JPH11289394A - 信号自動切替装置 - Google Patents

信号自動切替装置

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JPH11289394A
JPH11289394A JP8845298A JP8845298A JPH11289394A JP H11289394 A JPH11289394 A JP H11289394A JP 8845298 A JP8845298 A JP 8845298A JP 8845298 A JP8845298 A JP 8845298A JP H11289394 A JPH11289394 A JP H11289394A
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敦司 中尾
Masayuki Natsumi
昌之 夏見
Setsu Yoshida
節 吉田
Susumu Kitaguchi
進 北口
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安価な素子のみの回路構成で、入出力方式や
信号電圧等が異なるインタフェースを持つ複数種類の通
信装置との接続を同一のインターフェース上で実現す
る。 【解決手段】 通信装置は、情報端末と接続した時に、
通信装置の接続と通信装置の属性を送る手段と、情報端
末に接続通知を送るための配線と、情報端末との間で制
御信号やデータの受け渡しを行うための信号入力部と信
号出力部から構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信手段を備えた
モデム、携帯電話、自動車電話、第2世代コードレス電
話、CDMA電話等の通信装置と、通信装置からのデー
タを処理する手段を備えた情報端末および、その接続方
式に関し、信号自動切替装置に関する。
【0002】
【従来の技術】特開平8−307554号公報には、接
続する通信端末の接続状態や接続機種の自動判別を実現
している通信制御装置について開示されており、起動時
に通信端末を接続するローカルラインに流れる交流電流
を検知する交流電流検出手段と、通信端末の被呼信号か
ら通信端末属性を識別する接続機器判定手順を備えてお
くことにより、ローカルラインに接続する通信端末を予
め決めておく必要をなくし、各ローカルラインに任意の
通信端末を接続することを実現している。
【0003】さらに、ローカルラインに接続する通信端
末の属性を表示する表示手段を設け、通信端末属性を可
視的に表示することを可能としている。また、特開昭6
0−203054号公報には、中央処理装置が接続する
被制御回路基板の接続確認を実現している被制御回路基
板実装確認方式について開示されており、中央処理装置
からの制御信号を開閉制御し、その出力が外部接続用端
子に接続された3レベルの入出力ゲートを備え、被制御
回路基板が実装されていない時は出力ゲートを高インピ
ーダンス状態に制御し、入力ゲートの出力によって被制
御回路基板が実装されているか否かを判断している。
【0004】また、特開平5−303456号公報に
は、親基板に対する複数の子基板の実装有無を判別する
情報処理装置について開示されており、子基板には各子
基板毎に異なる抵抗値が設定された抵抗を分圧抵抗の一
部として備え、親基板には子基板が接続された場合に完
成する分圧回路と、予定位置での分圧電位を測定するA
/D変換器を備え、親基板と子基板が接続した時点で流
れる電位により、子基板実装有無や子基板種類などの自
動判別を実現している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した特開平8−3
07554号公報の通信端末の接続機種の自動判別方式
には、通信端末から流れる交流電流を検出するための交
流電流検出回路が必要となり、コストアップの要因とな
っている。
【0006】同じく、上述した特開平5−303456
号公報の情報処理装置の子基板実装状態の自動判別方式
には、各子基板毎に異なる分圧電位を測定するA/D変
換器が必要となり、コストアップの要因となっている。
【0007】また、特開昭60−203054号公報の
被制御回路実装確認方式には、接続された被制御回路の
属性を自動的に判別する手段がなく、単にあらかじめ既
知の被制御回路基板の接続有無のみを識別する。
【0008】さらに、上述のこれらの公開特許公報に開
示されている方式は、入出力方式や信号電圧等が異なる
インタフェースを持つ複数種類の通信装置との接続を同
一のインターフェース上で実現することはできず、全て
同一のインタフェースを持つ接続機器しか対応できな
い。
【0009】本発明は上記課題について、交流電流検出
回路などのコストアップの要因となる回路を使用せず安
価に、接続された通信装置の属性を自動的に判別してイ
ンタフェース部の入出力方式や信号電位を自動的に切替
えることにより、入出力方式や信号電圧等が異なるイン
タフェースを持つ複数種類の通信装置との接続を同一の
インターフェース上で実現することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の信号自動
切替装置は、通信手段を備えたモデム、携帯電話、自動
車電話、第2世代コードレス電話、CDMA電話等の通
信装置と、通信装置からのデータを処理する手段を備え
た情報端末との接続に供する信号自動切替装置におい
て、入出力方式や信号電圧等が異なるインタフェースを
持つ複数種類の通信装置を、情報端末の同一インターフ
ェース上で実現するために、特定の通知用端子をインタ
フェースに備えることにより、接続されてた通信装置に
応じて、情報端末のインタフェース部の入出力方式や信
号電位等を自動的に切替えることを特徴とした信号自動
切替装置である。
【0011】請求項2記載の信号自動切替装置は、上記
請求項1に記載する信号自動切替装置において、通信装
置と情報端末の誤接続時に、過電流が流れることを防止
する過電流保護回路を備えた信号自動切替装置である。
【0012】請求項3記載の信号自動切替装置は、上記
請求項1に記載する信号自動切替装置において、通信装
置は情報端末のインタフェース部に接続した時に特定の
通知用端子の電位が変化するように作成されており、情
報端末は特定の通知用端子の信号変化を検出時に、情報
端末の処理部に通信装置が接続されたことを通知する手
段を備えた信号自動切替装置である。
【0013】請求項4記載の信号自動切替装置は、上記
請求項1に記載する信号自動切替装置において、通信装
置が情報端末のインタフェース部に接続されたことを特
定の通知用端子により検出した時、ハードウェアは情報
端末のインタフェース部分の入出力方式や信号電位等は
切り替えず、ハードウェアから通知を受けた制御部がイ
ンタフェース切替部に、接続されてた通信装置に応じた
情報を通知することにより情報端末のインタフェース部
の入出力方式や信号電位等が切り替わる手段を備えた信
号自動切替装置である。
【0014】請求項5記載の信号自動切替装置は、上記
請求項4に記載する信号自動切替装置において、情報端
末のインタフェース部に何も接続されていない時は、イ
ンタフェース部は活性化されており、通信装置が情報端
末のインタフェース部に接続され特定の通知用端子が変
化した時点で、インタフェース部を非活性にした後にC
PUに通知し、その後CPUがインタフェース切替用レ
ジスタに情報を設定した時点で再びインタフェース部を
活性化することにより、無駄な電流が流れることを防止
する手段を備えた信号自動切替装置である。
【0015】請求項6記載の信号自動切替装置は、上記
請求項4に記載する信号自動切替装置において、情報端
末のインタフェース部に何も接続されていない時は、イ
ンタフェース部は全て入力モードにしておき、各通信装
置専用の接続ケーブルが情報端末のインタフェース部に
接続され特定の通知用端子が変化した時点で、制御部に
通知し、その後制御部がインタフェース切替部に情報を
通知した時点でインタフェース部を活性化することによ
り、情報端末が破壊されることを防止する手段を備えた
信号自動切替装置である。
【0016】請求項7記載の信号自動切替装置は、上記
請求項1に記載する信号自動切替装置において、通信装
置が情報端末のインタフェース部に接続された時に、特
定の通知用端子の変化のチャタリングにより接続された
通信装置の属性の誤認識を防ぐため、ヒステリシスバッ
ファ回路を備えた信号自動切替装置である。
【0017】請求項8記載の信号自動切替装置は、上記
請求項1に記載する信号自動切替装置において、通信装
置が情報端末のインタフェース部に接続された時に、特
定の通知用端子の変化がチャタリングすることを防ぐヒ
ステリシスバッファ回路を備えた通信装置と、ヒステリ
シスバッファ回路を備えていない他の通信装置を用意
し、情報端末はケーブル接続時に特定の通知用端子の変
化がチャタリングするかしないかを判別することによ
り、接続された通信装置の属性を判別する手段を備えた
信号自動切替装置である。
【0018】請求項9記載の信号自動切替装置は、上記
請求項1に記載する信号自動切替装置において、通信装
置は情報端末からの問合せに対して通信装置毎に異なる
応答を返す回路を備え、情報端末から出力された問合せ
データは通信装置内の応答回路で加工され、その応答デ
ータを情報端末が解析して、複数の通信装置を自動認識
することを実現する手段を備えた信号自動切替装置であ
る。
【0019】請求項10記載の信号自動切替装置は、上
記請求項1に記載する信号自動切替装置において、情報
端末のインタフェース部の検査用出力端子を活性化した
状態で、通信装置Aは情報端末から出力された問合せデ
ータを通信装置内の応答回路にてそのまま折り返し、通
知装置Bは情報端末から出力された問合せデータに関係
なく応答回路にて一定のデータを出力し、情報端末では
出力した問合せデータと受信した応答データの内容を検
査することにより、通信装置Aと通信装置Bを判別する
手段を備えた信号自動切替装置である。
【0020】請求項11記載の信号自動切替装置は、上
記請求項1に記載する信号自動切替装置において、通信
装置Aは情報端末のインタフェース部の問合せ用端子が
HIからLOWに変化した時点で応答用端子を一瞬変化
させる応答回路を備え、情報端末では、問合せ用端子を
活性化した時に応答用端子の変化により発生する割込み
通知の回数を監視することにより、通信装置Aとその他
の通信装置を判別する手段を備えた信号自動切替装置で
ある。
【0021】請求項12記載の信号自動切替装置は、上
記請求項1に記載する信号自動切替装置において、各通
信装置毎に特定の通知用端子のピンを異なる長さにし、
情報端末のインタフェース部に通信装置が接続される時
の、他の端子の検出時点から特定の通知用端子の検出ま
での時間差の違いにより接続された通信装置の属性を判
別する手段を備えた信号自動切替装置である。
【0022】請求項13記載の信号自動切替装置は、上
記請求項1に記載する信号自動切替装置において、各通
信装置毎に特定の通知用端子の接触面の数を異なる個数
にし、情報端末のインタフェース部に通信装置が接続さ
れる時の、特定の通知用端子の変化の回数の違いにより
接続された通信装置の属性を判別する手段を備えた信号
自動切替装置である。
【0023】請求項14記載の信号自動切替装置は、上
記請求項1に記載する信号自動切替装置において、信号
線制御機能を備えた通信装置Aと、信号線制御機能を備
えていない通信装置Bを自動判別する方法として、情報
端末のインタフェース部に通信装置を接続した時点で、
情報端末の制御部は最初に信号線制御機能の有無の確認
を実施することにより、電源ONの通信装置Aが接続さ
れた状態と、電源OFFの通信装置Aが接続されたか電
源状態不明の通信装置Bが接続された状態の2種類の状
態を判別する手段を備えた信号自動切替装置である。
【0024】請求項15記載の信号自動切替装置は、上
記請求項14に記載する信号自動切替装置において、情
報端末のインタフェース部に通信装置を接続後、電源O
FFの通信装置Aが接続されたか電源状態不明の通信装
置Bが接続された状態と判断されている場合、電源OF
Fの通信装置Aが電源ONに変化した時に、応答用端子
の変化を検出することで、電源ONの通信装置Aが接続
された状態を判別する手段を備えた信号自動切替装置で
ある。
【0025】請求項16記載の信号自動切替装置は、上
記請求項14に記載する信号自動切替装置において、情
報端末のインタフェース部に通信装置を接続した時点で
は無駄な電力を消費しないために信号線制御機能を使用
