JPH11291832A - 開閉可能なルーフボックス - Google Patents
開閉可能なルーフボックスInfo
- Publication number
- JPH11291832A JPH11291832A JP10108423A JP10842398A JPH11291832A JP H11291832 A JPH11291832 A JP H11291832A JP 10108423 A JP10108423 A JP 10108423A JP 10842398 A JP10842398 A JP 10842398A JP H11291832 A JPH11291832 A JP H11291832A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover
- roof box
- openable
- support rod
- spring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来の開閉可能なルーフボックスにおいて
は、ガスダンパーを用いているためコスト高となる欠点
があった。 【解決手段】 本発明の開閉可能なルーフボックスにお
いては、ボディによってカバーを起伏自在な支持棒また
はトーションバネによって開閉自在に支持せしめる。
は、ガスダンパーを用いているためコスト高となる欠点
があった。 【解決手段】 本発明の開閉可能なルーフボックスにお
いては、ボディによってカバーを起伏自在な支持棒また
はトーションバネによって開閉自在に支持せしめる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は開閉可能なルーフボ
ックス、特に、車輛の屋根上に載置される開閉可能なル
ーフボックスに関するものである。
ックス、特に、車輛の屋根上に載置される開閉可能なル
ーフボックスに関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車の屋根上に載置せしめるようにし
た開閉可能なルーフボックスとしては例えば、図10〜
図12に示すものが知られている。
た開閉可能なルーフボックスとしては例えば、図10〜
図12に示すものが知られている。
【0003】図10は、このような従来の開閉可能なル
ーフボックス1を、車輛2の屋根に載せた状態を示す。
ーフボックス1を、車輛2の屋根に載せた状態を示す。
【0004】図11及び図12は、上記ルーフボックス
1の詳細を示し、3はルーフボックスのボディ、4はカ
バー、5はルーフボックスのボディ3の一側または両側
に設けたピストン6とシリンダー7とより成るダンパー
を示し、このダンパー5のピストン6の下端は上記ボデ
ィ3の右側に回動自在に枢支され、シリンダー7の基部
が上記カバー4の左側にステー8及び枢支ピン9を介し
て枢支され、上記ダンパー5の押圧力によって上記カバ
ー4がボディ3の一端を基点として上方に傾動し、開閉
可能とされている。
1の詳細を示し、3はルーフボックスのボディ、4はカ
バー、5はルーフボックスのボディ3の一側または両側
に設けたピストン6とシリンダー7とより成るダンパー
を示し、このダンパー5のピストン6の下端は上記ボデ
ィ3の右側に回動自在に枢支され、シリンダー7の基部
が上記カバー4の左側にステー8及び枢支ピン9を介し
て枢支され、上記ダンパー5の押圧力によって上記カバ
ー4がボディ3の一端を基点として上方に傾動し、開閉
可能とされている。
【0005】従来の開閉可能なルーフボックスにおいて
は、上記ダンパー5としては主にガスダンパーが用いら
れている。このガスダンパーによれば、開閉時に必要に
なる力を補助し、動きをスムーズにするという利点を有
する。
は、上記ダンパー5としては主にガスダンパーが用いら
れている。このガスダンパーによれば、開閉時に必要に
なる力を補助し、動きをスムーズにするという利点を有
する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、上記ガス
ダンパーは完成済みの1つの部品であり、高価であるた
めコストダウンの対象としてはネックになっている。
ダンパーは完成済みの1つの部品であり、高価であるた
めコストダウンの対象としてはネックになっている。
【0007】本発明は上記の欠点を除くようにしたもの
である。
である。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の開閉可能なルー
フボックスは、ボディと、カバーと、上記ボディとカバ
ーの何れか一方に設けた横方向に延びるガイドと、一端
を上記ボディとカバーの何れか他方に枢支し、他端を上
記ガイドによってガイドせしめた支持棒と、上記支持棒
の移動を抑制するバネとより成ることを特徴とする。
フボックスは、ボディと、カバーと、上記ボディとカバ
ーの何れか一方に設けた横方向に延びるガイドと、一端
を上記ボディとカバーの何れか他方に枢支し、他端を上
記ガイドによってガイドせしめた支持棒と、上記支持棒
の移動を抑制するバネとより成ることを特徴とする。
【0009】上記バネは、引張のバネと圧縮バネの何れ
か一方であることを特徴とする。
か一方であることを特徴とする。
【0010】また、本発明の開閉可能なルーフボックス
は、ボディと、カバーと、両端を夫々上記ボディとカバ
ーに枢支した渦巻きトーションバネとより成ることを特
徴とする。
は、ボディと、カバーと、両端を夫々上記ボディとカバ
ーに枢支した渦巻きトーションバネとより成ることを特
徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下図面によって本発明の実施例
を説明する。
を説明する。
【0012】本発明においては、図1〜図3に示すよう
に、従来のダンパー5に代えて支持棒10を用い、上記
ボディ3に横方向に延びるガイド溝11を形成し、上記
支持棒10の先端をこのガイド溝11によって横方向に
ガイドせしめると共に、引張バネ12の一端を上記ボデ
ィ3の中央部に固定し、他端を上記支持棒10の先端に
固定せしめる。
に、従来のダンパー5に代えて支持棒10を用い、上記
ボディ3に横方向に延びるガイド溝11を形成し、上記
支持棒10の先端をこのガイド溝11によって横方向に
