JPH11289119A - パルスレーザの発光タイミング制御装置 - Google Patents

パルスレーザの発光タイミング制御装置

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JPH11289119A
JPH11289119A JP10088845A JP8884598A JPH11289119A JP H11289119 A JPH11289119 A JP H11289119A JP 10088845 A JP10088845 A JP 10088845A JP 8884598 A JP8884598 A JP 8884598A JP H11289119 A JPH11289119 A JP H11289119A
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隆 松永
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章記 松井
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01SDEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
    • H01S5/00Semiconductor lasers
    • H01S5/04Processes or apparatus for excitation, e.g. pumping, e.g. by electron beams
    • H01S5/042Electrical excitation ; Circuits therefor
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    • H01SDEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
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    • H01S5/04Processes or apparatus for excitation, e.g. pumping, e.g. by electron beams
    • H01S5/042Electrical excitation ; Circuits therefor
    • H01S5/0428Electrical excitation ; Circuits therefor for applying pulses to the laser

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】パルス発振同期信号が受信されてから実際にレ
ーザが発光されるまでの各パルスの発光遅延時間を常に
一定になるようにして、レーザの発光タイミングと半導
体露光装置側での制御タイミングとの同期精度を向上さ
せる。 【解決手段】スイッチグ手段SWがオンされてからレー
ザ発振が開始されるまでの実発光遅延時間の変動範囲の
最大値以上である所定の基準遅延時間が予め設定される
基準遅延時間設定手段21と、前記設定された基準遅延
時間と前記制御手段5から出力される電圧指令値に対応
する当該パルス発振の前記実発光遅延時間との差を各パ
ルス発振毎に求める遅延時間演算手段22と、前記半導
体露光装置10から受信されるパルス発振同期信号TR
を前記遅延時間演算手段22で演算された差時間τ分だ
け遅延して前記スイッチング手段に出力する遅延手段2
3とを備えるようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、磁気パルス圧縮
回路を用いて所定の繰り返し周波数でパルス放電を行う
ことでレーザ媒質を励起してパルスレーザ発振を行うパ
ルスレーザにおいて、パルスレーザの発光タイミングと
半導体露光装置側での制御タイミングとの同期精度を向
上させるようにしたパルスレーザの発光タイミング制御
装置に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】半導
体装置製造用の縮小投影露光装置(以下、ステッパ装置
という)の光源としてエキシマレ―ザの利用が注目され
ている。これはエキシマレ―ザの波長が短い(KrFの
波長は約248.4nm)ことから光露光の限界を0.
5μm以下に延ばせる可能性があること、同じ解像度な
