JPH11286465A - (トリフルオロメトキシ)アルキル基を含有する化合物とそれを含有する液晶組成物及びその製造方法 - Google Patents

(トリフルオロメトキシ)アルキル基を含有する化合物とそれを含有する液晶組成物及びその製造方法

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JPH11286465A
JPH11286465A JP10077265A JP7726598A JPH11286465A JP H11286465 A JPH11286465 A JP H11286465A JP 10077265 A JP10077265 A JP 10077265A JP 7726598 A JP7726598 A JP 7726598A JP H11286465 A JPH11286465 A JP H11286465A
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晴義 高津
Makoto Negishi
真 根岸
Tamejiro Hiyama
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 一般式(I) 【化1】 (環A、環B、環C、環D:1〜2個のF原子により置
換可能な1,4−フェニレン、トランス−1,4−シク
ロヘキシレン等、J、K、L:単結合、−CH2CH2
等、l:1〜20の整数、m、n:0又は1)で表され
る化合物、この製造方法及びこの化合物を用いた液晶組
成物。 【効果】 この化合物は、工業的にも容易に製造可能で
あり、熱・光・水等に対して化学的に安定、他の液晶材
料との相溶性も良好である。しかも、しきい値電圧が低
く低電圧本駆動が可能であり、屈折率異方性が小さく、
電圧保持率が高いので、アクティブマトリックス駆動も
充分可能であるような液晶組成物の調整において、非常
に有用である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電気光学的液晶表示
材料として有用な、(トリフルオロメチル)アルキル基
を含有する液晶性化合物とそれを含む液晶組成物及びそ
の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶表示素子は、時計、電卓をはじめと
して、各種測定機器、自動車用パネル、ワープロ、電子
手帳、プリンター、コンピューター、テレビ等に用いら
れるようになっている。液晶表示方式としては、その代
表的なものにTN(捩れネマチック)型、STN(超捩
れネマチック)型、DS(動的光散乱)型、GH(ゲス
ト・ホスト)型あるいは高速応答が可能なFLC(強誘
電性液晶)等を挙げることができる。また駆動方式とし
ても従来のスタティック駆動からマルチプレックス駆動
が一般的になり、さらに単純マトリックス方式、最近で
はアクティブマトリックス方式が実用化されている。
【0003】これらに用いられる液晶材料としては、こ
れまでにも非常に多種類の化合物が合成されてきてお
り、その表示方式や駆動方式あるいはその用途に応じて
使用されている。
【0004】一般の液晶化合物はコアと呼ばれる中心骨
格部分と両側の側鎖部分から構成されており、通常その
側鎖部分の少なくとも一方は鎖状基である。鎖状基とし
ては直鎖又は分岐状のアルキル基、アルコキシル基をは
じめとして、アルケニル基、アルケニルオキシ基、アル
コキシカルボニル基、アルカノイルオキシ基、フルオロ
アルキル基、パーフルオロアルキル基、アルコキシアル
キル基等が知られている。
【0005】これらの中で、アルコキシアルキル基特に
メトキシアルキル基を有する液晶性化合物は対応するア
ルキル基を側鎖として有する化合物と比較して、閾値電
圧の低減、誘電率異方性の増大、屈折率異方性の減少、
粘性の低下、溶解性の向上等に優れた効果を示すことが
報告されている。(特開昭58−59956号公報、特
開昭58−85825号公報、特開昭58−85842
号公報、特開平2−300144号公報、特開平3−1
88037号公報、特開平3−204850号公報、特
開平3−220145号公報、特開平3−220148
号公報等)しかしながらその一方で、エーテル酸素の極
性が強く高い電圧保持率が得難いため前述のアクティブ
マトリックス駆動方式への使用にはあまり適さない等の
問題点も存在する。
【0006】一方、液晶化合物に用いられる極性基とし
ては、シアノ基やフッ素原子が代表的であるが、最近で
はトリフルオロメトキシ基を有する液晶化合物も報告
(特表平2−501311号公報等)されている。この
トリフルオロメトキシ基はその極性がフッ素原子と同程
度であるが粘性が低く、またトリフルオロメチル基の強
い電子吸引性によりエーテル酸素の極性が弱くなって高
い電圧保持率を得ることも容易であるため、アクティブ
マトリックス駆動方式にも使用することができるといっ
た特徴を有する。
【0007】以上から、側鎖としてトリフルオロメトキ
シアルキル基を有するような液晶性化合物は、前述のメ
トキシアルキル基を側鎖として有する液晶化合物の特徴
を有しながら、かつアクティブマトリックス駆動方式へ
の使用が可能になる等の特性が期待される。しかしなが
ら、これまで知られている液晶化合物においてトリフル
オロメトキシ基はすべてベンゼン環に直結しており、ト
リフルオロメトキシ基がアルキル基等に結合した化合物
は知られておらず、それどころか従来の合成方法ではア
ルキル基の末端にトリフルオロメチル基を導入すること
は困難で、その合成方法さえ全く考えることができなか
った。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、側鎖として(トリフルオロメトキシ)アル
キル基を有する新規液晶化合物を提供することにあり、
またそれを用いて、屈折率異方性が低い、あるいは閾値
電圧が低い等の特徴を有し、アクティブマトリックス駆
動用として用いることもできる実用的な液晶組成物を提
供することにあり、さらにその化合物の製造方法をも提
供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、 1.一般式(I)
【0010】
【化3】
【0011】(式中、環A、環B、環C及び環Dはそれ
ぞれ独立的に1〜2個のフッ素原子により置換されてい
てもよい1,4−フェニレン基、ピリジン−2,5−ジ
イル基、ピリミジン−2,5−ジイル基、ピラジン−
2,5−ジイル基、ピリダジン−3,6−ジイル基、ト
ランス−1,4−シクロヘキシレン基、1,4−シクロ
ヘキセニレン基、ナフタレン−2,6−ジイル基、トラ
ンスデカリン−2,6−ジイル基、[2,2,2]ビシ
クロオクタン−1,4−ジイル基又は1,3−ジオキサ
ン−トランス−2,5−ジイル基を表し、J、K及びL
はそれぞれ独立的に単結合、−CH2CH2−、−C≡C
−、−CF=CF−、−(CH24−、−CH(C
3)CH2−、−CH2CH(CH3)−、−CF2
−、−OCF2−、−CH2O−、−OCH2−、−CO
O−又はOCO−を表し、lは1〜20の整数を表し、
m及びnはそれぞれ独立的に0又は1を表し、Rは炭素
原子数1〜16の直鎖又は分岐状のアルキル基あるいは
アルコキシル基、又は炭素原子数2〜16の直鎖又は分
岐状のアルケニル基あるいはアルケニルオキシ基、又は
炭素原子数2〜16の直鎖又は分岐状のアルカノイルオ
キシ基、又は炭素原子数1〜16の直鎖又は分岐状のア
ルコキシカルボニル基を表し、これらは1個又は2個以
上のフッ素原子又は炭素原子数1〜12のアルコキシル
基により置換されていてもよく、分岐により不斉炭素が
生じる場合には光学的に活性であってもラセミ体であっ
てもよく、あるいはRは水素原子、ハロゲン原子、シア
ノ基、シアナト基又はチオシアナト基を表す。)で表さ
れる(トリフルオロメトキシ)アルキル基を含有する液
晶化合物。 2.一般式(I)において、環A、環B、環C及び環D
がそれぞれ独立的にトランス−1,4−シクロヘキシレ
ン基又は1〜2個のフッ素原子により置換されていても
よい1,4−フェニレン基を表すところの上記1記載の
化合物。 3.一般式(I)において、J、K及びLがそれぞれ独
立的に単結合、−CH2CH2−又はC≡C−を表すとこ
ろの上記1又は2記載の化合物。 4.一般式(I)において、m+nが0又は1を表すと
ころの上記1、2又は3記載の化合物。 5.一般式(I)において、lが1又は2を表すところ
の上記1、2、3又は4記載の化合物。 6.上記1乃至5記載の一般式(I)記載の化合物を含
有する液晶組成物。 7.上記1記載の一般式(I)で表される化合物の製造
方法であって、一般式(II)
【0012】
【化4】
【0013】(式中、環A、環B、環C、環D、J、
K、L、l、m、n及びRは一般式(I)におけると同
じ意味を表し、R'は低級アルキル基を表す。)で表さ
れるジチオ炭酸エステルをハロニウムイオン発生剤存在
下に、フッ化物イオンと反応させることを特徴とする製
造方法。を前記課題の解決手段として見出した。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に本発明の一例について説明
する。本発明は、上記課題を解決するために、一般式
(I)
【0015】
【化5】
【0016】で表される側鎖として(トリフルオロメト
キシ)アルキル基を有する液晶性化合物を提供する。式
中、環A、環B、環C及び環Dはそれぞれ独立的に1〜
2個のフッ素原子により置換されていてもよい1,4−
フェニレン基、ピリジン−2,5−ジイル基、ピリミジ
ン−2,5−ジイル基、ピラジン−2,5−ジイル基、
ピリダジン−3,6−ジイル基、トランス−1,4−シ
クロヘキシレン基、1,4−シクロヘキセニレン基、ナ
フタレン−2,6−ジイル基、トランスデカリン−2,
6−ジイル基、[2,2,2]ビシクロオクタン−1,
4−ジイル基又は1,3−ジオキサン−トランス−2,
5−ジイル基を表すが、1〜2個のフッ素原子により置
換されていてもよい1,4−フェニレン基、ピリミジン
−2,5−ジイル基又はトランス−1,4−シクロヘキ
シレン基が好ましく、1〜2個のフッ素原子により置換
されていてもよい1,4−フェニレン基又はトランス−
1,4−シクロヘキシレン基が特に好ましい。J、K及
びLはそれぞれ独立的に単結合、−CH2CH2−、−C
≡C−、−CF=CF−、−(CH24−、−CH(C
3)CH 2−、−CH2CH(CH3)−、−CF2
−、−OCF2−、−CH2O−、−OCH2−、−CO
O−又はOCO−を表すが、単結合、−C≡C−又はC
2CH 2−が好ましく、単結合又はCH2CH2−が特に
好ましい。lは1〜20の整数を表すが、7以下の整数
であることが好ましく、1又は2が特に好ましい。m及
びnはそれぞれ独立的に0又は1を表すが、m+nは0
又は1が好ましい。Rは炭素原子数1〜16の直鎖又は
分岐状のアルキル基あるいはアルコキシル基、又は炭素
原子数2〜16の直鎖又は分岐状のアルケニル基あるい
はアルケニルオキシ基、又は炭素原子数2〜16の直鎖
又は分岐状のアルカノイルオキシ基、又は炭素原子数1
〜16の直鎖又は分岐状のアルコキシカルボニル基を表
し、これらは1個又は2個以上のフッ素原子又は炭素原
子数1〜12のアルコキシル基により置換されていても
よく、分岐により不斉炭素が生じる場合には光学的に活
性であってもラセミ体であってもよく、あるいはRは水
素原子、ハロゲン原子、シアノ基、シアナト基又はチオ
シアナト基を表すが、フッ素置換されていてもよい炭素
原子数1〜12のアルキル基又はアルコキシル基、水素
原子、塩素原子、臭素原子、フッ素原子あるいはシアノ
基であることがあることが好ましく、炭素原子数1〜7
の直鎖状アルキル基、トリフルオロメチル基、トリフル
オロメトキシ基、ジフルオロメトキシ基又はフッ素原子
が特に好ましい。
【0017】本発明の(I)の化合物は前述の各種表示
方式のいずれにおいても使用可能であるが、特に単純マ
トリックス駆動あるいはアクティブマトリックス駆動の
TN型表示素子、及びSTN表示素子に用いることが適
している。
【0018】本発明の(I)の化合物は以下のようにし
て製造することができるが、本発明はこの製造方法をも
提供するものである。即ち、一般式(II)
【0019】
【化6】
【0020】(式中、l、環A、環B、環C、環D、
J、K、L、m、n及びRは一般式(I)におけると同
じ意味を表し、R'は低級アルキル基を表す。)で表さ
れるジチオ炭酸エステルをハロニウムイオン発生剤存在
下に、フッ化物イオンと反応させることにより一般式
(I)の化合物を得ることができる。ハロニウムイオン
発生剤としてはN−ヨードこはく酸イミド(NIS)、
N−ブロモこはく酸イミド(NBS) 、N−クロロこ
はく酸イミド(NCS)あるいは1,3−ジブロモ−
5,5−ジメチルヒダントイン(DBH)等を用いるこ
とができ、フッ素イオン源としては(二水素三フッ化テ
トラブチルアンモニウム(TBAH23)、フッ化水素
−ピリジン錯体(HF−Py)あるいはフッ化水素−メ
ラミン錯体(HF−mel)等を用いることができる。
【0021】ここで原料として用いた(II)のジチオ
炭酸エステルは対応する一般式(III)
【0022】
【化7】
【0023】(式中、l、環A、環B、環C、環D、
J、K、L、m、n及びRは一般式(I)におけると同
じ意味を表す。)で表されるアルカノールを強塩基存在
下に二硫化炭素と反応させ、次いでアルキル化剤と反応
させることにより容易に得ることができる。ここで強塩
基としては水素化ナトリウム等のアルカリ金属水素化
物、ブチルリチウム等のアルキルリチウム、ジイソプロ
ピルアミノリチウム等のリチウムアミド、t−ブトキシ
カリウム等のアルコラートが好ましく、メチル化剤とし
てはヨウ化メチル、ヨウ化エチル、臭化メチル、臭化エ
チル、硫酸ジメチル又はp−トルエンスルホン酸メチル
等が好ましい。
【0024】一般式(I)又は(II)における環A、
環B、環C、環D、J、K、LあるいはRの選択によっ
ては、上記(II)のトリフルオロメトキシ化では
(I)が充分には得られにくい場合も存在する。
【0025】例えば、環B、環Cあるいは環Dが芳香環
である場合にはハロニウムイオンによって、その芳香環
がハロゲン化される場合がある。その場合には得られた
ハロゲン化物をブチルリチウム等のアルキルリチウムで
リチオ化した後、プロトン化することにより(I)の化
合物を得ることができる。また、Rがアルケニル基又は
アルケニルオキシ基の場合にはやはり、ハロニウムイオ
ンにより二重結合がハロゲン化される可能性がある。そ
の場合にはあらかじめ、その二重結合をジオール等に変
換して保護しておくか、生成したハロゲン化物を脱ハロ
ゲン化して二重結合を再生成させる必要がある。
【0026】また、Jが−COO−の場合には以下のよ
うにして、即ち縮合剤存在下に、一般式(IV)
【0027】
【化8】
【0028】(式中、l及び環Aは一般式(I)におけ
ると同じ意味を表す。)で表されるカルボン酸と一般式
(V)
【0029】
【化9】
【0030】(式中、環B、環C、環D、J、K、L、
m、n及びRは一般式(I)におけると同じ意味を表
す。)で表されるヒドロキシ化合物を縮合させることに
よっても得ることができる。あるいは(IV)を塩化チ
オニル等の塩素化剤と反応させて酸塩化物とした後に塩
基存在下に(V)と反応させてもよい。
【0031】ここで、(IV)のカルボン酸はカルボキ
シル基を保護したシクロアルカノール(VI)
【0032】
【化10】
【0033】(式中、l及び環Aは一般式(I)におけ
ると同じ意味を表し、Zはベンジルエステル等の保護さ
れたカルボキシル基を表す。)を同様にしてトリフルオ
ロメトキシ化して次いで脱保護基することにより得るこ
とができる。
【0034】また、Jが−OCO−を表す場合には、一
般式(VII)
【0035】
【化11】
【0036】(式中、l及び環Aは一般式(I)におけ
ると同じ意味を表す。)で表されるヒドロキシ化合物と
一般式(VIII)
【0037】
【化12】
【0038】(式中、環B、環C、環D、K、L、m、
n及びRは一般式(I)におけると同じ意味を表す。)
で表されるカルボン酸とを縮合剤存在下に縮合させるこ
とによっても得ることができる。あるいは(VIII)
を塩化チオニル等の塩素化剤と反応させて酸塩化物とし
た後に塩基存在下に(VII)と反応させてもよい。
【0039】ここで、(VII)のヒドロキシ化合物は
環Aに直結した水酸基を保護した化合物(IX)
【0040】
【化13】
【0041】(式中、l及び環Aは一般式(I)におけ
ると同じ意味を表し、Z’はベンジルエーテル等の保護
された水酸基を表す。)を同様にしてトリフルオロメト
キシ化して次いで脱保護基することにより得ることがで
きる。
【0042】また、一般式(I)において、Kあるいは
Lが−COO−あるいは−OCO−を表す場合にも同様
にして、製造することができる。また、Jが−OCH2
−の場合には(VII)のヒドロキシ化合物を塩基存在
下に、一般式(X)
【0043】
【化14】
【0044】(式中、環B、環C、環D、K、L、m、
n及びRは一般式(I)におけると同じ意味を表し、W
は塩素、臭素、ヨウ素あるいはp−トルエンスルホニル
基等の脱離基を表す。)で表される化合物と反応させる
ことにより得ることができる。
【0045】また、Jが−CH2O−の場合には(V)
の化合物を塩基存在下に、一般式(XI)
【0046】
【化15】
【0047】(式中、環Aは一般式(I)におけると同
じ意味を表し、W’は塩素、臭素、ヨウ素あるいはp−
トルエンスルホニル基等の脱離基を表す。)で表される
化合物と反応させることにより得ることができる。
【0048】また、一般式(I)において、Kあるいは
Lが−OCH2−あるいは−CH2O−を表す場合にも同
様にして、製造することができる。また、J、K、ある
いはLが−OCF2−あるいは−CF2O−を表す場合に
は対応するチオエステル化合物(一般式(I)において
J、KあるいはLが−OC(=S)−あるいは−C(=S)
O−の化合物)をまず合成し、これを三フッ化ジメチル
アミノイオウ(DAST)等のフッ素化剤でフッ素化す
ることにより得ることができる。
【0049】斯くして製造された一般式(I)で表され
る化合物の代表例を第1表に掲げる。
【0050】
【表1】
【0051】(表中、Crは結晶相を、SBはスメクチ
ックB相を、SXは帰属不明のスメクチック相を、Iは
