JPH1129254A - 用紙後処理装置 - Google Patents

用紙後処理装置

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JPH1129254A
JPH1129254A JP9250638A JP25063897A JPH1129254A JP H1129254 A JPH1129254 A JP H1129254A JP 9250638 A JP9250638 A JP 9250638A JP 25063897 A JP25063897 A JP 25063897A JP H1129254 A JPH1129254 A JP H1129254A
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JP
Japan
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punch
sheet
punch hole
defect
hole
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Application number
JP9250638A
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English (en)
Inventor
Akito Ando
明人 安藤
Shinji Asami
真治 浅見
Hiroki Okada
浩樹 岡田
Kenji Yamada
健次 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パンチ孔の孔明け不良を迅速に検知し、適切
な対処を施すことができる用紙後処理装置を提供する。 【解決手段】 用紙搬送経路上に設置されたパンチユニ
ット21により用紙にパンチを行うに際して、パンチ孔
41が明けられていない、パンチ孔41の径が規格外、
パンチ孔41の位置が規格外等の孔明け不良が、パンチ
ユニット21の下流側に設置されたパンチ孔検知センサ
30により検知された場合、以降の用紙後処理動作、あ
るいは複写機1における画像形成動作を禁止するよう制
御するので、正常にファイリング用孔が形成されていな
い用紙は除去することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリンタ
等の画像形成装置の排紙部に連結され、画像形成装置の
排紙部から排紙される用紙を受け入れて各種の後処理を
施す用紙後処理装置に係り、特に、パンチング機能を有
する用紙後処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機、プリンタ等の画像形成装置の排
紙部に連結され、画像形成装置の排紙部から排紙される
用紙を受け入れて各種の後処理を施す用紙後処理装置に
あって、用紙にファイリング用のパンチ孔を明ける用紙
後処理装置が広く提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】パンチング機能を有す
る上記用紙後処理装置は、用紙搬送経路中にロータリー
式のパンチユニットを備え、用紙の搬送を妨げずにパン
チ孔を明けることができる構成となっているが、次の不
具合が発生することが考えられる。 (1)偶発的に孔が明けられていないという不具合。 (2)薄紙や用紙の種類によっては孔明け時にパンチ孔
の後端部が捲れ上がり、破れの発生と共に孔径が規格外
になるという不具合。 (3)偶発的に孔位置がずれるという不具合。
【0004】本発明の課題は、パンチ孔の孔明け不良を
迅速に検知し、適切な対処を施すことができる用紙後処
理装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題は、画像形成装
置の排紙部より排出される画像形成済みの用紙に、ファ
イリング用のパンチ孔を開けるロータリータイプのパン
チユニットを備えた用紙後処理装置において、前記パン
チユニットの下流側に、パンチ孔の孔明け不良の有無を
検知するパンチ孔検知センサを設け、前記パンチ孔検知
