JPH11289718A - モールドモータ - Google Patents

モールドモータ

Info

Publication number
JPH11289718A
JPH11289718A JP10108740A JP10874098A JPH11289718A JP H11289718 A JPH11289718 A JP H11289718A JP 10108740 A JP10108740 A JP 10108740A JP 10874098 A JP10874098 A JP 10874098A JP H11289718 A JPH11289718 A JP H11289718A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
holder
motor
molded
protection element
temperature protection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10108740A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyomitsu Kumagai
清満 熊谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shibaura Mechatronics Corp
Original Assignee
Shibaura Mechatronics Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shibaura Mechatronics Corp filed Critical Shibaura Mechatronics Corp
Priority to JP10108740A priority Critical patent/JPH11289718A/ja
Publication of JPH11289718A publication Critical patent/JPH11289718A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Motor Or Generator Frames (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】プリミックスが、温度保護素子を収納するホル
ダー内部に流入することを防止する。 【解決手段】温度保護素子4等を収納する樹脂性のホル
ダー5であって、一面が開口した箱状に形成され、この
開口部の端面に全周に渡って山脈状の突起5aが設けら
れたホルダーを備えている。そして、ホルダー5付きの
基板1と固定子とをモールド型にて成形する際、モール
ド型にてホルダー5の突起5aをある程度押しつぶすぐ
らいに押圧して、ホルダー5の内部を密閉状態にするこ
とにより、プリミックスのホルダー5内部への流入を防
止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】プリミックス等の樹脂でモー
タフレームが形成され、また、温度保護素子等の電子部
品が取り付けられたモールドモータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来における温度保護素子が設けられた
モールドモータを図4および図5を用いて説明する。図
4は、従来におけるモールドモータの側断面図である。
図5は、ホルダー付き基板と固定子とをモールド成形す
る際のホルダー周辺部の部分側断面図である。
【0003】図4において、モールドモータ15は、固
定子16と基板17とをプリミックス18等の樹脂によ
りモールド成形して筒状に形成されたモータフレーム1
9と、このモータフレーム19の内部に収納された回転
子20と、この回転子20を支持し、回転自在にする2
個の軸受21と、この軸受21を収納固定し、モータフ
レーム19の開口部に固定されたベアリングブラケット
22とで構成されている。
【0004】基板17は、固定子16の一方の端面に隣
接して取り付けられ、固定子16の各巻線23の配線接
続を行っている。さらに、磁気感応素子24を取り付け
ることにより、モータ回転数の検出を行い、温度保護素
子25を取り付けることにより、モータの燃焼の防止等
を行っている。
【0005】また、回転子20の一方の端面には、リン
グ状の永久磁石26が取り付けられており、前述した磁
気感応素子24と共にモータ回転数の検出を行う。
【0006】図5において、箱状に形成されたホルダー
27を用いて温度保護素子をモータに取り付ける。すな
わち、ホルダー27を基板28の端部に取り付けて、ホ
ルダー27から延出しているピン27aと基板28とを
接続する。そして、固定子29の一方の端面に基板28
を取り付けてモールド成形する。モールド成形する際
に、ホルダー27内にプリミックスが流入しないように
モールド型30にてホルダー27の開口部を押圧しなが
らモールド成形する。そして、モータフレーム形成後に
ホルダー27内に温度保護素子を収納する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来、モールドモータ
のモータフレーム内に温度保護素子を埋設して使用する
場合、固定子をモールド成形する際の温度に耐えられる
耐熱性の温度保護素子を用いる必要があった。
【0008】低温で動作する温度保護素子、例えば、温
度ヒューズをモールドモータに取り付けたい場合は、図
5のように箱型のホルダーを基板に配設して、このホル
ダー内に温度ヒューズを収納し、プリミックスと温度ヒ
ューズとが直接触れないようにする必要があった。
【0009】しかしながら、前述したホルダーの開口部
端面をモールド型で押さえてホルダー内にプリミックス
が流入しないようにすることは、困難であった。
【0010】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明によれ
ば、温度保護素子等を収納する樹脂性のホルダーであっ
て、一面が開口した箱状に形成され、この開口部の端面
に全周に渡って山脈状の突起を設けたホルダーを備えた
ことを特徴とするモールドモータを提供する。
【0011】
【作用】温度保護素子を収納するホルダーの開口部の端
面の全周に渡って山脈状の突起を設ける。そして、モー
ルド成形する際、モールド型にて山脈状の突起をある程
度押しつぶすぐらいに押圧して、ホルダー内部を密閉状
態にすることにより、プリミックスのホルダー内部への
流入を防止する。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明における実施例を図1〜図
3を用いて説明する。図1は、本発明におけるホルダー
付き基板の正面図である。図2は、図1のホルダー付き
基板と固定子とをモールド成形する際のホルダー周辺部
の部分側断面図である。図3は、モータ組立後のモール
ドモータの側断面図である。
【0013】図1において、基板1には、各巻線の端末
を接続するためのパターン配線2が施されている。ま
た、回転子に取り付けられた永久磁石の磁気を検知し
て、回転子の回転数を求める為の磁気感応素子3(例え
ば、ホール素子、ホールIC等)が搭載されており、そ
して、モータの燃焼の防止等を行っている温度保護素子
4(例えば、温度ヒューズ)を収納するためのボルダー
5が取り付けられている。
【0014】ホルダー5は、樹脂で形成され、1面が開
口した箱状に形成されている。そして、この開口部の端
面には、全周に渡って山脈状に突起5aが設けられてい
る。また、ホルダー5の任意の1面には、この面を貫い
て、ホルダー5の内部および外部に突出したピン6が取
り付けられている。そして、ホルダー5の外部に突出し
た側のピン6は基板1に接続されており、内部に突出し
た側のピン6は、温度保護素子4のピン4aに接続され
る。
【0015】図2において、前述した基板1を、巻線が
巻回された固定子7の一方の端面に取り付ける。そし
て、各巻線の端末を基板1に接続する。
【0016】そして、ホルダー5付きの基板1と固定子
7とをモールド型8にて成形する際、モールド型8にて
ホルダー5の突起5aをある程度押しつぶすぐらいに押
圧して、ホルダー5の内部を密閉状態にすることによ
り、プリミックスのホルダー5内部への流入を防止す
る。
【0017】図3において、モールドモータ9は、従来
と同様に、固定子7と基板1とをプリミックス10等の
樹脂によりモールド成形して筒状に形成されたモータフ
レーム11と、このモータフレーム11の内部に収納さ
れた回転子12と、この回転子12を支持し、回転自在
にする2個の軸受13と、この軸受13を収納固定し、
モータフレーム11の開口部に固定されたベアリングブ
ラケット14とで構成されている。
【0018】また、基板1に取り付けられているホルダ
ー5内に温度保護素子4を収納し、温度保護素子4のピ
ン4aと、ホルダー5内に設けられたピン6とを接続す
る。
【0019】以上のようにモールドモータを構成するこ
とにより、温度保護素子を低温用の種類のものを使用す
ることができる。
【0020】また、温度保護素子をホルダー内に収納
後、モールド成形する場合であっても、温度保護素子に
モールド圧が加わらず、破壊、破損を防止することがで
きる。なお、本実施例においては、低温で動作する温度
保護素子について説明したが、耐温度、耐圧の低い電子
部品においても本発明を用いることができる。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、プリミックス等のホル
ダー内部への流入を防止することにより、温度保護素子
の収納場所、ピン接続箇所の確保することができ、ある
いは温度保護素子の破壊防止をすることができる。
【0022】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明におけるホルダー付き基板の正面図。
【図2】図1のホルダー付き基板と固定子とをモールド
成形する際のホルダー周辺部の部分側断面図。
【図3】モータ組立後のモールドモータの側断面図。
【図4】従来におけるモールドモータの側断面図。
【図5】ホルダー付き基板と固定子とをモールド成形す
る際のホルダー周辺部の部分側断面図。
【符号の説明】
1、17、28…基板 2…パターン配線 3、24…磁気感応素子 4、25…温度保護素子 5、27…ホルダー 6…ピン 7、16、29…固定子 8、30…モールド型 9、15…モールドモータ 10、18…プリミックス 11、19…モータフレーム 12、20…回転子 13、21…軸受 14、22…ベアリングブラケット 23…巻線 26…永久磁石

