JPH11289955A - 土壌消毒機 - Google Patents
土壌消毒機Info
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- JPH11289955A JPH11289955A JP10493898A JP10493898A JPH11289955A JP H11289955 A JPH11289955 A JP H11289955A JP 10493898 A JP10493898 A JP 10493898A JP 10493898 A JP10493898 A JP 10493898A JP H11289955 A JPH11289955 A JP H11289955A
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Landscapes
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Abstract
うに固定したままで、走行車両を移動や旋回させると、
薬液注入爪が畦等の障害物に衝突し、破損することがあ
った。 【解決手段】 乗用管理作業車1の後部に作業機装着装
置7を介して装着する土壌消毒機8において、前記作業
機装着装置7と薬液注入爪15とを、ワイヤ19及びバ
ネ40を介して接続し、或いは、前記乗用管理作業車1
の運転部に配設される作業機昇降レバー37の上昇側に
検知手段42を配置し、土壌消毒機8に薬液注入爪15
を上下方向に回動するための駆動装置41を配置し、前
記検知手段42と駆動装置41を連動連結した。
Description
を栽培する圃場において、土壌内に発生する根食い虫等
を殺虫したり、病原菌を死滅させたりする薬液を土壌に
注入する土壌消毒機に関する。
圃場において、管理機やトラクタの後部の作業機装着装
置に土壌消毒機を装着し、該土壌消毒機によって薬液を
土壌に注入して、土壌内に発生する根食い虫や病原菌等
を死滅する技術は公知となっている。前記土壌消毒機に
おいては、薬液注入爪を土壌消毒機本体にピンやボルト
等で下方に突出するように固定し、薬液注入爪の後部に
消毒剤注入ノズルを設け、該消毒剤注入ノズルより薬液
を土壌内に注入するように構成していたのである。そし
て、消毒作業が終了すると、作業機装着装置を上昇回動
させて土壌消毒機を持ち上げるように構成していた。
薬液注入爪を下方に突出するように固定したままで、作
業機装着装置を上昇回動させて土壌消毒機を持ち上げ、
管理作業車を移動や旋回させると、薬液注入爪が畦等の
障害物に衝突し、破損することがあり、旋回時には周囲
が危険な状態となっていたのである。そのため、このよ
うな事態を回避するには、作業者は乗用管理作業車の運
転席より降り、前記薬液注入爪の固定を解除し、該薬液
注入爪を土壌消毒機内に収納しなければならず、面倒だ
ったのである。
課題を解決するために、次のような手段を用いる。即
ち、請求項1記載のように、走行車両の後部に作業機装
着装置を介して土壌消毒機を装着し、該土壌消毒機の薬
液注入爪を昇降回動可能に構成するとともに、前記作業
機装着装置と薬液注入爪とを、連結部材を介して接続
し、作業機装着装置の昇降に連動して薬液注入爪を昇降
するように構成したものである。
後部に作業機装着装置を介して土壌消毒機を装着し、該
土壌消毒機の薬液注入爪を駆動装置によって昇降回動可
能に構成するとともに、走行車両の運転部に配設した作
業機昇降レバーに昇降検知手段を配置し、該検知手段と
前記駆動装置を連動連結し、作業機昇降レバーを上昇側
に回動すると、駆動装置を駆動して薬液注入爪を上方に
回動するように構成したものである。
の図面を基に説明する。図1は乗用管理作業車後部の作
業機装着装置に、土壌消毒機を装着した側面図、図2は
乗用管理作業車の平面図、図3は図1の部分側面図、図
4は図3の状態から昇降手段6を伸長した際の部分側面
図、図5は他の、土壌消毒機の薬液注入爪の跳ね上げ機
構を示す図である。
管理機の後部に土壌消毒機を装着した場合の全体構成を
説明する。前記乗用管理機1の車体フレーム2前部に
は、フロントアクスルケースを介して左右一対の前車輪
3・3が支承され、後部にはリアアクスルケースを介し
て左右一対の後車輪5・5が支承されている。
る左右一対のメインフレーム(下部フレーム)20・2
0と、該メインフレーム20・20の前端部と後端部と
の間に架設した平面視略U字状に形成した機体の外枠を
形成するサブフレーム(上部フレーム)21と、該サブ
フレーム21の後部に起倒自在に立設されて正面視門型
に形成した安全フレーム22などから構成されている。
ら後下方へ向けて傾斜したステップ25が設けられてい
る。また、メインフレーム20・20の前端部にハンド
ルコラム31を立設し、該ハンドコラム31の上端にハ
ンドル32を配設し、該ハンドル32の後方に座席36
を配設している。また、図2に示すように、前記座席3
6の進行方向右側方には、作業機昇降レバー37が配設
されており、また、座席36の左側方には、主変速レバ
ー38、PTO変速レバーが配設されている。
装置7を取り付けており、該作業機装着装置7に土壌消
毒機8を装着し、昇降手段6によって昇降可能としてい
