JPH11291904A - 車両用換気装置 - Google Patents
車両用換気装置Info
- Publication number
- JPH11291904A JPH11291904A JP9124398A JP9124398A JPH11291904A JP H11291904 A JPH11291904 A JP H11291904A JP 9124398 A JP9124398 A JP 9124398A JP 9124398 A JP9124398 A JP 9124398A JP H11291904 A JPH11291904 A JP H11291904A
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- Japan
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- duct
- vehicle
- air
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Abstract
(57)【要約】
【課題】換気装置の空気の分流部分での風量配分の調整
容易化を図り、かつ、低騒音化を図る。 【解決手段】空気流路の分流地点4および10に開口部
を設け、該開口部にガイドベーン15を備えた蓋17を
取り付け、蓋17の取り付けのボルト穴を長穴にするこ
とにより、蓋17とガイドベーン15を調整範囲で任意
に位置決め出来る構造としている。また、開口部18の
周囲はパッキンを貼り付けることにより、風漏れを防止
すると共にガイドベーン15の裏側に吸音材16を充填
することにより、吐出空気の吸音を行い、低騒音化を図
っている。
容易化を図り、かつ、低騒音化を図る。 【解決手段】空気流路の分流地点4および10に開口部
を設け、該開口部にガイドベーン15を備えた蓋17を
取り付け、蓋17の取り付けのボルト穴を長穴にするこ
とにより、蓋17とガイドベーン15を調整範囲で任意
に位置決め出来る構造としている。また、開口部18の
周囲はパッキンを貼り付けることにより、風漏れを防止
すると共にガイドベーン15の裏側に吸音材16を充填
することにより、吐出空気の吸音を行い、低騒音化を図
っている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用換気装置あ
るいは、一般に用いられる空調用ダクト装置にに係り、
特に風量配分を調整可能なものに好適な構造に関するも
のである。
るいは、一般に用いられる空調用ダクト装置にに係り、
特に風量配分を調整可能なものに好適な構造に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】高速車両、特にトンネル内走行時に車外
圧力が変動し、この車外圧力変動によって、車内の圧力
が変化する可能性のある速度で走行する鉄道車両におい
ては、車外の新鮮な空気を車内に取り入れる給気送風機
と、車内の空気を車外へ排出する排気送風機とを備え、
前記給気送風機と排気送風機を車外圧力変動よりもトッ
プ圧の高い能力を有した送風機で構成し、両送風量を同
等にして、車内の圧力変動をなくすものが知られてい
る。こうした車両用換気装置の例としては、例えば、特
開平7−172308号公報などが知られている。
圧力が変動し、この車外圧力変動によって、車内の圧力
が変化する可能性のある速度で走行する鉄道車両におい
ては、車外の新鮮な空気を車内に取り入れる給気送風機
と、車内の空気を車外へ排出する排気送風機とを備え、
前記給気送風機と排気送風機を車外圧力変動よりもトッ
プ圧の高い能力を有した送風機で構成し、両送風量を同
等にして、車内の圧力変動をなくすものが知られてい
る。こうした車両用換気装置の例としては、例えば、特
開平7−172308号公報などが知られている。
【0003】こうした車両用換気装置では、従来は車両
搭載用の装置ということからコンパクトな設計を求めら
れたため、内部の空気流路は車内に送り込む流路と車外
に送り出す流路それぞれを単一な流路として構成してい
た。また、この場合の風量配分の調整は空気の吐出口で
調整していたため、吐出口の空気の流れが乱され、騒音
増大につながっていた。
搭載用の装置ということからコンパクトな設計を求めら
れたため、内部の空気流路は車内に送り込む流路と車外
に送り出す流路それぞれを単一な流路として構成してい
た。また、この場合の風量配分の調整は空気の吐出口で
調整していたため、吐出口の空気の流れが乱され、騒音
増大につながっていた。
【0004】また、一般的に用いられる空調ダクトのお
いても、分流部に風量調整を行なう手段を設けておら
ず、ダクト面積を変える等の方法によって分流風量を決
定していた。
いても、分流部に風量調整を行なう手段を設けておら
ず、ダクト面積を変える等の方法によって分流風量を決
定していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の換気装置におい
