JPH1128614A - 切断機のベース取付機構 - Google Patents
切断機のベース取付機構Info
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- JPH1128614A JPH1128614A JP18624297A JP18624297A JPH1128614A JP H1128614 A JPH1128614 A JP H1128614A JP 18624297 A JP18624297 A JP 18624297A JP 18624297 A JP18624297 A JP 18624297A JP H1128614 A JPH1128614 A JP H1128614A
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- JP
- Japan
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- base
- nut member
- main body
- bolt
- hole
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- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23D—PLANING; SLOTTING; SHEARING; BROACHING; SAWING; FILING; SCRAPING; LIKE OPERATIONS FOR WORKING METAL BY REMOVING MATERIAL, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23D49/00—Machines or devices for sawing with straight reciprocating saw blades, e.g. hacksaws
- B23D49/10—Hand-held or hand-operated sawing devices with straight saw blades
- B23D49/16—Hand-held or hand-operated sawing devices with straight saw blades actuated by electric or magnetic power or prime movers
- B23D49/162—Pad sawing devices
- B23D49/167—Pad sawing devices with means to adjust the guide plate or with means to adjust the plane in which the saw blade moves
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Sawing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 比較的簡素な構成でも十分な締め付け力が得
られる切断機のベース取付機構を提供する。 【解決手段】 ジグソー等の切断機1の本体2とベース
3とをボルト12にて締め付け固定するベース取付機構
10において、本体2の内部には、断面略V字状の底面
13aを有する穴部13を形成し、穴部13には、ボル
ト12と螺合する柱状のナット部材14を配設する。穴
部13の底面13aに沿ったナット部材14の回動によ
り、ボルト12をその軸線方向に移動させてベース3と
本体2との締め付けおよびその解除を切り換える。
られる切断機のベース取付機構を提供する。 【解決手段】 ジグソー等の切断機1の本体2とベース
3とをボルト12にて締め付け固定するベース取付機構
10において、本体2の内部には、断面略V字状の底面
13aを有する穴部13を形成し、穴部13には、ボル
ト12と螺合する柱状のナット部材14を配設する。穴
部13の底面13aに沿ったナット部材14の回動によ
り、ボルト12をその軸線方向に移動させてベース3と
本体2との締め付けおよびその解除を切り換える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ジグソー等の切断
機の本体にベースを取り付ける機構に関する。
機の本体にベースを取り付ける機構に関する。
【0002】
【従来の技術】ジグソー等の切断機においては、ワーク
に対する傾斜した切断を可能とするため、本体とベース
