JPH11286136A - 光記録ヘッド用位置補正回路 - Google Patents

光記録ヘッド用位置補正回路

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JPH11286136A
JPH11286136A JP8885998A JP8885998A JPH11286136A JP H11286136 A JPH11286136 A JP H11286136A JP 8885998 A JP8885998 A JP 8885998A JP 8885998 A JP8885998 A JP 8885998A JP H11286136 A JPH11286136 A JP H11286136A
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circuit
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gate
recording head
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JP8885998A
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Satoru Yamada
識 山田
Yukio Nakamura
幸夫 中村
Kazuo Tokura
和男 戸倉
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2202/00Embodiments of or processes related to ink-jet or thermal heads
    • B41J2202/01Embodiments of or processes related to ink-jet heads
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  • Led Devices (AREA)
  • Printers Or Recording Devices Using Electromagnetic And Radiation Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 露光位置のずれをLEDチップ単位で調整す
ることができる電子写真用LED記録ヘッドを提供す
る。 【解決手段】 印刷データは、シフトレジスタ回路10
1を介してラッチ回路102にラッチされる。そして、
ゲート回路103が開いたときに、この印刷データに基
づいてドライバ回路104がLEDアレイチップ105
の各LED素子105−1〜105−nを駆動する。位
置補正メモリ106には、LEDアレイチップ105の
取付誤差の大きさを示す位置補正データが格納されてい
る。そして、一致回路108が、この位置補正データが
示す誤差の大きさに対応する時間だけタイミングをずら
して、ゲート回路103の開閉を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば電子写真
プリンタの露光源等として使用される光記録ヘッドの位
置補正回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、電子写真プリンタの露光源等
に使用される光記録ヘッドとして、LED(Light Emitt
ing Diode)アレイを用いたLEDヘッド等が知られてい
る。
【0003】周知のように、電子写真プリンタでは、露
光源を用いて感光ドラムの表面に静電潜像を形成し、こ
の静電潜像を現像することにより、画像記録を行う。露
光源としてLEDヘッドを用いた場合、1主走査ライン
分の静電潜像が同時に形成される。
【0004】電子写真プリンタにおいて、高品質の画像
記録を行うためには、静電潜像を形成する際に、露光位
置(すなわち静電潜像における画素位置)を、高精度に
制御する必要がある。特に、複数個(通常は4個)のL
EDヘッドを用いたカラー電子写真プリンタにおいて
は、画素位置のずれが発生すると、4色(シアン、マゼ
ンダ、イエロー、ブラック)の重ね合わせ精度が悪化し
て色ずれを起こし、画質が低下する。