ら従来用いていた水銀ランプのg線やi線に比較して焦
点深度が深いこと、レンズの開口数(NA)が小さくて
済み、露光領域を大きくできること、大きなパワ―が得
られること等の多くの優れた利点が期待できるからであ
る。
【0003】図9に、エキシマレーザ1およびステッパ
装置10の制御系の一般的な構成を示す。
【0004】エキシマレーザ1は、放電電極等が内蔵さ
れるレーザチャンバ2、放電電極間にパルス放電の繰り
返し周波数に同期した高周波電圧を印加するパルス電源
装置3、レーザチャンバ2から出射されたレーザ光のエ
ネルギー、波長などをモニタするエネルギーモニタ4、
ステッパ装置10側からのエネルギー指令Eおよびエネ
ルギーモニタ4のモニタ値等に基づいてパルス電源装置
3の電源電圧制御,レーザ発振波長制御、レーザガスの
供給制御などを実行するレーザコントローラ5などを有
している。、ステッパ装置10は、繰り返しパルス発振
のトリガ信号となるパルス発振同期信号TR、レーザ発
振の目標エネルギー指令E等をエキシマレーザ側に送信
するステッパコントローラ11と、ウェハを載置した移
動可能なウェハテーブル12などを有しており、エキシ
マレーザ1から入射されたレーザ光を用いてウェハテー
ブル12上のウェハを縮小投影露光する。
【0005】図9のパルス電源装置3としては、 近
年、サイラトロン、GTOなどの主スイッチの耐久性の
向上のために磁気パルス圧縮回路を使用したものが用い
られることが多く、図10に一般的な容量移行型の磁気
パルス圧縮放電装置の等価回路を示す。また、図11に
図10の回路各部における電圧および電流の波形例を示
す。
【0006】この図10の放電回路は、可飽和リアクト
ルから成る3個の磁気スイッチAL0〜AL2の飽和現象
を利用した2段の磁気パルス圧縮回路である。
【0007】まず、1発目のレーザ発振トリガ信号が受
信される前にステッパ装置10側からエネルギー指令値
Eが入力されるので、レーザコントローラ5はこのエネ
ルギーを出すのに必要な電源電圧値V0を計算し、この
計算値に基づき高電圧電源HVの電圧を調整する。そし
て、この時点でコンデンサC0に、磁気スイッチAL0、
コイルL1を介して高電圧電源HVからの電荷をプリチ
ャージしておく。
【0008】その後、ステッパ装置10側からの1発目
のパルス発振同期信号(トリガ信号)TRが受信される
と、この受信時点で主スイッチSWがオンにされる(図
11、時刻t0)。主スイッチSWがオンになると、主
スイッチSWの電位VSWが0に急激に下がり、この後磁
気スイッチAL0の両端電圧であるコンデンサC0と主ス
イッチSWの電圧差VC0−VSWの時間積(電圧VC0の時
間積分値)S0が磁気スイッチAL0の設定特性で決まる
限界値に達すると、この時点t1において磁気スイッチ
AL0は飽和し、コンデンサC0、磁気スイッチAL0、
主スイッチSW、コンデンサC1のループに電流パルス
i0が流れる。
【0009】そして、この電流パルスi0が流れ始めて
から0になる(時刻t2)までの時間δ0、即ちコンデン
サC0からコンデンサC1に電荷が完全に移行されるまで
の電荷転送時間δ0は、主スイッチSWなどによる損失
を無視すれば、コンデンサC0、磁気スイッチAL0、コ
ンデンサC1の各容量、インダクタンスによって決定さ
れる。
【0010】一方、コンデンサC1の電圧VC1の時間積
S1が磁気スイッチAL1の設定特性で決まる限界値に達
すると、この時点t3において磁気スイッチAL1は飽和
し、低インピーダンスとなる。これにより、コンデンサ
C1、コンデンサC2、磁気スイッチAL1のループに電
流パルスi1が流れる。この電流パルスi1は、コンデン
サC1、C2および磁気スイッチAL1の容量、インダク
タンスによって決定される所定の転送時間δ1を経由し
た後、時刻t4で0になる。
【0011】また、コンデンサC2の電圧VC2の時間積
S2が磁気スイッチAL2の設定特性で決まる限界値に達
すると、この時点t5において磁気スイッチAL2は飽和
し、これにより、コンデンサC2、ピーキングコンデン
サCP、磁気スイッチAL2のループに電流パルスi2が
流れる。
【0012】その後、ピーキングコンデンサCpの電圧
VCpは充電の進展とともに上昇し、この電圧VCpが所定
の主放電開始電圧に達すると、この時点t6において主
電極6間のレーザガスが絶縁破壊されて主放電が開始さ
れる。この主放電によってレーザ媒質が励起され、数n
