JPH1128852A - スタンプ製版装置 - Google Patents

スタンプ製版装置

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JPH1128852A
JPH1128852A JP18396997A JP18396997A JPH1128852A JP H1128852 A JPH1128852 A JP H1128852A JP 18396997 A JP18396997 A JP 18396997A JP 18396997 A JP18396997 A JP 18396997A JP H1128852 A JPH1128852 A JP H1128852A
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JP
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ink
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JP18396997A
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English (en)
Inventor
Koji Sugiyama
浩司 杉山
Teruo Imamaki
照雄 今牧
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多階調表示のスタンプ用印版を作成すること
が可能なスタンプ製版装置を提供する。 【解決手段】 印版シート71と、その印版シート71
の連続気泡の孔径よりも大きいドット径の黒インクドッ
ト38Aにて形成された画像がインクジェットプリンタ
にて印刷された原稿シート38とを重ね合わせた状態
で、原稿シート38側からキセノン管15により赤外線
R1、R2が照射されると、印版シート71の黒インク
ドット38Aに相対する部分は連続気泡を有するままの
インク滲出部71Aが形成され、それ以外の部分は、加
熱溶融されて連続気泡が閉塞された非インク滲出部71
Bが形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多孔性樹脂により
形成されたスタンプ用印版のスタンプ製版装置に関し、
特に、印像の鏡像の所定ドット径によるドットパターン
データを作成し、該ドットパターンデータのスタンプイ
ンク非含浸ドットに対応する印面部の連続気泡を溶融固
化等で封止することにより、多階調表示のスタンプ用印
版を作製することが可能なスタンプ製版装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来より、印判やスタンプを捺印する際
にスタンプインク等をその都度印面に付着する手間を省
くために、スタンプインクが含浸可能な多孔性樹脂を印
材として用い、これにスタンプインクを予め吸蔵させた
スタンプが知られている。このスタンプの印面部に印像
の鏡像を形成するスタンプ製版装置としては、例えば、
特開平7−285257号公報のスタンプ用印版の作製
方法には、スタンプインクを充填したペン体のペン先に
より印面部に直接スタンプインクを塗布して印像の鏡像
を形成できるスタンプ用印版の作製が記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
7−285257号公報に記載されたスタンプ用印版の
作製においては、ペン体のペン先により直接手でもって
印面部にスタンプインクを塗布するため、高分解能な印
像の鏡像や多階調表示の可能なスタンプ用印版を作製で
きないという問題がある。また、手でもって作製するた
め迅速なスタンプ用印版の作製が困難であるという問題
がある。
【0004】そこで、本発明は、上述した問題点を解決
するためになされたものであり、印像の鏡像の所定ドッ
ト径によるドットパターンデータを作成し、該ドットパ
ターンデータのスタンプインク非含浸ドットに対応する
印面部の連続気泡を溶融固化等で塞ぐことにより、多階
調表示のスタンプ用印版を作製することが可能なスタン
プ製版装置を提供することを目的とする。また、前記ス
タンプインク非含浸ドットに対応する印面部の連続気泡
を迅速に自動で塞ぐことができ、スタンプ用印版を迅速
に作製することが可能であるとともに、製作コストの削
減が可能なスタンプ製版装置を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
請求項1に係るスタンプ製版装置は、スタンプインクが
含浸可能な連続気泡を有する多孔性樹脂により形成され
た印材と、前記印材の印面部における所望印像の鏡像の
所定ドット径によるドットパターンデータを作成するド
ットパターンデータ作成手段と、前記ドットパターンデ
ータにおけるスタンプインクの非含浸ドットデータに対
応する前記印面部の連続気泡を該所定ドット径で封止す
る封止手段とを備え、前記所定ドット径は前記連続気泡
の孔径よりも大きく形成されていることを特徴とする。
【0006】このような特徴を有する請求項1に係るス
タンプ製版装置においては、スタンプインクが含浸可能
な連続気泡を有する多孔性樹脂により形成された印材表
面の所望印像の鏡像の所定ドット径によるドットパター
ンデータをドットパターンデータ作成手段により作成
し、前記ドットパターンデータにおけるスタンプインク
の非含浸ドットデータに対応する前記印面部の連続気泡
を封止手段により前記連続気泡の孔径よりも大きい所定
ドット径で封止する。これにより、印面部の印像の鏡像
をドットパターンで表し、スタンプインクの非含浸ドッ
トデータに対応する印面部の連続気泡を封止することに
より、所望印像を多階調表示できるスタンプ用印版の作
製が可能となる。
【0007】また、請求項2に係るスタンプ製版装置
は、請求項1のスタンプ製版装置において、前記印材
は、所定量の黒系素材を含有して形成され、前記封止手
段は、前記ドットパターンデータに基づいて所定ドット
径のドットにより印像が描かれた原稿と、発光体の光を
透光させる透光性台板とを備え、前記透光性台板に載置
された前記原稿に前記印面部を重ね、前記発光体の光の
照射で前記黒系素材を発熱させることで、該印面部にお
ける連続気泡を選択的に前記所定ドット径で封止するこ
とにより、該印面部に所望印像の鏡像を形成することを
特徴とする。
【0008】このような特徴を有する請求項2に係るス
タンプ製版装置においては、前記印材は黒系素材を含有
した多孔性樹脂により形成されている。そして、前記ド
ットパターンデータに基づいて所定ドット径のドットに
より印像が描かれた原稿が、発光体の光を透光させる透
光性台板に載置され、該原稿に前記印材の印面部を重ね
て、前記発光体の光の照射で印面部の黒系素材を発熱さ
せ、印面部における連続気泡を選択的に前記所定ドット