との取付角度を調整できるようにしている。この角度調
整は、従来スパナ等の作業工具を用いるものが一般的で
あったが、特開平8−155730号公報に示す機構の
ように作業工具を必要としないものも幾つか提案されて
いる。
に対する傾斜した切断を可能とするため、本体とベース
との取付角度を調整できるようにしている。この角度調
整は、従来スパナ等の作業工具を用いるものが一般的で
あったが、特開平8−155730号公報に示す機構の
ように作業工具を必要としないものも幾つか提案されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、作業工
具を必要としない従来の取付機構は、構造が複雑であ
り、作業工具を用いる例よりも締め付け力が小さくなり
がちである。また、従来の機構では、締め付けを行うた
めの操作部(例えばレバー)が切断機本体のハウジング
の下方に配置されているため、作業者がハウジングの下
部を把持する際にその操作部が邪魔になり、作業姿勢に
無理が生じて作業効率が悪化することもあった。
具を必要としない従来の取付機構は、構造が複雑であ
り、作業工具を用いる例よりも締め付け力が小さくなり
がちである。また、従来の機構では、締め付けを行うた
めの操作部(例えばレバー)が切断機本体のハウジング
の下方に配置されているため、作業者がハウジングの下
部を把持する際にその操作部が邪魔になり、作業姿勢に
無理が生じて作業効率が悪化することもあった。
【0004】本発明は、比較的簡素な構成でも十分な締
め付け力が得られ、切断作業の邪魔にならない位置でベ
ースの締め付けおよびその解除を行える切断機のベース
取付機構を提供することを目的とする。
め付け力が得られ、切断作業の邪魔にならない位置でベ
ースの締め付けおよびその解除を行える切断機のベース
取付機構を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】以下、本発明の実施形態
を示す図面に対応付けて本発明を説明する。但し、本発
明は図示の形態に限定されない。
を示す図面に対応付けて本発明を説明する。但し、本発
明は図示の形態に限定されない。
【0006】請求項1の発明は、切断機(1)の本体
(2)とベース(3)とをボルト(12)にて締め付け
固定する切断機のベース取付機構(10)において、本
体(2)の内部には、断面略V字状の底面(13a)を
有する穴部(13)を形成し、穴部(13)には、ボル
ト(12)と螺合する柱状のナット部材(14)を配設
し、穴部(13)の底面(13a)に沿ったナット部材
(14)の回動により、ボルト(12)をその軸線方向
に移動させてベース(3)と本体(2)との締め付けお
よびその解除を切り換えるベース取付機構(10)によ
り、上述した課題を解決する。
(2)とベース(3)とをボルト(12)にて締め付け
固定する切断機のベース取付機構(10)において、本
体(2)の内部には、断面略V字状の底面(13a)を
有する穴部(13)を形成し、穴部(13)には、ボル
ト(12)と螺合する柱状のナット部材(14)を配設
し、穴部(13)の底面(13a)に沿ったナット部材
(14)の回動により、ボルト(12)をその軸線方向
に移動させてベース(3)と本体(2)との締め付けお
よびその解除を切り換えるベース取付機構(10)によ
り、上述した課題を解決する。
【0007】請求項2の発明は、請求項1のベース取付
機構(10)において、ナット部材(14)を回動させ
るための操作手段(20)を、本体(2)の側面上にて
操作可能な位置に設けた。
機構(10)において、ナット部材(14)を回動させ
るための操作手段(20)を、本体(2)の側面上にて
操作可能な位置に設けた。
【0008】請求項3の発明は、請求項1のベース取付
機構(10)において、ボルト(12)に対してナット
部材(14)を穴部(13)の底面(13a)側に締め
込む方向に回転させたとき、ナット部材(14)が底面
(13a)に沿って上昇してベース(3)と本体(2)
とが締め付けられるようにした。
機構(10)において、ボルト(12)に対してナット
部材(14)を穴部(13)の底面(13a)側に締め
込む方向に回転させたとき、ナット部材(14)が底面
(13a)に沿って上昇してベース(3)と本体(2)
とが締め付けられるようにした。
【0009】請求項4の発明は、請求項1のベース取付
機構(10)において、ボルト(12)に対してナット
部材(14)を穴部(13)の底面(13a)と反対側
へ緩める方向に回転させたとき、ナット部材(14)が