ては、給気用送風機および排気用送風機の各吐出口から
吐出される風量が、乗車定員の必要換気量から決められ
ており、また、前記吐出口の寸法も装置全体寸法から受
ける制約のため、余裕を持った大きさにできず、流路を
流れる換気風は速い流速のまま吐出口に到達し、吐出口
にて風量調整のため絞られるため、吐出口部において更
に流速が上昇することになり、低騒音化に関して十分配
慮されてはいなかった。
ては、給気用送風機および排気用送風機の各吐出口から
吐出される風量が、乗車定員の必要換気量から決められ
ており、また、前記吐出口の寸法も装置全体寸法から受
ける制約のため、余裕を持った大きさにできず、流路を
流れる換気風は速い流速のまま吐出口に到達し、吐出口
にて風量調整のため絞られるため、吐出口部において更
に流速が上昇することになり、低騒音化に関して十分配
慮されてはいなかった。
【0006】さらに、従来の換気装置においては、各吐
出口にて風量を調整するため、調整箇所が多く調整に時
間を要していた。
出口にて風量を調整するため、調整箇所が多く調整に時
間を要していた。
【0007】また、一般的な空調ダクトでは、分流ダク
トの流路面積によって風量が決まることから、風量調整
を任意に行なうことが困難であり、ダクト終端の吐出口
で流路調整を調整して風量調整を行なっていた。
トの流路面積によって風量が決まることから、風量調整
を任意に行なうことが困難であり、ダクト終端の吐出口
で流路調整を調整して風量調整を行なっていた。
【0008】したがって、風連の増大により騒害が大き
くなる場合がある。
くなる場合がある。
【0009】本発明の目的は、分流地点で任意に風量調
整可能な車両用換気装置あるいはダクト装置を提供する
ことにある。
整可能な車両用換気装置あるいはダクト装置を提供する
ことにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的は、車外の空気
を車内へ供給する給気手段と、車内の空気を車外へ排出
する排気手段とからなる車両用換気装置において、前記
給気・排気手段を構成する送風機の吐出側空気流路の分
流地点に、分流させる分流手段としてガイドベーンを移
動可能に設置したことにより、達成される。
を車内へ供給する給気手段と、車内の空気を車外へ排出
する排気手段とからなる車両用換気装置において、前記
給気・排気手段を構成する送風機の吐出側空気流路の分
流地点に、分流させる分流手段としてガイドベーンを移
動可能に設置したことにより、達成される。
【0011】また、前記目的は、元ダクトを分流ダクト
との送風方向交差部に、分流通路面積を可変とした分流
手段を設けたことにより、達成される。
との送風方向交差部に、分流通路面積を可変とした分流
手段を設けたことにより、達成される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図1〜
4に示す実施例により詳細に説明する。
4に示す実施例により詳細に説明する。
【0013】ここで、図1は本発明における換気装置の
機器構成と流路の実施例を示した図で、図2、図3は分
流機構の詳細図を、図4は従来の換気装置の機器構成と
流路の実施例を示す。
機器構成と流路の実施例を示した図で、図2、図3は分
流機構の詳細図を、図4は従来の換気装置の機器構成と
流路の実施例を示す。
【0014】図4において、車外の新鮮空気1は給気フ
ァン2によって車体ダクト3へ送り込まれる。車体ダク
ト3へ送り込まれた新鮮空気1は分流地点4において分
流し、新鮮空気1aと新鮮空気1bに分かれ、各吐出口
5aおよび吐出口5bに向かって流れる。吐出口5aお
よび吐出口5bには、それぞれ風量配分を調整するため
の調整板6aおよび調整板6bが設けられており、前記
調整板6a,6bにより風量配分を調整していた。前記
調整板6aおよび調整板6bは折り曲げ式の風量調整板
が従来より良く用いられていた。また、車内の空気のう
ち車外へ排出される排気7は、排気ファン8によって前
記給気ファン2および排気ファン8を駆動するモータ9
を冷却した後、分流地点10に向かって吐き出される。
排気7は分流地点10において分流し排気7aと排気7
bに分かれ、各吐出口11aおよび吐出口11bに向か
って流れる。吐出口11aから出た排気7aは車外12
へ直接吐き出され、吐出口11bから出た排気7bは床
下機器の冷却に使用される冷却風13となる。吐出口1
1aおよび吐出口11bには、それぞれ風量配分を調整
するための調整板14aおよび14bが設けられてお
り、前記調整板14a,14bにより風量配分を調整し
ていた。前記調整板14aおよび調整板14bはスライ
ド式の風量調整板が従来より良く用いられていた。ここ
で、図4に示した従来の換気装置の場合、各吐出口で風
量調整を行うため、調整する箇所が多く、調整に多くの
時間を要していた。また、吐出口で風量を絞るため、吐
