JPH11287814A - 移動ステ−ジ装置 - Google Patents

移動ステ−ジ装置

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JPH11287814A
JPH11287814A JP10701798A JP10701798A JPH11287814A JP H11287814 A JPH11287814 A JP H11287814A JP 10701798 A JP10701798 A JP 10701798A JP 10701798 A JP10701798 A JP 10701798A JP H11287814 A JPH11287814 A JP H11287814A
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JP
Japan
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moving
stage
wedge member
sample
surface plate
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Application number
JP10701798A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Shirai
隆 白井
Takeshi Murayama
健 村山
Takashi Morimoto
高史 森本
Hiroshi Kuroda
浩史 黒田
Akimasa Onozato
陽正 小野里
Takeshi Nishigaki
剛 西垣
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ステージの停止剛性、フレーム剛性を高く
し、全体の剛性を高くした移動ステージ装置を提供す
る。 【解決手段】 移動ステージ装置は、定盤11の滑らかな
水平表面上に摺動自在に配置された移動基台13と、この
移動基台を定盤の水平表面に沿って移動させるX軸方向
駆動部12から構成される。移動基台は円形ステージ23を
その最上部に備え、試料は円形ステージの上に配置され
る。移動基台は、円形ステージを上下方向に移動させる
Z軸方向駆動部と、円形ステージをその中心線の周りに
回転させるθz方向駆動部を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は移動ステージ装置に
関し、特に、走査型プローブ顕微鏡、精密測定装置、半
導体製造装置等の試料台で試料の位置決めや移動に使用
される装置に関する。
【0002】
【従来の技術】移動ステージ装置は例えば走査型トンネ
ル顕微鏡や原子間力顕微鏡等の走査型プローブ顕微鏡の
試料台に使用される。走査型プローブ顕微鏡は原子、分
子の微細レベルでの測定を行える装置である。走査型プ
ローブ顕微鏡では装置の試料検出部と試料を配置するス
テージまでの装置部分の剛性を高くする必要がある。従
来の一般的な移動ステージ装置によれば、探針等の上記
試料検出部は試料ステージの上に架け渡されたフレーム
に固定される。また試料を配置する上記ステージは移動
機構を装備している。移動機構は直交する3軸の各方向
への移動を可能にする駆動機構である。従来の移動機構
は、試料の全体を観察するため、試料の大きさ以上の移
動範囲が必要となる。特に試料が半導体デバイス用のウ
ェハのような大型円形試料である場合には移動範囲の大
きさは顕著になる。移動範囲が大きくなると、上記フレ
ームの寸法を大きくなり、そのため上記装置部分の剛性
が低下する。
【0003】上記問題を解消する従来の移動ステージ装
置として特開平2−310493号公報に開示される例
がある。この移動ステージ装置によれば、探針を支持す
るフレームと試料を配置したステージとの間に両者を固
定状態に維持する固定部材を設け、探針と試料の間の装
置部分の剛性を高めている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記特開平2−310
493号公報に開示される移動ステージ装置では、試料
ステージにおいて試料両側に固定部材を配置し、試料と
探針を接近させたときに固定部材と探針を支持するフレ
ームとが接触することにより試料・探針間の剛性を高め