した通信装置の自動判別は実施せずに、制御部から通信
開始要求が発生した時点で初めて、信号線制御機能を備
えた通信装置Aを優先的に速度Aで通信開始処理を試行
することにより、通信装置の属性を判別し、通信開始処
理を実施実現する手段を備えた信号自動切替装置であ
る。
【0026】請求項17記載の信号自動切替装置は、上
記請求項14に記載する信号自動切替装置において、イ
ンタフェース部の問合せ用端子と応答用端子を、速度A
の通信装置A、速度Bの通信装置Bとその他の異なる速
度Nの複数の通信装置で共通とし、インタフェース部に
通信装置を接続した時点で、信号線制御機能の有無に関
わらず、情報端末のインタフェース部の問合せ用端子と
応答用端子の転送速度を速度Aから速度Nに順番に設定
変更して、順次通信装置に対して各速度で通信処理手順
を試行することにより、接続された通信装置を判別する
手段を備えた信号自動切替装置である。
【0027】請求項18記載の信号自動切替装置は、上
記請求項1に記載する信号自動切替装置において、着呼
時に信号線が変化する信号線制御機能を備えた速度Aの
通信装置Aと、信号線制御機能は備えていないが着呼時
に特定のパターンのデータを送信する速度Bの通信装置
Bを自動判別する方法として、着呼時の信号線変化およ
び速度Bに設定した応答用端子にデータが存在した時点
で制御部に通知する手段を備えることにより、情報端末
の制御部が信号線変化および応答用端子のデータのパタ
ーンをチェックして、着呼があった通信装置の属性を判
別する手段を備えた信号自動切替装置である。
【0028】請求項19記載の信号自動切替装置は、上
記請求項18に記載する信号自動切替装置において、着
呼時の信号線変化および速度Bに設定した応答用端子に
ある特定のデータが存在した時点で制御部に通知する手
段を備えることにより、情報端末の制御部が応答用端子
のデータのパターンをチェックする必要なしに、着呼が
あった通信装置の属性を判別する手段を備えた信号自動
切替装置である。
【0029】請求項20記載の信号自動切替装置は、上
記請求項18に記載する信号自動切替装置において、着
呼時の信号線変化および速度Bに設定した応答用端子に
ある特定のデータが存在した時点で制御部に通知する手
段を備え、その特定のデータのパターンをハードウェア
に設定可能にすることにより、情報端末の制御部が応答
用端子のデータのパターンをチェックする必要なしに、
着呼があった通信装置の属性を判別する手段を備えた信
号自動切替装置である。
【0030】
【発明の実施の形態】(第1実施例)第1実施例の信号
自動切替装置は図1に示すように、情報端末1には、情
報端末1と通信装置30の接続インターフェイスを制御
する制御部2と、接続された通信装置30の属性を自動
的に判定する判定部3と、通信装置30からの接続通知
102を受けるための配線52と、判定部3からの切替
制御108により自動的に入力バッファ5と出力バッフ
ァ6を切り替える切替部7と、通信装置30と切替部7
との間で制御信号やデータ等の入出力信号107を受け
渡すための配線58と、切替部7からの制御信号やデー
タを入力バッファ5を経由して、制御部2に送るための
配線56と、制御部2からの制御信号やデータをオープ
ンコレクタ型の出力バッファ6を経由して、切替部7に
送るための配線57と、通信装置30と各配線を接続す
るための端子を収容したコネクタ8と、各入力部に何も
接続されていない状態ではHレベルを与え、接続した状
態では通信装置30の出力部に入力信号の規定レベルを
与えるための各プルアップ抵抗とを備えている。
【0031】また、通信装置30には、情報端末1と接
続した時に、通信装置30の接続と通信装置30の属性
を送る通知部32と、情報端末1に通知部32からの接
続通知102を送るための配線71と、情報端末1との
間で制御信号やデータ等の入出力信号107を受け渡し
を行うための信号出力部34や図示していない信号入力
部を備えている。情報端末1に通信装置30を接続する
以前には、判定部3への接続通知102はなされておら
ず、判定部3に接続された配線52は、プルアップ抵抗
521により常時Hレベルを通知している。また、通信
装置30の信号入出力のための信号線の極性が不明であ
るため、切替部7にてオープンコレクタ型の出力バッフ
ァ6に接続された配線57と、コネクタ8の端子804
に接続された配線58とが接続されるように、判定部3
が切替制御108を行っている。
【0032】情報端末1に通信装置30を接続すると、
コネクタ8の端子801とコネクタ31の端子311が
つながった瞬間、通知部32からの接続通知102が判
定部3に到達するため、判定部3で通信装置30の接続
と属性を判定する。通知部32からは通信装置によって
異なったパターンを発生するようにしておくことで、判
定部3では通信装置が接続されたことと、通信装置の種
別を判定できる。
【0033】図2、図3に判定部3と通知部32の構成
例を示す。図2は、情報端末1に通信装置Aを接続する
と、判定部3が接続通知102後の配線52の状態をL
と評価するようにした実施例である。図3は、情報端末
1に通信装置Bを接続すると、判定部3が接続通知10
2を受けた後の配線52の状態をHと評価するようにし
た実施例である。
【0034】図4に通信装置の属性を判定するフローチ
ャートを示す。判定処理は、接続通知が行われてから接
続が完了するまでの、コネクタ接続に必要な時間T1を
待った後、接続通知の状態を評価することにより行う。
情報端末1に通信装置を接続すると接続通知が行われて
処理シーケンス(1001)を開始する。判定処理を開
始するとコネクタの接続が完了する時間T1を待つ判断
(1002)を実行する。時間T1が経過するとこのル
ープを抜け、次の接続通知の状態を評価する処理(10
03)を実行し、評価結果を判断(1004)する。
【0035】図2の実施例の場合、判定部3は時間T1
後の接続通知はLとなるため、次の処理(1005)に
て、通信装置Aを接続として判定処理をI/F適合(1
007)する。図3の実施例の場合、判定部3は時間T
1後の接続通知はHとなるため、評価結果を判断(10
04)し次の処理(1006)にて、通信装置Bを接続
として判定処理をI/F適合(1007)する。
【0036】別の実施例として、図5及び図6は判定部
3に接続通知の際のパルスの数により通信装置の属性を
判定する属性通知テーブルを持ち、通知部32の接続通
知を行う接点の形状を、通信装置の属性によって異なる
段数とし、接続通知の際のパルスの数により通信装置の
属性を判定するようにしたものである。
【0037】図5は、情報端末1に通信装置Cを接続す
ると、判定部3が接続通知のあとc−1個のクロック状
のパルスを判定するようにした実施例である。図6は、
情報端末1に通信装置Dを接続すると、判定部3がd−
1個のクロック状のパルスを判定するようにした実施例
である。
【0038】図7に通信装置の属性を判定するフローチ
ャートを示す。判定処理は、接続通知が行われてから接
続が完了するまでの、コネクタ接続に必要な時間T1内
にパルスの発生する回数をカウント値により行う。情報
端末1に通信装置を接続すると接続通知が行われて処理
シーケンス(2001)を開始する。最初にカウント値
nを初期化(2002)する。判定処理を開始するとパ
ルスの立上がりによりカウントを加算する処理(200
3)を実行する。この処理は時間T1が経過する間常時
行っているため、実際には次の時間経過の判断(200
4)からの戻りループ内を回りつづけている。時間T1
が経過するとこのループを抜け、次の時間T1内のカウ
ント値の判断(2005)に移る。図5の実施例の場
合、判定部3は接続通知の後、c−1個の立上がりパル
スを判定するため、カウント値nはc−1となり、次の
処理(2006)にて、通信装置Cを接続として判定処
理をI/F適合(2010)する。図6の実施例の場
合、判定部3は接続通知に続いてd−1個立上がりのパ
ルスをカウントするため、判断(2005)にてnはc
−1ではなく、次の判断(2007)に移ってカウント
値nはd−1となり、次の処理(2008)にて、通信
装置Dを接続としてI/F適合(2010)する。この
実施例の場合、通信装置の接続通知を行う端子の段数に
より任意の種類の属性を判定しI/F適合できる。
【0039】図1において、判定部3は通信装置30の
属性の判定を行い、通信装置30の信号入出力部の特性
に合わせるため、切替部7に切替制御108を送って情
報端末1と通信装置30間での制御信号やデータの受け
渡しを行えるようにする。
【0040】尚、図1では情報端末1と通信装置30間
で制御信号やデータを受け渡しする部分は、1系統のみ
の記載になっているが、複数の切替制御を持つことで、
複数系統の制御信号やデータを受け渡しするインターフ
ェイスを実現できる。
【0041】(第2実施例)第1実施例と同じ構成で、
図8に示すように、情報端末1と通信装置30の接続時
に通信装置30の属性の判定を誤って、通信装置30の
V2(V)でプルアップされた信号入力部35に接続さ
れた情報端末1の端子802につながる信号入出力用配
線58を、V1(V)でプルアップされた配線56とが
つながるような切替制御108を行った場合に、V1と
V2の電位差による過電流が流出するのを防止するため
に、情報端末1の入力バッファへの配線56上に過電流
防止562を挿入している。
【0042】(第3実施例)第3実施例の信号自動切替
装置は図9に示すように、情報端末1には、情報端末1
と通信装置30の接続インターフェイスを制御する制御
部2と、接続された通信装置30の属性を自動的に判定
する判定部3と、通信装置30からの接続通知102を
受けるための配線52と、判定部3からの切替制御10
8により自動的に入力バッファ5と出力バッファ6を切
り替える切替部7と、判定部3からの判定結果101を
制御部2へ報告を行うための割込み51と、通信装置3
0と切替部7との間で制御信号やデータ等の入出力信号
107を受け渡すための配線58と、切替部7からの制
御信号やデータを入力バッファ5を経由して、制御部2
に送るための配線56と、制御部2からの制御信号やデ
ータをオープンコレクタ型の出力バッファ6を経由し
て、切替部7に送るための配線57と、通信装置30と
各配線を接続するための端子を収容したコネクタ8と、
各入力部に何も接続されていない状態ではHレベルを与
え、接続した状態では通信装置30の出力部に入力信号
の規定レベルを与えるための各プルアップ抵抗とを備え
ている。
【0043】また、通信装置30には、情報端末1と接
続した時に、通信装置30の接続と通信装置30の属性
を送る通知部32と、情報端末1に通知部32からの接
続通知102を送るための配線71と、情報端末1との
間で制御信号やデータ等の入出力信号107を受け渡し
を行うための信号出力部34や図示していない信号入力
部を備えている。
【0044】情報端末1に通信装置30を接続する以前
には、判定部3への接続通知102はなされておらず、
判定部3に接続された配線52は、プルアップ抵抗52
1により常時Hレベルを通知している。また、通信装置
30の信号入出力のための信号線の極性が不明であるた
め、切替部7にてオープンコレクタ型の出力バッファ6
に接続された配線57と、コネクタ8の端子804に接
続された配線58とが接続されるように、判定部3が切
替制御108を行っている。
【0045】情報端末1に通信装置30を接続すると、
コネクタ8の端子801とコネクタ31の端子311が
つながった瞬間、通知部32からの接続通知102が判
定部3に到達するため、判定部3で通信装置30の接続
と属性を判定する。通知部32からは通信装置によって
異なったパターンを発生するようにしておくことで、判
定部3では通信装置が接続されたことと、通信装置の種
別を判定できる。この方式は第1実施例と同じである。
判定部3は通信装置30の属性の判定を行い、通信装置
30の信号入出力部の特性に合わせるため、切替部7に
切替制御108を送って情報端末1と通信装置30間で
の制御信号やデータの受け渡しを行えるようにすると共
に、判定結果101を制御部2へ報告を行うための割込
み51を発生する。
【0046】尚、図9では情報端末1と通信装置30間
で制御信号やデータを受け渡しする部分は、1系統のみ
の記載になっているが、複数の切替制御を持つことで、
複数系統の制御信号やデータを受け渡しするインターフ
ェイスを実現できる。
【0047】(第4実施例)第4実施例の信号自動切替
装置は図10に示すように、情報端末1には、情報端末
1と通信装置30の接続インターフェイスを制御する制