出口の面積が縮小することになり、吐出口における流速
の増大を招き、車内および車外の騒音が高くなるおそれ
があった。
ァン2によって車体ダクト3へ送り込まれる。車体ダク
ト3へ送り込まれた新鮮空気1は分流地点4において分
流し、新鮮空気1aと新鮮空気1bに分かれ、各吐出口
5aおよび吐出口5bに向かって流れる。吐出口5aお
よび吐出口5bには、それぞれ風量配分を調整するため
の調整板6aおよび調整板6bが設けられており、前記
調整板6a,6bにより風量配分を調整していた。前記
調整板6aおよび調整板6bは折り曲げ式の風量調整板
が従来より良く用いられていた。また、車内の空気のう
ち車外へ排出される排気7は、排気ファン8によって前
記給気ファン2および排気ファン8を駆動するモータ9
を冷却した後、分流地点10に向かって吐き出される。
排気7は分流地点10において分流し排気7aと排気7
bに分かれ、各吐出口11aおよび吐出口11bに向か
って流れる。吐出口11aから出た排気7aは車外12
へ直接吐き出され、吐出口11bから出た排気7bは床
下機器の冷却に使用される冷却風13となる。吐出口1
1aおよび吐出口11bには、それぞれ風量配分を調整
するための調整板14aおよび14bが設けられてお
り、前記調整板14a,14bにより風量配分を調整し
ていた。前記調整板14aおよび調整板14bはスライ
ド式の風量調整板が従来より良く用いられていた。ここ
で、図4に示した従来の換気装置の場合、各吐出口で風
量調整を行うため、調整する箇所が多く、調整に多くの
時間を要していた。また、吐出口で風量を絞るため、吐
出口の面積が縮小することになり、吐出口における流速
の増大を招き、車内および車外の騒音が高くなるおそれ
があった。
【0015】そこで、前記課題を解決するために、換気
装置を図1ないし図2に示すような構成としたものであ
る。図1において、車外の新鮮空気1は給気ファン2に
よって車体ダクト3へ送り込まれる。元ダクトに相当す
る車体ダクト3へ送り込まれた新鮮空気1は送風方向が
交差する分流地点4において分流し新鮮空気1aと新鮮
空気1bに分かれ、各吐出口5aおよび吐出口5bに向
かって流れる。前記分流地点4には分流手段をなすガイ
ドベーン15が設置されている。該ガイドベーン15は
多孔板などで形成され、前記多孔板の裏側には吸音材1
6が充填されている。前記ガイドベーン15および吸音
材16は蓋17に取り付けられている。すなわち、ガイ
ドベーン15、吸音材16、蓋17が一体となって、車
体ダクト3の分流地点4に設けられた開口部18を塞ぐ
蓋を形成するものである。ここで、前記蓋17は開口部
18に対して十分大きく形成されており、開口18の範
囲内で任意にスライド出来る構造となっている。前記蓋
17が移動させることにより、ガイドベーン15および
吸音材16も一体に移動することになるため、前記ガイ
ドベーン15とダクト壁面との間に形成される分流通路
の面積を変えることができる。このことにより、新鮮空
気1aと新鮮空気1bの配分を調整出来ることになる。
しかも、新鮮空気1によって発生する騒音を分流地点4
において必ずガイドベーン15および吸音材16に衝突
するため、新鮮空気1を分流地点4において吸音するこ
とが可能となる。そのため、分流後の新鮮空気1aおよ
び新鮮空気1bは吸音されているため、静かに流れて吐
出口5aおよび5bに到達する。各吐出口5a,5bの
風量配分は前記ガイドベーン15を取り付けた蓋17に
より調整されているため、吐出口5aおよび吐出口5b
における風量調整は不要である。ことの吐出口5a,5
bの流路を絞ることがないため、騒音の増加を防止する
ことが出来る。また、風量配分を分流地点4の1ヶ所で
調整できるため、調整作業も容易になる。
装置を図1ないし図2に示すような構成としたものであ
る。図1において、車外の新鮮空気1は給気ファン2に
よって車体ダクト3へ送り込まれる。元ダクトに相当す
る車体ダクト3へ送り込まれた新鮮空気1は送風方向が
交差する分流地点4において分流し新鮮空気1aと新鮮
空気1bに分かれ、各吐出口5aおよび吐出口5bに向
かって流れる。前記分流地点4には分流手段をなすガイ
ドベーン15が設置されている。該ガイドベーン15は
多孔板などで形成され、前記多孔板の裏側には吸音材1
6が充填されている。前記ガイドベーン15および吸音
材16は蓋17に取り付けられている。すなわち、ガイ
ドベーン15、吸音材16、蓋17が一体となって、車
体ダクト3の分流地点4に設けられた開口部18を塞ぐ
蓋を形成するものである。ここで、前記蓋17は開口部
18に対して十分大きく形成されており、開口18の範
囲内で任意にスライド出来る構造となっている。前記蓋
17が移動させることにより、ガイドベーン15および
吸音材16も一体に移動することになるため、前記ガイ
ドベーン15とダクト壁面との間に形成される分流通路
の面積を変えることができる。このことにより、新鮮空
気1aと新鮮空気1bの配分を調整出来ることになる。