等方性液体相をそれぞれ表す。また、1,4−シクロへ
キシレン基はトランス配置である。) 本発明が提供する一般式(I)で表される化合物の構造
的に最も大きい特徴は、側鎖としてトリフルオロメトキ
シ基で置換されたアルキル基を有することである。前述
のように側鎖としてメトキシ置換アルキル基を有する液
晶化合物は多数知られており、トリフルオロメトキシ基
がベンゼン環に直結した化合物も報告されている。ま
た、本発明者らはトリフルオロメトキシ基がシクロヘキ
サン環に直結した液晶化合物も合成し既に報告してい
る。しかしながら、アルキル基の任意の位置をトリフル
オロメトキシ基で置換するような技術はこれまで知られ
ておらず、従って本発明のごとく側鎖としてトリフルオ
ロメトキシ基で置換されたアルキル基を有する液晶化合
物は知られていなかった。
【0052】本化合物においてはこの特徴によって、メ
トキシ置換アルキル基を有する液晶化合物における特性
を維持しつつ、アクティブマトリックス駆動時における
保持率特性を向上させて、液晶組成物としての実用性を
高めることを可能としたものである。
【0053】第1表からわかるように一般式(I)で表
される化合物は液晶性を示すか、あるいは液晶性を示し
にくい化合物も、他の汎用の液晶組成物に添加した場合
における液晶上限温度の降下度合いは比較的小さい。従
って、他の液晶化合物との混合物の状態で、特にTN型
やSTN型といった電界効果型表示セルの材料として、
好適に用いることができる。
【0054】本発明の(I)の化合物を液晶組成物の成
分として用いることによる効果を以下に示す。第1表に
示された(I−4)
【0055】
【化16】
【0056】の化合物を、温度範囲が広く低粘性ホスト
液晶として特にアクティブマトリックス駆動に好適なホ
スト液晶(H)
【0057】
【化17】
【0058】に20%添加してネマチック液晶組成物
(M−4)を調製したところ、液晶相上限温度
(TN-I)は98.9℃であった。この(M−4)を8
0℃で10時間放置した後にその転移温度を測定した
が、98.9℃で加熱前と変化がなかった。
【0059】次に、セル厚6μmのTNセルに充填して
液晶素子を作成し、その電気光学特性を測定したとこ
ろ、以下の通りであった。 ネマチック相上限温度(TN-I) 98.9℃ 誘電率異方性(Δε) 3.46 屈折率異方性(Δn) 0.084 閾値電圧(Vth) 2.10V 応答時間(τ) 36.0m秒 一方、ホスト液晶(H)単独での物性値並びに同様にし
て測定した電気光学特性は以下の通りである。
【0060】 ネマチック相上限温度(TN-I) 116.7℃ 誘電率異方性(Δε) 4.80 屈折率異方性(Δn) 0.090 閾値電圧(Vth) 2.14V 応答時間(τ) 25.3m秒 ここで、応答時間は立ち上がり時間(τr)と立ち下が
り時間(τd)が等しくなる電圧印加時の応答時間であ
る。
【0061】(M−4)の誘電率異方性は3.46と
(H)よりかなり小さくなっているが、これはトリフル
オロフェニル基による分極とトリフルオロメチル基によ
る分極の方向が相反しているためと考えられる。しかし
ながら、誘電率異方性が小さくなっているにもかかわら
ず、その閾値電圧は逆に低減されていることがわかる。
また屈折率異方性がかなり減少しており、これはリター
デーション(セル厚と屈折率異方性の積)が最小の極小
値(通常ファーストミニマムと呼ばれる)で設計される
アクティブマトリックス表示セル用として好ましい傾向
である。また、この素子の電圧保持率を測定したところ
調製時も加熱後もホスト液晶(H)と同様に充分高い値
を示した。
【0062】これに対して、(I−4)と類似の化学構
造を有するが、トリフルオロメトキシ基がメトキシ基に
置換した化合物(R−4)
【0063】
【化18】
【0064】を(H)に対して同量(20%)添加して
液晶組成物(MR−4)を調製した。この(MR−4)
の物性値並びに電気光学特性は以下の通りであった。 ネマチック相上限温度(TN-I) 100.5℃ 誘電率異方性(Δε) 5.15 屈折率異方性(Δn) 0.092 閾値電圧(Vth) 1.90V 応答時間(τ) 35.0m秒 以上から明らかなように、誘電率異方性が(H)と比較
しても大きくなっていることもあって、その閾値電圧は
大幅に低減されていることがわかる。しかしながら、こ
の組成物の電圧保持率を測定したところ、加熱後ではホ
スト液晶(H)と比較してかなりの低下が確認された。
【0065】以上のように一般式(I)の化合物は、
イ)閾値電圧が低く低電圧駆動が可能であり、ロ)屈折
率異方性が小さくさらに、ハ)電圧保持率が高くアクテ
ィブマトリックス駆動も充分可能であるような液晶組成
物の調製するうえにおいて非常に有用であることがわか
る。
【0066】このように、一般式(I)で表される化合
物と混合して使用することのできるネマチック液晶化合
物の好ましい代表例としては、例えば、安息香酸フェニ
ル誘導体、シクロヘキサンカルボン酸フェニル誘導体、
シクロヘキサンカルボン酸ビフェニル−4−イル誘導
体、シクロヘキサンカルボニルオキシ安息香酸フェニル
誘導体、シクロヘキシル安息香酸フェニル誘導体、シク
ロヘキシル安息香酸シクロヘキシル誘導体、ビフェニル
誘導体、シクロヘキシルベンゼン誘導体、テルフェニル
誘導体、ビシクロヘキサン誘導体、4−シクロヘキシル
ビフェニル誘導体、4−フェニルビシクロヘキサン誘導
体、テルシクロヘキサン誘導体、1,2−ジシクロヘキ
シルエタン誘導体、1,2−ジフェニルエタン誘導体、
1,2−ジフェニルエチン誘導体、(2−シクロヘキシ
ルエチル)ベンゼン誘導体、4−フェネチルビシクロヘ
キサン誘導体、4−(2−シクロヘキシルエチル)ビフ
ェニル誘導体、1−(4−フェニル)シクロヘキシル−
2−シクロヘキシルエタン誘導体、1−(4−シクロヘ
キシルフェニル)−2−フェニルエチン誘導体、フェニ
ルピリミジン誘導体、(4−ビフェニル−4−イル)ピ
リミジン誘導体、フェニルピリジン誘導体、(4−ビフ
ェニル−4−イル)ピリジン誘導体、などを挙げること
ができる。これらのうち、特にアクティブマトリックス
駆動用としてはビフェニル誘導体、シクロヘキシルベン
ゼン誘導体、テルフェニル誘導体、ビシクロヘキサン誘
導体、4−シクロヘキシルビフェニル誘導体、4−フェ
ニルビシクロヘキサン誘導体、テルシクロヘキサン誘導
体、1,2−ジシクロヘキシルエタン誘導体、1,2−
ジフェニルエタン誘導体、1,2−ジフェニルエチン誘
導体、(2−シクロヘキシルエチル)ベンゼン誘導体、
4−フェネチルビシクロヘキサン誘導体、4−(2−シ
クロヘキシルエチル)ビフェニル誘導体、1−(4−フ
ェニル)シクロヘキシル−2−シクロヘキシルエタン誘
導体、1−(4−シクロヘキシルフェニル)−2−フェ
ニルエチン誘導体が好ましい。
【0067】
【実施例】以下に本発明の実施例を示し、本発明を更に
説明する。しかし、本発明はこれらの実施例に限定され
るものではない。
【0068】なお、相転移温度の測定は温度調節ステー
ジを備えた偏光顕微鏡および示差走査熱量計(DSC)
を併用して行った。また、化合物の構造は核磁気共鳴ス
ペクトル(1H−NMR、13C−NMR、19F−NM
R)、赤外共鳴スペクトル(IR)、質量スペクトル
(MS)等により確認した。 NMRにおけるsは1重
線、dは2重線、tは3重線、 mは多重線をそれぞれ
表し、例えばddは2重の2重線を表し、Jはカップリ
ング定数を表す。 (実施例1) トランス−4−(3,4−ジフルオロフ
ェニル)−トランス−4’−トリフルオロメトキシメチ
ルビシクロヘキサン(I−5)の合成 (1−a) トランス−4−(3,4−ジフルオロフェ
ニル)−トランス−4’−ヒドロキシメチルビシクロヘ
キサンの合成
【0069】
【化19】
【0070】トランス−4−ホルミル−トランス−4’
−(3,4−ジフルオロフェニル)ビシクロヘキサン
(5.95g,19.4mmol)のTHF(20m
L)及びメタノール(10mL)混合溶液に水素化ホウ
素ナトリウム(800mg,19.4mmol)を水浴
下、激しく攪拌しながら徐々に加えた。室温で2時間か
き混ぜた後、炭酸水素ナトリウム水溶液をゆっくり加え
て反応を停止した。ジエチルエーテルで3回抽出して有
機層を併せ、飽和食塩水で洗滌し、無水硫酸マグネシウ
ムを加えて有機層を乾燥した。セライトろ過し、濾液を
減圧下濃縮して得られた白色固体をヘキサンから再結晶
することにより無色透明針状結晶として表記化合物
(4.78g,15.5mmol)を収率80%で得
た。1 H−NMR(200MHz,CDCl3,Me4Si) δ0.80−1.58(m,11H),1.68−2.
00(m,8H),2.28−2.68(m,1H),
2.39(tm,J=11,6Hz,1H),3.42
(d,J=6,1Hz,2H),6.86−7.04
(m,3H)19 F−NMR(188MHz,CDCl3,CFCl3) δ−139.09(ddd,J=8.3,11.5,2
1.0Hz,1F),−142.98(dddd,J=
4.5,11.1,13.9,21.0Hz,1F)13 C−NMR(50.3MHz,CDCl3,CDC
3) δ29.28,29.60,29.92,34.30,
40.44,42.52,43.04,43.57,6
8.09,115.04(d,J=16.6Hz),1
16.47(d,J=16.7Hz),122.22
(dd,J=3.4,5.8Hz),144.57(d
d,J=3.9,3.9Hz),148.37(dd,
J=12.5,245.1Hz),150.00(d
d,J=12.5,246.6Hz) MS(70eV,EI−DI),m/z(rel. i
ntensity) 309((M+1)+,8),308(M+,100),
275(9),269(4),208(19),207
(13),196(14),194(40),193
(49),192(28),191(19),190
(15),180(18),179(93),165
(23),132(4) IR(KBr) 3320,2923,2851,1607,1518,
1449,1429,1277,1204,1038,
812,770 (1−b) O−[トランス−4’−(3,4−ジフル
オロフェニル)ビシクロヘキサン−トランス−4−イ
ル]メチルジチオ炭酸−S−メチルの合成
【0071】
【化20】
【0072】トランス−4−(3,4−ジフルオロフェ
ニル)−トランス−4’−ヒドロキシメチルビシクロヘ
キサン(3.671g,12.0mmol)のTHF
(50mL)溶液に二硫化炭素(3.6mL,60mm
ol)を加えた後、反応溶液を激しくかき混ぜながら水
素化ナトリウム(60%,576mg,14.4mmo
l)を室温に徐々に加えた。反応溶液を室温で15時間
かき混ぜた後、反応懸濁液にヨウ化メチル(1.5m
L,24.0mmol)を徐々に滴下した。滴下後、室
温で3時間かき混ぜた後、飽和塩化アンモニウム水溶液
を加えて反応を停止し、ジエチルエーテルで3回抽出し
た。有機層を併せ、飽和塩化ナトリウム水溶液で洗った
後、無水硫酸マグネシウムを加えて有機層を乾燥した。
有機層をセライトろ過、ついで濾液を減圧濃縮し、得ら
れた黄色固体をヘキサン/エタノールから再結晶させて
淡黄色結晶として表記化合物(4.343g,10.9
0mmol)を収率92%で得た。 IR(KBr) 2920,2892,2847,1605,1516,
1449,1426,1291,1227,1216,
1073,1059,953,938,826,774 (1−c) トランス−4−(3,4−ジフルオロフェ
ニル)−トランス−4’−トリフルオロメトキシメチル
ビシクロヘキサンの合成
【0073】
【化21】
【0074】1,3−ジブロモ−5,5−ジメチルヒダ
ントイン(DBH)(433mg,1.5mmol)の
ジクロロメタン(2.0mL)懸濁液をドライアイス/
アセトン浴で−78℃に冷却し、これに70%フッ化水
素ピリジン錯体(HF/Py)(0.5mL)を滴下し
た。ついで同温で反応溶液中にO−[トランス−4’−
(3,4−ジフルオロフェニル)ビシクロヘキサン−ト
ランス−4−イル]メチルジチオ炭酸−S−メチル(1
99mg,0.50mmol)のジクロロメタン(2.
0mL)溶液を徐々に滴下した。滴下後、反応混合液を
0℃で30分間かき混ぜ、炭酸水素ナトリウム/亜硫酸
水素ナトリウム/水酸化ナトリウム水溶液(pH=1
0)を加えて反応を停止し、ジエチルエーテルで3回抽
出した。有機層を併せ、飽和塩化ナトリウム水溶液で洗
滌した後、無水硫酸ナトリウムを加えて有機層を乾燥し
た。有機層をセライトろ過した後、濾液を減圧濃縮し、
残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィー(展開溶
媒:シクロヘキサン)で精製することにより表記化合物
(153mg,0.408mmol)を収率82%で得
た。なお、副生成物として表記化合物において、そのベ
ンゼン環が臭素化された化合物を22.1mg(収率1
0%)得た。
【0075】トランス−4−(3,4−ジフルオロフェ
ニル)−トランス−4’−トリフルオロメトキシメチル
ビシクロヘキサン 融点:37−38℃1 H−NMR(200MHz,CDCl3,Me4Si) δ0.82−1.50(m,10H),1.53−2.
02(m,9H),2.41(tm,J=11.7H
z,1H),3.75(d,J=6.3Hz,2H),
6.86−7.10(m,3H)19 F−NMR(188MHz,CDCl3,CFCl3) δ−61.16(s,3F),−139.16(dd
d,J=8.4,11.7,12,21.1Hz,1
F),−143.03(dddd,J=4.4,7.
9,10.5,21.1Hz,1F)13 C−NMR(50.3MHz,CDCl3,CDC
3) δ29.14,29.37,30.12,34.50,
37.31,42.62,42.95,43.81,4
3.83,72.41(q,J=2.9Hz),11
5.38(d,J=16.7Hz),116.76
(d,J=16.9Hz),121.78(q,J=2
58.3Hz),122.48(dd,J=3.4,
6.0Hz),144.77(dd,J=3.8,4.
9Hz),148.68(dd,J=12.7,24
5.1Hz),150.31(dd,J=12.6,2
46.7Hz) MS(70eV,EI−DI),m/z(rel. i
ntensity) 377((M+1)+,6),376(M+,26),1
53(19),140(61),127(35),95
(42),83(16),82(17),79(3
8),69(88),67(100),65(29) IR(KBr) 2919,2855,1607,1520,1453,
1414,1275,1219,1140,1117,
1036,865 (実施例2) トランス−4−(3,4,5−トリフル
オロフェニル)−トランス−4’−トリフルオロメトキ
シメチルビシクロヘキサン(I−4)の合成 実施例1において、トランス−4−ホルミル−トランス
−4’−(3,4−ジフルオロフェニル)ビシクロヘキ
サンに換えて、トランス−4−ホルミル−トランス−
4’−(3,4,5−トリフルオロフェニル)ビシクロ
ヘキサンを用いたほかは同様にして表記化合物を得た。
【0076】トランス−4−(3,4,5−トリフルオ
ロフェニル)−トランス−4’−トリフルオロメトキシ
メチルビシクロヘキサン 融点:46−47℃1 H−NMR(200MHz,CDCl3,Me4Si) δ0.88−1.50(m,10H),1.53−2.
08(m,9H),2.38(tm,J=11.7H
z,1H),3.75(d,J=6.4Hz,2H),
6.78(dd,J=6.4,8.8Hz,2H)19 F−NMR(188MHz,CDCl3,CFCl3) δ−61.17(s,3F),−135.92(dd,
J=8.8,20.5Hz,1F),−165.39
(tt,J=6.4,20.5Hz,2F)13 C−NMR(50.3MHz,CDCl3,CDC
3) δ29.12,29.35,29.98,34.25,
37.32,42.56,42.91,43.93,7
2.40(q,J=2.9Hz),110.49(d
d,J=6.9,12.9Hz),121.81(q,
J=253.3Hz),137.84(dt,J=24
8.2,15.3Hz),144.03(dt,J=
6.7,6.7Hz),151.06(ddd,J=2
48.4,4.1,9.8Hz) MS(70eV,EI−DI),m/z(rel. i
ntensity) 396((M+1)+,2),395(M+,8),26
1(3),200(3),185(2),174
(4),160(42),147(47),126
(3),97(8),96(100),94(12),
83(10),82(10),81(56),79(2
1),69(28),67(75) IR(KBr) 2921,2855,1615,1534,1445,
1410,1264,1237,1215,1036,
959,847 同様にして以下の化合物を得た。
【0077】トランス−4−(4−フルオロフェニル)
−トランス−4’−トリフルオロメトキシメチルビシク
ロヘキサン トランス−4’−フェニル−トランス−4−トリフルオ
ロメトキシメチルビシクロヘキサン トランス−4−(4−ブロモフェニル)−トランス−
4’−トリフルオロメトキシメチルビシクロヘキサン トランス−4−(4−トリフルオロメトキシフェニル)
−トランス−4’−トリフルオロメトキシメチルビシク
ロヘキサン トランス−4−(3,4−ジフルオロフェニル)−トラ
ンス−4’−トリフルオロメトキシメチルビシクロヘキ
サン トランス−4−(3−フルオロ−4−トリフルオロメト
キシフェニル)−トランス−4’−トリフルオロメトキ
シメチルビシクロヘキサン トランス−4−(3,5−ジフルオロ−4−トリフルオ
ロメトキシフェニル)−トランス−4’−トリフルオロ
メトキシメチルビシクロヘキサン トランス−4−(4−トリフルオロメチルフェニル)−
トランス−4’−トリフルオロメトキシメチルビシクロ
ヘキサン トランス−4−(4−ジフルオロメトキシフェニル)−
トランス−4’−トリフルオロメトキシメチルビシクロ
ヘキサン トランス−4−(3−フルオロ−4−ジフルオロメトキ
シフェニル)−トランス−4’−トリフルオロメトキシ
メチルビシクロヘキサン トランス−4−(3,5−ジフルオロ−4−ジフルオロ
メトキシフェニル)−トランス−4’−トリフルオロメ