センサによってパンチ孔の孔明け不良を検知したとき、
用紙処理動作を制御する第1の手段により解決される。
上記課題は、第1の手段において、前記パンチ孔検知セ
ンサにより孔明け不良が検知された場合、ステープルモ
ードであるとき、綴じ動作を禁止する第2の手段により
解決される。上記課題は、第1の手段において、前記パ
ンチ孔検知センサにより孔明け不良が検知された場合、
以降の画像形成動作を禁止させる第3の手段により解決
される。上記課題は、第1の手段において、前記パンチ
孔検知センサにより孔明け不良が検知された場合、警告
を発するようにした第4の手段により解決される。上記
課題は、第1の手段において、前記孔明け不良とは、用
紙にパンチ孔が形成されていない不良である第5の手段
により解決される。上記課題は、第1の手段において、
前記孔明け不良とは、パンチ孔の径が規格外の不良であ
る第6の手段により解決される。上記課題は、第1の手
段において、前記孔明け不良とは、パンチ孔の位置が規
格外の不良である第7の手段により解決される。上記課
題は、第1の手段において、前記パンチ孔検知センサに
よってパンチ孔の孔明け不良が検知された場合、孔明け
不良が発生した用紙を他の用紙とは異なるトレイに排出
する第8の手段により解決される。上記課題は、第8の
手段において、前記パンチ孔検知センサを、前記パンチ
ユニットの下流側で、かつ、異なる前記トレイに向けて
用紙を切り換える切換手段の上流側に設置した第9の手
段により解決される。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明の実施の形態に係る
用紙後処理装置の構成図である。複写機(画像形成装
置)1の下流側(後段)に用紙後処理装置10が連結さ
れている。用紙後処理装置10は、切換爪11、上搬送
路12、下搬送路13、上搬送ローラ14,15、排紙
トレイ16、下搬送ローラ17,18,19、ソータビ
ン20、パンチユニット21、スティプルユニット2
2、入口センサ25、排出ローラ28、入口ローラ2
9、パンチ孔検知センサ(パンチ孔チェック用センサ)
30、ソータビン20を上下させるスパイラルカム31
等を備えている。このような構成において、複写機1
は、排紙部に設けた排紙ローラ2により、後段に設けた
用紙後処理装置10に画像形成済みの用紙を送り込むよ
うになっている。用紙後処理装置10内に送り込まれた
用紙は、入口ローラ29により、パンチユニット21、
切換爪11に送り込まれ、搬入されてくる用紙を切換爪
11により、上搬送路12、下搬送路13側に切り換え
られるようになっている。上搬送路12側に向けられた
用紙は、上搬送ローラ14,15により、上部の排紙ト
レイ16に導かれる。一方、下搬送路13側に向けられ
た用紙は、下搬送ローラ17,18,19によって排出
ローラ28へと搬送され、可動式のソータビン20に導
かれる。パンチユニット21は、搬送中の用紙を停止さ
せることなく、パンチ孔を明けることが可能になってい
る。
【0007】図2はパンチユニット部の詳細構成図であ
る。パンチユニット21は、図2に示すように、ポンチ
23と、このポンチ23とは用紙通路を挟んで対向する
ダイス24、及びポンチ23とダイス24を動作させる
駆動モータ(図示せず)により構成されている。入口ロ
ーラ29により搬送されてくる用紙は、入口センサ25
によりその後端を検知される。入口センサ25が用紙後
端を検知してから所定時間経過後、前記駆動モータが動
作を開始し、ポンチ23とダイス24を互いに逆方向に
回転させることで、用紙の所定の位置にパンチ孔を明け
るようになっている。なお、本実施の形態では、駆動モ
ータとして位置・速度制御ができるようにステッピング
モータを使用している。パンチユニット21の下方に
は、パンチ抜きされ落下されてくる紙片27を回収する
回収ボックス26が設置されている。
【0008】図3(a),(b),(c)はパンチユニットの穿孔
動作工程におけるポンチとダイスの位置関係を示す説明
図、図4(a),(b),(c)は同、ポンチと用紙の位置関係を
示す説明図である。これらの図3、図4を基に、パンチ