径で封止し、印面部に所望印像の鏡像を形成する。これ
により、前記ドットパターンデータのスタンプインクの
含浸ドットデータ以外の対向する印面部の連続気泡を溶
融固化することができ、印像の鏡像を所定ドット径のド
ットパターンにより形成することが可能となり、所望印
像を多階調表示できるスタンプ用印版の作製が可能とな
る。また、スタンプ用印版の製作工程を簡素化し、且つ
その製作コストの低減を図ることができる。
【0009】また、請求項3に係るスタンプ製版装置
は、請求項1のスタンプ製版装置において、前記封止手
段は、前記印面部の前記スタンプインクの非含浸ドット
データに対応する位置に光硬化性樹脂を吐出して前記所
定ドット径のドットパターンを形成する吐出手段と、前
記吐出手段を介して吐出された光硬化性樹脂に光を照射
して硬化させる光照射手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0010】このような特徴を有する請求項3に係るス
タンプ製版装置においては、前記印面部の前記スタンプ
インクの非含浸ドットデータに対応する位置に、吐出手
段により光硬化性樹脂を吐出して前記所定ドット径のド
ットパターンを形成する。そして、吐出された光硬化性
樹脂に光照射手段により光を照射して硬化させる。これ
により、前記ドットパターンデータのスタンプインクの
非含浸ドットデータに対応する印面部の連続気泡を所定
ドット径の光硬化性樹脂のドットにより封止することが
でき、所望印像を多階調表示できるスタンプ用印版の作
製が可能となる。また、小型で安価な吐出装置を用いる
ことにより、スタンプ用印版の迅速な自動作製が可能と
なるとともに、スタンプ製版装置を小型化し、製造コス
トをより削減することが可能になる。
【0011】また、請求項4に係るスタンプ製版装置
は、請求項1のスタンプ製版装置において、前記封止手
段は、前記印面部の前記スタンプインクの非含浸ドット
データに対応する位置に黒色インク滴を吐出して前記所
定ドット径のドットパターンを形成する吐出手段と、前
記印面部に赤外線を照射し、前記黒色インクのドットパ
ターンを介して発生する熱により、印面部における連続
気泡を溶融固化させる赤外線照射手段とを備えたことを
特徴とする。
【0012】このような特徴を有する請求項4に係るス
タンプ製版装置においては、前記印面部の前記スタンプ
インクの非含浸ドットデータに対応する位置に、吐出手
段により黒色インク滴を吐出して前記所定ドット径のド
ットパターンを形成する。そして、吐出された黒色イン
クに赤外線照射手段により赤外線を照射し、前記黒色イ
ンクが発生する熱により、印面部における連続気泡を溶
融固化させる。これにより、前記ドットパターンデータ
のスタンプインクの非含浸ドットデータに対応する印面
部の連続気泡を所定ドット径の黒色インクの発熱により
溶融固化して封止することができ、所望印像を多階調表
示できるスタンプ用印版の作製が可能となる。また、小
型で安価な吐出装置を用いることにより、スタンプ用印
版の迅速な自動作製が可能となるとともに、スタンプ製
版装置を小型化し、製造コストをより削減することが可
能になる。
【0013】さらに、請求項5に係るスタンプ製版装置
は、請求項1乃至請求項4のいずれかのスタンプ製版装
置において、前記連続気泡の孔径は10〜350μmに
形成され、前記印面部の封止される前記所定ドット径は
所望印像のドット径の113±2%に形成されることを
特徴とする。
【0014】このような特徴を有する請求項5に係るス
タンプ製版装置においては、前記連続気泡の孔径は10
〜350μmに形成され、前記印面部の封止される前記
所定ドット径は所望印像のドット径の113±2%に形
成される。これにより、前記封止される所定ドット径が
約11μ〜403μmに形成され、捺印された印像のイ
ンクドット径がほぼ10μm〜350μmに形成するこ
とができ、所望印像を高分解度の多階調表示ができるス
タンプ用印版の作製が可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るスタンプ製版
装置を具体化した第1乃至第3の実施形態を図1乃至図
15を参照しつつ詳細に説明する。先ず、第1実施形態
に係るスタンプ製版装置について図1乃至図7に基づき
説明する。図1は第1実施形態に係るスタンプ製版装置
の可動蓋を閉じた状態の側断面図である。図2は第1実
施形態に係る原稿シート印刷装置の斜視図である。図3
は第1実施形態に係る原稿シート印刷装置の制御ユニッ
トのシステム構成を示すブロック図である。図4は第1
実施形態に係る原稿シート印刷処理のフローチャートで
ある。図5は第1実施形態に係るスタンプ製版装置の可
動蓋を開けた状態の側断面図である。図6は第1実施形
態に係るスタンプ製版装置の赤外線照射状態を模式的に
示した側断面図である。図7は第1実施形態に係る原稿
シート及び印版の一例を示す図で、(a)は原稿シート
の斜視図、(b)はスタンプ用印版シートの斜視図であ
る。
【0016】先ず、図1により、第1実施形態のスタン
プ製版装置の概略構成について説明する。図1におい
て、スタンプ製版装置2は、カバー4と、カバー4上に
開閉自在に設けられた3つの可動蓋8,9,10とを主
要部としてなり、付属品として後述に説明するカーボン
が含有された多孔性樹脂により形成された印材71(図
6参照)が備えられている。カバー4には、その内部に
各可動蓋8,9,10側に開口する段差部24を有する
逆四角台状の凹部26が形成されている。段差部24に
は凹部26の開口側を閉塞するように透明アクリル台板
25(透光性台板)が配置されている。また、凹部26
にはキセノン管15(発光体)が、壁26Aに設けられ
た取付部15Aに取り外し可能として支持されており、
壁26Aの底部に配設された電気回路部27、及びスイ
ッチ14を介して図示しない乾電池等の電源に接続され
ている。
【0017】各可動蓋8,9,10は、カバー4の透明
アクリル板25側を開放、又は閉鎖可能として可動蓋1
0,9,8の順で折り畳み自在に設けられている。可動
蓋8の一端は、図1に示す閉鎖時にカバー4の透明アク
リル板25との間に各可動蓋9,10を折り畳み可能な
空間を区画するようにカバー4の側壁上側から突出して
いる一対の支持壁11に回転自在に軸支されている。ま
た、可動蓋8の他端には、バネ12を介して外側に付勢
されたロック爪13が設けられている。ロック爪13に
は、カバー4の透明アクリル台板25側に形成された係
止部4Aに係止可能なロック部13Aが形成されてお
り、係止部4Aとの係止により可動蓋8をカバー4にロ
ックするとともに、カバー4内に設けられたスイッチ1
4をオンして、キセノン管15に電力供給して発光させ
るものである。可動蓋8の上面中央部には、2つの支持
部16に対して引き出し、又は収納自在にされた取っ手
17が設けられいる。更に、可動蓋8の下面(閉鎖時に