トキシメチルビシクロヘキサン トランス−4−(4−クロロフェニル)−トランス−
4’−トリフルオロメトキシメチルビシクロヘキサン トランス−4−(3−フルオロ−4−クロロフェニル)
−トランス−4’−トリフルオロメトキシメチルビシク
ロヘキサン トランス−4−(3,5−ジフルオロ−4−クロロフェ
ニル)−トランス−4’−トリフルオロメトキシメチル
ビシクロヘキサン トランス−4−[4−(2,2,2−トリフルオロエチ
ル)フェニル]−トランス−4’−トリフルオロメトキ
シメチルビシクロヘキサン トランス−4−(4−メチルフェニル)−トランス−
4’−トリフルオロメトキシメチルビシクロヘキサン トランス−4−(4−エチルフェニル)−トランス−
4’−トリフルオロメトキシメチルビシクロヘキサン トランス−4−(4−プロピルフェニル)−トランス−
4’−トリフルオロメトキシメチルビシクロヘキサン トランス−4−(4−ペンチルフェニル)−トランス−
4’−トリフルオロメトキシメチルビシクロヘキサン トランス−4−(4−ヘプチルフェニル)−トランス−
4’−トリフルオロメトキシメチルビシクロヘキサン トランス−4−(4−メトキシフェニル)−トランス−
4’−トリフルオロメトキシメチルビシクロヘキサン トランス−4−(4−エトキシフェニル)−トランス−
4’−トリフルオロメトキシメチルビシクロヘキサン トランス−4−(4−フルオロフェニル)−トランス−
4’−(2−トリフルオロメトキシ)エチルビシクロヘ
キサン トランス−4−(3,4−ジフルオロフェニル)−トラ
ンス−4’−(2−トリフルオロメトキシ)エチルビシ
クロヘキサン (I−3) 室温で油状 トランス−4−(3,4,5−トリフルオロフェニル)
−トランス−4’−(2−トリフルオロメトキシ)エチ
ルビシクロヘキサン トランス−4’−フェニル−トランス−4−(2−トリ
フルオロメトキシ)エチルビシクロヘキサン トランス−4−(4−プロピルフェニル)−トランス−
4’−(2−トリフルオロメトキシ)エチルビシクロヘ
キサン トランス−4−(4−フルオロフェニル)−トランス−
4’−(3−トリフルオロメトキシ)プロピルビシクロ
ヘキサン トランス−4−(3,4−ジフルオロフェニル)−トラ
ンス−4’−(3−トリフルオロメトキシ)プロピルビ
シクロヘキサン (I−11)N 55 Iトランス−
4−(3,4,5−トリフルオロフェニル)−トランス
−4’−(2−トリフルオロメトキシ)プロピルビシク
ロヘキサン トランス−4−(4−プロピルフェニル)−トランス−
4’−(3−トリフルオロメトキシ)プロピルビシクロ
ヘキサン トランス−4−(4−フルオロフェニル)−トランス−
4’−(4−トリフルオロメトキシ)ブチルビシクロヘ
キサン トランス−4−(3,4−ジフルオロフェニル)−トラ
ンス−4’−(4−トリフルオロメトキシ)ブチルビシ
クロヘキサン (I−12) C 14 SX 17 N 55 I トランス−4−(3,4,5−トリフルオロフェニル)
−トランス−4’−(4−トリフルオロメトキシ)ブチ
ルビシクロヘキサン トランス−4−(4−プロピルフェニル)−トランス−
4’−(4−トリフルオロメトキシ)ブチルビシクロヘ
キサン トランス−4−(4−フルオロフェニル)−トランス−
4’−(4−トリフルオロメトキシ)ペンチルビシクロ
ヘキサン トランス−4−(3,4−ジフルオロフェニル)−トラ
ンス−4’−(4−トリフルオロメトキシ)ペンチルビ
シクロヘキサン (I−13) C 32 N 74 I トランス−4−(3,4,5−トリフルオロフェニル)
−トランス−4’−(4−トリフルオロメトキシ)ペン
チルビシクロヘキサン トランス−4−(4−プロピルフェニル)−トランス−
4’−(4−トリフルオロメトキシ)ペンチルビシクロ
ヘキサン トランス−4−[2−(4−フルオロフェニル)エチ
ル]−トランス−4’−トリフルオロメトキシメチルビ
シクロヘキサン トランス−4−[2−(3,4−ジフルオロフェニル)
エチル]−トランス−4’−トリフルオロメトキシメチ
ルビシクロヘキサン トランス−4−[2−(3,4,5−トリフルオロフェ
ニル)エチル]−トランス−4’−トリフルオロメトキ
シメチルビシクロヘキサン トランス−4−[2−(4−プロピルフェニル)エチ
ル]−トランス−4’−トリフルオロメトキシメチルビ
シクロヘキサン 4−フルオロ−1−(トランス−4−トリフルオロメト
キシメチル)シクロヘキシルベンゼン 3,4−ジフルオロ−1−(トランス−4−トリフルオ
ロメトキシメチル)シクロヘキシルベンゼン 3,4,5−トリフルオロ−1−(トランス−4−トリ
フルオロメトキシメチル)シクロヘキシルベンゼン 4−プロピル−1−(トランス−4−トリフルオロメト
キシメチル)シクロヘキシルベンゼン 4−フルオロ−1−[トランス−4−(2−トリフルオ
ロメトキシ)エチルシクロヘキシル]ベンゼン 3,4−ジフルオロ−1−[トランス−4−(2−トリ
フルオロメトキシ)エチル]シクロヘキシル]ベンゼン 3,4,5−トリフルオロ−1−[トランス−4−(2
−トリフルオロメトキシ)エチルシクロヘキシル]ベン
ゼン 4−プロピル−1−[トランス−4−(2−トリフルオ
ロメトキシ)エチルシクロヘキシル]ベンゼン 3,4−ジフルオロ−4’−(トランス−4−トリフル
オロメトキシメチル)シクロヘキシルビフェニル 3,4,5−トリフルオロ−4’−(トランス−4−ト
リフルオロメトキシメチル)シクロヘキシルビフェニル 4’−プロピル−4−(トランス−4−トリフルオロメ
トキシメチル)シクロヘキシルビフェニル 3,4−ジフルオロ−4’−[トランス−4−(2−ト
リフルオロメトキシ)エチル]シクロヘキシル]ビフェ
ニル 3,4,5−トリフルオロ−4’−[トランス−4−
(2−トリフルオロメトキシ)エチルシクロヘキシル]
ビフェニル 4−プロピル−4’−[トランス−4−(2−トリフル
オロメトキシ)エチルシクロヘキシル]ビフェニル 2,4’−ジフルオロ− 4−(トランス−4−トリフ
ルオロメトキシメチル)シクロヘキシルビフェニル 2,6,4’−トリフルオロ−4−(トランス−4−ト
リフルオロメトキシメチル)シクロヘキシルビフェニル 2,3’,4’−トリフルオロ−4−(トランス−4−
トリフルオロメトキシメチル)シクロヘキシルビフェニ
ル 2,6,3’,4’−テトラフルオロ−4−(トランス
−4−トリフルオロメトキシメチル)シクロヘキシルビ
フェニル 3,4,5,2’−テトラフルオロ−4’−(トランス
−4−トリフルオロメトキシメチル)シクロヘキシルビ
フェニル 2,6,3’,4’,5‘−ペンタフルオロ−4−(ト
ランス−4−トリフルオロメトキシメチル)シクロヘキ
シルビフェニル 2,4’−ジフルオロ−4−[トランス−4−(2−ト
リフルオロメトキシ)エチルシクロヘキシル]ビフェニ
ル 2,6,4’−トリフルオロ−4−[トランス−4−
(2−トリフルオロメトキシ)エチルシクロヘキシル]
ビフェニル 2,3’,4’−トリフルオロ−4−[トランス−4−
(2−トリフルオロメトキシ)エチルシクロヘキシル]
ビフェニル 2,6,3’,4’−テトラフルオロ−4−[トランス
−4−(2−トリフルオロメトキシ)エチルシクロヘキ
シル]ビフェニル 3,4,5,2’−テトラフルオロ−4’− [トラン
ス−4−(2−トリフルオロメトキシ)エチルシクロヘ
キシル]ビフェニル 2,6,3’,4’,5‘−ペンタフルオロ−4−[ト
ランス−4−(2−トリフルオロメトキシ)エチルシク
ロヘキシル]ビフェニル トランス−4’−メチル−トランス−4−トリフルオロ
メトキシメチルビシクロヘキサン トランス−4’−エチル−トランス−4−トリフルオロ
メトキシメチルビシクロヘキサン トランス−4’−プロピル−トランス−4−トリフルオ
ロメトキシメチルビシクロヘキサン トランス−4’−ブチル−トランス−4−トリフルオロ
メトキシメチルビシクロヘキサン トランス−4’−ペンチル−トランス−4−トリフルオ
ロメトキシメチルビシクロヘキサン (I−2) SX
55 I トランス−4’−ヘプチル−トランス−4−トリフルオ
ロメトキシメチルビシクロヘキサン トランス−4’−メチル−トランス−4−(2−トリフ
ルオロメトキシ)エチルビシクロヘキサン トランス−4’−エチル−トランス−4−(2−トリフ
ルオロメトキシ)エチルビシクロヘキサン トランス−4’−プロピル−トランス−4−(2−トリ
フルオロメトキシ)エチルビシクロヘキサン トランス−4’−ブチル−トランス−4−(2−トリフ
ルオロメトキシ)エチルビシクロヘキサン トランス−4’−ペンチル−トランス−4−(2−トリ
フルオロメトキシ)エチルビシクロヘキサン (I−
1) Cr 4 SB 53 I トランス−4’−ヘプチル−トランス−4−(2−トリ
フルオロメトキシ)エチルビシクロヘキサン トランス−4’−メチル−トランス−4−(2−トリフ
ルオロメトキシ)プロピルビシクロヘキサン トランス−4’−エチル−トランス−4−(2−トリフ
ルオロメトキシ)プロピルビシクロヘキサン トランス−4’−プロピル−トランス−4−(2−トリ
フルオロメトキシ)プロピルビシクロヘキサン トランス−4’−ブチル−トランス−4−(2−トリフ
ルオロメトキシ)プロピルビシクロヘキサン トランス−4’−ペンチル−トランス−4−(2−トリ
フルオロメトキシ)プロピルビシクロヘキサン (I−
8) C 30 SB 96 I トランス−4’−ヘプチル−トランス−4−(2−トリ
フルオロメトキシ)プロピルビシクロヘキサン トランス−4’−メチル−トランス−4−(2−トリフ
ルオロメトキシ)ブチルビシクロヘキサン トランス−4’−エチル−トランス−4−(2−トリフ
ルオロメトキシ)ブチルビシクロヘキサン トランス−4’−プロピル−トランス−4−(2−トリ
フルオロメトキシ)ブチルビシクロヘキサン トランス−4’−ブチル−トランス−4−(2−トリフ
ルオロメトキシ)ブチルビシクロヘキサン トランス−4’−ペンチル−トランス−4−(2−トリ
フルオロメトキシ)ブチルビシクロヘキサン (I−
9) SB 98 I トランス−4’−ヘプチル−トランス−4−(2−トリ
フルオロメトキシ)ブチルビシクロヘキサン トランス−4’−メチル−トランス−4−(2−トリフ
ルオロメトキシ)ペンチルビシクロヘキサン トランス−4’−エチル−トランス−4−(2−トリフ
ルオロメトキシ)ペンチルビシクロヘキサン トランス−4’−プロピル−トランス−4−(2−トリ
フルオロメトキシ)ペンチルビシクロヘキサン トランス−4’−ブチル−トランス−4−(2−トリフ
ルオロメトキシ)ペンチルビシクロヘキサン トランス−4’−ペンチル−トランス−4−(2−トリ
フルオロメトキシ)ペンチルビシクロヘキサン (I−
10) SB 112 I トランス−4’−ヘプチル−トランス−4−(2−トリ
フルオロメトキシ)ペンチルビシクロヘキサン トランス−4”−メチル−トランス−4−トリフルオロ
メトキシメチル−トランス−1,1’:4’,1”−テ
ルシクロヘキサン トランス−4”−エチル−トランス−4−トリフルオロ
メトキシメチル−トランス−1,1’:4’,1”−テ
ルシクロヘキサン トランス−4”−プロピル−トランス−4−トリフルオ
ロメトキシメチル−トランス−1,1’:4’,1”−
テルシクロヘキサン トランス−4”−ブチル−トランス−4−トリフルオロ
メトキシメチル−トランス−1,1’:4’,1”−テ
ルシクロヘキサン トランス−4”−ペンチル−トランス−4−トリフルオ
ロメトキシメチル−トランス−1,1’:4’,1”−
テルシクロヘキサン トランス−4”−メチル−トランス−4−(2−トリフ
ルオロメトキシ)エチル−トランス−1,1’:4’,
1”−テルシクロヘキサン トランス−4”−エチル−トランス−4−2−トリフル
オロメトキシ)エチル−トランス−1,1’:4’,
1”−テルシクロヘキサン トランス−4”−プロピル−トランス−4−2−トリフ
ルオロメトキシ)エチル−トランス−1,1’:4’,
1”−テルシクロヘキサン トランス−4”−ブチル−トランス−4−2−トリフル
オロメトキシ)エチル−トランス−1,1’:4’,
1”−テルシクロヘキサン トランス−4”−ペンチル−トランス−4−2−トリフ
ルオロメトキシ)エチル−トランス−1,1’:4’,
1”−テルシクロヘキサン (実施例3) 1−ブロモ−4−(2−トリフルオロメ
トキシ)エチルベンゼンの合成 2−(4−ブロモフェニル)エタノールから実施例1と
同様にして油状の表記化合物を得た。
【0078】同様にして以下の化合物を得た。 1−ブロモ−4−トリフルオロメトキシメチルベンゼン 1−ブロモ−4−(3−トリフルオロメトキシ)プロピ
ルベンゼン 1−ブロモ−4−(4−トリフルオロメトキシ)ブチル
ベンゼン 1−ブロモ−3−フルオロ−4−トリフルオロメトキシ
メチルベンゼン 1−ブロモ−3−フルオロ−4−(2−トリフルオロエ
トキシ)プロピルベンゼン 1−ブロモ−3−フルオロ−4−(3−トリフルオロメ
トキシ)プロピルベンゼン 1−ブロモ−3−フルオロ−4−(4−トリフルオロメ
トキシ)ブチルベンゼン 1−ブロモ−3,5−ジフルオロ−4−トリフルオロメ
トキシメチルベンゼン 1−ブロモ−3,5−ジフルオロ−4−(2−トリフル
オロエトキシ)プロピルベンゼン 1−ブロモ−3,5−ジフルオロ−4−(3−トリフル
オロメトキシ)プロピルベンゼン 1−ブロモ−3,5−ジフルオロ−4−(4−トリフル
オロメトキシ)ブチルベンゼン 1−メトキシ−4−トリフルオロメトキシメチルベンゼ
ン 1−メトキシ−4−(2−トリフルオロメトキシ)エチ
ルベンゼン 1−メトキシ−4−(3−トリフルオロメトキシ)プロ
ピルベンゼン 1−メトキシ−4−(4−トリフルオロメトキシ)ブチ
ルベンゼン 1−ベンジルオキシ−4−トリフルオロメトキシメチル
ベンゼン 1−ベンジルオキシ−4−(2−トリフルオロメトキ
シ)エチルベンゼン 1−ベンジルオキシ−4−(3−トリフルオロメトキ
シ)プロピルベンゼン 1−ベンジルオキシ−4−(4−トリフルオロメトキ
シ)ブチルベンゼン 1−ベンジルオキシ−3−フルオロ−4−トリフルオロ
メトキシメチルベンゼン 1−ベンジルオキシ−3−フルオロ−4−(2−トリフ
ルオロメトキシ)エチルベンゼン 1−ベンジルオキシ−3−フルオロ−4−(3−トリフ
ルオロメトキシ)プロピルベンゼン 1−ベンジルオキシ−3−フルオロ−4−(4−トリフ
ルオロメトキシ)ブチルベンゼン (実施例4) トランス−4−[4−(2−トリフルオ
ロメトキシ)エチル]フェニル−トランス−4’−プロ
ピルビシクロヘキサン(I−6)の合成 実施例3で得られた1−ブロモ−4−(2−トリフルオ
ロメトキシ)エチルベンゼン2.0gをTHF8mLに
溶解し、窒素雰囲気下に−70℃に冷却した。これにn
−ブチルリチウムヘキサン溶液(1.47M)6.1m
Lを5分間で滴下し、さらに同温度で10分間撹拌し
た。これに-20℃でトランス−4’− プロピルビシク
ロヘキサン−4−オン2.0gのTHF8mL溶液を5
分間で滴下した。1時間撹拌した後水を加えて反応を停
止し、稀塩酸で弱酸性としてからトルエンで抽出した。
トルエン層は水、次いで飽和食塩水で洗滌後、減圧下に
8mLまで濃縮した。これにp−トルエンスルホン酸
0.14gを加え、流出する水分を除去しながら3時間
加熱還流させた。室温まで冷却し、飽和炭酸水素ナトリ
ウム水溶液、水次いで飽和食塩水で順次洗滌し、無水硫
酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を溜去して得られた油状
物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン/
酢酸エチル=9/1)で精製して1−[4−(2−トリ
フルオロメトキシ)エチル]フェニル−4−(トランス
−4−プロピルシクロヘキシル)シクロヘキセン2.5
gを得た。この全量を酢酸エチル10mlに溶解しパラ
ジウム炭素0.5gを加え、オートクレーブ中で 時間
接触還元(水素圧4atm,室温)を行った。触媒をセ
ライト濾過して除去した後、溶媒を溜去し得られた油状
物2.4gをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘ
キサン/酢酸エチル=9/1)で精製しさらにエタノー
ルから再結晶させて、表記化合物の結晶0.8gを得
た。 SX 119 I 同様にして以下の化合物を得た。
【0079】トランス−4−[4−(2−トリフルオロ
メトキシ)エチル]フェニル−トランス−4’−エチル
ビシクロヘキサン トランス−4−[4−(2−トリフルオロメトキシ)エ
チル]フェニル−トランス−4’−ペンチルビシクロヘ
キサン トランス−4−[3−フルオロ−4−(2−トリフルオ
ロメトキシ)エチル]フェニル−トランス−4’−エチ
ルビシクロヘキサン トランス−4−[3−フルオロ−4−(2−トリフルオ
ロメトキシ)エチル]フェニル−トランス−4’−ペン
チルビシクロヘキサン トランス−4−[4−(3−トリフルオロメトキシ)プ
ロピル]フェニル−トランス−4’−エチルビシクロヘ
キサン トランス−4−[4−(3−トリフルオロメトキシ)プ
ロピル]フェニル−トランス−4’−プロピルビシクロ
ヘキサン トランス−4−[3−フルオロ−4−(3−トリフルオ
ロメトキシ)プロピル]フェニル−トランス−4’−エ
チルビシクロヘキサン トランス−4−[3−フルオロ−4−(3−トリフルオ
ロメトキシ)プロピル]フェニル−トランス−4’−プ
ロピルビシクロヘキサン トランス−4−[4−(3−トリフルオロメトキシ)プ
ロピル]フェニル−トランス−4’−ペンチルビシクロ
ヘキサン トランス−4−[4−(4−トリフルオロメトキシ)ブ
チル]フェニル−トランス−4’−エチルビシクロヘキ
サン トランス−4−[4−(4−トリフルオロメトキシ)ブ
チル]フェニル−トランス−4’−プロピルビシクロヘ
キサン トランス−4−[4−(4−トリフルオロメトキシ)ブ
チル]フェニル−トランス−4’−ペンチルビシクロヘ
キサン トランス−4−(4−トリフルオロメトキシメチル)フ
ェニル−トランス−4’−エチルビシクロヘキサン トランス−4−(4−トリフルオロメトキシメチル)フ
ェニル−トランス−4’−プロピルビシクロヘキサン トランス−4−(4−トリフルオロメトキシメチル)フ
ェニル−トランス−4’−ペンチルビシクロヘキサン トランス−4−[2−[4−(2−トリフルオロメトキ
シ)エチル]フェニル]エチル−トランス−4’−エチ
ルビシクロヘキサン トランス−4−[2−[4−(2−トリフルオロメトキ
シ)エチル]フェニル]エチル−トランス−4’−プロ
