JPH11293149A - 親水性表面処理組成物及び親水性表面処理皮膜 - Google Patents

親水性表面処理組成物及び親水性表面処理皮膜

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JPH11293149A
JPH11293149A JP10102518A JP10251898A JPH11293149A JP H11293149 A JPH11293149 A JP H11293149A JP 10102518 A JP10102518 A JP 10102518A JP 10251898 A JP10251898 A JP 10251898A JP H11293149 A JPH11293149 A JP H11293149A
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JP
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chitosan
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hydrophilic
surface treating
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JP10102518A
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Reiko Takazawa
令子 高澤
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Nippon Light Metal Co Ltd
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Nippon Light Metal Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被塗布材表面、特にアルミニウム又はその合
金からなる熱交換用フィン材等の金属表面や、種々のプ
ラスチック製品やガラス製品等の防曇処理や帯電防止処
理等を目的にプラスチック表面やガラス表面等に、優れ
た親水性とその持続性、耐食性及び抗菌性を付与するこ
とができる親水性表面処理組成物及び親水性表面処理皮
膜を提供する。 【解決手段】 必須成分としてカルボキシル基含有水溶
性高分子とキトサンとを含有し、固形分換算でカルボキ
シル基含有水溶性高分子を10〜90重量%の割合で含
有すると共にキトサンを1〜30重量%の割合で含有す
る親水性表面処理組成物であり、また、このような親水
性表面処理組成物を用いて形成された親水性表面処理皮
膜である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、種々の被塗布材
表面に親水性を付与するために用いられる親水性表面処
理組成物及び親水性表面処理皮膜に係り、特に制限され
るものではないが、例えばアルミニウム又はその合金か
らなる熱交換用フィン材等の金属表面や、種々のプラス
チック製品やガラス製品等の防曇処理や帯電防止処理等
を目的にプラスチック表面やガラス表面等に、優れた親
水性及び抗菌性を付与するための親水性表面処理組成物
及び親水性表面処理皮膜に関する。
【0002】
【従来の技術】冷房、暖房、除湿等の機能を備えた空調
機(エアコン)はその熱交換部に熱交換用フィン材を備
えており、この熱交換用フィン材は、一般に、軽量で加
工性に優れ、しかも、熱伝導性に優れていることから、
アルミニウム又はアルミニウム合金で形成されている。
【0003】そして、このようなエアコンを冷房運転す
ると、室内側の熱交換部が空気中の水分の露点以下にな
るため、この熱交換部で用いられているフィンには空気
中の水分が結露して付着する。そして、この結露水がフ
ィン表面でとる形状はフィン表面の水に対する濡れ性で
きまるが、濡れ性の悪いフィン表面では、結露水は略半
球状の水滴となったり、更にはフィン間に水のブリッジ
を形成し、熱交換部における通気抵抗となって通風性を
損なう原因になり、また、騒音の原因になるほか、場合
