JPH11288141A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JPH11288141A JPH11288141A JP10103864A JP10386498A JPH11288141A JP H11288141 A JPH11288141 A JP H11288141A JP 10103864 A JP10103864 A JP 10103864A JP 10386498 A JP10386498 A JP 10386498A JP H11288141 A JPH11288141 A JP H11288141A
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Abstract
す悪影響を抑制する。 【解決手段】 回転駆動され、表面に形成された静電潜
像が現像されてトナー像が形成される感光体51を支持
する第1フレーム10と、第1フレームとは別体であ
り、感光体に露光して静電潜像を形成する露光手段60
を支持する第2フレーム20とを備え、第2フレームは
第1フレームに対して着脱可能に構成されているととも
に、給紙装置90を支持する下フレーム22と、露光手
段を支持する上フレーム21とを備え、第2フレームを
第1フレームに装着した際、上フレームが前記下フレー
ムから浮く構成となっている。
Description
いて用紙等の記録材上に画像を形成するプリンター、フ
ァクシミリ、複写機等の画像形成装置に関する。特に、
そのフレーム構成に関するものである。
記録材上に画像を形成する画像形成装置は、駆動手段で
回転駆動される感光体と、この感光体に露光して表面に
静電潜像を形成する露光手段と、前記静電潜像を現像し
てトナー像となす現像手段と、このトナー像を記録材に
転写させる転写手段と、その転写部に記録材を給送する
給送手段と、前記転写手段によりトナー像が転写された
記録材を通過させつつ加熱して記録材上にトナー像を定
着させる定着手段と、トナー像が定着された記録材を搬
送する搬送手段とを有している。
回転駆動される感光体と、前記露光手段とが同一のフレ
ームで支持される構成となっていた。
おいては、回転駆動される感光体と、前記露光手段とが
同一のフレームで支持されていたので、感光体の回転駆
動により発生した振動が前記同一フレームを伝わって露
光手段に及んでいた。
の影響を受け、結果として、形成される画像に悪影響が
生じていた。
し、感光体の回転駆動による振動が画像に及ぼす悪影響
を抑制することのできる画像形成装置を提供することに
ある。
に、請求項1記載の画像形成装置は、回転駆動され、表
面に形成された静電潜像が現像されてトナー像が形成さ
れる感光体を支持する第1フレームと、この第1フレー
ムとは別体であり、前記感光体に露光して前記静電潜像
を形成する露光手段を支持する第2フレームとを備え、
この第2フレームは、前記第1フレームに対して着脱可
能に構成されているとともに、下フレームと、前記露光
手段を支持する上フレームとを備え、この第2フレーム
を前記第1フレームに装着した際、前記上フレームが前
記下フレームから浮くことを特徴とする。
転駆動される感光体に露光して静電潜像を形成する露光
手段を支持する第2フレームが、回転駆動される感光体
を支持する第1フレームとは別体のフレームで構成され
ているので、感光体の回転駆動により発生した振動は、
第1フレームには伝わるが、その振動がさらに露光手段
を支持している第2フレームに伝わるという事態が生じ
難くなる。少なくとも上記振動の、露光手段を支持して
いる第2フレームへの伝達は著しく抑制されることとな
る。
いう事態が生じ難くなり、露光手段による感光体への露
光位置が上記振動の影響を受け難くなって、結果とし
て、形成される画像に悪影響が生じ難くなる。
置によれば、感光体の回転駆動による振動が画像に及ぼ
す悪影響を抑制することができる。
対して着脱可能に構成されているので、第2フレームを
第1フレームから離間させることによって、感光体の着
脱操作の容易化を図ることができるようになる。
前記露光手段を支持する上フレームとを備え、第2フレ
ームを第1フレームに装着した際、上フレームが下フレ
ームから浮くこととなるので、下フレームに対して種々
の部材や装置等、特に振動発生源となる装置等も取り付
けることが可能となる。
装置等を取り付けた場合でも、第2フレームを第1フレ
ームに装着した際、露光手段を支持する上フレームが下
フレームから浮くこととなるので、前記振動発生源とな
る装置からの振動が上フレームを介して露光手段に伝わ
るという事態が生じなくなる。
る装置等を取り付けた場合でも、露光手段による感光体
への露光位置が上記装置からの振動の影響を受けなくな