ピルビシクロヘキサン トランス−4−[2−[4−(2−トリフルオロメトキ
シ)エチル]フェニル]エチル−トランス−4’−ペン
チルビシクロヘキサン トランス−4−[2−[4−(3−トリフルオロメトキ
シ)プロピル]フェニル]エチル−トランス−4’−エ
チルビシクロヘキサン トランス−4−[2−[4−(3−トリフルオロメトキ
シ)プロピル]フェニル]エチル−トランス−4’−プ
ロピルビシクロヘキサン トランス−4−[2−[4−(3−トリフルオロメトキ
シ)プロピル]フェニル]エチル−トランス−4’−ペ
ンチルビシクロヘキサン トランス−4−[2−[4−(4−トリフルオロメトキ
シ)ブチル]フェニル]エチル−トランス−4’−エチ
ルビシクロヘキサン トランス−4−[2−[4−(4−トリフルオロメトキ
シ)ブチル]フェニル]エチル−トランス−4’−プロ
ピルビシクロヘキサン トランス−4−[2−[4−(4−トリフルオロメトキ
シ)ブチル]フェニル]エチル−トランス−4’−ペン
チルビシクロヘキサン トランス−4−[2−(4−トリフルオロメトキシメチ
ル)フェニル]エチル−トランス−4’−エチルビシク
ロヘキサン トランス−4−[2−(4−トリフルオロメトキシメチ
ル)フェニル]エチル−トランス−4’−プロピルビシ
クロヘキサン トランス−4−[2−(4−トリフルオロメトキシメチ
ル)フェニル]エチル−トランス−4’−ペンチルビシ
クロヘキサン 1−(トランス−4−エチルシクロヘキシル)−4−ト
リフルオロメトキシメチルベンゼン 1−(トランス−4−プロピルシクロヘキシル)−4−
トリフルオロメトキシメチルベンゼン 1−(トランス−4−ペンチルシクロヘキシル)−4−
トリフルオロメトキシメチルベンゼン 1−(トランス−4−エチルシクロヘキシル)−4−
(2−トリフルオロメトキシ)エチルベンゼン 1−(トランス−4−プロピルシクロヘキシル)−4−
(2−トリフルオロメトキシ)エチルベンゼン 1−(トランス−4−ペンチルシクロヘキシル)−4−
(2−トリフルオロメトキシ)エチルベンゼン 1−(トランス−4−エチルシクロヘキシル)−4−
(3−トリフルオロメトキシ)プロピルベンゼン 1−(トランス−4−プロピルシクロヘキシル)−4−
(3−トリフルオロメトキシ)プロピルベンゼン 1−(トランス−4−ペンチルシクロヘキシル)−4−
(3−トリフルオロメトキシ)プロピルベンゼン 1−(トランス−4−エチルシクロヘキシル)−4−
(4−トリフルオロメトキシ)ブチルベンゼン 1−(トランス−4−プロピルシクロヘキシル)−4−
(4−トリフルオロメトキシ)ブチルベンゼン 1−(トランス−4−ペンチルシクロヘキシル)−4−
(4−トリフルオロメトキシ)ブチルベンゼン (実施例5) トランス−4−[4−(2−トリフルオ
ロメトキシ)エチル]フェニル−トランス−4’−ビニ
ルビシクロヘキサンの合成 実施例4において、調製したフェニルリチウム反応剤に
トランス−4’− プロピルビシクロヘキサン−4−オ
ンに換えて、ビシクロヘキサン−4,4’−ジオンモノ
エチレンアセタールを同様に反応させた。生成物のトル
エン溶液にp−トルエンスルホン酸とエチレングリコー
ルを加えて同様に脱水反応を行い、生成物を同様に水素
添加した。これをギ酸で脱アセタール化してトランス−
4’−[4−(2−トリフルオロメトキシ)エチル]フ
ェニルビシクロヘキサン−4−オンを得た。このトルエ
ン溶液を氷冷下に塩化メトキシメチルトリフェニルホス
ホニウムとt−ブトキシカリウムから調製したウィッテ
ィヒ反応剤中に滴下して反応させ、トランス−4’−
[4−(2−トリフルオロメトキシ)エチル]フェニル
ビシクロヘキサン−4−カルバルデヒド(ビシクロヘキ
サン環の4位はシス/トランスの混合物である)を得
た。これをエタノールに溶解し、水酸化カリウムを加え
て異性化し、トランス−4’− [4−(2−トリフル
オロメトキシ)エチル]フェニルビシクロヘキサン−ト
ランス−4−カルバルデヒドを得た。このトルエン溶液
をヨウ化メチルトリフェニルホスホニウムから調製した
ウィッティヒ反応剤中に滴下して反応させた。得られた
粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキ
サン)で精製し、さらにエタノールから再結晶させてト
ランス−4−[4−(2−トリフルオロメトキシ)エチ
ル]フェニル−トランス−4’−ビニルビシクロヘキサ
ンの白色結晶を得た。
【0080】以下同様にして以下の化合物を得た。 トランス−4−[4−(2−トリフルオロメトキシ)エ
チル]フェニル−トランス−4’−(3−ブテニル)ビ
シクロヘキサン トランス−4−[4−(2−トリフルオロメトキシ)エ
チル]フェニル−トランス−4’−(トランス−1−プ
ロペニル)ビシクロヘキサン トランス−4−[4−(2−トリフルオロメトキシ)エ
チル]フェニル−トランス−4’−(トランス−1−ブ
テニル)ビシクロヘキサン トランス−4−[4−(3−トリフルオロメトキシ)プ
ロピル]フェニル−トランス−4’−ビニルビシクロヘ
キサン トランス−4−[4−(3−トリフルオロメトキシ)プ
ロピル]フェニル−トランス−4’−(3−ブテニル)
ビシクロヘキサン トランス−4−[4−(4−トリフルオロメトキシ)ブ
チル]フェニル−トランス−4’−ビニルビシクロヘキ
サン トランス−4−[4−(4−トリフルオロメトキシ)ブ
チル]フェニル−トランス−4’−(3−ブテニル)ビ
シクロヘキサン トランス−4−(4−トリフルオロメトキシメチル)フ
ェニル−トランス−4’−ビニルビシクロヘキサン トランス−4−(4−トリフルオロメトキシメチル)フ
ェニル−トランス−4’−(3−ブテニル)ビシクロヘ
キサン 1−(トランス−4−ビニル)シクロヘキシル−4−
(2−トリフルオロメトキシ)エチルベンゼン 1−[トランス−4−(3−ブテニル)シクロヘキシ
ル]−4−(2−トリフルオロメトキシ)エチルベンゼ
ン 1−(トランス−4−ビニル)シクロヘキシル−4−
(3−トリフルオロメトキシ)プロピルベンゼン 1−[トランス−4−(3−ブテニル)シクロヘキシ
ル]−4−(3−トリフルオロメトキシ)プロピルベン
ゼン 1−(トランス−4−ビニル)シクロヘキシル−4−
(4−トリフルオロメトキシ)ブチルベンゼン 1−[トランス−4−(3−ブテニル)シクロヘキシ
ル]−4−(4−トリフルオロメトキシ)ブチルベンゼ
ン 1−(トランス−4−ビニル)シクロヘキシル−4−ト
リフルオロメトキシメチルベンゼン 1−[トランス−4−(3−ブテニル)シクロヘキシ
ル]−4−トリフルオロメトキシメチルベンゼン (実施例6) 4’−(2−トリフルオロメトキシ)エ
チル−4−ペンチルビフェニルの合成 マグネシウム1.2gにTHF5mlを加え激しく攪拌
し、そこへパラペンチルブロモベンゼン10gをTHF
40mlに溶解し溶媒が穏やかに還流する程度の速度で
滴下しグリニア反応剤を調製した。別途、実施例3で得
られた1−ブロモ−4−(2−トリフルオロメトキシ)
エチルベンゼン13.0gおよびテトラキス(トリフェ
ニルホスフィン)パラジウム(0)0.5gのTHF50
mL溶液を用意し、先ほど調製したグリニア反応剤を滴
下した。滴下終了後さらに3時間撹拌し、水を加え反応
を停止させた。稀塩酸で弱酸性とした後、トルエンで抽
出し、水、飽和食塩水で洗滌した。無水硫酸ナトリウム
で乾燥後、溶媒を溜去して得られた油状物をシリカゲル
カラムクロマトグラフィー(ヘキサン/酢酸エチル=9
/1)で精製して4’−(2−トリフルオロメトキシ)
エチル−4−ペンチルビフェニルの結晶12.3gを得
た。
【0081】同様にして以下の化合物を得た。 4’−(2−トリフルオロメトキシ)エチル−4−プロ
ピルビフェニル 4’−(2−トリフルオロメトキシ)エチル−4−ヘプ
チルビフェニル 4’−(2−トリフルオロメトキシ)エチル−4−ビニ
ルビフェニル 4’−(2−トリフルオロメトキシ)エチル−4−メト
キシビフェニル 4’−(2−トリフルオロメトキシ)エチル−4−アリ
ルオキシビフェニル 4’−(2−トリフルオロメトキシ)エチル−4−フル
オロビフェニル 4’−(2−トリフルオロメトキシ)エチル−3,4−
ジフルオロビフェニル 4’−(2−トリフルオロメトキシ)エチル−4−クロ
ロビフェニル 4’−(2−トリフルオロメトキシ)エチル−4−トリ
フルオロメトキシビフェニル 4’−(2−トリフルオロメトキシ)エチル−4−ブロ
モビフェニル 4−(2−トリフルオロメトキシ)エチルビフェニル 4’−(3−トリフルオロメトキシ)プロピル−4−プ
ロピルビフェニル 4’−(3−トリフルオロメトキシ)プロピル−4−ペ
ンチルビフェニル 4’−(3−トリフルオロメトキシ)プロピル−4−ヘ
プチルビフェニル 4’−(3−トリフルオロメトキシ)プロピル−4−フ
ルオロビフェニル 4’−(3−トリフルオロメトキシ)プロピル−3,4
−ジフルオロビフェニル 4−(3−トリフルオロメトキシ)プロピルビフェニル 4’−(4−トリフルオロメトキシ)ブチル−4−プロ
ピルビフェニル 4’−(4−トリフルオロメトキシ)ブチル−4−ペン
チルビフェニル 4’−(4−トリフルオロメトキシ)ブチル−4−ヘプ
チルビフェニル 4’−(4−トリフルオロメトキシ)ブチル−4−フル
オロビフェニル 4’−(4−トリフルオロメトキシ)ブチル−3,4−
ジフルオロビフェニル 4’−トリフルオロメトキシメチル−4−プロピルビフ
ェニル 4’−トリフルオロメトキシメチル−4−ペンチルビフ
ェニル 4’−トリフルオロメトキシメチル−4−ヘプチルビフ
ェニル 4’−トリフルオロメトキシメチル−4−フルオロビフ
ェニル 4’−トリフルオロメトキシメチル−3,4−ジフルオ
ロビフェニル 4’−(2−トリフルオロメトキシ)エチル−4−(ト
ランス−4−プロピル)シクロヘキシルビフェニル(I
−7) SB 130.5 SA 161 I4’−
(2−トリフルオロメトキシ)エチル−4−(トランス
−4−ペンチル)シクロヘキシルビフェニル 4’−(2−トリフルオロメトキシ)エチル−4−(ト
ランス−4−ビニル)シクロヘキシルビフェニル 4’−(3−トリフルオロメトキシ)プロピル−4−
(トランス−4−プロピル)シクロヘキシルビフェニル 4’−(3−トリフルオロメトキシ)プロピル−4−
(トランス−4−ペンチル)シクロヘキシルビフェニル 4’−(3−トリフルオロメトキシ)プロピル−4−
(トランス−4−ビニル)シクロヘキシルビフェニル 4−プロピル−4”−(2−トリフルオロメトキシ)エ
チル−p−テルフェニル 4−ペンチル−4”−(2−トリフルオロメトキシ)エ
チル−p−テルフェニル 2−フルオロ−4−プロピル−4”−(2−トリフルオ
ロメトキシ)エチル−p−テルフェニル 2−フルオロ−4−ペンチル−4”−(2−トリフルオ
ロメトキシ)エチル−p−テルフェニル 4−フルオロ−4”−(2−トリフルオロメトキシ)エ
チル−p−テルフェニル 3,4−ジフルオロ−4”−(2−トリフルオロメトキ
シ)エチル−p−テルフェニル 3,4,5−トリフルオロ−4”−(2−トリフルオロ
メトキシ)エチル−p−テルフェニル 3,4,2’−トリフルオロ−4”−(2−トリフルオ
ロメトキシ)エチル−p−テルフェニル 4,2’,6’−トリフルオロ−4”−(2−トリフル
オロメトキシ)エチル−p−テルフェニル 3,4,5,2’−テトラフルオロ−4”−(2−トリ
フルオロメトキシ)エチル−p−テルフェニル 3,4,2’,6’−テトラフルオロ−4”−(2−ト
リフルオロメトキシ)エチル−p−テルフェニル 3,4,5,2’,6’−ペンタフルオロ−4”−(2
−トリフルオロメトキシ)エチル−p−テルフェニル 4−プロピル−4”−(3−トリフルオロメトキシ)プ
ロピル−p−テルフェニル 4−ペンチル−4”−(3−トリフルオロメトキシ)プ
ロピル−p−テルフェニル 2−フルオロ−4−プロピル−4”−(3−トリフルオ
ロメトキシ)プロピル−p−テルフェニル 2−フルオロ−4−ペンチル−4”−(3−トリフルオ
ロメトキシ)プロピル−p−テルフェニル 4−フルオロ−4”−(3−トリフルオロメトキシ)プ
ロピル−p−テルフェニル 3,4−ジフルオロ−4”−(3−トリフルオロメトキ
シ)プロピル−p−テルフェニル 3,4,5−トリフルオロ−4”−(3−トリフルオロ
メトキシ)プロピル−p−テルフェニル 3,4,2’−トリフルオロ−4”−(3−トリフルオ
ロメトキシ)プロピル−p−テルフェニル 4,2’,6’−トリフルオロ−4”−(3−トリフル
オロメトキシ)プロピル−p−テルフェニル 3,4,5,2’−テトラフルオロ−4”−(3−トリ
フルオロメトキシ)プロピル−p−テルフェニル 3,4,2’,6’−テトラフルオロ−4”−(3−ト
リフルオロメトキシ)プロピル−p−テルフェニル 3,4,5,2’,6’−ペンタフルオロ−4”−(3
−トリフルオロメトキシ)プロピル−p−テルフェニル (実施例7) トランス−4−(4−シアノフェニル)
−トランス−4’−(2−トリフルオロメトキシ)エチ
ルビシクロヘキサンの合成 実施例2で得られたトランス−4’−フェニル−トラン
ス−4−(2−トリフルオロメトキシ)エチルビシクロ
ヘキサン5.0gをジクロロメタン16mLに溶解し、
無水塩化アルミニウム2.3gを加えた。これに4℃で
シュウ酸クロリド2.3gを30分間かけて滴下し、さ
らに3時間撹拌した。反応物を氷水中にあけ、20mL
のジクロロメタンで抽出した。有機層を無水硫酸ナトリ
ウムで乾燥した後、これに撹拌下、アンモニアガスを吹
き込んだ( 50mL/分, 1時間)。沈殿を濾取し
てトランス−4’−(2−トリフルオロメトキシ)エチ
ルビシクロヘキサン−トランス−4−イル安息香酸アミ
ドの白色結晶5.2gを得た。この全量をジメチルホル
ムアミドに溶解し、POCl3 3.2gを5分間かけ
滴下した。さらに6時間還流下に加熱撹拌させた。放冷
後、反応物を氷水中にあけ、20mLのトルエンで抽出
した。水、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、水次いで飽
和食塩水で順次洗滌した。無水硫酸ナトリウムで乾燥
後、溶媒を溜去し、シリカゲルかラムクロマトグラフィ
ー(ヘキサン/酢酸エチル=10/1)で精製し、さら
にエタノールから再結晶させて、トランス−4−(4−
シアノフェニル)−トランス−4’−(2−トリフルオ
ロメトキシ)エチルビシクロヘキサンの白色結晶3.7
gを得た。同様にして以下の化合物を得た。
【0082】トランス−4−(4−シアノフェニル)−
トランス−4’−トリフルオロメトキシメチルビシクロ
ヘキサン トランス−4−(4−シアノフェニル)−トランス−
4’−(3−トリフルオロメトキシ)プロピルビシクロ
ヘキサン トランス−4−(4−シアノフェニル)−トランス−
4’−(4−トリフルオロメトキシ)ブチルビシクロヘ
キサン トランス−4−(3−フルオロ−4−シアノフェニル)
−トランス−4’−(2−トリフルオロメトキシ)エチ
ルビシクロヘキサン トランス−4−(3−フルオロ−4−シアノフェニル)
−トランス−4’−(3−トリフルオロメトキシ)プロ
ピルビシクロヘキサン 4−[トランス−4−(2−トリフルオロメトキシ)エ
チルシクロヘキシル]ベンゾニトリル 4−(トランス−4−トリフルオロメトキシメチル)シ
クロヘキシルベンゾニトリル 4−[トランス−4−(3−トリフルオロメトキシ)プ
ロピルシクロヘキシル]ベンゾニトリル 4−[トランス−4−(4−トリフルオロメトキシ)ブ
チルシクロヘキシル]ベンゾニトリル 3−フルオロ−4−[トランス−4−(2−トリフルオ
ロメトキシ)エチルシクロヘキシル]ベンゾニトリル 3−フルオロ−4−[トランス−4−(3−トリフルオ
ロメトキシ)プロピルシクロヘキシル]ベンゾニトリル 4−シアノ−4’−トリフルオロメトキシメチルビフェ
ニル 4−シアノ−4’−(2−トリフルオロメトキシ)エチ
ルビフェニル 4−シアノ−4’−(3−トリフルオロメトキシ)プロ
ピルビフェニル 4−シアノ−4’−(4−トリフルオロメトキシ)ブチ
ルビフェニル (実施例8) 4−(2−トリフルオロメトキシ)エチ
ル安息香酸の合成 実施例4と同様にして1−ブロモ−4−(2−トリフル
オロメトキシ)エチルベンゼン10gから得られたフェ
ニルリチウム反応剤のTHF溶液に−70℃で粉砕した
ドライアイス1gを徐々に加えた。添加後同温度でさら
に30分間撹拌した後、水を加えて反応を停止し、稀塩
酸を加えて弱酸性とした。トルエンで3回抽出してトル
エン層を併せ、水、飽和食塩水で洗滌後、無水硫酸ナト
リウムで乾燥させた。溶媒を溜去して得られた粗生成物
をヘキサンから再結晶させて、4−(2−トリフルオロ
メトキシ)エチル安息香酸7.4gを得た。
【0083】同様にして以下の化合物を得た。 4−トリフルオロメトキシメチル安息香酸 4−(3−トリフルオロメトキシ)プロピル安息香酸 4−(4−トリフルオロメトキシ)ブチル安息香酸 3−フルオロ−4−(2−トリフルオロメトキシ)エチ
ル安息香酸 3,5−ジフルオロ−4−(2−トリフルオロメトキ
シ)エチル安息香酸 4’−トリフルオロメトキシメチルビフェニル−4−カ
ルボン酸 4’−(2−トリフルオロメトキシ)エチルビフェニル
−4−カルボン酸 4’−(3−トリフルオロメトキシ)プロピルビフェニ
ル−4−カルボン酸 4’−(4−トリフルオロメトキシ)ブチルビフェニル
−4−カルボン酸 (実施例9) 4−(2−トリフルオロメトキシ)エチ
ル安息香酸4−メチルフェニルの合成 実施例8で得られた4−(2−トリフルオロメトキシ)
エチル安息香酸2.0gをジクロロメタン15mLに懸
濁し、塩化チオニル5mL及びピリジン0.2mLを加
え、1時間溶媒の還流下に加熱撹拌させた。減圧下に溶
媒及び過剰の塩化チオニルの大部分を溜去し、トルエン
50mLを加えて撹拌した。不溶物を濾別した後、溶媒
を減圧下に溜去して油状の4−(2−トリフルオロメト
キシ)エチル安息香酸クロリド1.9gを得た。この
0.50gをジクロロメタン5mLに溶解し、p−クレ
ゾール0.23g及びピリジン0.18gのジクロロメ
タン3mL溶液を加え、室温で1時間撹拌させた。トル
エン20mLを加え、稀塩酸、飽和炭酸水素ナトリウム
水溶液、水、次いで飽和食塩水で順次洗滌し、無水硫酸
ナトリウムで乾燥させた。溶媒を溜去後、得られた油状
物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン/
酢酸エチル=10/1)で精製して4−(2−トリフル
オロメトキシ)エチル安息香酸4−メチルフェニル0.