sec後にレーザ光が発生される。
【0013】この後、主放電によってピーキングコンデ
ンサCpの電圧は急速に低下し、所定時間経過後に充電
開始前の状態に戻る。
【0014】このような放電動作が、トリガ信号TRに
同期した主スイッチ5のスイッチング動作によって繰り
返し行われることにより、所定の繰り返し周波数(パル
ス発振周波数)でのパルスレーザ発振が行われる。
【0015】図10の磁気圧縮回路によれば、磁気スイ
ッチおよびコンデンサで構成される各段の電荷転送回路
のインダクタンスが後段にいくにつれ小さくなるように
設定されているので、電流パルスi0〜i2のピーク値が
順次高くなりかつその通電幅も順次狭くなるようなパル
ス圧縮動作が行われ、この結果主電極6間に短時間での
強い放電が得られることになる。また、各磁気スイッチ
AL0〜AL2は各パルス毎に可飽和リアクトルのリセッ
ト回路で初期状態にリセットされるようになっているの
で、各磁気スイッチAL0〜AL2の飽和点(動作点)
は、電圧さえ同じであれば、各パルスに亘って一定とな
る。
【0016】しかしながら、上記磁気圧縮回路において
は、初期充電電圧V0が変化すると、これに伴い電圧時
間積によって決定される各磁気スイッチAL0〜AL2の
飽和時間σ0、(δ0+σ1)、(δ1+σ2)が変化するこ
とになり、これに応じてトリガ信号TRが入力されて主
スイッチSWが点呼される時点t0から実際にレーザ光
が発生する時点t6までの時間td(以下これを発光遅延
時間という)も変化することになる。
【0017】ここで、エキシマレーザにおいては、前述
したように、電源電圧V0は一定に制御されるのではな
く、レーザ出力を一定に制御するための制御パラメータ
の1つとなっており、レーザ運転中は常に可変制御され
ている。すなわち、ハロゲンガスの減少によるレーザ出
力の低下を考慮して電源電圧を制御するパワーロック制
御、連続パルス発振の最初の数パルスが含まれるスパイ
ク領域が他の領域に比べレーザ出力が大きくなるスパイ
キング現象を解消するために電源電圧を制御するスパイ
クキラー制御などの各種の要因を考慮して電源電圧V0
は可変制御されている。
【0018】このように、エキシマレーザにおいては、
電源電圧V0は制御パラメータの1つであるので、これ
を一定にしておくことは不可能であり、このため、各パ
ルス発振の際の発光遅延時間tdはそのときの指令電圧
V0に応じて常に変化することになる。
【0019】このため、ステッパ装置10側から送られ
てきたパルス発振同期信号TRをそのまま用いて主スイ
ッチ5のトリガ信号とする従来方式では、パルス発振同
期信号が発生されてから実際にレーザ光が発光するまで
の発光遅延時間が各パルス毎にばらつき、ステッパ装置
10側において、レーザの発光タイミングとステッパ側
での制御タイミングとの間にうまく同期がとれないとい
う問題があった。
【0020】特に、ステッパ装置10側での露光方式が
ステップ&スキャン方式の場合は、ステージ(またはレ
ーザ光)を移動させながら露光を行うため、エキシマレ
ーザ側での各パルスレーザの実際の発光タイミングとス
テッパ側でのウェハ(またはレーザ光)の移動制御のタ
イミングが完全に同期していないと、すなわちパルスレ
ーザ光が発光していない期間中にステージの移動が行わ
れないと、レーザ照射中にステージの移動が行われるこ
とになり、各位置での露光量に大きなばらつきが発生す
ることになる。このため従来においては、ステッパ装置
側は、パルス発振同期信号TRを出力してから実際にレ
ーザ発振が行われるまでの時間を経験や実測データ等を
用いて予測し、この予測に基づきステッパ装置内の各種
制御の同期をとるようにしていた。
【0021】なお、ステップ&スキャン方式では、図1
2に示すように、ウェハ上のICチップ7に対しシート
ビームと呼ばれるレーザ光を照射した状態でレーザ光ま
たはウェハを所定のピッチΔPで移動させながら露光処
理を行うが、この際、ICチップ7上の全ての点の移動
積算露光量(例えば図12ではA点の移動積算露光量は
P1+P2+P3+P4)が等しくなるように走査ピッチΔP
やシートビームの照射面積を設定することで、ICチッ
プ7上の各点で均一な露光が行われるようにしている。
【0022】このように、従来技術においては、実際の
発光タイミングをステッパ装置側で予測するようにして
いたが、実際の発光タイミングは電源電圧などによって
ばらつくため、予測した発光タイミングが実際の発光タ
イミングからずれ、レーザの発光タイミングとステッパ