透明アクリル台板25と対向する面)には、2つの押圧
部18,19がカバー4側に突出して形成されており、
各押圧部18,19は後述するように、多孔性樹脂製印
材(以下、単に「印版シート」という。)71(図6参
照)を製作する際に、可動蓋9,10を介して印版シー
ト71に均等な押圧荷重をかけるためのものである。
【0018】可動蓋9の一端は、上記支持壁11の反対
側のカバー4の側壁の上側から突出する支持壁20に回
転自在に軸支されており、図1に示す閉鎖時に可動蓋9
の上面は可動蓋8の各押圧部18,19に当接するよう
に構成されている。また、可動体9の下面(閉鎖時に透
明アクリル台板25と対向する面)には、その長さ方向
に亘って4つの押圧部21がカバー4の透明アクリル台
板25側に突出するように形成されている。各押圧部2
1は、上記押圧部18,19と同様に、印版シートを製
作する際に、可動蓋10を介して印版シート71に均等
な押圧荷重をかけるためのものである。
【0019】また、可動蓋10の一端は、上記支持壁1
1の下方に形成された支持部22に回転可能に軸支され
ており、図1に示す閉鎖時に可動蓋10の上面は可動蓋
9の各押圧部21に当接するように構成されている。可
動蓋10の下面(閉鎖時に透明アクリル台板25と対向
する面)には、後述するように、印版を製作する際に印
版シート71に均等な押圧力を付与するゴム等の弾性シ
ート23が貼付されている。
【0020】次に、第1実施形態に係る原稿シート印刷
装置について、図2乃至図4に基づいて説明する。図2
及び図3に示すように、原稿シート印刷装置30は、本
体フレーム32、本体フレーム前部に設けられたキーボ
ード33及び液晶ディスプレイ34と、本体フレーム3
2の後ろ上部のほぼ中央部に配設された黒色インクを吐
出するインクジェット式プリンタヘッド35及びこれの
カバー37と、本体フレーム32の左後部に設けられた
キャリッジ39の幅(図2中、左右方向)とほぼ同じ幅
の開口部40と、本体フレーム32内の後部に相対向し
て架着された左右方向に延びる一対のガイドロッド41
と、この一対のガイドロッド41により左右方向に移動
自在に支持されたキャリッジ39と、このキャリッジ3
9の後端面に固着されてステッピングモータ等のキャリ
ッジ送りモータ65(図2には図示されていない)の回
転をキャリッジ39の左右移動に変換するスチールワイ
ヤ42と、キャリッジ39の上面に着脱自在に装着され
た透明又は半透明の合成樹脂や用紙等により形成された
原稿シート38と、本体フレーム32内に設けられた制
御ユニット50等で構成されている。
【0021】また、前記キーボード33には、仮名キー
とアルファベットキー兼用の複数文字キーと複数の記号
キーとを含む文字記号キー、種々のテキスト編集キー、
及び印刷スタートキー43等が設けられている。また、
前記液晶ディスプレイ34は、前記原稿シート印刷装置
30で作製する印像対象のパターンに相当する複数行の
文字列や枠取り等を表示可能に構成されている。また、
前記インクジェット式プリンタヘッド35の下面には縦
方向(図2中、前後方向)に前記原稿シート38に対向
して原稿シート38の幅(図2中、前後方向)とほぼ同
じ長さの位置に、所定の間隔で複数のノズル(図2に図
示されていない)が設けられ、前記制御ユニット50の
制御により黒色インクが前記原稿シート38の印刷部に
各ノズルから吐出される。また、前記キャリッジ送りモ
ータ65は、制御ユニット50により微少回転制御さ
れ、キャリッジ39がスチールワイヤ42を介して左右
方向に微少移動制御される。
【0022】次に、原稿シート印刷装置30を制御する
制御ユニット50の構成について説明する。図3に示す
ように、制御ユニット50には、各機器を制御するCP
U51、ROM52、RAM53、印字用CG−ROM
54、液晶ディスプレイ34への表示のための表示用C
G−ROM55、キーボード33とキャリッジ39の左
右方向の位置を検出する位置検出センサ56(図2には
図示されていない)に接続された入力インターフェース
57、及び、出力インターフェース58が設けられ、こ
れらはバス59により相互に接続されている。さらに、
制御ユニット50には、出力インターフェース58に各
々接続されたインクジェット式プリンタヘッド35の黒
色インクの吐出駆動を行うヘッド駆動回路61、キャリ
ッジ送りモータ65の微少回転駆動を行うモータ駆動回
路62、及び、キーボード33により入力された文字記
号等を液晶ディスプレイ34への表示を行うディスプレ
イ駆動回路63が設けられている。
【0023】前記ROM52には、この原稿シート印刷
装置30の全体の作動を制御する制御プログラムを記憶
したプログラムメモリ66と、仮名・漢字変換等の為の
辞書メモリ67が設けられている。
【0024】前記RAM53には、入力データを記憶す
る入力バッファ68、印字用データを記憶する印字バッ
ファ69、その他種々のカウンタやレジスタが設けられ
ている。
【0025】前記印字用CG−ROM54には、印字対
象となる多数の文字やドットパターンデータがコードデ
ータと対応付けて記憶され、また、表示用CG−ROM
55には、印字対象となる多数の文字の表示用ドットパ
ターンデータがコードデータと対応付けて記憶されてい
る。
【0026】次に、上記構成の原稿シート印刷装置30
の原稿シート印刷処理について、図4のフローチャート
に基づいて説明する。先ず、キャリッジ39は駆動電源
が入れられると、ROM52のプログラムメモリ66に
記憶されている制御プログラムに基づいて、左端に移動
させられ、開口部40に位置させられる。そして、キャ
リッジ39の上面に原稿シート38が印刷面を上にして
両面テープ等で固定される(S1)。次に、原稿シート
印刷装置30は、キーボード33により文字記号キー等
が押されるまで待機し(S2:NO)、文字記号キー等
が押されると(S2:YES)、この入力データをRA
M53の入力バッファ68に記憶する(S3)。次に、
この入力データに対応するコードデータに基づき、表示
用CG−ROM55から表示用ドットパターンを読み出
し、ディスプレイ駆動回路63を介して液晶ディスプレ
イ34に表示する(S4)。
【0027】次に、印刷スタートキー43が押されてい
なければ(S5:NO)、再度、文字記号キーが押され
るのを待つ(S2:NO)。また、印刷スタートキー4
3が押されていれば(S5:YES)、入力バッファ6
8に記憶されている各入力データのデータコードに基づ
き、印字用CG−ROM54から印像である印字用ドッ
トパターンを読み出し、印字バッファ69に記憶する
(S6)。
【0028】次に、クロック信号に同期して印字バッフ
ァ69から印像部分を形成する印字用ドットパターンを
読み出すとともに、モータ駆動回路62を介してクロッ
ク信号に同期させて、キャリッジ39の位置を検出する
