JPH11293182A - 耐候性と表面硬度及び耐汚染性に優れたプレコート塗装鋼板用塗料及びプレコート塗装鋼板とその製造方法及びその用途 - Google Patents

耐候性と表面硬度及び耐汚染性に優れたプレコート塗装鋼板用塗料及びプレコート塗装鋼板とその製造方法及びその用途

Info

Publication number
JPH11293182A
JPH11293182A JP9369598A JP9369598A JPH11293182A JP H11293182 A JPH11293182 A JP H11293182A JP 9369598 A JP9369598 A JP 9369598A JP 9369598 A JP9369598 A JP 9369598A JP H11293182 A JPH11293182 A JP H11293182A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steel sheet
polymerizable monomer
surface hardness
precoated steel
compound
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9369598A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Kimata
芳夫 木全
Hiromasa Nomura
広正 野村
Ryoji Nishioka
良二 西岡
Masashi Takasugi
政志 高杉
雅也 ▲吉▼田
Masaya Yoshida
Takao Omi
隆夫 臣
Mitsuo Nakasaki
三男 中▲崎▼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Shokubai Co Ltd
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Shokubai Co Ltd
Nippon Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Shokubai Co Ltd, Nippon Steel Corp filed Critical Nippon Shokubai Co Ltd
Priority to JP9369598A priority Critical patent/JPH11293182A/ja
Publication of JPH11293182A publication Critical patent/JPH11293182A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 安価なポリアクリル樹脂を用い、良好な耐候
性と表面硬度及び耐汚染性を付加したプレコ−ト塗装鋼
板用塗料、プレコ−ト塗装鋼板、及び屋根壁用パネル、
屋外広告用パネル、照明反射用パネル、トンネル内装用
パネル、自動車外装用パネル、間仕切りパネル、エレベ
−タ−内装用パネル、及びプレコ−ト塗装鋼板の製造方
法を得る。 【解決手段】 重合性紫外線安定性単量体、シクロアル
キル基含有重合性単量体、水酸基含有重合性単量体を必
須的に含む重合性単量体成分を共重合して得られる共重
合アクリルポリオ−ル樹脂シロキサン骨格を有する数平
均分子量が3500以下である化合物を塗料中に必須に
含ませる。前述塗料を鋼板又は各種パネルの少なくとも
片面に成膜化してプレコ−ト塗装鋼板及びパネルを得
る。1〜25μm塗布した後、150℃以上320℃未
満の板温度で焼き付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は家電、建材、自動車
等に用いられる耐候性及び耐汚染性に優れたプレコ−ト
塗装鋼板用塗料及びプレコート塗装鋼板とその用途に関
する。
【0002】
【従来の技術】薄板鋼板製品は塗装して使用するのが一
般的である。この塗装の目的は素地の鋼板を保護すると
同時に耐久性を増加し、これを美化するものである。塗
装した鋼板は、建築物、船舶、橋梁等の大きなものから
各種機械、自動車、家具、電気製品の小物や生活用品に
まで使用されるが、一般にこれらの鋼板の塗装はポスト
コートと呼ばれるように加工・組立後に行われている。
しかしながら、建材・家電分野では予め塗装された、い
わゆるプレコ−ト塗装鋼板を加工・組立する方式に移行
しつつある。このプレコ−ト塗装鋼板には、加工する際