底面(13a)に沿って上昇してベース(3)と本体
(2)とが締め付けられるようにした。
機構(10)において、ボルト(12)に対してナット
部材(14)を穴部(13)の底面(13a)と反対側
へ緩める方向に回転させたとき、ナット部材(14)が
底面(13a)に沿って上昇してベース(3)と本体
(2)とが締め付けられるようにした。
【0010】
【発明の実施の形態】図4および図5は本発明の取付機
構が設けられた切断機としてのジグソーの外観を示すも
のである。なお、図4の左右方向がジグソー1の前後方
向に、図4の上下方向がジグソー1の上下方向に、図5
の左右方向がジグソー1の左右方向にそれぞれ相当す
る。
構が設けられた切断機としてのジグソーの外観を示すも
のである。なお、図4の左右方向がジグソー1の前後方
向に、図4の上下方向がジグソー1の上下方向に、図5
の左右方向がジグソー1の左右方向にそれぞれ相当す
る。
【0011】ジグソー1は、本体2とその下方に配置さ
れたベース3とを有している。本体2は樹脂等で形成さ
れたハウジング4を具備し、そのハウジング4の内部に
モータを動力源とする駆動機構(不図示)が収容され
る。本体2の前方にはブレード装着部5が設けられ、そ
のブレード装着部5には刃物としてのブレード6が装着
される。装着されたブレード6はハウジング4内の駆動
機構により上下方向に往復駆動される。ベース3の下面
をワーク(不図示)に押し当てた状態でブレード6を駆
動しつつハウジング4の上部ハンドル4aに手を添えて
ジグソー1を前方に押し出すことによりワークが切断さ
れる。
れたベース3とを有している。本体2は樹脂等で形成さ
れたハウジング4を具備し、そのハウジング4の内部に
モータを動力源とする駆動機構(不図示)が収容され
る。本体2の前方にはブレード装着部5が設けられ、そ
のブレード装着部5には刃物としてのブレード6が装着
される。装着されたブレード6はハウジング4内の駆動
機構により上下方向に往復駆動される。ベース3の下面
をワーク(不図示)に押し当てた状態でブレード6を駆
動しつつハウジング4の上部ハンドル4aに手を添えて
ジグソー1を前方に押し出すことによりワークが切断さ
れる。
【0012】図1に詳しく示したように、ベース3の本
体2に対する当接面3aはジグソー1の左右方向に関し
て凸円弧を描くように湾曲し、それに対応する本体2の
下端の当接面2aは凹円弧を描くように湾曲する。ベー
ス3は本体2の下端側と取付機構10を介して連結され
る。この取付機構10は、ベース3のスライド孔3bに
座金11を介して下方から装着されたボルト12と、本
体2の穴部13に挿入されてボルト12と螺合するナッ
ト部材14とを有している。スライド孔3bはジグソー
1の前後方向に延び、その後部はジグソー1の左右方向
に延びるスライド孔3c(図5参照)と交差する。
体2に対する当接面3aはジグソー1の左右方向に関し
て凸円弧を描くように湾曲し、それに対応する本体2の
下端の当接面2aは凹円弧を描くように湾曲する。ベー
ス3は本体2の下端側と取付機構10を介して連結され
る。この取付機構10は、ベース3のスライド孔3bに
座金11を介して下方から装着されたボルト12と、本
体2の穴部13に挿入されてボルト12と螺合するナッ
ト部材14とを有している。スライド孔3bはジグソー
1の前後方向に延び、その後部はジグソー1の左右方向
に延びるスライド孔3c(図5参照)と交差する。
【0013】ボルト12をスライド孔3cに案内し、当
接面2a、3aの湾曲に沿って本体2とベース3とを相
対的に回動させることにより、本体2に対するベース3
の傾斜角度、より具体的にはブレード6に対するベース
3の下面の傾きを変化させて傾斜切削を行うことができ
る。本体2の傾斜角度θは例えば45°に設定される。
45°とは異なる角度でも構わない。
接面2a、3aの湾曲に沿って本体2とベース3とを相
対的に回動させることにより、本体2に対するベース3
の傾斜角度、より具体的にはブレード6に対するベース
3の下面の傾きを変化させて傾斜切削を行うことができ
る。本体2の傾斜角度θは例えば45°に設定される。
45°とは異なる角度でも構わない。
【0014】座金11はベース3の当接面3aの裏面側
とほぼ密着するよう弧状に湾曲し、その中央にはボルト
12の六角形状の頭部12aを受けるための平坦部11
aが設けられている。この平坦部11aの縁部において
頭部12aが座金11とが噛み合ってボルト12がある
程度は廻り止めされる。
とほぼ密着するよう弧状に湾曲し、その中央にはボルト