68gを得た。
【0084】同様にして以下の化合物を得た。 4−トリフルオロメトキシメチル安息香酸4−メチルフ
ェニル 4−(3−トリフルオロメトキシ)プロピル安息香酸4
−メチルフェニル 4−(4−トリフルオロメトキシ)ブチル安息香酸4−
メチルフェニル 3−フルオロ−4−(2−トリフルオロメトキシ)エチ
ル安息香酸4−メチルフェニル 4−トリフルオロメトキシメチル安息香酸4−エチルフ
ェニル4−(2−トリフルオロメトキシ)エチル安息香
酸4−エチルフェニル 4−(3−トリフルオロメトキシ)プロピル安息香酸4
−エチルフェニル 4−(4−トリフルオロメトキシ)ブチル安息香酸4−
エチルフェニル 3−フルオロ−4−(2−トリフルオロメトキシ)エチ
ル安息香酸4−エチルフェニル 4−トリフルオロメトキシメチル安息香酸4−プロピル
フェニル 4−(2−トリフルオロメトキシ)エチル安息香酸4−
プロピルフェニル 4−(3−トリフルオロメトキシ)プロピル安息香酸4
−プロピルフェニル 4−(4−トリフルオロメトキシ)ブチル安息香酸4−
プロピルフェニル 3−フルオロ−4−(2−トリフルオロメトキシ)エチ
ル安息香酸4−プロピルフェニル 4−トリフルオロメトキシメチル安息香酸4−(3−ブ
テニル)フェニル 4−(2−トリフルオロメトキシ)エチル安息香酸4−
(3−ブテニル)フェニル 4−(3−トリフルオロメトキシ)プロピル安息香酸4
−(3−ブテニル)フェニル 4−(4−トリフルオロメトキシ)ブチル安息香酸4−
(3−ブテニル)フェニル 3−フルオロ−4−(2−トリフルオロメトキシ)エチ
ル安息香酸4−(3−ブテニル)フェニル 4−トリフルオロメトキシメチル安息香酸4−メトキシ
フェニル 4−(2−トリフルオロメトキシ)エチル安息香酸4−
メトキシフェニル 4−(3−トリフルオロメトキシ)プロピル安息香酸4
−メトキシフェニル 4−(4−トリフルオロメトキシ)ブチル安息香酸4−
メトキシフェニル 3−フルオロ−4−(2−トリフルオロメトキシ)エチ
ル安息香酸4−メトキシフェニル 4−トリフルオロメトキシメチル安息香酸4−トリフル
オロメトキシフェニル 4−(2−トリフルオロメトキシ)エチル安息香酸4−
トリフルオロメトキシフェニル 4−(3−トリフルオロメトキシ)プロピル安息香酸4
−トリフルオロメトキシフェニル 4−(4−トリフルオロメトキシ)ブチル安息香酸4−
トリフルオロメトキシフェニル 4−トリフルオロメトキシメチル安息香酸4−シアノフ
ェニル 4−(2−トリフルオロメトキシ)エチル安息香酸4−
シアノフェニル 4−(3−トリフルオロメトキシ)プロピル安息香酸4
−シアノフェニル 4−(4−トリフルオロメトキシ)ブチル安息香酸4−
シアノフェニル 4−トリフルオロメトキシメチル安息香酸3−フルオロ
−4−シアノフェニル 4−(2−トリフルオロメトキシ)エチル安息香酸3−
フルオロ−4−シアノフェニル 4−(3−トリフルオロメトキシ)プロピル安息香酸3
−フルオロ−4−シアノフェニル 4−(4−トリフルオロメトキシ)ブチル安息香酸3−
フルオロ−4−シアノフェニル 4−トリフルオロメトキシメチル安息香酸4−フルオロ
フェニル 4−(2−トリフルオロメトキシ)エチル安息香酸4−
フルオロフェニル 4−(3−トリフルオロメトキシ)プロピル安息香酸4
−フルオロフェニル 4−(4−トリフルオロメトキシ)ブチル安息香酸4−
フルオロフェニル 4−トリフルオロメトキシメチル安息香酸3,4−ジフ
ルオロフェニル 4−(2−トリフルオロメトキシ)エチル安息香酸3,
4−ジフルオロフェニル 4−(3−トリフルオロメトキシ)プロピル安息香酸
3,4−ジフルオロフェニル 4−(4−トリフルオロメトキシ)ブチル安息香酸3,
4−ジフルオロフェニル 4−トリフルオロメトキシメチル安息香酸3,4,5−
トリフルオロフェニル 4−(2−トリフルオロメトキシ)エチル安息香酸3,
4,5−トリフルオロフェニル 4−(3−トリフルオロメトキシ)プロピル安息香酸
3,4,5−トリフルオロフェニル 4−(4−トリフルオロメトキシ)ブチル安息香酸3,
4,5−トリフルオロフェニル 4−トリフルオロメトキシメチル安息香酸4−アリルオ
キシフェニル 4−(2−トリフルオロメトキシ)エチル安息香酸4−
アリルオキシフェニル 4−(3−トリフルオロメトキシ)プロピル安息香酸4
−アリルオキシフェニル 4−(4−トリフルオロメトキシ)ブチル安息香酸4−
アリルオキシフェニル 3−フルオロ−4−トリフルオロメトキシメチル安息香
酸4−アリルオキシフェニル 4−トリフルオロメトキシメチル安息香酸4−(トラン
ス−4−プロピルシクロヘキシル)フェニル 4−(2−トリフルオロメトキシ)エチル安息香酸4−
(トランス−4−プロピルシクロヘキシル)フェニル 4−(3−トリフルオロメトキシ)プロピル安息香酸4
−(トランス−4−プロピルシクロヘキシル)フェニル 4−(4−トリフルオロメトキシ)ブチル安息香酸4−
(トランス−4−プロピルシクロヘキシル)フェニル 4−トリフルオロメトキシメチル安息香酸4−(トラン
ス−4−ビニルシクロヘキシル)フェニル 4−(2−トリフルオロメトキシ)エチル安息香酸4−
(トランス−4−ビニルシクロヘキシル)フェニル 4−(3−トリフルオロメトキシ)プロピル安息香酸4
−(トランス−4−ビニルシクロヘキシル)フェニル 4−(4−トリフルオロメトキシ)ブチル安息香酸4−
(トランス−4−ビニルシクロヘキシル)フェニル 4−トリフルオロメトキシメチル安息香酸4’−プロピ
ル−4−ビフェニリル 4−(2−トリフルオロメトキシ)エチル安息香酸4’
−プロピル−4−ビフェニリル 4−(3−トリフルオロメトキシ)プロピル安息香酸
4’−プロピル−4−ビフェニリル 4−(4−トリフルオロメトキシ)ブチル安息香酸4’
−プロピル−4−ビフェニリル 4−トリフルオロメトキシメチル安息香酸トランス−4
−プロピルシクロヘキシル 4−(2−トリフルオロメトキシ)エチル安息香酸トラ
ンス−4−プロピルシクロヘキシル 4−(3−トリフルオロメトキシ)プロピル安息香酸ト
ランス−4−プロピルシクロヘキシル 4−(4−トリフルオロメトキシ)ブチル安息香酸トラ
ンス−4−プロピルシクロヘキシル 4’−トリフルオロメトキシメチルビフェニル−4−カ
ルボン酸2,2,2−トリフルオロエチル 4’−(2−トリフルオロメトキシ)エチルビフェニル
−4−カルボン酸2,2,2−トリフルオロエチル 4’−(3−トリフルオロメトキシ)プロピルビフェニ
ル−4−カルボン酸2,2,2−トリフルオロエチル 4’−(4−トリフルオロメトキシ)ブチルビフェニル
−4−カルボン酸2,2,2−トリフルオロエチル 4’−トリフルオロメトキシメチルビフェニル−4−カ
ルボン酸メチル 4’−(2−トリフルオロメトキシ)エチルビフェニル
−4−カルボン酸メチル 4’−(3−トリフルオロメトキシ)プロピルビフェニ
ル−4−カルボン酸メチル 4’−(4−トリフルオロメトキシ)ブチルビフェニル
−4−カルボン酸メチル 4’−トリフルオロメトキシメチルビフェニル−4−カ
ルボン酸トランス−4−プロピルシクロヘキシル 4’−(2−トリフルオロメトキシ)エチルビフェニル
−4−カルボン酸トランス−4−プロピルシクロヘキシ
ル 4’−(3−トリフルオロメトキシ)プロピルビフェニ
ル−4−カルボン酸トランス−4−プロピルシクロヘキ
シル 4’−(4−トリフルオロメトキシ)ブチルビフェニル
−4−カルボン酸トランス−4−プロピルシクロヘキシ
ル 4’−トリフルオロメトキシメチルビフェニル−4−カ
ルボン酸4−プロピルフェニル 4’−(2−トリフルオロメトキシ)エチルビフェニル
−4−カルボン酸4−プロピルフェニル 4’−(3−トリフルオロメトキシ)プロピルビフェニ
ル−4−カルボン酸4−プロピルフェニル 4’−(4−トリフルオロメトキシ)ブチルビフェニル
−4−カルボン酸4−プロピルフェニル 4’−トリフルオロメトキシメチルビフェニル−4−カ
ルボン酸4−シアノフェニル 4’−(2−トリフルオロメトキシ)エチルビフェニル
−4−カルボン酸4−シアノフェニル 4’−(3−トリフルオロメトキシ)プロピルビフェニ
ル−4−カルボン酸4−シアノフェニル 4’−(4−トリフルオロメトキシ)ブチルビフェニル
−4−カルボン酸4−シアノフェニル 4’−トリフルオロメトキシメチルビフェニル−4−カ
ルボン酸4−フルオロフェニル 4’−(2−トリフルオロメトキシ)エチルビフェニル
−4−カルボン酸4−フルオロフェニル 4’−(3−トリフルオロメトキシ)プロピルビフェニ
ル−4−カルボン酸4−フルオロフェニル 4’−(4−トリフルオロメトキシ)ブチルビフェニル
−4−カルボン酸4−フルオロフェニル 4’−トリフルオロメトキシメチルビフェニル−4−カ
ルボン酸4−メトキシフェニル 4’−(2−トリフルオロメトキシ)エチルビフェニル
−4−カルボン酸4−メトキシフェニル 4’−(3−トリフルオロメトキシ)プロピルビフェニ
ル−4−カルボン酸4−メトキシフェニル 4’−(4−トリフルオロメトキシ)ブチルビフェニル
−4−カルボン酸4−メトキシフェニル 4’−トリフルオロメトキシメチルビフェニル−4−カ
ルボン酸4−(3−ブテニルフェニル) 4’−(2−トリフルオロメトキシ)エチルビフェニル
−4−カルボン酸4−(3−ブテニルフェニル) 4’−(3−トリフルオロメトキシ)プロピルビフェニ
ル−4−カルボン酸4−(3−ブテニルフェニル) 4’−(4−トリフルオロメトキシ)ブチルビフェニル
−4−カルボン酸4−(3−ブテニルフェニル) (実施例10) 4−プロピル安息香酸4−(2−トリ
フルオロメトキシ)エチルフェニルの合成 4−プロピル安息香酸クロリドと4−(2−トリフルオ
ロメトキシ)エチルフェノール(この化合物は実施例3
で得られた1−ベンジルオキシ−4−(2−トリフルオ
ロメトキシ)エチルベンゼンをパラジウム炭素触媒存在
下に水素雰囲気下で撹拌して脱ベンジル化することによ
り得た。)とから実施例9の後半と同様にして表記化合
物を得た。
【0085】同様にして以下の化合物を得た。 4−ブテニル安息香酸4−(2−トリフルオロメトキ
シ)エチルフェニル 4−メトキシメチル安息香酸4−(2−トリフルオロメ
トキシ)エチルフェニル 4−メトキシ安息香酸4−(2−トリフルオロメトキ
シ)エチルフェニル 4−ブテニルオキシ安息香酸4−(2−トリフルオロメ
トキシ)エチルフェニル 4−(2−フルオロ−4−プロピルフェニル)安息香酸
4−(2−トリフルオロメトキシ)エチルフェニル 4−(4−エチルフェニル)安息香酸4−(2−トリフ
ルオロメトキシ)エチルフェニル 4−(4−プロピルシクロヘキシル)安息香酸4−(2
−トリフルオロメトキシ)エチルフェニル 4−(5−プロピルピリミジン−2−イル)安息香酸4
−(2−トリフルオロメトキシ)エチルフェニル 4−プロピル安息香酸3−フルオロ−4−(2−トリフ
ルオロメトキシ)エチルフェニル 4−ブテニル安息香酸3−フルオロ−4−(2−トリフ
ルオロメトキシ)エチルフェニル 4−メトキシメチル安息香酸3−フルオロ−4−(2−
トリフルオロメトキシ)エチルフェニル 4−メトキシ安息香酸3−フルオロ−4−(2−トリフ
ルオロメトキシ)エチルフェニル 4−ブテニルオキシ安息香酸3−フルオロ−4−(2−
トリフルオロメトキシ)エチルフェニル 4−(2−フルオロ−4−プロピルフェニル)安息香酸
3−フルオロ−4−(2−トリフルオロメトキシ)エチ
ルフェニル 4−(4−エチルフェニル)安息香酸3−フルオロ−4
−(2−トリフルオロメトキシ)エチルフェニル 4−(4−プロピルシクロヘキシル)安息香酸3−フル
オロ−4−(2−トリフルオロメトキシ)エチルフェニ
ル 4−(5−プロピルピリミジン−2−イル)安息香酸3
−フルオロ−4−(2−トリフルオロメトキシ)エチル
フェニル 4−プロピル安息香酸4−(2−トリフルオロメトキ
シ)メチルフェニル 4−ブテニル安息香酸4−(2−トリフルオロメトキ
シ)メチルフェニル 4−メトキシメチル安息香酸4−(2−トリフルオロメ
トキシ)メチルフェニル 4−メトキシ安息香酸4−(2−トリフルオロメトキ
シ)メチルフェニル 4−ブテニルオキシ安息香酸4−(2−トリフルオロメ
トキシ)メチルフェニル 4−(2−フルオロ−4−プロピルフェニル)安息香酸
4−(2−トリフルオロメトキシ)メチルフェニル 4−(4−エチルフェニル)安息香酸4−(2−トリフ
ルオロメトキシ)メチルフェニル 4−(4−プロピルシクロヘキシル)安息香酸4−(2
−トリフルオロメトキシ)メチルフェニル 4−(5−プロピルピリミジン−2−イル)安息香酸4
−(2−トリフルオロメトキシ)メチルフェニル 4−プロピル安息香酸3−フルオロ−4−(2−トリフ
ルオロメトキシ)メチルフェニル 4−ブテニル安息香酸3−フルオロ−4−(2−トリフ
ルオロメトキシ)メチルフェニル 4−メトキシメチル安息香酸3−フルオロ−4−(2−
トリフルオロメトキシ)メチルフェニル 4−メトキシ安息香酸3−フルオロ−4−(2−トリフ
ルオロメトキシ)メチルフェニル 4−ブテニルオキシ安息香酸3−フルオロ−4−(2−
トリフルオロメトキシ)メチルフェニル 4−(2−フルオロ−4−プロピルフェニル)安息香酸
3−フルオロ−4−(2−トリフルオロメトキシ)メチ
ルフェニル 4−(4−エチルフェニル)安息香酸3−フルオロ−4
−(2−トリフルオロメトキシ)メチルフェニル 4−(4−プロピルシクロヘキシル)安息香酸3−フル
オロ−4−(2−トリフルオロメトキシ)メチルフェニ
ル 4−(5−プロピルピリミジン−2−イル)安息香酸3
−フルオロ−4−(2−トリフルオロメトキシ)メチル
フェニル 4−プロピル安息香酸4−(2−トリフルオロメトキ
シ)プロピルフェニル 4−ブテニル安息香酸4−(2−トリフルオロメトキ
シ)プロピルフェニル 4−メトキシメチル安息香酸4−(2−トリフルオロメ
トキシ)プロピルフェニル 4−メトキシ安息香酸4−(2−トリフルオロメトキ
シ)プロピルフェニル 4−ブテニルオキシ安息香酸4−(2−トリフルオロメ
トキシ)プロピルフェニル 4−(2−フルオロ−4−プロピルフェニル)安息香酸
4−(2−トリフルオロメトキシ)プロピルフェニル 4−(4−エチルフェニル)安息香酸4−(2−トリフ
ルオロメトキシ)プロピルフェニル 4−(4−プロピルシクロヘキシル)安息香酸4−(2
−トリフルオロメトキシ)プロピルフェニル 4−(5−プロピルピリミジン−2−イル)安息香酸4
−(2−トリフルオロメトキシ)プロピルフェニル 4−プロピル安息香酸3−フルオロ−4−(2−トリフ
ルオロメトキシ)ブチルフェニル 4−ブテニル安息香酸3−フルオロ−4−(2−トリフ
ルオロメトキシ)ブチルフェニル 4−メトキシメチル安息香酸3−フルオロ−4−(2−
トリフルオロメトキシ)ブチルフェニル 4−メトキシ安息香酸3−フルオロ−4−(2−トリフ
ルオロメトキシ)ブチルフェニル 4−ブテニルオキシ安息香酸3−フルオロ−4−(2−
トリフルオロメトキシ)ブチルフェニル 4−(2−フルオロ−4−プロピルフェニル)安息香酸
3−フルオロ−4−(2−トリフルオロメトキシ)ブチ
ルフェニル 4−(4−エチルフェニル)安息香酸3−フルオロ−4
−(2−トリフルオロメトキシ)ブチルフェニル 4−(トランス−4−プロピルシクロヘキシル)安息香
酸3−フルオロ−4−(2−トリフルオロメトキシ)ブ
チルフェニル 4−(5−プロピルピリミジン−2−イル)安息香酸3
−フルオロ−4−(2−トリフルオロメトキシ)ブチル
フェニル (実施例11) 4−プロピルベンジル−4−(2−ト
リフルオロメチルメトキシエチル)フェニルエーテルの
合成 水素化ナトリウム1.5gをジメチルホルムアミド40
mlに懸濁させ、10℃以下で、実施例10と同様に得
られた4−(2−トリフルオロメトキシ)エチルフェノ
ール10gをジメチルホルムアミド40mlに溶解し滴
下した。2時間攪拌の後、ジメチルホルムアミド40m
lに溶解した4−プロピルベンジルブロマイド12.4
gを10℃以下で滴下した。さらに2時間攪拌の後、ト
ルエン50mLを加え、稀塩酸、飽和炭酸水素ナトリウ
ム水溶液、水、次いで飽和食塩水で順次洗滌し、無水硫
酸ナトリウムで乾燥させた。溶媒を溜去後、得られた油
状物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン
/酢酸エチル=10/1)で精製して4−プロピルベン
ジル−4−(2−トリフルオロメチルメトキシエチル)
フェニルエーテル17.6gを得た。
【0086】同様にして以下の化合物を得た。 4−メチルベンジル−4−(2−トリフルオロメチルメ
トキシエチル)フェニルエーテル 4−エチルベンジル−4−(2−トリフルオロメチルメ
トキシエチル)フェニルエーテル 4−ブチルベンジル−4−(2−トリフルオロメチルメ
トキシエチル)フェニルエーテル 4−(4−メチルシクロヘキシル)ベンジル−4−(2
−トリフルオロメチルメトキシエチル)フェニルエーテ
ル 4−(4−エチルシクロヘキシル)ベンジル−4−(2
−トリフルオロメチルメトキシエチル)フェニルエーテ
ル 4−(4−プロピルシクロヘキシル)ベンジル−4−
(2−トリフルオロメチルメトキシエチル)フェニルエ
ーテル 4−(4−ブチルシクロヘキシル)ベンジル−4−(2
−トリフルオロメチルメトキシエチル)フェニルエーテ
ル 4−(2−フルオロ−4−メチルフェニル)ベンジル−
4−(2−トリフルオロメチルメトキシエチル)フェニ
ルエーテル 4−(2−フルオロ−4−エチルフェニル)ベンジル−
4−(2−トリフルオロメチルメトキシエチル)フェニ
ルエーテル 4−(2−フルオロ−4−プロピルフェニル)ベンジル
−4−(2−トリフルオロメチルメトキシエチル)フェ
ニルエーテル 4−(2−フルオロ−4−ブチルフェニル)ベンジル−
4−(2−トリフルオロメチルメトキシエチル)フェニ
ルエーテル 1−((トランス−4−メチルシクロヘキシル)メトキ
シ)−4−(2−トリフルオロメチルメトキシエチル)
ベンゼン 1−((トランス−4−エチルシクロヘキシル)メトキ
シ)−4−(2−トリフルオロメチルメトキシエチル)
ベンゼン 1−((トランス−4−プロピルシクロヘキシル)メト
キシ)−4−(2−トリフルオロメチルメトキシエチ
ル)ベンゼン 1−((トランス−4−ブチルシクロヘキシル)メトキ
シ)−4−(2−トリフルオロメチルメトキシエチル)
ベンゼン 4−メチルベンジル−[3−フルオロ−4−(2−トリ
フルオロメチルメトキシエチル)]フェニルエーテル 4−エチルベンジル−[3−フルオロ−4−(2−トリ
フルオロメチルメトキシエチル)]フェニルエーテル 4−プロピルベンジル−[3−フルオロ−4−(2−ト
リフルオロメチルメトキシエチル)]フェニルエーテル 4−ブチルベンジル−[3−フルオロ−4−(2−トリ
フルオロメチルメトキシエチル)]フェニルエーテル 4−(4−メチルシクロヘキシル)ベンジル−[3−フ