側での制御タイミングとの間にうまく同期がとれないと
いう問題があった。
【0023】この発明はこのような実情に鑑みてなされ
たもので、パルス発振同期信号が受信されてから実際に
レーザが発光されるまでの時間を各パルスに亘って常に
一定になるようにして、レーザの発光タイミングと半導
体露光装置側での制御タイミングとの同期精度を向上さ
せるパルスレーザの発光タイミング制御装置を提供する
ことを目的とする。
【0024】
【課題を解決するための手段及び作用効果】請求項1に
対応する発明では、充電電源に対し直列に接続された複
数の磁気スイッチとそれぞれが前記充電電源に対し並列
に接続された複数のコンデンサとによって複数段の電荷
転送回路を構成し、この複数段の電荷転送回路によって
電流パルスを複数段に圧縮する磁気パルス圧縮回路と、
この磁気パルス圧縮回路に前記充電電源を断続するスイ
ッチング動作を行うスイッチング手段と、前記磁気パル
ス圧縮回路の出力端に接続されたレーザ放電電極と、前
記充電電源に対する電圧指令値を出力する制御手段とを
有し、半導体露光装置側より受信した所定の繰り返し周
波数を有するパルス発振同期信号をトリガとして前記ス
イッチング手段をオンすることにより、所定の繰り返し
周波数のパルスレーザ発振を実行するパルスレーザにお
いて、前記スイッチグ手段がオンされてからレーザ発振
が開始されるまでの実発光遅延時間の変動範囲の最大値
以上である所定の基準遅延時間が予め設定される基準遅
延時間設定手段と、前記設定された基準遅延時間と前記
制御手段から出力される電圧指令値に対応する当該パル
ス発振の前記実発光遅延時間との差を各パルス発振毎に
求める遅延時間演算手段と、前記半導体露光装置から受
信されるパルス発振同期信号を前記遅延時間演算手段で
演算された差時間分だけ遅延して前記スイッチング手段
に出力する遅延手段とを備えるようにしている。
【0025】かかる請求項1の発明によれば、スイッチ
グ手段がオンされてからレーザ発振が開始されるまでの
実発光遅延時間の変動範囲の最大値以上である所定の基
準遅延時間を予め設定する。この基準遅延時間として
は、例えば請求項3に示すように、電圧指令値の下限値
以下の所定の電圧値をもってレーザ発振を行わせたとき
の前記スイッチグ手段がオンされてからレーザ発振が開
始されるまでの時間とする。そして、この基準遅延時間
と前記当該パルス発振の実発光遅延時間との差を各パル
ス発振毎に求め、この差だけ半導体露光装置から受信さ
れるパルス発振同期信号を遅延させてスイッチング手段
に出力することで、レーザ発振パルス同期信号が受信さ
れた時点からレーザが実際に発光するまでの時間を前記
設定された基準遅延時間に各パルスに亘って常に一致さ
せるようにしている。
【0026】このようにこの発明では、レーザ発振パル
ス同期信号が受信された時点からレーザが実際に発光す
るまでの時間が各パルスに亘って常に一定になるので、
半導体装置側では、特に難しい予測制御などを行うこと
なく、レーザの発光タイミングと半導体露光装置側での
制御タイミングとを完全に同期させることができるよう
になる。
【0027】請求項2に対応する発明では、請求項1の
前記遅延時間演算手段は、前記制御手段から出力される
電圧指令値と磁気パルス圧縮回路の雰囲気温度に応じて
当該パルス発振の実発光遅延時間を求め、前記設定され
た基準遅延時間と前記当該パルス発振の実発光遅延時間
との差を前記遅延手段に出力するようにしたことを特徴
とする。
【0028】この請求項2の発明では、電源電圧の変動
のみならず磁気パルス圧縮回路の雰囲気温度も補償して
発光遅延時間が常に一定になるように制御するようにし
ているので、レーザの発光タイミングと半導体露光装置
側での制御タイミングとの同期精度を更に向上させるこ
とができる。
【0029】請求項4に対応する発明では、前記電圧指
令値の上限値は、前記コンデンサ間の電荷転送時間と磁
気スイッチの飽和時間が一致するように設定するように
している。
【0030】かかる請求項4の発明によれば、コンデン
サ間の電荷転送時間と磁気スイッチの飽和時間が一致す
るように電源電圧の最大値を設定し、この最大電圧値を
超えない範囲で電源電圧制御を行うようにしており、こ
のため、この発明によれば、コンデンサ間の電荷転送の
途中に磁気スイッチが飽和するといった事態は発生せ
ず、電流パルスのピーク値が低下し、通電幅が増大する