御部2と、制御部2へ接続された通信装置30からの接
続通知102に対応した報告を行う判定部3と、判定部
3が通信装置30からの接続通知102を受けるための
配線52と、判定部3からの判定結果101を制御部2
へ報告を行うための割込み51と、制御部2からの切替
制御108により自動的に入力バッファ5と出力バッフ
ァ6を切り替える切替部7と、通信装置30と切替部7
との間で制御信号やデータ等の入出力信号107を受け
渡すための配線58と、切替部7からの制御信号やデー
タを入力バッファ5を経由して、制御部2に送るための
配線56と、制御部2からの制御信号やデータをオープ
ンコレクタ型の出力バッファ6を経由して、切替部7に
送るための配線57と、通信装置30と各配線を接続す
るための端子を収容したコネクタ8と、各入力部に何も
接続されていない状態ではHレベルを与え、接続した状
態では通信装置30の出力部に入力信号の規定レベルを
与えるための各プルアップ抵抗とを備えている。
【0048】また、通信装置30には、情報端末1と接
続した時に、通信装置30の接続と通信装置30の属性
を送る通知部32と、情報端末1に通知部32からの接
続通知102を送るための配線71と、情報端末1との
間で制御信号やデータ等の入出力信号107を受け渡し
を行うための信号出力部34や図示していない信号入力
部を備えている。
【0049】情報端末1に通信装置30を接続する以前
には、判定部3への接続通知102はなされておらず、
判定部3に接続された配線52は、プルアップ抵抗52
1により常時Hレベルを通知している。また、通信装置
30の信号入出力のための信号線の極性が不明であるた
め、切替部7にてオープンコレクタ型の出力バッファ6
に接続された配線57と、コネクタ8の端子804に接
続された配線58とが接続されるように、制御部2が切
替制御108を行っている。
【0050】情報端末1に通信装置30を接続すると、
コネクタ8の端子801とコネクタ31の端子311が
つながった瞬間、通知部32からの接続通知102が判
定部3に到達するため、判定部3では接続通知102の
パターンに対応した制御部2への割込み51を発生す
る。制御部2では割込み51により通信装置30の接続
と属性を判定する。通知部32からは通信装置によって
異なったパターンを発生するようにしておくことで、制
御部2にて通信装置が接続されたことと、通信装置の種
別を判定できる。
【0051】図11、図12に判定部3と通知部32の
構成例を示す。図11は、情報端末1に通信装置Aを接
続すると、判定部3が接続通知の割込み51を制御部2
に送出の後、制御部2が接続通知状態をLと評価するよ
うにした実施例である。図12は、情報端末1に通信装
置Bを接続すると、判定部3が接続通知の割込み51を
制御部2に送出の後、制御部2が接続通知状態をHと評
価するようにした実施例である。
【0052】図13に通信装置の属性を判定するフロー
チャートを示す。判定処理は、接続通知割込みが行われ
てから接続が完了するまでの、コネクタ接続に必要な時
間T1を待った後、接続通知の状態を評価することによ
り行う。情報端末1に通信装置を接続すると接続通知割
込みが発生して処理シーケンス(3001)を開始す
る。判定処理を開始すると時間T1内に接続通知割込み
が多重に発生することを防ぐために、接続通知割込み禁
止の処理(3002)を実行する。次にコネクタ接続に
必要な時間T1を待つための判断(3003)に移る。
時間T1が経過するとこのループを抜け、次の接続通知
の状態を評価する処理(3004)を実行し、評価結果
を判断(3005)する。
【0053】図11の実施例の場合、時間T1後の判定
部3から制御部2への接続通知の状態はLとなるため、
次の処理(3006)にて、通信装置Aを接続として判
定処理を終わる。
【0054】図12の実施例の場合、時間T1後の判定
部3から制御部2への接続通知の状態はHとなるため、
評価結果を判断(3005)し次の処理(3007)に
て、通信装置Bを接続として判定処理を終わる。判定処
理を終わると、次の通信装置の接続時の自動判定を可能
とするため、接続通知割込み許可の処理(3008)を
行って、通信装置の属性を判定するすべての処理を終了
しI/F適合(3009)する。
【0055】別の実施例として、図14及び図15は制
御部2に接続通知の際の属性通知割込みの数により通信
装置の属性を判定する属性通知テーブルを持ち、通知部
32の接続通知を行う接点の形状を、通信装置の属性に
よって異なる段数とし、接続通知の際の属性通知割込み
の数により通信装置の属性を判定するようにしたもので
ある。図14は、情報端末1に通信装置Cを接続する
と、制御部2が判定部3からのc−1回の属性通知割込
みを判定するようにした実施例である。図15は、情報
端末1に通信装置Dを接続すると、制御部2が判定部3
からのd−1個の属性通知割込みを判定するようにした
実施例である。
【0056】図16に通信装置の属性を判定するフロー
チャートを示す。判定処理は、接続通知割込みが行われ
てから接続が完了するまでの、コネクタ接続に必要な時
間T1内のパルスの立上がりエッジによる属性割込みの
回数をカウント値により行う。情報端末1に通信装置を
接続すると接続通知割込みが発生して処理シーケンス
(4001)を開始する。判定処理を開始すると時間T
1内に接続通知割込みが多重に発生することを防ぐため
に、接続通知割込み禁止の処理(4002)を実行す
る。次に時間T1内に発生する属性割込みの回数のカウ
ント値を初期化する処理(4003)を実行する。
【0057】次に属性割込みを許可する処理(400
4)を実行して、コネクタ接続に必要な時間T1を待つ
ための判断(4005)に移る。属性割込み処理(41
01)は、接続割込み処理での属性割込みを許可する処
理(4004)が実行されると、属性割込みの発生毎に
属性割込みの回数をカウントする処理(4102)を実
行して終了(4103)する。接続割込み処理でのコネ
クタ接続に必要な時間T1の待ち時間が終了すると、属
性割込み禁止の処理(4006)を実行して、コネクタ
接続に必要な時間T1経過後の不正な属性割込みが発生
するのを防ぐ。次に属性割込みで得られたカウント値か
ら、通信装置の属性を判断(4007)する部分へ移
る。
【0058】図14の実施例の場合、制御部2は接続通
知割込みに続いて属性割込みをc−1回受けるため、判
断(4007)にてカウント値nはc−1で、次の処理
(4008)にて、通信装置Cを接続として判定処理を
終わる。図15の実施例の場合、制御部2は接続通知割
込みに続い属性割込みをd−1回受けるため、判断(4
007)にてnはc−1ではなく、次の判断(400
9)にてnはd−1となり、次の処理(4010)に
て、通信装置Dを接続として判定処理を終わる。この実
施例の場合、通信装置の接続通知を行う端子の段数によ
り任意の種類の属性を判定できる。
【0059】判定処理を終わると、次の通信装置の接続
時の自動判定を可能とするため、接続通知割込み許可の
処理(4012)を行って、通信装置の属性を判定する
すべての処理を終了しI/F適合(4013)する。
【0060】図10において、制御部2は通信装置30
の属性の判定により、通信装置30の信号入出力部の特
性に合わせるため、切替部7に切替制御108を送って
情報端末1と通信装置30間での制御信号やデータの受
け渡しを行えるようにする。尚、図10では情報端末1
と通信装置間で制御信号やデータを受け渡しする部分
は、1系統のみの記載になっているが、複数の切替制御
を持つことで、複数系統の制御信号やデータを受け渡し
するインターフェイスを実現できる。
【0061】(第5実施例)第5実施例の信号自動切替
装置は図17に示すように、情報端末1には、情報端末
1と通信装置30の接続インターフェイスを制御する制
御部2と、制御部2へ接続された通信装置30からの接
続通知102に対応した報告を行う判定部3と、判定部
3が通信装置30からの接続通知102を受けるための
配線52と、判定部3からの判定結果101を制御部2
へ報告を行うための割込み51と、制御部2から自動的
に判定部3と接続インターフェイスの各々の反転活性
化、非活性化を行う活性化制御109と、制御部2から
の切替制御108により自動的に入力バッファ5と出力
バッファ6を切り替える切替部7と、通信装置30と切
替部7との間で制御信号やデータ等の入出力信号107
を受け渡すための配線58と、切替部7からの制御信号
やデータを入力バッファ5を経由して、制御部2に送る
ための配線56と、制御部2からの制御信号やデータを
オープンコレクタ型の出力バッファ6を経由して、切替
部7に送るための配線57と、通信装置30と各配線を
接続するための端子を収容したコネクタ8と、各入力部
に何も接続されていない状態ではHレベルを与え、接続
した状態では通信装置30の出力部に入力信号の規定レ
ベルを与えるための各プルアップ抵抗とを備えている。
【0062】また、通信装置30には、情報端末1と接
続した時に、通信装置30の接続と通信装置30の属性
を送る通知部32と、情報端末1に通知部32からの接
続通知102を送るための配線71と、情報端末1との
間で制御信号やデータ等の入出力信号107を受け渡し
を行うための信号出力部34や図示していない信号入力
部を備えている。
【0063】情報端末1に通信装置30を接続する以前
には、判定部3への接続通知102はなされておらず、
判定部3に接続された配線52は、プルアップ抵抗52
1により常時Hレベルを通知している。また、制御部2
は活性化制御109により判定部3のみを活性化してお
り、接続インターフェイスが電流を消費しない非活性の
状態にしている。
【0064】情報端末1に通信装置30を接続した時の
判定は、実施例4と同じ方法による。制御部2は通信装
置30の属性の判定により、通信装置30の信号入出力
部の特性に合わせるため、活性化制御109により、判
定部3の非活性化と接続インターフェイスの活性化を行
うと同時に、切替部7に切替制御108を送って情報端
末1と通信装置30間での制御信号やデータの受け渡し
を行えるようにする。
【0065】尚、図17では情報端末1と通信装置間で
制御信号やデータを受け渡しする部分は、1系統のみの
記載になっているが、複数の切替制御を持つことで、複
数系統の制御信号やデータを受け渡しするインターフェ
イスを実現できる。
【0066】(第6実施例)第6実施例の信号自動切替
装置は図18に示すように、情報端末1には、情報端末
1と通信装置30の接続インターフェイスを制御する制
御部2と、制御部2へ接続された通信装置30からの接
続通知102に対応した報告を行う判定部3と、判定部
3が通信装置30からの接続通知102を受けるための
配線52と、判定部3からの判定結果101を制御部2
へ報告を行うための割込み51と、制御部2からの切替
制御108により自動的に入力バッファ5と出力バッフ
ァ6を切り替える切替部7と、通信装置30と切替部7
との間で制御信号やデータ等の入出力信号107を受け
渡すための配線58と、切替部7からの制御信号やデー
タを入力バッファ5を経由して、制御部2に送るための
配線56と、制御部2からの制御信号やデータをオープ
ンコレクタ型の出力バッファ6を経由して、切替部7に
送るための配線57と、通信装置30と各配線を接続す
るための端子を収容したコネクタ8と、各入力部に何も
接続されていない状態ではHレベルを与え、接続した状
態では通信装置30の出力部に入力信号の規定レベルを
与えるための各プルアップ抵抗とを備えている。
【0067】また、通信装置30には、情報端末1と接
続した時に、通信装置30の接続と通信装置30の属性
を送る通知部32と、情報端末1に通知部32からの接
続通知102を送るための配線71と、情報端末1との
間で制御信号やデータ等の入出力信号107を受け渡し
を行うための信号入力部35や図示していない信号出力
部を備えている。
【0068】情報端末1に通信装置30を接続する以前
には、判定部3への接続通知102はなされておらず、
判定部3に接続された配線52は、プルアップ抵抗52
1により常時Hレベルを通知している。また、通信装置
30の信号入出力のための信号線の極性が不明であるた
め、切替部7にて入力バッファ5に接続された配線56
と、コネクタ8の端子804に接続された配線58とが
接続されるように、制御部2が切替制御108を行って
いる。
【0069】情報端末1に通信装置30を接続してか
ら、通信装置30の属性を判定して情報端末1の接続イ
ンターフェイス部の信号入出力部の特性を合わせるまで
の間、通信装置のV2(V)でプルアップされた入力極
