JPH11290947A - 丸パイプまたは丸棒の矯正方法 - Google Patents
丸パイプまたは丸棒の矯正方法Info
- Publication number
- JPH11290947A JPH11290947A JP10451398A JP10451398A JPH11290947A JP H11290947 A JPH11290947 A JP H11290947A JP 10451398 A JP10451398 A JP 10451398A JP 10451398 A JP10451398 A JP 10451398A JP H11290947 A JPH11290947 A JP H11290947A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- round pipe
- round
- roll
- rolls
- roll pairs
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Wire Processing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 丸パイプまたは丸棒の矯正を、真円度向上の
ための最良条件で行うことを容易にする。 【解決手段】 平面から見て軸線が交差するように配さ
れた上下1対の鼓形ロール1A、1Bからなるロール対2A、
2b、2Cを前後方向に間隔をおいて複数配置しておく。隣
り合うロール対2A、2b、2Cどうしの間隔を、矯正すべき
丸パイプPの外径に対応させた最適値に設定しておく。
各ロール対2A、2b、2Cの上下両ロール1A、1Bのうち少な
くともいずれか一方を回転させた状態で丸パイプPを後
側から全ロール対2A、2b、2Cの上下両ロール1A、1B間に
導入することにより、丸パイプPを軸線の回りに回転さ
せつつ前方に送る。全ロール対2A、2b、2Cの上下両ロー
ル1A、1Bにより丸パイプPの外周面のひずみが取って真
円度を向上させる。
ための最良条件で行うことを容易にする。 【解決手段】 平面から見て軸線が交差するように配さ
れた上下1対の鼓形ロール1A、1Bからなるロール対2A、
2b、2Cを前後方向に間隔をおいて複数配置しておく。隣
り合うロール対2A、2b、2Cどうしの間隔を、矯正すべき
丸パイプPの外径に対応させた最適値に設定しておく。
各ロール対2A、2b、2Cの上下両ロール1A、1Bのうち少な
くともいずれか一方を回転させた状態で丸パイプPを後
側から全ロール対2A、2b、2Cの上下両ロール1A、1B間に
導入することにより、丸パイプPを軸線の回りに回転さ
せつつ前方に送る。全ロール対2A、2b、2Cの上下両ロー
ル1A、1Bにより丸パイプPの外周面のひずみが取って真
円度を向上させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、丸パイプまたは
丸棒の外周面のひずみを取って外形の真円度を向上させ
る矯正方法に関する。
丸棒の外周面のひずみを取って外形の真円度を向上させ
る矯正方法に関する。
【0002】この明細書において、前後は丸パイプまた
は丸棒に進行方向を基準とし、進行方向前方(図1、図
2および図4の左側)を前、これと反対側を後というも
のとし、図1および図5の下側を左、これと反対側を右
というものとする。
は丸棒に進行方向を基準とし、進行方向前方(図1、図
2および図4の左側)を前、これと反対側を後というも
のとし、図1および図5の下側を左、これと反対側を右
というものとする。
【0003】
【従来の技術】この種矯正方法として、図1および図2
に示すように、平面から見て軸線が交差するように配さ
れた上下1対の鼓形ロール(1A)(1B)からなるロール対(2
A)(2B)(2C)を前後方向に間隔をおいて複数、たとえば3
対配置しておき、各ロール対(2A)(2B)(2C)の上下両ロー
ル(1A)(1B)を回転させた状態で丸パイプ(P) または丸棒
を後側から全ロール対(2A)(2B)(2C)の上下両ロール(1A)
(1B)間に導入することにより、丸パイプ(P) または丸棒
を軸線の回りに回転させつつ前方に送り、全ロール対(2
A)(2B)(2C)の上下両ロール(1A)(1B)により丸パイプ(P)
または丸棒の外周面のひずみが取る方法が知られてい
る。上記において、各ロール対(2A)(2B)(2C)の上側のロ
ール(1A)はその前端が前斜め左方を向くように丸パイプ
(P) または丸棒の進行方向に対して左方に角度θ傾斜
し、下側のロール(1B)はその前端が前斜め右方を向くよ
うに丸パイプ(P) または丸棒の進行方向に対して右方に
上ロール(1A)と等しい角度θ傾斜しており、両ロール(1
A)(1B)は平面から見てその長さの中央部で交差してい
る。
に示すように、平面から見て軸線が交差するように配さ
れた上下1対の鼓形ロール(1A)(1B)からなるロール対(2
A)(2B)(2C)を前後方向に間隔をおいて複数、たとえば3
対配置しておき、各ロール対(2A)(2B)(2C)の上下両ロー
ル(1A)(1B)を回転させた状態で丸パイプ(P) または丸棒
を後側から全ロール対(2A)(2B)(2C)の上下両ロール(1A)
(1B)間に導入することにより、丸パイプ(P) または丸棒
を軸線の回りに回転させつつ前方に送り、全ロール対(2