って、結果として、形成される画像の画質を一層向上さ
せることができる。
て図面を参照して説明する。
の形態を示す概略図、図2はそのフレーム構成を示す概
略図である。
明する。
アン(C)、マゼンタ(M)、ブラック(K)の4色の
トナーによる現像器を用いて単色画像およびフルカラー
画像を形成することのできる装置である。
り、その感光体51が、図示しない適宜の駆動手段によ
って図示矢印方向に回転駆動される。
と、その表面に形成された感光層とを有している。
って、帯電手段としての帯電ローラ52、露光手段とし
ての露光ユニット60、現像手段としての現像器70
(Y,C,M,K)、中間転写ユニット80、およびク
リーニング手段53が配置される。なお、感光体ユニッ
ト50には、感光体51、帯電ローラ52、およびクリ
ーニング手段53が組み込まれている。
当接して外周面を一様に帯電させる。一様に帯電した感
光体51の外周面には、露光ユニット60によって所望
の画像情報に応じた選択的な露光L1がなされ、この露
光L1によって感光体51上に静電潜像が形成される。
与されて現像される。
Y、シアン用の現像器70C、マゼンタ用の現像器70
M、およびブラック用の現像器70Kが設けられてい
る。これら現像器70Y,70C,70M,70Kは、
それぞれ揺動可能に構成されており、選択的に1つの現
像器の現像ローラ71のみが感光体51に当接し得るよ
うになっている。したがって、これらの現像器70は、
イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックのうちのいずれ
かのトナーを感光体51の表面に付与して感光体51上
の静電潜像を現像する。
80の中間転写体をなす中間転写ベルト86上に転写さ
れる。
感光体51の外周面に残留し付着しているトナーを掻き
落とすクリーナブレードと、このクリーナブレードによ
って掻き落とされたトナーを受ける受け部とを備えてい
る。
と、4本の従動ローラ82,83,84,85と、これ
ら各ローラの回りに張架された中間転写体としての無端
状の中間転写ベルト86とを有している。
図示しない歯車が、感光体51の端部に設けられた駆動
用歯車(図示せず)と噛み合っていることによって、感
光体51と略同一の周速で回転駆動され、したがって中
間転写ベルト86が感光体51と略同一の周速で図示矢
印方向に循環駆動されるようになっている。
で中間転写ベルト86がそれ自身の張力によって感光体
51に圧接される位置に配置されており、感光体51と
中間転写ベルト86との圧接部において一次転写部T1
が形成されている。従動ローラ85は、中間転写ベルト
86の循環方向上流側において一次転写部T1の近くに
配置されている。
を介して図示しない電極ローラが配置されており、この
電極ローラを介して、中間転写ベルト86に一次転写電
圧が印加される。
り、図示しない付勢手段によって中間転写ベルト86を
その張り方向に付勢している。
するバックアップローラである。このバックアップロー
ラ83には、中間転写ベルト86を介して二次転写手段
としての二次転写ローラ88が対向配置されている。二
次転写ローラ88は、図示しない接離機構により中間転
写ベルト86に対して接離可能である。二次転写ローラ
88には、二次転写電圧が印加される。
ためのバックアップローラである。ベルトクリーナ89
は、中間転写ベルト86と接触してその外周面に残留し
付着しているトナーを掻き落とすクリーナブレード89
aと、このクリーナブレード89aによって掻き落とさ
れたトナーを受ける受け部89bとを備えている。この
ベルトクリーナ89は、図示しない接離機構によって中
間転写ベルト86に対して接離可能である。
電層の上に形成され、感光体51に圧接される抵抗層と
を有する複層ベルトで構成されている。導電層は、合成
樹脂からなる絶縁性基体の上に形成されており、この導
電層に、前述した電極ローラを介して、一次転写電圧が
印加される。
で、一次転写部T1において、感光体51上のトナー像
が中間転写ベルト86上に転写され、中間転写ベルト8
6上に転写されたトナー像は、二次転写部T2におい
て、二次転写ローラ88との間に供給される用紙等のシ
ート(記録材)Sに転写される。
極ローラ、テンションローラ82の付勢手段、二次転写
ローラ88、およびベルトクリーナ89も組み込まれて
いる。
から給送され、ゲートローラ対Gによって所定のタイミ
ングで二次転写部T2に供給される。91は記録材Sを
積層保持する給紙カセット、92はピックアップローラ
である。
録材Sは、定着手段をなす定着ユニット100を通るこ
とによってそのトナー像が定着される。
ローラ101と、これに圧接されている加圧ローラ10
2とを有しており、これらローラ101,102によっ