性の端子に接続された情報端末1の端子を、V1(V)
プルアップ入力とした場合に、V1とV2の電位差によ
る過電流が流出するのを防止するために、情報端末1の
入力バッファ5への配線56上に過電流防止562を挿
入している。
【0070】情報端末1に通信装置30を接続した時の
判定は、実施例4と同じ方法による。制御部2は通信装
置30の属性の判定により、通信装置30の信号入出力
部の特性に合わせるため、切替部7に切替制御108を
送って情報端末1と通信装置30間での制御信号やデー
タの受け渡しを行えるようにする。
【0071】尚、図18では情報端末1と通信装置間で
制御信号やデータを受け渡しする部分は、1系統のみの
記載になっているが、複数の切替制御を持つことで、複
数系統の制御信号やデータを受け渡しするインターフェ
イスを実現できる。
【0072】(第7実施例)第7実施例の信号自動切替
装置は図19及び図20に示すように、接続された通信
装置の属性を自動的に判定する判定部3に、情報端末1
に通信装置を接続した際に、コネクタの端子の特性によ
る機械的な作用によりチャタリングが発生して、接続さ
れた通信装置を誤認識するのを防ぐために、判定部3の
入力バッファにヒステリシス特性を持たせたものであ
る。
【0073】(第8実施例)第8実施例の信号自動切替
装置は、接続する通信装置の属性を通知する通知部32
が、情報端末1に通信装置を接続した際に、コネクタの
端子の特性による機械的な作用によりチャタリングが発
生することを抑制していない図21の場合と、接続する
通信装置の属性を通知する通知部32が、情報端末1に
通信装置を接続した際に、コネクタの端子の特性による
機械的な作用によりチャタリングが発生することを抑制
している図22の場合とで、情報端末1の判定部52
が、接続通知が行われてから接続が完了するまでの、コ
ネクタ接続に必要な時間T1の間に通知される接続通知
の回数により、接続された通信装置の属性を判定するも
のである。
【0074】図21の場合、情報端末1に通信装置Aを
接続した際に、コネクタの端子801及び端子331の
特性による機械的な作用によりチャタリングが発生し、
その結果コネクタ接続に必要な時間T1の間に複数の接
続通知が判定部3に伝えられる。一方図22の場合、容
量性の負荷によりチャタリングは充放電の時定数で抑制
されるため、その結果コネクタ接続に必要な時間T1の
間には1回の接続通知が判定部3に伝えられる。
【0075】図23に通信装置の属性を判定するフロー
チャートを示す。判定処理は、接続通知が行われてから
接続が完了するまでの、コネクタ接続に必要な時間T1
内に接続通知の発生する回数のカウント値により行う。
情報端末1に通信装置を接続すると接続通知が行われて
処理シーケンス(5001)を開始する。判定処理を開
始するとまずカウント値nを初期化(5002)する。
次に接続通知のパルスの立下がりによりカウントを加算
する処理(5003)を実行する。この処理は時間T1
が経過する間常時行っているため、実際には次の時間経
過の判断(5004)からの戻りループ内を回りつづけ
ている。時間T1が経過するとこのループを抜け、次の
時間T1内のカウントの判断(5005)に移る。図2
1の実施例の場合、判定部3は接続通知の後、複数個の
接続通知を判定するため、カウント値nは充分1よりも
大きくなり、次の処理(5006)にて、通信装置Aを
接続として判定処理を終了しI/F適合(5008)す
る。図22の実施例の場合、判定部3は接続通知のパル
スを1つだけカウントするため、判断(5005)にて
nは充分1より大きくはなく、次の処理(5007)に
て、通信装置Bを接続として判定処理を終了しI/F適
合(5008)する。
【0076】(第9実施例)第9実施例の信号自動切替
装置は図24に示すように、情報端末1には、情報端末
1と通信装置30の接続インターフェイスを制御する制
御部2と、接続された通信装置30の種別を判断するた
めの解析部4と、解析部4から通信装置30への種別問
合せ104を行うための配線54と、解析部4にて通信
装置30からの問合せに対する種別応答106を受ける
ための配線55と、制御部2から解析部4に対して解析
指示103や状態確認105を行うためのハンドリング
バス53と、通信装置30と制御信号やデータを受け渡
しする入力バッファ5や出力バッファ6と、制御部2が
通信装置30の解析結果により接続特性を判定し、切替
制御108により自動的に入力バッファ5と出力バッフ
ァ6を切り替える切替部7と、通信装置30と切替部7
との間で制御信号やデータ等の入出力信号107を受け
渡すための配線58と、切替部7からの制御信号やデー
タを入力バッファ6を経由して、制御部2に送るための
配線58と、制御部2からの制御信号やデータをオープ
ンコレクタ型の出力バッファ5を経由して、切替部7に
送るための配線57と、通信装置30と各配線を接続す
るための端子を収容したコネクタ8と、各入力部に何も
接続されていない状態ではHレベルを与え、接続した状
態では通信装置30の出力部に入力信号の規定レベルを
与えるための各プルアップ抵抗とを備えている。
【0077】また、通信装置30には、情報端末1から
の種別問合せ104を受けて、通信装置30の種別応答
106を行う応答部33と、情報端末1からの種別問合
せ104を応答部33へ送るための配線72と、情報端
末1へ応答部33からの種別応答106を送るための配
線73と、情報端末1との間で制御信号やデータ等の入
出力信号107を受け渡しを行うための信号出力部34
や図示していない信号入力部を備えている。
【0078】情報端末1に通信装置30を接続する以前
には解析部4への種別応答106はなされておらず、解
析部4に接続された配線55は、プルアップ抵抗551
により常時Hレベルを通知している。また、通信装置3
0の信号入出力のための信号線の極性が不明であるた
め、切替部7にてオープンコレクタ型の出力バッファに
接続された配線57と、コネクタの端子804に接続さ
れた配線58とが接続されるように、制御部2が切替制
御108を行っている。
【0079】制御部2は解析部4に対して通信装置30
の接続の有無を確認するため、定期的なポーリング処理
によりにハンドリングバス53を経由して解析指示10
3を行っており、解析部4は解析指示103により配線
54を経由して種別問合わせ104を行う。通信装置3
0が接続されていない時は、解析部4は種別応答106
を得ることが出来ないため、解析部4は待ち時間T2内
に状態確認105の報告が出来ない。これにより、制御
部2は通信装置30が接続されていないことを自動的に
認識する。
【0080】通信装置30が接続されると、情報端末1
のコネクタ8の端子802は通信装置30のコネクタ3
1の端子312と、情報端末1のコネクタ8の端子80
3は通信装置30のコネクタ31の端子313とつなが
り、解析部4からの種別問合わせ104は、通信装置3
0の配線72を経由して応答部33に伝えられる。通信
装置30の応答部33は、種別問合わせ104に対して
通信装置30固有の種別応答106を配線73を経由し
て情報端末1に送り出す。情報端末1では送られた種別
応答106が配線55を経由して解析部4に伝えられ
る。解析部4では種別応答106を受けると、制御部2
からのハンドリングバス53を経由した状態確認105
で結果を報告する。
【0081】図25に通信装置の種別を判定するフロー
チャートを示す。制御部は定期的なタイマー割込み(6
101)の通信装置確認プロセス(6102)にて、通
信装置の接続の有無と種別の認識を行っている。通信装
置確認(6001)を開始すると、制御部は解析部へ解
析指示の発行(6002)を行って、直ちに状態確認に
必要な待ち時間T2のタイマーをスタート(6003)
させる。続いて待ち時間T2の経過を待つ判断(600
4)を実行する。時間T2が経過するとこのループを抜
け、T2タイマーをストップ(6005)させる。次に
解析部に対して状態確認を実施(6006)し、通信装
置からの種別応答の報告を受ける。通信装置が接続され
ていない時は、解析部からの報告を受けることは出来な
いため、次の判断(6007)で状態確認報告なしとと
なり、次の処理(6008)にて通信装置の接続なしと
認識して処理を終了(6012)する。
【0082】仮に種別問合せに対して種別応答Aを返答
する通信装置Aが接続された場合には、制御部からの状
態確認に対する解析部からの報告はAとなり、次の判断
(6007)で状態確認報告なしとはならず、次の判断
(6009)で状態確認報告Aとなり、次の処理(60
10)にて通信装置Aを接続と認識して処応答の種類に
より任意の種類の種別を判定できる。
【0083】図24において、制御部2は状態確認10
5で得られた報告により、接続された通信装置30の種
別を認識し、通信装置30の信号入出力部の特性に合わ
せるため、切替部7に切替制御108を送って情報端末
1と通信装置30間での制御信号やデータの受け渡しを
行えるようにする。
【0084】尚、図24では情報端末1と通信装置間で
制御信号やデータを受け渡しする部分は、1系統のみの
記載になっているが、複数の切替制御を持つことで、複
数系統の制御信号やデータを受け渡しするインターフェ
イスを実現できる。また、第1実施例のように通信装置
が情報端末1と接続した時に、通信装置の接続と通信装
置の属性を送る通知部を備えている場合、情報端末1に
実施例1の判定部を備えることで、情報端末1と通信装
置との接続と、通信装置の属性が判定できるため、解析
部によるポーリング処理は不要で、制御部は直ちに種別
の問合わせを行うことが可能となる。
【0085】(第10実施例)第10実施例の信号自動
切替装置は図26に示すように、情報端末1には、情報
端末1と通信装置30の接続インターフェイスを制御す
る制御部2と、接続された通信装置30の種別判断を補
佐する検査出力111を行う検査部9と、制御部2から
検査部9に対して検査指示110を送出する配線59
と、検査部9から通信装置30への検査出力111を行
うための配線60と、接続された通信装置30の種別を
判断するための解析部4と、解析部4から通信装置30
への種別問合せ104を行うための配線54と、解析部
4にて通信装置30からの問合せに対する種別応答10
6を受けるための配線55と、制御部2から解析部4に
対して解析指示103や状態確認105を行うためのハ
ンドリングバス53と、通信装置30と制御信号やデー
タを受け渡しする入力バッファ5や出力バッファ6と、
制御部2が通信装置30の解析結果により接続特性を判
定し、切替制御108により自動的に入力バッファ5と
出力バッファ6を切り替える切替部7と、通信装置30
と切替部7との間で制御信号やデータ等の入出力信号1
07を受け渡すための配線58と、切替部7からの制御
信号やデータを入力バッファ6を経由して、制御部2に
送るための配線58と、制御部2からの制御信号やデー
タをオープンコレクタ型の出力バッファ5を経由して、
切替部7に送るための配線57と、通信装置30と各配
線を接続するための端子を収容したコネクタ8と、各入
力部に何も接続されていない状態ではHレベルを与え、
接続した状態では通信装置30の出力部に入力信号の規
定レベルを与えるための各プルアップ抵抗とを備えてい
る。
【0086】また、通信装置30には、情報端末1から
の種別問合せ104及び検査出力111を受けて、通信
装置30の種別応答106を行う応答部33と、情報端
末1からの種別問合せ104を応答部33へ送るための
配線72と、情報端末1からの検査出力111を応答部
へ送るための配線74と、情報端末1へ応答部33から
の種別応答106を送るための配線73と、情報端末1
との間で制御信号やデータ等の入出力信号107を受け
渡しを行うための信号出力部34や図示していない信号
入力部を備えている。
【0087】情報端末1に通信装置30を接続する以前
には解析部4への種別応答106はなされておらず、解
析部4に接続された配線55は、プルアップ抵抗551
により常時Hレベルを通知している。また、通信装置3
0の信号入出力のための信号線の極性が不明であるた
め、切替部7にてオープンコレクタ型の出力バッファに
接続された配線57と、コネクタの端子804に接続さ
れた配線58とが接続されるように、制御部2が切替制
御108を行っている。
【0088】制御部2は通信装置30の接続を確認する
時は、配線59を通じて検査部9に検査指示110を出
し、検査部9からは配線60を経由して検査出力として
Lが出力される。また解析部4に対しては通信装置30
の接続の有無を確認するため、定期的なポーリング処理
