JPH11287835A - Bgaチップ対応検査治具 - Google Patents
Bgaチップ対応検査治具Info
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- JPH11287835A JPH11287835A JP10088836A JP8883698A JPH11287835A JP H11287835 A JPH11287835 A JP H11287835A JP 10088836 A JP10088836 A JP 10088836A JP 8883698 A JP8883698 A JP 8883698A JP H11287835 A JPH11287835 A JP H11287835A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrode
- inspection
- bga chip
- resist
- inspection jig
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)
- Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)
- Wire Bonding (AREA)
- Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
Abstract
少しの位置ずれに対しても確実な電気的接触が得られ、
ゴミ、ほこり等が付着しても除去し易い検査電極を有す
るBGAチップ対応の検査治具を提供することを目的と
する。 【解決手段】 BGAチップのソルダーボール(半田ボ
ール)に検査電極を押圧して導通検査等を行う検査治具
において、前記検査電極が少なくとも二つ以上の分割電
極で構成されていることを特徴とするBGAチップ対応
検査治具とする。
Description
回路基板の導通検査等に用いられる検査治具に関し、特
にBGA(ボール・グリッド・アレイ)チップ対応の検
査治具に関する。
示すような円筒円錐台状の検査電極が形成された検査治
具を用いて、BGAチップのソルダーボールに押圧して
導通検査を行っていた。
状の検査電極とBGAチップのソルダーボールの中心位
置が合った状態では検査電極とソルダーボールの接触は
安定しているが、少しでも中心位置がずれると検査電極
とソルダーボールは点接触になり電気的接触が不安定に
なるという問題がある。また、円筒円錐台状の検査電極
の先端接触部の内側にレジストかす、ゴミ、ほこり等が
付着した場合、除去が難しく、検査治具の製造工程で不
良品が多数発生するという問題がある。さらに、この検
査治具を用いてBGAチップを検査した場合電気的接触
不良が発生するという問題がある。
解決するためになされたものであり、検査電極とBGA
チップのソルダーボールの少しの位置ずれに対しても確
実な電気的接触が得られ、ゴミ、ほこり等が付着しても
除去し易い検査電極を有するBGAチップ対応の検査治
具を提供することを目的とする。
を解決するため、BGAチップのソルダーボール(半田
ボール)に検査電極を押圧して導通検査等を行う検査治
具において、前記検査電極が少なくとも二つ以上の分割
電極で構成されていることを特徴とするBGAチップ対
応検査治具としたものである。上記分割電極にすること
により、検査の際に検査治具の検査電極とBGAチップ
のソルダーボールが僅かな位置ずれを起こしても分割電
極がしなることで、確実な電気的接触を得ようとするも
のである。また、検査電極にゴミ、ほこり等が付着して
も圧搾空気の吹き付けやその他の物理的な手法により、
付着したゴミ等を容易に除去できる。
明する。図1にBGAチップ対応検査治具の斜視図を、
図2(a)〜(b)に本発明のBGAチップ対応検査治
具の検査電極の構造を示す拡大斜視図を、図3(a)〜
(f)に本発明のBGAチップ対応検査治具の製造工程
を示す構成断面図をそれぞれ示す。図2(a)は円筒円
錐台状の電極を4分割した検査電極構造の一例を示した
もので、電極の分割数は4分割に限定されるものではな
く、2分割以上であればいくつでも良い。図2(b)は
円錐台状の電極を4個配置した検査電極構造の一例を示
したもので、電極の配置数は4個に限定されるものでは
なく、2個以上配置されていればいくつでも良い。
図1に示すように絶縁基板13上に図2(a)、(b)
に示すような構造の検査電極18を配置して配線パター
ン17で外部接続端子に接続したものである。
成法について図3(a)〜(f)を用いて説明する。ま
ず、金属基板11上にレジスト層12及び絶縁層13を
形成する(図3(a)参照)。金属基板11は導電性を
有する金属であれば使用可能であるが、ここでは製造プ
ロセス上ステンレス板が好ましい。レジスト層12は後
述の検査電極18の高さを調整するためのもので、絶縁
性を有する樹脂であれば使用可能であるが、後工程で最
終的には剥離・除去されるため、剥離処理が容易な液状
の感光性レジスト或いはドライフィルムが好適である。
絶縁層13は検査治具の絶縁基板になるもので、絶縁
性、耐熱性及び機械的強度が求められ、ポリエステル、
エポキシ、アクリル及びポリイミド樹脂等が使用可能で
あるが、ポリイミド樹脂が好適である。
定位置に分割電極を形成するための開口部14をレーザ
ー加工にて形成する(図3(b)参照)。具体的には、
図2(a)の分割電極の場合、図4に示すような金属板
21に分割ブリッジ22及び開口パターン23を有する
ステンシルマスクにエキシマレーザーを照射して開口部
14を形成する。図2(b)の分割電極の場合、図5に
示すような金属板31に開口パターン32を有するステ
ンシルマスクにエキシマレーザーを照射して開口部14
を形成する。
解めっきにて開口部14に導体電極15を形成する(図
3(c)参照)。導体電極15は銅、ニッケル、アルミ
ニウム等の導電性に優れた金属材料であれば利用可能で