て、通過する記録材Sを挟圧しつつ加熱して、トナー像
を記録材S上に溶融定着させる。
最終的には、排紙経路110を通って、装置本体のケー
ス40上に形成されたシート受け部41上に排出される
が、この画像形成装置は、定着ユニット100を通過し
た記録材Sの表裏を反転させて再び二次転写部T2に記
録材Sを返送することのできる反転返送経路110’を
備えている。
00を通過した記録材Sを搬入し、かつ、一旦搬入した
記録材Sを逆送することのできる互いに独立した2つの
排紙経路111,112を有するスイッチバック経路1
13と、このスイッチバック経路113から逆送された
記録材Sを再び前記二次転写部T2に向けて返送する返
送路114とを有している。したがって、この反転返送
経路110’によって再び二次転写部T2に返送される
記録材Sは、その表裏が反転されて二次転写部T2に返
送されることとなる。
面(第1面)にのみ画像を形成することもできるし、両
面(表裏である第1面および第2面)に画像を形成する
こともできる。
行なう制御手段を構成している。
要は次の通りである。
(パーソナルコンピュータ等)からの印字指令信号(画
像形成信号)が画像形成装置の制御部120に入力され
ると、感光体51、現像器70の各ローラ71、および
中間転写ベルト86が回転駆動される。
52によって一様に帯電される。
周面に、露光ユニット60によって第1色目(例えばイ
エロー)の画像情報に応じた選択的な露光L1がなさ
れ、イエロー用の静電潜像が形成される。
ばイエロー)用の現像器70Yの現像ローラのみが接触
し、これによって上記静電潜像が現像され、第1色目
(例えばイエロー)のトナー像が感光体51上に形成さ
れる。
の帯電極性と逆極性の一次転写電圧が印加され、感光体
51上に形成されたトナー像が、一次転写部T1におい
て中間転写ベルト86上に転写される。このとき、二次
転写ローラ88およびベルトクリーナ89は、中間転写
ベルト86から離間している。
ーがクリーニング手段53によって除去された後、除電
手段61からの除電光L2によって感光体51が除電さ
れる。
が必要に応じて繰り返される。すなわち、上記印字指令
信号の内容に応じて、第2色目、第3色目、第4色目、
と繰り返され、上記印字指令信号の内容に応じたトナー
像が中間転写ベルト86上において重ね合わされて中間
転写ベルト86上に形成される。
90から記録材Sが供給され、記録材Sの先端が二次転
写部T2に達する直前にあるいは達した後に(要するに
記録材S上の所望の位置に、中間転写ベルト86上のト
ナー像が転写されるタイミングで)二次転写ローラ88
が中間転写ベルト86に押圧されるとともに二次転写電
圧が印加され、中間転写ベルト86上のトナー像(基本
的には4色のトナー像が重ね合わせられたフルカラー画
像)が記録材S上に転写される。また、ベルトクリーナ
89が中間転写ベルト86に当接し、二次転写後に中間
転写ベルト86上に残留しているトナーが除去される。
通過することによって記録材S上にトナー像が定着し、
その後、記録材Sが所定の位置に向け(両面印刷でない
場合にはシート受け部41に向け、両面印刷の場合に
は、スイッチバック経路113を経て返送路114に向
け)搬送される。
成する場合には、給紙装置90から給送された記録材S
は、その第1面に二次転写部T2で画像が転写され、定
着ユニット100で定着された後、排紙経路111また
は112を経てシート受け部41上に排出される。な
お、排紙経路111,112の入り口部分110Aに
は、図示しない経路切換手段が設けられており、これに
よってどちらの排紙経路(111,112)に記録材S
が搬入されるかが決定される。
する場合には、給紙装置90から給送された記録材S
は、その第1面に二次転写部T2で画像が転写され、定
着ユニット100で定着された後、一旦排紙経路111
または112(スイッチバック経路74)に入り、逆送
されて返送路73を経て、ゲートローラ対Gによって所
定のタイミングで再び二次転写部T2に返送され、第2
面にも画像が転写される。その後、定着ユニット100
で第2面にも画像が定着され、排紙経路111または1
12を経てシート受け部41上に排出される。
要について説明したが、次に、そのフレーム構成につい
て説明する。
は第2フレーム、30は第3フレームである。これら第
1、第2、第3フレーム10,20,30は、それぞれ
別のフレームで構成されている。
0、現像器70(Y,C,M,K)、中間転写ユニット
80、およびこれらの駆動手段(駆動モータ、ギアない
しギア列等)が支持されている。感光体ユニット50と
中間転写ユニット80は上下方向に並べられて配置され
ており、後述するように、これら感光体ユニット50お