に塗膜が剥離しないように加工性のある高分子化した樹
脂が被覆層に使用されている。中でもポリアクリル樹脂
を被覆層に使用した場合、美麗な外観を得ることが可能
である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ポリアクリル
樹脂塗料を用いたプレコ−ト塗装鋼板を屋外等で使用す
る場合、雨風や埃による汚染に起因する外観不良を問題
視する場合がある。さらには、ポリアクリル樹脂の場合
は十分な耐候性を得ることができない。なお耐候性と
は、屋外にてプレコ−ト塗装鋼板を使用する際に、太陽
光線の照射や風雨による樹脂の劣化や変質に基づく外観
の変化に対する耐久性能のことを指す。
【0004】本発明は、前述の課題を解決するために、
耐候性に優れた共重合アクリルポリオ−ル樹脂と、シロ
キサン骨格を有する数平均分子量が3500以下である
化合物を必須に含むことにより、良好な表面硬度と耐汚
染性及び耐候性を有するプレコ−ト塗装鋼板用塗料、及
び被覆層に用いたプレコ−ト塗装鋼板とその製造方法、
及び本発明のプレコ−ト塗装鋼板を使用した用途を提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成する本
発明のプレコ−ト塗装鋼板用塗料及びプレコ−ト塗装鋼
板は、重合性紫外線安定性単量体、シクロアルキル基含
有重合性単量体、水酸基含有重合性単量体を必須に含む
重合性単量体成分を共重合して得られる共重合アクリル
ポリオール樹脂と、シロキサン骨格を有する数平均分子
量が3500以下である化合物を塗料組成及び被覆層に
有することを特徴とする。
【0006】本発明のプレコ−ト塗装鋼板を屋根壁用、
屋外広告用、照明反射用、トンネル内装用、自動車外装
用、間仕切り、エレベ−タ−内装用等のパネルに使用す
ることにより、耐候性、表面硬度及び耐汚染性に優れた
薄板鋼板製品を得ることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明のプレコ−ト塗装鋼
板用塗料についてさらに詳細に説明する。本発明のプレ
コ−ト塗装鋼板用塗料は、耐候性を向上させる重合体成
分を含む共重合アクリルポリオ−ル樹脂とシロキサン骨
格を有する化合物から構成される。
【0008】共重合アクリルポリオ−ル樹脂には、紫外
線安定化能力を有するヒンダードアミン等の官能基を含
む重合性紫外線安定性単量体と、樹脂の耐候性を低下さ
せずに塗膜の肉持ち性を持続させるシクロアルキル基含
有重合性単量体、基材密着性の向上、及び架橋剤存在下
での架橋点となりうる水酸基含有重合性単量体を含ませ
ることを必須とする。
【0009】重合性紫外線安定性単量体は、共重合体に
優れた耐候性を与える上で必須な化合物であり、特に立
体障害を受けたピペリジニル基と重合性不飽和基を分子
内に少なくとも一個有するものが賞用されるが、中でも
式(1)で示される物質が最も代表的に使用される。
【0010】
【化3】
【0011】ここで、R1 は水素原子またはシアノ基、
2 ,R3 はそれぞれ独立して水素原子または炭素数1
〜2のアルキル基、Xはイミノ基または酸素原子、Yは
水素原子または炭素数1〜18のアルキル基または−C
O−CR2 =CHR3 を示す。具体的な化合物名を挙げ
て例示的に説明するならば、例えば4−(メタ)アクリ
ロイルオキシ−2,2,6,6 −テトラメチルピペリジン、4
−(メタ)アクリロイルアミノ−2,2,6,6 −テトラメチ
ルピペリジン、4−(メタ)アクリロイルオキシ−1,2,
2,6,6 −ペンタメチルピペリジン、4−(メタ)アクリ
ロイルアミノ−1,2,2,6,6 −ペンタメチルピペリジン、
4−シアノ−4−(メタ)アクリロイルアミノ−2,2,6,
6 −テトラメチルピペリジン、1−(メタ)アクリロイ
ル−4−(メタ)アクリロイルアミノ−2,2,6,6 −テト
ラメチルピペリジン、4−クロトノイルオキシ−2,2,6,
6 −テトラメチルピペリジン、1−クロトノイルオキシ
−2,2,6,6 −テトラメチルピペリジンなどを挙げること
ができ、これらは1種または2種以上を用いることがで
きる。
【0012】また、シクロアルキル基含有重合性単量体
は、樹脂の耐候性を低下させずに塗膜の肉持ち性を持続
させる上で必須の化合物であり、式(2)で示される物
質が最も代表的に使用される。
【0013】
【化4】
【0014】ここで、式(2)中のR4 は水素原子また
は炭素数1〜2のアルキル基、Zは置換基を有してもよ