A)(2B)(2C)の上下両ロール(1A)(1B)により丸パイプ(P)
または丸棒の外周面のひずみが取る方法が知られてい
る。上記において、各ロール対(2A)(2B)(2C)の上側のロ
ール(1A)はその前端が前斜め左方を向くように丸パイプ
(P) または丸棒の進行方向に対して左方に角度θ傾斜
し、下側のロール(1B)はその前端が前斜め右方を向くよ
うに丸パイプ(P) または丸棒の進行方向に対して右方に
上ロール(1A)と等しい角度θ傾斜しており、両ロール(1
A)(1B)は平面から見てその長さの中央部で交差してい
る。
【0004】そして、従来は、上記傾斜角度θを矯正す
べき丸パイプ(P) または丸棒の外径に対応させた最適値
に設定しておいて、丸パイプ(P) または丸棒を後側から
全ロール対(2A)(2B)(2C)の上下両ロール(1A)(1B)間に導
入している。
べき丸パイプ(P) または丸棒の外径に対応させた最適値
に設定しておいて、丸パイプ(P) または丸棒を後側から
全ロール対(2A)(2B)(2C)の上下両ロール(1A)(1B)間に導
入している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、本発明
者等が種々実験を行った結果、従来の矯正方法では、次
のような問題があることが判明した。すなわち、3対の
ロール対(2A)(2B)(2C)を用いて丸パイプ(P) の矯正を行
う場合、真円度向上のための最良条件は、図3に示すよ
うに、丸パイプ(P) の外周面における周方向に互いに6
0度の間隔をおいた3つの直径(D1)(D2)(D3)上に位置す
る部分をA、A、B、B、C、Cとすると、1番目のロ
ール対(2A)の上下両ロール(1A)(1B)は部分A、Aに当た
り、丸パイプ(P) は2番目のロール対(2B)に進むまでに
軸線の回りに所定角度回転し、このロール対(2B)の上下
両ロール(1A)(1B)は部分B、Bおよび部分C、Cのうち
いずれか一方に当たり、丸パイプ(P) は3番目のロール
対(2C)に進むまでに軸線の回りに所定角度回転し、この
ロール対(2C)の上下両ロール(1A)(1B)は部分B、Bおよ
び部分C、Cのうち他方に当たることである。この場
合、3つのロール対(2A)(2B)(2C)の上下両ロール(1A)(1
B)が、丸パイプ(P) の外周面における周方向に等角度間
隔をおいた3つの直径上に位置する部分に当たるので、
丸パイプ(P) の外周面のひずみが均等に取られ、真円度
が向上する。
者等が種々実験を行った結果、従来の矯正方法では、次
のような問題があることが判明した。すなわち、3対の
ロール対(2A)(2B)(2C)を用いて丸パイプ(P) の矯正を行
う場合、真円度向上のための最良条件は、図3に示すよ
うに、丸パイプ(P) の外周面における周方向に互いに6
0度の間隔をおいた3つの直径(D1)(D2)(D3)上に位置す
る部分をA、A、B、B、C、Cとすると、1番目のロ
ール対(2A)の上下両ロール(1A)(1B)は部分A、Aに当た
り、丸パイプ(P) は2番目のロール対(2B)に進むまでに
軸線の回りに所定角度回転し、このロール対(2B)の上下
両ロール(1A)(1B)は部分B、Bおよび部分C、Cのうち
いずれか一方に当たり、丸パイプ(P) は3番目のロール
対(2C)に進むまでに軸線の回りに所定角度回転し、この
ロール対(2C)の上下両ロール(1A)(1B)は部分B、Bおよ
び部分C、Cのうち他方に当たることである。この場
合、3つのロール対(2A)(2B)(2C)の上下両ロール(1A)(1
B)が、丸パイプ(P) の外周面における周方向に等角度間
隔をおいた3つの直径上に位置する部分に当たるので、
丸パイプ(P) の外周面のひずみが均等に取られ、真円度
が向上する。
【0006】一方、3対のロール対(2A)(2B)(2C)を用い
て丸パイプ(P) の矯正を行う場合の真円度向上のための
最悪条件は、1番目のロール対(2A)の上下両ロール(1A)
(1B)が部分A、Aに当たり、2番目および3番目のロー
ル対(2B)(2C)の上下両ロール(1A)(1B)も部分A、Aに当
たることである。この場合、3つのロール対(2A)(2B)(2
C)の上下両ロール(1A)(1B)が、丸パイプ(P) の外周面の
同一部分に当たるので、丸パイプ(P) は偏平状に潰れ、
真円度の向上は望めない。
て丸パイプ(P) の矯正を行う場合の真円度向上のための
最悪条件は、1番目のロール対(2A)の上下両ロール(1A)
(1B)が部分A、Aに当たり、2番目および3番目のロー
ル対(2B)(2C)の上下両ロール(1A)(1B)も部分A、Aに当
たることである。この場合、3つのロール対(2A)(2B)(2
C)の上下両ロール(1A)(1B)が、丸パイプ(P) の外周面の
同一部分に当たるので、丸パイプ(P) は偏平状に潰れ、
真円度の向上は望めない。
【0007】そして、外径30mmの丸パイプ(P) の場
合、隣り合うロール対(2A)(2B)(2C)の上下両ロール(1A)
(1B)の長さの中心間の距離であるピッチPを350mm
に設定しておくと、上記最良条件となる場合の上記傾斜
角度θは25.36度となり、上記最悪条件となる場合
の上記傾斜角度θは24.9度となることが判明した。
したがって、丸パイプ(P) のひずみを取って真円度を向