によりハンドリングバス53を経由して解析指示103
を行っており、解析部4は解析指示103により配線5
4を経由して種別問合わせ104を行う。通信装置30
が接続されていない時は、解析部4は種別応答106と
してHを得ることになり、制御部2は通信装置30が接
続されていないことを自動的に認識する。
【0089】通信装置30が接続されると、情報端末1
のコネクタ8の端子802は通信装置30のコネクタ3
1の端子312と、情報端末1のコネクタ8の端子80
3は通信装置30のコネクタ31の端子313と、情報
端末1のコネクタ8の端子805は通信装置30のコネ
クタ31の端子315とつながり、解析部4からの種別
問合わせ104は、通信装置30の配線72を経由し
て、検査部9からの検査出力111は、通信装置30の
配線74を経由して応答部33に伝えられる。通信装置
30は、種別毎に独自の応答部33を有しており、検査
部9からの検査出力111をLにしておけば解析部4か
らの種別問合わせ104に、種別ごとの種別応答106
を返答する。
【0090】図27に通信装置E、図28に通信装置F
を示す。通信装置Eの応答部33では、検査出力111
がLに固定されると、解析部からの種別問合わせ104
が、そのまま種別応答106となって情報端末1の解析
部へ送り返される。また、通信装置Fの応答部33で
は、検査出力111がLに固定されると、解析部からの
種別問合わせ104に無関係に、Lレベルが種別応答1
06となって情報端末1の解析部へ送り返される。
【0091】図26において、情報端末1では送られた
種別応答106が配線55を経由して解析部4に伝えら
れる。解析部4では種別応答106を受けると、制御部
2からのハンドリングバス53を経由した状態確認10
5で結果を報告する。
【0092】図29に通信装置の種別を判定するフロー
チャートを示す。制御部は定期的なタイマー割込み(7
101)の通信装置確認プロセス(7102)にて、通
信装置の接続の有無と種別の認識を行っている。通信装
置確認(7001)を開始すると、制御部は検査部へ検
査出力Lの出力指示(7002)を行ってから、解析部
へ解析指示の発行(7003)を行って、続けて解析部
に対して状態確認を実施(7004)し、通信装置から
の種別応答の報告を受ける。通信装置が接続されていな
い時は、解析部からの状態確認の報告としてHを受ける
ため、次の判断(7005)で状態確認Hとなり、次の
処理(7006)にて通信装置の接続なしと認識する。
【0093】図28に示した通信装置Fが接続された場
合には、通信装置Fの応答部33では、検査出力111
がLに固定されると、解析部からの種別問合わせ104
に対して、種別応答にてLと応答するため、制御部から
の状態確認に対する解析部からの報告はLとなり、次の
判断(7005)で状態確認Hとはならず、次の判断
(7007)で状態確認報告Lとなり、次の処理(70
08)にて通信装置Fを接続と認識する。通信装置Eが
接続された場合には、通信装置Eの応答部33では、検
査出力111がLに固定されると、解析部からの種別問
合わせ104が、そのまま種別応答106となって情報
端末1の解析部へ送り返すため、制御部からの状態確認
に対する解析部からの報告は「種別問合わせ」となり、
次の判断(7005)で状態確認Hとはならず、次の判
断(7007)で状態確認Lとはならず、次の判断(7
009)で状態確認種別問合わせとなり、通信装置Eを
接続と認識する。この実施例の場合、通信装置の種別応
答の種類により任意の種類の種別を判定できる。
【0094】図26において、制御部2は状態確認10
5で得られた報告により、接続された通信装置30の種
別を認識し、通信装置30の信号入出力部の特性に合わ
せるため、切替部7に切替制御108を送って情報端末
1と通信装置30間での制御信号やデータの受け渡しを
行えるようにする。
【0095】尚、図26では情報端末1と通信装置間で
制御信号やデータを受け渡しする部分は、1系統のみの
記載になっているが、複数の切替制御を持つことで、複
数系統の制御信号やデータを受け渡しするインターフェ
イスを実現できる。また、通信装置が情報端末1と接続
した時に、通信装置の接続と通信装置の属性を送る通知
部を備えている場合、情報端末1に実施例1の判定部を
備えることで、情報端末1と通信装置との接続と、通信
装置の属性が判定できるため、解析部によるポーリング
処理は不要で、制御部は直ちに種別の問合わせを行うこ
とが可能となる。
【0096】(第11実施例)第11実施例の信号自動
切替装置は図30に示すように、情報端末1には、情報
端末1と通信装置30の接続インターフェイスを制御す
る制御部2と、制御部2へ接続された通信装置30から
の接続通知102に対応した報告を行う判定部3と、判
定部3が通信装置30からの接続通知102を受けるた
めの配線52と、判定部3からの判定結果101を制御
部2へ報告を行うための割込み51と、接続された通信
装置30の種別判断を補佐する検査出力111を行う検
査部9と、制御部2から検査部9に対して検査指示11
0を送出する配線59と、検査部9から通信装置30へ
の検査出力111を行うための配線60と、検査部9に
て通信装置30からの検査入力113を受けるための配
線62と、検査部9から制御部2への検査報告112を
行うための検査報告用割込み61と、制御部2が通信装
置30と制御信号やデータを受け渡しする入力バッファ
5や出力バッファ6と、通信装置30の検査結果により
接続特性を判定し、切替制御108により自動的に入力
バッファ5と出力バッファ6を切り替える切替部7と、
通信装置30と切替部7との間で制御信号やデータ等の
入出力信号107を受け渡すための配線58と、切替部
7からの制御信号やデータを入力バッファ6を経由し
て、制御部2に送るための配線58と、制御部2からの
制御信号やデータをオープンコレクタ型の出力バッファ
5を経由して、切替部7に送るための配線57と、通信
装置30と各配線を接続するための端子を収容したコネ
クタ8と、各入力部に何も接続されていない状態ではH
レベルを与え、接続した状態では通信装置30の出力部
に入力信号の規定レベルを与えるための各プルアップ抵
抗とを備えている。
【0097】また、通信装置30には、情報端末1から
の検査出力111を受けて、通信装置30の検査入力1
13の応答を行う応答部33と、情報端末1からの検査
出力111を応答部33へ送るための配線74と、情報
端末1へ応答部33からの検査入力113を送るための
配線75と、情報端末1との間で制御信号やデータ等の
入出力信号107を受け渡しを行うための信号出力部3
4や図示していない信号入力部を備えている。
【0098】情報端末1に通信装置30を接続する以前
には、通信装置30の信号入出力のための信号線の極性
が不明であるため、切替部7にてオープンコレクタ型の
出力バッファに接続された配線57と、コネクタの端子
804に接続された配線58とが接続されるように、制
御部2が切替制御108を行っている。
【0099】制御部2は、判定部3で第4実施例と同じ
方法により通信装置30の接続を確認すると、配線59
を通じて検査部9に検査指示110を出し、検査部9か
らは配線60を経由して検査出力111としてLが出力
される。通信装置30は、種別毎に独自の応答部33を
有しており、検査部9からの検査出力111を受けて、
種別ごとの検査入力113を返答する。
【0100】図31に通信装置E、図32に通信装置F
を示す。通信装置Eの応答部33では、検査出力111
がLに変化しても検査入力113による応答には変化は
なく、検査部9で検査出力111に対する状態変化なし
と判断され、制御部2への検査報告112で通信装置3
0の接続が認識される。一方通信装置Fの応答部33で
は、検査出力111がLに変化すると、容量性の結合に
より、検査入力113にはパルスが発生する。このパル
スは検査部9で検査出力111に対する状態変化有りと
判断され、制御部2への検査報告112で通信装置Fの
接続が認識される。
【0101】図33に通信装置の種別を判定するフロー
チャートを示す。制御部は判定部で通信装置の接続を確
認すると、通信装置確認処理8001を開始する。最初
に制御部は検査部へ検査指示を発行(8002)する。
これにより検査部は検査出力Lを出力する。次に検査報
告の確認(8003)を行って、通信装置からの検査入
力の報告を受ける。
【0102】図31の通信装置Eが接続された場合に
は、通信装置Eは検査出力に対する検査入力の応答には
変化はなく、状態確認変化無しと判断(8004)し、
次に通信装置Eを接続として処理(8005)を行う。
図32の通信装置Fが接続された場合には、通信装置F
は検査出力に対して、パルス状の検査入力の応答を行う
ため、次の判断(8004)では状態確認変化無しとは
されず、次に処理(8006)にて通信装置Fを接続と
して処理(8005)を行う。何れの場合も最後に検査
出力をH(8007)に戻して、処理を終了しI/F適
合(8008)する。
【0103】図30において、制御部2は状態確認10
5で得られた報告により、接続された通信装置30の種
別を認識し、通信装置30の信号入出力部の特性に合わ
せるため、切替部7に切替制御108を送って情報端末
1と通信装置30間での制御信号やデータの受け渡しを
行えるようにする。
【0104】尚、図30では情報端末1と通信装置間で
制御信号やデータを受け渡しする部分は、1系統のみの
記載になっているが、複数の切替制御を持つことで、複
数系統の制御信号やデータを受け渡しするインターフェ
イスを実現できる。
【0105】(第12実施例)第12実施例の信号自動
切替装置は図30に示すように、情報端末1には、情報
端末1と通信装置30の接続インターフェイスを制御す
る制御部2と、制御部2へ接続された通信装置30から
の接続通知102に対応した報告を行う判定部3と、判
定部3が通信装置30からの接続通知102を受けるた
めの配線52と、判定部3からの判定結果101を制御
部2へ報告を行うための割込み51と、接続された通信
装置30の種別判断を補佐する検査出力111を行う検
査部9と、制御部2から検査部9に対して検査指示11
0を送出する配線59と、検査部9から通信装置30へ
の検査出力111を行うための配線60と、検査部9に
て通信装置30からの検査入力113を受けるための配
線62と、検査部9から制御部2への検査報告112を
行うための検査報告用割込み61と、制御部2が通信装
置30と制御信号やデータを受け渡しする入力バッファ
5や出力バッファ6と、通信装置30の検査結果により
接続特性を判定し、切替制御108により自動的に入力
バッファ5と出力バッファ6を切り替える切替部7と、
通信装置30と切替部7との間で制御信号やデータ等の
入出力信号107を受け渡すための配線58と、切替部
7からの制御信号やデータを入力バッファ6を経由し
て、制御部2に送るための配線58と、制御部2からの
制御信号やデータをオープンコレクタ型の出力バッファ
5を経由して、切替部7に送るための配線57と、通信
装置30と各配線を接続するための端子を収容したコネ
クタ8と、各入力部に何も接続されていない状態ではH
レベルを与え、接続した状態では通信装置30の出力部
に入力信号の規定レベルを与えるための各プルアップ抵
抗とを備えている。
【0106】また、通信装置30には、情報端末1から
の検査出力111を受けて、通信装置30の検査入力1
13の応答を行う応答部33と、情報端末1からの検査
出力111を応答部33へ送るための配線74と、情報
端末1へ応答部33からの検査入力113を送るための
配線75と、情報端末1との間で制御信号やデータ等の
入出力信号107を受け渡しを行うための信号出力部3
4や図示していない信号入力部を備えている。
【0107】情報端末1に通信装置30を接続する以前
には、通信装置30の信号入出力のための信号線の極性
が不明であるため、切替部7にてオープンコレクタ型の
出力バッファに接続された配線57と、コネクタの端子
804に接続された配線58とが接続されるように、制
御部2が切替制御108を行っている。
【0108】制御部2は、判定部3での接続通知割込み
により通信装置30の接続開始を確認すると、配線59
を通じて検査部9に検査指示110を出し、検査部9か
らは配線60を経由して検査出力111としてLが出力
される。通信装置30では、検査出力111は検査入力
113に折り返されているため、検査出力111として
Lが伝わると検査入力113としてLを出力するが、通
信装置30の種別毎に判定用の端子が接続されてから、
検査入力113が接続された端子316が、情報端末1
