JPH11290013A - ドライカレー味ライスパフの製造方法 - Google Patents

ドライカレー味ライスパフの製造方法

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JPH11290013A
JPH11290013A JP10134168A JP13416898A JPH11290013A JP H11290013 A JPH11290013 A JP H11290013A JP 10134168 A JP10134168 A JP 10134168A JP 13416898 A JP13416898 A JP 13416898A JP H11290013 A JPH11290013 A JP H11290013A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rice
curry
puff
rice puff
seasoning
Prior art date
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Pending
Application number
JP10134168A
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English (en)
Inventor
Sutehiro Kitani
捨博 木谷
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NISSHINDOU SEIKA KK
Original Assignee
NISSHINDOU SEIKA KK
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Publication date
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  • Grain Derivatives (AREA)
  • Formation And Processing Of Food Products (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】嗜好に甘さ離れが顕著となり嗜好的にも子供に
も食しやすいカレー味のライスパフを提供する。 【解決手段】うるち米を圧力釜に入れ加熱しながら10
気圧まで圧力をかけ、一気に大気放出してできたライス
パフを攪拌機に投入した後、溶解したマーガリンを前記
攪拌機内のライスパフ表面に均一散布し、次に別途用意
したカレーシーズニング、カレースパイスを前工程のラ
イスパフに少しずつふりかけながら攪拌を所定の時間継
続しライスパフの表面全体にカレーシーズニング、カレ
ースパイスが付着した後、これを乾燥機に所要の時間乾
燥する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ライスパフにドライ
カレー味を付着させて、より深みのあるライスパフを製
造するようにしたドライカレー味ライスパフの製造方法
の関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ライスパフに砂糖、水飴、水を混
合してなるシロップをふりかけることによって、ライス
パフ表面にシロップ味を付着させてなるいわゆるシュガ
ーポン菓子はあった。上記のシュガーポン菓子は、うる
ち米を圧力釜に入れ、加熱し、約10気圧まで圧力をか
け、一気に大気圧中に放出することによってうるち米が
10倍程度膨張(ライスパフ)した後、これに砂糖、水
飴、水をほぼ7、1.5、1.5の割合で110℃まで
煮詰めたて作ったシロップを回転機内にてライスパフを
回転させながら少しずつふりかけ、シロップに粘りがな
くなった段階で、乾燥機に投入し12分間乾燥すること
によって作られていた。又、従来使用されているシロッ
プには水分を含んでいるのでシロップをふりかける工程
で若干のライスパフの痩せ現象が発生した。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようにして作っ
た、いわゆる「シュガーポン」は、シロップの甘さを付
着させるので、これを食するのは現在では、ほとんど子
供に限られており、従ってその需要も限定されていた。
しかしながら、このライスパフの需要を伸ばすために
は、甘さからの脱皮が必要であった。
【0004】例えばマヨネーズ、白味噌等を付着補助材
料として、これをライスパフの表面に付着させるとマヨ
ネーズ、白味噌に含まれている水分によってライスパフ
に縮み現象が発生し、ライスパフに極端に縮んで製品に
はならない。ライスパフに最も適合する味としてカレー
味を付与するのに、試行錯誤の末に探した結果、ライス
パフにカレー味を付着させる付着補助材料としてマーガ
リンが最適であり、マーガリンとカレー味の相乗作用に
より味わいのあるドライカレー味ライスパフを製造する
ことに成功し、本件発明を想到したものである。
【0005】この発明の目的とするところは、従来子供
よりお年寄りまで幅広く食されていたシュガーパフであ
ったが、昨今、子供にまで嗜好に甘さ離れが顕著とな
り、子供も従来のような甘いシュガーパフを食すること
が少なくなり、嗜好的にも子供にも食しやすいカレー味
のライスパフを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、うるち米を圧力釜に入れ加熱しながら10気圧ま