ことは確実に防止することができる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下この発明の実施形態を添付図
面に従って詳細に説明する。
【0032】図2は、この発明の実施形態に関し、エキ
シマレーザ1とステッパ装置10の制御系の構成を示す
ものであり、先の図9に示した構成との違いは、レーザ
コントローラ5が、ステッパ装置10側から受信したパ
ルス発振同期信号TRを電源電圧指令V0に応じて遅延
し(詳細は後述する)、その遅延信号TRLをパルス電
源回路3に入力するようにしている点である。
【0033】図1にパルス電源回路3およびレーザコン
トローラ5の内部構成例を示す。
【0034】パルス電源回路3は、先の図10に示した
ものと同様の2段の磁気パルス圧縮回路を用いており、
重複する説明は省略する。
【0035】レーザコントローラ5の電圧指令演算部2
0は、エネルギーモニタ4から入力されたエネルギーモ
ニタ値Eaをフィードバック信号として、ステッパ装置
10側から入力されたエネルギー指令値Eどおりのエネ
ルギーを出すのに必要な電圧指令値V0を計算し、この
計算値V0を高電圧電源HVおよび遅延時間演算部21
に出力する。
【0036】この場合、電圧指令値V0の調整範囲は、
Vmin≦V0≦Vmaxであるとする。
【0037】なお、この場合、コンデンサC0〜C2、C
p間の電荷転送時間と磁気スイッチAL0〜AL2の飽和
時間が一致するように、すなわち図11のσ0〜σ2が0
になるように電源電圧V0の最大値Vmaxを設定し、この
最大電圧値Vmaxを超えない範囲で電源電圧制御を行う
ようにしている。このため、コンデンサ間の電荷転送の
途中に磁気スイッチが飽和する、すなわちσ1、σ2が負
の値をとるような事態は発生せず、これにより電流パル
スのピーク値が低下し、通電幅が増大することは確実に
防止される。
【0038】基準遅延時間設定部21、遅延時間演算部
22および遅延部23による構成は、レーザ発振パルス
同期信号TRがエキシマレーザ1側で受信された時点か
らレーザが実際に発光するまでの時間を各パルスに亘っ
て常に一致させるためのものである。
【0039】基準遅延時間設定部21には、主スイッチ
SWがオンされてからレーザ発振が実際に開始されるま
での発光遅延時間の変動範囲の最大値以上である所定の
基準遅延時間Tdsが予め設定される。例えば、電圧指令
値V0の調整範囲Vmin≦V0≦Vmaxにおける最低電圧V
minに等しいかあるいはそれより小さな所定の電圧値Vs
(≦Vmin)を決定し、この電圧Vsでレーザ発振を行わ
せた際の主スイッチSWがオンされてからレーザ発振が
実際に開始されるまでの発振遅延時間を基準遅延時間T
dsとして設定する。基準遅延時間設定部21の設定基準
時間Tdsは遅延時間演算部22に入力される。
【0040】遅延時間演算部22は、入力された電圧指
令値V0に基づいて、当該電圧指令値V0でレーザ発振を
行ったときの実発光遅延時間tdを予測演算するととも
に、前記基準遅延時間Tdsと実発光遅延時間tdとの差
を求め、この求めた差を遅延時間τ(=Tds−td)と
して遅延部23に出力する。すなわち、電圧指令値演算
部20から出力される電圧指令V0は、基準遅延時間Td
sを求めるために使われた電源電圧Vsよりも常に大きい
値であるので(V0≧Vs)、遅延時間演算部22で予測
演算される実発光遅延時間tdは常に基準遅延時間Tds
よりも小さな値となり、その差が遅延時間τとして演算
されるのである。すなわち、電源電圧V0が大きいほ
ど、各磁気スイッチAL0〜AL2の飽和時間が短縮され
るので、これに伴って実発光遅延時間tdも短くなる。
【0041】遅延部23は、受信したパルス発振同期信
号TRを遅延時間演算部22から入力された遅延時間τ
だけ遅延し、この遅延した信号TRLを主スイッチSW
に出力する。
【0042】この結果、各パルス発振の際、パルス発振
同期信号TRが遅延部23で受信された時点から実際に
レーザ発光が発生するまでの時間は、実発光遅延時間t
d+遅延時間τ(=基準遅延時間Tds)となり、一定値
である基準遅延時間Tdsに常に一致することになる。
【0043】図3(a)は電源電圧V0を前記基準遅延時間
Tds設定用の電圧Vsとしてレーザ発振させた際の図1
の磁気パルス圧縮回路の各部での電圧波形を示すもの
で、また図3(d)は電源電圧V0を前記電圧Vsより大き
な所定の電圧Vaでレーザ発振させた際の磁気パルス圧
縮回路の各部での電圧波形を示すものであり、これらの