上させる上での最良条件の場合と、最悪条件の場合との
上記傾斜角度θの差はわずか0.46度にすぎず、その
結果各ロール対(2A)(2B)(2C)の上下両ロール(1A)(1B)の
上記傾斜角度θを真円度向上のための最良条件に対応し
た最適値にする調整作業が極めて困難であるという問題
がある。
合、隣り合うロール対(2A)(2B)(2C)の上下両ロール(1A)
(1B)の長さの中心間の距離であるピッチPを350mm
に設定しておくと、上記最良条件となる場合の上記傾斜
角度θは25.36度となり、上記最悪条件となる場合
の上記傾斜角度θは24.9度となることが判明した。
したがって、丸パイプ(P) のひずみを取って真円度を向
上させる上での最良条件の場合と、最悪条件の場合との
上記傾斜角度θの差はわずか0.46度にすぎず、その
結果各ロール対(2A)(2B)(2C)の上下両ロール(1A)(1B)の
上記傾斜角度θを真円度向上のための最良条件に対応し
た最適値にする調整作業が極めて困難であるという問題
がある。
【0008】この発明の目的は、上記問題を解決し、丸
パイプまたは丸棒の矯正を、真円度向上のための最良条
件で行うことが容易である丸パイプまたは丸棒の矯正方
法を提供することにある。
パイプまたは丸棒の矯正を、真円度向上のための最良条
件で行うことが容易である丸パイプまたは丸棒の矯正方
法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段と発明の効果】この発明に
よる丸パイプまたは丸棒の矯正方法は、平面から見て軸
線が交差するように配された上下1対の鼓形ロールから
なるロール対を前後方向に間隔をおいて複数配置してお
き、各ロール対の上下両ロールのうち少なくともいずれ
か一方を回転させた状態で丸パイプまたは丸棒を後側か
ら全ロール対の上下両ロール間に導入することにより、
丸パイプまたは丸棒を軸線の回りに回転させつつ前方に
送り、全ロール対の上下両ロールにより丸パイプまたは
丸棒の外周面のひずみが取って真円度を向上させる矯正
方法において、隣り合うロール対どうしの間隔を、矯正
すべき丸パイプまたは丸棒の外径に対応させた最適値に
設定しておくことを特徴とするものである。
よる丸パイプまたは丸棒の矯正方法は、平面から見て軸
線が交差するように配された上下1対の鼓形ロールから
なるロール対を前後方向に間隔をおいて複数配置してお
き、各ロール対の上下両ロールのうち少なくともいずれ
か一方を回転させた状態で丸パイプまたは丸棒を後側か
ら全ロール対の上下両ロール間に導入することにより、
丸パイプまたは丸棒を軸線の回りに回転させつつ前方に
送り、全ロール対の上下両ロールにより丸パイプまたは
丸棒の外周面のひずみが取って真円度を向上させる矯正
方法において、隣り合うロール対どうしの間隔を、矯正
すべき丸パイプまたは丸棒の外径に対応させた最適値に
設定しておくことを特徴とするものである。
【0010】上記において、隣り合うロール対どうしの
間隔の矯正すべき丸パイプまたは丸棒の外径に対応させ
た最適値は、予め実験的に求めておく。
間隔の矯正すべき丸パイプまたは丸棒の外径に対応させ
た最適値は、予め実験的に求めておく。
【0011】この発明の矯正方法によれば、隣り合うロ
ール対どうしの間隔を、矯正すべき丸パイプまたは丸棒
の外径に対応させた最適値に設定しているので、丸パイ
プまたは丸棒の矯正を真円度向上のための最良条件で行
うことが容易になり、丸パイプまたは丸棒の真円度を簡
単に向上させることができる。その理由は、次の通りで
ある。すなわち、たとえば外径30mmの丸パイプのひ
ずみ取りを行う場合、真円度を向上させる上での上述し
たような最良条件にするには、各ロール対の上下両ロー
ルの上記傾斜角度θを26度に設定したとすれば、隣り
合うロール対の上下両ロールの長さの中心間の距離であ
る上記ピッチPを360.09mmにすればよいことが
判明した。一方、ひずみを取る上での上述した最悪条件
にするには、各ロール対の上下両ロールの上記傾斜角度
θを26度に設定したとすれば、上記ピッチPは36
7.75mmとすればよいことが判明した。すると、最
良条件の場合と最悪条件の場合との上記ピッチPの差は
7.66mmと比較的大きいものになる。したがって、
上記ピッチPを真円度向上のための最良条件に対応した
最適値に調整する作業が、従来のように上下両ロールの
傾斜角度θを調整する作業に比べて容易になるからであ
る。
ール対どうしの間隔を、矯正すべき丸パイプまたは丸棒
の外径に対応させた最適値に設定しているので、丸パイ
プまたは丸棒の矯正を真円度向上のための最良条件で行
うことが容易になり、丸パイプまたは丸棒の真円度を簡
単に向上させることができる。その理由は、次の通りで
ある。すなわち、たとえば外径30mmの丸パイプのひ
ずみ取りを行う場合、真円度を向上させる上での上述し
たような最良条件にするには、各ロール対の上下両ロー
ルの上記傾斜角度θを26度に設定したとすれば、隣り
合うロール対の上下両ロールの長さの中心間の距離であ
る上記ピッチPを360.09mmにすればよいことが
判明した。一方、ひずみを取る上での上述した最悪条件
にするには、各ロール対の上下両ロールの上記傾斜角度
θを26度に設定したとすれば、上記ピッチPは36
7.75mmとすればよいことが判明した。すると、最
良条件の場合と最悪条件の場合との上記ピッチPの差は