よび中間転写ユニット80は、第1フレーム10に対し
て第2フレーム20側(図2において右側)から着脱可
能に構成されている。また、各現像器70は、第1フレ
ーム10に対して第3フレーム30側(図2において左
側)から着脱可能に構成されている。
0、給紙装置90、およびゲートローラ対Gが支持され
ている。
下フレーム22とを有しており、上フレーム21に露光
ユニット60が支持され、下フレーム22に給紙装置9
0、ゲートローラ対G、およびこれらの駆動手段(ピッ
クアップローラ92、ゲートローラ対G等を駆動する図
示しないギア列等)が支持されている。これら給紙装置
90、ゲートローラ対G等からはその作動時に振動が発
生する。
0、排紙経路110、および反転返送経路110’が支
持されている。
第1フレーム10に対して水平方向(矢印X1方向)に
離間可能に構成されている。
フレーム21の底部21aには、穴21bが設けられて
おり、この穴21bと緩く嵌まり合う、フランジ22d
付きの円筒部材22bがネジ22cで下フレーム22の
上板22aに固定されている。これら穴21bおよび円
筒部材22b等は、上フレーム底板21aの4隅と、下
フレーム上板22aの4隅とに設けられている。
フレーム21は、下フレーム22に対して浮かせること
が可能である。22dはゴム等の弾性部材からなる緩衝
体であり、上フレーム21が下フレーム22に載置され
る際の衝撃を和らげるためのものである。
フレーム10の一対の側板11の第2フレーム20側に
は、それぞれ位置決め部材としての位置決め用のピン1
2が設けられているとともに、第2フレーム20の上フ
レーム21には前記ピン12,12を抱え込むための抱
え込み機構23が設けられている。
板24,24に形成された、前記ピン12,12と係脱
する係合部としてのテーパ溝24a,24aと、前記側
板24,24に回転可能に架設された軸25と、この軸
25の一端に固定された操作レバー26と、側板24の
内側にあって前記軸25に固定されたギア27,27
と、このギア27,27と噛み合うように軸28aで側
板24に回転可能に取り付けられたギア28と、このギ
ア28と一体で回動する、前記ピン12の抱え込み部材
としての抱え込み爪28bとを備えている。
1フレーム10から離間された状態においては、テーパ
溝24aは第1フレーム10のピン12よりも多少下方
に位置しているが、第2フレーム20を第1フレーム1
0に向けて(矢印X2方向へ)スライドさせた際には、
第1フレーム10のピン12と係合し得る。
ーム20を矢印X2方向へ移動させると、ピン12がテ
ーパ溝24aに入り込むことによって、先ず、上フレー
ム21の左方(第1フレーム10との対向面側)が持ち
上げられる。次いで、図6に示すように操作レバー26
を矢印a1方向に回動操作すると、ギア27も同方向に
回動するので、ギア28および抱え込み爪28bが矢印
b1方向に回動し、これによって、ピン12が、テーパ
溝24aの終端部と抱え込み爪28bとで完全に抱え込
まれることとなる。
ン12を中心として時計方向(矢印a1方向参照)へ回
動しようとするが、上フレーム21の側板24には、図
5に示すように第1フレーム10と対向する屈曲部24
b,24bが設けられ、この屈曲部24b,24bにゴ
ム等の弾性体からなり制振体である当接パッド24cが
上下2個づつ計4個設けられていて、これら当接パッド
24cが、第1フレーム10の側板11に設けられた受
け部11a,11aと当接するので、上記回動が規制さ
れることとなる。
(b)に示したように、下フレーム22から浮いた状態
となる。
がテーパ溝24aの終端部と抱え込み爪28bとで完全
に抱え込まれ、上記当接パッド24cが第1フレーム1
0の受け部11aと当接することによって、第2フレー
ム20が第1フレーム10に対して正確に位置決めされ
ることとなる。
離間させる際には、操作レバー26を図6に示す位置か
ら矢印a2方向へ回動操作すると、ギア28および抱え
込み爪28bが時計方向(矢印b1方向と逆方向)に回
動し、抱え込み爪28bとテーパ溝24aの終端部とに
よるピン12に対するロック状態が解除されるので、図
3に示すように、第2フレーム20を矢印X1方向へ引
き出して第1フレーム10から離間させることができ
る。ピン12に対するロックが解除される過程で、先
ず、上フレーム21の右側が下動し、次いで、第2フレ
ーム20を引き出す過程でピン12とテーパ溝24aと
の係合が解除されることから、上フレーム21の左方も
下動し、結果として、図3に示す状態では、上フレーム
21は図4(a)にも示したように下フレーム22上に
載置された状態となる。
ー26は一対設けることもできる。この場合、軸25は
必ずしも、ギア27,27を連結するものでなくてもか