【0005】LEDヘッドによる露光位置を高精度に制
御するための技術としては、例えば特開平4−1489
48号公報に掲載されたものが知られている。
【0006】この文献に掲載された技術では、LEDヘ
ッドの取り付け位置のずれを調整することにより、露光
位置のずれを抑制している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
文献に掲載された技術では、LEDヘッド全体としての
位置ずれを調整するだけであるため、このLEDヘッド
に対するLEDアレイチップの取り付け誤差に起因する
位置ずれや、レンズアレイの結像ひずみに起因する位置
ずれを抑制することができないという欠点があった。
【0008】上述の文献にも記載されているように、L
EDヘッドのLEDアレイは、複数のLED素子を有す
るLEDアレイチップを配線基板上に配列することによ
って構成されている。このため、製造段階での取り付け
誤差によって、LEDアレイチップ単位での位置ずれが
発生するので、LED素子列には理想直線からのずれが
存在する。このようなずれは、LEDヘッド全体として
の位置ずれを調整しても抑制できない。
【0009】また、LEDヘッドでは、LED光を感光
ドラム上に結像するためにレンズアレイが使用される
が、このレンズアレイによる結像線には、レンズアレイ
の製造ばらつきに起因して、理想直線からの歪みが発生
する。このような歪みも、LEDヘッド全体としての位
置ずれを調整しても抑制できない。
【0010】このような理由により、露光位置のずれを
光記録ヘッド全体としてではなく、チップ単位で調整す
ることができる技術が嘱望されていた。
【0011】
【課題を解決するための手段】(1)第1の発明に係る
光記録ヘッド用位置補正回路は、複数個の駆動回路を有
する光記録ヘッド用位置補正回路に関するものである。
【0012】そして、駆動回路のそれぞれが、印刷デー
タを一時的に記憶するnビット(nは自然数)の印刷デ
ータ記憶手段と、この印刷データ記憶手段に保持された
印刷データをゲート制御信号に応じて並列に出力するn
ビットのゲート手段と、このゲート回路から入力した印
刷データに基づいてn個の発光素子を駆動するnビット
の駆動手段と、外部から入力した補正データに基づい
て、ゲート制御信号を所定時間遅延させてゲート手段に
出力する位置補正手段とを備える。
【0013】このような発明によれば、発光素子の位置
ずれに応じて発光タイミングを遅延させることにより、
露光位置のずれを調整することができる。
【0014】(2)第2の発明に係る光記録ヘッド用位
置補正回路は、複数個の駆動回路を有する光記録ヘッド
用位置補正回路に関するものである。
【0015】駆動回路のそれぞれが、q行分の印刷デー
タ(qは2以上の自然数)をnビット(nは自然数)ず
つ一時的に記憶し、外部から入力した補正データに基づ
いていずれかの行の印刷データを出力する印刷データ記
憶手段と、この印刷データ記憶手段に保持された印刷デ
ータを、ゲート制御信号に応じて並列に出力するnビッ
トのゲート手段と、このゲート回路から入力した印刷デ
ータに基づいてn個の発光素子を駆動するnビットの駆
動手段と、外部から入力した補正データに基づいて、ゲ
ート制御信号を所定時間遅延させてゲート手段に出力す
る位置補正手段とを備える。
【0016】このような発明によれば、q行分のデータ
を印刷データ記憶手段に記憶させる構成としたので、発
光素子の位置ずれがq行分に相当するような場合でも、
発光素子の位置ずれに応じて発光タイミングを遅延させ
ることができ、露光位置のずれを調整することができ
る。
【0017】(3)第3の発明に係る光記録ヘッド用位
置補正回路は、q行分の印刷データ(qは2以上の自然
数)を、発光素子の位置ずれに応じてq×p行の印刷デ
ータ(pは2以上の自然数)に変換する補正手段と、こ
の補正手段から入力された印刷データを記憶するnビッ
ト(nは自然数)の印刷データ記憶手段と、この印刷デ
ータ記憶手段に保持された印刷データをゲート制御信号
に応じて並列に出力するnビットのゲート手段と、この
ゲート回路から入力した印刷データに基づいてn個の発
光素子を駆動するnビットの駆動手段と、1行分の記録