ガイドせしめると共に、引張バネ12の一端を上記ボデ
ィ3の中央部に固定し、他端を上記支持棒10の先端に
固定せしめる。
【0013】本発明の開閉可能なルーフボックスは、上
記のような構成であるから図1に示すようにボディ3に
相対的にカバー4の左側を上方に開けば、引張バネ12
の助けにより、支持棒10がガイド溝11に沿って移動
しながら立ち上がるようになる。
記のような構成であるから図1に示すようにボディ3に
相対的にカバー4の左側を上方に開けば、引張バネ12
の助けにより、支持棒10がガイド溝11に沿って移動
しながら立ち上がるようになる。
【0014】カバー4を閉じるときは図2及び図3に示
すように上記支持棒10は上記引張バネ12の力に抗し
て上記と逆に移動するようになるが、ボディ3に対する
上記引張バネ12の固定点を上記カバー4がボディ3に
対し完全に閉じた状態における上記枢支ピン9の位置よ
り上方に設定しておけば、カバー4を閉じる途中の図2
に示す位置(死点位置)では、上記引張バネ12によっ
てカバー4に加わる、カバー4の閉方向移動を阻止する
方向の力は零となり、この死点位置を越えて図3に示す
ようにカバー4が完全に閉じられる迄は、上記引張バネ
12の力がカバー4にこれを閉じる方向に作用するよう
になる。
すように上記支持棒10は上記引張バネ12の力に抗し
て上記と逆に移動するようになるが、ボディ3に対する
上記引張バネ12の固定点を上記カバー4がボディ3に
対し完全に閉じた状態における上記枢支ピン9の位置よ
り上方に設定しておけば、カバー4を閉じる途中の図2
に示す位置(死点位置)では、上記引張バネ12によっ
てカバー4に加わる、カバー4の閉方向移動を阻止する
方向の力は零となり、この死点位置を越えて図3に示す
ようにカバー4が完全に閉じられる迄は、上記引張バネ
12の力がカバー4にこれを閉じる方向に作用するよう
になる。
【0015】図4〜図6は本発明の他の実施例を示し、
この実施例においては、引張バネ12の代わりに圧縮バ
ネ13を用いたもので、その作用効果は上記実施例と同
様である。
この実施例においては、引張バネ12の代わりに圧縮バ
ネ13を用いたもので、その作用効果は上記実施例と同
様である。
【0016】図7〜図9は本発明の更に他の実施例を示
し、この実施例においては引張バネ12や圧縮バネ13
及びガイド溝11を用いず、その代わりに一端を枢支ピ
ン9を介してステー8に枢支し、他端を枢支ピン14を
介してボディ3に枢支した渦巻きトーションバネ15を
用いたもので、その作用効果は上記実施例と同様であ
る。なお、上記ガイド溝11はレールその他でも良い。
し、この実施例においては引張バネ12や圧縮バネ13
及びガイド溝11を用いず、その代わりに一端を枢支ピ
ン9を介してステー8に枢支し、他端を枢支ピン14を
介してボディ3に枢支した渦巻きトーションバネ15を
用いたもので、その作用効果は上記実施例と同様であ
る。なお、上記ガイド溝11はレールその他でも良い。
【0017】
【発明の効果】上記のように本発明の開閉可能なルーフ
ボックスによれば、ガスダンパーを使用しないため、極
めて廉価な開閉可能なルーフボックスを容易に得ること
が出来る大きな利益がある。
ボックスによれば、ガスダンパーを使用しないため、極
めて廉価な開閉可能なルーフボックスを容易に得ること
が出来る大きな利益がある。
【図1】本発明の開閉可能なルーフボックスのカバー開
状態の正面図である。
状態の正面図である。
【図2】図1に示す開閉可能なルーフボックスのカバー
閉状態の正面図である。
閉状態の正面図である。
【図3】図1に示す開閉可能なルーフボックスのカバー
閉状態の正面図である。
閉状態の正面図である。
【図4】本発明の開閉可能なルーフボックスの他の実施
例におけるカバー開状態の正面図である。
例におけるカバー開状態の正面図である。
【図5】図4に示す開閉可能なルーフボックスのカバー
閉状態の正面図である。
閉状態の正面図である。
【図6】図4に示す開閉可能なルーフボックスのカバー
閉状態の正面図である。
閉状態の正面図である。
【図7】本発明の更に他の実施例におけるカバー開状態
の正面図である。
の正面図である。
【図8】図7に示す開閉可能なルーフボックスのカバー
閉状態の正面図である。
閉状態の正面図である。
【図9】図7に示す開閉可能なルーフボックスのカバー
閉状態の正面図である。
閉状態の正面図である。
【図10】従来の開閉可能なルーフボックスの取付状態
の説明図である。
の説明図である。
【図11】従来の開閉可能なルーフボックスのカバー開
状態の正面図である。
状態の正面図である。
【図12】図11に示す開閉可能なルーフボックスのカ
バー閉状態の正面図である。
バー閉状態の正面図である。
1 ルーフボックス 2 車輛 3 ボディ 4 カバー 5 ダンパー 6 ピストン 7 シリンダー 8 ステー 9 枢支ピン 10 支持棒 11 ガイド溝 12 引張バネ 13 圧縮バネ 14 枢支ピン 15 渦巻きトーションバネ
Claims (3)
- 【請求項1】 ボディと、カバーと、上記ボディとカバ
ーの何れか一方に設けた横方向に延びるガイドと、一端
を上記ボディとカバーの何れか他方に枢支し、他端を上
記ガイドによってガイドせしめた支持棒と、上記支持棒
の移動を抑制するバネとより成ることを特徴とする開閉
可能なルーフボックス。 - 【請求項2】 上記バネが引張のバネと圧縮バネの何れ
か一方であることを特徴とする請求項1記載の開閉可能
なルーフボックス。 - 【請求項3】 ボディと、カバーと、両端を夫々上記ボ
ディとカバーに枢支した渦巻きトーションバネとより成
ることを特徴とする開閉可能なルーフボックス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10108423A JPH11291832A (ja) | 1998-04-06 | 1998-04-06 | 開閉可能なルーフボックス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10108423A JPH11291832A (ja) | 1998-04-06 | 1998-04-06 | 開閉可能なルーフボックス |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11291832A true JPH11291832A (ja) | 1999-10-26 |