いシクロアルキル基を示す。具体的な化合物名を挙げて
例示的に説明するならば、シクロヘキシル(メタ)アク
リレ−ト、メチルシクロヘキシル(メタ)アクリレ−
ト、第三級ブチルシクロヘキシル(メタ)アクリレ−ト
などを挙げることができ、これらの1種または2種以上
を使用することができる。
【0015】次に水酸基含有重合性単量体としては、例
えば、ヒドロキシエチル(メタ)アクリレ−ト、ヒドロ
キシプロピル(メタ)アクリレ−ト、カプロラクトン変
性ヒドロキシ(メタ)アクリレ−トなどを挙げることが
でき、これらの1種または2種以上を使用することがで
きる。さらに、その他の重合性単量体として、例えば、
メチル(メタ)アクリレ−ト、エチル(メタ)アクリレ
−ト、プロピル(メタ)アクリレ−ト、イソプロピル
(メタ)アクリレ−ト、t−ブチル(メタ)アクリレ−
ト、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレ−トなどの
(メタ)アクリル酸アルキルエステル、グリシジル(メ
タ)アクリレ−トなどのエポキシ基含有不飽和単量体、
(メタ)アクリルイミド、N,N’−ジメチルアミノエ
チル(メタ)アクリレ−ト、ビニルピリジン、ビニルイ
ミダゾ−ルなどの窒素含有不飽和単量体、スチレン、α
−メチルスチレン、ビニルトルエンなどの芳香族不飽和
単量体、酢酸ビニルなどのビニルエステル、ビニルエ−
テル、(メタ)アクリロニトリルなどの不飽和シアン化
合物などを挙げることができ、必要に応じてこれらの中
から1種または2種以上を使用することができる。
【0016】上記の重合性単量体成分の共重合について
は、特に規定するものではないが、各単量体成分の含有
比率は、紫外線安定性重合性単量体0.1〜10.0重
量%、シクロアルキル基含有重合性単量体5.0〜9
7.9重量%、水酸基含有重合性単量体2.0〜35.
0重量%、その他の重合性単量体0〜92.9重量%の
範囲内において、共重合アクリルポリオ−ル樹脂100
重量%を構成することが好ましい。
【0017】次に、シロキサン骨格を有する化合物につ
いて説明する。シロキサンとはSi−O−Si結合を含
む化合物の総称であり、一般式はH3 SiO−(H2
iO)n −SiH3 で表される。本発明に用いるシロキ
サン骨格を有する化合物は、このシロキサンの各種置換
体であり、一般にはケイ素樹脂、シリコ−ン油と称され
るものを指している。
【0018】この化合物の数平均分子量は3500以下
であることが必須である。これ以上の分子量を持つ化合
物を前述の共重合アクリルポリオ−ル樹脂と混合させた
場合、非相溶もしくはゲル化を生じ、塗料としての体を
成さないことや、被覆層に十分な表面硬度を与えられな
い。なお化合物の分子量分布状態については特に規定は
しない。
【0019】この化合物の各種置換体の置換基の種類に
ついては特に制限を設けない。カルボニル基や水酸基、
エ−テル基やアルキル基などの有機基や、チタン酸やモ
リブデン酸などの無機基による修飾を適宜行い、共重合
アクリルポリオ−ル樹脂との相溶性や被覆層焼成時の自
己収縮性の制御を行っても差し支えない。さらには、直
鎖や副鎖などの化合物の分子長さや構成についても適宜
組み合わせて使用して良い。
【0020】この化合物の共重合アクリルポリオ−ル樹
脂に対する配合比は、この化合物を除く乾燥塗膜全体を
100重量部とする外割比で0.1〜10.0重量部で
あることが必要である。0.1重量部未満では十分な耐
汚染性と表面硬度を被覆層に与えることができず、1
0.0重量部よりも多く添加した場合には、被覆層中に
化合物のみの非相溶層が生成し、被覆層の耐汚染性がか
えって低下する傾向にある。
【0021】共重合アクリルポリオ−ル樹脂と化合物の
混合方法は特に規定はしない。塗料配合時に用いられる
一般的な手法により、分散、相溶もしくは混濁状態まで
混合すればよい。また、塗料中には必要に応じて架橋剤
を添加することができる。架橋剤としてはアミノプラス
ト樹脂やポリイソシアネ−ト化合物を単独もしくは複合
して配合できる。
【0022】アミノプラスト樹脂としては、例えば、メ
チルエ−テル化メラミン樹脂、ブチルエ−テル化メラミ
ン樹脂、ブチルエ−テル化ベンゾグアナミン樹脂、ブチ
ルエ−テル化シクロヘキシルベンゾグアナミン樹脂など
を挙げることができる。アミノプラスト樹脂の前記共重
合アクリルポリオ−ル樹脂に対する配合比は、共重合ア
クリルポリオ−ル樹脂の100重量部に対し10〜10
0重量部とすることが好ましい。