7.66mmと比較的大きいものになる。したがって、
上記ピッチPを真円度向上のための最良条件に対応した
最適値に調整する作業が、従来のように上下両ロールの
傾斜角度θを調整する作業に比べて容易になるからであ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を、
図面を参照して説明する。
図面を参照して説明する。
【0013】図4〜図6はこの発明に矯正方法の実施に
用いられる矯正装置の全体構成を示す。
用いられる矯正装置の全体構成を示す。
【0014】図4〜図6において、丸パイプ(P) または
丸棒の矯正装置は、前後方向に並んで配置された複数、
たとえば3つのユニット(10)(11)(12)により構成されて
いる。最も後方のユニット(10)はベース(13)に固定され
(以下、このユニット(10)を固定ユニットという)、こ
れよりも前方の2つのユニット(11)(12)はベース(13)上
に敷設された前後方向に伸びる左右1対のレール(14)に
沿って前後方向に移動するようになっている(以下、こ
れら2つのユニット(11)(12)を移動ユニットという)。
丸棒の矯正装置は、前後方向に並んで配置された複数、
たとえば3つのユニット(10)(11)(12)により構成されて
いる。最も後方のユニット(10)はベース(13)に固定され
(以下、このユニット(10)を固定ユニットという)、こ
れよりも前方の2つのユニット(11)(12)はベース(13)上
に敷設された前後方向に伸びる左右1対のレール(14)に
沿って前後方向に移動するようになっている(以下、こ
れら2つのユニット(11)(12)を移動ユニットという)。
【0015】各ユニット(10)(11)(12)は、平面から見て
軸線が交差するように配された上下1対の鼓形ロール(1
A)(1B)からなるロール対(2A)(2B)(2C)を有しており、し
たがって矯正装置は前後方向に間隔をおいて配置された
3つのロール対(2A)(2B)(2C)を備えている。各ロール対
(2A)(2B)(2C)の上下両ロール(1A)(1B)の中心線は互いに
平行な2つの水平面上に位置しており、上ロール(1A)(1
B)は丸パイプ(P) または丸棒の進行方向に対してその前
端が斜め左方を向くように所定角度傾斜し、下ロール(1
A)(1B)は丸パイプ(P) または丸棒の進行方向に対してそ
の前端が斜め左方を向くように所定角度傾斜している。
上下両ロール(1A)(1B)の丸パイプ(P) または丸棒の進行
方向に対する傾斜角度は等しくなっている。
軸線が交差するように配された上下1対の鼓形ロール(1
A)(1B)からなるロール対(2A)(2B)(2C)を有しており、し
たがって矯正装置は前後方向に間隔をおいて配置された
3つのロール対(2A)(2B)(2C)を備えている。各ロール対
(2A)(2B)(2C)の上下両ロール(1A)(1B)の中心線は互いに
平行な2つの水平面上に位置しており、上ロール(1A)(1
B)は丸パイプ(P) または丸棒の進行方向に対してその前
端が斜め左方を向くように所定角度傾斜し、下ロール(1
A)(1B)は丸パイプ(P) または丸棒の進行方向に対してそ
の前端が斜め左方を向くように所定角度傾斜している。
上下両ロール(1A)(1B)の丸パイプ(P) または丸棒の進行
方向に対する傾斜角度は等しくなっている。
【0016】各ユニット(10)(11)(12)は、左右方向に長
い方形状でかつ水平状である上下両板状体(15)(16)を備
えている。下板状体(16)上の左側縁部および左右の中央
部よりも右側部分にそれぞれ前後2本、合計4本の支柱
(17)が立設され、これらの支柱(17)の上端部に上板状体
(15)が固定されている。
い方形状でかつ水平状である上下両板状体(15)(16)を備
えている。下板状体(16)上の左側縁部および左右の中央
部よりも右側部分にそれぞれ前後2本、合計4本の支柱
(17)が立設され、これらの支柱(17)の上端部に上板状体
(15)が固定されている。
【0017】各ユニット(10)(11)(12)の上ロール(1A)
は、上板状体(15)に下方突出状に設けられた円筒状体(1
8)に、円筒状体(18)に対して上ロール(1A)(1B)の長さの
中心を通る鉛直線の回りに回転自在となるように取付け
られた円筒状吊持部材(19)に吊持されている。吊持部材
(19)の下端には水平円板(20)が固定され、水平円板(20)
の下面に1対のブラケット(21)が垂下状に固定され、両
ブラケット(21)に上ロール(1A)(1B)の両端の回転軸(1a)
が回転自在に支持されている。そして、図示しないモー
タにより伸縮自在継手を介して回転軸(1a)が回転させら
れ、これにより上ロール(1A)が回転させられるようにな
っている。吊持部材(19)はモータ(22)により図示しない
公知の機構を介して回転させられるとともに、他のモー
タ(23)により図示しない公知の機構を介して上下動させ
られるようになっている。
は、上板状体(15)に下方突出状に設けられた円筒状体(1
8)に、円筒状体(18)に対して上ロール(1A)(1B)の長さの
中心を通る鉛直線の回りに回転自在となるように取付け
られた円筒状吊持部材(19)に吊持されている。吊持部材
(19)の下端には水平円板(20)が固定され、水平円板(20)
の下面に1対のブラケット(21)が垂下状に固定され、両