る。なお、本実施例の昇降手段は油圧シリンダーとして
おり、モーター等であってもよく限定するものではな
い。
説明する。前記土壌消毒機8は、本体カバー8aによっ
て覆われており、該本体カバー8aの前上部には、薬液
タンク14が配置されている。また、土壌消毒機8の本
体後部には接地輪17が配置され、該接地輪17の上部
にはポンプ13が取り付けられている。該ポンプ13と
薬液タンク14の間、及び、ポンプ13と消毒剤注入ノ
ズル18のまはホースによって連通されている。そし
て、該ポンプ13の駆動力は接地輪17の回動によって
得られ、該接地輪17の枢支軸23にはカム24が設け
られて、該カム24が回動されることにより、該カム2
4に当接したピストンロッドが昇降されて、ピストンを
駆動し、薬液タンク14内の薬液を吸引して高圧化し、
消毒剤注入ノズル18に供給するよう構成している。
て、薬液注入爪15の基部側が土壌消毒機8本体にピン
等で枢支され、上下方向に回動可能としており、該薬液
注入爪15の先端部は、圃場に突き刺すことができ、そ
の土壌への挿入長さは調整可能としている。又、前記薬
液注入爪15の後面には消毒剤注入ノズル18を設け、
該消毒剤注入ノズル18より薬液を圃場に注入すること
ができるようにしている。
いて、図1、図3、図4により説明する。前記作業機装
着装置7は乗用管理機1の車体フレーム2より後方に突
設されるアーム9と、車体フレーム2に前端を枢支され
るリフトアーム11とロアリンク26と、前記アーム9
とリフトアーム11の間に介装される昇降手段6と、リ
フトアーム11とロアリンク26を連結するリフトロッ
ド27と、アーム9とヒッチ28の間に介装される連結
リンク29からなり、ヒッチ28の前部は前記ロアリン
ク26の後部に枢支されている。
と薬液注入爪15の基部側より突設したステー12と
を、連結部材となるワイヤ19及びバネ40を介して連
結され、薬液注入爪15はバネ43によって突出方向に
付勢されている。44はストッパーである。前記ワイヤ
19はアウターハーネス10に収納されており、該アウ
ターハーネス10の一端側は前記リフトアーム11に固
定され、アウターハーネス10の他端側は土壌消毒機8
本体に固定している。
回動すると、図4に示すように、昇降手段6が伸長して
作業機装着装置7を上昇し、土壌消毒機8を上方へ持ち
上げる。それと同時に、前記ワイヤ19とバネ40が作
業機装着装置7側へ引っ張られ、薬液注入爪15が上方
へ跳ね上げられ、収納状態となるのである。また、前記
作業機昇降レバー37を下降側に回動すると、昇降手段
6が縮小され作業機装着装置7は下降し、それと同時
に、薬液注入爪15はバネ43の付勢力によって下降す
るのである。
上昇側に回動して作業機装着装置7を上昇すると、薬液
注入爪15は上方に跳ね上げられることとなり、乗用管
理機1の移動や旋回時に、作業者は、乗用管理機1より
降りて、薬液注入爪15の固定を解除する必要はないの
である。そして、乗用管理作業車1の移動や旋回時に、
薬液注入爪15が畦等の障害物に衝突して破損するよう
なことはないのである。
の実施例について、図5により説明する。該跳ね上げ機
構は、乗用管理機1の座席36の右側方に配設された作
業機昇降レバー37の近傍に上昇を検知するためのスイ
ッチやセンサー等で構成された検知手段42が設けら
れ、また、薬液注入爪15の回動基部にはモーターや伝
動シリンダー等より構成された駆動装置41が配置さ
れ、前記検知手段42と駆動装置41は電気的に接続さ
れ、バッテリーより電力が供給されるように構成してい
る。但し、駆動装置41は油圧シリンダーで構成するこ
ともでき、電磁バルブを切り換えることにより昇降でき
るように構成することも可能である。前記駆動装置41
は土壌消毒機8の本体カバー8aに配設され、該駆動装
置41の回動軸41aに薬液注入爪15の基部側を固定
し、回動軸41aの回動に従って薬液注入爪15を上下
方向に回動するように構成している。
回動すると、作業機装着装置7が上昇すると共に、該作
業機昇降レバー37が検知手段42の接点42aに当接
してONとなり、駆動装置41の回動軸41aが上方
(紙面上時計周り)に回動し、薬液注入爪15を上方へ
回動し、土壌内より跳ね上げることができるのである。
なお、回動する角度aは、駆動装置41によって設定す
ることができるようにしている。また、前記作業機昇降
レバー37を下降側に回動すると、作業機装着装置7が
下降すると共に、該作業機昇降レバー37が検知手段4
2の接点42aより離れ、駆動装置41の回動軸41a
が下方(紙面上反時計周り)に回動し、薬液注入爪15
を下降することができる。
上昇側に回動して作業機装着装置7を上昇すると、薬液
注入爪15は上方に跳ね上げられることとなり、乗用管
理機1の移動や旋回時に、作業者は、乗用管理機1より
降りて薬液注入爪15の固定を解除する必要はないので
ある。そして、乗用管理機1の移動や旋回時に、薬液注
入爪15が畦等の障害物に衝突して破損するようなこと
はないのである。
のような効果を奏する。即ち、請求項1記載の如く、走
行車両の後部に作業機装着装置を介して土壌消毒機を装
着し、該土壌消毒機の薬液注入爪を昇降回動可能に構成
するとともに、前記作業機装着装置と薬液注入爪とを、