によっては結露水が飛散して周辺を汚染する原因にもな
る。
【0004】そこで、このような問題を解決するため、
従来においてもフィン表面を親水性処理することが行わ
れており、例えば、水ガラス等を主成分とする無機系
親水性処理剤を用いる方法(特公平2−42389号公
報、特公平3−77440号公報等)や、ポリビニル
アルコールと特定の水溶性高分子及び架橋剤を組み合わ
せる方法(特開平1−299877号公報)、ポリアク
リルアミド系樹脂を用いる方法(特開平1−27097
7号公報)、特定の親水性ビニルモノマーを共重合する
方法(特開平6−306247号公報)、カルボキシメ
チルセルロース系高分子、N−メチロールアクリルアミ
ド、ポリアクリル酸、ジルコニウム化合物を用いる方法
(特許第2520308号公報)等の有機系親水性処理
剤を用いる方法が提案されている。
【0005】しかしながら、無機系親水性処理剤を用い
る方法においては、フィン表面に非常に優れた親水性
が付与されるが、このフィン表面に形成される親水性皮
膜がシリカ(SiO2 )を主成分といる硬質成分であ
り、プレス加工時における金型の摩耗が激しいという問
題があり、また、環境中の臭気成分を吸着し易い性質を
有することから、冷房初期に臭気が感じられるという問
題もある。
【0006】また、上記有機系親水性処理剤を用いる方
法においては、塗料原料そのものが微生物の栄養源と
なり、塗料浴及び親水性皮膜に微生物が発生しやすくな
り、その繁殖を防止することも必要となる。そのため
に、上記の方法においては、必要に応じて、塗料浴に防
腐性を付与することが行われている。
【0007】この塗料浴及び親水性皮膜に抗菌性を付与
する方法として、例えば、ベンズイミダゾール系抗菌
剤やゼオライト系抗菌剤を添加する方法(特開平3−2
44997号公報、特開平9−87576号公報)、
抗菌剤を含有する皮膜が徐々に溶けて抗菌性を持続させ
る方法(特開平3−51698号公報)、100℃ま
での加熱で分解しない抗菌剤を用いる方法(特開平8−
232078号公報)等が提案されている。
【0008】しかしながら、塗料浴に抗菌剤を添加する
方法においては、塗料浴の防腐に多少の効果はある
が、皮膜自身にも抗菌性を付与させようとすると、その
添加量が増加し、親水性を阻害するという問題がある。
また、親水性皮膜自身の抗菌性を持続させるために皮膜
表面から抗菌物質を溶出させる方法においては、溶出
している間は抗菌性が付与されるが、その寿命には限度
がある。
【0009】更に、100℃までの加熱で分解しない抗
菌剤を用いる方法においても、実際には、100℃付
近で親水性皮膜を形成することはほとんどなく、フィン
材成型時においてもプレス油乾燥の熱処理の工程がある
ため、抗菌剤の熱分解は妨げられないという問題が発生
する。
【0010】以上のように、これらの親水性皮膜への抗
菌性付与の最大の問題点は、使用される抗菌剤の大半が
有機化合物であるために、耐熱性が低く、人体や環境へ
の安全性も低いこと、また、抗菌剤が水溶性の場合は被
膜表面からすぐに溶出してしまうため効果が持続しない
こと、更に、抗菌剤が脂溶性の場合は親水性を阻害する
ことが挙げられる。
【0011】そこで、皮膜への抗菌性を付与するため
に、これまでに、抗菌性が広く知られているキトサンを
使用した方法、例えば、キトサンを含有した皮膜を有す
る熱交換器フィン(特開平7−190676号公報)が
提案されている。
【0012】しかしながら、この方法においては、以下
のような2つの問題がある。すなわち、第1に、キトサ
ンの抗菌性を発現するためにはpH6以下の酸性環境が
必要となることである(キチン・キトサンの応用89
頁、技報堂)。キトサンは水溶性高分子であるが、酸性
域(約pH5以下)でなければ溶解しないため、水溶液
に溶解させるには、有機酸や無機酸を添加しなければな
らない。ところが、このように酸性で溶解したキトサン
を単独で皮膜に用いた場合、皮膜形成時やフィン成型時
のプレス油乾燥の加熱処理により、これらの有機酸や無
機酸は分解してしまう。更に、熱交換器運転時には結露
水によって皮膜の酸性成分が容易に流出してしまうた
め、酸性が維持されずキトサンの抗菌作用が発揮されな
いという問題がある。