【0023】またポリイソシアネ−ト化合物としては、
分子内に2個以上のイソシアネ−ト基を含んでいればよ
く、例えば、トリメチレンジイソシアネ−ト、1.6 −ヘ
キサメチレンジイソシアネ−ト、トリレンジイソシアネ
−ト、ジフェニルメタンジイソシアネ−ト、イソホロン
ジイソシアネ−ト、およびこれらジイソシアネ−トの誘
導体であるトリメチロ−ルプロパンアダクト体、ビュ−
レット体、イソシアヌレ−ト体等のアダクトポリイソシ
アネ−ト化合物を挙げることができ、さらに、イソシア
ネ−ト化合物のイソシアネ−ト基をε−カプロラクタ
ム、フェノ−ル、クレゾ−ル、オキシム、アルコ−ル等
の化合物でブロックしたブロックポリイソシアネ−ト化
合物等を挙げることができる。ポリイソシアネ−ト化合
物と前記アクリルポリオ−ル樹脂との配合比は、共重合
アクリルポリオ−ル樹脂のOH基1モルに対して、イソ
シアネ−ト基が0.3〜2.0モルとすることが好適で
ある。
【0024】また、硬化剤の使用に際しては、必要に応
じてドデシルベンゼンスルホン酸(DBSO)などの硬
化触媒を添加してもよい。その配合量は期待する焼成条
件や塗膜性能バランスに応じて適宜判断すればよい。さ
らには、チタン白顔料やチタンイエロ−、カ−ボンブラ
ックなどの色顔料、シリカなどの体質顔料、両性界面活
性剤やレベリング効果剤、抗酸化剤、紫外線吸収剤な
ど、一般に塗料中に使用される添加剤であれば、適宜そ
れらを必要量混合させて用いてよい。
【0025】特に耐候性能を向上させるため、特定波長
に吸収能を有する添加剤の使用は効果的である。一例と
して、ベンゾトリアゾ−ル系もしくは蓚酸アニリド系の
紫外線吸収剤を塗料中に用いることにより、波長200
〜220nm領域に強線のある、殺菌灯などを光源とし
て用いた促進耐候性試験における耐候性能を向上させる
ことができる。
【0026】また、希釈溶剤の配合についても特に規定
を設けない。一般にプレコ−ト塗装鋼板用塗料に使用さ
れる希釈溶剤であれば、いずれの使用も差し支えない。
次いで、本発明のプレコ−ト塗装鋼板について詳細に説
明する。なお、プレコ−ト塗装鋼板は、鋼板と被覆層か
ら構成される。基材となる鋼板としては、冷延鋼板、熱
延鋼板、亜鉛めっき鋼板、合金化亜鉛めっき鋼板、亜鉛
−鉄合金めっき鋼板、亜鉛−アルミ合金めっき鋼板、ア
ルミめっき鋼板、クロムめっき鋼板、ニッケルめっき鋼
板、亜鉛−ニッケル合金めっき鋼板、錫めっき鋼板、及
びステンレス鋼板、アルミめっきステンレス鋼板、鉛め
っきステンレス鋼板、亜鉛めっきステンレス鋼板等が挙
げられる。
【0027】なお必要に応じて鋼板には前処理を施すこ
とができる。前処理の一例としては、水洗、湯洗、酸
洗、アルカリ脱脂、研削、研磨、クロメート処理、リン
酸亜鉛処理、複合酸化皮膜処理等があり、これらを単独
もしくは組み合わせて塗装前処理を行うとよい。各前処
理の条件は適宜選択すればよい。次に、上記鋼板の少な
くとも片面に施す被覆層としては、前述の共重合アクリ
ルポリオ−ル樹脂とシロキサン骨格を有する化合物を必
須に含む混合体から構成される。
【0028】共重合アクリルポリオ−ル樹脂には、前述
の重合性紫外線安定性単量体、シクロアルキル基含有重
合性単量体、水酸基含有重合性単量体にもとづくユニッ
トを含ませることを必須とする。各重合性単量体の内容
及び配合比は、前述の記載と同等である。また、シロキ
サン骨格を有する化合物としては、数平均分子量が35
00以下であるシロキサンの各種置換体を使用する。置
換基種類などの内容は前述の記載と同等である。
【0029】この化合物の添加量については、この化合
物を除く乾燥塗膜全体を100重量部とする外割比で
0.1〜10.0重量部とすることが望ましい。添加量
が0.1重量部未満の場合、十分な耐汚染性と表面硬度
が得られず、添加量が10.0重量部よりも大きい場
合、被覆層中にシロキサン化合物の非相溶層が生成し、
被覆層の耐汚染性が低下する。
【0030】また、被覆層には必要に応じて架橋剤を使
用することができる。架橋剤としてはアミノプラスト樹
脂やポリイソシアネ−ト化合物を単独もしくは複合して
使用できる。なお各架橋剤の種類、組成及び配合方法、
及び硬化触媒の有無については前述の記載と同等であ
る。さらには、チタン白顔料やチタンイエロ−、カ−ボ
ンブラックなどの色顔料、シリカなどの体質顔料、両性
界面活性剤やレベリング効果剤、抗酸化剤、紫外線吸収
剤など、一般のプレコ−ト塗装鋼板に使用される添加剤
