JPH11291877A - シャフト駆動車のブレーキ装置 - Google Patents

シャフト駆動車のブレーキ装置

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JPH11291877A
JPH11291877A JP11268498A JP11268498A JPH11291877A JP H11291877 A JPH11291877 A JP H11291877A JP 11268498 A JP11268498 A JP 11268498A JP 11268498 A JP11268498 A JP 11268498A JP H11291877 A JPH11291877 A JP H11291877A
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JP
Japan
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propeller shaft
engine unit
shaft
brake
drive case
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JP11268498A
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English (en)
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Shinji Sato
伸二 佐藤
Kikuo Mochizuki
菊夫 望月
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SHIN NIPPON WHEEL KOGYO KK
Original Assignee
SHIN NIPPON WHEEL KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ブレーキ装置として湿式多板の円板ブレーキを
用いるとき、外気の温度が低いと潤滑油の粘性によって
ブレーキに引きずりを生じ、動力損失を生じることがあ
るのを解決することである。 【解決手段】エンジンと変速機とが一体的に結合された
エンジンユニットに、駆動輪に連結されたプロペラ軸を
支持した駆動ケースを一体に設け、前記エンジンユニッ
トの出力軸とプロペラ軸とを連結すると共に、前記プロ
ペラ軸とエンジンユニットの出力軸とのいずれか一方に
支持された回転摩擦板によって円板ブレーキを構成し、
エンジンの発熱の一部を駆動ケースへ伝熱させ所定の温
度に維持させるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はエンジンで走行する車
両、ことに自動二輪車やバギー車のブレーキとして好適
なブレーキ装置に関するもので、特に、エンジンと駆動
車輪との間を連結するべく前後方向に向けて配置した、
いわゆるプロペラ軸を制動するためのブレーキ装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に、バギー車と呼ばれる車両は超低
圧タイヤを装着した3個以上の操向車輪を持つ走行車両
であり、バー形の操向ハンドルとその後方に燃料タンク
と跨座式の乗員シートとを備え、燃料タンクの下方に走
行用のエンジンユニットを備えている。
【0003】従来、上記バギー車が装備している超低圧
タイヤは、タイヤ自体が太く、かつ柔らかいため、車輪
に大径の円板ブレーキを取り付けるスペースを確保する
のが難しかった。そこでエンジンユニットと駆動車輪の
車軸とを連結するプロペラ軸に、円板ブレーキを設ける
ことが提案されている(例えば、特開昭60−1637
52号)。ところが、プロペラ軸に円板ブレーキを設け
ようとすると、まず、プロペラ軸のどの位置に円板ブレ
ーキを設けるかが一つの課題であった。先に示した公開
公報には最終減速装置のケースに円板ブレーキのブレー
キケースを取り付けたものが記載されているが、円板ブ
レーキは外径が大きいため車両の最低地上高を低くする
とになり、不整地走行用のバギー車の走行能力を著しく
低下させた。出願人は、そのような不具合を解消するべ
く、先に、最終減速装置のケース内にブレーキ板を収容
すると共に、制動円板を湿式摩擦板の複数で構成するこ
とにより外径を減じることを提案した(特願平9−36
2540号公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、円板ブ
レーキを湿式の多板化とすると、寒冷地での使用、ある
いは冬季の使用など、外気温が低いとき潤滑油の粘度が
低下してブレーキに引きずりを生じる不具合があった。
引きずりは回転摩擦板と制動摩擦板とが潤滑油の粘性に
よって粘着し、制動操作がなされていないにも拘わらず
弱い制動状態となる現象で、この現象は引きずりによる
摩擦のため潤滑油の油温が上昇するまで継続し、動力を
無用に消費していた。また、多板式の円板ブレーキは外