【0013】第2に、キトサン自身は水溶性高分子であ
るが、それ自体での親水性が低いため、皮膜に占めるキ
トサンの含有率が高くなると良好な親水性が得られなく
なるという問題がある。そして、この際に、界面活性剤
を添加して初期の親水性を高めることも考えられるが、
この場合においても、界面活性剤が容易に水で流出する
ため、親水持続性に劣るという別の問題が残る。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明者ら
は、耐熱性に優れた抗菌剤を使用することにより、被塗
布材表面に優れた親水性とその持続性、耐食性及び抗菌
性を付与することができる親水性表面処理組成物及び親
水性表面処理皮膜について鋭意検討した結果、親水性高
分子であるカルボキシル基含有水溶性高分子とキトサン
とを共に含有する組成物及び皮膜がこの目的を達成する
ことを見出し、本発明を完成した。
【0015】従って、本発明の目的は、被塗布材表面、
特にアルミニウム又はその合金からなる熱交換用フィン
材等の金属表面や、種々のプラスチック製品やガラス製
品等の防曇処理や帯電防止処理等を目的にプラスチック
表面やガラス表面等に、優れた親水性とその持続性、耐
食性及び抗菌性を付与することができる親水性表面処理
組成物及び親水性表面処理皮膜を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、必
須成分としてカルボキシル基含有水溶性高分子とキトサ
ンとを含有し、固形分換算でカルボキシル基含有水溶性
高分子を10〜90重量%の割合で含有すると共にキト
サンを1〜30重量%の割合で含有する親水性表面処理
組成物あり、また、かかる親水性表面処理組成物を用い
て被塗布材表面に形成された親水性表面処理皮膜であ
る。ここで、固形分換算とは、親水性表面処理組成物を
用いて親水性表面処理皮膜を形成した際にこの皮膜とし
て残る親水性表面処理組成物中の固形分を全体(100
重量%)として換算することを意味し、キトサンを水に
溶解する時に用いる酢酸、クエン酸等の酸成分は、皮膜
形成時に揮発もしくは分解するので固形分には含まれな
い。
【0017】また、本発明は、上記カルボキシル基含有
水溶性高分子及びキトサン以外の水溶性有機高分子を固
形分換算で1〜80重量%含有する含有する上記の親水
性表面処理組成物又はこれを用いて被塗布材表面に形成
された親水性表面処理皮膜である。更に、本発明は、界
面活性剤を固形分換算で1〜50重量%含有する上記の
親水性表面処理組成物又はこれを用いて被塗布材表面に
形成された親水性表面処理皮膜である。
【0018】本発明の親水性表面処理組成物及び親水性
表面処理皮膜の最大の特徴は、2つの親水性高分子、す
なわち、酸性を示すカルボキシル基含有水溶性高分子と
抗菌性を有するキトサンとを必須成分として併用したこ
とである。この酸性を示す親水性高分子のカルボキシル
基含有水溶性高分子を含有することにより、親水性表面
処理組成物及び親水性表面処理皮膜の親水性と酸性度と
を維持され、これによって酸性環境下で抗菌性を発現す
るキトサンの抗菌作用を効果的に引き出すことができ
る。そして、この抗菌剤「キトサン」は、他の抗菌剤と
比べてより人体や環境に安全であるばかりでなく、優れ
た耐熱性をも有し、熱処理された後にも熱分解すること
なくその抗菌性を発揮する。
【0019】本発明において、カルボキシル基含有水溶
性高分子としては、具体的には例えば、ポリアクリル
酸、ポリメタクリル酸、ポリマレイン酸、ポリイタコン
酸、ポリアクリル酸−ポリメタクリル酸共重合体、ポリ
アクリル酸−ポリビニルアルコール共重合体、ポリアク
リル酸−ポリイタコン酸共重合体、ポリメタクリル酸−
ポリイタコン酸共重合体、ポリアクリル酸−ポリマレイ
ン酸共重合体、ポリメタクリル酸−ポリマレイン酸共重
合体、ポリアクリル酸−ポリメタクリル酸−ポリアクリ
ル酸エステル共重合体等を挙げることができる。これら
のカルボキシル基含有高分子は、その1種のみを単独で
用いることができるほか、2種以上の混合物としても用
いることもできる。
【0020】これらのカルボキシル基含有水溶性高分子
の配合量は、固形分換算で10〜90重量%であるが、