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プリミックス等の樹脂でモータフレームが
    形成され、また、温度保護素子が取り付けられたモール
    ドモータにおいて、 温度保護素子等を収納する樹脂性のホルダーであって、
    一面が開口した箱状に形成され、この開口部の端面に全
    周に渡って山脈状の突起を設けたホルダーを備えたこと
    を特徴とするモールドモータ。
JP10108740A 1998-04-03 1998-04-03 モールドモータ Pending JPH11289718A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10108740A JPH11289718A (ja) 1998-04-03 1998-04-03 モールドモータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10108740A JPH11289718A (ja) 1998-04-03 1998-04-03 モールドモータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11289718A true JPH11289718A (ja) 1999-10-19

Family

ID=14492327

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10108740A Pending JPH11289718A (ja) 1998-04-03 1998-04-03 モールドモータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11289718A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3584911A4 (en) * 2017-02-20 2020-01-08 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. ELECTRIC MOTOR AND ELECTRIC MOTOR MANUFACTURING METHOD

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3584911A4 (en) * 2017-02-20 2020-01-08 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. ELECTRIC MOTOR AND ELECTRIC MOTOR MANUFACTURING METHOD

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR910010200B1 (ko) 무브러시 모터
US6541958B2 (en) Rotation detecting device
JP2002156245A (ja) 非接触式変位センサ
JPH11289718A (ja) モールドモータ
JP4118552B2 (ja) 電子部品の保持構造及び電子部品の保持方法
JP2007292649A (ja) 回転検出センサ
JPH08219709A (ja) 回転位置検出装置
JPS5849074A (ja) ブラシレスモ−タ
JP2001033468A (ja) 回転検出装置
JP4165386B2 (ja) 電子部品の保持構造
JP2597510Y2 (ja) 磁気センサ
JP3509261B2 (ja) 小型電動機
KR100239287B1 (ko) 전동기의 고정자
JP2012257380A (ja) モールド電動機
KR20020038308A (ko) 홀 센서를 구비한 모터
KR100368856B1 (ko) 레진 팩 모터의 프로텍터 고정구조
KR20010027636A (ko) 전동기의 과열방지장치
JP2000171476A (ja) 電磁ピックアップセンサおよびその製造方法
JPS636828Y2 (ja)
JP3431013B2 (ja) 回転検出装置
JPH075412Y2 (ja) 回転検出装置
KR20000013374U (ko) 차량용 스피드 센서
JP2001339909A (ja) モールドモータ
US6677746B2 (en) Wheel speed sensor for a vehicle which has a function of preventing a coil open circuit
JPH1080106A (ja) モータ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050404

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070921

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071002

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071117

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20071225