径は小さくなっても軸方向の長さが大きくなって重量が
増大する傾向があった。そのため、多板化した円板ブレ
ーキを最終減速装置に設けると、緩衝装置を備えた後輪
のばね下重量が増し、駆動車輪が路面の凹凸に追従でき
なくなって緩衝装置の機能低下を生じた。さらに、プロ
ペラ軸に円板ブレーキを設置する場合、全輪駆動式の車
両では、前側の車軸と後側の車軸との間がプロペラ軸に
よって連結されるため、プロペラ軸が前後の車輪の車軸
と同じ高さとなり比較的低い位置となって車体の最低地
上高を一層低くした。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題はエンジンと変
速機とが一体的に結合されたエンジンユニットに、駆動
輪に連結されたプロペラ軸を支持した駆動ケースを一体
に設け、前記エンジンユニットの出力軸とプロペラ軸と
を連結すると共に、前記プロペラ軸とエンジンユニット
の出力軸とのいずれか一方に支持された回転摩擦板によ
って円板ブレーキを構成することによって解決される。
そこでは、前記エンジンユニットの出力軸とプロペラ軸
とを歯車手段を介して連結することが好ましい。なお、
前記一体化されたエンジンユニットと駆動ケースとは駆
動車輪である前輪と後輪との間に配置され、それら前輪
と後輪との車軸を前記駆動ケースに支持され車体の前後
方向に伸びるプロペラ軸で連結すると共に、前記プロペ
ラ軸とエンジンユニットの出力軸とのいずれかを前記前
輪と後輪との車軸より上方に配置し、その上方に位置し
た側の軸に回転摩擦板を支持させるのが好ましい。
【0006】
【作用】プロペラ軸を駆動するための駆動ケースは、エ
ンジンユニットをなす大型のケースの側面に取り付けら
れ一体化される。エンジンユニットに生じる発熱はケー
スを通して駆動ケースへ伝熱される。駆動ケースとエン
ジンユニットのユニットケースを結合すると、前記エン
ジンユニットの出力軸と駆動ケースに支持したプロペラ
軸とが歯車手段を介して連結される。円板ブレーキの回
転摩擦板は前記プロペラ軸あるいはエンジンユニットの
出力軸のいずれかに支持され、円板ブレーキが制動操作
されるとすべての駆動車輪が制動される。なお、全輪駆
動の車両においては、プロペラ軸あるいは出力軸が車軸
より高い位置にあるため、回転摩擦板を支持した軸は前
輪と後輪の車軸より高い位置となる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一態様を説
明する。図1、図2中、10は不整地走行用の4輪車、
いわゆるバギー車であり、バギー車10はバー式の操向
ハンドル11と,操向ハンドル11によって舵取りされ
る左右の前輪12、12と、左右の車輪が車軸13aに
よって直結された後輪13を有する。前輪12と後輪1
3とは、共に超低圧のタイヤを装着している。14は前
記操向ハンドル11の後部に設けた燃料タンクであり、
燃料タンク14の後部には跨座式の乗員シート15が隣
接して設けられている。16はバギー車10の車体フレ
ームであり、その下部両側には足置バー17が取り付け
られている。18は各後輪13、13の上部を覆って取
り付けられたリヤフェンダである。
【0008】20は前記燃料タンク14の下方に設けら
れたエンジンユニットである。エンジンユニット20は
クランク軸21と変速機をなす4段の変速歯車群22と
が共にユニットケース23の中に収容されている。24
はエンジンユニット20の出力軸であり、この実施例で
は変速歯車群22の従動側の歯車軸である。なお、この
実施例で前記ユニットケース23には本体23aと、本
体23aにねじ止めされたクラッチカバー23b、およ
び発電機カバー23cとが含まれる。前記クラッチカバ
ー23b内には一次減速ギヤ列23dとクラッチ23e
が、また、発電機カバー23c内には発電機の巻線(図
示してない)とロータ23fが収容されている。
【0009】30は前記発電機カバー23cに取り付け
られた駆動ケースであり、駆動ケース30には中プロペ
ラ軸31cが軸受けされている。31aは前プロペラ軸
であり、中プロペラ軸31cを前側変速機33へ連結す
る31bは後プロペラ軸であり、中プロペラ軸31cを
後側変速機36へ連結する。よって、それらプロペラ軸
31a〜31cは全体として一連のプロペラ軸をなして
いる。なお、中プロペラ軸31cは前輪12の車軸12
a、および後輪13の車軸13aよりやゝ高い位置に配
されている。33は傘歯車式の前側減速機、36は後側
減速機であり、それぞれ前プロペラ軸31aおよび後プ
ロペラ軸31bによって駆動される。なお、前側減速機
33には周知の差動機構34が組み込まれていて、いわ
ゆる差動歯車装置をなしている。32は前記各プロペラ
軸31a〜31cに連結された自在継ぎ手である。
【0010】前記駆動ケース30は図3、図4、図5で
示すように、前記発電機カバー23cにボルト止めされ
た本体30aと、その側面を覆って取り付けたブレーキ
カバー30bとを有する。本体30aには前記中プロペ
ラ軸31cが球軸受37a、37bによって軸受けされ
ている。中プロペラ軸31cは両端にインボリュートス