であれば、適宜それらを必要量混合させて用いてよい。
【0031】特に耐候性能を向上させるため、特定波長
に吸収能を有する添加剤の使用は効果的である。一例と
して、ベンゾトリアゾ−ル系もしくは蓚酸アニリド系の
紫外線吸収剤を塗料中に用いることにより、波長200
〜220nm領域に強線のある、殺菌灯などを光源とし
て用いた促進耐候性試験における耐候性能を向上させる
ことができる。
【0032】被覆層の膜厚については、加工性の確保及
び塗装作業性の観点から、乾燥膜厚を1〜25μmとす
ることが必要である。1μm未満の場合は抜け等の塗装
時の外観異常が発生しやすく、膜厚が25μmよりも厚
い場合は基材に対する加工密着性が劣り、加工部塗膜の
剥離を起こす恐れがある。なお、鋼板と被覆層との間に
は、必要に応じて有機被覆層を単層または複数層形成さ
せても差し支えない。設けた有機被覆層について、一般
にプレコ−ト塗装鋼板に用いられる添加成分の使用につ
いてはその制限を設けない。その一例としては、色顔料
や体質顔料、防錆顔料や染料、レベリング成分やメタリ
ック、マイカ、骨材などの意匠性成分などが挙げられ
る。
【0033】また、各有機被覆層の膜厚については特に
規定はしないが、製造工程上の乾燥限界及び被覆層の加
工性より、25μm以下とすることが望ましい。25μ
mより大きい膜厚の場合、加工する際に塗膜が剥離脱落
するおそれがある。次いで、本発明のプレコ−ト塗装鋼
板の製造方法について詳細に説明する。まず、本発明に
おける被覆層としては、前述の共重合アクリルポリオ−
ル樹脂とシロキサン骨格を有する化合物を必須に含む塗
料から構成される。
【0034】共重合アクリルポリオ−ル樹脂には、前述
の重合性紫外線安定性単量体、シクロアルキル基含有重
合性単量体、水酸基含有重合性単量体にもとづくユニッ
トを含ませることを必須とする。各重合性単量体の内容
及び配合比は、前述の記載と同等である。また、シロキ
サン骨格を有する化合物としては、数平均分子量が35
00以下であるシロキサンの各種置換体を使用する。置
換基種類などの内容は前述の記載と同等である。
【0035】この化合物の添加量については、樹脂10
0重量部に対し0.1〜10.0重量部とすることが望
ましい。添加量が0.1重量部未満の場合、十分な耐汚
染性と表面硬度が得られず、添加量が10.0重量部よ
りも大きい場合、被覆層中にシロキサン化合物の非相溶
層が生成し、被覆層の耐汚染性が低下する。また、塗料
中には必要に応じて架橋剤を使用することができる。架
橋剤としてはアミノプラスト樹脂やポリイソシアネ−ト
化合物を単独もしくは複合して使用できる。なお各架橋
剤の種類、組成及び配合方法、及び硬化触媒の有無につ
いては前述の記載と同等である。
【0036】さらには、チタン白顔料やチタンイエロ
−、カ−ボンブラックなどの色顔料、シリカなどの体質
顔料、両性界面活性剤やレベリング効果剤、抗酸化剤、
紫外線吸収剤など、一般のプレコ−ト塗装鋼板に使用さ
れる添加剤であれば、適宜それらを必要量混合させて用
いてよい。特に耐候性能を向上させるため、特定波長に
吸収能を有する添加剤の使用は効果的である。一例とし
て、ベンゾトリアゾ−ル系もしくは蓚酸アニリド系の紫
外線吸収剤を塗料中に用いることにより、波長200〜
220nm領域に強線のある、殺菌灯などを光源として
用いた促進耐候性試験における耐候性能を向上させるこ
とができる。
【0037】塗料は、鋼板の少なくとも片面に乾燥膜厚
で1〜25μmとなるように塗布する。塗装膜厚が1μ
m未満では色抜け等の外観不良や耐候性の不足を起こ
す。一方、25μmを越えると加工性が不足する。塗布
した後は、150℃以上320℃未満で焼き付け、硬化
乾燥させる。焼き付け温度は150℃未満では塗料中に
使用した溶剤が十分に揮発せず、塗膜として硬化不足と
なり、320℃以上では樹脂成分の熱劣化が起こり加工
性の低下などから製品として適さない。
【0038】塗料の塗布方法としては、ロ−ルコ−タ
−、カーテンフローコーター、ローラーカーテンコータ
ー、静電塗装機、ハケ、ブレードコーター、ダイコータ
ー等で必要な膜厚になるように塗装し、その後の硬化乾
燥方法は、常温放置であるいは熱風炉、誘導加熱炉、近
赤外線炉、遠赤外線炉、エネルギー線硬化炉等で硬化乾
燥すると良い。
【0039】なお、鋼板としては、冷延鋼板、熱延鋼
板、亜鉛めっき鋼板、合金化亜鉛めっき鋼板、亜鉛−鉄
合金めっき鋼板、亜鉛−アルミ合金めっき鋼板、アルミ
めっき鋼板、クロムめっき鋼板、ニッケルめっき鋼板、