ブラケット(21)に上ロール(1A)(1B)の両端の回転軸(1a)
が回転自在に支持されている。そして、図示しないモー
タにより伸縮自在継手を介して回転軸(1a)が回転させら
れ、これにより上ロール(1A)が回転させられるようにな
っている。吊持部材(19)はモータ(22)により図示しない
公知の機構を介して回転させられるとともに、他のモー
タ(23)により図示しない公知の機構を介して上下動させ
られるようになっている。
【0018】各ユニット(10)(11)(12)の下ロール(1B)
は、下板状体(16)に上方突出状に設けられた円筒状体(2
4)に、円筒状体(24)に対して下ロール(1B)の長さの中心
を通る鉛直線の回りに回転自在となるように取付けられ
た円筒状支持部材(25)に支持されている。支持部材(25)
の上端には水平円板(26)が固定され、水平円板(26)の上
面に1対のブラケット(27)が立上がり状に固定され、両
ブラケット(27)に下ロール(1B)の両端の回転軸(1a)が回
転自在に支持されている。そして、図示しないモータに
より伸縮自在継手を介して回転軸(1a)が回転させられ、
これにより下ロール(1B)が回転させられるようになって
いる。支持部材(25)はモータ(28)により図示しない公知
の機構を介して回転させられるようになっている。
は、下板状体(16)に上方突出状に設けられた円筒状体(2
4)に、円筒状体(24)に対して下ロール(1B)の長さの中心
を通る鉛直線の回りに回転自在となるように取付けられ
た円筒状支持部材(25)に支持されている。支持部材(25)
の上端には水平円板(26)が固定され、水平円板(26)の上
面に1対のブラケット(27)が立上がり状に固定され、両
ブラケット(27)に下ロール(1B)の両端の回転軸(1a)が回
転自在に支持されている。そして、図示しないモータに
より伸縮自在継手を介して回転軸(1a)が回転させられ、
これにより下ロール(1B)が回転させられるようになって
いる。支持部材(25)はモータ(28)により図示しない公知
の機構を介して回転させられるようになっている。
【0019】丸パイプ(P) または丸棒の矯正装置は、隣
り合うユニット(10)(11)(12)どうしの前後の間隔を変更
する手段を備えている。この間隔変更手段は、固定ユニ
ット(10)および後側移動ユニット(11)の下板状体(16)に
おける右側縁部上の前端部に前向きに取付けられたモー
タ(29)と、各モータ(29)のモータ軸(図示略)の回転を
後側移動ユニット(11)および前側移動ユニット(12)の前
後方向の直線運動に変換する移動ねじ(30)とを備えてい
る。移動ねじ(30)は、各モータ軸に接続された前後方向
に伸びるねじ軸(31)と、後側移動ユニット(11)および前
側移動ユニット(12)の下板状体(16)における右側縁部上
の後端部に固定され、かつ固定ユニット(10)および後側
移動ユニット(11)のねじ軸(31)の周囲にねじ嵌められた
すべりナット(32)とからなる。また、移動ねじ(30)は、
各モータ軸に接続された前後方向に伸びるボールねじ軸
と、後側移動ユニット(11)および前側移動ユニット(12)
の下板状体(16)における右側縁部上の後端部に固定さ
れ、かつ固定ユニット(10)および後側移動ユニット(11)
のボールねじ軸の周囲に複数のボールを介してねじ嵌め
られたボールナットとにより構成されていてもよい。
り合うユニット(10)(11)(12)どうしの前後の間隔を変更
する手段を備えている。この間隔変更手段は、固定ユニ
ット(10)および後側移動ユニット(11)の下板状体(16)に
おける右側縁部上の前端部に前向きに取付けられたモー
タ(29)と、各モータ(29)のモータ軸(図示略)の回転を
後側移動ユニット(11)および前側移動ユニット(12)の前
後方向の直線運動に変換する移動ねじ(30)とを備えてい
る。移動ねじ(30)は、各モータ軸に接続された前後方向
に伸びるねじ軸(31)と、後側移動ユニット(11)および前
側移動ユニット(12)の下板状体(16)における右側縁部上
の後端部に固定され、かつ固定ユニット(10)および後側
移動ユニット(11)のねじ軸(31)の周囲にねじ嵌められた
すべりナット(32)とからなる。また、移動ねじ(30)は、
各モータ軸に接続された前後方向に伸びるボールねじ軸
と、後側移動ユニット(11)および前側移動ユニット(12)
の下板状体(16)における右側縁部上の後端部に固定さ
れ、かつ固定ユニット(10)および後側移動ユニット(11)
のボールねじ軸の周囲に複数のボールを介してねじ嵌め
られたボールナットとにより構成されていてもよい。
【0020】以下、上記矯正装置を用いた丸パイプ(P)
の矯正方法について説明する。
の矯正方法について説明する。
【0021】まず、モータ(23)により各ユニット(10)(1
1)(12)の吊持部材(19)を上下動させ、各ロール対(2A)(2
B)(2C)の上下両ロール(1A)(1B)間の間隔を丸パイプ(P)
の外径に対応した間隔とする。また、モータ(22)により
吊持部材(19)を回転させ、各ロール対(2A)(2B)(2C)の上
下両ロール(1A)(1B)の丸パイプ(P) の進行方向に対する
傾斜角度θを予め実験的に求めておいた丸パイプ(P) の
外径に対応した角度とする。ついで、モータ(29)により