周期を1/p倍に分周することによってゲート制御信号
を生成する分周手段とを有する、複数個の駆動回路とを
備える。
【0018】このような発明によれば、位置補正のため
の処理を施した印刷データを取り込むことにより、発光
素子の位置ずれに応じて発光タイミングを遅延させるこ
とができ、露光位置のずれを調整することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて、図面を用いて説明する。なお、図中、各構成成分
の大きさ、形状および配置関係は、この発明が理解でき
る程度に概略的に示してあるにすぎず、また、以下に説
明する数値的条件は単なる例示にすぎないことを理解さ
れたい。
【0020】第1の実施の形態 まず、この発明の第1の実施の形態に係る光記録ヘッド
およびその駆動回路について、図1〜図3を用いて説明
する。
【0021】図1は、この実施の形態に係る光記録ヘッ
ド用位置補正回路の構成を概略的に示す回路図である。
【0022】この光記録ヘッドは、直列に接続されたm
個の駆動回路100−1,100−2,・・・,100
−mを備えている(図1では駆動回路100−1,10
0−2のみを示している)。
【0023】各駆動回路100−1〜100−mにおい
て、シフトレジスタ回路101は、図示しないn段のレ
ジスタを備えている。シフトレジスタ回路101は、ク
ロック信号CLKのタイミングに従って、外部(または
前段のシフトレジスタ回路101)から印刷データDA
TAをシリアルに入力する。入力された印刷データは、
シフトレジスタ回路101内の各レジスタからパラレル
に出力される。
【0024】ラッチ回路102は、図示しないn個のラ
ッチを備えており、ロード信号LOADのタイミングに
従って、シフトレジスタ回路101が出力するn個の印
刷データをパラレルにラッチする。
【0025】ゲート回路103は、図示しないn個のA
ND素子を備えている。そして、これらのAND素子の
一方の入力端子はAND素子109の出力信号(ゲート
制御信号)を入力し、また、各AND素子の他方の入力
端子はラッチ回路102の出力データを入力する。
【0026】ドライバ回路104は、図示しないn個の
ドライバを備えている。これらのドライバは、入力端が
ゲート回路103を構成するAND素子の出力端子に接
続されており、出力端がLED素子105−1〜105
−nのいずれかに接続されている。このドライバ回路1
04は、各AND素子の出力がオン(例えばハイレベ
ル)のときに、LEDアレイ105に設けられたLED
素子105−1〜105−nのいずれかに駆動電流を提
供する。
【0027】位置補正メモリ106は、クロック信号C
LKのタイミングで位置補正データP(この実施の形態
では2ビットとする)を取り込んで内部に記憶するとと
もに、記憶された位置補正データを出力する。
【0028】2進カウンタ回路107は、ストローブ信
号STBを外部から入力して、4個の信号STB1,S
TB2,STB3,STB4を出力する。図2を用いて
後述するように、この2進カウンタ回路107は、スト
ローブ信号STBを一回入力する度に、信号STB1,
STB2,STB3,STB4を交互に出力する。
【0029】一致回路108は、位置補正メモリ106
が出力する位置補正データと2進カウンタ回路107の
出力信号STB1,STB2,STB3,STB4とを
入力する。そして、これらの信号の示す値が一致したと
きに、出力信号をオンにする。
【0030】AND素子109は、一方の入力端から一
致回路108の出力信号を入力し、他方の入力端からス
トローブ信号STBを入力して、論理和値を出力する。
【0031】次に、図1に示した駆動回路100−1〜
100−mの動作について、図2のタイミングチャート
を用いて説明する。
【0032】この駆動回路100−1〜100−mの位
置補正メモリ106には、予め、2ビットの位置補正デ
ータが格納される。この実施の形態では、この補正デー
タを以下のようにして作成する。
【0033】まず、LEDアレイ105ごとに、位置ず
れの大きさを任意の方法で測定し、この位置ずれの大き
さΔLを、画素1行分の長さLを基準にして4段階に分
類する。そして、この分類結果に応じ、表1に示したよ