プラインと中央部に角形スプラインとが形成され、両端
のインボリュートスプラインを介して前プロペラ軸31
aに連なる自在継ぎ手32と、後プロペラ軸31bに連
なる自在継ぎ手32とがスプライン連結されている。2
7はばねであり、前記中プロペラ軸31cと自在継ぎ手
32との間に縮設されて、それらの間のガタツキを解消
するものである。38は前記角形スプラインに係合した
従動側の傘歯車であり、前記エンジンユニットの出力軸
24に取り付けられた歯数の等しい出力傘歯車39と噛
合している。かくて、中プロペラ軸31cはエンジンユ
ニットの出力軸24と同速で駆動される。
【0011】40は多板式のブレーキであり、駆動ケー
スの本体30aとブレーキカバー30bとの間に形成さ
れたブレーキ室41に設けられている。多板式のブレー
キ40は中プロペラ軸31cの角形スプライン部へ軸方
向のみ移動可能に係止された数枚の回転摩擦板42、4
2と、ブレーキカバー30bに設けた角溝26に軸方向
可動に係止され、かつ回転摩擦板42を挟持する数枚の
制動摩擦板43、43とを有する。両摩擦板42、43
は前記本体30aの外面に形成された受圧面44と押圧
子45との間に挟持されている。なお、前記ブレーキ室
41には、図示してないが潤滑油が所定量だけ貯留され
前記摩擦板42、43を潤滑している。25はドレーン
ボルト、49は最外側の制動摩擦板43、43間に縮設
された公知の解離ばねである。
【0012】前記押圧子45はブレーキカバー30bに
係止された支承部材45aと、ブレーキカバー30bに
設けた軸受ボス30cの外面に回動可能に支持された可
動部材45b、およびそれらの間に支持された鋼球45
cを有する。鋼球45cは前記両部材45a、45bに
それぞれの対向面に設けられたカム溝に係合し、前記可
動部材45bが軸受ボス30cの回りを回動したとき、
可動部材45bが受圧面44へ向けて進出する、いわゆ
るボールカムの構成となっている。
【0013】46は駆動ケース30に回動自在に支持さ
れた操作軸であり、操作軸46は一端が駆動ケース30
から外部へ突出し、図示してないブレーキ操作子に連結
された外部アーム47が連結されている。また、駆動ケ
ース30の内側には内部アーム48を有し、内部アーム
48は前記可動部材45bの外面に形成した凹溝に係合
している。よって、図示してないブレーキ操作子によっ
て操作軸46が制動操作されると、内部アーム48が可
動部材45bを所定角度だけ回動させ、可動部材45b
が受圧面44へ向けて進出して、制動摩擦板43の間に
回転摩擦板42を挟圧し制動を行う。なお、多板式のブ
レーキ40は必ずしもブレーキカバー30bと中プロペ
ラ軸31cとの間に設けなければならないものでもな
く、図2中、40’で示すように、出力軸24とユニッ
トケース23との間に設けることも可能である。
【0014】上記実施例は以上のように構成されている
ので、クランク軸21の回転は一次減速ギヤ列23dを
介して減速され、さらに変速機をなす4段の変速歯車群
22へ伝達され、所要の速度の動力が従動側をなすエン
ジンユニットの出力軸24へ取り出される。エンジンユ
ニット20の出力は駆動傘歯車39と従動傘歯車38を
介して中プロペラ軸31cを駆動する。なお、出力軸2
4は駆動傘歯車39と従動傘歯車38を介して中プロペ
ラ軸31cと連結されているので、エンジンユニット2
0と駆動ケース30とが連結されるとき同時に連結さ
れ、分離されるとき同時に分離される。
【0015】駆動ケース30に設けられた多板式のブレ
ーキ40は、駆動ケース30をエンジンユニット20へ
結合することにより、エンジンユニット20と一体化さ
れ、エンジンユニット20に生じる熱が駆動ケース30
内の潤滑油を所定の温度に保持する。逆に、ブレーキ4
0の激しい使用により駆動ケース30内の潤滑油が過熱
したとき、その熱はケースや伝動軸を通して熱容量の大
きいエンジンユニット20へ放熱される。
【0016】駆動ケース30に支持された中プロペラ軸
31cは、前車軸12aと後車軸13aのいずれよりも
高い位置にあり、前下りに配した前プロペラ軸31aと
前側減速機33を介して前車軸12aに連なる前輪12
を駆動する一方で、後下がりに配した後プロペラ軸31
bと後側減速機36を介して後車軸13aに連なる後輪
13を駆動する。よって、中プロペラ軸31c、あるい
は中プロペラ軸31cと同じ高さにある出力軸24に多
板式のブレーキ40が設けられていても、大径の摩擦板
42、43によって最低地上高が低くならない構成とな
っている。また、前後の車輪12、13が緩衝装置27
によって上下動可能に構成してある場合にも、多板式の
ブレーキ40の重量は緩衝装置27の車輪側と共に上下
動する重量、いわゆるばね下の重量とならず、ばね下重
量増加に伴う緩衝機能の低下を防止している。
【0017】なお、本願発明を実施するシャフト駆動車
は上記バギー車に限るものではなく、乗用車や自動二輪
車、あるいは雪上車など、エンジンユニットの動力がプ
ロペラ軸を介して駆動輪へ伝動される形式の全ての車両
を包含する。その一例として自動二輪車に本願発明を適