あるが、物理的強度と導電性を兼ね備えたニッケル金属
が好適である。
は、絶縁層13及び導体電極15上に蒸着或いは無電解
めっき等によりクロムの薄膜導体層(特に図示せず)を
形成し、更に薄膜導体層をめっき電極にして電解銅めっ
きを行い導体層を形成して、フォトリソグラフィープロ
セスならびにエッチング工程を用いて導体層をパターニ
ング処理して配線パターン17を形成するフォトエッチ
ング法と、薄膜導体層上にレジストパターンを形成し、
薄膜導体層をめっき電極にしてレジストパターンのない
薄膜導体層上に導体層を形成し、レジストパターンを剥
離して、レジストパターンのあった薄膜導体層をソフト
エッチングして配線パターン17を形成するセミアディ
ティブ法の2種類の方法があり適宜使い分けて使用する
ことができる。
除去することで、図2(a)及び(b)に示すような分
割電極からなる検査電極18が形成され、本発明のBG
Aチップ対応検査治具10を得ることができる(図3
(f)参照)。
る。 <実施例1>3mm厚のステンレス板からなる金属基板
11上に50μm厚のドライフィルムレジスト(日立化
成工業(株)製)をラミネートしてレジスト層12を、
さらにその上に25μm厚のポリイミドフィルム(宇部
興産(株)製)をラミネートして絶縁層13を形成し
た。
定位置に図4に示すようなステンシルマスクを通してエ
キシマレーザーを照射して開口部14を形成した。エキ
シマレーザ加工の条件は、エネルギ密度1.5J/cm
2 で行った。ここで、上記条件でエキシマレーザを照射
しても金属基板11にはほとんど損傷を与えないで、レ
ジスト層12及び絶縁層13に開口部14を形成するこ
とができる。
ニッケルメッキを行って開口部14に導体電極15を形
成した。
ロム及び銅をスパッタリングして約3000Å厚の薄膜
導体層を形成した。
トして感光性レジストを形成し、配線パターンを焼き付
け、3%炭酸ソーダ溶液にて現像して、レジストパター
ン16を形成した。さらに、薄膜導体層をめっき電極に
してレジストパターンのない薄膜導体層上にレジストパ
ターンと同厚の導体層を形成し、レジストパターン16
を3%苛性ソーダ溶液にて剥離し、レジストパターン1
6のあった部分の薄膜導体層をソフトエッチングして配
線パターン17を形成した。
が形成された基板を3%苛性ソーダ溶液に浸せきし、金
属基板11及びレジスト層12を剥離・除去して、図2
(a)に示すような分割電極からなる検査電極18を形
成し、本発明のBGAチップ対応検査治具10を作製し
た。
板11上に実施例1と同様な材料と構成でレジスト層1
2及び絶縁層13を形成した。
を通してエキシマレーザを照射して、実施例1と同様な
工程で開口部14を形成した。
に導体電極15、配線パターン17及び図2(b)に示
すような分割電極からなる検査電極18を形成し、本発
明のBGAチップ対応検査治具10を作製した。
明BGAチップ対応検査治具を用いることにより、検査
時の信頼性及び検査速度が向上した。また、製造工程を
ほとんど変更することなく、分割電極に付着するゴミや
ほこり等が減少し、さらに付着したゴミやほこり等に圧
搾空気を強く吹き付けることで、除去が非常に簡単にな
り、収率が飛躍的に向上した。
示す模式図である
の検査電極の一実施例を示す拡大斜視図である。(b)
は、本発明のBGAチップ対応検査治具の検査電極の他
の実施例を示す拡大斜視図である。
検査治具の製造工程をしめす構成断面図である。
の一実施例の製造工程に使用されるステンシルマスクの
部分拡大平面図である。
の他の実施例の製造工程に使用されるステンシルマスク
の部分拡大平面図である。
一実施例を示す拡大斜視図である。
Claims (1)
- 【請求項1】BGAチップのソルダーボール(半田ボー
ル)に検査電極を押圧して導通検査を行う検査治具にお
いて、前記検査電極が少なくとも二つ以上の分割電極で
構成されていることを特徴とするBGAチップ対応検査
治具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10088836A JPH11287835A (ja) | 1998-04-01 | 1998-04-01 | Bgaチップ対応検査治具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10088836A JPH11287835A (ja) | 1998-04-01 | 1998-04-01 | Bgaチップ対応検査治具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11287835A true JPH11287835A (ja) | 1999-10-19 |
Family
ID=13954046
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10088836A Pending JPH11287835A (ja) | 1998-04-01 | 1998-04-01 | Bgaチップ対応検査治具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11287835A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010267904A (ja) * | 2009-05-18 | 2010-11-25 | Fujitsu Ltd | 基板構造 |
-
1998
- 1998-04-01 JP JP10088836A patent/JPH11287835A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010267904A (ja) * | 2009-05-18 | 2010-11-25 | Fujitsu Ltd | 基板構造 |
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