うにして、位置補正データの値を決定する。この位置補
正データは、LEDアレイ105ごと(従って駆動回路
ごと)に決定される。
【0034】そして、このようにして決定された位置補
正データを、各位置補正メモリ106に格納する。これ
により、位置補正メモリ106は、この位置補正データ
を出力する。
【0035】
【表1】
【0036】続いて、シフトレジスタ回路101に、ク
ロック信号CLKのタイミングに従って、n×m個の印
刷データがシリアルに入力される(図2参照)。そし
て、n×m個の印刷データが各シフトレジスタ回路10
1に取り込まれると、ロード信号LOAD(クロックパ
ルス)が各ラッチ回路102に入力される。これによ
り、各ラッチ回路102が、印刷データをパラレルにラ
ッチする。
【0037】次に、2進カウンタ回路107にストロー
ブ信号STBが一定周期で入力される。この周期は、L
ED素子105−1〜105−nが感光ドラムに静電潜
像を書き込む際の画素1行分の書き込み周期の4分の1
に設定される。これにより、図2に示したように、2進
カウンタ回路107から、信号STB1,STB2,S
TB3,STB4がストローブ信号STBと同周期で交
互にオンする(すなわちハイレベルになる)。
【0038】一致回路108は、位置補正データと信号
STB1〜STB4とを比較する。この実施の形態で
は、信号STB1がオンしている状態は位置補正データ
の「00」に、信号STB2がオンしている状態は位置
補正データの「01」に、信号STB3がオンしている
状態は位置補正データの「10」に、信号STB4がオ
ンしている状態は位置補正データの「11」に対応す
る。上述したように、例えば位置補正データの値が「1
0」の場合、一致回路108は、信号STB3がオンの
ときに、出力信号Cをハイレベルにする。これにより、
信号STB3がオンしている期間中、AND素子109
の出力はハイレベルとなる。従って、この期間中、ゲー
ト回路103の各ゲートが開き、ドライバ回路104に
よって各LED素子105−1〜105−nが駆動され
る。
【0039】このようにして1行目の画素についての静
電潜像の記録が終了すると、これと同様にして、2行目
以降の書き込み動作が繰り返される。
【0040】次に、このような動作によってLED記録
ヘッドによる露光位置のずれを調整できる理由につい
て、図3の概念図を用いて説明する。なお、ここでは、
説明を簡単にするために、LEDアレイ105の個数を
26(すなわちm=26)とする。図3において、チッ
プ番号1〜26は、それぞれLEDアレイの番号(駆動
回路100−1〜100−26に対応させて付される)
を示している。
【0041】上述したように、この実施の形態では、L
EDアレイ105ごとに位置ずれを測定して、この位置
ずれの大きさΔLを4段階に分類する。この状態を、図
3(A)に概念的に示す。同図において、a,b,c,
dは、表1の分類a,b,c,dに対応する。また、図
3(A)の各駆動回路100−1〜100−26に格納
すべき位置補正データの値を、表2に示す。
【0042】
【表2】
【0043】ここで、上述したように、位置ずれが分類
aに属するLEDアレイ105は、位置補正データが
「00」となるので、2進カウンタ回路107の出力信
号STB1(図2参照)に対応してオンする。この実施
の形態の場合は、図3(B)に斜線で示したように、チ
ップ番号1,2,3,19,20,21のLEDアレイ
105が信号STB1のタイミングでオンする。
【0044】次に、位置ずれが分類bに属するLEDア
レイ105は、位置補正データが「01」となるので、
2進カウンタ回路107の出力信号STB2(図2参
照)に対応してオンする。この実施の形態の場合は、図
3(C)に斜線で示したように、チップ番号4,5,1
6,17,18,22,23,24のLEDアレイ10
5が信号STB2のタイミングでオンする。
【0045】続いて、位置ずれが分類cに属するLED
アレイ105は、位置補正データが「10」となるの
で、2進カウンタ回路107の出力信号STB3(図2
参照)に対応してオンする。この実施の形態の場合は、
図3(D)に斜線で示したように、チップ番号6,7,
8,9,10,14,15,25,26のLEDアレイ
105が信号STB3のタイミングでオンする。