ルオロ−4−(2−トリフルオロメチルメトキシエチ
ル)]フェニルエーテル 4−(4−エチルシクロヘキシル)ベンジル−[3−フ
ルオロ−4−(2−トリフルオロメチルメトキシエチ
ル)]フェニルエーテル 4−(4−プロピルシクロヘキシル)ベンジル−[3−
フルオロ−4−(2−トリフルオロメチルメトキシエチ
ル)]フェニルエーテル 4−(4−ブチルシクロヘキシル)ベンジル−[3−フ
ルオロ−4−(2−トリフルオロメチルメトキシエチ
ル)]フェニルエーテル 4−(2−フルオロ−4−メチルフェニル)ベンジル−
[3−フルオロ−4−(2−トリフルオロメチルメトキ
シエチル)]フェニルエーテル 4−(2−フルオロ−4−エチルフェニル)ベンジル−
[3−フルオロ−4−(2−トリフルオロメチルメトキ
シエチル)]フェニルエーテル 4−(2−フルオロ−4−プロピルフェニル)ベンジル
−[3−フルオロ−4−(2−トリフルオロメチルメト
キシエチル)]フェニルエーテル 4−(2−フルオロ−4−ブチルフェニル)ベンジル−
[3−フルオロ−4−(2−トリフルオロメチルメトキ
シエチル)]フェニルエーテル 1−((トランス−4−メチルシクロヘキシル)メトキ
シ)−[3−フルオロ−4−(2−トリフルオロメチル
メトキシエチル)]ベンゼン 1−((トランス−4−エチルシクロヘキシル)メトキ
シ)−[3−フルオロ−4−(2−トリフルオロメチル
メトキシエチル)]ベンゼン 1−((トランス−4−プロピルシクロヘキシル)メト
キシ)−[3−フルオロ−4−(2−トリフルオロメチ
ルメトキシエチル)]ベンゼン 1−((トランス−4−ブチルシクロヘキシル)メトキ
シ)−[3−フルオロ−4−(2−トリフルオロメチル
メトキシエチル)]ベンゼン 4−メチルベンジル−4−(2−トリフルオロメチルメ
トキシメチル)フェニルエーテル 4−エチルベンジル−4−(2−トリフルオロメチルメ
トキシメチル)フェニルエーテル 4−ブチルベンジル−4−(2−トリフルオロメチルメ
トキシメチル)フェニルエーテル 4−(4−メチルシクロヘキシル)ベンジル−4−(2
−トリフルオロメチルメトキシメチル)フェニルエーテ
ル 4−(4−エチルシクロヘキシル)ベンジル−4−(2
−トリフルオロメチルメトキシメチル)フェニルエーテ
ル 4−(4−プロピルシクロヘキシル)ベンジル−4−
(2−トリフルオロメチルメトキシメチル)フェニルエ
ーテル 4−(4−ブチルシクロヘキシル)ベンジル−4−(2
−トリフルオロメチルメトキシメチル)フェニルエーテ
ル 4−(2−フルオロ−4−メチルフェニル)ベンジル−
4−(2−トリフルオロメチルメトキシメチル)フェニ
ルエーテル 4−(2−フルオロ−4−エチルフェニル)ベンジル−
4−(2−トリフルオロメチルメトキシメチル)フェニ
ルエーテル 4−(2−フルオロ−4−プロピルフェニル)ベンジル
−4−(2−トリフルオロメチルメトキシメチル)フェ
ニルエーテル 4−(2−フルオロ−4−ブチルフェニル)ベンジル−
4−(2−トリフルオロメチルメトキシメチル)フェニ
ルエーテル 1−((トランス−4−メチルシクロヘキシル)メトキ
シ)−4−(2−トリフルオロメチルメトキシメチル)
ベンゼン 1−((トランス−4−エチルシクロヘキシル)メトキ
シ)−4−(2−トリフルオロメチルメトキシメチル)
ベンゼン 1−((トランス−4−プロピルシクロヘキシル)メト
キシ)−4−(2−トリフルオロメチルメトキシメチ
ル)ベンゼン 1−((トランス−4−ブチルシクロヘキシル)メトキ
シ)−4−(2−トリフルオロメチルメトキシメチル)
ベンゼン 4−メチルベンジル−[3−フルオロ−4−(2−トリ
フルオロメチルメトキシメチル)]フェニルエーテル 4−エチルベンジル−[3−フルオロ−4−(2−トリ
フルオロメチルメトキシメチル)]フェニルエーテル 4−プロピルベンジル−[3−フルオロ−4−(2−ト
リフルオロメチルメトキシメチル)]フェニルエーテル 4−ブチルベンジル−[3−フルオロ−4−(2−トリ
フルオロメチルメトキシメチル)]フェニルエーテル 4−(4−メチルシクロヘキシル)ベンジル−[3−フ
ルオロ−4−(2−トリフルオロメチルメトキシメチ
ル)]フェニルエーテル 4−(4−エチルシクロヘキシル)ベンジル−[3−フ
ルオロ−4−(2−トリフルオロメチルメトキシメチ
ル)]フェニルエーテル 4−(4−プロピルシクロヘキシル)ベンジル−[3−
フルオロ−4−(2−トリフルオロメチルメトキシメチ
ル)]フェニルエーテル 4−(4−ブチルシクロヘキシル)ベンジル−[3−フ
ルオロ−4−(2−トリフルオロメチルメトキシメチ
ル)]フェニルエーテル 4−(2−フルオロ−4−メチルフェニル)ベンジル−
[3−フルオロ−4−(2−トリフルオロメチルメトキ
シメチル)]フェニルエーテル 4−(2−フルオロ−4−エチルフェニル)ベンジル−
[3−フルオロ−4−(2−トリフルオロメチルメトキ
シメチル)]フェニルエーテル 4−(2−フルオロ−4−プロピルフェニル)ベンジル
−[3−フルオロ−4−(2−トリフルオロメチルメト
キシメチル)]フェニルエーテル 4−(2−フルオロ−4−ブチルフェニル)ベンジル−
[3−フルオロ−4−(2−トリフルオロメチルメトキ
シメチル)]フェニルエーテル 1−((トランス−4−メチルシクロヘキシル)メトキ
シ)−[3−フルオロ−4−(2−トリフルオロメチル
メトキシメチル)]ベンゼン 1−((トランス−4−エチルシクロヘキシル)メトキ
シ)−[3−フルオロ−4−(2−トリフルオロメチル
メトキシメチル)]ベンゼン 1−((トランス−4−プロピルシクロヘキシル)メト
キシ)−[3−フルオロ−4−(2−トリフルオロメチ
ルメトキシメチル)]ベンゼン 1−((トランス−4−ブチルシクロヘキシル)メトキ
シ)−[3−フルオロ−4−(2−トリフルオロメチル
メトキシメチル)]ベンゼン 4−メチルベンジル−4−(2−トリフルオロメチルメ
トキシプロピル)フェニルエーテル 4−エチルベンジル−4−(2−トリフルオロメチルメ
トキシプロピル)フェニルエーテル 4−ブチルベンジル−4−(2−トリフルオロメチルメ
トキシプロピル)フェニルエーテル 4−(4−メチルシクロヘキシル)ベンジル−4−(2
−トリフルオロメチルメトキシプロピル)フェニルエー
テル 4−(4−エチルシクロヘキシル)ベンジル−4−(2
−トリフルオロメチルメトキシプロピル)フェニルエー
テル 4−(4−プロピルシクロヘキシル)ベンジル−4−
(2−トリフルオロメチルメトキシプロピル)フェニル
エーテル 4−(4−ブチルシクロヘキシル)ベンジル−4−(2
−トリフルオロメチルメトキシプロピル)フェニルエー
テル 4−(2−フルオロ−4−メチルフェニル)ベンジル−
4−(2−トリフルオロメチルメトキシプロピル)フェ
ニルエーテル 4−(2−フルオロ−4−エチルフェニル)ベンジル−
4−(2−トリフルオロメチルメトキシプロピル)フェ
ニルエーテル 4−(2−フルオロ−4−プロピルフェニル)ベンジル
−4−(2−トリフルオロメチルメトキシプロピル)フ
ェニルエーテル 4−(2−フルオロ−4−ブチルフェニル)ベンジル−
4−(2−トリフルオロメチルメトキシプロピル)フェ
ニルエーテル 1−((トランス−4−メチルシクロヘキシル)メトキ
シ)−4−(2−トリフルオロメチルメトキシプロピ
ル)ベンゼン 1−((トランス−4−エチルシクロヘキシル)メトキ
シ)−4−(2−トリフルオロメチルメトキシプロピ
ル)ベンゼン 1−((トランス−4−プロピルシクロヘキシル)メト
キシ)−4−(2−トリフルオロメチルメトキシプロピ
ル)ベンゼン 1−((トランス−4−ブチルシクロヘキシル)メトキ
シ)−4−(2−トリフルオロメチルメトキシプロピ
ル)ベンゼン 4−メチルベンジル−4−(2−トリフルオロメチルメ
トキシブチル)フェニルエーテル 4−エチルベンジル−4−(2−トリフルオロメチルメ
トキシブチル)フェニルエーテル 4−ブチルベンジル−4−(2−トリフルオロメチルメ
トキシブチル)フェニルエーテル 4−(4−メチルシクロヘキシル)ベンジル−4−(2
−トリフルオロメチルメトキシブチル)フェニルエーテ
ル 4−(4−エチルシクロヘキシル)ベンジル−4−(2
−トリフルオロメチルメトキシブチル)フェニルエーテ
ル 4−(4−プロピルシクロヘキシル)ベンジル−4−
(2−トリフルオロメチルメトキシブチル)フェニルエ
ーテル 4−(4−ブチルシクロヘキシル)ベンジル−4−(2
−トリフルオロメチルメトキシブチル)フェニルエーテ
ル 4−(2−フルオロ−4−メチルフェニル)ベンジル−
4−(2−トリフルオロメチルメトキシブチル)フェニ
ルエーテル 4−(2−フルオロ−4−エチルフェニル)ベンジル−
4−(2−トリフルオロメチルメトキシブチル)フェニ
ルエーテル 4−(2−フルオロ−4−プロピルフェニル)ベンジル
−4−(2−トリフルオロメチルメトキシブチル)フェ
ニルエーテル 4−(2−フルオロ−4−ブチルフェニル)ベンジル−
4−(2−トリフルオロメチルメトキシブチル)フェニ
ルエーテル 1−((トランス−4−メチルシクロヘキシル)メトキ
シ)−4−(2−トリフルオロメチルメトキシブチル)
ベンゼン 1−((トランス−4−エチルシクロヘキシル)メトキ
シ)−4−(2−トリフルオロメチルメトキシブチル)
ベンゼン 1−((トランス−4−プロピルシクロヘキシル)メト
キシ)−4−(2−トリフルオロメチルメトキシブチ
ル)ベンゼン 1−((トランス−4−ブチルシクロヘキシル)メトキ
シ)−4−(2−トリフルオロメチルメトキシブチル)
ベンゼン (実施例12) 4−プロピル―α,α―ジフルオロベ
ンジル−4−(2−トリフルオロメチルメトキシエチ
ル)フェニルエーテルの合成 (第1ステップ)マグネシウム1.5gにTHF5ml
を加え激しく攪拌し、そこへパラプロピルブロモベンゼ
ン10gをTHF40mlに溶解し溶媒が穏やかに還流
する程度の速度で滴下した。さらに1時間攪拌した後、
氷浴で5℃以下に冷却する。滴下漏斗を用いCS2
1.5gを10℃以下で滴下した。10℃以下で30分
間攪拌し、さらに室温まで昇温し2時間攪拌した。再び
5度以下に冷却し、6mol/L塩酸15ml加え反応
を停止させた。トルエン50mLを加え、稀塩酸、飽和
炭酸水素ナトリウム水溶液、水、次いで飽和食塩水で順
次洗滌し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させた。溶媒を溜
去後、4−プロピルフェニルジチオカルボン酸7.8g
を得た。
【0087】(第2ステップ)第1ステップ得られた4
−プロピルフェニルジチオカルボン酸7.8g、塩化チ
オニル11.8gおよびピリジン0.2gを1,2−ジ
クロロエタン50mlに溶解し、8時間還流する。溶媒
を溜去し4−プロピルフェニルジチオカルボン酸クロラ
イドを得た。この4−プロピルフェニルジチオカルボン
酸クロライド、実施例10と同様に得た4−(2−トリ
フルオロメトキシ)エチルフェノール9.2gを1,2
−ジクロロエタン40mlに溶解し、ピリジン3.6g
の1,2−ジクロロエタン10ml溶液を10分かけて
滴下した。さらに60℃に加熱しで1時間撹拌させた。
稀塩酸、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、水、次いで飽
和食塩水で順次洗滌し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ
た。溶媒を溜去後、得られた油状物をシリカゲルカラム
クロマトグラフィー(ヘキサン/酢酸エチル=4/1)
で精製してチオカルボン酸−O−エステル8.9gを得
た。
【0088】(第3ステップ)第2ステップ得られたチ
オカルボン酸−O−エステル8.0gをジクロロメタン
60mlに溶解し、室温でDAST(三フッ化ジメチル
アミノイオウ)10.5gを30分間かけ滴下した。さ
らに20時間攪拌した後、氷水200mlに注ぎ反応を
停止した。稀塩酸、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、
水、次いで飽和食塩水で順次洗滌し、無水硫酸ナトリウ
ムで乾燥させた。溶媒を溜去後、得られた油状物をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン/酢酸エチ
ル=4/1)で精製し、さらにエタノールから再結晶さ
せ4−プロピル―α,α―ジフルオロベンジル−4−
(2−トリフルオロメチルメトキシエチル)フェニルエ
ーテルの白色固体5.2gを得た。
【0089】同様にして以下の化合物を得た。 4−メチル―α,α―ジフルオロベンジル−ベンジル−
4−(2−トリフルオロメチルメトキシエチル)フェニ
ルエーテル 4−エチル―α,α―ジフルオロベンジル−ベンジル−
4−(2−トリフルオロメチルメトキシエチル)フェニ
ルエーテル 4−ブチル―α,α―ジフルオロベンジル−ベンジル−
4−(2−トリフルオロメチルメトキシエチル)フェニ
ルエーテル 4−(4−メチルシクロヘキシル)―α,α―ジフルオ
ロベンジル−ベンジル−4−(2−トリフルオロメチル
メトキシエチル)フェニルエーテル 4−(4−エチルシクロヘキシル)―α,α―ジフルオ
ロベンジル−ベンジル−4−(2−トリフルオロメチル
メトキシエチル)フェニルエーテル 4−(4−プロピルシクロヘキシル)―α,α―ジフル
オロベンジル−ベンジル−4−(2−トリフルオロメチ
ルメトキシエチル)フェニルエーテル 4−(4−ブチルシクロヘキシル)―α,α―ジフルオ
ロベンジル−ベンジル−4−(2−トリフルオロメチル
メトキシエチル)フェニルエーテル 4−(2−フルオロ−4−メチルフェニル)―α,α―
ジフルオロベンジル−ベンジル−4−(2−トリフルオ
ロメチルメトキシエチル)フェニルエーテル 4−(2−フルオロ−4−エチルフェニル)―α,α―
ジフルオロベンジル−ベンジル−4−(2−トリフルオ
ロメチルメトキシエチル)フェニルエーテル 4−(2−フルオロ−4−プロピルフェニル)―α,α
―ジフルオロベンジル−ベンジル−4−(2−トリフル
オロメチルメトキシエチル)フェニルエーテル 4−(2−フルオロ−4−ブチルフェニル)―α,α―
ジフルオロベンジル−ベンジル−4−(2−トリフルオ
ロメチルメトキシエチル)フェニルエーテル 1−((トランス−4−メチルシクロヘキシル)ジフル
オロメトキシ)−4−(2−トリフルオロメチルメトキ
シエチル)ベンゼン 1−((トランス−4−エチルシクロヘキシル)ジフル
オロメトキシ)−4−(2−トリフルオロメチルメトキ
シエチル)ベンゼン 1−((トランス−4−プロピルシクロヘキシル)ジフ
ルオロメトキシ)−4−(2−トリフルオロメチルメト
キシエチル)ベンゼン 1−((トランス−4−ブチルシクロヘキシル)ジフル
オロメトキシ)−4−(2−トリフルオロメチルメトキ
シエチル)ベンゼン 4−メチル―α,α―ジフルオロベンジル−ベンジル−
4−(2−トリフルオロメチルメトキシメチル)フェニ
ルエーテル 4−エチル―α,α―ジフルオロベンジル−ベンジル−
4−(2−トリフルオロメチルメトキシメチル)フェニ
ルエーテル 4−ブチル―α,α―ジフルオロベンジル−ベンジル−
4−(2−トリフルオロメチルメトキシメチル)フェニ
ルエーテル 4−(4−メチルシクロヘキシル)―α,α―ジフルオ
ロベンジル−ベンジル−4−(2−トリフルオロメチル
メトキシメチル)フェニルエーテル 4−(4−エチルシクロヘキシル)―α,α―ジフルオ
ロベンジル−ベンジル−4−(2−トリフルオロメチル
メトキシメチル)フェニルエーテル 4−(4−プロピルシクロヘキシル)―α,α―ジフル
オロベンジル−ベンジル−4−(2−トリフルオロメチ
ルメトキシメチル)フェニルエーテル 4−(4−ブチルシクロヘキシル)―α,α―ジフルオ
ロベンジル−ベンジル−4−(2−トリフルオロメチル
メトキシメチル)フェニルエーテル 4−(2−フルオロ−4−メチルフェニル)―α,α―
ジフルオロベンジル−ベンジル−4−(2−トリフルオ
ロメチルメトキシメチル)フェニルエーテル 4−(2−フルオロ−4−エチルフェニル)―α,α―
ジフルオロベンジル−ベンジル−4−(2−トリフルオ
ロメチルメトキシメチル)フェニルエーテル 4−(2−フルオロ−4−プロピルフェニル)―α,α
―ジフルオロベンジル−ベンジル−4−(2−トリフル
オロメチルメトキシメチル)フェニルエーテル 4−(2−フルオロ−4−ブチルフェニル)―α,α―
ジフルオロベンジル−ベンジル−4−(2−トリフルオ
ロメチルメトキシメチル)フェニルエーテル 1−((トランス−4−メチルシクロヘキシル)ジフル
オロメトキシ)−4−(2−トリフルオロメチルメトキ
シメチル)ベンゼン 1−((トランス−4−エチルシクロヘキシル)ジフル
オロメトキシ)−4−(2−トリフルオロメチルメトキ
シメチル)ベンゼン 1−((トランス−4−プロピルシクロヘキシル)ジフ
ルオロメトキシ)−4−(2−トリフルオロメチルメト
キシメチル)ベンゼン 1−((トランス−4−ブチルシクロヘキシル)ジフル
オロメトキシ)−4−(2−トリフルオロメチルメトキ
シメチル)ベンゼン 4−メチル―α,α―ジフルオロベンジル−ベンジル−
[3−フルオロ−4−(2−トリフルオロメチルメトキ
シメチル)フェニル]エーテル 4−エチル―α,α―ジフルオロベンジル−ベンジル−
[3−フルオロ−4−(2−トリフルオロメチルメトキ
シメチル)フェニル]エーテル 4−プロピル―α,α―ジフルオロベンジル−ベンジル
−[3−フルオロ−4−(2−トリフルオロメチルメト
キシメチル)フェニル]エーテル 4−ブチル―α,α―ジフルオロベンジル−ベンジル−
[3−フルオロ−4−(2−トリフルオロメチルメトキ
シメチル)フェニル]エーテル 4−(4−メチルシクロヘキシル)―α,α―ジフルオ
ロベンジル−ベンジル−[3−フルオロ−4−(2−ト
リフルオロメチルメトキシメチル)フェニル]エーテル 4−(4−エチルシクロヘキシル)―α,α―ジフルオ
ロベンジル−ベンジル−[3−フルオロ−4−(2−ト
リフルオロメチルメトキシメチル)フェニル]エーテル 4−(4−プロピルシクロヘキシル)―α,α―ジフル
オロベンジル−ベンジル−[3−フルオロ−4−(2−
トリフルオロメチルメトキシメチル)フェニル]エーテ
ル 4−(4−ブチルシクロヘキシル)―α,α―ジフルオ
ロベンジル−ベンジル−[3−フルオロ−4−(2−ト
リフルオロメチルメトキシメチル)フェニル]エーテル 4−(2−フルオロ−4−メチルフェニル)―α,α―
ジフルオロベンジル−ベンジル−[3−フルオロ−4−
(2−トリフルオロメチルメトキシメチル)フェニル]
エーテル 4−(2−フルオロ−4−エチルフェニル)―α,α―
ジフルオロベンジル−ベンジル−[3−フルオロ−4−
(2−トリフルオロメチルメトキシメチル)フェニル]
エーテル 4−(2−フルオロ−4−プロピルフェニル)―α,α