ている。固定部材とフレームとの接触を確実に行わせる
ために電磁石方式、静電力方式、吸引方式で吸着してフ
レームと試料ステージを固定する方式が採用されてい
る。従って移動機構部分のみで剛性を高めることはでき
ず、フレーム自体は接触部を含めて作らなければならな
いので、いっそう大型になるという問題があった。さら
に接近する時と離れる時に応じて吸着状態を制御する必
要があり、固定構造が複雑になるという問題を有してい
た。
【0005】本発明の目的は、上記問題を解決すること
にあり、ステージの停止剛性を高くし、フレームの開口
寸法を小さくしてフレーム剛性を高くし、移動機構部分
のみによって全体の剛性を高くできる移動ステージ装置
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段および作用】第1の本発明
(請求項1に対応)に係る移動ステージ装置は、上記目
的を達成するために、次のように構成される。当該移動
ステージ装置は定盤の滑らかな水平表面上に摺動自在に
配置された移動基台と、この移動基台を定盤の水平表面
に沿って移動させる水平方向駆動部(X軸方向駆動部)
から構成される。移動基台は円形ステージをその最上部
に備え、試料は円形ステージの上に配置される。さらに
移動基台は、円形ステージを上下方向に移動させる上下
方向駆動部(Z軸方向駆動部)と、円形ステージをその
中心線の周りに回転させる回転方向駆動部(θz方向駆
動部)を備えている。上記第1の本発明では、移動基台
の円形ステージに置かれた試料を、上下方向(Z軸方
向)、特定の回転方向(θz方向)、特定の水平方向
(X軸方向)に移動させるだけで任意の位置に移動させ
ることができる。水平方向におけるX軸方向に直交する
Y軸方向への移動を行う必要がないため、上記定盤にお
いて移動ステージ装置の上側にセンサ部取付け用のフレ
ームを架設するとき、当該フレームにおける移動ステー
ジ装置に関連する開口部分の寸法を小さくすることがで
きる。また試料を配置する円形ステージを最上部に備え
た移動基台では、円形ステージを動かすための上下方向
駆動部と回転方向駆動部を含むだけであり、水平方向駆
動部は移動基台の外部に配置されるので、全体の剛性
(停止剛性等)を高くすることができる。さらに上記フ
レームの開口寸法を小さくできるので、フレーム自体の
剛性も高くすることが可能となる。第2の本発明(請求
項2に対応)に係る移動ステージ装置は、上記第1の構
成において、上記上下方向駆動部は下部くさび部材と上
部くさび部材を含み、下部くさび部材と上部くさび部材
は各々の形状が円板形状であって各くさび面で接触させ
重ねて配置され、下部くさび部材は回転駆動装置でその
中心線の周りに回転自在であり、上部くさび部材はその
上側に円形ステージが設けられかつガイド部材で制限さ
れて上下方向に移動自在である。下部くさび部材を回転
させることにより上部くさび部材を上下方向に移動させ
るように構成される。上下方向駆動部はくさび機構を利
用した上下の2つのくさび部材によって構成されるた
め、全体として剛性を高めることができる。下部くさび
部材と上部くさび部材は円板状の部材であり円形ステー
ジとほぼ同形の平面形状を有する。第3の本発明(請求
項3に対応)に係る移動ステージ装置は、上記の各構成
において、実際の使用状態では上記試料に対して探針等
の観察部が配置されることになるが、当該観察部は、好
ましくは、上記円形ステージの上に配置された試料を上
側から臨むように配置され、さらに観察部を固定するフ
レームが定盤の上にて移動基台を跨ぐように設けられ
る。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の好適な実施形態
を添付図面に基づいて説明する。
【0008】図1は本実施形態による移動ステージ装置
の平面図を示し、図2は図1のA−A線断面図を示す。
図1において、装置全体は定盤11の上に配置されてい
る。定盤11の水平な上面は精密な摺動面となってい
る。移動ステージ装置は、好ましくは定盤11の上に固
定されたX軸方向駆動部12と、定盤11の滑らかな上
面で摺動自在に設けられた移動基台13とから構成され
る。X軸方向駆動部12と移動基台13は、X軸方向駆
動部12でX軸方向に移動自在に取り付けられた連結棒
14によって連結部15を介して連結されている。移動
基台13は最上部のステージにウェハ等の試料を配置す