【0046】最後に、位置ずれが分類dに属するLED
アレイ105は、位置補正データが「11」となるの
で、2進カウンタ回路107の出力信号STB4(図2
参照)に対応してオンする。この実施の形態の場合は、
図3(E)に斜線で示したように、チップ番号11,1
2,13のLEDアレイ105が信号STB4のタイミ
ングでオンする。
【0047】以上のような制御により、感光ドラム上に
静電潜像として記録される画素の分布は、図3(F)に
示したようになる。すなわち、静電潜像の画素は、画素
1行分の幅の4分の1以内のばらつきに抑えられる。
【0048】このように、この実施の形態によれば、L
EDアレイ105の位置ずれに起因する静電潜像の画素
ばらつきを、チップ単位で調整することができる。そし
て、この画素ばらつきを、従来の約4分の1に抑制する
ことができる。
【0049】なお、この実施の形態では、LEDアレイ
105の取付位置のずれを4分類した場合について説明
したが、分類の数は、位置補正メモリ106および2進
カウンタ回路107のビット数を変更すること等によ
り、任意に定め得る。
【0050】また、この実施の形態では、LEDアレイ
105の取付位置のずれを調整する場合を例にとって説
明したが、レンズアレイの結像線の歪みに起因する静電
潜像の画素ばらつきを調整するためにこの発明を適用す
ることも可能である。この場合には、レンズアレイの結
像線の歪みに対応させて位置補正データを作成すればよ
い。さらに、LEDアレイ105の取付位置のずれとレ
ンズアレイの結像線の歪みとを両方考慮して画素位置の
調整を行うことも可能である。
【0051】第2の実施の形態 次に、この発明の第2の実施の形態に係る光記録ヘッド
およびその駆動回路について、図4〜図6を用いて説明
する。
【0052】図4は、この実施の形態に係る光記録ヘッ
ド用位置補正回路の構成を概略的に示す回路図である。
同図において、図1と同じ符号を付した構成部は、それ
ぞれ図1の場合と同じものを示している。
【0053】この実施の形態に係る駆動回路400−1
〜400−mは、主に、3段のラッチ回路402,40
3,404を備えている点およびデータ選択ゲート回路
405を備えている点等で、上述の第1の実施の形態と
異なる。
【0054】第1のラッチ回路402は、図示しないn
個のレジスタを備えており、ロード信号LOADのタイ
ミングに従って、シフトレジスタ回路101が出力する
n個の印刷データをパラレルにラッチする。
【0055】第2のラッチ回路403は、図示しないn
個のレジスタを備えており、ロード信号LOADのタイ
ミングに従って、第1のラッチ回路402が出力するn
個の印刷データをパラレルにラッチする。
【0056】また、第3のラッチ回路404は、図示し
ないn個のレジスタを備えており、ロード信号LOAD
のタイミングに従って、第2のラッチ回路403が出力
するn個の印刷データをパラレルにラッチする。
【0057】データ選択ゲート回路405は、ラッチ回
路402,403,404の各出力をパラレルに入力
し、位置補正メモリ406から入力した位置補正データ
に基づいて、いずれかのラッチ回路からの入力を選択し
て出力する。
【0058】位置補正メモリ406は、クロック信号C
LKのタイミングで位置補正データP(この実施の形態
では4ビットとする)を取り込んで内部に記憶するとと
もに、記憶された位置補正データの上位2ビットをデー
タ選択ゲート回路405に出力し、下位2ビットを一致
回路108に出力する。
【0059】なお、ゲート回路103の内部構成は第1
の実施の形態の場合と同様であるが、各AND素子の一
方の入力端子がラッチ回路ではなくデータ選択ゲート4
05の出力端子に接続されている点で、第1の実施の形
態と異なる。
【0060】次に、図4に示した駆動回路100−1〜
100−mの動作について、図5のタイミングチャート
を用いて説明する。
【0061】この駆動回路100−1〜100−mの位
置補正メモリ406には、予め、4ビットの位置補正デ
ータが格納される。この実施の形態では、この補正デー
タを以下のようにして作成する。
【0062】まず、LEDアレイ105ごとに、位置ず
れの大きさを任意の方法で測定し、この位置ずれの大き