孔明け動作を説明する。前述したように、画像形成装置
1の排紙ローラ2より排出された用紙Pは、用紙後処理
装置10へと搬送される。用紙後処理装置10へ搬送さ
れた用紙Pは、入口センサ25を通過し、パンチユニッ
ト21へ搬送され、用紙後端が入口センサ25を通過し
て一定時間を経ると、パンチ用のモータが作動して、図
3において、ポンチ23が時計回り方向に、またダイス
24が反時計回り方向に回転する。用紙Pは、パンチユ
ニット21のポンチ23、ダイス24の間を搬送され、
ポンチ23、ダイス24が回転し〔図3、図4(a)参
照〕、ダイス24の穴部24aとポンチ23がかみ合う
とき〔図3、図4(b)参照〕、パンチされる。パンチ終
了後、ポンチ23とダイス24は離れ、パンチ孔が形成
された用紙Pは下流側に搬送される〔図3、図4(c)参
照〕。上述したように、用紙Pが入口センサ25を通過
して一定の時間後、ポンチ23とダイス24が回転しか
み合うことにより、用紙Pの所定の位置にパンチするこ
とが可能となる。
【0009】また、用紙Pが入口センサ25を通過して
から、ポンチ23、ダイス24が回転を始めるまでの時
間は任意に設定することが可能であり、これによって用
紙Pの任意の位置にパンチすることが可能となる。パン
チユニット21によってパンチされた用紙Pは、切換爪
11によって、排紙トレイ16方向(切換爪11は図1
2のβの位置)あるいはソータビン20方向(切換爪1
1は図12のαの位置)へ搬送方向を切り換えられる。
前述したように、排紙トレイ16方向へ切り換えられた
用紙Pは、上搬送ローラ14,15によって排紙トレイ
16へ排紙され、ソータビン20方向へ切り換えられた
用紙Pは、下搬送ローラ17,18,19によって排出
ローラ28へと搬送され、ソータビン20へと排出され
る。用紙Pにパンチ孔を明け終えたポンチ23、ダイス
24は、さらに回転し、両者は所定の位置に停止する。
前記一連の動作を複写機1により排出される用紙1枚毎
について行う。またポンチ23、及びダイス24によっ
てパンチされた用紙Pの抜きかす(紙片27)は、ダイ
ス24の穴部24aに落下し、さらにダイス24の両面
テーパガイド部によってダイス24内部より外へ落下
し、下部に設けられた回収ボックス26内へ落下する。
【0010】前述のように、複写機1より排出された用
紙Pは、入口ローラ29により用紙後処理装置10内部
に送り込まれ、入口センサ25により用紙後端部を検知
され、一定時間後にパンチされる。そしてパンチ孔検知
センサ30を通過後、切換爪11によって各搬送方向に
搬送される。パンチ孔検知センサ30は、用紙Pの先端
部を検知し、用紙サイズに応じた一定時間後に、パンチ
孔の先端及び後端位置を検出するようになっている。
【0011】本発明は、パンチ孔検知センサ30によっ
て検知されたパンチ孔に孔明け不良がある場合、即ち、
以下の3現象のときにコピー動作を停止させたり、用紙
後処理動作を停止させるものである。 (1)パンチ孔が明いていない場合。 (2)パンチ孔径が規格外の場合。 (3)パンチ孔位置が規格外の場所にある場合。
【0012】次に、パンチ孔検知制御動作について説明
する。図5はパンチ孔検知制御動作の一例を示すフロー
チャート、図6は用紙上に形成されたパンチ孔の位置及
び径の範囲を示す図である。図6中、Pは用紙、41は
パンチ孔を示す。図5において、用紙後処理装置10内
に搬入され、パンチユニット21を通過した用紙Pの先
端をパンチ孔検知センサ30により検知する(ステップ
1)。用紙Pの先端がパンチ孔検知センサ30により検
知されたら、パンチ動作タイマをスタートさせる(ステ
ップ2)。次に、パンチ孔検知センサ30がオフするの
をチェックし(ステップ3)、パンチ孔検知センサ30
のオフを検知したら、パンチ孔タイマをスタートさせる
(ステップ4)。次に、パンチ位置タイマ値のチェック
に入る(ステップ5)。図6に示すように、パンチ位置
は用紙サイズにより変化するが、その用紙サイズに応じ
た規格値をn(最低値)〜m(最大値)として説明す
る。まず、パンチ孔検知センサ30がオフになった時点
のパンチ位置タイマ値がnより大きいかチェックする
(ステップ5)。パンチ位置タイマ値がnより小さい場
合は(ステップ5でno)、パンチ孔41の位置が規格
値より先端寄りということで不良と判断し、コピー停止
コマンドを複写機1に送信する。パンチ位置タイマ値が
nより大きい場合は(ステップ5でyes)、次に同タ
イマ値がmより小さいかチェックする(ステップ6)。
同タイマ値がnより大きいときは(ステップ6でn
o)、パンチ孔41の位置が規格値より後端寄りという
場合と、パンチ孔41が明いていない場合が考えられる
ので、コピー停止コマンドを複写機1に送信する(ステ
ップ10)。パンチ位置タイマ値がmより小さいときは
(ステップ6でyes)、パンチ孔41の位置は正常と
判断し、次にパンチ孔径をチェックするために、再びパ
ンチ孔検知センサ30がオンするのをチェックする(ス
テップ7)。同センサ30がオンを検知したら(ステッ
プ7でyes)、パンチ孔径タイマ値のチェックに入る
(ステップ8)。図6に示すように、パンチ孔径は、そ
の規格値をx(最低値)〜y(最大値)として説明す
る。まず、パンチ孔検知センサ30がオンになった時点
のパンチ孔径タイマ値がxより大きいかチェックする
(ステップ8)。パンチ孔径タイマ値がxより小さい場
合は(ステップ8でno)、パンチ孔径が規格値より小
さい(細い)ということで孔明け不良と判断し、コピー
停止コマンドを複写機1に送信する(ステップ10)。
パンチ孔径タイマ値がxより大きい場合は(ステップ8
でyes)、次に同タイマ値がyより小さいかチェック
する(ステップ9)。同タイマ値がyより大きいときは
(ステップ9でno)、パンチ孔径が規格値より大きい
(幅が広い)ということで不良と判断し、コピー停止コ
マンドを複写機1に送信する(ステップ10)。パンチ
位置タイマ値がyより小さいときは(ステップ9でye
s)、パンチ動作全体が正常と判断し、そのままコピー
動作を継続し、用紙後処理動作を行う。
【0013】図5に示す処理では、パンチ孔41の孔明
け不良が発生した場合、複写機1の複写動作を停止すべ
く、コピー停止コマンドを複写機1に送信しているが、
既に用紙後処理装置10内に搬入されている用紙に対す
るステープル処理等の用紙後処理動作も禁止するように
すると都合がよい。あるいは表示部に警告を表示した
り、警告音を鳴らすようにしても良い。あるいはこれら
の処理を1つだけでなく複数行うようにしても良い。
【0014】次に、パンチ孔制御動作の他の例を説明す
る。図7はパンチ孔制御動作の他の例を示すフローチャ
ート、図8はパンチ孔ジョブカウンタ(PNJC)の選
択肢を示すフローチャート、図9はPNJCが0の場合
のフローチャート、図10はPNJCが1の場合のフロ
ーチャート、図11はPNJCが2の場合のフローチャ
ートである。図7において、用紙後処理装置10内に搬
入され、パンチユニット21を通過した用紙Pの先端を
パンチ孔検知センサ30により検知する(ステップ1
1)。用紙Pの先端がパンチ孔検知センサ30により検
知されたら、パンチ動作タイマをスタートさせる(ステ
ップ12)。次に、パンチ孔検知センサ30がオフする
のをチェックし(ステップ13)、パンチ孔検知センサ
30のオフを検知したら、パンチ孔タイマをスタートさ
せる(ステップ14)。次に、パンチ位置タイマ値のチ
ェックに入る(ステップ15)。図6に示すように、パ
ンチ位置は用紙サイズにより変化するが、その用紙サイ
ズに応じた規格値をn(最低値)〜m(最大値)として
説明する。まず、パンチ孔検知センサ30がオフになっ
た時点のパンチ位置タイマ値がnより大きいかチェック
する(ステップ15)。パンチ位置タイマ値がnより小
さい場合は(ステップ15でno)、パンチ孔41の位
置が規格値より先端寄りということで不良と判断し、パ
ンチ孔ジョブカウンタ(PNJC)に1を入れる(ステ
ップ20)。パンチ位置タイマ値がnより大きい場合は
(ステップ15でyes)、次に同タイマ値がmより小
さいかチェックする(ステップ16)。同タイマ値がn
より大きいときは(ステップ16でno)、パンチ孔4
1の位置が規格値より後端寄りという場合と、パンチ孔
41が明いていない場合が考えられるので、PNJCに