時間軸は共通としている。
【0044】これらの電圧波形の比較から明らかなよう
に、初期充電電圧(指令電圧)V0が大きくなると、電
圧時間積の部分(S0、S1、S2)が時間軸方向に縮ま
り、各磁気スイッチAL0〜AL1の各飽和時間が短くな
る。
【0045】したがって、図3(a)に示すように、初期
充電電圧V0が小さいVsの場合は、パルス発振同期信号
TRが主スイッチSWに印加されてから実際にレーザが
発光するまでに基準遅延時間Tdsを要しているが、図3
(b)に示すように、初期充電電圧V0が大きいVaの場合
は、パルス発振同期信号TRが主スイッチSWに印加さ
れてから実際にレーザが発光するまでに時間td(<Td
s)しか要してはいない。
【0046】図1の遅延時間演算部22では、この実発
光遅延時間tdを予測演算し、基準遅延時間Tdsからこ
の演算した実発光遅延時間tdを差し引き、その差(Td
s−td)を遅延時間τとして遅延部23に出力する。遅
延部23では、受信したパルス発振同期信号TRをこの
遅延時間τ分だけ遅延した信号TRLを形成し、この遅
延信号TRLを主スイッチSWに出力することで、図3
に示すように、パルス発振同期信号TRがレーザコント
ローラ5で(遅延部23に)受信された時点から実際に
レーザ発光が発生するまでの時間を、基準遅延時間Tds
に常に一致させる。
【0047】図4は、遅延時間演算部22の具体例を示
すもので、メモリテーブル40に複数の異なる電源電圧
値V0に応じた遅延時間τを予め記憶している。これら
の遅延時間τは、各電源電圧V0を各種変化させて実発
光遅延時間tdを実測することで、各電源電圧V0に対応
する適当な値を予め演算し、これをメモリテーブル40
に記憶する。
【0048】したがって、実際にレーザ発振を行う際に
は、各パルス発振の毎に、読み出し部41で、当該電源
電圧V0に対応する遅延時間τを読み出し、これを遅延
部23に出力することで、パルス発振同期信号TRを遅
延時間τだけ遅延させる。なお、読み出し部41は、メ
モリテーブル40にない電源電圧値V0が入力された場
合は、この電源電圧V0に近い2つの電源電圧V01、V0
2(V01<V0<V02)に対応する遅延時間τ1、τ2をメ
モリテーブル40から読み出し、これら用いて直線補間
を行うことで、V0に対応する遅延時間τを求めるよう
にする。
【0049】図5は、遅延時間演算部22の他の具体例
を示すもので、この場合は、電源電圧V0に対応する遅
延時間τを実際に双曲線近似演算を行うことで求めるよ
うにしている。
【0050】td演算部50は当該電源電圧指令に対応
する実発光遅延時間tdを予測演算するもので、以下の
双曲線近似式に対応するプログラムまたは回路が設定さ
れている。
【0051】td=(a/V0)+b …(1) なお、上記式におけるパラメータa,bは、2つの異な
る電源電圧V01、V02を用いてレーザ発振を行わせた際
の、実発光遅延時間をtd1、td2を計測し、これらの計
測値と電源電圧V01、V02を用いて、予め計算してお
く。
【0052】td演算部50は、上記(1)式に基づい
て、入力された電源電圧指令V0に対応する実発光遅延
時間tdを各パルス発振毎に計算し、この計算値tdをτ
演算部51に出力する。τ演算部51では、設定されて
いる基準遅延時間Tdsから入力された実発光遅延時間t
dを減算し、この減算結果τ(=Tds−td)を遅延部2
3に出力する。
【0053】図6は、上記双曲線近似式(1)のパラメ
ータa,bを自動生成するための構成を示すものであ
る。
【0054】発光タイミング検出部52は、出射された
レーザ光の一部を適宜サンプリングすることで、実際の
レーザ光の発光時点を示す発光タイミング信号を出力す
る。td計測部53は、図7に示すように、パルス発振
同期同期信号TRと、発光タイミング信号とに基づい
て、パルス発振同期信号TRが主スイッチSWに印加さ
れた時点からレーザが実際に発光するまでの実発光遅延
時間tdを計測し、それらの計測値をV0−td記憶部5
4に出力する。
【0055】V0−td記憶部54は、td計測部53で
計測された各種計測値td1、td2、td3、…をそのとき
の電源電圧指令値V0(V01、V02、V03、…)に対応
付けて記憶する。ab計算部55は、V0−td記憶部5
4に記憶された複数組のtd値およびV0値を用いてパラ
メータa、bを複数回計算し、それらの平均値を求める
ことで最終的なパラメータ値a,bを求める。そして、