―ジフルオロベンジル−ベンジル−[3−フルオロ−4
−(2−トリフルオロメチルメトキシメチル)フェニ
ル]エーテル 4−(2−フルオロ−4−ブチルフェニル)―α,α―
ジフルオロベンジル−ベンジル−[3−フルオロ−4−
(2−トリフルオロメチルメトキシメチル)フェニル]
エーテル 1−((トランス−4−メチルシクロヘキシル)ジフル
オロメトキシ)−3−フルオロ−4−(2−トリフルオ
ロメチルメトキシメチル)ベンゼン 1−((トランス−4−エチルシクロヘキシル)ジフル
オロメトキシ)−3−フルオロ−4−(2−トリフルオ
ロメチルメトキシメチル)ベンゼン 1−((トランス−4−プロピルシクロヘキシル)ジフ
ルオロメトキシ)−3−フルオロ−4−(2−トリフル
オロメチルメトキシメチル)ベンゼン 1−((トランス−4−ブチルシクロヘキシル)ジフル
オロメトキシ)−3−フルオロ−4−(2−トリフルオ
ロメチルメトキシメチル)ベンゼン 4−メチル―α,α―ジフルオロベンジル−ベンジル−
[3−フルオロ−4−(2−トリフルオロメチルメトキ
シエチル)フェニル]エーテル 4−エチル―α,α―ジフルオロベンジル−ベンジル−
[3−フルオロ−4−(2−トリフルオロメチルメトキ
シエチル)フェニル]エーテル 4−プロピル―α,α―ジフルオロベンジル−ベンジル
−[3−フルオロ−4−(2−トリフルオロメチルメト
キシエチル)フェニル]エーテル 4−ブチル―α,α―ジフルオロベンジル−ベンジル−
[3−フルオロ−4−(2−トリフルオロメチルメトキ
シエチル)フェニル]エーテル 4−(4−メチルシクロヘキシル)―α,α―ジフルオ
ロベンジル−ベンジル−[3−フルオロ−4−(2−ト
リフルオロメチルメトキシエチル)フェニル]エーテル 4−(4−エチルシクロヘキシル)―α,α―ジフルオ
ロベンジル−ベンジル−[3−フルオロ−4−(2−ト
リフルオロメチルメトキシエチル)フェニル]エーテル 4−(4−プロピルシクロヘキシル)―α,α―ジフル
オロベンジル−ベンジル−[3−フルオロ−4−(2−
トリフルオロメチルメトキシエチル)フェニル]エーテ
ル 4−(4−ブチルシクロヘキシル)―α,α―ジフルオ
ロベンジル−ベンジル−[3−フルオロ−4−(2−ト
リフルオロメチルメトキシエチル)フェニル]エーテル 4−(2−フルオロ−4−メチルフェニル)―α,α―
ジフルオロベンジル−ベンジル−[3−フルオロ−4−
(2−トリフルオロメチルメトキシエチル)フェニル]
エーテル 4−(2−フルオロ−4−エチルフェニル)―α,α―
ジフルオロベンジル−ベンジル−[3−フルオロ−4−
(2−トリフルオロメチルメトキシエチル)フェニル]
エーテル 4−(2−フルオロ−4−プロピルフェニル)―α,α
―ジフルオロベンジル−ベンジル−[3−フルオロ−4
−(2−トリフルオロメチルメトキシエチル)フェニ
ル]エーテル 4−(2−フルオロ−4−ブチルフェニル)―α,α―
ジフルオロベンジル−ベンジル−[3−フルオロ−4−
(2−トリフルオロメチルメトキシエチル)フェニル]
エーテル 1−((トランス−4−メチルシクロヘキシル)ジフル
オロメトキシ)−3−フルオロ−4−(2−トリフルオ
ロメチルメトキシエチル)ベンゼン 1−((トランス−4−エチルシクロヘキシル)ジフル
オロメトキシ)−3−フルオロ−4−(2−トリフルオ
ロメチルメトキシエチル)ベンゼン 1−((トランス−4−プロピルシクロヘキシル)ジフ
ルオロメトキシ)−3−フルオロ−4−(2−トリフル
オロメチルメトキシエチル)ベンゼン 1−((トランス−4−ブチルシクロヘキシル)ジフル
オロメトキシ)−3−フルオロ−4−(2−トリフルオ
ロメチルメトキシエチル)ベンゼン 4−メチル―α,α―ジフルオロベンジル−ベンジル−
4−(2−トリフルオロメチルメトキシプロピル)フェ
ニルエーテル 4−エチル―α,α―ジフルオロベンジル−ベンジル−
4−(2−トリフルオロメチルメトキシプロピル)フェ
ニルエーテル 4−プロピル―α,α―ジフルオロベンジル−ベンジル
−4−(2−トリフルオロメチルメトキシプロピル)フ
ェニルエーテル 4−ブチル―α,α―ジフルオロベンジル−ベンジル−
4−(2−トリフルオロメチルメトキシプロピル)フェ
ニルエーテル 4−(4−メチルシクロヘキシル)―α,α―ジフルオ
ロベンジル−ベンジル−4−(2−トリフルオロメチル
メトキシプロピル)フェニルエーテル 4−(4−エチルシクロヘキシル)―α,α―ジフルオ
ロベンジル−ベンジル−4−(2−トリフルオロメチル
メトキシプロピル)フェニルエーテル 4−(4−プロピルシクロヘキシル)―α,α―ジフル
オロベンジル−ベンジル−4−(2−トリフルオロメチ
ルメトキシプロピル)フェニルエーテル 4−(4−ブチルシクロヘキシル)―α,α―ジフルオ
ロベンジル−ベンジル−4−(2−トリフルオロメチル
メトキシプロピル)フェニルエーテル 4−(2−フルオロ−4−メチルフェニル)―α,α―
ジフルオロベンジル−ベンジル−4−(2−トリフルオ
ロメチルメトキシプロピル)フェニルエーテル 4−(2−フルオロ−4−エチルフェニル)―α,α―
ジフルオロベンジル−ベンジル−4−(2−トリフルオ
ロメチルメトキシプロピル)フェニルエーテル 4−(2−フルオロ−4−プロピルフェニル)―α,α
―ジフルオロベンジル−ベンジル−4−(2−トリフル
オロメチルメトキシプロピル)フェニルエーテル 4−(2−フルオロ−4−ブチルフェニル)―α,α―
ジフルオロベンジル−ベンジル−4−(2−トリフルオ
ロメチルメトキシプロピル)フェニルエーテル 1−((トランス−4−メチルシクロヘキシル)ジフル
オロメトキシ)−4−(2−トリフルオロメチルメトキ
シプロピル)ベンゼン 1−((トランス−4−エチルシクロヘキシル)ジフル
オロメトキシ)−4−(2−トリフルオロメチルメトキ
シプロピル)ベンゼン 1−((トランス−4−プロピルシクロヘキシル)ジフ
ルオロメトキシ)−4−(2−トリフルオロメチルメト
キシプロピル)ベンゼン 1−((トランス−4−ブチルシクロヘキシル)ジフル
オロメトキシ)−4−(2−トリフルオロメチルメトキ
シプロピル)ベンゼン 4−メチル―α,α―ジフルオロベンジル−ベンジル−
[3−フルオロ−4−(2−トリフルオロメチルメトキ
シブチル)フェニル]エーテル 4−エチル―α,α―ジフルオロベンジル−ベンジル−
[3−フルオロ−4−(2−トリフルオロメチルメトキ
シブチル)フェニル]エーテル 4−プロピル―α,α―ジフルオロベンジル−ベンジル
−[3−フルオロ−4−(2−トリフルオロメチルメト
キシブチル)フェニル]エーテル 4−ブチル―α,α―ジフルオロベンジル−ベンジル−
[3−フルオロ−4−(2−トリフルオロメチルメトキ
シブチル)フェニル]エーテル 4−(4−メチルシクロヘキシル)―α,α―ジフルオ
ロベンジル−ベンジル−[3−フルオロ−4−(2−ト
リフルオロメチルメトキシブチル)フェニル]エーテル 4−(4−エチルシクロヘキシル)―α,α―ジフルオ
ロベンジル−ベンジル−[3−フルオロ−4−(2−ト
リフルオロメチルメトキシブチル)フェニル]エーテル 4−(4−プロピルシクロヘキシル)―α,α―ジフル
オロベンジル−ベンジル−[3−フルオロ−4−(2−
トリフルオロメチルメトキシブチル)フェニル]エーテ
ル 4−(4−ブチルシクロヘキシル)―α,α―ジフルオ
ロベンジル−ベンジル−[3−フルオロ−4−(2−ト
リフルオロメチルメトキシブチル)フェニル]エーテル 4−(2−フルオロ−4−メチルフェニル)―α,α―
ジフルオロベンジル−ベンジル−[3−フルオロ−4−
(2−トリフルオロメチルメトキシブチル)フェニル]
エーテル 4−(2−フルオロ−4−エチルフェニル)―α,α―
ジフルオロベンジル−ベンジル−[3−フルオロ−4−
(2−トリフルオロメチルメトキシブチル)フェニル]
エーテル 4−(2−フルオロ−4−プロピルフェニル)―α,α
―ジフルオロベンジル−ベンジル−[3−フルオロ−4
−(2−トリフルオロメチルメトキシブチル)フェニ
ル]エーテル 4−(2−フルオロ−4−ブチルフェニル)―α,α―
ジフルオロベンジル−ベンジル−[3−フルオロ−4−
(2−トリフルオロメチルメトキシブチル)フェニル]
エーテル 1−((トランス−4−メチルシクロヘキシル)ジフル
オロメトキシ)−3−フルオロ−4−(2−トリフルオ
ロメチルメトキシブチル)ベンゼン 1−((トランス−4−エチルシクロヘキシル)ジフル
オロメトキシ)−3−フルオロ−4−(2−トリフルオ
ロメチルメトキシブチル)ベンゼン 1−((トランス−4−プロピルシクロヘキシル)ジフ
ルオロメトキシ)−3−フルオロ−4−(2−トリフル
オロメチルメトキシブチル)ベンゼン 1−((トランス−4−ブチルシクロヘキシル)ジフル
オロメトキシ)−3−フルオロ−4−(2−トリフルオ
ロメチルメトキシブチル)ベンゼン (実施例13) (Z)−1,2−ジフルオロ−1−
(4−プロピルフェニル)−2−[4−(2−トリフル
オロメチルメトキシエチル)フェニル]エチレンの合成 (第1ステップ)活性亜鉛4.5gとTHF60mlを
−10℃に冷却し、そこへヨードトリフルオロエチレン
11.0gのTHF10ml溶液を0℃以下で滴下し
た。さらにパラプロピルヨードベンゼン10gおよびテ
トラキストリフェニルホスフィンパラジウム(0)0.
5gを加え60℃で2時間攪拌した。室温まで冷却し、
セライトにより濾過し、固体を除いた。ろ液を稀塩酸、
飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、水、次いで飽和食塩水
で順次洗滌し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させた。溶媒
を溜去後、得られた油状物をシリカゲルカラムクロマト
グラフィー(ヘキサン)で精製し、1,1,2−トリフ
ルオロ−1−(4−プロピルフェニル)エチレン5.2
gを得た。
【0090】(第2ステップ)実施例3で得られた1−
ベンジルオキシ−4−(2−トリフルオロメトキシ)エ
チルベンゼンのTHF20ml溶液を−70℃に冷却
し、−60℃を越えないようにブチルリチウム(1.4
7mol/L)27.6mlを滴下した。30分間攪拌
の後、第1ステップで得られた1,1,2−トリフルオ
ロ−1−(4−プロピルフェニル)エチレン5.2gの
THF20ml溶液を−60℃を越えないように滴下し
た。さらに2時間攪拌の後、室温まで昇温し、飽和塩化
アンモニウム水溶液を滴下し反応を停止した。トルエン
50mLを加え、稀塩酸、飽和炭酸水素ナトリウム水溶
液、水、次いで飽和食塩水で順次洗滌し、無水硫酸ナト
リウムで乾燥させた。溶媒を溜去後、得られた油状物を
シリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン)で精
製し、さらにエタノールから再結晶させ(Z)−1,2
−ジフルオロ−1−(4−プロピルフェニル)−2−
[4−(2−トリフルオロメチルメトキシエチル)フェ
ニル]エチレンの白色固体5.2gを得た。
【0091】同様にして以下の化合物を得た。 (Z)−1,2−ジフルオロ−1−(4−メチルフェニ
ル)−2−[4−(2−トリフルオロメチルメトキシエ
チル)フェニル]エチレン (Z)−1,2−ジフルオロ−1−(4−エチルフェニ
ル)−2−[4−(2−トリフルオロメチルメトキシエ
チル)フェニル]エチレン (Z)−1,2−ジフルオロ−1−(4−ブチルフェニ
ル)−2−[4−(2−トリフルオロメチルメトキシエ
チル)フェニル]エチレン (Z)−1,2−ジフルオロ−1−[4−(4−メチル
シクロヘキシル)フェニル]−2−[4−(2−トリフ
ルオロメチルメトキシエチル)フェニル]エチレン (Z)−1,2−ジフルオロ−1−[4−(4−エチル
シクロヘキシル)フェニル]−2−[4−(2−トリフ
ルオロメチルメトキシエチル)フェニル]エチレン (Z)−1,2−ジフルオロ−1−[4−(4−プロピ
ルシクロヘキシル)フェニル]−2−[4−(2−トリ
フルオロメチルメトキシエチル)フェニル]エチレン (Z)−1,2−ジフルオロ−1−[4−(4−ブチル
シクロヘキシル)フェニル]−2−[4−(2−トリフ
ルオロメチルメトキシエチル)フェニル]エチレン (Z)−1,2−ジフルオロ−1−[4−(2−フルオ
ロ−4−メチルフェニル)フェニル]−2−[4−(2
−トリフルオロメチルメトキシエチル)フェニル]エチ
レン (Z)−1,2−ジフルオロ−1−[4−(2−フルオ
ロ−4−エチルフェニル)フェニル]−2−[4−(2
−トリフルオロメチルメトキシエチル)フェニル]エチ
レン (Z)−1,2−ジフルオロ−1−[4−(2−フルオ
ロ−4−プロピルフェニル)フェニル]−2−[4−
(2−トリフルオロメチルメトキシエチル)フェニル]
エチレン (Z)−1,2−ジフルオロ−1−[4−(2−フルオ
ロ−4−ブチルフェニル)フェニル]−2−[4−(2
−トリフルオロメチルメトキシエチル)フェニル]エチ
レン (Z)−1,2−ジフルオロ−1−(トランス−4−メ
チルシクロヘキシル)−2−[4−(2−トリフルオロ
メチルメトキシエチル)フェニル]エチレン (Z)−1,2−ジフルオロ−1−(トランス−4−エ
チルシクロヘキシル)−2−[4−(2−トリフルオロ
メチルメトキシエチル)フェニル]エチレン (Z)−1,2−ジフルオロ−1−(トランス−4−プ
ロピルシクロヘキシル)−2−[4−(2−トリフルオ
ロメチルメトキシエチル)フェニル]エチレン (Z)−1,2−ジフルオロ−1−(トランス−4−ブ
チルシクロヘキシル)−2−[4−(2−トリフルオロ
メチルメトキシエチル)フェニル]エチレン (Z)−1,2−ジフルオロ−1−(4−メチルフェニ
ル)−2−[3−フルオロ−4−(2−トリフルオロメ
チルメトキシエチル)フェニル]エチレン (Z)−1,2−ジフルオロ−1−(4−エチルフェニ
ル)−2−[3−フルオロ−4−(2−トリフルオロメ
チルメトキシエチル)フェニル]エチレン (Z)−1,2−ジフルオロ−1−(4−プロピルフェ
ニル)−2−[3−フルオロ−4−(2−トリフルオロ
メチルメトキシエチル)フェニル]エチレン (Z)−1,2−ジフルオロ−1−(4−ブチルフェニ
ル)−2−[3−フルオロ−4−(2−トリフルオロメ
チルメトキシエチル)フェニル]エチレン (Z)−1,2−ジフルオロ−1−[4−(4−メチル
シクロヘキシル)フェニル]−2−[3−フルオロ−4
−(2−トリフルオロメチルメトキシエチル)フェニ
ル]エチレン (Z)−1,2−ジフルオロ−1−[4−(4−エチル
シクロヘキシル)フェニル]−2−[3−フルオロ−4
−(2−トリフルオロメチルメトキシエチル)フェニ
ル]エチレン (Z)−1,2−ジフルオロ−1−[4−(4−プロピ
ルシクロヘキシル)フェニル]−2−[3−フルオロ−
4−(2−トリフルオロメチルメトキシエチル)フェニ
ル]エチレン (Z)−1,2−ジフルオロ−1−[4−(4−ブチル
シクロヘキシル)フェニル]−2−[3−フルオロ−4
−(2−トリフルオロメチルメトキシエチル)フェニ
ル]エチレン (Z)−1,2−ジフルオロ−1−[4−(2−フルオ
ロ−4−メチルフェニル)フェニル]−2−[3−フル
オロ−4−(2−トリフルオロメチルメトキシエチル)
フェニル]エチレン (Z)−1,2−ジフルオロ−1−[4−(2−フルオ
ロ−4−エチルフェニル)フェニル]−2−[3−フル
オロ−4−(2−トリフルオロメチルメトキシエチル)
フェニル]エチレン (Z)−1,2−ジフルオロ−1−[4−(2−フルオ
ロ−4−プロピルフェニル)フェニル]−2−[3−フ
ルオロ−4−(2−トリフルオロメチルメトキシエチ
ル)フェニル]エチレン (Z)−1,2−ジフルオロ−1−[4−(2−フルオ
ロ−4−ブチルフェニル)フェニル]−2−[3−フル
オロ−4−(2−トリフルオロメチルメトキシエチル)
フェニル]エチレン (Z)−1,2−ジフルオロ−1−(トランス−4−メ
チルシクロヘキシル)−2−[3−フルオロ−4−(2
−トリフルオロメチルメトキシエチル)フェニル]エチ
レン (Z)−1,2−ジフルオロ−1−(トランス−4−エ
チルシクロヘキシル)−2−[3−フルオロ−4−(2
−トリフルオロメチルメトキシエチル)フェニル]エチ
レン (Z)−1,2−ジフルオロ−1−(トランス−4−プ
ロピルシクロヘキシル)−2−[3−フルオロ−4−
(2−トリフルオロメチルメトキシエチル)フェニル]
エチレン (Z)−1,2−ジフルオロ−1−(トランス−4−ブ
チルシクロヘキシル)−2−[3−フルオロ−4−(2
−トリフルオロメチルメトキシエチル)フェニル]エチ
レン (Z)−1,2−ジフルオロ−1−(4−メチルフェニ
ル)−2−[4−(2−トリフルオロメチルメトキシメ
チル)フェニル]エチレン (Z)−1,2−ジフルオロ−1−(4−エチルフェニ
ル)−2−[4−(2−トリフルオロメチルメトキシメ
チル)フェニル]エチレン (Z)−1,2−ジフルオロ−1−(4−プロピルフェ
ニル)−2−[4−(2−トリフルオロメチルメトキシ
メチル)フェニル]エチレン (Z)−1,2−ジフルオロ−1−(4−ブチルフェニ
ル)−2−[4−(2−トリフルオロメチルメトキシメ
チル)フェニル]エチレン (Z)−1,2−ジフルオロ−1−[4−(4−メチル
シクロヘキシル)フェニル]−2−[4−(2−トリフ
ルオロメチルメトキシメチル)フェニル]エチレン (Z)−1,2−ジフルオロ−1−[4−(4−エチル
シクロヘキシル)フェニル]−2−[4−(2−トリフ
ルオロメチルメトキシメチル)フェニル]エチレン (Z)−1,2−ジフルオロ−1−[4−(4−プロピ
ルシクロヘキシル)フェニル]−2−[4−(2−トリ
フルオロメチルメトキシメチル)フェニル]エチレン (Z)−1,2−ジフルオロ−1−[4−(4−ブチル
シクロヘキシル)フェニル]−2−[4−(2−トリフ
ルオロメチルメトキシメチル)フェニル]エチレン (Z)−1,2−ジフルオロ−1−[4−(2−フルオ
ロ−4−メチルフェニル)フェニル]−2−[4−(2
−トリフルオロメチルメトキシメチル)フェニル]エチ
レン (Z)−1,2−ジフルオロ−1−[4−(2−フルオ
ロ−4−エチルフェニル)フェニル]−2−[4−(2
−トリフルオロメチルメトキシメチル)フェニル]エチ
レン (Z)−1,2−ジフルオロ−1−[4−(2−フルオ
ロ−4−プロピルフェニル)フェニル]−2−[4−
(2−トリフルオロメチルメトキシメチル)フェニル]
エチレン (Z)−1,2−ジフルオロ−1−[4−(2−フルオ
ロ−4−ブチルフェニル)フェニル]−2−[4−(2
−トリフルオロメチルメトキシメチル)フェニル]エチ
レン (Z)−1,2−ジフルオロ−1−(トランス−4−メ
チルシクロヘキシル)−2−[4−(2−トリフルオロ
メチルメトキシメチル)フェニル]エチレン (Z)−1,2−ジフルオロ−1−(トランス−4−エ