ねじ軸(31)を回転させ、各ユニット(10)(11)(12)間の間
隔を調整し、これにより隣り合うロール対(2A)(2B)(2C)
どうしの間隔を、矯正すべき丸パイプ(P) の真円度向上
のための最良条件に対応した最適値に調整する。この状
態で、各ロール対(2A)(2B)(2C)の上下両ロール(1A)(1B)
を回転させつつ丸パイプ(P) を後側から全ロール対(2A)
(2B)(2C)の上下両ロール(1A)(1B)間に導入することによ
り、丸パイプ(P) を軸線の回りに回転させつつ前方に送
り、全ロール対(2A)(2B)(2C)の上下両ロール(1A)(1B)に
より丸パイプ(P) の外周面のひずみが取って真円度を向
上させる。こうして、丸パイプ(P) の矯正が行われる。
1)(12)の吊持部材(19)を上下動させ、各ロール対(2A)(2
B)(2C)の上下両ロール(1A)(1B)間の間隔を丸パイプ(P)
の外径に対応した間隔とする。また、モータ(22)により
吊持部材(19)を回転させ、各ロール対(2A)(2B)(2C)の上
下両ロール(1A)(1B)の丸パイプ(P) の進行方向に対する
傾斜角度θを予め実験的に求めておいた丸パイプ(P) の
外径に対応した角度とする。ついで、モータ(29)により
ねじ軸(31)を回転させ、各ユニット(10)(11)(12)間の間
隔を調整し、これにより隣り合うロール対(2A)(2B)(2C)
どうしの間隔を、矯正すべき丸パイプ(P) の真円度向上
のための最良条件に対応した最適値に調整する。この状
態で、各ロール対(2A)(2B)(2C)の上下両ロール(1A)(1B)
を回転させつつ丸パイプ(P) を後側から全ロール対(2A)
(2B)(2C)の上下両ロール(1A)(1B)間に導入することによ
り、丸パイプ(P) を軸線の回りに回転させつつ前方に送
り、全ロール対(2A)(2B)(2C)の上下両ロール(1A)(1B)に
より丸パイプ(P) の外周面のひずみが取って真円度を向
上させる。こうして、丸パイプ(P) の矯正が行われる。
【0022】次に、外径30mmの丸パイプ(P) の矯正
を行う方法について、さらに具体的に説明する。
を行う方法について、さらに具体的に説明する。
【0023】まず、各ロール対(2A)(2B)(2C)の上下両ロ
ール(1A)(1B)の丸パイプ(P) 外周面に当たる部分間の間
隔を30mmとする。また、各ロール対(2A)(2B)(2C)の
上下両ロール(1A)(1B)の丸パイプ(P) の進行方向に対す
る傾斜角度θを26度にする。さらに、各ユニット(10)
(11)(12)間の間隔を調整し、これにより隣り合うロール
対(2A)(2B)(2C)どうしの間隔、すなわち隣り合うロール
対(2A)(2B)(2C)の上下両ロール(1A)(1B)の長さの中心間
の距離であるピッチPを360.09mmに調整する。
この状態で、各ロール対(2A)(2B)(2C)の上下両ロール(1
A)(1B)を回転させつつ丸パイプ(P) を後側から全ロール
対(2A)(2B)(2C)の上下両ロール(1A)(1B)間に導入するこ
とにより、丸パイプ(P) を軸線の回りに回転させつつ前
方に送る。すると、図3に示すように、固定ユニット(1
0)のロール対(2A)の上下両ロール(1A)(1B)が丸パイプ
(P) の外周面のA、Aの部分に当たり、丸パイプ(P) は
後側移動ユニット(11)のロール対(2B)に進むまでに軸線
の回りに60度回転し、このロール対(2B)の上下両ロー
ル(1A)(1B)が丸パイプ(P) の外周面のB、Bの部分に当
たり、さらに丸パイプ(P) は前側移動ユニット(12)のロ
ール対(2C)に進むまでに軸線の回りに60度回転し、こ
のロール対(2C)の上下両ロール(1A)(1B)が丸パイプ(P)
の外周面のC、Cの部分に当たる。こうして、3つのロ
ール対(2A)(2B)(2C)の上下両ロール(1A)(1B)が、丸パイ
プ(P) の外周面における周方向に等角度間隔をおいた3
箇所に当たるので、丸パイプ(P) の外周面のひずみが均
等に取られて真円度が向上させられる。
ール(1A)(1B)の丸パイプ(P) 外周面に当たる部分間の間
隔を30mmとする。また、各ロール対(2A)(2B)(2C)の
上下両ロール(1A)(1B)の丸パイプ(P) の進行方向に対す
る傾斜角度θを26度にする。さらに、各ユニット(10)
(11)(12)間の間隔を調整し、これにより隣り合うロール
対(2A)(2B)(2C)どうしの間隔、すなわち隣り合うロール
対(2A)(2B)(2C)の上下両ロール(1A)(1B)の長さの中心間
の距離であるピッチPを360.09mmに調整する。
この状態で、各ロール対(2A)(2B)(2C)の上下両ロール(1
A)(1B)を回転させつつ丸パイプ(P) を後側から全ロール
対(2A)(2B)(2C)の上下両ロール(1A)(1B)間に導入するこ
とにより、丸パイプ(P) を軸線の回りに回転させつつ前
方に送る。すると、図3に示すように、固定ユニット(1
0)のロール対(2A)の上下両ロール(1A)(1B)が丸パイプ
(P) の外周面のA、Aの部分に当たり、丸パイプ(P) は
後側移動ユニット(11)のロール対(2B)に進むまでに軸線
の回りに60度回転し、このロール対(2B)の上下両ロー
ル(1A)(1B)が丸パイプ(P) の外周面のB、Bの部分に当