るためのステージ装置であり、X軸方向駆動部12は移
動基台13をX軸方向に任意に移動させるための駆動装
置である。なおX軸方向駆動部12は定盤11以外の箇
所に固定することもできる。
【0009】X軸方向駆動部12は、定盤11に固定さ
れるフレーム16と、フレーム16の両端壁16a,1
6bの間に架け渡された2本のガイド17と、ガイド1
7に沿って摺動自在に動くように取り付けられた移動部
18と、端壁16aの外側に取り付けられたX軸モータ
19を備える。また端壁16bと支持片20の間には送
りネジ21が設けられる。送りネジ21は、移動部18
に形成された雌ネジ部に螺合している。また送りネジ2
1の端部は、X軸モータ19の回転軸19aに連結部2
2によって連結されている。移動部18の下部には上記
連結棒14の一端が固定されている。連結棒14は端壁
16bによって回転自在に支持されている。上記構成に
よれば、X軸モータ19が動作して回転軸19aが回転
すると、送りネジ21が回転し、ガイド17に案内され
た移動部18がX軸モータの回転方向に応じてX軸方向
に移動する。移動部18がX軸方向に移動すると、移動
部18に固定された連結棒14を介して移動基台13を
X軸方向に移動させる。なおX軸モータ19の給電線、
電源の図示は省略されている。
【0010】移動基台13はその上面に試料を配置する
ため試料ステージ23を備えている。移動基台13は上
記X軸方向駆動部12の駆動により定盤11上でX軸方
向に移動すると共に、それ自身も試料ステージ23をZ
軸方向とθz方向へ移動させる構造を備えている。図1
で明らかなように移動基台13の全体の平面形状はほぼ
円形であり、試料ステージ23の平面形状は円形であ
る。図2に示されるように、移動基台13は、定盤11
の上に摺動自在に配置されたベースフレーム24と、ベ
ースフレーム24の上に設けられたZ軸方向駆動部と、
Z軸方向駆動部の上に設けられたθz方向駆動部と、最
上位置に設けられた上記試料ステージ23とから構成さ
れる。図1で25は移動基台13における回転中心を表
す線である。上記Z軸は定盤11の水平な上面に垂直な
方向であり、上記θz方向は回転中心線25の周りに回
転する方向である。Z軸方向駆動部によってZ軸方向
(上下方向)の移動が可能となり、θz方向駆動部によ
ってθz方向の移動が可能となる。移動基台13の構成
をより正確に説明するために図3〜図5を参照する。図
3は移動基台13の部分の側面図、図4は他の箇所で切
った縦断面図、図5は分解図である。なお図5では、理
解しやすいように、図2〜4に比較して径方向の寸法よ
りも軸方向の寸法を若干誇張して描いている。
【0011】ベースフレーム24は定盤11の上に単に
置かれているだけであり、定盤11上を摺動自在に移動
させることができる。ベースフレーム24は、平面形状
がほぼ円形である。ベースフレーム24は、その周縁部
に形成された立片部26で、上記連結部15を介してX
軸方向駆動部12から延設された連結棒14に連結され
ている。また周縁部にはZ軸モータ27を取り付けるた
めのモータ取付け部28が形成される。Z軸モータ27
はその回転軸27aが下向きになるように配置され、回
転軸27aにはギヤ29が固定されている。さらにベー
スフレーム24の周縁部には、対向する位置で2本のス
ライドガイド部材30が立設されている。スライドガイ
ド部材30の内側には山形の凸部が形成されている。さ
らに、ベースフレーム24の中心部には平面形状が円形
である中心凸部31が形成されている。
【0012】上記連結部15の構造を図6に示す。図6
は水平断面図を示す。連結部15は、連結棒14の先端
に固定された受部32と、立片部26に固定されたレー
ル状の凸条部33とで構成される。凸条部33は受部3
2に4列のボール34を利用した結合部を介して嵌込ま
れている。この構造によって凸条部33と受部32はZ
軸方向に相対的にスライド可能となっている。
【0013】上記ベースフレーム24の上には上記Z軸
方向駆動部が設けられる。Z軸方向駆動部は下部くさび
部材35と上部くさび部材36とから構成される。下部
くさび部材35と上部くさび部材36は共に所要の厚み
を有する実質的に円板状の部材であり、下部くさび部材
35の上面にはくさび面35aが形成され、上部くさび
部材36の下面に同様なくさび面が形成されている。下
部くさび部材35と上部くさび部材36は各々のくさび