チルシクロヘキシル)−2−[4−(2−トリフルオロ
メチルメトキシメチル)フェニル]エチレン (Z)−1,2−ジフルオロ−1−(トランス−4−プ
ロピルシクロヘキシル)−2−[4−(2−トリフルオ
ロメチルメトキシメチル)フェニル]エチレン (Z)−1,2−ジフルオロ−1−(トランス−4−ブ
チルシクロヘキシル)−2−[4−(2−トリフルオロ
メチルメトキシメチル)フェニル]エチレン (Z)−1,2−ジフルオロ−1−(4−メチルフェニ
ル)−2−[3−フルオロ−4−(2−トリフルオロメ
チルメトキシメチル)フェニル]エチレン (Z)−1,2−ジフルオロ−1−(4−エチルフェニ
ル)−2−[3−フルオロ−4−(2−トリフルオロメ
チルメトキシメチル)フェニル]エチレン (Z)−1,2−ジフルオロ−1−(4−プロピルフェ
ニル)−2−[3−フルオロ−4−(2−トリフルオロ
メチルメトキシメチル)フェニル]エチレン (Z)−1,2−ジフルオロ−1−(4−ブチルフェニ
ル)−2−[3−フルオロ−4−(2−トリフルオロメ
チルメトキシメチル)フェニル]エチレン (Z)−1,2−ジフルオロ−1−[4−(4−メチル
シクロヘキシル)フェニル]−2−[3−フルオロ−4
−(2−トリフルオロメチルメトキシメチル)フェニ
ル]エチレン (Z)−1,2−ジフルオロ−1−[4−(4−エチル
シクロヘキシル)フェニル]−2−[3−フルオロ−4
−(2−トリフルオロメチルメトキシメチル)フェニ
ル]エチレン (Z)−1,2−ジフルオロ−1−[4−(4−プロピ
ルシクロヘキシル)フェニル]−2−[3−フルオロ−
4−(2−トリフルオロメチルメトキシメチル)フェニ
ル]エチレン (Z)−1,2−ジフルオロ−1−[4−(4−ブチル
シクロヘキシル)フェニル]−2−[3−フルオロ−4
−(2−トリフルオロメチルメトキシメチル)フェニ
ル]エチレン (Z)−1,2−ジフルオロ−1−[4−(2−フルオ
ロ−4−メチルフェニル)フェニル]−2−[3−フル
オロ−4−(2−トリフルオロメチルメトキシメチル)
フェニル]エチレン (Z)−1,2−ジフルオロ−1−[4−(2−フルオ
ロ−4−エチルフェニル)フェニル]−2−[3−フル
オロ−4−(2−トリフルオロメチルメトキシメチル)
フェニル]エチレン (Z)−1,2−ジフルオロ−1−[4−(2−フルオ
ロ−4−プロピルフェニル)フェニル]−2−[3−フ
ルオロ−4−(2−トリフルオロメチルメトキシメチ
ル)フェニル]エチレン (Z)−1,2−ジフルオロ−1−[4−(2−フルオ
ロ−4−ブチルフェニル)フェニル]−2−[3−フル
オロ−4−(2−トリフルオロメチルメトキシメチル)
フェニル]エチレン (Z)−1,2−ジフルオロ−1−(トランス−4−メ
チルシクロヘキシル)−2−[3−フルオロ−4−(2
−トリフルオロメチルメトキシメチル)フェニル]エチ
レン (Z)−1,2−ジフルオロ−1−(トランス−4−エ
チルシクロヘキシル)−2−[3−フルオロ−4−(2
−トリフルオロメチルメトキシメチル)フェニル]エチ
レン (Z)−1,2−ジフルオロ−1−(トランス−4−プ
ロピルシクロヘキシル)−2−[3−フルオロ−4−
(2−トリフルオロメチルメトキシメチル)フェニル]
エチレン (Z)−1,2−ジフルオロ−1−(トランス−4−ブ
チルシクロヘキシル)−2−[3−フルオロ−4−(2
−トリフルオロメチルメトキシメチル)フェニル]エチ
レン (Z)−1,2−ジフルオロ−1−(4−メチルフェニ
ル)−2−[4−(2−トリフルオロメチルメトキシプ
ロピル)フェニル]エチレン (Z)−1,2−ジフルオロ−1−(4−エチルフェニ
ル)−2−[4−(2−トリフルオロメチルメトキシプ
ロピル)フェニル]エチレン (Z)−1,2−ジフルオロ−1−(4−プロピルフェ
ニル)−2−[4−(2−トリフルオロメチルメトキシ
プロピル)フェニル]エチレン (Z)−1,2−ジフルオロ−1−(4−ブチルフェニ
ル)−2−[4−(2−トリフルオロメチルメトキシプ
ロピル)フェニル]エチレン (Z)−1,2−ジフルオロ−1−[4−(4−メチル
シクロヘキシル)フェニル]−2−[4−(2−トリフ
ルオロメチルメトキシプロピル)フェニル]エチレン (Z)−1,2−ジフルオロ−1−[4−(4−エチル
シクロヘキシル)フェニル]−2−[4−(2−トリフ
ルオロメチルメトキシプロピル)フェニル]エチレン (Z)−1,2−ジフルオロ−1−[4−(4−プロピ
ルシクロヘキシル)フェニル]−2−[4−(2−トリ
フルオロメチルメトキシプロピル)フェニル]エチレン (Z)−1,2−ジフルオロ−1−[4−(4−ブチル
シクロヘキシル)フェニル]−2−[4−(2−トリフ
ルオロメチルメトキシプロピル)フェニル]エチレン (Z)−1,2−ジフルオロ−1−[4−(2−フルオ
ロ−4−メチルフェニル)フェニル]−2−[4−(2
−トリフルオロメチルメトキシプロピル)フェニル]エ
チレン (Z)−1,2−ジフルオロ−1−[4−(2−フルオ
ロ−4−エチルフェニル)フェニル]−2−[4−(2
−トリフルオロメチルメトキシプロピル)フェニル]エ
チレン (Z)−1,2−ジフルオロ−1−[4−(2−フルオ
ロ−4−プロピルフェニル)フェニル]−2−[4−
(2−トリフルオロメチルメトキシプロピル)フェニ
ル]エチレン (Z)−1,2−ジフルオロ−1−[4−(2−フルオ
ロ−4−ブチルフェニル)フェニル]−2−[4−(2
−トリフルオロメチルメトキシプロピル)フェニル]エ
チレン (Z)−1,2−ジフルオロ−1−(トランス−4−メ
チルシクロヘキシル)−2−[4−(2−トリフルオロ
メチルメトキシプロピル)フェニル]エチレン (Z)−1,2−ジフルオロ−1−(トランス−4−エ
チルシクロヘキシル)−2−[4−(2−トリフルオロ
メチルメトキシプロピル)フェニル]エチレン (Z)−1,2−ジフルオロ−1−(トランス−4−プ
ロピルシクロヘキシル)−2−[4−(2−トリフルオ
ロメチルメトキシプロピル)フェニル]エチレン (Z)−1,2−ジフルオロ−1−(トランス−4−ブ
チルシクロヘキシル)−2−[4−(2−トリフルオロ
メチルメトキシプロピル)フェニル]エチレン (Z)−1,2−ジフルオロ−1−(4−メチルフェニ
ル)−2−[4−(2−トリフルオロメチルメトキシブ
チル)フェニル]エチレン (Z)−1,2−ジフルオロ−1−(4−エチルフェニ
ル)−2−[4−(2−トリフルオロメチルメトキシブ
チル)フェニル]エチレン (Z)−1,2−ジフルオロ−1−(4−プロピルフェ
ニル)−2−[4−(2−トリフルオロメチルメトキシ
ブチル)フェニル]エチレン (Z)−1,2−ジフルオロ−1−(4−ブチルフェニ
ル)−2−[4−(2−トリフルオロメチルメトキシブ
チル)フェニル]エチレン (Z)−1,2−ジフルオロ−1−[4−(4−メチル
シクロヘキシル)フェニル]−2−[4−(2−トリフ
ルオロメチルメトキシブチル)フェニル]エチレン (Z)−1,2−ジフルオロ−1−[4−(4−エチル
シクロヘキシル)フェニル]−2−[4−(2−トリフ
ルオロメチルメトキシブチル)フェニル]エチレン (Z)−1,2−ジフルオロ−1−[4−(4−プロピ
ルシクロヘキシル)フェニル]−2−[4−(2−トリ
フルオロメチルメトキシブチル)フェニル]エチレン (Z)−1,2−ジフルオロ−1−[4−(4−ブチル
シクロヘキシル)フェニル]−2−[4−(2−トリフ
ルオロメチルメトキシブチル)フェニル]エチレン (Z)−1,2−ジフルオロ−1−[4−(2−フルオ
ロ−4−メチルフェニル)フェニル]−2−[4−(2
−トリフルオロメチルメトキシブチル)フェニル]エチ
レン (Z)−1,2−ジフルオロ−1−[4−(2−フルオ
ロ−4−エチルフェニル)フェニル]−2−[4−(2
−トリフルオロメチルメトキシブチル)フェニル]エチ
レン (Z)−1,2−ジフルオロ−1−[4−(2−フルオ
ロ−4−プロピルフェニル)フェニル]−2−[4−
(2−トリフルオロメチルメトキシブチル)フェニル]
エチレン (Z)−1,2−ジフルオロ−1−[4−(2−フルオ
ロ−4−ブチルフェニル)フェニル]−2−[4−(2
−トリフルオロメチルメトキシブチル)フェニル]エチ
レン (Z)−1,2−ジフルオロ−1−(トランス−4−メ
チルシクロヘキシル)−2−[4−(2−トリフルオロ
メチルメトキシブチル)フェニル]エチレン (Z)−1,2−ジフルオロ−1−(トランス−4−エ
チルシクロヘキシル)−2−[4−(2−トリフルオロ
メチルメトキシブチル)フェニル]エチレン (Z)−1,2−ジフルオロ−1−(トランス−4−プ
ロピルシクロヘキシル)−2−[4−(2−トリフルオ
ロメチルメトキシブチル)フェニル]エチレン (Z)−1,2−ジフルオロ−1−(トランス−4−ブ
チルシクロヘキシル)−2−[4−(2−トリフルオロ
メチルメトキシブチル)フェニル]エチレン (実施例14) 化合物の安定性試験 実施例2で得られた(I−1)
【0092】
【化22】
【0093】の化合物(ガスクロ純度:100%,透明
点(SB→Iso):53.0℃)を空気中で80℃に
加熱し10時間放置した。室温まで冷却後、ガスクロマ
トグラフィー(GC)でその純度を測定したが、新しい
不純物の生成は観察されなかった。また、透明点の変化
もなかった。 (比較例1) トランス−4’−ペンチル−トランス−
4−(2−フルオロ)エチルビシクロヘキサンの安定性 (I−1)と類似の骨格を有するが、トリフルオロメト
キシ基がフッ素原子であるトランス−4’−ペンチル−
トランス−4−(2−フルオロ)エチルビシクロヘキサ
ン(A−1)
【0094】
【化23】
【0095】(この化合物は(I−1)の製造中間体で
ある2−[トランス−4’−プロピルビシクロヘキサン
−トランス−4−イル]エタノールをジエチルアミノト
リフルオロ硫黄(DAST)と反応させることにより得
た。)を実施例14と同様に空気中で80℃に加熱し1
0時間放置した。室温まで冷却後、ガスクロマトグラフ
ィー(GC)でその純度を測定したところ、約85%で
あった。従って、(I−1)は(A−1)のように極性
基がフッ素原子である化合物と比較して、化学的に極め
て安定であることがわかる。 (実施例15) 液晶組成物の調製(1) 低粘性で温度範囲の広いネマチック液晶として特にアク
ティブマトリックス駆動用に好適なホスト液晶(H)
【0096】
【化24】
【0097】(シクロヘキサン環はトランス配置であ
る)を調製したところ116.7℃以下でネマチック相
を示した。この(H)をセル厚6.0μmのTNセルに
充填して液晶素子を作成して測定したその電気光学特性
は以下の通りである。
【0098】 ネマチック相上限温度(TN-I) 116.7℃ 誘電率異方性(Δε) 4.80 屈折率異方性(Δn) 0.090 閾値電圧(Vth) 2.14V 応答時間(τ) 25.3m秒 ここで、応答時間は立ち上がり時間(τr)と立ち下が
り時間(τd)が等しくなる電圧印加時の応答時間であ
る。
【0099】次に、(H)に実施例2で得られた(I−
4)
【0100】
【化25】
【0101】を20%添加してネマチック液晶組成物
(M−4)を調製した。その液晶相上限温度(TN-I
は98.9℃であった。この(M−4)を同様に80℃
で10時間放置した後にその転移温度を測定したが、9
8.8℃で加熱前とほとんど変化がなかった。
【0102】同様にして液晶素子を作成し、その電気光
学特性を測定した。 ネマチック相上限温度(TN-I) 98.9℃ 誘電率異方性(Δε) 3.46 屈折率異方性(Δn) 0.084 閾値電圧(Vth) 2.10V 応答時間(τ) 36.0m秒 (M−4)の誘電率異方性は(H)と比較してかなり小
さくなっているが、これはトリフルオロフェニル基によ
る分極とトリフルオロメチル基による分極の方向が相反
しているためと考えられる。しかしながら、誘電率異方
性が小さくなっているにもかかわらず、その閾値電圧は
逆に低減されていることがわかる。また屈折率異方性が
(I−4)がp型の液晶化合物であるにもかかわらずか
なり減少しており、これはリターデーション(セル厚と
屈折率異方性の積)が最小の極小値(通常ファーストミ
ニマムと呼ばれる)で設計されるアクティブマトリック
ス表示セル用として好ましい傾向である。また、この素
子の電圧保持率を測定したところ調製時も加熱後もホス
ト液晶(H)と同様に充分高い値を示した。 (比較例2)実施例15において(I−4)の化合物に
換えて、(I−4)と類似した構造を有するがトリフル
オロメチル基がメトキシ基に置換した化合物である(R
−4)
【0103】
【化26】
【0104】を(H)に対して同量(20%)添加して
液晶組成物(MR−4)を調製した。この(MR−4)
の物性値並びに電気光学特性は以下の通りであった。 ネマチック相上限温度(TN-I) 100.5℃ 誘電率異方性(Δε) 5.15 屈折率異方性(Δn) 0.092 閾値電圧(Vth) 1.90V 応答時間(τ) 35.0m秒 誘電率異方性が(H)と比較しても大きくなっているこ
ともあって、その閾値電圧は大幅に低減されていること
がわかる。しかしながら、この素子の電圧保持率を測定
したところ、加熱後ではホスト液晶(H)と比較してか
なりの低下が確認された。 (実施例16) 液晶組成物の調製(2) 前述の(I−1)の化合物をホスト液晶(H)に同量
(20%)添加して液晶組成物(M−1)を調製した。
【0105】この(M−1)の物性値並びに電気光学特
性は以下の通りであった。 ネマチック相上限温度(TN-I) 94.1℃ 誘電率異方性(Δε) 3.60 屈折率異方性(Δn) 0.078 閾値電圧(Vth) 1.94V 応答時間(τ) 33.0m秒 従って、(M−4)と同様に誘電率異方性が減少してい
るにもかかわらず、その閾値電圧はかなり低減されてい
ることがわかる。また、この素子の電圧保持率は加熱後
も(H)と同様高いものであった。
【0106】以上のように一般式(I)の化合物は、
イ)閾値電圧が低く低電圧駆動が可能であり、ロ)屈折
率異方性が小さくさらに、ハ)電圧保持率が高くアクテ
ィブマトリックス駆動も充分可能であるような液晶組成
物の調製するうえにおいて非常に有用であることがわか
る。
【0107】
【発明の効果】本発明に係わる一般式(I)で表される
化合物は、実施例に示したように工業的にも容易に製造
でき、熱、光、水等に対し、化学的に安定であり、現在
汎用されている液晶化合物あるいは組成物との相溶性に
も優れている。しかも(I)は、イ)閾値電圧が低く低
電圧駆動が可能であり、ロ)屈折率異方性が小さくさら
に、ハ)電圧保持率が高くアクティブマトリックス駆動
も充分可能であるような液晶組成物の調製するうえにお
いて非常に有用である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C07C 67/287 C07C 67/287 67/307 67/307 69/76 69/76 Z 69/78 69/78 C09K 19/08 C09K 19/08 // G02F 1/13 500 G02F 1/13 500

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(I) 【化1】 (式中、環A、環B、環C及び環Dはそれぞれ独立的に
    1〜2個のフッ素原子により置換されていてもよい1,
    4−フェニレン基、ピリジン−2,5−ジイル基、ピリ
    ミジン−2,5−ジイル基、ピラジン−2,5−ジイル
    基、ピリダジン−3,6−ジイル基、トランス−1,4
    −シクロヘキシレン基、1,4−シクロヘキセニレン
    基、ナフタレン−2,6−ジイル基、トランスデカリン
    −2,6−ジイル基、[2,2,2]ビシクロオクタン
    −1,4−ジイル基又は1,3−ジオキサン−トランス
    −2,5−ジイル基を表し、J、K及びLはそれぞれ独
    立的に単結合、−CH2CH2−、−C≡C−、−CF=
    CF−、−(CH24−、−CH(CH3)CH2−、−
    CH2CH(CH3)−、−CF2O−、−OCF2−、−
    CH2O−、−OCH2−、−COO−又はOCO−を表
    し、lは1〜20の整数を表し、m及びnはそれぞれ独
    立的に0又は1を表し、Rは炭素原子数1〜16の直鎖
    又は分岐状のアルキル基あるいはアルコキシル基、又は
    炭素原子数2〜16の直鎖又は分岐状のアルケニル基あ
    るいはアルケニルオキシ基、又は炭素原子数2〜16の
    直鎖又は分岐状のアルカノイルオキシ基、又は炭素原子
    数1〜16の直鎖又は分岐状のアルコキシカルボニル基
    を表し、これらは1個又は2個以上のフッ素原子又は炭
    素原子数1〜12のアルコキシル基により置換されてい
    てもよく、分岐により不斉炭素が生じる場合には光学的
    に活性であってもラセミ体であってもよく、あるいはR
    は水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、シアナト基又は
    チオシアナト基を表す。)で表される(トリフルオロメ
    トキシ)アルキル基を含有する液晶化合物。
  2. 【請求項2】 一般式(I)において、環A、環B、環
    C及び環Dがそれぞれ独立的にトランス−1,4−シク
    ロヘキシレン基又は1〜2個のフッ素原子により置換さ
    れていてもよい1,4−フェニレン基を表すところの請
    求項1記載の化合物。
  3. 【請求項3】 一般式(I)において、J、K及びLが
    それぞれ独立的に単結合、−CH2CH2−又はC≡C−
    を表すところの請求項1又は2記載の化合物。
  4. 【請求項4】 一般式(I)において、m+nが0又は
    1を表すところの請求項1、2又は3記載の化合物。
  5. 【請求項5】 一般式(I)において、lが1又は2を
    表すところの請求項1、2、3又は4記載の化合物。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5記載の一般式(I)記載
    の化合物を含有する液晶組成物。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の一般式(I)で表される
    化合物の製造方法であって、一般式(II) 【化2】 (式中、環A、環B、環C、環D、J、K、L、l、
    m、n及びRは一般式(I)におけると同じ意味を表
    し、R'は低級アルキル基を表す。)で表されるジチオ
    炭酸エステルをハロニウムイオン発生剤存在下に、フッ
    化物イオンと反応させることを特徴とする製造方法。
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