JPH11290632A - エアフィルタ - Google Patents
エアフィルタInfo
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- JPH11290632A JPH11290632A JP12169098A JP12169098A JPH11290632A JP H11290632 A JPH11290632 A JP H11290632A JP 12169098 A JP12169098 A JP 12169098A JP 12169098 A JP12169098 A JP 12169098A JP H11290632 A JPH11290632 A JP H11290632A
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- air filter
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Abstract
シール剤の粘度、性状に特に気を付ける必要もなく、粘
度2300cP以下のシール剤でも使用可能なエアフィ
ルタを提供すること。 【解決手段】 濾材をジグザグ状に折り込み、この折り
曲げ空間にセパレータ或いはリボン材を配して折り曲げ
空間の間隔保持を行うようにしたフィルタパックを、気
流方向の流入側及び流出側に舟を設けた上下枠板と左右
側板とで囲繞して、前記フィルタパックと前記上下枠の
間にシール剤を充填するようにしたエアフィルタにおい
て、前記上下枠板の左右端部に前記左右側板の端面に設
けたガイド溝を嵌入自在としたガイド板を設けるように
したエアフィルタ。
Description
し、特に、枠接合構造の改良に関する。
に、濾材aをジグザグ状に折り込み、この折り曲げ空間
にセパレータbを配して折り曲げ空間の間隔保持を行う
ようにしたフィルタパックcを、気流方向の流入側及び
流出側に舟hを設けた上下枠板d,dと左右側板e,e
とで囲繞して、前記フィルタパックcと前記上下枠d,
dの間にシール剤fを充填してフィルタパックの気密性
を確保するようにしている。
来のエアフィルタの場合、エアフィルタを組み立てるに
際し、フィルタパックcの濾材aが折り込み方向に対し
て広がろうとするために、図2に示すように、左右側板
e,eを専用ジグgで固定しながら組立を行う必要があ
り、専用ジグgの用意、個数確保に手間がかかり、ま
た、シール剤fが組立時に垂れ流し状態になってしまう
ためシール剤の粘度や性状にかなり気を付ける必要があ
り、組立作業に手間がかかるという不都合を有してい
た。そこで、本発明は、前記従来技術の不都合を解消
し、組み立て時に専用ジグを必要とせず、また、シール
剤の粘度、性状に特に気を付ける必要もなく、粘度23
00cP以下のシール剤でも使用可能なエアフィルタを
提供することをその課題とするものである。
前記課題を解決するべく、濾材をジグザグ状に折り込
み、この折り曲げ空間にセパレータ或いはリボン材を配
して折り曲げ空間の間隔保持を行うようにしたフィルタ
パックを、気流方向の流入側及び流出側に舟を設けた上
下枠板と左右側板とで囲繞して、前記フィルタパックと
前記上下枠の間にシール剤を充填するようにしたエアフ
ィルタにおいて、前記上下枠板の左右端部に前記左右側
板の端面に設けたガイド溝を嵌入自在としたガイド板を
設けるようにしたことを特徴とするエアフィルタであ
る。また、請求項2記載のエアフィルタは、前記シール
剤の初期粘度が2300cP以下であることを特徴とす
るエアフィルタである。
フィルタの実施の形態につき説明する。図1は、本発明
エアフィルタの一実施の形態の組み立て状態の斜視図で
あって、図中1は、フィルタパックを示し、濾材2をジ
グザグ状に折り込み、この折り曲げ空間にセパレータ3
を配して折り曲げ空間の間隔保持を行うようにしたもの
で、このフィルタパック1を、上下枠板4,4と左右側
板5,5とで囲繞して、前記フィルタパック1と前記上
下枠板4,4の間にシール剤6を充填するようにしたも
ので、かかる構成は特に従来のエアフィルタと変わるも
のではない。
4,4の気流方向の流入側及び流出側に舟7,7を設け
ると共に左右端部に前記左右側板5,5の端面5a,5
aに設けたガイド溝5b,5bを嵌入自在としたガイド
板8,8を設けるようにした。
び左右側板5,5をアルミ枠材で構成し、上下枠板4,
4の気流方向の流入側及び流出側に設けられたに舟7,
7は上下枠板4,4と一体に形成したものとしたが、上
下枠板4,4と別体に構成したアルミ部材として、上下
枠板4,4にビス止め等で固定するようにしてもよい。
8,8を合成樹脂板で構成し、上下枠板4,4にビス9
止め固定するようにしたが、アルミ板で構成してもよ
く、また、上下枠板4,4への固定手段も気密性を確保
できるものであれば任意である。前記上下枠板4,4と
左右側板5,5との接合は、上下枠板4,4に設けた図
略のビス孔と、左右側板5,5に設けたやはり図略のビ
スホールとを介して、ビス10止めするようにした。
4号に開示されるような、ポリオールと無機充填剤と、
イソシアネート基を有する硬化剤とを配合したような初
期粘度2300cP以下のシール剤のように流動性のあ
るシール剤を使用したが、このように流動性の高いもの
も含め、シール剤の粘度、性状等にあまり気をつけるこ
となく、l各種シール剤の使用が可能である。
1のジグザグ状に折り込んだ濾材2の折り曲げ空間にセ