まわない。また、ギア27等に代え、適宜のリンク機構
等で抱え込み機構を構成することもできる。
転写ユニット80との対向部には、中間転写ユニット8
0の図示しないフレームのピン(あるいはコロ。以下同
じ)と係脱可能な突部29が設けられている。突部29
は、傾斜部29aと水平部29bとを有している。この
突部29は、第2フレーム20が第1フレーム10に装
着される際、中間転写ユニット80のピンが傾斜部29
aから水平部29bへと駆け上がることにより、中間転
写ユニット80をその揺動中心となる軸80aを中心と
して矢印c1方向へ揺動させて中間転写ベルト86と感
光体51とを当接させるとともに中間転写ユニット80
の位置決めを行ない、逆に、第2フレーム20が第1フ
レーム10から矢印X1方向へ引き出される際、中間転
写ユニット80のピンが水平部29bから傾斜部29a
を駆け下りることにより、中間転写ユニット80をその
揺動中心となる軸80aを中心として矢印c2方向へ自
重で揺動させて中間転写ベルト86と感光体51とを離
間させるようになっている。
ーム20を矢印X1方向へ引き出して第1フレーム10
から離間させた状態においては、中間転写ベルト86と
感光体51とを摺接させることなく、第1フレーム10
と第2フレーム20との間のスペースA1を利用して、
感光体ユニット50を矢印X1で示すように引き出し、
矢印Y1で示すように持ち上げることによって、容易に
第1フレーム10から取り外すことができ、逆に矢印Y
2および矢印X2に示すようにして容易に装着すること
ができる。また、同様にして、中間転写ベルト86と感
光体51とを摺接させることなく、中間転写ユニット8
0も容易に第1フレーム10に対して脱着することがで
きる。なお、第2フレーム20は、図3に示す位置より
もさらにX1方向へ(すなわち中間転写ユニット80を
第1フレーム10から矢印X1方向へ引く出すことが可
能な程度に)離間させることが可能である。また、上述
した中間転写ユニット80の揺動中心となる軸80a
は、第1フレーム10の適所に設けられた軸80aの受
け部(図示せず)と係脱可能に構成されている。
とともに第1フレーム10から離間する構成となってい
るので、給紙装置90と二次転写部T2との間で記録材
が詰まった場合には、上記スペースA1利用して記録材
を容易に取り除くことができる。
第1フレーム10に対して水平方向(矢印X2方向)に
離間可能に構成されている。第3フレーム30は、略水
平方向に配置された水平フレーム31と、略垂直方向に
配置された垂直フレーム32とを有しており、両フレー
ムの一端部同士が軸33で連結されていることによっ
て、図8に示すように垂直フレーム32が水平フレーム
31に対して軸33回りに回動可能に構成されている。
垂直フレーム32が図8に示すように回動すると、垂直
フレーム32と定着ユニット100とが離間する。
0’の返送路114およびその駆動手段(搬送ローラR
を駆動する図示しないギア列等)が主として設けられて
おり、垂直フレーム32には、反転返送経路110’の
スイッチバック経路113(排紙経路111,112で
もある)およびその駆動手段(搬送ローラRを駆動する
図示しないギア列等)が主として設けられている。
対して取り付けられており、図8に示すように垂直フレ
ーム32を回動させた状態で、水平フレーム31に対し
て略垂直方向(矢印Y1,Y2方向)に着脱可能に構成
されている。
置にあっては、定着ユニット100を一度通過すること
によってカール状態の大きくなった記録材Sが二次転写
部T2(図1参照)に反転返送されることとなるから、
記録材Sが反転返送経路110’中において詰まり易く
なる傾向がある。
置によれば、図7に示すように、第3フレーム30が第
1フレーム10に対して水平方向(矢印X2方向)に離
間可能に構成されているので、水平フレーム31が第1
フレーム10の下部から矢印X方向に引き出されて返送
路114の上方114aが露出するとともに、第1フレ
ーム10と垂直フレーム32との間にスペースA2が形
成されることとなる。
まったとしても、上記スペースA2を利用して記録材を
容易に取り除くことができる。
32が水平フレーム31に対して軸33回りに回動可能
に構成されているので、垂直フレーム32を回動させる
と上記スペースA2がさらに広がるとともに、垂直フレ
ーム32と定着ユニット100との間にはスペースA3
が形成されることとなる。
(排紙経路111,112)に記録材が詰まった場合に
は、上記スペースA3を利用して記録材の下端を摘み、
矢印Bで示すようにこれを容易に取り除くことができ
る。
2を回動させた状態で、定着ユニット100を水平フレ
ーム31から取り外すことができるので、上記スペース