好ましくは20〜70重量%である。このカルボキシル
基含有水溶性高分子の配合量が固形分換算で10重量%
より少ないと、酸性度が維持されなくなるというという
問題があり、反対に、90重量%より多くなると、親水
性が劣るため好ましくない。
【0021】本発明で用いるキトサンは、天然物である
キチン(β−1,4-ポリ−N-アセチル−D-グルコサミン)
を脱アセチル化したβ−1,4-ポリ−D-グルコサミンであ
る。このキトサンの抗菌性及び親水性は、このキチンの
脱アセチル化度が高いほど高くなるので、好ましくは脱
アセチル化度が70%以上のキトサンが望ましい。ま
た、キトサンの分子量については、特に制限はなく、高
分子のものから低分子のものまで抗菌性が発現される範
囲で使用することができる。更に、キトサンをキチナー
ゼ処理した分解物を使用することもでき、例えば、オリ
ゴ糖まで分解されたものでもよい。また、分子量の異な
るキトサンを混合して用いてもよい。
【0022】このキトサンの配合量は、固形分換算で1
〜30重量%、好ましくは5〜25重量%である。この
キトサンの配合量が固形分換算で1重量%より少ない
と、抗菌性が低下するという問題があり、反対に、30
重量%より多くなると、親水性が低下し好ましくなく、
また、キトサンは天然物由来で高価であることから、必
要以上に使用することは、コストの上昇を招き実用に値
しない。
【0023】更に、本発明において、必要により用いら
れるカルボキシル基含有水溶性高分子及びキトサン以外
の水溶性有機高分子は、親水性の向上の目的で添加さ
れ、上記カルボキシル基含有水溶性高分子の酸性度を大
きく阻害しないものであればよく、例えば、ポリビニル
アルコール及びその誘導体、ポリエチレングリコール及
びその誘導体、ポリアルキレングリコール及びその誘導
体、カルボキシメチルセルロース及びその誘導体等を挙
げることができる。この水溶性有機高分子の添加量は、
固形分換算で1〜80重量%の範囲であるのがよく、1
重量%より少ないと、親水性の向上の効果がなくなるた
め水溶性有機高分子を添加する意義が発揮されず、ま
た、80重量%より多くなると、酸性度の発現を阻害す
るようになり好ましくない。
【0024】また、本発明で用いる界面活性剤は、良好
な塗布性やプレス油に対するより優れた親水性を得るた
めに添加され、アニオン系、カチオン系、ノニオン系、
両性のいずれのタイプのものも使用可能であり、アニオ
ン系のものとしてはジアルキルスルホコハク酸ナトリウ
ム、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム等が、カチ
オン系のものとしてはオクタデシルアミン酢酸塩等が、
ノニオン系のものとしてはポリオキシエチレンアルキル
エーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテ
ル等が、また、両性タイプのものとしてはジメチルアル
キルベタイン等がそれぞれ好適に挙げられる。この界面
活性剤の添加量は、固形分換算で1〜50重量%の範囲
であるのがよく、1重量%より少ないと、親水性向上の
効果がなくなるため界面活性剤を添加する意義が発揮さ
れず、また、50重量%より多くなると、塗料浴の発泡
や、皮膜から溶け出した界面活性剤がエアコンのドレイ
ンパンを劣化させる問題が発生し好ましくない。
【0025】本発明の親水性表面処理組成物を用いて被
塗布材表面に親水性表面処理皮膜を形成せしめる方法に
ついては、特に制限はないが、例えば熱交換用フィン材
を例にして説明すると以下のとおりである。
【0026】先ず、例えば厚さ100〜110μmのア
ルミニウム材の表面(表裏面)を脱脂処理して乾燥した
のち、その表面に耐蝕皮膜を形成する。この際の耐蝕皮
膜については特に制限はなく、例えば、化成処理又は塗
布型クロメート処理等による無機系耐蝕皮膜や有機系耐
蝕皮膜を形成する。
【0027】次に、この耐蝕皮膜の上に親水性表面処理
組成物を適当な塗布手段、例えばロールコート法、バー
コート法、スプレー法、浸漬法等の塗布手段で塗布し、
好ましくは加熱温度150〜300℃、加熱時間10〜
60秒の条件で加熱乾燥し、親水性表面処理皮膜を形成
せしめる。このようにして得られた熱交換用フィン材
