またはこれらの金属を含む合金からなる被洗浄物の洗浄方法、および銅、亜鉛、またはこれらの金属を含む合金からなる微粒子の除去方法
CN105063650A (zh) * 2015-08-25 2015-11-18 华阳新兴科技(天津)集团有限公司 一种乳化型工业清洗剂及其制备方法
CN105063650B (zh) * 2015-08-25 2017-11-14 华阳新兴科技(天津)集团有限公司 一种乳化型工业清洗剂及其制备方法
WO2019008841A1 (ja) * 2017-07-05 2019-01-10 Jxtgエネルギー株式会社 W/o型エマルション洗浄剤組成物、およびw/o型エマルション洗浄剤組成物を使用する洗浄方法
WO2019009142A1 (ja) * 2017-07-05 2019-01-10 Jxtgエネルギー株式会社 W/o型エマルション洗浄剤組成物、w/o型エマルション洗浄剤組成物を使用する洗浄方法、およびw/o型エマルション洗浄剤組成物の製造方法
CN110582559A (zh) * 2017-07-05 2019-12-17 Jxtg能源株式会社 W/o型乳液清洗剂组合物、使用w/o型乳液清洗剂组合物的清洗方法、和w/o型乳液清洗剂组合物的制造方法
CN110582559B (zh) * 2017-07-05 2021-05-11 Jxtg能源株式会社 W/o型乳液清洗剂组合物、使用该清洗剂组合物的清洗方法及其制造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3160854B2 (ja) 2001-04-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN106947979B (zh) 一种镁铝合金清洗剂
CN111705323A (zh) 一种不锈钢环保清洗剂及清洗不锈钢零件的方法
JP5893519B2 (ja) 洗浄液組成物
JP3160854B2 (ja) 粒子除去用洗浄剤組成物、その製造方法及びそれを用いる洗浄方法
JP2016196693A (ja) 銅、亜鉛、またはこれらの金属を含む合金用洗浄剤組成物、銅、亜鉛、またはこれらの金属を含む合金からなる被洗浄物の洗浄方法、および銅、亜鉛、またはこれらの金属を含む合金からなる微粒子の除去方法
JP2018199808A (ja) 鉛フリーはんだフラックス用洗浄剤組成物、鉛フリーはんだフラックスの洗浄方法
JP5841883B2 (ja) 鉄及び非鉄金属部品用洗浄剤組成物、並びにこれを用いた洗浄方法
WO2019009142A1 (ja) W/o型エマルション洗浄剤組成物、w/o型エマルション洗浄剤組成物を使用する洗浄方法、およびw/o型エマルション洗浄剤組成物の製造方法
CN110951546A (zh) 一种电子工业用中性清洗剂
JPH10121098A (ja) 水置換型洗浄剤組成物及びその製造方法
KR102214171B1 (ko) 불연성 및 생분해성의 친환경적인 다목적 액체 세정제 조성물
JP4194783B2 (ja) 水溶性切断加工用油剤
JPH0925497A (ja) ワックス及び水溶性加工液の洗浄剤
JP7132023B2 (ja) 洗浄油組成物、その製造方法、および水切り洗浄方法
JP7123045B2 (ja) W/o型エマルション洗浄剤組成物、w/o型エマルション洗浄剤組成物を使用する洗浄方法、およびw/o型エマルション洗浄剤組成物の製造方法
JP4114052B2 (ja) 水系洗浄剤組成物
FR2737499A1 (fr) Composition nettoyante a base d'un compose hydrocarbone aliphatique comprenant au moins un substituant aromatique
JPH08283974A (ja) 金属部品用洗浄剤組成物
JPH05271693A (ja) 洗浄剤
JP7006826B1 (ja) 鉛フリーはんだフラックス用洗浄剤組成物、鉛フリーはんだフラックスの洗浄方法
JP2969421B2 (ja) 鉄系金属用洗浄剤組成物
US3247120A (en) Composition and process for cleaning metal surfaces
JPH0925496A (ja) ワックス及び水溶性加工液の洗浄剤
JPH09241686A (ja) 工業用脱脂洗浄剤
CN115537832A (zh) 一种用于清洗金属件表面的碳氢清洗剂及其制备方法

Legal Events

Date Code Title Description
S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080223

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090223

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090223

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100223

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100223

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110223

Year of fee payment: 10

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110223

Year of fee payment: 10

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120223

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120223

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130223

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140223

Year of fee payment: 13

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees