JPH1129219A - ロータリー搬送装置 - Google Patents

ロータリー搬送装置

Info

Publication number
JPH1129219A
JPH1129219A JP18353797A JP18353797A JPH1129219A JP H1129219 A JPH1129219 A JP H1129219A JP 18353797 A JP18353797 A JP 18353797A JP 18353797 A JP18353797 A JP 18353797A JP H1129219 A JPH1129219 A JP H1129219A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
work
station
rotating
rotation
holding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP18353797A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Nakamura
由夫 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikoshi Machinery Corp
Original Assignee
Fujikoshi Machinery Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujikoshi Machinery Corp filed Critical Fujikoshi Machinery Corp
Priority to JP18353797A priority Critical patent/JPH1129219A/ja
Publication of JPH1129219A publication Critical patent/JPH1129219A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Specific Conveyance Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成でありながら、複数の工程を伴う
ワークにかかる作業を順次好適に行うことができるよ
う、ワーク等を好適に搬送すること。 【解決手段】 基部20と、中心部に設けられた軸心1
5を中心に基部20と相対的に一方の回動方向へ、36
0度を3以上の整数で等分割した分割角度ずつ、該分割
数の数より1少ない数の回数分の角度を原点から回動し
た後、反対の回動方向へ一気に回動して前記原点に戻る
回動部10と、回動部10を回動駆動する回動駆動装置
25と、回動部10の円周を等分した位置にそれぞれ設
けられ、ワーク30に係る作業を行う回動ステーション
1、2、3、4と、基部20にそれぞれ設けられ、回動
ステーション1、2、3、4と共にワーク30に係る作
業を行う固定ステーション21、22、23、24とを
具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロータリー搬送装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、被作業物であるワークに係る
複数の工程を伴う作業の自動化にあっては、ワークをコ
ンベア等で順次直線的に送る搬送装置の以外に、ワーク
を順次円周方向へ送る回転テーブル等のロータリー搬送
装置が一般的に用いられている。従来のロータリー搬送
装置は、ワークを保持する保持装置等が円周等分に複数
設けられた回転部を、軸心を中心に所定の回転角度ずつ
回転してインデックスし、ワークを次々に送る機構にな
っている。このロータリー搬送装置は、次々に送られて
くる複数のワークについて、複数の工程に渡る加工を順
次同時に行い、その加工が終わったワークを順次送り出
すという作業を、効率良く行うために有効である。な
お、前記回転部は、一方の回転方向へ間欠的にエンドレ
スで回転し、逆回転をすることはなかった。
【0003】従来のロータリー搬送装置を利用したもの
として、図3に示すようなウェーハの外周面を鏡面に面
取りするウエハーの鏡面面取り機(特許第250176
3号公報に開示されたウェーハの研磨装置)がある。こ
の鏡面面取り機は、一定の回転角度で間欠回転する回転
部50と、その回転部50に周方向に等間隔に配置され
た複数の揺動アーム51と、揺動アーム51の一端側に
設けられ、ウェーハ60を保持する保持装置52と、回
転部50の各停止位置における揺動アーム51に対応し
て配設された、ウェーハのローダーステーション53、
回転研磨部を有するウェーハの第1研磨ステーション5
4及び第2研磨ステーション55、ウェーハのアンロー
ダーステーション56の4ステーションと、第1及び第
2研磨ステーション54、55においてその各研磨ステ
ーション54、55に回転位置している揺動アーム51
を回動して保持装置52に保持されているウェーハ60
の外周を回転研磨部の研磨面に押圧させる揺動アームの
揺動装置57とを具備する。なお、保持装置52は、ウ
ェーハ60を吸着して保持する吸着装置によって構成さ
れ、回転駆動装置58によってウェーハを保持した状態
で回転可能に設けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
鏡面面取り機等に用いられている従来のロータリー搬送
装置では、回転部の回転方向がエンドレスに一方向であ
るため、電装品、シリンダ装置等を回転部上に搭載して
作動させるには、電線、センサー等の配線、及び、減圧
装置(吸着装置)、加圧装置(シリンダ装置)等の流体
圧装置の配管が、巻き取られてねじ切られてしまうこと
を防止するため、スリップリング及びロータリージョイ
ントを用いることが不可欠であるという課題があった。
すなわち、エンドレスに回転しても電気的な接続が切断
されないようにスリップリングが用いられ、流体圧装置
の流路の切断がなされないようにロータリージョイント
が不可欠であり、構成が複雑になってしまう。また、ス
リップリングの極数が限定されることにより、複雑な装
置の場合はシーケンサ(制御ユニット)を、運動する回
転部に搭載することを要するなど、装置構成が大きく制
約されてしまうという課題があった。
【0005】そこで、本発明の目的は、スリップリング
及びロータリージョイントを要せず、簡単な構成であり
ながら、複数の工程を伴うワークにかかる作業を順次好
適に行うことができるよう、ワーク等を好適に搬送でき
るロータリー搬送装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は次の構成を備える。すなわち、本発明は、
基部と、中心部に設けられた軸心を中心に前記基部と相
対的に一方の回動方向へ、360度を3以上の整数で等
分割した分割角度ずつ、該分割数の数より1少ない数の
回数分の角度を原点から回動した後、反対の回動方向へ
一気に回動して前記原点に戻る回動部と、該回動部を回
動駆動する回動駆動装置と、前記回動部に、円周を前記
分割角度と同一の角度で等分した位置にそれぞれ設けら
れ、ワークに係る作業を行う回動ステーションと、前記
基部に、前記回動ステーションの停止位置と対応した位
置にそれぞれ設けられ、前記回動ステーションと共にワ
ークに係る作業を行う固定ステーションとを具備する。
【0007】また、前記回動ステーションには、ワーク
を保持する保持装置が備えられていることで、一回のチ
ャックで、ワークに係る作業の複数工程を連続的に好適
に行うことができ、作業効率を向上できる。
【0008】また、前記固定ステーションの一つが、ワ
ークを供給するローダ機能、及びワークを排出するアン
ローダ機能を備えることで、ワークに係る作業のタクト
タイムを好適に設定でき、作業効率を向上できる。
【0009】また、前記回動ステーションには、ワーク
の加工等を行う作業装置が備えられ、前記固定ステーシ
ョンには、ワークを保持する保持装置が備えられている
ロータリー搬送装置を用いても、好適なワークに係る自
動作業機を構成できる。
【0010】また、前記回動ステーションには、電動装
置及び/又は流体圧装置等の配線及び/又は配管が必要
な装置が備えられた複雑な構成の装置にあっても、回動
部は回転でなく回動運動を行うので、配線や配管が、回
動ステーションに備えられた前記装置に直接接続されて
も、ねじれてしまうことがない。従って、スリップリン
グやロータリージョイントが不要であり、構成を簡略化
できる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について、添付図面に基づいて詳細に説明する。図1は
本発明にかかる4つのステーションを有するロータリー
搬送装置を模式的に説明する平面図である。また、図2
は図1の実施例の作動状態を工程順に説明する工程図で
ある。
【0012】20は基部であり、固定されている。この
基部20は、設置場所自体を含む概念であり、特別な部
材であることを要しない。10は回動部であり、中心部
に設けられた軸心15を中心に基部20と相対的に一方
の回動方向(本実施例では反時計回転方向:矢印A、
B、C方向)へ、360度を3以上の整数(本実施例で
は4)で等分割した分割角度(本実施例では90°)ず
つ、その分割数(本実施例では4)の数より1少ない数
の回数分(本実施例では3回分)の角度(本実施例では
270°)を原点OPから回動した後、反対の回動方向
(本実施例では時計回転方向:矢印D方向)へ一気に回
動(本実施例では270°)して原点OPに戻ることが
可能に設けられている。
【0013】この回動部10の運動は、以下のようにも
表現できる。分割角度θは、円周(360°)÷工程数
(N)=回動角度(360°/N)の式で計算される回
動角度のことである。回動部10は、先ず、一方の回動
方向へ、360°/Nの角度分ずつ、N−1回順次回動
する。その後(すなわちN回目のとき)、360°−
(360°/N)の角度を反転して元の位置関係の状態
に戻る。従って、本実施例のように工程数が4の場合
は、分割角度θが360°÷4=90°となり、3回分
順次回動して総計で270°(90°×3)を一方の回
動方向へ回動した後、反転して270°戻ることにな
る。なお、工程数Nは、3以上の整数であり、N−1の
回数も必ず複数になる。
【0014】25は回動駆動装置であり、回動部10を
回動駆動する。この回動駆動装置としては、サーボモー
タを用いた回動機構を利用すればよい。サーボモータに
よれば、設定した角度位置へ精度よく好適に回動できる
と共に、制御装置による制御によって正逆の両方向の設
定角度位置へ自在に適切に回動できる。なお、回動駆動
装置としては、サーボモータに限らず、多段に駆動する
シリンダ装置ユニット等、種々の機構を使用することが
可能である。
【0015】1は第1の回動ステーション、2は第2の
回動ステーション、3は第3の回動ステーション、4は
第4の回動ステーションである。工程数Nの数と同数が
設けられている。これらの回動ステーション1、2、
3、4は、回動部10に、円周を分割角度θと同一の角
度(本実施例では90°)で等分した位置であるアーム
の先端部にそれぞれ設けられ、ワーク30に係る作業を
行うために設けられている。なお、各回動ステーション
は、本実施例のようにアームの先端に設けられることに
限定されることはなく、回動部10に一体的に設けられ
ていればよい。
【0016】21は第1の固定ステーション、22は第
2の固定ステーション、23は第3の固定ステーショ
ン、24は第4の固定ステーションである。工程数Nの
数と同数が設けられている。これらの各固定ステーショ
ン21、22、23、24は、基部20に、各回動ステ
ーション1、2、3、4の停止位置と対応した位置にそ
れぞれ固定されて設けられ、各回動ステーション1、
2、3、4と共にワーク30に係る作業を行うために設
けられている。
【0017】また、各回動ステーション1、2、3、4
には、ワークを保持する保持装置1a、2a、3a、4
aが備えられていることで、一回のチャックで、ワーク
30に係る作業の複数工程を連続的に好適に行うことが
でき、作業効率を向上できる。
【0018】また、固定ステーションの一つである第1
の固定ステーション21が、ワーク30を供給するロー
ダ機能、及びワーク30を排出するアンローダ機能を備
えることで、ワーク30に係る作業のタクトタイムを好
適に設定でき、作業効率を向上できる。
【0019】また、各回動ステーション1、2、3、4
には、電動装置及び/又は流体圧装置等の配線及び/又
は配管が必要な装置1b、2b、3b、4bが備えられ
た複雑な構成の装置にあっても、回動部10は回動運動
を行うのみであるから、配線や配管がねじられることが
ない。従って、スリップリングやロータリージョイント
が不要であり、構成を簡略化できる。
【0020】次に、図2の工程図に基づいて、図1の実
施例の作動状態を説明する。図2(a)は、第1工程
(a)を示す平面図であり、第1の固定ステーション2
1に対応して第1の回動ステーション1が位置し、第2
の固定ステーション22に対応して第4の回動ステーシ
ョン4が位置し、第3の固定ステーション23に対応し
て第3の回動ステーション3が位置し、第4の固定ステ
ーション24に対応して第2の回動ステーション2が位
置している。
【0021】図2(b)は、第2工程(b)を示す平面
図であり、第1工程(a)の状態から回動部10が90
°反時計回転方向(矢印A)へ回動した状態であり、第
1の固定ステーション21に対応して第2の回動ステー
ション2が位置し、第2の固定ステーション22に対応
して第1の回動ステーション1が位置し、第3の固定ス
テーション23に対応して第4の回動ステーション4が
位置し、第4の固定ステーション24に対応して第3の
回動ステーション3が位置している。
【0022】図2(c)は、第3工程(c)を示す平面
図であり、第2工程(b)の状態から回動部10が90
°反時計回転方向(矢印B)へ回動した状態であり、第
1の固定ステーション21に対応して第3の回動ステー
ション3が位置し、第2の固定ステーション22に対応
して第2の回動ステーション2が位置し、第3の固定ス
テーション23に対応して第1の回動ステーション1が
位置し、第4の固定ステーション24に対応して第4の
回動ステーション4が位置している。
【0023】図2(d)は、第4工程(d)を示す平面
図であり、第3工程(c)の状態から回動部10が90
°反時計回転方向(矢印C)へ回動した状態であり、第
1の固定ステーション21に対応して第4の回動ステー
ション4が位置し、第2の固定ステーション22に対応
して第3の回動ステーション3が位置し、第3の固定ス
テーション23に対応して第2の回動ステーション2が
位置し、第4の固定ステーション24に対応して第1の
回動ステーション1が位置している。そして、この第4
工程(d)の状態から回動部10が270°時計回転方
向(矢印D)へ回動した状態が、図2(a)に示す第1
工程(a)になる。
【0024】ここで、工程の流れを明確にするため、第
1の固定ステーション21での工程を1サイクルのワー
ク30の離脱及び保持を行うスタートの工程とし、第1
の回動ステーション1の動作と、第2の回動ステーショ
ン2の動作を対比する。第1の回動ステーション1で
は、工程(a)がスタートとなり、(b)、(c)、
(d)、(a)の順で1サイクルの作業工程が完結する
(矢印A、B、C、D参照)。このサイクルを繰り返せ
ば、連続的に作業ができる。これは、第1の回動ステー
ション1が、エンドレスで回転した搬送動作と結果的に
同一になる。第2の回動ステーション2では、工程
(b)がスタートとなり、(c)、(d)、(a)、
(b)の順で1サイクルの作業工程が完結する(点線の
矢印b、c、d、a参照)。このサイクルを繰り返せ
ば、連続的に作業ができる。これは、第2の回動ステー
ション2が、エンドレスで回転した搬送動作と結果的に
同一になる。同様に図2に示す工程順で作業を行うこと
で、第3の回動ステーション3及び第4の回動ステーシ
ョン4も、エンドレスで回転した搬送動作と結果的に同
一になる。
【0025】従って、本発明によれば、360°以上回
転することのない回動動作でありながら、従来の一方の
回転方向へエンドレスに回転してワーク等を搬送するロ
ータリー搬送装置と、結果的に全く同一の搬送動作にな
っている。これにより、各回動ステーションは、従来の
ロータリー搬送装置と同様に順次位相がずれた状態で、
複数の工程を伴うワークにかかる作業を順次同時に連続
して行うことができる。このように、回転でない回動動
作によって好適な搬送動作を発生させることが可能にな
るため、配線や配管がねじられて絡むことはなく、スリ
ップリング及びロータリージョイントを要しない。従っ
て、装置の構成を、非常に簡単にできる。なお、安全機
構としては、誤作動等でも360°以上回転することが
ないよう、所定の位置で回動部10の回転を阻止するス
トッパを設けてもよい。
【0026】次に、図1及び図2のロータリー搬送装置
を、具体的な例としてウェーハの研磨装置に適用する場
合について説明する。例えば、ウェーハを一枚ずつ研磨
する枚葉式のポリシングの場合、第1の固定ステーショ
ン21をローダ及びアンローダ装置とし、第2の固定ス
テーション22を1次研磨用の研磨定盤装置とし、第3
の固定ステーション23を2次研磨用の研磨定盤装置と
し、第4の固定ステーション24を仕上研磨用の仕上定
盤装置とすればよい。なお、上記各定盤装置は、基本的
に、ウェーハの表面を液状研磨剤(スラリー)を介して
研磨する研磨面が形成された定盤と、その定盤について
回転等の運動をさせる運動駆動機構から構成されてい
る。
【0027】そして、各回動ステーション1、2、3、
4には、基本的に、ウェーハを保持盤表面へ水貼り或い
は減圧吸着手段等の貼着手段によって保持させるウェー
ハの保持装置を備えると共に、ウェーハ表面を前記研磨
面に当接させるべく前記保持装置を定盤に対して接離動
させる接離動手段、ウェーハを前記保持盤を介して前記
研磨面へ押圧する押圧手段(例えば、加圧手段であるエ
アバック機構)、ウェーハが前記研磨面に当接・押圧さ
れた状態で保持装置を回転運動させる回転駆動装置、及
び各種センサーを搭載すればよい。
【0028】このように各回動ステーション1、2、
3、4上には、複雑なシステム、特に電動装置や流体圧
装置等の配線及び配管の必要な装置1b、2b、3b、
4bが搭載されることになるが、本発明によれば、回転
でない回動動作によって搬送動作がなされるため、それ
らの装置1b、2b、3b、4bに直接に配線及び配管
が接続されても、各配線及び配管は巻き取るようにねじ
られることはない。従って、スリップリング及びロータ
リージョイントが不要であり、装置の構成を、非常に簡
単にできる。また、装置がシンプルであり、摺動部の消
耗品をなくすことができ、装置の信頼性を向上できる利
点もある。
【0029】以上の実施例では、各回動ステーションが
上側に位置すると共に各アームの先端部に設けられ、各
固定ステーションが下側に位置する場合について説明し
たが、本実施例はこれに限定されない。すなわち、各回
動ステーションを含む回動部は、単なる円盤状である回
動テーブルの形態でもよいし、各回動ステーションを下
側に、固定ステーションを上側に位置させてもよい。
【0030】また、以上の実施例では、各回転ステーシ
ョン1、2、3、4に保持装置を備えた場合を説明した
が、本発明はこれに限らず、各回動ステーション1、
2、3、4には、ワークの加工等を行う作業装置が備え
られ、各固定ステーション21、22、23、24に
は、ワークを保持する保持装置が備えられているロータ
リー搬送装置としても、その各固定ステーション21、
22、23、24に設けられた保持装置へのワークの給
排装置を併用することなどによって、ワークに係る作業
効率の良い自動作業機を構成できる。なお、ワークの加
工を行う作業装置としては、機械加工で用いられるドリ
ル、面取り、タップ、ワークの受渡し装置等、種々のも
のが適用できる。
【0031】また、以上の実施例では、回動ステーショ
ン及び固定ステーション共に4つのステーション(4工
程)がある場合について説明したが、本発明は、3つの
ステーション或いは5以上のステーションがある場合に
ついても、同様の好適な効果を得ることができるのは勿
論である。また、本発明は、機械加工の分野に限られ
ず、例えば食品加工等、巾広く利用できるのも勿論であ
る。また、研磨装置に適用する場合には、前述したポリ
シング装置に限られず、従来の技術の欄で説明した鏡面
面取り機にも好適に適用できる他、ラップ装置等にも好
適に適用できる。以上、本発明の好適な実施例について
種々述べてきたが、本発明はこの実施例に限定されるも
のではなく、発明の精神を逸脱しない範囲内でさらに多
くの改変を施し得るのは勿論のことである。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、360°以上回転する
ことのない回動動作でありながら、従来の一方の回転方
向へエンドレスに回転してワーク等を搬送するロータリ
ー搬送装置と、結果的に全く同一の搬送動作をすること
ができ、複数の工程を伴うワークにかかる作業を順次好
適に行うことができる。このように、回転でない回動動
作によって好適な搬送動作を発生させることが可能にな
るため、回動部に設けられた装置に配線や配管が直接接
続された場合にも、その配線や配管がねじられて絡むこ
とはない。従って、スリップリング及びロータリージョ
イントが不要であり、装置の構成を非常に簡単にでき、
装置がシンプルであるため信頼性も向上できるという著
効を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るロータリー搬送装置の一実施例を
示す平面図である。
【図2】図1の実施例の作動状態を説明する工程図であ
る。
【図3】従来の技術を示す平面図である。
【符号の説明】
1 第1の回動ステーション 2 第2の回動ステーション 3 第3の回動ステーション 4 第4の回動ステーション 1a、2a、3a、4a 保持装置 10 回動部 15 軸心 20 基部 21 第1の固定ステーション 22 第2の固定ステーション 23 第3の固定ステーション 24 第4の固定ステーション 25 回動駆動装置 30 ワーク

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基部と、 中心部に設けられた軸心を中心に前記基部と相対的に一
    方の回動方向へ、360度を3以上の整数で等分割した
    分割角度ずつ、該分割数の数より1少ない数の回数分の
    角度を原点から回動した後、反対の回動方向へ一気に回
    動して前記原点に戻る回動部と、 該回動部を回動駆動する回動駆動装置と、 前記回動部に、円周を前記分割角度と同一の角度で等分
    した位置にそれぞれ設けられ、ワークに係る作業を行う
    回動ステーションと、 前記基部に、前記回動ステーションの停止位置と対応し
    た位置にそれぞれ設けられ、前記回動ステーションと共