たり、さらに丸パイプ(P) は前側移動ユニット(12)のロ
ール対(2C)に進むまでに軸線の回りに60度回転し、こ
のロール対(2C)の上下両ロール(1A)(1B)が丸パイプ(P)
の外周面のC、Cの部分に当たる。こうして、3つのロ
ール対(2A)(2B)(2C)の上下両ロール(1A)(1B)が、丸パイ
プ(P) の外周面における周方向に等角度間隔をおいた3
箇所に当たるので、丸パイプ(P) の外周面のひずみが均
等に取られて真円度が向上させられる。
【図1】丸パイプまたは丸棒の矯正方法を示す平面図で
ある。
ある。
【図2】同じく側面図である。
【図3】丸パイプの矯正を行うにあたっての条件を示す
丸パイプの横断面図である。
丸パイプの横断面図である。
【図4】この発明の矯正方法を実施するのに用いられる
矯正装置の一部切欠き側面図である。
矯正装置の一部切欠き側面図である。
【図5】図4のV−V線断面図である。
【図6】図5のVI−VI線断面図である。
(1A)(1B):鼓形ロール (2A)(2B)(2C):ロール対 (P):丸パイプ
Claims (1)
- 【請求項1】 平面から見て軸線が交差するように配さ
れた上下1対の鼓形ロールからなるロール対を前後方向
に間隔をおいて複数配置しておき、各ロール対の上下両
ロールのうち少なくともいずれか一方を回転させた状態
で丸パイプまたは丸棒を後側から全ロール対の上下両ロ
ール間に導入することにより、丸パイプまたは丸棒を軸
線の回りに回転させつつ前方に送り、全ロール対の上下
両ロールにより丸パイプまたは丸棒の外周面のひずみが
取って真円度を向上させる矯正方法において、隣り合う
ロール対どうしの間隔を、矯正すべき丸パイプまたは丸
棒の外径に対応させた最適値に設定しておくことを特徴
とする丸パイプまたは丸棒の矯正方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10451398A JPH11290947A (ja) | 1998-04-15 | 1998-04-15 | 丸パイプまたは丸棒の矯正方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10451398A JPH11290947A (ja) | 1998-04-15 | 1998-04-15 | 丸パイプまたは丸棒の矯正方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11290947A true JPH11290947A (ja) | 1999-10-26 |
Family
ID=14382585
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10451398A Pending JPH11290947A (ja) | 1998-04-15 | 1998-04-15 | 丸パイプまたは丸棒の矯正方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11290947A (ja) |
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100393895B1 (ko) * | 2002-09-03 | 2003-08-06 | 유병섭 | 선재용 롤링 경화장치 |
KR100394398B1 (ko) * | 2000-08-03 | 2003-08-09 | 조청조 | 조관 교정기용 교정롤장치 |
JP2007015008A (ja) * | 2005-07-11 | 2007-01-25 | Jfe Steel Kk | ラインパイプ向け低yr電縫鋼管の製造方法 |
CN100371469C (zh) * | 2005-12-16 | 2008-02-27 | 俞学文 | 细长紧固件连续热处理机及连续热处理法 |
JP2009262178A (ja) * | 2008-04-23 | 2009-11-12 | Cvtec:Kk | 形状矯正装置および形状矯正方法 |
JP2009262177A (ja) * | 2008-04-23 | 2009-11-12 | Cvtec:Kk | 形状矯正装置および形状矯正方法 |
JP2009285709A (ja) * | 2008-05-30 | 2009-12-10 | Jfe Steel Corp | 耐座屈性能に優れる電縫管の製造装置 |
CN103894454A (zh) * | 2014-04-15 | 2014-07-02 | 燕山大学 | 超细管材矫直机 |
CN105081015A (zh) * | 2015-09-15 | 2015-11-25 | 天津正安无缝钢管有限公司 | 一种钢管矫正装置 |
JP2017504484A (ja) * | 2014-01-29 | 2017-02-09 | サンドヴィック マテリアルズ テクノロジー ドイチュラント ゲーエムベーハー | 長尺ストリング部材製造用ロール矯正機および方法 |
CN106623505A (zh) * | 2016-09-23 | 2017-05-10 | 重庆市汇畅钢管制造有限公司 | 钢管校直装置 |
CN111014349A (zh) * | 2019-12-17 | 2020-04-17 | 嘉兴卓尔精密机械有限公司 | 一种方管矫正装置 |