面を対向させて接触させた状態で配置され、全体として
偏平な円柱体形状を形成する。下部くさび部材35はそ
の下面に上記ベースフレーム24の中心凸部31と嵌合
する凹部が形成されている。また下部くさび部材35の
下縁周縁部にはギヤ37が形成されている。
【0014】図2〜図4に示されるようにベースフレー
ム24の上に配置された下部くさび部材35は中心凸部
31(回転中心線25)の周りに回転自在である。また
下部くさび部材35のギヤ37はZ軸モータ27のギヤ
29と噛み合っている。Z軸モータ27の回転動作に応
じて下部くさび部材35は回転する。
【0015】上記の上部くさび部材36は、下面に前述
のようにくさび面が形成され、さらに側面において対向
する2箇所にその軸方向に平行に溝38が形成される。
2箇所の溝38は移動基台13の組立て時に前述のスラ
イドガイド部材30に係合させる。上部くさび部材36
の上面には中心凸部39が形成され、さらに側方に延設
されたモータ取付け部40が設けられる。モータ取付け
部40にはθz方向モータ41がその回転軸41aが下
方を向くように取り付けられる。θz方向モータ41の
回転軸41aには図4に示すごとくギヤ42が固定され
ている。
【0016】上部くさび部材36は、溝38とスライド
ガイド部材30の係合関係によって回転中心線25の周
りの回転ができないように制限されているので、下部く
さび部材35が前述のごとく回転すると、対向する2つ
のくさび面の作用に基づいて昇降動作を行う。図4にお
いて、試料ステージ23側より見て下部くさび部材35
が回転中心線25の周りに時計方向に回転すると、上部
くさび部材36は上方に移動し、下部くさび部材35が
反時計方向に回転すると、上部くさび部材36は下方に
移動する。このように、下部くさび部材35および上部
くさび部材36の構成とZ軸モータ27とに基づいてZ
軸方向駆動部が形成される。
【0017】上部くさび部材36の上には上記試料ステ
ージ23が配置される。試料ステージ23の下側には周
縁部にギヤ43を備えた円板部材43aが設けられ、円
板部材43aの下面中心部には、上部くさび部材36の
上面に形成された上記中心凸部39に嵌合する凹部が形
成されている。ギヤ43は、θz方向モータ41のギヤ
42と係合する。θz方向モータ41が回転動作する
と、ギヤ43を介して試料ステージ23が回転中心線2
5の周りに回転する。このように、θz方向モータ41
とギヤ43によりθz方向駆動部が構成される。
【0018】上記構成を有する移動ステージ装置では、
試料は、定盤11上に摺動自在に載置された移動基台1
3の上部の試料ステージ23の上に配置される。試料ス
テージ23上の試料は、移動基台13をX軸方向へX軸
方向駆動部12によって移動させることにより当該X軸
方向へ移動させられる。また試料を昇降させるときに
は、Z軸モータ27を回転動作させ、下部くさび部材3
5を回転させることにより上部くさび部材36をZ軸方
向へ昇降させる。またθz方向モータ41を回転動作さ
せることにより試料ステージ23を回転中心線25の周
りに回転させ、上記試料をθz方向に回転させる。X軸
方向、Z軸方向、θz方向の移動によって試料ステージ
23の上の試料を任意の位置へ移動することが可能とな
る。
【0019】図7は前述の移動ステージ装置を走査型プ
ローブ顕微鏡に応用した例を示す。移動ステージ装置の
移動基台13の上方に試料に臨むような姿勢にて探針4
4が配置される。探針44は試料を観察するための手段
である。探針44は、定盤11の上に固定され、移動ス
テージ装置(特に移動基台13の部分)を跨ぐように配
置されたセンサ部フレーム45の中央部にセンサ部(観
察部)として固定される。上記移動ステージ装置の構成
によれば、前述のごとくX軸方向、Z軸方向、θz方向
の移動によって試料ステージ23の上の試料を任意の位
置へ移動することができ、X軸方向に直交するY軸方向
への移動を行わなくとも、試料ステージ23上の試料に
対する探針44の位置を試料における任意の位置に設定
することができる。その結果、センサ部フレーム45に
おける移動ステージ装置を配置するための開口部を可能
な限り小さくすることができる。また、センサ部フレー
ム45の高さを低く抑えることができ、探針44を含む
探針制御系の剛性を高めることができるので、走査型プ
ローブ顕微鏡全体としての剛性を高めることができる。