は、揮発性プレス油を塗布してスリット加工やコルゲー
ト加工等の成形加工を施され、目的の熱交換用フィン材
として使用される。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、実施例及び比較例に基づい
て、本発明の好適な実施の形態を説明する。
【0029】実施例1 純水50gに酢酸2gを溶かし、キトサン〔重量平均分
子量(Mw)60,000、脱アセチル化度90%〕1
gを加え攪拌し溶解させた。そこに、カルボキシル基含
有水溶性高分子として重量平均分子量(Mw)60,0
00のポリアクリル酸(ロームアンドハース社製アキュ
マー1510、固形分濃度:25重量%)36gを加え、更
に純水を加えて100gの親水性表面処理組成物を調製
した。
【0030】実施例2 純水50gにクエン酸6gを溶かし、キトサン〔重量平
均分子量(Mw)50,000、脱アセチル化度90
%〕3gを加え攪拌し溶解させた。そこに、カルボキシ
ル基含有水溶性高分子として重量平均分子量(Mw)1
50,000のポリアクリル酸〔日本純薬(株)製ジュ
リマーAC10H 、固形分濃度:20重量%〕35gを加
え、更に純水を加えて100gの親水性表面処理組成物
を調製した。
【0031】実施例3 純水50gに酢酸1gを溶かし、キトサン(オリゴ糖、
脱アセチル化度90%)0.5gを加え攪拌し溶解させ
た。そこに、カルボキシル基含有水溶性高分子として重
量平均分子量(Mw)70,000のポリメタクリル酸
〔日本純薬(株)製ジュリマーAC30H 、固形分濃度:2
0重量%〕35gを加え、また、重量平均分子量(M
w)600のポリエチレングリコール2.5gを加えた
後、更に純水を加えて100gの親水性表面処理組成物
を調製した。
【0032】実施例4 純水50gに酢酸2gを溶かし、キトサン〔重量平均分
子量(Mw)200,000、脱アセチル化度90%〕
1gを加え攪拌し溶解させた。そこに、カルボキシル基
含有水溶性高分子として重量平均分子量(Mw)20,
000のポリアクリル酸−ポリイタコン酸共重合体〔日
本純薬(株)製ジュリマーAC50P 、固形分濃度:90重
量%〕5.6gを加え、また、重量平均分子量(Mw)
3,000のポリエチレングリコール4gを加えた後、
更に純水を加えて100gの親水性表面処理組成物を調
製した。
【0033】実施例5 純水50gにクエン酸6gを溶かし、キトサン〔重量平
均分子量(Mw)50,000、脱アセチル化度90
%〕3gを加え攪拌し溶解させた。そこに、カルボキシ
ル基含有水溶性高分子として重量平均分子量(Mw)6
0,000のポリアクリル酸(ロームアンドハース社製
アキュマー1510、固形分濃度:25重量%)20g、及
びノニオン系界面活性剤(日本油脂(株)社製ニッサン
ノニオン NS270)2gを加え、更に純水を加えて100
gの親水性表面処理組成物を調製した。
【0034】実施例6 純水50gにクエン酸2gを溶かし、キトサン〔重量平
均分子量(Mw)50,000、脱アセチル化度90
%〕1gを加え攪拌し溶解させた。そこに、カルボキシ
ル基含有水溶性高分子として重量平均分子量(Mw)1
50,000のポリアクリル酸〔日本純薬(株)製ジュ
リマーAC10H 、固形分濃度:20重量%〕20g、重量
平均分子量(Mw)600のポリエチレングリコール4
g、及びアニオン系界面活性剤(日本油脂(株)社製ニ
ッサンラピゾールC-70、固形分濃度:70重量%)を固
形量で1g加え、更に純水を加えて100gの親水性表
面処理組成物を調製した。
【0035】実施例7 純水50gに乳酸10gを溶かし、キトサン〔重量平均
分子量(Mw)50,000、脱アセチル化度90%〕
5gを加え攪拌し溶解させた。そこに、カルボキシル基
含有水溶性高分子として重量平均分子量(Mw)60,
000のポリアクリル酸(ロームアンドハース社製アキ
ュマー1510、固形分濃度:25重量%)8g、重量平均
分子量(Mw)3,000のポリエチレングリコール5
g、及びノニオン系界面活性剤(日本油脂(株)社製ニ
ッサンノニオン NS270)2.5gを加え、更に純水を加
えて100gの親水性表面処理組成物を調製した。