位置検出センサ56の位置データに基づいてキャリッジ
送りモータ65を微少回転駆動させ、キャリッジ39を
左右方向に微少平行移動させつつ、ヘッド駆動回路61
を介して前記読み出した印字用ドットパターンに対応し
たインクジェット式プリンタヘッド35のノズルから黒
色インクが原稿シート38の印刷面に吐出される(S
7)。そして、印字バッファ69から印像部分を形成す
る印字用ドットパターンを全て読み出し、この読み出し
た印字用ドットパターンに対応した黒色インクの吐出が
終了するまで塗布を続ける(S8:NO)。
【0029】次に、原稿シート38の印刷面の印像形成
領域への黒色インクの吐出が終了すると(S8:YE
S)、モータ駆動回路62を介してキャリッジ送りモー
タ65を回転させてキャリッジ39を左端に移動させ、
開口部40においてキャリッジ39から原稿シート38
を取り外し、原稿の印刷を終了する(S9)。
【0030】次に、このようにして印刷された原稿シー
ト38を前記スタンプ製版装置2に取り付けて印版シー
ト71を作製する手順について、図5及び図6に基づい
て説明する。スタンプ製版装置2を使用して印版シート
を製作するには、図1の状態にある可動蓋8,9,10
を透明アクリル板25から離れる方向に順々に回動させ
て、図5に示すような開放状態にした後に、透明アクリ
ル板25上に、図6に示すように、文字や図形等の印像
が黒色インクドット38Aで描かれた原稿シート38を
載せるとともに、多孔性樹脂により形成された印版シー
ト71を原稿シート38上に重ね合わせる。このとき、
原稿シート38として、透明又は半透明でない用紙に印
像を黒色インクドット38Aで描いたものを用いる場合
には、透明アクリル板25上に載せた後に、アルコール
系溶液を塗布して原稿シート38を半透明状態にする。
【0031】ここで、スタンプ製版装置2の付属品とし
て備えられる印版シート71は、所定量のカーボン(黒
系素材)をポリオレフィン系フォーム等の材料に混在さ
せて、その内部に立体網目構造のインク含浸可能な孔径
が約10μmの微細連続気泡を有するように成形したも
ので、その表面はカーボンを介して加熱された場合に溶
融されて連続気泡が閉塞される特性を備えたものが用い
られる。また、印版シート71に対するカーボンの含有
量は、製作された印版シート71に各色のインクが含浸
された有無の確認や、各色のインクの塗り分け状態の確
認ができ、且つキセノン管15の発光により印版シート
71の連続気泡を十分に加熱溶融して閉塞できる程度の
含有量とされており、好ましくは印版シート71に対し
て0.01〜15重量パーセントの範囲の含有量として
印版シート71の色をグレー色にする。これにより、溶
融固化した部分は、黒色に近い色に変色されるので、印
版シート71のインク滲出部71Aと非インク滲出部7
1Bとの区別が明確となる。また、カーボンの含有量を
0.01〜15重量パーセントの範囲とするのは、含浸
量を0.01重量パーセント以下にすると、カーボンの
発熱を十分に確保するためにキセノン管15の発光強度
を増加させる必要があるからであり、また、含有量を1
5重量パーセント以上にすると、印版シート71の色が
ほぼ黒色になり上記印版シートへの各色のインクの含浸
の有無等の確認ができない不都合が生じるからである。
【0032】次いで、透明アクリル板25上に原稿シー
ト38と印版シート71とを載せた状態で、図5に示す
ように、可動蓋10,9,8を透明アクリル板25に向
けて順々に回動させて、弾性シート23を印版シート7
1上に当接させるとともに、可動蓋9を可動蓋10の上
に、可動蓋8を可動蓋9上に順々に載置する。そして、
可動蓋8に適当な荷重をかけながら押圧して、ロック爪
13のロック部13Aを係止部4Aに係止して可動蓋8
をケース4に対してロックすると、スイッチ14がロッ
ク爪13を介してオンされ、これにより上記電源を介し
てキセノン管15が発光される。
【0033】上記のようにキセノン管15が発光される
と、図6に示すように、その光成分中の赤外線Rは透明
アクリル板25を通過し、原稿シート38の下面に照射
される。このとき、原稿シート38の黒色インクドット
38Aに照射された赤外線R1が黒色インクドット38
Aで遮断され、黒色インクドット38A以外の原稿シー
ト38の部分に照射された赤外線R2が原稿シート38
を通過する。これにより、印版シート71において、原
稿シート38の黒色インクドット38Aに対応する部分
については赤外線R1が照射されないのでこの部分のカ
ーボンが発熱することなく、一方、原稿シート38の黒
色インクドット38A以外に対応する部分については赤
外線R2が照射されることからこの部分のカーボンが発
熱される。この結果、印版シート71の原稿シート38
に当接する面において、原稿シート38の黒色インクド
ット38Aに対応する部分は、カーボンが発熱されない
ことから、連続気泡を有するそのままの状態のインク滲
出部71Aが形成され、一方、印像71A以外の対応す
る部分は、カーボンが発熱されることに基づき、その表
面の加熱溶融により連続気泡が閉塞される非インク滲出
部71Bが形成されて、印版シート71が製作される。
【0034】次に、上記のように製作された原稿シート
38と印版シート71の一例を図7に基づいて説明す
る。図7(a)に示すように、原稿シート38に印刷面
には、原稿シート印刷装置30によりドット径が約1
2.3±1.5μmの黒色インクのドットで黒色インク
ドット38Aが印刷されている。次に、この原稿シート
38をスタンプ製版装置2のアクリル板25の上に載
せ、印版シート71をその上に載せて、可動蓋10、
9、8を閉じ、キセノン管15を発光させることによ
り、図7(b)に示すように、印版シート71の印面部
には、直径が約12.3±1.5μmのインク滲出部7
1Aが黒色インクドット38Aの対向位置に形成され、
また、黒色インクドット38A以外の原稿シート38に
対向する印面部は溶融固化され非インク滲出部71Bが
形成される。よって、この印版シート71により約15
μmのインクドット径のドットパターンで形成された印
像が捺印される。
【0035】以上詳細に説明した通り第1実施形態に係
るスタンプ製版装置では、原稿シート印刷装置30によ
りドット径が約12.3±1.5μmの黒色インクのド
ットで印像が印刷された原稿シート38が、スタンプ製
版装置2のアクリル板25の上に載置され、その上に印
版シート71を載置し、可動蓋10、9、8を閉じ、キ
セノン管15を発光させることにより、印版シート71
の印面部に直径が約12.3±1.5μmのインク滲出
部71Aのドットにより印像の鏡像が形成される。そし
て、この印版シート71により捺印することにより、イ
ンクドット径が約15μmのインクドットパターンによ
り印像が捺印される。したがって、印版シート71の印
面部に形成される印像の鏡像を直径が約12.3±1.