Family
ID=14484402
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10108423A Pending JPH11291832A (ja) | 1998-04-06 | 1998-04-06 | 開閉可能なルーフボックス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11291832A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7416098B2 (en) | 2003-01-28 | 2008-08-26 | Yakima Products, Inc. | Car top carrier |
US7980436B2 (en) | 2005-07-01 | 2011-07-19 | Yakima Products, Inc. | Cargo box gear mounting assembly |
US8096455B2 (en) * | 2003-10-09 | 2012-01-17 | Thule Sweden Ab | Single force strut for dual sided cargo box |
US8905278B2 (en) | 2010-10-05 | 2014-12-09 | Yakima Products, Inc. | Car top carrier |
US9290131B2 (en) | 2012-07-30 | 2016-03-22 | Yakima Products, Inc. | Carrier for a vehicle |
US11325539B2 (en) | 2019-03-08 | 2022-05-10 | Yakima Products, Inc. | Fishing gear carrier box |
US11351928B2 (en) | 2019-06-03 | 2022-06-07 | Yakima Products, Inc. | Torque limiting clamp actuator |
-
1998
- 1998-04-06 JP JP10108423A patent/JPH11291832A/ja active Pending
Cited By (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8757457B2 (en) | 2003-01-28 | 2014-06-24 | Yakima Innovation Development Corporation | Car top carrier |
US7416098B2 (en) | 2003-01-28 | 2008-08-26 | Yakima Products, Inc. | Car top carrier |
US8074851B2 (en) | 2003-01-28 | 2011-12-13 | Yakima Products, Inc. | Car top carrier |
US8875962B2 (en) | 2003-10-09 | 2014-11-04 | Thule Sweden Ab | Single force strut for dual sided cargo box |
US8672198B2 (en) | 2003-10-09 | 2014-03-18 | Thule Sweden Ab | Single force strut for dual sided cargo box |
US8096455B2 (en) * | 2003-10-09 | 2012-01-17 | Thule Sweden Ab | Single force strut for dual sided cargo box |
US9120428B2 (en) | 2003-10-09 | 2015-09-01 | Thule Sweden Ab | Single force strut for dual sided cargo box |
US9387811B2 (en) | 2003-10-09 | 2016-07-12 | Thule Sweden Ab | Spring-biased strut for dual sided cargo box |
US9682660B2 (en) | 2003-10-09 | 2017-06-20 | Thule Sweden Ab | Spring-biased strut for a cargo box |
US7980436B2 (en) | 2005-07-01 | 2011-07-19 | Yakima Products, Inc. | Cargo box gear mounting assembly |
US8905278B2 (en) | 2010-10-05 | 2014-12-09 | Yakima Products, Inc. | Car top carrier |
US9290131B2 (en) | 2012-07-30 | 2016-03-22 | Yakima Products, Inc. | Carrier for a vehicle |
US11325539B2 (en) | 2019-03-08 | 2022-05-10 | Yakima Products, Inc. | Fishing gear carrier box |
US11351928B2 (en) | 2019-06-03 | 2022-06-07 | Yakima Products, Inc. | Torque limiting clamp actuator |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050323 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080104 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080108 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080729 |