亜鉛−ニッケル合金めっき鋼板、錫めっき鋼板、及びス
テンレス鋼板、アルミめっきステンレス鋼板、鉛めっき
ステンレス鋼板、亜鉛めっきステンレス鋼板等が挙げら
れる。
【0040】さらには、必要に応じて鋼板には前処理を
施すことができる。前処理の一例としては、水洗、湯
洗、酸洗、アルカリ脱脂、研削、研磨、クロメート処
理、リン酸亜鉛処理、複合酸化皮膜処理等があり、これ
らを単独もしくは組み合わせて塗装前処理を行うとよ
い。各前処理の条件は適宜選択すればよい。また、鋼板
と被覆層との間には、必要に応じて有機被覆層を単層ま
たは複数層形成させても差し支えない。なお、設けた有
機被覆層について、一般にプレコ−ト塗装鋼板に用いら
れる添加成分の使用についてはその制限を設けない。そ
の一例としては、色顔料や体質顔料、防錆顔料や染料、
レベリング成分やメタリック、マイカ、骨材などの意匠
性成分などが挙げられる。
【0041】また、各有機被覆層の膜厚については特に
規定はしないが、製造工程上の乾燥限界及び被覆層の加
工性より、25.0μm以下とすることが望ましい。そ
れ以上の膜厚とした場合、製品を加工する際に加工部の
塗膜が剥離脱落するおそれがある。上記した本発明のプ
レコ−ト塗装鋼板は、例えば、屋根壁用パネル、屋外広
告用パネル、照明反射用パネル、トンネル内装用パネ
ル、自動車外装用パネル、間仕切りパネル、エレベ−タ
−内装用パネルなど、屋外雰囲気にさらされる部品に適
用することにより、耐候性、表面硬度及び耐汚染性に優
れた薄板鋼板製品を得ることが出来る。
【0042】
【実施例】本発明のプレコ−ト塗装鋼板用塗料及びプレ
コ−ト塗装鋼板及びその製造方法の実施例について説明
する。アルカリ脱脂・クロメート処理した溶融亜鉛めっ
き鋼板上に、表1に示す塗料をバ−コ−タ−を用いて塗
布し、その後高周波誘導加熱法によって焼き付けた。
【0043】得られたプレコ−ト塗装鋼板について、下
記の条件で耐候性と耐汚染性、表面硬度を評価した。耐
候性:促進耐候性試験としてはサンシャインウエザーメ
ーター(SWOM)を行い、3000時間の試験前後の
色度差(ΔE)、光沢保持率(GR)を測定し評価し
た。 耐汚染性:促進耐汚染性試験としては、5%カ−ボンブ
ラック溶液中に供試材を200時間浸せきし、取り出し
水洗後と試験開始前の色度差(ΔE)を測定し評価し
た。 表面硬度:表面硬度測定試験としては、鉛筆硬度試験に
よる破壊値を測定して評価した。
【0044】各々の試験結果を表2に示す。なお色度差
(ΔE)は、色度測定器を用いて測定し、ΔEが1.0
以下を良好と判断した。光沢保持率(GR)は、60度
反射度測定器により測定し、60%以上を良好と判断し
た。表面硬度は鉛筆硬度破壊値が2H以上を良好と判断
した。表2から明らかなように、本発明によるプレコ−
ト塗装鋼板用塗料及びプレコ−ト塗装鋼板は、重合体組
成及び配合比や、膜厚や焼き付け温度を適正範囲にした
場合、優れた耐候性、表面硬度及び耐汚染性を示すこと
がわかる。
【0045】
【表1】
【0046】
【表2】
【0047】さらに表1に示す本発明のプレコ−ト塗装
鋼板を、屋根壁用パネル、屋外広告用パネル、照明反射
用パネル、トンネル内装用パネル、自動車外装用パネ
ル、間仕切りパネル、エレベ−タ−内装用パネルに適用
して、耐候性や表面硬度、耐汚染性を検討した結果、表
2の結果と同様に良好な耐候性、表面硬度及び耐汚染性
を示した。
【0048】
【発明の効果】本発明の、重合性紫外線安定性単量体、
シクロアルキル基含有重合性単量体、水酸基含有重合性
単量体を共重合して得られるアクリルポリオール樹脂及
びシロキサン骨格を有する化合物を必須に含むプレコ−
ト塗装鋼板用塗料及びプレコ−ト塗装鋼板及びその製造
方法を用いることにより、耐候性、表面硬度及び耐汚染
性に優れた薄板鋼板製品の製造、並びに製品コストの削
減をはかることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C09D 183/04 C09D 183/04 (72)発明者 西岡 良二 千葉県君津市君津1番地 新日本製鐵株式 会社君津製鐵所内 (72)発明者 高杉 政志 千葉県君津市君津1番地 新日本製鐵株式 会社君津製鐵所内 (72)発明者 ▲吉▼田 雅也 大阪府吹田市西御旅町5−8 株式会社日 本触媒内 (72)発明者 臣 隆夫 大阪府吹田市西御旅町5−8 株式会社日 本触媒内 (72)発明者 中▲崎▼ 三男 大阪府吹田市西御旅町5−8 株式会社日 本触媒内