1を入れる(ステップ20)。パンチ位置タイマ値がm
より小さいときは(ステップ16でyes)、パンチ孔
41の位置は正常と判断し、次にパンチ孔径をチェック
するために、再びパンチ孔検知センサ30がオンするの
をチェックする(ステップ17)。同センサ30がオン
を検知したら(ステップ17でyes)、パンチ孔径タ
イマ値のチェックに入る(ステップ18)。図6に示す
ように、パンチ孔径は、その規格値をx(最低値)〜y
(最大値)として説明する。まず、パンチ孔検知センサ
30がオンになった時点のパンチ孔径タイマ値がxより
大きいかチェックする(ステップ18)。パンチ孔径タ
イマ値がxより小さい場合は(ステップ18でno)、
パンチ孔径が規格値より小さい(細い)ということで孔
明け不良と判断し、PNJCに1を入れる(ステップ2
0)。パンチ孔径タイマ値がxより大きい場合は(ステ
ップ18でyes)、次に同タイマ値がyより小さいか
チェックする(ステップ19)。同タイマ値がyより大
きいときは(ステップ19でno)、パンチ孔径が規格
値より大きい(幅が広い)ということで不良と判断し、
PNJCに1を入れる(ステップ20)。パンチ位置タ
イマ値がyより小さいときは(ステップ19でye
s)、パンチ動作全体が正常と判断し、そのままコピー
動作を継続し、用紙後処理動作を行う。
【0015】図8のステップ41に示すように、PNJ
Cの選択肢は、PNJC0、PNJC1、PNJC2だ
けである。パンチ孔41が不良でなければ、図9に示す
ように、その内容は0であり、PNJC0が選択され、
そのままリターンとなり、何も動作は行わない。パンチ
孔41が不良でない場合、複写機等から排出される用紙
Pは、通常コピーモード及びスタックモードにおいて
は、上部の排紙トレイ16に、またスタックモードの場
合、可動式のソータビン20に導かれる(モードの選択
はオペレータが操作パネルにより行う)。しかし、パン
チ孔41が不良と判断された場合は、図8において、P
NJC1に行き、図10の制御が行われる。パンチ孔4
1が不良と判断された場合、図10において、現在のモ
ードがソートモードか否かの判断を行う(ステップ2
1)。ソートモードの場合(ステップ21でno)、図
1における切換爪11は、図示しない切換ソレノイドに
よって、図12におけるαの位置になっているが、切換
爪11がβの位置になるようにソレノイドを切り換えて
(ステップ22)、用紙を排紙トレイ16へ排出する。
逆にソートモード以外の場合は(ステップ21でye
s)、切換爪11は、図12におけるβの位置になって
いるが、切換爪11がαの位置になるようにソレノイド
を切り換えて(ステップ23)、用紙をソータビン20
へ排出する。次に、切換爪11を元の位置に戻すまでの
時間を決定するための用紙サイズタイマをリセットし
(ステップ24)、かつ、PNJCが2になり(ステッ
プ25)、図11のフローに移行する。図11におい
て、用紙サイズタイマをチェックし(ステップ31)、
用紙サイズタイマが用紙サイズに応じたカウント数に満
たないときは(ステップ31でno)、何もせずにリタ
ーンで抜ける。用紙サイズに応じたカウント数xになっ
た場合は(ステップ31でyes)、図10において動
作させた切換ソレノイドを元に戻すと共に(ステップ3
2)、PNJCが0になり(ステップ33)、パンチ孔
41が不良だった場合の制御を解除する。上述したよう
に、パンチ孔不良が発生した場合に、現時点で排紙トレ
イ16に用紙が向かうモードである場合は、パンチ孔不
良が発生した用紙を異なるトレイ、即ち、ソータビン2
0に向かわせるように制御する。逆に現時点でソータビ
ン20に用紙が排出されるソートモードでは、パンチ孔
不良が発生した用紙を排紙トレイ16に排出する。この
ため、図1に示すように、パンチ孔検知センサ30を切
換爪の上流側に配置すると都合が良いものとなる。この
場合、勿論、パンチ孔検知センサ30はパンチユニット
21の下流側のなくてはならないことは言うまでもな
い。なお、パンチ孔検知センサ30はパンチユニット2
1のポンチ23及びダイス24の組数に対応した数だけ
配設されて、各パンチ孔検知センサ30により各パンチ