5μmのドットパターンで形成することができ、所望印
像を捺印時のインクドット径が約15μmのインクドッ
トパターンにより多階調表示できるスタンプ用印版の作
製が可能となる。また、印版シート71の製作工程を簡
素化し、且つその製作コストの低減を図ることができ
る。
【0036】次に、第2実施形態のスタンプ製版装置を
図8乃至図11に基づいて説明する。図8は第2実施形
態に係るスタンプ製版装置の斜視図である。図9は第2
実施形態に係るスタンプ製版装置の制御ユニットのシス
テム構成を示すブロック図である。図10は第2実施形
態に係るスタンプ製版処理のフローチャートである。図
11は第2実施形態に係る印版の一例を示す図で、スタ
ンプ用印版シートの斜視図である。
【0037】図8及び図9に示すように、スタンプ製版
装置75は、本体フレーム76、本体フレーム前部に設
けられたキーボード77及び液晶ディスプレイ78と、
本体フレーム76の後ろ上部のほぼ中央部に配設された
紫外線硬化樹脂を吐出するインクジェット式プリンタヘ
ッド79、紫外線照射装置80及びこれらのカバー81
と、本体フレーム76の左後部に設けられたキャリッジ
83の幅(図8中、左右方向)とほぼ同じ幅の開口部8
4と、本体フレーム76内の後部に相対向して架着され
た左右方向に延びる一対のガイドロッド85と、この一
対のガイドロッド85により左右方向に移動自在に支持
されたキャリッジ83と、このキャリッジ83の後端面
に固着されてステッピングモータ等のキャリッジ送りモ
ータ105(図8には図示されていない)の回転をキャ
リッジ83の左右移動に変換するスチールワイヤ86
と、キャリッジ83の上面に着脱自在に装着された多孔
性樹脂により形成された印版シート82と、本体フレー
ム76内に設けられた制御ユニット90等で構成されて
いる。ここで、印版シート82は、ポリオレフィン系フ
ォーム等の立体網目構造の微細連続気泡を有する多孔性
樹脂により形成され、その連続気泡の孔径は約10μm
に形成されている。また、印版シート82はカーボン等
の黒系素材を含有していない。また、紫外線硬化樹脂の
基本的な成分は光重合性オリゴマー、光重合性モノマ
ー、光開始剤であり、必要に応じて増感剤、着色剤、充
填剤、不活性有機ポリマー、レベリング剤、チキソトロ
ープ性付与剤、熱重合禁止剤、及び、帯電付与剤等が添
加されている。また、前記紫外線照射装置80により照
射される紫外線の主な波長は、約300nmから450
nmである。
【0038】また、前記キーボード77には、仮名キー
とアルファベットキー兼用の複数文字キーと複数の記号
キーとを含む文字記号キー、種々のテキスト編集キー、
及び製版スタートキー87等が設けられている。また、
前記液晶ディスプレイ78は、前記スタンプ製版装置7
5で作製する印像対象のパターンに相当する複数行の文
字列や枠取り等を表示可能に構成されている。また、前
記インクジェット式プリンタヘッド79の下面には縦方
向(図8中、前後方向)に対向して印版シート82の幅
(図8中、前後方向)とほぼ同じ長さの位置に、所定の
間隔で複数のノズル(図8に図示されていない)が設け
られ、前記制御ユニット90の制御により紫外線硬化樹
脂が前記印版シート82の印面部に各ノズルから吐出さ
れる。また、前記紫外線照射装置80の下面には前記印
版シート82の幅(図8中、前後方向)とほぼ同じ長さ
を有する所定幅の開口部が形成され、紫外線照射装置8
0内に配設された紫外線ランプ104(図8に図示され
ていない)が前記制御ユニット90の制御により点灯制
御され、前記開口部を介して印版シート82の印面部に
紫外線が照射される。また、前記キャリッジ送りモータ
105は、制御ユニット90により微少回転制御され、
キャリッジ83がスチールワイヤ86を介して左右方向
に微少移動制御される。
【0039】次に、スタンプ製版装置75を制御する制
御ユニット90の構成について説明する。図9に示すよ
うに、制御ユニット90には、各機器を制御するCPU
91、ROM92、RAM93、印字用CG−ROM9
4、液晶ディスプレイ78への表示のための表示用CG
−ROM95、キーボード77とキャリッジ83の左右
方向の位置を検出する位置検出センサ96(図8には図
示されていない)に接続された入力インターフェース9
7、及び、出力インターフェース98が設けられ、これ
らはバス99により相互に接続されている。さらに、制
御ユニット90には、出力インターフェース98に各々
接続された紫外線ランプ104を点灯する紫外線ランプ
点灯回路100、インクジェット式プリンタヘッド79
の紫外線硬化樹脂の吐出駆動を行うヘッド駆動回路10
1、キャリッジ送りモータ105の微少回転駆動を行う
モータ駆動回路102、及び、キーボード77により入
力された文字記号等を液晶ディスプレイ78への表示を
行うディスプレイ駆動回路103が設けられている。
【0040】前記ROM92には、このスタンプ製版装
置75の全体の作動を制御する制御プログラムを記憶し
たプログラムメモリ106と、仮名・漢字変換等の為の
辞書メモリ107が設けられている。
【0041】前記RAM93には、入力データを記憶す
る入力バッファ108、印字用データを記憶する印字バ
ッファ109、非印像バッファ110、その他種々のカ
ウンタやレジスタが設けられている。
【0042】前記印字用CG−ROM94には、印字対
象となる多数の文字やドットパターンデータがコードデ
ータと対応付けて記憶され、また、表示用CG−ROM
95には、印字対象となる多数の文字の表示用ドットパ
ターンデータがコードデータと対応付けて記憶されてい
る。
【0043】次に、上記構成のスタンプ製版装置75の
スタンプ製版処理について、図10のフローチャートに
基づいて説明する。先ず、キャリッジ83は駆動電源が
入れられると、ROM92のプログラムメモリ106に
記憶されている制御プログラムに基づいて、左端に移動
させられ、開口部84に位置させられる。そして、キャ
リッジ83の上面に印版シート82が印面部を上にして
両面テープ等で固定される(S11)。次に、スタンプ
製版装置75は、キーボード77により文字記号キー等
が押されるまで待機し(S12:NO)、文字記号キー
等が押されると(S12:YES)、この入力データを
RAM93の入力バッファ108に記憶する(S1
3)。次に、この入力データに対応するコードデータに
基づき、表示用CG−ROM95から表示用ドットパタ
ーンを読み出し、ディスプレイ駆動回路103を介して
液晶ディスプレイ78に表示する(S14)。
【0044】次に、製版スタートキー87が押されてい
なければ(S15:NO)、再度、文字記号キーが押さ
れるのを待つ(S12:NO)。また、製版スタートキ
ー87が押されていれば(S15:YES)、入力バッ
ファ108に記憶されている各入力データのデータコー
ドに基づき、印字用CG−ROM94から印像の鏡像で
ある印字用ドットパターンを読み出し、印字バッファ1
09に記憶する。そして、印字バッファ109に記憶さ
れた印字用ドットパターンに基づいて、印面部の印像の
鏡像以外の非印像部分を形成するドットパターンを作成
し、非印像バッファ110に記憶する(S16)。
【0045】次に、クロック信号に同期して非印像バッ
ファ110から非印像部分を形成するドットパターンを
読み出すとともに、モータ駆動回路102を介してクロ
ック信号に同期させて、キャリッジ83の位置を検出す
る位置検出センサ96の位置データに基づいてキャリッ
ジ送りモータ105を微少回転駆動させ、キャリッジ8