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 重合性紫外線安定性単量体、シクロアル
    キル基含有重合性単量体、水酸基含有重合性単量体を必
    須に含む重合性単量体成分を共重合して得られる共重合
    アクリルポリオール樹脂を主成分とし、シロキサン骨格
    を有する数平均分子量が3500以下である化合物を該
    化合物を除く乾燥塗膜全体を100重量部とする外割比
    で0.1〜10.0重量部含む、成膜後の耐候性と表面
    硬度及び耐汚染性に優れたプレコ−ト塗装鋼板用塗料。
  2. 【請求項2】 鋼板の少なくとも片面に、重合性紫外線
    安定性単量体、シクロアルキル基含有重合性単量体、水
    酸基含有重合性単量体を必須に含む重合性単量体成分を
    共重合して得られる共重合アクリルポリオール樹脂を主
    成分とし、シロキサン骨格を有する数平均分子量が35
    00以下である化合物を該化合物を除く乾燥塗膜全体を
    100重量部とする外割比で0.1〜10.0重量部含
    む、乾燥膜厚が1〜25μmの被覆層を有することを特
    徴とする、耐候性と表面硬度及び耐汚染性に優れたプレ
    コ−ト塗装鋼板。
  3. 【請求項3】 重合性紫外線安定性単量体、シクロアル
    キル基含有重合性単量体、水酸基含有重合性単量体を必
    須に含む重合性単量体成分を共重合して得られる共重合
    アクリルポリオール樹脂を主成分とし、シロキサン骨格
    を有する数平均分子量が3500以下である化合物を該
    化合物を除く乾燥塗膜全体を100重量部とする外割比
    で0.1〜10.0重量部含む塗料を、鋼板の少なくと
    も片面に乾燥膜厚で1〜25μm塗布した後に、板温度
    150〜320℃で焼成することを特徴とする、耐候性
    と表面硬度及び耐汚染性に優れたプレコ−ト塗装鋼板の
    製造方法。
  4. 【請求項4】 重合性紫外線安定性単量体が式(1) 【化1】 〔但し、式(1)中のR1 は水素原子またはシアノ基、R
    2 ,R3 はそれぞれ独立して水素原子または炭素数1〜
    2のアルキル基、Xはイミノ基または酸素原子、Yは水
    素原子または炭素数1〜18のアルキル基または−CO
    −CR2 =CHR 3 (式中R2 ,R3 は前と同じ意味)
    を示す。〕で表される請求項1,2または3記載の耐候
    性と表面硬度及び耐汚染性に優れたプレコ−ト塗装鋼板
    用塗料又はプレコ−ト塗装鋼板又はその製造方法。
  5. 【請求項5】 シクロアルキル基含有重合性単量体が式
    (2) 【化2】 〔但し、式(2) 中のR4 は水素原子または炭素数1〜2
    のアルキル基、Zは置換基を有してもよいシクロアルキ
    ル基を示す。〕で表される請求項1,2,3または4記
    載の耐候性と表面硬度及び耐汚染性に優れたプレコ−ト
    塗装鋼板用塗料又はプレコ−ト塗装鋼板又はその製造方
    法。
  6. 【請求項6】 塗料及び被覆層中に、架橋剤成分として
    アミノプラスト樹脂または/及びポリイソシアネート化
    合物を用いることを特徴とする、請求項1,2,3,4
    または5記載の耐候性と表面硬度及び耐汚染性に優れた
    プレコ−ト塗装鋼板用塗料又はプレコ−ト塗装鋼板又は
    その製造方法。
  7. 【請求項7】 被覆層と鋼板の間に、化成処理層を設け
    ることを特徴とする請求項2,3,4,5または6記載
    の耐候性と表面硬度及び耐汚染性に優れたプレコ−ト塗
    装鋼板又はその製造方法。
  8. 【請求項8】 被覆層と鋼板の間、または/及び被覆層
    の上に、有機被覆層を施すことを特徴とする、請求項
    2,3,4,5,6または7記載の耐候性と表面硬度及
    び耐汚染性に優れたプレコ−ト塗装鋼板又はその製造方
    法。
  9. 【請求項9】 請求項2〜8のいずれかに記載のプレコ
    −ト塗装鋼板を使用した屋根壁用パネル。
  10. 【請求項10】 請求項2〜8のいずれかに記載のプレ
    コ−ト塗装鋼板を使用した屋外広告用パネル。
  11. 【請求項11】 請求項2〜8のいずれかに記載のプレ
    コ−ト塗装鋼板を使用した照明反射用パネル。
  12. 【請求項12】 請求項2〜8のいずれかに記載のプレ
    コ−ト塗装鋼板を使用したトンネル内装用パネル。
  13. 【請求項13】 請求項2〜8のいずれかに記載のプレ
    コ−ト塗装鋼板を使用した自動車外装用パネル。
  14. 【請求項14】 請求項2〜8のいずれかに記載のプレ
    コ−ト塗装鋼板を使用した間仕切り用パネル。
  15. 【請求項15】 請求項2〜8のいずれかに記載のプレ
    コ−ト塗装鋼板を使用したエレベ−タ−内装用パネル。
JP9369598A 1998-04-06 1998-04-06 耐候性と表面硬度及び耐汚染性に優れたプレコート塗装鋼板用塗料及びプレコート塗装鋼板とその製造方法及びその用途 Pending JPH11293182A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9369598A JPH11293182A (ja) 1998-04-06 1998-04-06 耐候性と表面硬度及び耐汚染性に優れたプレコート塗装鋼板用塗料及びプレコート塗装鋼板とその製造方法及びその用途