パレータ3を配してこの折り曲げ空間の間隔保持を行う
ようにしたが、濾材2に設けたリボン材を配してこの折
り曲げ空間の間隔保持を行うようにしてもよい。
説明する。先ず、フィルタパック1を左右側板5,5で
挟み込み、この状態で左右側板5,5の端面5a,5a
に設けたガイド溝5b,5bを下枠板4のガイド板8,
8に嵌入させ、下枠体4に取り付ける。同様に、左右側
板5,5の端面5a,5aに設けたガイド溝5b,5b
を上枠板4のガイド板8,8に嵌入させ、上枠板4に取
り付けて、仮り組みを行うものである。仮り組み後の上
下枠板4,4と左右側板5,5とはテープで止めるだけ
でよい。このように、上下枠板4,4に設けたガイド板
8,8と、左右側板5,5に設けたガイド溝5b,5b
を利用することにより、特殊なジグを用いることなく仮
り組みを簡単に行うことができる。
5で挟み込んだ状態のフィルタパック1を下枠板4から
外し、注入ガン20を用いてシール剤6を下枠板4の舟
7,7とガイド板8,8で囲まれる部分に注入し、再び
左右側板5,5に挟み込まれたフィルタパック1を下枠
板4に接合する。この状態で左右側板5,5と下枠板4
とをビス10止めする。このシール剤6の注入時には、
シール剤6は舟に堰き止められて粘度の小さなシール剤
6を用いても垂れ流し状態となることが避けられる。
くり返し、左右の側板5,5で挟み込んだ状態で下枠板
4と固定されたフィルタパック1を上枠板4から外し、
注入ガン20を用いてシール剤6を上枠板4の舟7,7
とガイド板8,8で囲まれる部分に注入し、再び左右側
板5,5に挟み込まれたフィルタパック1を上枠板4に
接合する。この状態で左右側板5,5と上枠板4とをビ
ス10止めする。尚、上下枠板と左右側板とを外す際、
上下枠板4,4に設けたガイド板8,8と、左右側板
5,5に設けたガイド溝5b,5bとを部分的に嵌入状
態にしておくことにより、仮り組みからの外し、再組み
立てを非常に簡単に行うことができる。
れば、特別のジグを用いる必要もなく、組立性に優れる
とともに、粘度の低いシール剤を用いてもシール剤の垂
れ流しが生じることなく、気密性に優れたエアフィルタ
として簡単に組み立てることができる。
Claims (2)
- 【請求項1】 濾材をジグザグ状に折り込み、この折り
曲げ空間にセパレータ或いはリボン材を配して折り曲げ
空間の間隔保持を行うようにしたフィルタパックを、気
流方向の流入側及び流出側に舟を設けた上下枠板と左右
側板とで囲繞して、前記フィルタパックと前記上下枠の
間にシール剤を充填するようにしたエアフィルタにおい
て、前記上下枠板の左右端部に前記左右側板の端面に設
けたガイド溝を嵌入自在としたガイド板を設けるように
したことを特徴とするエアフィルタ。 - 【請求項2】 前記シール剤の初期粘度が2300cP
以下であることを特徴とする請求項1記載のエアフィル
タ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12169098A JP4077555B2 (ja) | 1998-04-15 | 1998-04-15 | エアフィルタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12169098A JP4077555B2 (ja) | 1998-04-15 | 1998-04-15 | エアフィルタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11290632A true JPH11290632A (ja) | 1999-10-26 |
JP4077555B2 JP4077555B2 (ja) | 2008-04-16 |
Family
ID=14817475
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12169098A Expired - Fee Related JP4077555B2 (ja) | 1998-04-15 | 1998-04-15 | エアフィルタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4077555B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114225572A (zh) * | 2021-12-17 | 2022-03-25 | 安徽国能亿盛环保科技有限公司 | 一种低阻低排放直通均流式布袋除尘设备及其方法 |
-
1998
- 1998-04-15 JP JP12169098A patent/JP4077555B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114225572A (zh) * | 2021-12-17 | 2022-03-25 | 安徽国能亿盛环保科技有限公司 | 一种低阻低排放直通均流式布袋除尘设备及其方法 |
CN114225572B (zh) * | 2021-12-17 | 2023-05-02 | 安徽国能亿盛环保科技有限公司 | 一种低阻低排放直通均流式布袋除尘设备及其方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4077555B2 (ja) | 2008-04-16 |
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