しかも、新鮮空気1によって発生する騒音を分流地点4
において必ずガイドベーン15および吸音材16に衝突
するため、新鮮空気1を分流地点4において吸音するこ
とが可能となる。そのため、分流後の新鮮空気1aおよ
び新鮮空気1bは吸音されているため、静かに流れて吐
出口5aおよび5bに到達する。各吐出口5a,5bの
風量配分は前記ガイドベーン15を取り付けた蓋17に
より調整されているため、吐出口5aおよび吐出口5b
における風量調整は不要である。ことの吐出口5a,5
bの流路を絞ることがないため、騒音の増加を防止する
ことが出来る。また、風量配分を分流地点4の1ヶ所で
調整できるため、調整作業も容易になる。
【0016】一方、車内の空気のうち車外へ排出される
排気7は、排気ファン8によって前記給気ファン2およ
び排気ファン8を駆動するモータ9を冷却した後、分流
地点10に向かって吐き出される。排気7は分流地点1
0において分流し排気7aと排気7bに分かれ、各吐出
口11aおよび吐出口11bに向かって流れる。分流地
点10には分流地点4と同様ガイドベーン15が設置さ
れており、排気7の騒音を吸音すると共に排気7aと排
気7bの風量配分を任意に調整出来る構造となってい
る。
排気7は、排気ファン8によって前記給気ファン2およ
び排気ファン8を駆動するモータ9を冷却した後、分流
地点10に向かって吐き出される。排気7は分流地点1
0において分流し排気7aと排気7bに分かれ、各吐出
口11aおよび吐出口11bに向かって流れる。分流地
点10には分流地点4と同様ガイドベーン15が設置さ
れており、排気7の騒音を吸音すると共に排気7aと排
気7bの風量配分を任意に調整出来る構造となってい
る。
【0017】図2に分流地点の拡大図を示す。給気ファ
ン2から送られてきた車外の新鮮空気1または排気ファ
ン8から送られてきた排気7は、分流地点4または分流
地点10に突き出たガイドベーン15によって分流さ
れ、車外の新鮮空気1は新鮮空気1aと新鮮空気1b
に、排気7は7aと排気7bに分流される。ここで、前
記新鮮空気1aと新鮮空気1b、排気7aと排気7bの
配分はガイドベーン15の位置により決定される。その
ため、ガイドベーン15が取り付けられている蓋17は
調整範囲20の間で任意に調整出来るような構造として
いる。すなわち分流地点4および分流地点10には、開
口部18が設けられており、蓋17はガイドベーン15
が前記開口部18から中に入るようにボルト21で取り
付けられている。尚、ボルト21を差し込む蓋17のボ
ルト穴22は図3に示すように長穴となっており、蓋1
7の位置が任意に固定出来る構造となっている。一例と
して図2において、蓋17およびガイドベーン15の位
置が調整範囲20の一番右側に来た場合の風量配分は新
鮮空気1a、排気7aの流路が最も狭くなるため、風量
が最小となり、逆に新鮮空気1b、排気7bの流路は最
も広くなるため、風量が最大となる。
ン2から送られてきた車外の新鮮空気1または排気ファ
ン8から送られてきた排気7は、分流地点4または分流
地点10に突き出たガイドベーン15によって分流さ
れ、車外の新鮮空気1は新鮮空気1aと新鮮空気1b
に、排気7は7aと排気7bに分流される。ここで、前
記新鮮空気1aと新鮮空気1b、排気7aと排気7bの
配分はガイドベーン15の位置により決定される。その
ため、ガイドベーン15が取り付けられている蓋17は
調整範囲20の間で任意に調整出来るような構造として
いる。すなわち分流地点4および分流地点10には、開
口部18が設けられており、蓋17はガイドベーン15
が前記開口部18から中に入るようにボルト21で取り
付けられている。尚、ボルト21を差し込む蓋17のボ
ルト穴22は図3に示すように長穴となっており、蓋1
7の位置が任意に固定出来る構造となっている。一例と
して図2において、蓋17およびガイドベーン15の位
置が調整範囲20の一番右側に来た場合の風量配分は新
鮮空気1a、排気7aの流路が最も狭くなるため、風量
が最小となり、逆に新鮮空気1b、排気7bの流路は最
も広くなるため、風量が最大となる。
【0018】また、開口部18の周囲には気密を保持す
るためのゴム製のパッキン19が貼り付けられており、
分流地点での風漏れを防止している。また、ガイドベー
ン15は多孔板で形成されており、その裏側には吸音材
16を充填しており、吐き出される新鮮空気1および排
気7の騒音を吸音出来る構造としている。
るためのゴム製のパッキン19が貼り付けられており、
分流地点での風漏れを防止している。また、ガイドベー
ン15は多孔板で形成されており、その裏側には吸音材
16を充填しており、吐き出される新鮮空気1および排
気7の騒音を吸音出来る構造としている。
【0019】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明の構造
を採用することにより、分流の風量配分を任意に調整出