12の六角形状の頭部12aを受けるための平坦部11
aが設けられている。この平坦部11aの縁部において
頭部12aが座金11とが噛み合ってボルト12がある
程度は廻り止めされる。
【0015】本体2の穴部13には、ジグソー1の左右
方向に沿った断面が略V字状をなす底面13aが形成さ
れ、その底面13a上には板厚一定の薄いスライド板1
5が載置されている。スライド板15の上面にはナット
部材14が載置される。ボルト12はナット部材14を
貫いて上方に突出し、その先端は穴部13に連なるボル
ト挿入穴16に挿入されている。ボルト挿入穴16の奥
側(上端側)には付勢手段としてのコイルばね17が設
けられる。コイルばね17の圧縮に対する反発力により
ボルト12が下方へ付勢される。ナット部材14はボル
ト12の軸線と直交する方向に延びる柱状に形成され、
その両端部の外周には半球面部14a、14bが設けら
れている。
方向に沿った断面が略V字状をなす底面13aが形成さ
れ、その底面13a上には板厚一定の薄いスライド板1
5が載置されている。スライド板15の上面にはナット
部材14が載置される。ボルト12はナット部材14を
貫いて上方に突出し、その先端は穴部13に連なるボル
ト挿入穴16に挿入されている。ボルト挿入穴16の奥
側(上端側)には付勢手段としてのコイルばね17が設
けられる。コイルばね17の圧縮に対する反発力により
ボルト12が下方へ付勢される。ナット部材14はボル
ト12の軸線と直交する方向に延びる柱状に形成され、
その両端部の外周には半球面部14a、14bが設けら
れている。
【0016】図2および図3に詳しく示すように、本体
2の側面にはジグソー1の左右方向に沿ってノブボルト
(操作手段)20がねじ込まれ、その先端は穴部13に
突出してナット部材14の一端の半球面部14aに当接
する。ノブボルト20の他端にはこれを把持して回転操
作するための円盤状の摘み部20aが設けられ、その摘
み部20aと本体2との間にはノブボルト20の緩みを
防止する手段としてのコイルばね21が幾らか圧縮され
た状態で介装されている。
2の側面にはジグソー1の左右方向に沿ってノブボルト
(操作手段)20がねじ込まれ、その先端は穴部13に
突出してナット部材14の一端の半球面部14aに当接
する。ノブボルト20の他端にはこれを把持して回転操
作するための円盤状の摘み部20aが設けられ、その摘
み部20aと本体2との間にはノブボルト20の緩みを
防止する手段としてのコイルばね21が幾らか圧縮され
た状態で介装されている。
【0017】以上の構成においては、ノブボルト20を
緩めるとコイルばね17の力でナット部材14がスライ
ド板15に押し付けられ、その結果、ナット部材14は
その軸線方向を底面13aの谷方向(ジグソー1の前後
方向)と一致させた図3の位置に保持される。この状態
で、当接面2a、3aの間に幾らか隙間が生じるように
ナット部材14に対するボルト12のねじ込み量が調整
される。これにより、ベース3を本体2に対して摺動さ
せてその傾きを調整できる。
緩めるとコイルばね17の力でナット部材14がスライ
ド板15に押し付けられ、その結果、ナット部材14は
その軸線方向を底面13aの谷方向(ジグソー1の前後
方向)と一致させた図3の位置に保持される。この状態
で、当接面2a、3aの間に幾らか隙間が生じるように
ナット部材14に対するボルト12のねじ込み量が調整
される。これにより、ベース3を本体2に対して摺動さ
せてその傾きを調整できる。
【0018】次にノブボルト20を締め付けるとナット
部材14がボルト12を中心として図3の反時計方向に
回転する。このとき半球面部14a、14bが底面13
aの谷位置(最も低い位置)から離れてスライド板15
の斜面に乗り上げ、それに伴ってナット部材14にねじ
込まれたボルト12が上方に引き込まれる。この結果、
ボルト12の頭部12aおよび座金11を介してベース
3が本体2側に締め付け固定される。ノブボルト20を
緩めるとコイルばね17の力で再びナット部材14が図
3の位置に復帰し、ベース3の締め付けが解除されてそ
の位置や傾きの調整が可能となる。
部材14がボルト12を中心として図3の反時計方向に
回転する。このとき半球面部14a、14bが底面13
aの谷位置(最も低い位置)から離れてスライド板15
の斜面に乗り上げ、それに伴ってナット部材14にねじ
込まれたボルト12が上方に引き込まれる。この結果、
ボルト12の頭部12aおよび座金11を介してベース
3が本体2側に締め付け固定される。ノブボルト20を
