JPH1128639A - 液体収容タンクの液面安定化装置 - Google Patents

液体収容タンクの液面安定化装置

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Publication number
JPH1128639A
JPH1128639A JP9185503A JP18550397A JPH1128639A JP H1128639 A JPH1128639 A JP H1128639A JP 9185503 A JP9185503 A JP 9185503A JP 18550397 A JP18550397 A JP 18550397A JP H1128639 A JPH1128639 A JP H1128639A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid level
tank
liquid
main tank
sub
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9185503A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunio Takagi
邦雄 高木
Shuichi Ueshima
秀一 上嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Matsuura Kikai Seisakusho KK
Original Assignee
Matsuura Kikai Seisakusho KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsuura Kikai Seisakusho KK filed Critical Matsuura Kikai Seisakusho KK
Priority to JP9185503A priority Critical patent/JPH1128639A/ja
Publication of JPH1128639A publication Critical patent/JPH1128639A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
    • Y02P70/10Greenhouse gas [GHG] capture, material saving, heat recovery or other energy efficient measures, e.g. motor control, characterised by manufacturing processes, e.g. for rolling metal or metal working

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  • Auxiliary Devices For Machine Tools (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 限られたスペースに設置されながら、収容液
体の増減に対して簡単な構成で容易且つ確実に液面を安
定化させることができるタンク液面安定化装置を提供す
る。 【解決手段】 液体を収容するメインタンク2と、当該
メインタンクから液体を排出しまた当該メインタンクに
液体を回収する配管系1と、上記メインタンク内の液面
の昇降を検知する液面計7と、上記メインタンク内に配
設され給排部を備えたサブタンク4とを備えてなり、当
該サブタンク4は上記メインタンク2との液体連通部を
有し、上記液面計7からの検知結果に応じて給排部を開
閉して当該サブタンク内の液面を自在に昇降することが
でき、もって上記メインタンクの液面を所定範囲内に制
御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液体を収容するタ
ンク、特にNC工作機械において切屑処理のために取り
付けられたタンクでの液面安定化装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】NC工作機械においては、操作者がそば
にいて監視したり、清掃したりしないうえに、工具や工
作物を自動交換しながら長時間連続運転するので、多量
の切屑が発生し、摺動面やパレットの運きや取付作業の
邪魔をしたり、熱変形の原因になるおそれがある。その
ために切屑が工具や工作物に付着するのを防止するため
に大量の切削液で流したり、高圧エアで吹き飛ばした
り、集塵機で吸引することが行われている。
【0003】大量の切削液で工作物や機械内部を洗浄す
る場合には、これに伴って機械内部での切削液の滞留量
も増え、切削液収容のタンクの液面の変動も大きくなら
ざるをえない。また機械の主軸回転の高速化や高圧の切
削液を用いたスピンドルスルー方式の採用によって、切
削液のミスト化による蒸発、更には大量に発生する切屑
への付着による損失でタンク内の減少量も多くなってき
ている。
【0004】一方、このような切削液収容のためのタン
クの大きさには限界もあり、その深さも機械の構造上、
深くすることが難しい。したがって、タンクの液面低下
によって、ポンプが焼き付いたり、エアをかみこんで加
工に支障をきたりし、生産性に影響を及ぼす危険があ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来、このような切削
液の減少に対しては、定期的若しくは液面計の下限を基
準として切削液を補給することが行われている。しかし
ながら、機械停止時に機械内部からの戻り分があるため
に、限られたスペースに設置された通常のタンクにおい
て、その液面の適切なレベルでの維持は難しい。
【0006】そこで本発明は、従来と同じく、限られた
スペースに設置されながら、収容液体の増減に対して簡
単な構成で容易且つ確実に液面を安定化させることがで
きるタンク液面安定化装置を提供することを課題とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明にしたがうタンク液面安定化装置は、液体を
収容するメインタンクと、当該メインタンクから上記液
体を排出しまた当該メインタンクに液体を回収する配管
系と、上記メインタンク内の液面の昇降を検知する液面
計と、上記メインタンク内に配設され給排部を備えたサ
ブタンクとを備えてなり、当該サブタンクは上記メイン
タンクとの液体連通部を有し、上記液面計からの検知結
果に応じて給排部を開閉して当該サブタンク内の液面を
自在に昇降することができ、もって上記メインタンクの
液面を所定範囲内に制御するように構成される。
【0008】上記液面計がフロートを有し、上記サブタ
ンク内の液面昇降がエアを用いて行われ、当該サブタン
クの給排部が電磁弁で構成されているのが、好適であ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の詳細を、図に示した実施
の形態に基づいて、説明する。なお当然ながら、以下の
実施形態は、本発明を具体化した一例であり、本発明の
技術的範囲はこれに制約されるものではない。
【0010】図1において、工作機械の一例たるマシニ
ングセンタMCに切削液を供給し、また当該マシニング
センタから切削液を回収するための管路1が、メインタ
ンクたる切削液収容タンク2とマシニングセンタMCの
間を循環配設している。この管路1の途中に、マシニン
グセンタMCへの切削液供給のためのポンプ3が設けら
れている。
【0011】切削液収容タンク2に内部範囲にエア用サ
ブタンク4が配置されている。このサブタンク4は底抜
け状態で、そのタンク周囲底縁部が切削液収容タンク2
に接することのないように当該切削液収容タンク2底部
からやや持ち上がった状態で設置されている。サブタン
ク4上面には、開閉自在な給気口5及び排気口6が形成
されている。これら給気口5、排気口6は例えば電磁弁
で形成されている。
【0012】更に切削液収容タンク2の液面レベルを検
知するための液面計7が当該タンク2に付設されてい
る。当該液面計7は基本的に液面に浮かび上下動可能な
フロート部を有している。このフロート部の上下動によ
って、切削液収容タンク2内の切削液の液面レベルが下
がりエア供給を必要とするか、所定の液面レベルに達し
エア供給を停止すべきか、あるいはマシニングセンタM
Cからの液戻り等で液面レベルを下げるべきを知ること
ができる。
【0013】次にタンク液面安定化装置の作用を説明す
る。切削液収容タンク2内に十分な切削液がある場合に
は、サブタンク4内にも切削液が満たされ、それぞれの
タンク2,4の液面レベルは等しい。マシニングセンタ
MCに切削液が供給されると、切削液収容タンクの液面
は徐々に下がる。やがて液面計7のフロート部がエア供
給開始点Aに達すると、不図示のエア供給源から給気口
5を介してサブタンク4内にエアが圧送される。その結
果、サブタンク4内の液面が押し下げられ、それによっ
て切削液収容タンク2内の液面が上昇する。タンク2内
の液面が上がるにつれてフロート部が上昇し、エア供給
停止点Bにまで至ると、エア供給源からのエア圧送が停
止し、サブタンク4内の液面の押し下げ、それ故に切削
液収容タンク2の液面上昇も止まる。
【0014】マシニングセンタMC用の切削液供給ポン
プ3が停止すると、マシニングセンタMC側から管路1
を介して切削液が切削液収容タンク4に戻り、当該タン
クの液面を上昇させる。その結果、液面計7のフロート
部も持ち上がり、エア供給停止点Bより更に上方のエア
排気点Cに達しうる。この段階を越えて更に液面が上昇
するようなことがあると切削液収容タンク4から切削液
が溢れ出すおそれがあるので、サブタンク4の排気口6
を開いてサブタンク4内からエアを抜く。排出されたエ
アに相当する分だけ切削液収容タンク4内の切削液がサ
ブタンク4内に流れ込むことになって、結局、タンク4
の液面が下降することとなる。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、液体を収容するメイン
タンク内の液面の昇降を検知する液面計と、メインタン
ク内に配設され給排部を備えたサブタンクとが備えら
れ、当該サブタンクはメインタンクとの液体連通部を有
し、上記液面計からの検知結果に応じて給排部を開閉し
て当該サブタンク内の液面を自在に昇降し、もってメイ
ンタンクの液面を所定範囲内に制御するように構成され
ているので、メインタンク内の液体が増減しても簡単に
液面を一定に保つことができ、例えば工作機械において
は、長時間の機械の無人運転を可能とする。しかも、液
面計がフロートを有し、サブタンク内の液面昇降がエア
を用いて行われ、当該サブタンクの給排部が電磁弁で構
成されていれば、既存のタンク設備においても、サブタ
ンクを内部に設置し、在来の計器を追加するだけで簡単
に且つメイン機械の制御とは独立に液面管理することが
できるので、液面安定化が安価に可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る液面安定化装置の概念概略図であ
る。
【符号の説明】
1 管路 2 切削液収容タンク 3 ポンプ 4 サブタンク 7 液面計