で圧力をかけ、一気に大気放出してできたライスパフを
攪拌機に投入した後、溶解したマーガリンを前記攪拌機
内のライスパフ表面に均一散布し、次に別途用意したカ
レーシーズニング、カレースパイスを前工程のライスパ
フに少しずつふりかけながら攪拌を所定の時間継続しラ
イスパフの表面全体にカレーシーズニング、カレースパ
イスを付着せしめた後、これを乾燥機に所要の時間乾燥
することによって、カレー味がマーガリン味とミックス
したライスパフ商品を簡単に提供し得るドライカレー味
ライスパフの製造方法を提供することである。
【0007】更に、攪拌機内は、その内部に攪拌棒のよ
うなカレーシーズニング、カレースパイスを拡散する手
段を設けるようにする。
【0008】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態を説明する。
【実施例】1.ライスパフ製造工程 うるち米を圧力釜に入れ加熱しながら10気圧まで圧力
をかけ、一気に大気放出し、大量の空気を含み約原形の
10倍程度に膨張したライスパフができる。
【0009】2.マーガリンの溶融工程 上記のライスパフに対して、マーガリンは乳成分、硬化
油等が含まれているのでカレーシーズニング、カレース
パイスを付与する時点にライスパフの表面にマーガリン
を半流動状態に保っておくため、その温度を融点35℃
で使用するマーガリンを予め50℃で溶融し、液状にし
ておく。
【0010】3.ライスパフの表面にマーガリンを付着
させる工程 前記1においてできた余熱状態にあるライスパフを攪拌
機に投入すると共に、このライスパフを攪拌状態にしな
がら、前記2において液状にした液状マーガリンを攪拌
状態にあるライスパフに少しずつふりかけ、各単体ライ
スパフの全表面に均一に付着させる。
【0011】4.カレーシーズニング、カレースパイス
粉末付着工程 攪拌機内 をほぼ35〜50℃に維持した状態で、カレ
ーシーズニング、カレースパイスの粉末を前工程の表面
に液状マーガリンの付着したライスパフに少しずつふり
かけ、ライスパフの全表面に付着したマーガリン濡れ状
態の上に前記カレー粉末が付着させる。更に、カレーシ
ーズニング、カレースパイスの粉末を攪拌機内部に拡
散、分散させるようにして、効率よくライスパフの全表
面に付着に付着するべく、攪拌機内に複数箇所に攪拌棒
を設置するとカレーシーズニング、カレースパイスの粉
末の無駄がなくなる。
【0012】5.乾燥工程 ライスパフの全表面にマーガリン、更にその上にカレー
粉末を付着したドライカレー味ライスパフの水分を除去
するのに、ほぼ95℃に維持した乾燥機内の温度中にほ
ぼ10分間乾燥させライスパフにに含まれた水分を完全
に飛ばす。かくして、完全乾燥したできたドライカレー
味ライスパフを密封包装して完成する。
【0013】なお、前記工程における(2)において、
天然着色料、人工着色料を適宜に付与することができ
る。即ち、マーガリンには適度に水分を含んでおり、マ
ーガリンを冷却しながら前記の天然着色料、人工着色料
を適宜に練り合わせ、ライスパフ製品に好ましい彩りを
付与することもできることになる。
【0014】
【発明の効果】請求項1のドライカレー味ライスパフの
製造方法では、うるち米を圧力釜に入れ加熱しながら1
0気圧まで圧力をかけ、一気に大気放出してできたライ
スパフを攪拌機に投入した後、溶解したマーガリンを前
記攪拌機内のライスパフ表面に均一散布し、次に別途用
意したカレーシーズニング、カレースパイスを前工程の
ライスパフに少しずつふりかけながら攪拌を所定の時間
継続しライスパフの表面全体にカレーシーズニング、カ
レースパイスを付着せしめた後、これを乾燥機に所要の
時間乾燥するようにしてあるので、この発明によってで
きたドライカレー味ライスパフは、香ばしく、適度にカ
レー味とマーガリンの味とが融合し、飽きのこない深い
味わいのドライカレー味ライスパフを提供し得ることに
なる。製造の全工程中に一切水分を使わないので、製造
後ライスパフの痩せ現象は発生しない。請求項2のドラ
イカレー味ライスパフの製造方法では、攪拌棒のような
カレーシーズニング、カレースパイスを拡散する手段が
設けられるので、カレー粉がドラム内周に付着せずライ
スパフの表面にカレー粉が効率的な付着を促進すること
になるのでカレー粉のロスを最小限にする。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】うるち米を圧力釜に入れ加熱しながら10
    気圧まで圧力をかけ、一気に大気放出してできたライス
    パフを攪拌機に投入した後、溶解したマーガリンを前記
    攪拌機内のライスパフ表面に均一散布し、次に別途用意
    したカレーシーズニング、カレースパイスを前工程のラ
    イスパフに少しずつふりかけながら攪拌を所定の時間継
    続しライスパフの表面全体にカレーシーズニング、カレ
    ースパイスを付着せしめた後、これを乾燥機に所要の時
    間乾燥するこを特徴とするドライカレー味ライスパフの
    製造方法。
  2. 【請求項2】攪拌機内は、その内部に攪拌棒のようなカ
    レーシーズニング、カレースパイスを拡散する手段を設
    けるようにした請求項1記載のドライカレー味ライスパ
    フの製造方法。
JP10134168A 1998-04-07 1998-04-07 ドライカレー味ライスパフの製造方法 Pending JPH11290013A (ja)

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