3を左右方向に微少平行移動させつつ、ヘッド駆動回路
101を介して前記読み出したドットパターンに対応し
たインクジェット式プリンタヘッド79のノズルから紫
外線硬化樹脂が印版シート82の印面部に吐出される
(S17)。ここで、インクジェット式プリンタヘッド
79のノズルから印面部に吐出された紫外線硬化樹脂の
ドット径は約17±0.3μmである。そして、非印像
バッファ110から非印像部分を形成するドットパター
ンを全て読み出し、この読み出したドットパターンに対
応した紫外線硬化樹脂の吐出が終了するまで吐出を続け
る(S18:NO)。
【0046】次に、印版シート82の印面部の非印像形
成領域への紫外線硬化樹脂の吐出が終了すると(S1
8:YES)、モータ駆動回路102を介してキャリッ
ジ送りモータ105を回転させてキャリッジ83のほぼ
中央位置が紫外線照射装置80の下側になる所まで右方
向へ移動させ、紫外線ランプ点灯回路100を介して紫
外線ランプ104を点灯し、印面部の紫外線硬化樹脂に
紫外線を照射する(S19)。
【0047】次に、予め決められた時間、紫外線照射を
続け(S20:NO)、印面部に吐出された紫外線硬化
樹脂を硬化させる。そして、所定の時間照射すると、紫
外線ランプ104を消灯する(S20:YES)。これ
により、印面部の非印像部分を直径約17±0.3μm
の封止ドット111(図11参照)で封止できる。次
に、モータ駆動回路102を介してキャリッジ送りモー
タ105を回転させてキャリッジ83を左端に移動さ
せ、開口部84においてキャリッジ83から印版シート
82を取り外し、スタンプ用印版の作成を終了する(S
21)。
【0048】次に、上記のように製作された印版シート
82の一例を図11に基づいて説明する。図11に示す
ように、印版シート82の印面部の非印像形成領域に
は、直径が約17±0.3μmの封止ドット111が形
成される。よって、この封止ドット111によって印面
部に印像の鏡像が形成され、この印版シート82の印面
部にスタンプインクを含浸し、捺印することにより直径
約15μmのインクドット径のドットパターンで形成さ
れた印像が捺印される。
【0049】以上詳細に説明した通り、第2実施形態の
スタンプ製版装置75では、キーボード77の製版スタ
ートキー87が押されると、キーボード77により入力
された文字記号データ等に基づいて、印面部の印像の鏡
像以外の非印像形成領域のドットパターンデータが作成
されて非印像バッファ110に記憶される。次に、クロ
ック信号に同期して非印像バッファ110から前記ドッ
トパターンを読み出しつつ、印版シート82を左右方向
に移動させながら前記ドットパターンに対応してインク
ジェット式プリンタヘッド79により紫外線硬化樹脂を
印面部に吐出する。そして、インクジェット式プリンタ
ヘッド79による紫外線硬化樹脂の吐出が終了すると、
紫外線照射装置80により前記紫外線硬化樹脂に紫外線
を照射して硬化させ、印版シート82の印面部に直径約
17±0.3μmの封止ドットにより、印像の鏡像が形
成される。そして、この印版シート82により捺印する
ことにより、インクドット径が約15μmのインクドッ
トパターンにより印像が形成される。したがって、印版
シート82の印面部における非印像形成領域を直径約1
7±0.3μmの紫外線硬化性樹脂の封止ドット111
により封止して、印像の鏡像を形成でき、所望印像を捺
印時のインクドット径が約15μmのインクドットパタ
ーンにより多階調表示できるスタンプ用印版の作製が可
能となる。また、小型で安価なインクジェット式プリン
タヘッド79を用いることにより、スタンプ用印版の迅
速な自動作製が可能となるとともに、スタンプ製版装置
75を小型化し、製造コストをより削減することが可能
になる。
【0050】次に、第3実施形態に係るスタンプ製版装
置について図12乃至図15に基づき説明する。図12
は第3実施形態に係るスタンプ製版装置の斜視図であ
る。図13は第3実施形態に係るスタンプ製版装置の制
御ユニットのシステム構成を示すブロック図である。図
14は第3実施形態に係るスタンプ製版処理のフローチ
ャートである。図15は第3実施形態に係る印版の一例
を示す図で、スタンプ用印版シートの斜視図である。
【0051】図12及び図13に示すように、第3実施
形態に係るスタンプ製版装置120の構成は、第2実施
形態に係るスタンプ製版装置75の構成とほぼ同じであ
るが、紫外線照射装置80に替えて赤外線照射装置12
1が本体フレーム76の後ろ上部のほぼ中央部に配設さ
れ、制御ユニット90に替えて制御ユニット125が本
体フレーム76内に配設されている。また、インクジェ
ット式プリンタヘッド79により黒色インクが印版シー
ト82の印面部へ吐出される。前記赤外線照射装置12
1の下面には前記印版シート82の幅(図12中、前後
方向)とほぼ同じ長さの開口部が形成され、赤外線照射
装置121内に配設されたキセノンランプ127(図1
3参照)が前記制御ユニット125の制御により点灯制
御され、前記開口部を介して印版シート82の印面部に
赤外線が照射される。また、図12に示すように、第3
実施形態に係るスタンプ製版装置120の制御ユニット
125の構成は、制御ユニット90の構成とほぼ同じで
あるが、紫外線ランプ点灯回路100に替えてキセノン
ランプ点灯回路126が設けられ、キセノンランプ12
7を点灯する構成になっている。
【0052】次に、上記構成のスタンプ製版装置120
のスタンプ製版処理について、図14のフローチャート
に基づいて説明する。先ず、キャリッジ83は駆動電源
が入れられると、ROM92のプログラムメモリ106
に記憶されている制御プログラムに基づいて、左端に移
動させられ、開口部84に位置させられる。そして、キ
ャリッジ83の上面に印版シート82が印面部を上にし
て両面テープ等で固定される(S31)。次に、スタン
プ製版装置120は、キーボード77により文字記号キ
ー等が押されるまで待機し(S32:NO)、文字記号
キー等が押されると(S32:YES)、この入力デー
タをRAM93の入力バッファ108に記憶する(S3
3)。次に、この入力データに対応するコードデータに
基づき、表示用CG−ROM95から表示用ドットパタ
ーンを読み出し、ディスプレイ駆動回路103を介して
液晶ディスプレイ78に表示する(S34)。
【0053】次に、製版スタートキー87が押されてい
なければ(S35:NO)、再度、文字記号キーが押さ
れるのを待つ(S32:NO)。また、製版スタートキ
ー87が押されていれば(S35:YES)、入力バッ
ファ108に記憶されている各入力データのデータコー
ドに基づき、印字用CG−ROM94から印像の鏡像で
ある印字用ドットパターンを読み出し、印字バッファ1
09に記憶する。そして、印字バッファ109に記憶さ
れた印字用ドットパターンに基づいて、印面部の印像の
鏡像以外の非印像部分を形成するドットパターンを作成
し、非印像バッファ110に記憶する(S36)。
【0054】次に、クロック信号に同期して非印像バッ
ファ110から非印像部分を形成するドットパターンを
読み出すとともに、キャリッジ83の位置を検出する位
置検出センサ96の位置データに基づいて、モータ駆動
回路102を介してクロック信号に同期させてキャリッ
ジ送りモータ105を微少回転駆動させ、キャリッジ8
3を左右方向に微少平行移動させつつ、ヘッド駆動回路
101を介して前記読み出したドットパターンに対応し
たインクジェット式プリンタヘッド79のノズルから黒