このようにして求めたパラメータ値a,bを図5に示し
たtd演算部50に入力することで、上記双曲線近似式
(1)のパラメータa,bを定期的に更新するようにす
る。
【0056】図8は、この発明の他の実施形態を示すも
ので、この場合は電源電圧V0の他に、磁気圧縮回路の
雰囲気温度による実発光遅延時間tdのばらつきを考慮
して前述した遅延時間τ´を決定し、この決定した遅延
時間τ´だけパルス発振同期信号TRを遅延させるよう
にしている。
【0057】すなわち、発光遅延時間は、磁気スイッチ
AL0〜AL2の飽和時間のみならず電流パルスi0、i
1、i2の通電幅δ0、δ1、δ2(図11参照)によって
も左右されるが、通電幅(電荷転送時間)δ0、δ1、δ
2は、各段の電荷転送回路に含まれるコンデンサや磁気
スイッチの容量およびインダクタンスによって決定され
るので、これは磁気圧縮回路内の雰囲気温度によって影
響を受ける。
【0058】図8の基準遅延時間設定部21に設定記憶
される基準遅延時間Tdsは、この場合、温度が所定の基
準温度u0であってかつ前述したように電源電圧V0が最
低電圧Vmin以下の所定の電圧値Vsであるときの値が設
定されている。遅延時間演算部21は、前述したよう
に、入力された電圧指令値V0に基づいて当該電圧指令
値V0でレーザ発振を行ったときの実発光遅延時間tdを
演算し、この演算値tdと前記基準遅延時間Tdsとの差
を求め、この求めた差を遅延時間τ(=Tds−td)と
して温度補償部61に出力する。
【0059】温度センサ60は、磁気圧縮回路の雰囲気
温度uを検出するもので、その検出温度uを温度補償部
61に出力する。
【0060】温度補償部61は、複数の雰囲気温度u
と、これら雰囲気温度uに対応する遅延時間ε(この遅
延時間εは温度変化のみを考慮したもの)との対応関係
を記憶するメモリテーブルを有している。すなわち、電
源電圧V0を前記基準遅延時間Tds設定用の電圧Vsとし
た状態で、温度uを各種変化させて実発光遅延時間td
を実測し、これらの実測値tdと、電源電圧V0を前記電
圧Vsとした状態でかつ温度が所定の基準温度u0である
ときの基準遅延時間Tdsとの差ε(=Tds−td)をそ
れぞれ求め、これらの差εを雰囲気温度uに対応付けて
記憶するようにしている。
【0061】そして、温度制御部61は、温度センサの
検出値uに対応する遅延時間εを前記メモリテーブルか
ら読み出し、遅延時間演算部21から入力された電源電
圧のみを考慮した遅延時間τに対し、温度を考慮した遅
延時間εを加え、この加算結果 τ´(=τ+ε)を最
終的な遅延時間τ´として遅延部23に出力する。
【0062】遅延部23では、パルス発振同期信号TR
を遅延時間τ´分だけ遅延して主スイッチSWに印加す
るようにしている。したがって、この実施形態では、電
源電圧および雰囲気温度の変化が補償されることにな
り、パルス発振同期信号TRがエキシマレーザ側で受信
された時点(またはパルス発振同期信号がステッパ装置
10で送信された時点)から実際にレーザ発光が起こる
までの時間間隔を各パルスに亘って常に一定にすること
ができる。
【0063】なお、上記実施形態において、遅延部23
はパルス発振同期信号TRが入力された時点でタイムカ
ウントを開始し、前記遅延時間τが経過した時点でパル
ス発振同期信号TRを出力するためのトリガ信号を発生
する適宜のタイマー手段で構成することができる。ま
た、この遅延部23を、パルス発振同期信号TRが入力
された時点で積分動作を開始する積分器と、この積分器
の出力と遅延時間に対応する出力τを比較し、その比較
結果が一致したときにパルス発振同期信号TRを出力す
るためのトリガ信号を発生するコンパレータとから構成
するようにしてもよい。
【0064】なお、上記実施形態においては、2段の磁
気パルス圧縮回路に本発明を適用するようにしたが、3
段以上磁気パルス圧縮回路に本発明を適用するようにし
てもよい。
【0065】また、実施形態では、コンデンサ間の電荷
転送時間と磁気スイッチの飽和時間が一致するように、
すなわちσ0〜σ2が0になるように、電源電圧V0の最
大値を設定し、この最大電圧値を超えない範囲で電源電
圧制御を行うようにしているが、このような電源電圧制
御を行わない装置に対しても本発明を適用することがで
きる。
【0066】また、この発明は、ステップスキャン方式
および一括露光方式の何れの露光制御を行う半導体露光