のコネクタの端子に接続するまでのタイムラグが生じる
ようなコネクタ構造になっており、通信装置毎にタイム
ラグを変えられるようになっている。
【0109】図34に通信装置G、図34に通信装置H
を示す。通信装置Gの応答部33では、情報端末1の判
定部で通信装置Gの接続開始を確認し、検査出力111
にLを出力しておくことで、コネクタの接続が進んでT
g時間経過後に検査入力113にLが伝えられる。これ
により検査部から検査報告を制御部へ行うための検査報
告用割込みが発生する。通信装置Hの応答部33では、
情報端末1の判定部で通信装置Hの接続開始を確認し、
検査出力111にLを出力しておくことで、コネクタの
接続が進んでTh時間経過後に検査入力113にLが伝
えられる。これにより検査部から検査報告を制御部へ行
うための検査報告用割込みが発生する。
【0110】図36に通信装置の種別を判定するフロー
チャートを示す。判定処理は、接続通知割込みが行われ
てから検査入力の接続が完了するまでの、コネクタ接続
に必要な時間Tn値により行う。情報端末1に通信装置
を接続すると接続通知割込みが発生して処理シーケンス
(9001)を開始する。判定処理を開始すると時間T
1内に接続通知割込みが多重に発生することを防ぐため
に、接続通知割込み禁止の処理(9002)を実行す
る。次にタイマー値Tnを初期化する処理(9003)
を実行する。次に検査報告用割込みを許可する処理(9
004)を実行して、コネクタ接続に必要な時間T1を
待つための判断(9005)に移る。検査報告割込み処
理(9101)は、接続割込み処理での検査報告用割込
みを許可する処理(9004)が実行されると、検査報
告用割込みの発生時にタイマーTnの停止(9102)
を実行して終了(9103)する。接続割込み処理での
コネクタ接続に必要な時間T1の待ち時間が終了する
と、検査報告割込み禁止の処理(9006)を実行し
て、コネクタ接続に必要な時間T1経過後の不正な検査
報告用割込みが発生するのを防ぐ。次に検査報告用割込
みで得られたタイマー値から、通信装置の属性を判断
(9007)する部分へ移る。
【0111】図34の通信装置Gを接続する場合、制御
部は接続通知割込みに続いて検査報告用割込みをTg時
間後に発生するため、判断(9007)にてTn=Tg
で、次の処理(9008)にて、通信装置Gを接続とし
て判定処理を終わる。図35の通信装置Hを接続する場
合、判定部は接続通知割込みに続いて検査報告用割込み
をTh時間後に発生するため、判断(9007)にてT
nはTgではなく、次の判断(9009)にてTn=T
hとなり、次の処理(9010)にて、通信装置Hを接
続として判定処理を終わる。この実施例の場合、通信装
置の検査入力を行う端子の接続するまでのタイムラグの
設定により任意の種類の属性を判定できる。
【0112】判定処理を終わると、次の通信装置の接続
時の自動判定を可能とするため、接続通知割込み許可の
処理(9012)を行って、通信装置の属性を判定する
すべての処理を終了しI/F適合(9013)する。
【0113】図30において、制御部2は状態確認10
5で得られた報告により、接続された通信装置30の種
別を認識し、通信装置30の信号入出力部の特性に合わ
せるため、切替部7に切替制御108を送って情報端末
1と通信装置30間での制御信号やデータの受け渡しを
行えるようにする。
【0114】尚、図30では情報端末1と通信装置間で
制御信号やデータを受け渡しする部分は、1系統のみの
記載になっているが、複数の切替制御を持つことで、複
数系統の制御信号やデータを受け渡しするインターフェ
イスを実現できる。
【0115】(第13実施例)図43は本発明の信号自
動切替装置の構造を示す構造概念図であり、図37は通
信装置検出処理の一実施例である。
【0116】情報端末のインタフェース部に通信装置が
接続されていない状態(10001)において、通信装
置を情報端末のコネクタに通信装置を接続した時、通知
用配線の信号の変化により判定部から割込みが発生し、
制御部は検査部に検査出力用配線の信号を活性化するよ
うに通知する(10002)。以降、制御部は検査部か
らの検査入力用配線の信号変化による割込み通知を待
ち、タイマT1をスタートさせる。
【0117】ここで、速度Aの通信装置Aが接続された
場合、通信装置Aは情報端末からの検査出力用配線が活
性化されることにより応答部にて検査入力用配線の信号
を活性化する信号線制御機能を備えているので、検査部
は検査入力用配線の信号変化により、検査部は制御部に
割込みにて通知し、制御部は通信装置Aが接続されてい
ることを検出し、タイマT1を停止し、通信装置Aの初
期化処理を行う(10004)。
【0118】また、速度Bの通信装置Bが接続された場
合、通信装置Bは情報端末からの検査出力用配線が活性
化されることにより応答部にて検査入力用配線の信号を
活性化する信号線制御機能を備えていないため、検査入
力用配線の信号は変化しない。電源OFF状態の通信装
置Aが接続された場合も同様に検査入力用配線の信号は
変化しない。制御部はある一定時間T1経過しても検査
部から検査入力用配線の信号変化による割り込みが発生
しない場合は、タイマT1のタイムアウト発生と判断
し、コネクタに接続された通信装置が通信装置Bまたは
電源OFF状態の通信装置Aであることを判断する(1
0003)。
【0119】以上の処理手順を実施することで、請求項
14の信号自動切替装置の通信装置検出処理を実現す
る。
【0120】(第14実施例)図43は本発明の信号自
動切替装置の構造を示す構造概念図であり、図37は通
信装置検出処理の一実施例である。
【0121】接続された通信装置が通信装置Bまたは電
源OFF状態の通信装置Aであることを判断されている
状態である通信装置不確定状態(10003)では、検
査入力用配線の信号変化による割込み通知待ちのタイマ
T1は停止した状態のまま、制御部は検査入力用配線の
信号変化による割込み通知を監視しておく。
【0122】ここで、通信装置Aが電源OFFからON
の状態に変化した場合は、通信装置の応答部が検査入力
用配線の信号を活性化するので、検査入力用配線の信号
変化による割込み通知により、制御部は通信装置Aが接
続されていることを検出し、通信装置Aの初期化処理を
行う(10004)。初期化処理手順が失敗した場合
は、通信装置認識失敗通知を出し、処理を終了する(1
0005)。
【0123】初期化処理手順が成功した場合は、制御部
は通信装置A動作モードに切替わり、切替部に通知して
各入出力を通信装置Aのモードに切替える(1000
7)。その後アプリケーションから発呼要求があった場
合は、発呼手順処理を実施し速度Aで発呼する(100
10)。
【0124】また、通信装置不確定状態(10003)
において、アプリケーションから発呼要求があった場合
は、制御部は通信装置B動作モードに切替わり、切替部
に通知して各入出力を通信装置Bのモードに切替える
(10006)。そして速度Bにて発呼処理手順を試行
し、成功した場合は正常な発呼を実現する(1000
8)。
【0125】しかし、失敗した場合は通信端末の電源が
OFFの状態であると判断でき、通信装置認識失敗の通
知を行う(10009)。
【0126】以上の処理手順を実施することで、請求項
15の信号自動切替装置の通信装置検出処理を実現す
る。
【0127】(第15実施例)図43は本発明の信号自
動切替装置の構造を示す構造概念図であり、図38は通
信装置検出処理の一実施例である。
【0128】情報端末のインタフェース部に通信装置が
接続されていない状態(10101)において、通信装
置を情報端末のコネクタに接続した時、通知用配線の信
号の変化により判定部から割込みが発生し、制御部はま
だ通信装置を識別できていない通信装置不確定状態に遷
移する(10102)。アプリケーションから発呼要求
があった場合、制御部は検査部に検査出力用配線の信号
を活性化するように通知する(10103)。以降、制
御部は検査部からの検査入力用配線の信号変化による割
込み通知を待ち、タイマT1をスタートさせる。
【0129】ここで、速度Aの通信装置Aが接続された
場合、通信装置Aは情報端末からの検査出力用配線が活
性化されることにより応答部にて検査入力用配線の信号
を活性化する信号線制御機能を備えているので、検査部
は検査入力用配線の信号変化により、検査部は制御部に
割込みにて通知し、制御部は通信装置Aが接続されてい
ることを検出し、タイマT1を停止し、通信装置Aの初
期化処理を行う(10104)。初期化処理手順が失敗
した場合は、通信装置認識失敗通知を出し、処理を終了
する(10105)。
【0130】初期化処理手順が成功した場合は、制御部
は通信装置A動作モードに切替わり、切替部に通知して
各入出力を通信装置Aのモードに切替える(1010
7)。その後アプリケーションから発呼要求があった場
合は、発呼手順処理を実施し速度Aでの発呼を実現する
(10110)。
【0131】また、速度Bの通信装置Bが接続された場
合、通信装置Bは情報端末からの検査出力用配線が活性
化されることにより応答部にて検査入力用配線の信号を
活性化する信号線制御機能を備えていないため、検査入
力用配線の信号は変化しない。電源OFF状態の通信装
置Aが接続された場合も同様に検査入力用配線の信号は
変化しない。制御部はある一定時間T1経過しても検査
部から検査入力用配線の信号変化による割り込みが発生
しない場合は、タイマT1のタイムアウト発生と判断
し、コネクタに接続された通信装置が通信装置Bまたは
電源OFF状態の通信装置Aであることを判断し、通信
装置B動作モードに切替わり、切替部に通知して各入出
力を通信装置Bのモードに切替える(10106)。そ
して速度Bにて発呼処理手順を試行し、成功した場合は
正常な発呼を実現する(10108)。しかし、失敗し
た場合は通信端末の電源がOFFの状態であると判断で
き、通信装置認識失敗の通知を行う(10109)。以
上の処理手順を実施することで、請求項16の信号自動
切替装置の通信装置検出処理を実現する。
【0132】(第16実施例)図43は本発明の信号自
動切替装置の構造を示す構造概念図であり、図39は通
信装置検出処理の一実施例である。
【0133】情報端末のインタフェース部に通信装置が
接続されていない状態(10201)において、通信装
置を情報端末のコネクタに接続した時、通知用配線の信
号の変化により判定部から割込みが発生し、制御部はま
だ通信装置を識別できていない通信装置不確定状態に遷
移する(10202)。アプリケーションから発呼要求
があった場合、まず制御部は検査部に通信速度Aで発呼
処理手順を試行する(10203)。発呼処理手順が成
功した場合は、制御部は通信装置A動作モードに切替わ
り、切替部に通知して各入出力を通信装置Aのモードに
切替え(10205)、速度Aでの発呼を実現する(1
0212)。通信速度Aでの発呼処理に失敗した場合
は、次に制御部は検査部に異なる通信速度Bで発呼処理
手順を試行する(10204)。発呼処理手順が成功し
た場合は、制御部は通信装置B動作モードに切替わり、
切替部に通知して各入出力を通信装置Bのモードに切替
え(10207)、速度Bでの発呼を実現する(102
11)。失敗した場合は、次々と異なる通信速度Nで発
呼処理手順を試行する(10206)。
【0134】発呼処理手順が成功した時点で、制御部は
通信装置N動作モードに切替わり、切替部に通知して各
入出力を通信装置Nのモードに切替え(10208)、
速度Nでの発呼を実現する(10210)。全ての通信
速度による発呼処理に失敗した時点で通信装置認識失敗
の通知を行う(10209)。以上の処理手順を実施す
ることで、請求項17の信号自動切替装置の通信装置検
出処理を実現する。
【0135】(第17実施例)図43は本発明の信号自
動切替装置の構造を示す構造概念図であり、図40は通
信装置検出処理の一実施例である。
【0136】情報端末のインタフェース部に通信装置が
接続されていない状態(10301)において、通信装
置を情報端末のコネクタに通信装置を接続した時、通知
用配線の信号の変化により判定部から割込みが発生し、
制御部は検査部に検査出力用配線の信号を活性化するよ
うに通知する(10302)。以降、制御部は検査部か
らの検査入力用配線の信号変化による割込み通知および
速度Bの通信装置からの応答用配線のデータ受信時の割
込み通知を待つ通信装置不確定状態に遷移する(103
03)。ここで、速度Aの通信装置Aに着呼があった場
合、通信装置Aの応答部は検査入力用配線の信号を活性
化するので、検査部は検査入力用配線の信号変化によ