    にワークに係る作業を行う固定ステーションとを具備す
    ることを特徴とするロータリー搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記回動ステーションには、ワークを保
    持する保持装置が備えられていることを特徴とする請求
    項1記載のロータリー搬送装置。
  3. 【請求項3】 前記固定ステーションの一つが、ワーク
    を供給するローダ機能、及びワークを排出するアンロー
    ダ機能を備えることを特徴とする請求項2記載のロータ
    リー搬送装置。
  4. 【請求項4】 前記回動ステーションには、ワークの加
    工等を行う作業装置が備えられ、 前記固定ステーションには、ワークを保持する保持装置
    が備えられていることを特徴とする請求項1記載のロー
    タリー搬送装置。
  5. 【請求項5】 前記回動ステーションには、電動装置及
    び/又は流体圧装置等の配線及び/又は配管が必要な装
    置が備えられた請求項1、2、3又は4記載のロータリ
    ー搬送装置。
JP18353797A 1997-07-09 1997-07-09 ロータリー搬送装置 Pending JPH1129219A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18353797A JPH1129219A (ja) 1997-07-09 1997-07-09 ロータリー搬送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18353797A JPH1129219A (ja) 1997-07-09 1997-07-09 ロータリー搬送装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1129219A true JPH1129219A (ja) 1999-02-02

Family

ID=16137569

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18353797A Pending JPH1129219A (ja) 1997-07-09 1997-07-09 ロータリー搬送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1129219A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR20070119665A (ko) 로봇 배열 및 이 로봇 배열을 포함한 장치
WO1991004138A1 (en) Dual end effector robotic arm
KR20120092289A (ko) 환형 소재의 디버링장치
US11267155B2 (en) Cutting apparatus
EP0518640A1 (en) Method for chamfering notch of wafer and apparatus therefor
CN102416599A (zh) 一种全自动微钻钻头研磨检测机中转机构
JPH04364728A (ja) ウエーハのノッチ部面取り装置
JP2012020380A (ja) 多面加工機
JP7094983B2 (ja) 向上したスループット及びプロセス柔軟性を備えたcmp機械
JP2009297882A (ja) 加工装置
JPH1129219A (ja) ロータリー搬送装置
JPH04226802A (ja) 旋盤/研削装置
JPH0212699B2 (ja)
JP2002120135A (ja) ガラス板の面取り装置及び面取り方法
JPS6395631A (ja) ダイボンデイング装置
US10850387B2 (en) Automatic workpiece transfer machine
US6189680B1 (en) Rotary conveyor
JP2580757B2 (ja) ウェーハ搬送装置およびそれの原点復帰方法
JP2501763B2 (ja) ウエハ―の研磨装置
GB2364661A (en) Rotating table transfer machine
JPS6134954B2 (ja)
JP2001062686A (ja) インデックス式エッジポリッシャー
JP2009012154A (ja) 工作機械
JPH05123936A (ja) 工作機械における被加工物の移送装置と移送方法
WO2005051596A1 (en) Improvements in and relating to grinding machines