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体を収容するメインタンクと、当該メ
    インタンクから上記液体を排出しまた当該メインタンク
    に液体を回収する配管系と、上記メインタンク内の液面
    の昇降を検知する液面計と、上記メインタンク内に配設
    され給排部を備えたサブタンクとを備えてなり、当該サ
    ブタンクは上記メインタンクとの液体連通部を有し、上
    記液面計からの検知結果に応じて給排部を開閉して当該
    サブタンク内の液面を自在に昇降することができ、もっ
    て上記メインタンクの液面を所定範囲内に制御すること
    を特徴とする液面安定化装置。
  2. 【請求項2】 上記液面計がフロートを有し、上記サブ
    タンク内の液面昇降がエアを用いて行われ、当該サブタ
    ンクの給排部が電磁弁で構成されていることを特徴とす
    る請求項1に記載の液面安定化装置。
JP9185503A 1997-07-10 1997-07-10 液体収容タンクの液面安定化装置 Pending JPH1128639A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6362751B1 (ja) * 2017-09-15 2018-07-25 株式会社松浦機械製作所 切削油の供給方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6362751B1 (ja) * 2017-09-15 2018-07-25 株式会社松浦機械製作所 切削油の供給方法
JP2019051574A (ja) * 2017-09-15 2019-04-04 株式会社松浦機械製作所 切削油の供給方法
US10946490B2 (en) 2017-09-15 2021-03-16 Matsuura Machinery Corporation Method for supplying cutting oil
US11752585B2 (en) 2017-09-15 2023-09-12 Matsuura Machinery Corporation Method for supplying cutting oil

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