来る。
を採用することにより、分流の風量配分を任意に調整出
来る。
【図1】本発明による換気装置およびダクトの一実施例
を示す機器構成と空気流路図である。
を示す機器構成と空気流路図である。
【図2】図1の分流部分の詳細構造を示す拡大図であ
る。
る。
【図3】図2の蓋の詳細構造を示す斜視図である。
【図4】従来の換気装置およびダクトを示す機器構成と
空気流路図である。
空気流路図である。
2…給気ファン、3…車体ダクト、4…分流地点、5…
吐出口、6…風量調整板、8…排気ファン、10…分流
地点、11…吐出口、14…風量調整板、15…ガイド
ベーン、16…吸音材、17…蓋、18…開口部、19
…パッキン。
吐出口、6…風量調整板、8…排気ファン、10…分流
地点、11…吐出口、14…風量調整板、15…ガイド
ベーン、16…吸音材、17…蓋、18…開口部、19
…パッキン。
Claims (6)
- 【請求項1】車外の空気を車内へ供給する給気手段と、
車内の空気を車外へ排出する排気手段とからなる車両用
換気装置において、前記給気・排気手段を構成する送風
機の吐出側空気流路に、風量配分調整可能な分流手段を
有しており、分流先の各吐出口において風速低減手段を
設けたことを特徴とする車両用換気装置。 - 【請求項2】請求項1に記載の車両用換気装置におい
て、前記分流手段を吸音構造としたことを特徴とする車
両用換気装置。 - 【請求項3】請求項1に記載の車両用換気装置におい
て、前記分流手段をダクトに対して外部からスライド調
整可能に設置したことを特徴とする車両用換気装置。 - 【請求項4】一つの元ダクトに対して二つの分流ダクト
を接続したダクト装置において、前記元ダクトを前記分
流ダクトの送風方向が交差するように前記元ダクトと各
分流ダクトが配置されており、前記各送風方向の交差部
に元ダクトと各分流ダクトとをつなぐ分流通路を構成し
ており、各分流通路の面積を可変とする分流調整手段を
設けたことを特徴とするダクト装置。 - 【請求項5】請求項4に記載のダクト装置において、前
記分流調整手段は、ダクト壁面との間に各分流通路を構
成しており、該分流調整手段をダクト壁面に対して移動
可能に設置したことを特徴とするダクト装置。 - 【請求項6】請求項4に記載のダクト装置において、前
記分流調整手段を吸着材によって構成したことを特徴と
するダクト装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9124398A JPH11291904A (ja) | 1998-04-03 | 1998-04-03 | 車両用換気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9124398A JPH11291904A (ja) | 1998-04-03 | 1998-04-03 | 車両用換気装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11291904A true JPH11291904A (ja) | 1999-10-26 |
Family
ID=14020992
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9124398A Pending JPH11291904A (ja) | 1998-04-03 | 1998-04-03 | 車両用換気装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11291904A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013103573A (ja) * | 2011-11-11 | 2013-05-30 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 空調設備及び車両 |
CN106274942A (zh) * | 2016-08-29 | 2017-01-04 | 金鑫美莱克空调系统(无锡)有限公司 | 轨道交通空调用可调节分配风道及其控制方法 |
-
1998
- 1998-04-03 JP JP9124398A patent/JPH11291904A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013103573A (ja) * | 2011-11-11 | 2013-05-30 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 空調設備及び車両 |
CN106274942A (zh) * | 2016-08-29 | 2017-01-04 | 金鑫美莱克空调系统(无锡)有限公司 | 轨道交通空调用可调节分配风道及其控制方法 |
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