り、制御部に割込みにて通知し、制御部は通信装置Aが
接続されていることを検出し、通信装置Aの着呼処理手
順を実施する(10305)。
【0137】着呼理手順が失敗した場合は、再び制御部
は通信装置不確定状態に遷移し(10303)、着呼処
理手順が成功した場合は、制御部は通信装置Aの動作モ
ードに切替わり、切替部に通知して各入出力を通信装置
Aのモードに切替え(10307)、速度Aでの着呼を
実現する(10309)。また、速度Bの通信装置Bに
着呼があった場合、通信装置Bの応答部は応答用配線に
速度Bにて着呼を示すデータを送信するので、検査部は
応答用配線に何かデータを受信することにより、制御部
に割込みを通知し、制御部は通信装置Bが接続されてい
ることを検出し、通信装置Bの着呼処理手順を実施する
(10304)。制御部にて応答用配線から受信した着
呼を示すデータを識別し、着呼理手順が失敗した場合
は、再び制御部は通信装置不確定状態に遷移し(103
03)、着呼処理手順が成功した場合は、制御部は通信
装置Bの動作モードに切替わり、切替部に通知して各入
出力を通信装置Bのモードに切替え(10306)、速
度Bでの着呼を実現する(10308)。以上の処理手
順を実施することで、請求項18の信号自動切替装置の
通信装置検出処理を実現する。
【0138】(第18実施例)図43は本発明の信号自
動切替装置の構造を示す構造概念図であり、図41は通
信装置検出処理の一実施例である。
【0139】情報端末のインタフェース部に通信装置が
接続されていない状態(10401)において、通信装
置を情報端末のコネクタに通信装置を接続した時、通知
用配線の信号の変化により判定部から割込みが発生し、
制御部は検査部に検査出力用配線の信号を活性化するよ
うに通知する(10402)。以降、制御部は検査部か
らの検査入力用配線の信号変化による割込み通知および
速度Bの通信装置からの応答用配線のデータ受信時の割
込み通知を待つ通信装置不確定状態に遷移する(104
03)。
【0140】ここで、速度Aの通信装置Aに着呼があっ
た場合、通信装置Aの応答部は検査入力用配線の信号を
活性化するので、検査部は検査入力用配線の信号変化に
より、制御部に割込みにて通知し、制御部は通信装置A
が接続されていることを検出し、通信装置Aの着呼処理
手順を実施する(10405)。着呼理手順が失敗した
場合は、再び制御部は通信装置不確定状態に遷移し(1
0403)、着呼処理手順が成功した場合は、制御部は
通信装置Aの動作モードに切替わり、切替部に通知して
各入出力を通信装置Aのモードに切替え(1040
8)、速度Aでの着呼を実現する(10410)。ま
た、速度Bの通信装置Bに着呼があった場合、通信装置
Bの応答部は応答用配線に速度Bにて着呼を示すデータ
を送信するので、検査部はあらかじめ決められた特定の
応答用配線のデータ受信時のみ、制御部に割込みを通知
し、制御部は通信装置Bが接続されていることを検出
し、通信装置Bの着呼処理手順を実施する(1040
4)。
【0141】着呼理手順が失敗した場合、制御部は応答
用配線の受信状データをクリアし、状態もリセットし
(10406)、再び制御部は通信装置不確定状態に遷
移し(10403)、着呼処理手順が成功した場合は、
制御部は通信装置Bの動作モードに切替わり、切替部に
通知して各入出力を通信装置Bのモードに切替え(10
407)、速度Bでの着呼を実現する(10408)。
【0142】以上の処理手順を実施することで、請求項
19の信号自動切替装置の通信装置検出処理を実現す
る。
【0143】(第19実施例)図43は本発明の信号自
動切替装置の構造を示す構造概念図であり、図42は通
信装置検出処理の一実施例である。
【0144】情報端末のインタフェース部に通信装置が
接続されていない状態(10501)において、通信装
置を情報端末のコネクタに通信装置を接続した時、通知
用配線の信号の変化により判定部から割込みが発生し、
制御部は特定のパターンのデータを応答用端子から受信
したことを検出するためのパターンを検査部に設定し
(10502)、検査部に検査出力用配線の信号を活性
化するように通知する(10503)。以降、制御部は
検査部からの検査入力用配線の信号変化による割込み通
知および速度Bの通信装置からの応答用配線のデータ受
信時の割込み通知を待つ通信装置不確定状態に遷移する
(10504)。
【0145】ここで、速度Aの通信装置Aに着呼があっ
た場合、通信装置Aの応答部は検査入力用配線の信号を
活性化するので、検査部は検査入力用配線の信号変化に
より、制御部に割込みにて通知し、制御部は通信装置A
が接続されていることを検出し、通信装置Aの着呼処理
手順を実施する(10506)。着呼理手順が失敗した
場合は、再び制御部は通信装置不確定状態に遷移し(1
0504)、着呼処理手順が成功した場合は、制御部は
通信装置Aの動作モードに切替わり、切替部に通知して
各入出力を通信装置Aのモードに切替え(1050
9)、速度Aでの着呼を実現する(10511)。
【0146】また、速度Bの通信装置Bに着呼があった
場合、通信装置Bの応答部は応答用配線に速度Bにて着
呼を示すデータを送信するので、検査部はあらかじめ制
御部より設定されたパターンの応答用配線のデータ受信
時のみ、制御部に割込みを通知し、制御部は通信装置B
が接続されていることを検出し、通信装置Bの着呼処理
手順を実施する(10505)。着呼理手順が失敗した
場合、制御部は検査部の応答用配線の受信データのパタ
ーン設定を再設定し(10507)、再び制御部は通信
装置不確定状態に遷移する(10504)。着呼処理手
順が成功した場合は、制御部は通信装置Bの動作モード
に切替わり、切替部に通知して各入出力を通信装置Bの
モードに切替え(10508)、速度Bでの着呼を実現
する(10510)。以上の処理手順を実施すること
で、実施例20の信号自動切替装置の通信装置検出処理
を実現する。
【0147】
【発明の効果】請求項1乃至6、請求項9乃至17記載
の発明によれば、通信手段を備えたモデム、携帯電話、
自動車電話、第2世代コードレス電話、CDMA電話等
の通信装置と、通信装置からのデータを処理する手段を
備えた情報端末の接続において、通信装置に、接続通知
と通信装置の属性を送る手段を備え、情報端末に、通信
装置が接続された時点で、通信装置から送られてくる接
続通知と属性情報を解析して接続された通信装置の属性
を判定し、自動的に通信装置間の制御信号やデータ用の
入力バッファと出力バッファを切り替える手段を設ける
ことにより、入出力方式や信号電圧等が異なるインタフ
ェースを持つ複数種類の通信装置を、情報端末の同一イ
ンターフェース上で実現することができるという効果が
ある。
【0148】また、受動素子とゲートレベルの能動素子
等の比較的安価な素子のみで回路を構成することがで
き、情報端末および通信装置のコストダウンの効果があ
る。
【0149】さらに、過電流保護回路を備えることによ
り、通信装置の属性通知回路が故障時に、情報端末が通
信装置の属性を誤判断してインタフェースを切り替えて
も、情報端末に過電流が流れることを防止している。
【0150】請求項7乃至8記載の発明によれば、通信
装置属性の判定回路にヒステリシス特性を持たせること
により、チャタリングをなくし、通信装置の属性を誤認
精度を上げている。
【0151】さらに、通信装置に、属性通知回路にチャ
タリングを防止するヒステリシス特性を持たせたり、情
報端末から送られてきた問合せ信号を各通信装置毎に異
なるパターンに加工して応答信号として情報端末に送る
手段を設けたり、通信装置の通知用端子と他端子のピン
を通信装置毎に異なる長さにしたり、通信装置の通知用
端子の接触面の数を通信装置毎に異なる個数にしたりす
ることにより、より複数種類の通信装置を自動的に認識
することを可能としている。
【0152】請求項18乃至20記載の発明によれば、
情報端末に、信号線制御機能や通信装置の初期化手順や
発呼手順や着呼手順等の各種通信プロトコルの制御手順
や転送速度切替機能を備えることにより、信号線制御機
能の有無や転送速度の違いや通信プロトコルの違い等の
通信装置毎に異なる特性を利用して、より複数種類の通
信装置を自動的に認識することを可能としている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例おける信号自動切替装置の
構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1実施例おける信号自動切替装置の
判定部及び通知部の構成図である。
【図3】本発明の第1実施例おける信号自動切替装置の
判定部及び通知部の構成図である。
【図4】本発明の第1実施例おける信号自動切替装置の
動作を示すフローチャートである。
【図5】本発明の第1実施例おける信号自動切替装置の
判定部及び通知部の構成図である。
【図6】本発明の第1実施例おける信号自動切替装置の
判定部及び通知部の構成図である。
【図7】本発明の第1実施例おける信号自動切替装置の
動作を示すフローチャートである。
【図8】本発明の第2実施例おける信号自動切替装置の
構成を示すブロック図である。
【図9】本発明の第3実施例おける信号自動切替装置の
構成を示すブロック図である。
【図10】本発明の第4実施例おける信号自動切替装置
の構成を示すブロック図である。
【図11】本発明の第4実施例おける信号自動切替装置
の判定部及び通知部の構成図である。
【図12】本発明の第4実施例おける信号自動切替装置
の判定部及び通知部の構成図である。
【図13】本発明の第4実施例おける信号自動切替装置
の動作を示すフローチャートである。
【図14】本発明の第4実施例おける信号自動切替装置
の判定部及び通知部の構成図である。
【図15】本発明の第4実施例おける信号自動切替装置
の判定部及び通知部の構成図である。
【図16】本発明の第4実施例おける信号自動切替装置
の動作を示すフローチャートである。
【図17】本発明の第5実施例おける信号自動切替装置
の構成を示すブロック図である。
【図18】本発明の第6実施例おける信号自動切替装置
の構成を示すブロック図である。
【図19】本発明の第7実施例おける信号自動切替装置
の判定部及び通知部の構成図である。
【図20】本発明の第7実施例おける信号自動切替装置
の判定部及び通知部の構成図である。
【図21】本発明の第8実施例おける信号自動切替装置
の判定部及び通知部の構成図である。
【図22】本発明の第8実施例おける信号自動切替装置
の判定部及び通知部の構成図である。
【図23】本発明の第8実施例おける信号自動切替装置
の動作を示すフローチャートである。
【図24】本発明の第9実施例おける信号自動切替装置
の構成を示すブロック図である。
【図25】本発明の第9実施例おける信号自動切替装置
の動作を示すフローチャートである。
【図26】本発明の第10実施例おける信号自動切替装
置の構成を示すブロック図である。
【図27】本発明の第10実施例おける信号自動切替装
置の解析用信号及び応答部の構成図である。
【図28】本発明の第10実施例おける信号自動切替装
置の解析用信号及び応答部の構成図である。
【図29】本発明の第10実施例おける信号自動切替装
置の動作を示すフローチャートである。
【図30】本発明の第11実施例及び第12実施例おけ
る信号自動切替装置の構成を示すブロック図である。
【図31】本発明の第11実施例おける信号自動切替装
置の解析用信号及び応答部の構成図である。
【図32】本発明の第11実施例おける信号自動切替装
置の解析用信号及び応答部の構成図である。
【図33】本発明の第11実施例おける信号自動切替装
置の動作を示すフローチャートである。
【図34】本発明の第12実施例おける信号自動切替装
置の解析用信号及び応答部の構成図である。
【図35】本発明の第12実施例おける信号自動切替装
置の解析用信号及び応答部の構成図である。
【図36】本発明の第12実施例おける信号自動切替装
置の動作を示すフローチャートである。
【図37】請求項14および15の信号自動切替装置の
通信装置検出処理手順を示す説明図である。
【図38】請求項16信号自動切替装置の通信装置検出
処理手順を示す説明図である。
【図39】請求項17信号自動切替装置の通信装置検出
処理手順を示す説明図である。
【図40】請求項18信号自動切替装置の通信装置検出
処理手順を示す説明図である
【図41】請求項19信号自動切替装置の通信装置検出
処理手順を示す説明図である。
【図42】請求項20信号自動切替装置の通信装置検出
処理手順を示す説明図である。
【図43】請求項14から請求項20の信号自動切替装