孔をそれぞれ検知している。
【0016】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、パンチユ
ニットの下流側に、パンチ孔の孔明け不良の有無を検知
するパンチ孔検知センサを設け、パンチ孔検知センサに
よってパンチ孔の孔明け不良を検知したとき、用紙処理
動作を制御するため、パンチ孔の孔明け不良を迅速に検
知し、正常にファイリング用孔が形成されていない用紙
を除去することができる。また、正常にパンチ処理され
た用紙と、そうでない用紙を用紙束に混在させるのを防
止することができる。このようにしてパンチ処理の動作
の信頼性を高めることができる。
【0017】請求項2記載の発明によれば、パンチ孔検
知センサにより孔明け不良が検知された場合、ステープ
ルモードであるとき、綴じ動作を禁止するため、パンチ
孔の孔明け不良を迅速に検知し、正常にファイリング用
孔が形成されていない用紙を除去することができて、ま
た、正常にパンチ処理された用紙と、そうでない用紙を
用紙束に混在させてステープル処理をしてしまうのを防
止することができる。このようにしてパンチ処理の動作
の信頼性を高めることができる。
【0018】請求項3記載の発明によれば、パンチ孔検
知センサにより孔明け不良が検知された場合、以降の画
像形成動作を禁止させるため、パンチ孔の孔明け不良を
迅速に検知し、正常にファイリング用孔が形成されてい
ない用紙を除去することができ、また、画像形成動作を
禁止させた場合、その原稿から画像形成動作をやりなお
せるので、リカバリーがしやすくなる。また、正常にパ
ンチ処理された用紙と、そうでない用紙を用紙束に混在
させるのを防止することができる。このようにしてパン
チ処理の動作の信頼性を高めることができる。
【0019】請求項4記載の発明によれば、パンチ孔検
知センサにより孔明け不良が検知された場合、警告を発
するようにしたため、パンチ孔の孔明け不良を迅速に検
知し、ユーザーは速やかに対処できて正常にファイリン
グ用孔が形成されていない用紙を除去することができ
る。また、正常にパンチ処理された用紙と、そうでない
用紙を用紙束に混在させるのを防止することができる。
このようにしてパンチ処理の動作の信頼性を高めること
ができる。
【0020】請求項5乃至7の発明によれば、パンチ孔
が明けられていない、パンチ孔の径が規格外、パンチ孔
の位置が規格外等の孔明け不良が、パンチユニット下流
側に設置されたパンチ孔検知センサにより検知された場
合、以降の用紙処理動作を制御するので、パンチ孔の孔
明け不良を迅速に検知し、正常にファイリング用孔が形
成されていない用紙を除去することができる。また、正
常にパンチ処理された用紙と、そうでない用紙を用紙束
に混在させるのを防止することができる。このようにし
てパンチ処理の動作の信頼性を高めることができる。
【0021】請求項8記載の発明によれば、正常なパン
チ孔が形成されなかった用紙を、それまで用紙が排出さ
れていたトレイとは別のトレイに排出することにより、
正常なパンチ孔が形成された用紙(良品)と、形成され
なかった用紙(不良品)を区別することができ、また、
パンチ孔の不良をいち早く発見することができ、リカバ
リーが速やかに行える効果がある。
【0022】請求項9記載の発明によれば、各トレイ
(排紙トレイとソータビン)に向けて用紙を切り換える
切換手段の上流側にパンチ孔検知センサを設けること
で、正確にかつ迅速にパンチ孔不良の用紙を別のトレイ
に排出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る用紙後処理装置の構
成図である。
【図2】パンチユニット部の詳細構成図である。
【図3】パンチユニットの穿孔動作工程におけるポンチ
とダイスの位置関係を示す説明図である。
【図4】パンチユニットの穿孔動作工程におけるポンチ
と用紙の位置関係を示す説明図である。
【図5】パンチ孔検知制御動作の一例を示すフローチャ
ートである。
【図6】用紙上に形成されたパンチ孔の位置及び径の範
囲を示す図である。
【図7】パンチ孔検知制御動作の他の例を示すフローチ