【0036】比較例1 純水50gにカルボキシル基含有水溶性高分子として重
量平均分子量(Mw)60,000のポリアクリル酸
(ロームアンドハース社製アキュマー1510、固形分濃
度:25重量%)40gを加え溶解させ、更に純水を加
えて100gの親水性表面処理組成物を調製した。
【0037】比較例2 純水50gにカルボキシル基含有水溶性高分子として、
重量平均分子量(Mw)60,000のポリアクリル酸
(ロームアンドハース社製アキュマー1510、固形分濃
度:25重量%)20g、及びアニオン系界面活性剤
(日本油脂(株)社製ニッサンラピゾールC-70、固形分
濃度:70重量%)を固形量で5g加え溶解させ、更に
純水を加えて100gの親水性表面処理組成物を調製し
た。
【0038】比較例3 純水50gに酢酸10gを溶かし、キトサン〔重量平均
分子量(Mw)50,000、脱アセチル化度90%〕
10gを加え攪拌し溶解させ、更に純水を加えて100
gの親水性表面処理組成物を調製した。
【0039】比較例4 純水50gに酢酸3gを溶かし、キトサン〔重量平均分
子量(Mw)50,000、脱アセチル化度90%〕3
gを加え攪拌し溶解させた。そこに、アニオン系界面活
性剤(日本油脂(株)社製ニッサンラピゾールC-70、固
形分濃度:70重量%)を固形量で7g加え、更に純水
を加えて100gの親水性表面処理組成物を調製した。
【0040】比較例5 純水50gにカルボキシル基含有水溶性高分子として重
量平均分子量(Mw)60,000のポリアクリル酸
(ロームアンドハース社製アキュマー1510、固形分濃
度:25重量%)20gを加えて溶解させ、重量平均分
子量(Mw)600のポリエチレングリコール4.5g
と有機窒素硫黄系抗菌剤〔大和化学工業(株)製アモル
デンN-70〕を0.5g添加し、更に純水を加えて100
gの親水性表面処理組成物を調製した。
【0041】〔親水性表面処理皮膜の形成〕アルカリ脱
脂剤(日本ペイント(株)製サーフクリーナー53)を用
いて調製した脱脂液(濃度20g/リットル、60℃)
を用いてアルミニウム板(JIS A 1100、厚さ105μ
m)の表面を5分間脱脂洗浄し、次いで水洗して乾燥さ
せた。次に、この脱脂処理されたアルミニウム板にバー
コーターを用いて塗布型クロメート塗料(日本ペイント
(株)製サーファルコート427 )を皮膜厚さ0.1μm
となるように塗布して、次いで、200℃で20秒間乾
燥し耐蝕皮膜を形成した。このようにして得られた耐蝕
皮膜を有するアルミニウム板に、上記各実施例1〜7及
び比較例1〜5の親水性表面処理組成物を乾燥後の皮膜
厚さ0.1μmとなるように塗布し、次いで230℃で
20秒間乾燥し、耐蝕皮膜上に実施例1〜7及び比較例
1〜5の親水性表面処理皮膜を有する処理材を得た。
【0042】〔評価試験〕得られた実施例1〜7及び比
較例1〜5の親水性表面処理皮膜について、その初期親
水性、親水性の持続性、抗菌性及び防カビ性の評価を行
った。 (初期親水性)初期親水性は、各処理材を揮発性プレス
油(出光興産(株)製ダフニーパンチオイルAF2C)
に浸漬し、次いで引き上げたのちに油切りし、その後1
80℃で3分間乾燥し、接触角計(協和界面化学(株)
製CA−A型)を用いて液滴法で接触角を測定し、評価
した。
【0043】(親水持続性)また、親水性の持続性は、
初期接触角を測定した試験片を純水中に120時間浸漬
したのち、室温で乾燥させ、接触角を接触角計(協和界
面化学(株)製CA−A型)を用いて液滴法により測定
し、評価した。更に、親水性及びその持続性の評価は、
接触角が10度以下を◎、11〜30度を○、31〜4
0度を△、及び41度以上を×として、4段階評価によ
り行った。
【0044】(抗菌性)抗菌性は、各実施例1〜7及び
比較例1〜5の処理材から切り出した20mm×50m
mの測定片を、純水中に120時間浸漬したのち、室温
で乾燥させ、以下のようにシェイクフラスコ法により試
験し、評価した。Nutrient broth培地で大腸菌(Escher
ichia coil)及び黄色ブドウ状菌(Staphylococcus aur
eus )をそれぞれ25℃で20時間培養し、培養液を
0.5Mリン酸緩衝液の800倍希釈液で約1×104