CN111804764A (zh) * | 2020-07-29 | 2020-10-23 | 太原科技大学 | 一种高精度大口径厚壁管材强力矫直机组 |
-
1998
- 1998-04-15 JP JP10451398A patent/JPH11290947A/ja active Pending
Cited By (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100394398B1 (ko) * | 2000-08-03 | 2003-08-09 | 조청조 | 조관 교정기용 교정롤장치 |
KR100393895B1 (ko) * | 2002-09-03 | 2003-08-06 | 유병섭 | 선재용 롤링 경화장치 |
JP2007015008A (ja) * | 2005-07-11 | 2007-01-25 | Jfe Steel Kk | ラインパイプ向け低yr電縫鋼管の製造方法 |
CN100371469C (zh) * | 2005-12-16 | 2008-02-27 | 俞学文 | 细长紧固件连续热处理机及连续热处理法 |
JP2009262178A (ja) * | 2008-04-23 | 2009-11-12 | Cvtec:Kk | 形状矯正装置および形状矯正方法 |
JP2009262177A (ja) * | 2008-04-23 | 2009-11-12 | Cvtec:Kk | 形状矯正装置および形状矯正方法 |
JP2009285709A (ja) * | 2008-05-30 | 2009-12-10 | Jfe Steel Corp | 耐座屈性能に優れる電縫管の製造装置 |
JP2017504484A (ja) * | 2014-01-29 | 2017-02-09 | サンドヴィック マテリアルズ テクノロジー ドイチュラント ゲーエムベーハー | 長尺ストリング部材製造用ロール矯正機および方法 |
CN103894454A (zh) * | 2014-04-15 | 2014-07-02 | 燕山大学 | 超细管材矫直机 |
CN105081015A (zh) * | 2015-09-15 | 2015-11-25 | 天津正安无缝钢管有限公司 | 一种钢管矫正装置 |
CN106623505A (zh) * | 2016-09-23 | 2017-05-10 | 重庆市汇畅钢管制造有限公司 | 钢管校直装置 |
CN111014349A (zh) * | 2019-12-17 | 2020-04-17 | 嘉兴卓尔精密机械有限公司 | 一种方管矫正装置 |
CN111804764A (zh) * | 2020-07-29 | 2020-10-23 | 太原科技大学 | 一种高精度大口径厚壁管材强力矫直机组 |
CN111804764B (zh) * | 2020-07-29 | 2024-08-23 | 太原科技大学 | 一种高精度大口径厚壁管材强力矫直机组 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH11290947A (ja) | 丸パイプまたは丸棒の矯正方法 | |
AU632008B2 (en) | Correction roller support device of pipe conveyor | |
CN109230393B (zh) | 钢管旋转出料稳定装置 | |
CN1254668C (zh) | 车轮侧向振摆量测定方法 | |
CN111757662A (zh) | 一种电子元器件贴片加工用的夹持装置 | |
JP2010510072A (ja) | 耐曲げ異形加工(profiling)ヘッド及び当該ヘッドが備え付けられる異形加工機 | |
JP3785998B2 (ja) | 鋼管端部の矯正方法および矯正装置 | |
JP3615331B2 (ja) | 超音波探傷装置および加工装置 | |
JPS6076299A (ja) | 円筒殻用回転治具 | |
EP0550256B1 (en) | Inclined-rolling method and inclined-rolling apparatus | |
US4199166A (en) | Tandem wheel apparatus | |
JPS59229231A (ja) | 支持ロ−ル | |
CN212122016U (zh) | 一种椭圆形钢管端面坡口切割装置 | |
JPS6323853B2 (ja) | ||
SU1211014A2 (ru) | Люнет | |
JP2994159B2 (ja) | 鋼管の定形方法 | |
JPS59140102U (ja) | 管状部材を切断するための切断装置 | |
JPH07178642A (ja) | 円筒殻用回転装置 | |
JPH077073Y2 (ja) | ワークガイド芯出し装置 | |
JPH057790U (ja) | シールド機のローリング修正装置 | |
JP2952684B2 (ja) | 回転軸受装置 | |
JPH0263611A (ja) | ベンディングロール装置 | |
JPH05212440A (ja) | 電縫溶接角管製造装置 | |
JPS5837578Y2 (ja) | 作業台 | |
KR200239863Y1 (ko) | 벨마우스 가공장치 |