【0020】前述の本発明に係る移動ステージ装置は、
走査型プローブ顕微鏡だけではなく、その他の精密測定
装置、あるいは半導体製造装置等の移動装置として用い
ることができる。
【0021】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように本発明によ
れば、定盤上に摺動自在に配置されかつ試料を上部に搭
載する移動基台は上下方向(Z軸方向)と回転方向(θ
z方向)の各駆動部を含むだけであるので、剛性を高く
することができかつ高さ寸法を小さくすることができ
る。さらに上下方向駆動部を下部くさび部材と上部くさ
び部材からなるくさび機構であって面接触を利用して構
成したので、よりいっそう剛性を高くすることができ
る。さらに移動基台における試料を搭載する円形ステー
ジとその下側に設けられる上下方向駆動部はほぼ同形の
平面形状を有するように構成されたため、移動ステージ
装置の上側に配置されるセンサ部フレームの開口部の寸
法を小さくすることができ、装置の剛性を高くすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の代表的実施形態を示す移動ステージ装
置の平面図である。
【図2】図1におけるA−A線断面図である。
【図3】移動基台部分の側面図である。
【図4】移動基台の縦断面図である。
【図5】移動基台の分解図である。
【図6】X軸方向駆動部と移動基台の連結部の水平断面
図である。
【図7】本実施形態による移動ステージ装置を走査型プ
ローブ顕微鏡に用いた構成例を示す図である。
【符号の説明】
11 定盤 12 X軸方向駆動部 13 移動基台 14 連結棒 16 フレーム 19 X軸モータ 23 試料ステージ 24 ベースフレーム 27 Z軸モータ 35 下部くさび部材 36 上部くさび部材 41 θz方向モータ 44 探針 45 センサ部フレーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 黒田 浩史 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 (72)発明者 小野里 陽正 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 (72)発明者 西垣 剛 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 定盤の上に摺動自在に置かれかつ円形ス
    テージに試料を配置し、前記円形ステージを上下方向に
    移動させる上下方向駆動部および前記円形ステージをそ
    の中心線の周りに回転させる回転方向駆動部を備える移
    動基台と、この移動基台を前記定盤の水平表面に平行な
    方向へ移動させる水平方向駆動部とから構成されること
    を特徴とする移動ステージ装置。
  2. 【請求項2】 前記上下方向駆動部は各々の形状が円板
    形状であって各くさび面で接触させ重ねて配置された下
    部くさび部材と上部くさび部材を含み、前記下部くさび
    部材は回転駆動装置でその中心線の周りに回転自在であ
    り、前記上部くさび部材はその上側に前記円形ステージ
    を備えかつガイド部材で制限されて上下方向に移動自在
    であり、前記下部くさび部材を回転させることにより前
    記上部くさび部材を上下方向に移動させるように構成し
    たことを特徴とする請求項1記載の移動ステージ装置。
  3. 【請求項3】 前記円形ステージの上に配置された前記
    試料を上側から臨むように観察部が配置され、前記観察
    部を固定するフレームを前記定盤の上にて前記移動基台
    を跨ぐように設けたことを特徴とする請求項1または2
    記載の移動ステージ装置。
JP10701798A 1998-04-02 1998-04-02 移動ステ−ジ装置 Pending JPH11287814A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009174959A (ja) * 2008-01-23 2009-08-06 Sumitomo Heavy Ind Ltd ステージ装置

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