A3を広くすることができるとともに、返送路114の
上方114aをさらに広範囲に亙って露出させることが
できる。
るいは返送路114に詰まった記録材をより一層容易に
取り除くことができる。
0との間で記録材が詰まった場合には、二次転写部T2
部と定着ユニット100との離間により生じるスペース
A4を利用して記録材を容易に取り除くことができる。
と第3フレーム30との間にはスペースA2が形成され
るので、このスペースA2を利用して各現像器70を第
1フレーム10に対して容易に着脱することができる。
各現像器70の着脱方向は、略感光体51の中心部に向
かう方向である。
ト100には、開閉可能な蓋103が設けられている。
図10は蓋103が閉じられた状態の定着ユニット10
0の概略斜視図、図11は蓋103が開けられた状態の
定着ユニット100の概略斜視図である。
フレーム32が回動させられても閉じた状態のままであ
る。
スイッチバック経路113(排紙経路111,112)
に詰まった記録材を取り除く際に、作業者の手が高熱の
加熱ローラ101等に触れて火傷をするということがな
くなる。また、定着ユニット100内に記録材が詰まっ
た場合には、蓋103を開くことによって記録材を容易
に取り除くことができる。なお、図10において、10
4は記録材Sが通るスリット状の開口である。
ような作用効果が得られる。
て静電潜像を形成する露光手段60を支持する第2フレ
ーム20が、回転駆動される感光体51を支持する第1
フレーム10とは別体のフレームで構成されているの
で、感光体51の回転駆動により発生した振動は、第1
フレーム10には直接伝わるが、その振動がさらに露光
手段60を支持している第2フレーム20に伝わるとい
う事態が生じ難くなる。少なくとも上記振動の、露光手
段60を支持している第2フレーム20への伝達は著し
く抑制されることとなる。
ぶという事態が生じ難くなり、露光手段60による感光
体51への露光位置が上記振動の影響を受け難くなっ
て、結果として、形成される画像に悪影響が生じ難くな
る。
によれば、感光体51の回転駆動による振動が画像に及
ぼす悪影響を抑制することができる。
10に対して着脱可能に構成されているので、第2フレ
ーム20を第1フレーム10から離間させることによっ
て、感光体ユニット50すなわち感光体51の着脱操作
を容易に行なうことができる。
レーム22と、露光手段60を支持する上フレーム21
とを備え、第2フレーム20を第1フレーム10に装着
した際、上フレーム21が下フレーム22から浮くこと
となるので、下フレーム22に対して振動発生源となる
給紙装置90等も取り付けることが可能となる。
なる給紙装置90が取り付けられているにも拘らず、第
2フレーム20を第1フレーム10に装着した際、露光
手段60を支持する上フレーム21が下フレーム22か
ら浮くこととなるので、振動発生源となる給紙装置90
からの振動が上フレーム21を介して露光手段60に伝
わるという事態が生じなくなる。
1への露光位置が給紙装置90からの振動の影響を受け
なくなって、結果として、形成される画像の画質を一層
向上させることができる。
て、感光体51、現像手段70、中間転写体86、およ
びこれらの駆動手段が支持されており、第1フレーム1
0とは別の第2フレーム20によって露光手段60が支
持されており、上記第1、第2フレームとは別の第3フ
レーム30によって、定着手段100と排紙経路110
および反転返送経路110’とこれらの駆動手段とが支
持されているので、振動発生源である感光体51、現像
手段70、中間転写体86、およびこれらの駆動手段か
ら発生したその振動は、第1フレーム10には直接伝わ
るが、その振動がさらに露光手段60を支持している第
2フレーム20に伝わるという事態が生じ難くなる。少
なくとも上記振動の第2フレーム20への伝達は著しく
抑制されることとなる。
00と搬送手段110等とこれらの駆動手段とから発生
したその振動は、第3フレーム30には直接伝わるが、
その振動がさらに露光手段60を支持している第2フレ
ーム20に伝わるという事態が生じ難くなる。
及ぶという事態が生じ難くなり、露光手段60による感
光体51への露光位置が上記振動の影響を一層受け難く
なって、結果として、形成される画像に悪影響が一層生
じ難くなる。
によれば、上記第1、及び第3フレーム10,30に支
持されている各手段による振動が画像に及ぼす悪影響を
より一層確実に抑制することができる。
体51)と中間転写ユニット80(すなわち中間転写体
86)とが上下方向に並べられて第1フレーム10に支
持されているとともに、第2フレーム20が第1フレー
ム10に対して水平方向に離間可能に構成されており、
感光体ユニット50および中間転写ユニット80が、第