置の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 情報端末 2 制御部 3 判定部 4 解析部 5 入力バッファ 6 出力バッファ 7 切替部 8 コネクタ(情報端末側) 9 検査部 30 通信装置 31 コネクタ(通信装置側) 32 通知部 33 応答部 34 信号出力部 35 信号入力部 51 割込み 52 通知用配線 53 ハンドリングバス 54 問合せ用配線 55 応答用配線 56 信号入力用配線 57 信号出力用配線 58 信号入出力用配線 59 検査指示用配線 60 検査出力用配線 61 検査報告用割込み 62 検査入力用配線 71 通信装置側通知用配線 72 通信装置側種別問合せ用配線 73 通信装置側種別応答用配線 74 通信装置側検査出力用配線 75 通信装置側検査入力用配線 101 判定結果 102 接続通知 103 解析指示 104 種別問合せ 105 状態確認 106 種別応答 107 入出力信号 108 切替制御 109 活性化制御 110 検査指示 111 検査出力 112 検査報告 113 検査入力 311 コネクタ31の1番端子 312 コネクタ31の2番端子 313 コネクタ31の3番端子 315 コネクタ31の5番端子 316 コネクタ31の6番端子 521 通知用配線プルアップ抵抗 551 応答用配線プルアップ抵抗 561 信号入力用配線プルアップ抵抗 562 過電流防止 621 検査入力用配線プルアップ抵抗 801 コネクタ8の1番端子 802 コネクタ8の2番端子 803 コネクタ8の3番端子 804 コネクタ8の4番端子 805 コネクタ8の5番端子 806 コネクタ8の6番端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 北口 進 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信手段を備えたモデム、携帯電話、自
    動車電話、第2世代コードレス電話、CDMA電話等の
    通信装置と、通信装置からのデータを処理する手段を備
    えた情報端末との接続に供する信号自動切替装置におい
    て、入出力方式や信号電圧等が異なるインタフェースを
    持つ複数種類の通信装置を、情報端末の同一インターフ
    ェース上で実現するために、特定の通知用端子をインタ
    フェースに備えることにより、接続されてた通信装置に
    応じて、情報端末のインタフェース部の入出力方式や信
    号電位等を自動的に切替えることを特徴とした信号自動
    切替装置。
  2. 【請求項2】 上記請求項1に記載する信号自動切替装
    置において、通信装置と情報端末の誤接続時に、過電流
    が流れることを防止する過電流保護回路を備えた信号自
    動切替装置。
  3. 【請求項3】 上記請求項1に記載する信号自動切替装
    置において、通信装置は情報端末のインタフェース部に
    接続した時に特定の通知用端子の電位が変化するように
    作成されており、情報端末は特定の通知用端子の信号変
    化を検出時に、情報端末の処理部に通信装置が接続され
    たことを通知する手段を備えた信号自動切替装置。
  4. 【請求項4】 上記請求項1に記載する信号自動切替装
    置において、通信装置が情報端末のインタフェース部に
    接続されたことを特定の通知用端子により検出した時、
    ハードウェアは情報端末のインタフェース部分の入出力
    方式や信号電位等は切り替えず、ハードウェアから通知
    を受けた制御部がインタフェース切替部に、接続されて
    た通信装置に応じた情報を通知することにより情報端末
    のインタフェース部の入出力方式や信号電位等が切り替
    わる手段を備えた信号自動切替装置。
  5. 【請求項5】 上記請求項4に記載する信号自動切替装
    置において、情報端末のインタフェース部に何も接続さ
    れていない時は、インタフェース部は活性化されてお
    り、通信装置が情報端末のインタフェース部に接続され
    特定の通知用端子が変化した時点で、インタフェース部
    を非活性にした後にCPUに通知し、その後CPUがイ
    ンタフェース切替用レジスタに情報を設定した時点で再
    びインタフェース部を活性化することにより、無駄な電
    流が流れることを防止する手段を備えた信号自動切替装
    置。
  6. 【請求項6】 上記請求項4に記載する信号自動切替装
    置において、情報端末のインタフェース部に何も接続さ
    れていない時は、インタフェース部は全て入力モードに
    しておき、各通信装置専用の接続ケーブルが情報端末の
    インタフェース部に接続され特定の通知用端子が変化し
    た時点で、制御部に通知し、その後制御部がインタフェ
    ース切替部に情報を通知した時点でインタフェース部を
    活性化することにより、情報端末が破壊されることを防
    止する手段を備えた信号自動切替装置。
  7. 【請求項7】 上記請求項1に記載する信号自動切替装
    置において、通信装置が情報端末のインタフェース部に
    接続された時に、特定の通知用端子の変化のチャタリン
    グにより接続された通信装置の属性の誤認識を防ぐた
    め、ヒステリシスバッファ回路を備えた信号自動切替装
    置。
  8. 【請求項8】 上記請求項1に記載する信号自動切替装
    置において、通信装置が情報端末のインタフェース部に
    接続された時に、特定の通知用端子の変化がチャタリン
    グすることを防ぐヒステリシスバッファ回路を備えた通
    信装置と、ヒステリシスバッファ回路を備えていない他
    の通信装置を用意し、情報端末はケーブル接続時に特定
    の通知用端子の変化がチャタリングするかしないかを判
    別することにより、接続された通信装置の属性を判別す
    る手段を備えた信号自動切替装置。
  9. 【請求項9】 上記請求項1に記載する信号自動切替装
    置において、通信装置は情報端末からの問合せに対して
    通信装置毎に異なる応答を返す回路を備え、情報端末か
    ら出力された問合せデータは通信装置内の応答回路で加
    工され、その応答データを情報端末が解析して、複数の
    通信装置を自動認識することを実現する手段を備えた信
    号自動切替装置。
  10. 【請求項10】 上記請求項1に記載する信号自動切替
    装置において、情報端末のインタフェース部の検査用出
    力端子を活性化した状態で、通信装置Aは情報端末から
    出力された問合せデータを通信装置内の応答回路にてそ
    のまま折り返し、通知装置Bは情報端末から出力された
    問合せデータに関係なく応答回路にて一定のデータを出
    力し、情報端末では出力した問合せデータと受信した応
    答データの内容を検査することにより、通信装置Aと通
    信装置Bを判別する手段を備えた信号自動切替装置。
  11. 【請求項11】 上記請求項1に記載する信号自動切替
    装置において、通信装置Aは情報端末のインタフェース
    部の問合せ用端子がHIからLOWに変化した時点で応
    答用端子を一瞬変化させる応答回路を備え、情報端末で
    は、問合せ用端子を活性化した時に応答用端子の変化に
    より発生する割込み通知の回数を監視することにより、
    通信装置Aとその他の通信装置を判別する手段を備えた
    信号自動切替装置。
  12. 【請求項12】 上記請求項1に記載する信号自動切替
    装置において、各通信装置毎に特定の通知用端子のピン
    を異なる長さにし、情報端末のインタフェース部に通信
    装置が接続される時の、他の端子の検出時点から特定の
    通知用端子の検出までの時間差の違いにより接続された
    通信装置の属性を判別する手段を備えた信号自動切替装
    置。
  13. 【請求項13】 上記請求項1に記載する信号自動切替
    装置において、各通信装置毎に特定の通知用端子の接触
    面の数を異なる個数にし、情報端末のインタフェース部
    に通信装置が接続される時の、特定の通知用端子の変化
    の回数の違いにより接続された通信装置の属性を判別す
    る手段を備えた信号自動切替装置。
  14. 【請求項14】 上記請求項1に記載する信号自動切替
    装置において、信号線制御機能を備えた通信装置Aと、
    信号線制御機能を備えていない通信装置Bを自動判別す
    る方法として、情報端末のインタフェース部に通信装置
    を接続した時点で、情報端末の制御部は最初に信号線制
    御機能の有無の確認を実施することにより、電源ONの
    通信装置Aが接続された状態と、電源OFFの通信装置
    Aが接続されたか電源状態不明の通信装置Bが接続され
    た状態の2種類の状態を判別する手段を備えた信号自動
    切替装置。
  15. 【請求項15】 上記請求項14に記載する信号自動切
    替装置において、情報端末のインタフェース部に通信装
    置を接続後、電源OFFの通信装置Aが接続されたか電
    源状態不明の通信装置Bが接続された状態と判断されて
    いる場合、電源OFFの通信装置Aが電源ONに変化し
    た時に、応答用端子の変化を検出することで、電源ON
    の通信装置Aが接続された状態を判別する手段を備えた
    信号自動切替装置。
  16. 【請求項16】 上記請求項14に記載する信号自動切
    替装置において、情報端末のインタフェース部に通信装
    置を接続した時点では無駄な電力を消費しないために信
    号線制御機能を使用した通信装置の自動判別は実施せず
    に、制御部から通信開始要求が発生した時点で初めて、
    信号線制御機能を備えた通信装置Aを優先的に速度Aで
    通信開始処理を試行することにより、通信装置の属性を
    判別し、通信開始処理を実施実現する手段を備えた信号
    自動切替装置。
  17. 【請求項17】 上記請求項14に記載する信号自動切
    替装置において、インタフェース部の問合せ用端子と応
    答用端子を、速度Aの通信装置A、速度Bの通信装置B
    とその他の異なる速度Nの複数の通信装置で共通とし、
    インタフェース部に通信装置を接続した時点で、信号線
    制御機能の有無に関わらず、情報端末のインタフェース
    部の問合せ用端子と応答用端子の転送速度を速度Aから
    速度Nに順番に設定変更して、順次通信装置に対して各
    速度で通信処理手順を試行することにより、接続された
    通信装置を判別する手段を備えた信号自動切替装置。
  18. 【請求項18】 上記請求項1に記載する信号自動切替
    装置において、着呼時に信号線が変化する信号線制御機
    能を備えた速度Aの通信装置Aと、信号線制御機能は備
    えていないが着呼時に特定のパターンのデータを送信す
    る速度Bの通信装置Bを自動判別する方法として、着呼
    時の信号線変化および速度Bに設定した応答用端子にデ
    ータが存在した時点で制御部に通知する手段を備えるこ
    とにより、情報端末の制御部が信号線変化および応答用
    端子のデータのパターンをチェックして、着呼があった
    通信装置の属性を判別する手段を備えた信号自動切替装
    置。
  19. 【請求項19】 上記請求項18に記載する信号自動切
    替装置において、着呼時の信号線変化および速度Bに設
    定した応答用端子にある特定のデータが存在した時点で
    制御部に通知する手段を備えることにより、情報端末の
    制御部が応答用端子のデータのパターンをチェックする
    必要なしに、着呼があった通信装置の属性を判別する手
    段を備えた信号自動切替装置。
  20. 【請求項20】 上記請求項18に記載する信号自動切
    替装置において、着呼時の信号線変化および速度Bに設
    定した応答用端子にある特定のデータが存在した時点で
    制御部に通知する手段を備え、その特定のデータのパタ
    ーンをハードウェアに設定可能にすることにより、情報
    端末の制御部が応答用端子のデータのパターンをチェッ
    クする必要なしに、着呼があった通信装置の属性を判別
    する手段を備えた信号自動切替装置。
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