ャートである。
【図8】パンチ孔ジョブカウンタ(PNJC)の選択肢
を示すフローチャートである。
【図9】PNJCが0の場合のフローチャートである。
【図10】PNJCが1の場合のフローチャートであ
る。
【図11】PNJCが2の場合のフローチャートであ
る。
【図12】切換爪の各動作位置を示す図である。
【符号の説明】
21 パンチユニット 30 パンチ孔検知センサ 41 パンチ孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 健次 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成装置の排紙部より排出される画
    像形成済みの用紙に、ファイリング用のパンチ孔を開け
    るロータリータイプのパンチユニットを備えた用紙後処
    理装置において、 前記パンチユニットの下流側に、パンチ孔の孔明け不良
    の有無を検知するパンチ孔検知センサを設け、 前記パンチ孔検知センサによってパンチ孔の孔明け不良
    を検知したとき、用紙処理動作を制御することを特徴と
    する用紙後処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載において、前記パンチ孔検
    知センサにより孔明け不良が検知された場合、ステープ
    ルモードであるとき、綴じ動作を禁止することを特徴と
    する用紙後処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載において、前記パンチ孔検
    知センサにより孔明け不良が検知された場合、以降の画
    像形成動作を禁止させることを特徴とする用紙後処理装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載において、前記パンチ孔検
    知センサにより孔明け不良が検知された場合、警告を発
    するようにしたことを特徴とする用紙後処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載において、前記孔明け不良
    とは、用紙にパンチ孔が形成されていない不良であるこ
    とを特徴とする用紙後処理装置。
  6. 【請求項6】 請求項1記載において、前記孔明け不良
    とは、パンチ孔の径が規格外の不良であることを特徴と
    する用紙後処理装置。
  7. 【請求項7】 請求項1記載において、前記孔明け不良
    とは、パンチ孔の位置が規格外の不良であることを特徴
    とする用紙後処理装置。
  8. 【請求項8】 請求項1記載において、前記パンチ孔検
    知センサによってパンチ孔の孔明け不良が検知された場
    合、孔明け不良が発生した用紙を他の用紙とは異なるト
    レイに排出することを特徴とする用紙後処理装置。
  9. 【請求項9】 請求項8記載において、前記パンチ孔検
    知センサを、前記パンチユニットの下流側で、かつ、異
    なる前記トレイに向けて用紙を切り換える切換手段の上
    流側に設置したことを特徴とする用紙後処理装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6860478B2 (en) * 2001-11-28 2005-03-01 Canon Kabushiki Kaisha Sheet processor with hole punch controller which avoids punching when preexisting hole exists and image forming apparatus provided with the same
JP2011034100A (ja) * 2000-05-17 2011-02-17 Canon Inc 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及び記憶媒体

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