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9369598A JPH11293182A (ja) 1998-04-06 1998-04-06 耐候性と表面硬度及び耐汚染性に優れたプレコート塗装鋼板用塗料及びプレコート塗装鋼板とその製造方法及びその用途

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11293182A true JPH11293182A (ja) 1999-10-26

Family

ID=14089548

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9369598A Pending JPH11293182A (ja) 1998-04-06 1998-04-06 耐候性と表面硬度及び耐汚染性に優れたプレコート塗装鋼板用塗料及びプレコート塗装鋼板とその製造方法及びその用途

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11293182A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002371239A (ja) * 2001-06-18 2002-12-26 Kikusui Chemical Industries Co Ltd 有色骨材含有塗材及び着色骨材含有塗材
JP2003206436A (ja) * 2002-01-16 2003-07-22 Dainippon Toryo Co Ltd 上塗り塗料組成物
JP2004099911A (ja) * 2003-12-17 2004-04-02 Kikusui Chemical Industries Co Ltd 有色骨材含有塗材及び着色骨材含有塗材

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002371239A (ja) * 2001-06-18 2002-12-26 Kikusui Chemical Industries Co Ltd 有色骨材含有塗材及び着色骨材含有塗材
JP2003206436A (ja) * 2002-01-16 2003-07-22 Dainippon Toryo Co Ltd 上塗り塗料組成物
JP2004099911A (ja) * 2003-12-17 2004-04-02 Kikusui Chemical Industries Co Ltd 有色骨材含有塗材及び着色骨材含有塗材

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4403205B2 (ja) 耐食性に優れた塗膜形成金属材
US5821315A (en) Thermoset covering compositions
JP2511608B2 (ja) アクリロシラン、アクリルポリオ―ル及び架橋剤の自動車用透明コ―ティング組成物
WO2012086723A1 (ja) 耐久性に優れた耐汚染塗料組成物
US20100028697A1 (en) Method of coating metal strips
JP4116804B2 (ja) 紫外線遮蔽層形成用樹脂組成物および紫外線遮蔽性積層体
JP4160188B2 (ja) 艶消し塗装金属板
JPH11293181A (ja) 耐候性に優れたプレコート塗装鋼板用塗料及びプレコート塗装鋼板とその用途
BRPI0617978A2 (pt) método de formação de revestimento em múltiplas camadas e composição de revestimento de primer
JP4895413B2 (ja) 耐候性及び耐汚染性に優れたプレコート塗装鋼板用塗料とプレコート塗装鋼板及びその製造方法とその用途
JPH11293182A (ja) 耐候性と表面硬度及び耐汚染性に優れたプレコート塗装鋼板用塗料及びプレコート塗装鋼板とその製造方法及びその用途
JP2003128985A (ja) 金属材料用1液型塗料組成物及び塗装金属材料
JP2009131987A (ja) プレコート鋼板
JP4424914B2 (ja) プレコート金属板用水系塗料、プレコート塗装金属板およびその製造方法
JP5006813B2 (ja) 紫外線遮蔽層形成用樹脂組成物および紫外線遮蔽性積層体
JP3429637B2 (ja) 耐候性に優れたプレコート塗装鋼板の製造方法
JP4828004B2 (ja) 耐汚染性と耐候性に優れたプレコート塗装鋼板用塗料およびプレコート塗装鋼板とその用途
JPH11291395A (ja) 耐候性及び耐衝撃密着性に優れたプレコート塗装鋼板とその用途
JPH11291386A (ja) 耐候性及び加工性に優れたプレコート塗装鋼板とその用途
JPH11291387A (ja) 耐候性に優れたプレコート塗装鋼板とその用途
JP4001473B2 (ja) クリア塗装金属板
JPH11148047A (ja) 塗料組成物
RU2739557C2 (ru) Отверждающаяся композиция, способ финишной окраски и способ производства окрашенных изделий
JPH11279229A (ja) 塗料用アクリル樹脂及び塗料組成物
JP2001334209A (ja) クリヤー塗膜の形成方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20050304

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080227

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080401

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080624

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080916

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111031