用した例を図6で示す。図中、50は自動二輪車であ
り、自動二輪車50は後輪13のみ駆動する点、あるい
は差動装置を備えていない点などで前記実施例と相違す
る点もあるが、本願発明の要部は大略一致しているの
で、前記した実施例と共通する点については、同一の符
号を付して詳細な説明は省略する。
【0018】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、エンジンの運
転によって生じる熱はケースや伝動軸を介してエンジン
ユニットから一体的に支持された駆動ケースへ伝熱し、
その熱によって多板式ブレーキの潤滑油の粘度を下げ、
制動操作していないときの引きずりを低減する。また、
円板ブレーキは車軸からエンジンユニットへ移されるか
ら、緩衝機を備えた車輪のばね下重量を低減し、車両の
乗り心地を向上させる。請求項2の発明によれば、エン
ジンユニットの出力軸24と中プロペラ軸31cとは、
歯車によって伝達を行うため、ユニットケース23と駆
動ケース本体30aとを結合するとき同時に連結される
から、ケースの結合によって自動的に連結され、組み立
てが容易である。請求項3の発明によれば、前後の車輪
に対して共通の円板ブレーキとして構成されるから、車
両全体に占める円板ブレーキの数を減じることができ、
構造が簡単になる。また、円板ブレーキは車軸より高い
位置にあるプロペラ軸に支持されるから、エンジンユニ
ットの最低地上高を低くすることなく、円板ブレーキの
駆動摩擦板の外径を大きくすることができて、効率のよ
い円板ブレーキを搭載できる。などの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるバギー車の左側面図で
ある。
【図2】図1中のII−II断面図である。
【図3】図1中の丸IIIで囲んだ部分を拡大して示す
拡大平面図である。
【図4】図3中のIV−IV断面図である。
【図5】図3中のV−V断面図である。
【図6】他の実施例を示す図2相当の平面図である。
【符号の説明】
10・・・不整地走行用の4輪車(バギー車) 11・・・操向ハンドル 12・・・前輪 12a・・車軸(前) 13・・・後輪 13a・・車軸(後) 14・・・燃料タンク 15・・・跨座式のシート 16・・・車体フレーム 17・・・足置バー 18・・・リヤフェンダ 20・・・エンジンユニット 21・・・クランク軸 22・・・4段の変速歯車群 23・・・ユニットケース 23a・・本体 23b・・クラッチカバー 23c・・発電機カバー 23d・・一次減速ギヤ列 23e・・クラッチ 23f・・ロータ 24・・・出力軸(変速歯車群22の従動側の歯車軸) 25・・・ドレーンボルト 26・・・角溝 27・・・緩衝装置 30・・・駆動ケース 30a・・本体 30b・・ブレーキカバー 30c・・軸受ボス 31a・・前プロペラ軸 31b・・後プロペラ軸 31c・・中プロペラ軸 32・・・自在継ぎ手 33・・・前側減速機(差動歯車装置) 34・・・差動機構 36・・・後側減速機 37a、37b・・・球軸受 38・・・従動傘歯車 39・・・駆動傘歯車 40、40’・・・多板式のブレーキ 41・・・ブレーキ室 42・・・回転摩擦板 43・・・制動摩擦板 44・・・受圧面 45・・・押圧子 45a・・支承部材 45b・・可動部材 45c・・鋼球 46・・・操作軸 47・・・外部アーム 48・・・内部アーム 49・・・解離ばね 50・・・自動二輪車

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジンと変速機とが一体的に結合された
    エンジンユニットに、駆動輪に連結されたプロペラ軸を
    支持した駆動ケースを一体に設け、前記エンジンユニッ
    トの出力軸とプロペラ軸とを連結すると共に、前記プロ
    ペラ軸とエンジンユニットの出力軸とのいずれか一方に
    支持された回転摩擦板によって円板ブレーキを構成して
    なるシャフト駆動車のブレーキ装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記エンジンユニット
    の出力軸とプロペラ軸とを歯車手段を介して連結してな
    るシャフト駆動車のブレーキ装置。
  3. 【請求項3】請求項1において、前記一体化されたエン
    ジンユニットと駆動ケースとは駆動車輪である前輪と後
    輪との間に配置され、それら前輪の車軸と後輪の車軸と
    の間を前後方向に伸びるプロペラ軸を介して連結すると
    共に、そのプロペラ軸を軸方向に連結された複数の部分
    プロペラ軸で構成し、その部分プロペラ軸の一部を前輪
    と後輪の車軸より高い位置に設け前記駆動ケースに支持
    させてなるシャフト駆動車のブレーキ装置。
JP11268498A 1998-04-07 1998-04-07 シャフト駆動車のブレーキ装置 Pending JPH11291877A (ja)

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