連結部材を介して接続し、作業機装着装置の昇降に連動
して薬液注入爪を昇降するように構成したことによっ
て、作業機装着装置を上昇させると薬液注入爪が自動的
に上昇され、作業者は走行車両の旋回時や移動時には、
運転席より降りることなく、薬液注入爪は上方へ跳ね上
げられて収納することができ、薬液注入爪が障害物に衝
突して破損することはない。
作業機装着装置を介して土壌消毒機を装着し、該土壌消
毒機の薬液注入爪を駆動装置によって昇降回動可能に構
成するとともに、走行車両の運転部に配設した作業機昇
降レバーに昇降検知手段を配置し、該検知手段と前記駆
動装置を連動連結し、作業機昇降レバーを上昇側に回動
すると、駆動装置を駆動して薬液注入爪を上方に回動す
るように構成したことによって、走行車両の旋回時や移
動時には、作業者は運転席より降りることなく、レバー
を上昇操作するだけで薬液注入爪は上方へ跳ね上がり、
該薬液注入爪及び消毒剤注入ノズルを収納することがで
き、障害物に衝突して破損することはない。
消毒機を装着した側面図である。
の部分側面図である。
を示す図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 走行車両の後部に作業機装着装置を介し
て土壌消毒機を装着し、該土壌消毒機の薬液注入爪を昇
降回動可能に構成するとともに、前記作業機装着装置と
薬液注入爪とを、連結部材を介して接続し、作業機装着
装置の昇降に連動して薬液注入爪を昇降するように構成
したことを特徴とする土壌消毒機。 - 【請求項2】 走行車両の後部に作業機装着装置を介し
て土壌消毒機を装着し、該土壌消毒機の薬液注入爪を駆
動装置によって昇降回動可能に構成するとともに、走行
車両の運転部に配設した作業機昇降レバーに昇降検知手
段を配置し、該検知手段と前記駆動装置を連動連結し、
作業機昇降レバーを上昇側に回動すると、駆動装置を駆
動して薬液注入爪を上方に回動するように構成したこと
を特徴とする土壌消毒機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10493898A JP3831517B2 (ja) | 1998-04-15 | 1998-04-15 | 土壌消毒機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10493898A JP3831517B2 (ja) | 1998-04-15 | 1998-04-15 | 土壌消毒機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11289955A true JPH11289955A (ja) | 1999-10-26 |
JP3831517B2 JP3831517B2 (ja) | 2006-10-11 |
Family
ID=14394044
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10493898A Expired - Fee Related JP3831517B2 (ja) | 1998-04-15 | 1998-04-15 | 土壌消毒機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3831517B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006345752A (ja) * | 2005-06-15 | 2006-12-28 | Matsuyama Plow Mfg Co Ltd | 農作業機 |
JP2012170368A (ja) * | 2011-02-18 | 2012-09-10 | Agritecno Yazaki Co Ltd | 土壌消毒機 |
JP2015195729A (ja) * | 2014-03-31 | 2015-11-09 | みのる産業株式会社 | 移植装置および移植機 |
CN108828185A (zh) * | 2018-04-24 | 2018-11-16 | 吉林大学 | 一种车前测量式车载圆锥指数仪 |
-
1998
- 1998-04-15 JP JP10493898A patent/JP3831517B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2012170368A (ja) * | 2011-02-18 | 2012-09-10 | Agritecno Yazaki Co Ltd | 土壌消毒機 |
JP2015195729A (ja) * | 2014-03-31 | 2015-11-09 | みのる産業株式会社 | 移植装置および移植機 |
CN108828185A (zh) * | 2018-04-24 | 2018-11-16 | 吉林大学 | 一种车前测量式车载圆锥指数仪 |
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---|---|
JP3831517B2 (ja) | 2006-10-11 |
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