色インクが印版シート82の印面部に吐出される(S3
7)。ここで、インクジェット式プリンタヘッド79の
ノズルから印面部に吐出された黒色インクのドット径は
約17±0.3μmである。そして、非印像バッファ1
10から非印像部分を形成するドットパターンを全て読
み出し、この読み出したドットパターンに対応した黒色
インクの吐出が終了するまで吐出を続ける(S38:N
O)。
【0055】次に、印版シート82の印面部の非印像形
成領域への黒色インクの吐出が終了すると(S38:Y
ES)、モータ駆動回路102を介してキャリッジ送り
モータ105を回転させてキャリッジ83のほぼ中央位
置が赤外線照射装置121の下側になる所まで右方向へ
移動させ、キセノンランプ点灯回路126を介してキセ
ノンランプ127を点灯し、印面部の黒色インクに赤外
線を照射する(S39)。
【0056】次に、予め決められた時間、赤外線照射を
続け(S40:NO)、所定の時間照射すると、キセノ
ンランプ127を消灯し(S40:YES)、黒色イン
クを介して発生する熱により黒色インク塗布部分を溶融
固化させる。これにより、印面部の非印像部分を直径約
17±0.3μmの封止ドット130(図15参照)で
封止できる。次に、モータ駆動回路102を介してキャ
リッジ送りモータ105を回転させてキャリッジ83を
左端に移動させ、開口部84においてキャリッジ83か
ら印版シート82を取り外し、スタンプ用印版の作成を
終了する(S41)。
【0057】次に、上記のように製作された印版シート
82の一例を図15に基づいて説明する。図15に示す
ように、印版シート82の印面部の非印像形成領域に
は、直径が約17±0.3μmの封止ドット130が形
成される。よって、この封止ドット130によって印面
部に印像の鏡像が形成され、この印版シート82の印面
部にスタンプインクを含浸し、捺印することにより直径
約15μmのインクドット径のドットパターンで形成さ
れた印像が捺印される。
【0058】以上詳細に説明した通り、第3実施形態の
スタンプ製版装置120では、キーボード77の製版ス
タートキー87が押されると、キーボード77により入
力された文字記号データ等に基づいて、印面部の印像の
鏡像以外の非印像形成領域のドットパターンデータが作
成されて非印像バッファ110に記憶される。次に、ク
ロック信号に同期して非印像バッファ110から前記ド
ットパターンを読み出しつつ、印版シート82を左右方
向に移動させながら前記ドットパターンに対応してイン
クジェット式プリンタヘッド79により黒色インクを印
面部に吐出する。そして、インクジェット式プリンタヘ
ッド79による黒色インクの吐出が終了すると、赤外線
照射装置121により前記黒色インクに赤外線を照射し
て溶融固化させ、印版シート82の印面部に直径約17
±0.3μmの封止ドットにより、印像の鏡像が形成さ
れる。そして、この印版シート82により捺印すること
により、インクドット径が約15μmのインクドットパ
ターンにより印像が形成される。したがって、印版シー
ト82の印面部における非印像形成領域を直径約17±
0.3μmのの封止ドット130により封止して、印像
の鏡像を形成でき、所望印像を捺印時のインクドット径
が約15μmのインクドットパターンにより多階調表示
できるスタンプ用印版の作製が可能となる。また、小型
で安価なインクジェット式プリンタヘッド79を用いる
ことにより、スタンプ用印版の迅速な自動作製が可能と
なるとともに、スタンプ製版装置120を小型化し、製
造コストをより削減することが可能になる。
【0059】尚、本発明は前記第1乃至第3の実施形態
に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない
範囲内で種々の改良、変形が可能であることは勿論であ
り、以下のようにしてもよい。 (a)前記実施形態では各キャリッジ39、83を左右
に平行移動させる構成にしているが、各キャリッジ3
9、83を固定して各インクジェット式プリンタヘッド
35、79を左右に平行移動させる構成にしてもよい。 (b)前記実施形態では各開口部40、84が各本体フ
レーム32、76の後部左側に形成されているが、各本
体フレーム32、76の後部右側に形成してもよい。 (c)前記実施形態では各スタンプ製版装置75、12
0内のCPUによって、印像の鏡像以外の非印像形成部
分のドットパターンを作成しているが、パソコン等で前
記ドットパターンのデータを作成して各スタンプ製版装
置75、120に該データを渡すようにしてもよい。 (d)前記実施形態では各印材シート71、82の連続
気泡の孔径を10μmとしたが、前記孔径を10〜35
0μmとしてもよい。 (e)前記実施形態では捺印ドットの直径を約15μm
としたが、10〜350μmとし、各印材シート71、
82の連続気泡の孔径よりも大きい封止ドット径にして
もよい。 (f)第2実施形態では紫外線硬化樹脂を吐出したが、
他の光硬化性樹脂を吐出してもよい。 (g)第3実施形態では黒色インクを吐出後赤外線照射
により印面部の黒色インクの吐出部を溶融固化している
が、レーザ等により印面部の非インク滲出部を所定ドッ
ト径で溶融固化してもよい。 (h)前記実施形態では、原稿シート作製装置30及び
各スタンプ作製装置75、120における印像対象は各
キーボード33、77により入力されているが、ディジ
タル静止画情報をディジタルカメラ等から各入力インタ
ーフェース57、97を介して入力されるようにし、各
RAM53、93に該ディジタル静止画情報を格納し
て、各キーボード33、77から入力された情報データ
と合成後、印像の鏡像の所定ドット径によるドットパタ
ーンデータを作成して、該ドットパターンデータに基づ
いて各インクジェット式プリンタヘッド35、79によ
り、原稿シート38や印版シート82を作製する構成に
してもよい。 (i)前記実施形態ではキセノン管15を用いている
が、フラッシュバルブを用いてもよい。
【0060】
【発明の効果】以上説明した通り請求項1に係るスタン
プ製版装置においては、スタンプインクが含浸可能な連
続気泡を有する多孔性樹脂により形成された印材表面の
所望印像の鏡像の所定ドット径によるドットパターンデ
ータをドットパターンデータ作成手段により作成し、前
記ドットパターンデータにおけるスタンプインクの非含
浸ドットデータに対応する前記印面部の連続気泡を封止
手段により前記連続気泡の孔径よりも大きい所定ドット
径で封止する。これにより、印面部の印像の鏡像をドッ
トパターンで表し、スタンプインクの非含浸ドットデー
タに対応する印面部の連続気泡を封止することにより、
所望印像を多階調表示できるスタンプ用印版の作製が可
能なスタンプ製版装置を提供することができる。
【0061】また、請求項2に係るスタンプ製版装置に
おいては、前記印材は黒系素材を含有した多孔性樹脂に
より形成されている。そして、前記ドットパターンデー
タに基づいて所定ドット径のドットにより印像が描かれ
た原稿が、発光体の光を透光させる透光性台板に載置さ
れ、該原稿に前記印材の印面部を重ねて、前記発光体の
光の照射で印面部の黒系素材を発熱させ、印面部におけ
る連続気泡を選択的に前記所定ドット径で封止し、印面
部に所望印像の鏡像を形成する。これにより、前記ドッ
トパターンデータのスタンプインクの含浸ドットデータ
以外の対向する印面部の連続気泡を溶融固化することが
でき、印像の鏡像を所定ドット径のドットパターンによ
り形成することが可能となり、所望印像を多階調表示で
きるスタンプ用印版の作製が可能なスタンプ製版装置を