緩めるとコイルばね17の力で再びナット部材14が図
3の位置に復帰し、ベース3の締め付けが解除されてそ
の位置や傾きの調整が可能となる。
【0019】なお、ノブボルト20の締め付けに伴うナ
ット部材14の反時計方向への回転により、ボルト12
に対してナット部材14を反時計方向に相対回転させ、
その相対回転を利用してナット部材14を底面13a側
へ締め込んでもよい。この操作により、ボルト12の頭
部12aとナット部材14との距離が短くなり、ベース
3をより小さい回転角で締め付けることができる。ナッ
ト部材14の回転角が小さくなれば、穴部13の左右方
向の幅もそれに応じて小さくでき、剛性が向上する。
ット部材14の反時計方向への回転により、ボルト12
に対してナット部材14を反時計方向に相対回転させ、
その相対回転を利用してナット部材14を底面13a側
へ締め込んでもよい。この操作により、ボルト12の頭
部12aとナット部材14との距離が短くなり、ベース
3をより小さい回転角で締め付けることができる。ナッ
ト部材14の回転角が小さくなれば、穴部13の左右方
向の幅もそれに応じて小さくでき、剛性が向上する。
【0020】一方、上記の反時計方向の回転により、ボ
ルト12に対してナット部材14を底面13aと反対側
へ緩む方向に回転させてもよい。その場合でも、ナット
部材14がスライド板15の斜面に乗り上げたときのボ
ルト12の上方への変位を利用してベース3を本体2に
強固に締め付けることができる。この場合、ナット部材
14を回転させるために必要な力が小さくなるため、ス
ライドノブ20の操作力も小さくなり、スライドノブ2
0を軽快に操作してベース3の締め付けを手際よく行え
る。
ルト12に対してナット部材14を底面13aと反対側
へ緩む方向に回転させてもよい。その場合でも、ナット
部材14がスライド板15の斜面に乗り上げたときのボ
ルト12の上方への変位を利用してベース3を本体2に
強固に締め付けることができる。この場合、ナット部材
14を回転させるために必要な力が小さくなるため、ス
ライドノブ20の操作力も小さくなり、スライドノブ2
0を軽快に操作してベース3の締め付けを手際よく行え
る。
【0021】上記の実施形態では、ナット部材14の両
端に半球面部14a、14bを設けているため、スライ
ド板15の斜面をナット部材14が昇降する際の抵抗を
抑えてスライドノブ20を軽快に操作できる。
端に半球面部14a、14bを設けているため、スライ
ド板15の斜面をナット部材14が昇降する際の抵抗を
抑えてスライドノブ20を軽快に操作できる。
【0022】以上の説明ではベース3を本体2に対して
傾斜させる切断機を例に挙げたが、本発明はこれに限ら
ずにベースを本体に対して前後方向に直線移動させるも
のなど、ベースを本体に対して位置調整可能に取り付け
る必要がある各種の切断機に適用できる。ジグソー以外
の切断機にも本発明は適用できる。
傾斜させる切断機を例に挙げたが、本発明はこれに限ら
ずにベースを本体に対して前後方向に直線移動させるも
のなど、ベースを本体に対して位置調整可能に取り付け
る必要がある各種の切断機に適用できる。ジグソー以外
の切断機にも本発明は適用できる。
【0023】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、本体の穴部に挿入された柱状のナットを、本体の穴
部の断面略V字状の底面に沿って回動させることによ
り、本体とベースとを連結するボルトをその軸線方向に
変位させてベースの締め付けおよびその解除を行えるの
で、ナットを比較的小さい角度(90°以下)回転させ
るだけで十分な締め付け力を得ることができ、構成が簡
素で操作性も良好なベースの取付機構を提供できる。さ
らに、請求項2の発明によれば、切断機本体の側面上で
操作手段を操作してベースの締め付けおよびその解除を
行えるので、ベース付近に操作手段を設ける場合と比較
して操作手段が邪魔になり難く、自然な姿勢で作業を行
える。請求項3の発明によればナット部材を小さい角度
回転させるだけでベースを強固に締め付けることがで
き、請求項4の発明によればナット部材の回転操作に必
要な力を減少させてベースの締め付け作業を軽快に行え
る。
ば、本体の穴部に挿入された柱状のナットを、本体の穴
部の断面略V字状の底面に沿って回動させることによ
り、本体とベースとを連結するボルトをその軸線方向に
変位させてベースの締め付けおよびその解除を行えるの
で、ナットを比較的小さい角度(90°以下)回転させ
るだけで十分な締め付け力を得ることができ、構成が簡