〜2×104 個/mlの菌液に希釈し、試験菌液を調整
した。三角フラスコに試験菌液10mlと各試験片とを
入れ、180rpmで1時間振とうした。振とう前後の
生菌数を平板希釈法で測定して菌減少率を算出した。こ
の菌減少率は、振とう前の生菌数をAとし、振とう後の
生菌数をBとし、式{(A−B)/A}×100(%)
から算出した。菌減少率が30%を超える場合に有効な
抗菌性が発現したと評価され、菌減少率が60%以上を
◎、30〜60%を○、及び30%以下を×とした。
【0045】(防カビ性)また、防カビ性は、各実施例
1〜7及び比較例1〜5の処理材から切り出した40m
m×40mmの試験片を、純水中に120時間浸漬した
のち、室温で乾燥させ、以下のように試験し、評価し
た。防カビ試験では、試験準備及びカビ胞子懸濁液の調
製等は、JIS Z 2911に準拠した。試験カビには、Penici
llium citrinum及び、Cladosporium cladosporioidesを
用いた。4%ブドウ糖・1%ペプトン寒天培地の上に試
験片を静置し、その上にカビ胞子懸濁液を1ml散布し
た。温度28℃、相対湿度98%で1ヶ月間培養後、試
験片表面におけるカビ発生状況を観察した。防カビ性の
評価は、試験片表面にカビの生育がみられない場合、も
しくは僅かにカビの生育が観察された場合を○、及び、
試験片表面に1/3以上のカビが生育した場合を×とし
た。結果を表1に示す。
【0046】
【表1】
【0047】表1に示す結果から明らかなように、実施
例1〜7に示す本発明の親水性表面処理組成物を用いて
形成された親水性表面処理皮膜は、その何れも初期親水
性及びその持続性、抗菌性、防カビ性が全て○、あるい
はそれ以上の◎であり、親水性とその持続性、抗菌性及
び防カビ性に優れていることが判明した。
【0048】これに対して、キトサンを含有していない
親水性表面処理組皮膜(比較例1、2及び5)は抗菌性
及び防カビ性に劣るだけでなく親水持続性にも劣り、ま
た、カルボキシル基含有水溶性高分子を含有していない
親水性表面処理組皮膜(比較例3及び4)も親水持続性
に劣ることが判明した。
【0049】
【発明の効果】本発明の親水性表面処理組成物及び親水
性表面処理皮膜によれば、被塗布材表面、特にアルミニ
ウム又はその合金からなる熱交換用フィン材等の金属表
面や、種々のプラスチック製品やガラス製品等の防曇処
理や帯電防止処理等を目的にプラスチック表面やガラス
表面等に、優れた親水性とその持続性、耐食性及び抗菌
性を付与することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F28F 13/18 F28F 13/18 B // C08J 7/04 CEP C08J 7/04 CEPT CFJ CFJL E04B 7/12 E04B 7/12 (C08L 33/02 5:08) 5:00 101:00

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 必須成分としてカルボキシル基含有水溶
    性高分子とキトサンとを含有し、固形分換算でカルボキ
    シル基含有水溶性高分子を10〜90重量%の割合で含
    有すると共にキトサンを1〜30重量%の割合で含有す
    ることを特徴とする親水性表面処理組成物。
  2. 【請求項2】 カルボキシル基含有水溶性高分子及びキ
    トサン以外の水溶性有機高分子を固形分換算で1〜80
    重量%の割合で含有する請求項1に記載の親水性表面処
    理組成物。
  3. 【請求項3】 界面活性剤を固形分換算で1〜50重量
    %の割合で含有する請求項1又は2に記載の親水性表面
    処理組成物。
  4. 【請求項4】 必須成分としてカルボキシル基含有水溶
    性高分子とキトサンとを含有することを特徴とする親水
    性表面処理皮膜。
  5. 【請求項5】 請求項1〜3のいずれかに記載の親水性
    表面処理組成物を用いて被塗布材表面に形成された請求
    項4に記載の親水性表面処理皮膜。
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