装置に対して適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態を示す回路ブロック図。
【図2】この発明を適用したエキシマレーザ及びステッ
パの制御系の構成を示すブロック図。
【図3】この発明を作用を示すための磁気圧縮回路の各
部の電圧波形、パルス発振同期信号などを示すタイムチ
ャート図。
【図4】遅延時間演算部の内部構成例を示す図。
【図5】遅延時間演算部の他の内部構成例を示す図。
【図6】図5の遅延時間演算部の変形態様を示す図。
【図7】図6の構成の作用を説明するタイムチャート
図。
【図8】この発明の他の実施形態を示す回路ブロック
図。
【図9】従来のエキシマレーザ及びステッパの制御系の
構成を示す図。
【図10】一般的な磁気圧縮回路を示す図。
【図11】磁気圧縮回路の各部の電圧および電流波形を
示す図。
【図12】ステップスキャン方式の縮小投影露光を説明
する図。。
【符号の説明】
1…エキシマレーザ 2…レーザチャンバ 3…パ
ルス電源装置 4…エネルギーモニタ 5…レーザコントローラ 6
…主放電電極 7…IC 10…ステッパ装置 11…ステッパ
コントローラ 12…ウェハテーブル 20…電圧指令値演算部 21…基準遅延時間設定部 22…遅延時間演算
部 23…遅延部 60…温度センサ 61…
温度補償部 AL0〜AL2…磁気スイッチ HV…高電圧電源
SW…主スイッチ C0〜C2a…コンデンサ Cp…ピーキングコンデンサ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】充電電源に対し直列に接続された複数の磁
    気スイッチとそれぞれが前記充電電源に対し並列に接続
    された複数のコンデンサとによって複数段の電荷転送回
    路を構成し、この複数段の電荷転送回路によって電流パ
    ルスを複数段に圧縮する磁気パルス圧縮回路と、 この磁気パルス圧縮回路に前記充電電源を断続するスイ
    ッチング動作を行うスイッチング手段と、 前記磁気パルス圧縮回路の出力端に接続されたレーザ放
    電電極と、 前記充電電源に対する電圧指令値を出力する制御手段
    と、 を有し、 半導体露光装置側より受信した所定の繰り返し周波数を
    有するパルス発振同期信号をトリガとして前記スイッチ
    ング手段をオンすることにより、所定の繰り返し周波数
    のパルスレーザ発振を実行するパルスレーザにおいて、 前記スイッチグ手段がオンされてからレーザ発振が開始
    されるまでの実発光遅延時間の変動範囲の最大値以上で
    ある所定の基準遅延時間が予め設定される基準遅延時間
    設定手段と、 前記設定された基準遅延時間と前記制御手段から出力さ
    れる電圧指令値に対応する当該パルス発振の前記実発光
    遅延時間との差を各パルス発振毎に求める遅延時間演算
    手段と、 前記半導体露光装置から受信されるパルス発振同期信号
    を前記遅延時間演算手段で演算された差時間分だけ遅延
    して前記スイッチング手段に出力する遅延手段と、 を備えるようにしたパルスレーザの発光タイミング制御
    装置。
  2. 【請求項2】前記遅延時間演算手段は、前記制御手段か
    ら出力される電圧指令値と磁気パルス圧縮回路の雰囲気
    温度に応じて当該パルス発振の実発光遅延時間を求め、
    前記設定された基準遅延時間と前記当該パルス発振の実
    発光遅延時間との差を前記遅延手段に出力するようにし
    たことを特徴とする請求項1記載のパルスレーザの発光
    タイミング制御装置。
  3. 【請求項3】前記制御手段から出力される電圧指令値
    は、所定の下限値と所定の上限値との間で変動制御され
    るものであり、 前記基準遅延時間設定手段に設定される基準遅延時間
    を、前記電圧指令値の下限値以下の所定の電圧値をもっ
    てレーザ発振を行わせたときの前記スイッチグ手段がオ
    ンされてからレーザ発振が開始されるまでの時間とする
    ようにしたことを特徴とする請求項1または2記載のパ
    ルスレーザの発光タイミング制御装置。
  4. 【請求項4】前記電圧指令値の上限値は、前記コンデン
    サ間の電荷転送時間と磁気スイッチの飽和時間が一致す
    るように設定されている請求項3記載のパルスレーザの
    発光タイミング制御装置。
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