素で操作性も良好なベースの取付機構を提供できる。さ
らに、請求項2の発明によれば、切断機本体の側面上で
操作手段を操作してベースの締め付けおよびその解除を
行えるので、ベース付近に操作手段を設ける場合と比較
して操作手段が邪魔になり難く、自然な姿勢で作業を行
える。請求項3の発明によればナット部材を小さい角度
回転させるだけでベースを強固に締め付けることがで
き、請求項4の発明によればナット部材の回転操作に必
要な力を減少させてベースの締め付け作業を軽快に行え
る。
【図1】本発明の実施形態に係る取付機構の図5のI−
I線に沿った断面図。
I線に沿った断面図。
【図2】図5のII−II線に沿った断面図。
【図3】図1のIII−III線に沿った断面図。
【図4】本発明の一実施形態の取付機構が組み込まれた
ジグソーの側面図。
ジグソーの側面図。
【図5】図4のジグソーの正面図。
1 ジグソー(切断機) 2 本体 3 ベース 10 取付機構 12 ボルト 13 穴部 13a 穴部の底面 14 ナット部材 20 ノブボルト(操作手段)
Claims (4)
- 【請求項1】 切断機の本体とベースとをボルトにて締
め付け固定する切断機のベース取付機構において、 本体の内部には、断面略V字状の底面を有する穴部を形
成し、 前記穴部には、前記ボルトと螺合する柱状のナット部材
を配設し、 前記穴部の前記底面に沿った前記ナット部材の回動によ
り、前記ボルトをその軸線方向に移動させて前記ベース
と前記本体との締め付けおよびその解除を切り換えるこ
とを特徴とするベース取付機構。 - 【請求項2】 前記ナット部材を回動させるための操作
手段を、前記本体の側面上にて操作可能な位置に設けた
ことを特徴とする請求項1記載のベース取付機構。 - 【請求項3】 前記ボルトに対して前記ナット部材を前
記穴部の前記底面側に締め込む方向に回転させたとき、
前記ナット部材が前記底面に沿って上昇して前記ベース
と前記本体とが締め付けられることを特徴とする請求項
1記載のベース取付機構。 - 【請求項4】 前記ボルトに対して前記ナット部材を前
記穴部の前記底面と反対側へ緩める方向に回転させたと
き、前記ナット部材が前記底面に沿って上昇して前記ベ
ースと前記本体とが締め付けられることを特徴とする請
求項1記載のベース取付機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18624297A JPH1128614A (ja) | 1997-07-11 | 1997-07-11 | 切断機のベース取付機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18624297A JPH1128614A (ja) | 1997-07-11 | 1997-07-11 | 切断機のベース取付機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1128614A true JPH1128614A (ja) | 1999-02-02 |
Family
ID=16184846
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18624297A Pending JPH1128614A (ja) | 1997-07-11 | 1997-07-11 | 切断機のベース取付機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1128614A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2422574A (en) * | 2005-02-01 | 2006-08-02 | Nanjing Chervon Ind Co Ltd | A device for adjusting a foot plate of a saw |
-
1997
- 1997-07-11 JP JP18624297A patent/JPH1128614A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2422574A (en) * | 2005-02-01 | 2006-08-02 | Nanjing Chervon Ind Co Ltd | A device for adjusting a foot plate of a saw |
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