1フレーム10に対して第2フレーム20側から着脱可
能に構成されているので、第2フレーム20を第1フレ
ーム10から離間させることによって、感光体ユニット
50および中間転写ユニット80を第1フレーム10に
対して容易に着脱することができる。
ム10に対して回動するのではなく水平方向に離間する
ので、第1フレーム10と第2フレーム20との間にス
ペースA1を有効に形成することができ、このスペース
A1を利用することによって、感光体ユニット50およ
び中間転写ユニット80が第1フレーム10に対して上
下方向に並べられて配置されているにも拘らず、これら
感光体ユニット50および中間転写ユニット80を容易
に着脱することができる。
86上のトナー像が転写される記録材Sを給送する給送
装置90が組み込まれており、この給送装置90が第2
フレーム20とともに第1フレーム10から離間する構
成となっているので、給紙装置90と中間転写体86に
よる転写位置(二次転写部T2)との間で記録材が詰ま
った場合には、第2フレーム20を第1フレーム10に
対して水平方向に離間させることによって、前記記録材
を容易に除去することができる。
は第1フレーム10に対して回動するのではなく水平方
向に離間するので、第1フレーム10と第2フレーム2
0との間にスペースA1を有効に形成することができ、
このスペースA1を利用することによって、詰まった記
録材を容易に除去することができる。
および中間転写ユニット80が第1フレーム10すなわ
ち同一のフレームに支持されているので、感光体51、
現像ローラ71、および中間転写ベルト86の相対位置
精度が向上し、現像位置および転写位置が安定するの
で、画質が向上する。
したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるもので
はなく、本発明の要旨の範囲内において適宜変形実施可
能である。
感光体の回転駆動による振動が画像に及ぼす悪影響を抑
制することができる。
とができる。
発生源となる装置等を取り付けた場合でも、露光手段に
よる感光体への露光位置が上記装置からの振動の影響を
受けなくなって、結果として、形成される画像の画質を
一層向上させることができる。
す概略図。
レーム構成を示す概略図。
面図、(b)は図6の部分拡大断面図。
00の概略斜視図。
00の概略斜視図。
Claims (1)
- 【請求項1】 回転駆動され、表面に形成された静電潜
像が現像されてトナー像が形成される感光体を支持する
第1フレームと、 この第1フレームとは別体であり、前記感光体に露光し
て前記静電潜像を形成する露光手段を支持する第2フレ
ームとを備え、 この第2フレームは、前記第1フレームに対して着脱可
能に構成されているとともに、下フレームと、前記露光
手段を支持する上フレームとを備え、 この第2フレームを前記第1フレームに装着した際、前
記上フレームが前記下フレームから浮くことを特徴とす
る画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10386498A JP3622824B2 (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10386498A JP3622824B2 (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | 画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11288141A true JPH11288141A (ja) | 1999-10-19 |
JP3622824B2 JP3622824B2 (ja) | 2005-02-23 |
Family
ID=14365321
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10386498A Expired - Fee Related JP3622824B2 (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3622824B2 (ja) |
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-
1998
- 1998-03-31 JP JP10386498A patent/JP3622824B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3622824B2 (ja) | 2005-02-23 |
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