提供することができる。また、スタンプ用印版の製作工
程を簡素化し、且つその製作コストの低減が可能なスタ
ンプ製版装置を提供することができる。
【0062】また、請求項3に係るスタンプ製版装置に
おいては、前記印面部の前記スタンプインクの非含浸ド
ットデータに対応する位置に、吐出手段により光硬化性
樹脂を吐出して前記所定ドット径のドットパターンを形
成する。そして、吐出された光硬化性樹脂に光照射手段
により光を照射して硬化させる。これにより、前記ドッ
トパターンデータのスタンプインクの非含浸ドットデー
タに対応する印面部の連続気泡を所定ドット径の光硬化
性樹脂のドットにより封止することができ、所望印像を
多階調表示できるスタンプ用印版の作製が可能なスタン
プ製版装置を提供することができる。また、小型で安価
な吐出装置を用いることにより、スタンプ用印版の迅速
な自動作製が可能となるとともに、スタンプ製版装置を
小型化し、製造コストをより削減することが可能なスタ
ンプ製版装置を提供することができる。
【0063】また、請求項4に係るスタンプ製版装置に
おいては、前記印面部の前記スタンプインクの非含浸ド
ットデータに対応する位置に、吐出手段により黒色イン
ク滴を吐出して前記所定ドット径のドットパターンを形
成する。そして、吐出された黒色インクに赤外線照射手
段により赤外線を照射し、前記黒色インクが発生する熱
により、印面部における連続気泡を溶融固化させる。こ
れにより、前記ドットパターンデータのスタンプインク
の非含浸ドットデータに対応する印面部の連続気泡を所
定ドット径の黒色インクの発熱により溶融固化して封止
することができ、所望印像を多階調表示できるスタンプ
用印版の作製が可能なスタンプ製版装置を提供すること
ができる。また、小型で安価な吐出装置を用いることに
より、スタンプ用印版の迅速な自動作製が可能となると
ともに、スタンプ製版装置を小型化し、製造コストをよ
り削減することが可能なスタンプ製版装置を提供するこ
とができる。
【0064】さらに、請求項5に係るスタンプ製版装置
においては、前記連続気泡の孔径は10〜350μmに
形成され、前記印面部の封止される前記所定ドット径は
所望印像のドット径の113±2%に形成される。これ
により、前記封止される所定ドット径が約11μ〜40
3μmに形成され、捺印された印像のインクドット径が
ほぼ10μm〜350μmに形成することができ、所望
印像を高分解度の多階調表示ができるスタンプ用印版の
作製が可能なスタンプ製版装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係るスタンプ製版装置の可動蓋
を閉じた状態の側断面図である。
【図2】第1実施形態に係る原稿シート印刷装置の斜視
図である。
【図3】第1実施形態に係る原稿シート印刷装置の制御
ユニットのシステム構成を示すブロック図である。
【図4】第1実施形態に係る原稿シート印刷処理のフロ
ーチャートである。
【図5】第1実施形態に係るスタンプ製版装置の可動蓋
を開けた状態の側断面図である。
【図6】第1実施形態に係るスタンプ製版装置の赤外線
照射状態を模式的に示した側断面図である。
【図7】第1実施形態に係る原稿シート及び印版の一例
を示す図で、(a)は原稿シートの斜視図、(b)はス
タンプ用印版シートの斜視図である。
【図8】第2実施形態に係るスタンプ製版装置の斜視図
である。
【図9】第2実施形態に係るスタンプ製版装置の制御ユ
ニットのシステム構成を示すブロック図である。
【図10】第2実施形態に係るスタンプ製版処理のフロ
ーチャートである。
【図11】第2実施形態に係る印版の一例を示す図で、
スタンプ用印版シートの斜視図である。
【図12】第3実施形態に係るスタンプ製版装置の斜視
図である。
【図13】第3実施形態に係るスタンプ製版装置の制御
ユニットのシステム構成を示すブロック図である。
【図14】第3実施形態に係るスタンプ製版処理のフロ
ーチャートである。
【図15】第3実施形態に係る印版の一例を示す図で、
スタンプ用印版シートの斜視図である。
【符号の説明】
2、75、120 スタンプ製版装置 4 カバー 8、9、10 可動蓋 15 キセノン管 25 透明アクリル板 34、78 液晶ディスプレイ 35、79 インクジェット式プリンタヘッド 38 原稿シート 71、82 印版シート 39、83 キャリッジ 50、90、125 制御ユニット 80 紫外線照射装置 104 紫外線ランプ 65、105 キャリッジ送りモータ 121 赤外線照射装置 127 キセノンランプ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スタンプインクが含浸可能な連続気泡を
    有する多孔性樹脂により形成された印材と、 前記印材の印面部における所望印像の鏡像の所定ドット
    径によるドットパターンデータを作成するドットパター
    ンデータ作成手段と、 前記ドットパターンデータにおけるスタンプインクの非
    含浸ドットデータに対応する前記印面部の連続気泡を該
    所定ドット径で封止する封止手段とを備え、 前記所定ドット径は前記連続気泡の孔径よりも大きく形
    成されていることを特徴とするスタンプ製版装置。
  2. 【請求項2】 前記印材は、所定量の黒系素材を含有し
    て形成され、 前記封止手段は、前記ドットパターンデータに基づいて
    所定ドット径のドットにより印像が描かれた原稿と、 発光体の光を透光させる透光性台板とを備え、 前記透光性台板に載置された前記原稿に前記印面部を重
    ね、前記発光体の光の照射で前記黒系素材を発熱させる
    ことで、該印面部における連続気泡を選択的に前記所定
    ドット径で封止することにより、該印面部に所望印像の
    鏡像を形成することを特徴とする請求項1記載のスタン
    プ製版装置。
  3. 【請求項3】 前記封止手段は、前記印面部の前記スタ
    ンプインクの非含浸ドットデータに対応する位置に光硬
    化性樹脂を吐出して前記所定ドット径のドットパターン
    を形成する吐出手段と、 前記吐出手段を介して吐出された光硬化性樹脂に光を照
    射して硬化させる光照射手段とを備えたことを特徴とす
    る請求項1記載のスタンプ製版装置。
  4. 【請求項4】 前記封止手段は、前記印面部の前記スタ
    ンプインクの非含浸ドットデータに対応する位置に黒色
    インク滴を吐出して前記所定ドット径のドットパターン
    を形成する吐出手段と、 前記印面部に赤外線を照射し、前記黒色インクのドット
    パターンを介して発生する熱により、印面部における連
    続気泡を溶融固化させる赤外線照射手段とを備えたこと
    を特徴とする請求項1記載のスタンプ製版装置。
  5. 【請求項5】 前記連続気泡の孔径は10〜350μm
    に形成され、前記印面部の封止される前記所定ドット径
    は所望印像のドット径の113±2%に形成されること
    を特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の
    スタンプ製版装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4589538B2 (ja) * 2001-01-16 2010-12-01 シヤチハタ株式会社 熱可塑製樹脂の印面作成方法

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