さΔLを分類する。この実施の形態では、ΔLを、画素
3行分の長さ3Lを基準にして12段階に分類する。そ
して、この分類結果に応じ、表3に示したようにして、
位置補正データの値を決定する。この位置補正データ
は、LEDアレイ105ごと(従って駆動回路ごと)に
決定される。
【0063】そして、このようにして決定された位置補
正データを、各位置補正メモリ406に格納する。これ
により、位置補正メモリ406は、この位置補正データ
を出力する。
【0064】
【表3】
【0065】続いて、シフトレジスタ回路101に、ク
ロック信号CLKのタイミングに従って、画素列の1行
目の印刷データ(n×m個)がシリアルに入力される。
そして、1行目の印刷データが各シフトレジスタ回路1
01に取り込まれると、第1のラッチ回路402は、ロ
ード信号LOAD(クロックパルス)のタイミングで、
1行目の印刷データをパラレルにラッチする。
【0066】次に、2行目の印刷データ(n×m個)が
シフトレジスタ回路101にシリアルに入力される。そ
して、2行目の印刷データが各シフトレジスタ回路10
1に取り込まれると、第1のラッチ回路402が、ロー
ド信号LOAD(クロックパルス)のタイミングで、2
行目の印刷データをパラレルにラッチする。これと同時
に、このロード信号LOADのタイミングで、第1のラ
ッチ回路402のラッチデータを第2のラッチ回路40
3がラッチする。
【0067】続いて、3行目の印刷データ(n×m個)
がシフトレジスタ回路101にシリアルに入力される。
そして、3行目の印刷データが各シフトレジスタ回路1
01に取り込まれると、第1のラッチ回路402が、ロ
ード信号LOAD(クロックパルス)のタイミングで、
3行目の印刷データをパラレルにラッチする。これと同
時に、このロード信号LOADのタイミングで、第1の
ラッチ回路402のラッチデータを第2のラッチ回路4
03が、第2のラッチ回路403のラッチデータを第3
のラッチ回路404が、それぞれラッチする。
【0068】以下同様にして、4行目以降の印刷データ
も順次第1のラッチ回路402にラッチされた後、後段
のラッチ回路403,404に順次シフトされる。
【0069】データ選択ゲート回路405は、上述した
ように、位置補正メモリ406から位置補正データの上
位2ビットを入力する。そして、このデータの値が「0
0」の場合は第1のラッチ回路402の出力を、「0
1」の場合は第2のラッチ回路403の出力を、「1
0」の場合は第3のラッチ回路404の出力を、それぞ
れ選択する。
【0070】1行目の印刷データが各ラッチ回路402
にラッチされると、2進カウンタ回路107にストロー
ブ信号STBが一定周期で入力される。この周期は、第
1の実施の形態と同様、LED素子105−1〜105
−nが感光ドラムに静電潜像を書き込む際の画素1行分
の書き込み周期の4分の1に設定される。これにより、
図5に示したように、2進カウンタ回路107から、信
号STB1,STB2,STB3,STB4がストロー
ブ信号STBと同周期で交互にオンする(すなわちハイ
レベルになる)。
【0071】一致回路108は、位置補正データの下位
2ビットと信号STB1〜STB4とを比較する。この
実施の形態では、信号STB1がオンしている状態は位
置補正データ下位2ビットの「00」に、信号STB2
がオンしている状態は位置補正データ下位2ビットの
「01」に、信号STB3がオンしている状態は位置補
正データ下位2ビットの「10」に、信号STB4がオ
ンしている状態は位置補正データ下位2ビットの「1
1」に対応する。例えば、位置補正データの下位2ビッ
トが「01」の場合、一致回路108は、信号STB2
がオンのときに、出力信号Cをハイレベルにする。これ
により、信号STB2がオンしている期間中、ゲート回
路103の各ゲートが開き、ドライバ回路104が、第
2のラッチ回路403にラッチされた印刷データ(ここ
では2行目の印刷データ)に基づいて、各LED素子1
05−1〜105−nを駆動する。
【0072】次に、このような動作によってLED記録
ヘッドによる露光位置のずれを調整できる理由につい
て、図6の概念図を用いて説明する。なお、ここでは、
説明を簡単にするために、LEDアレイ105の個数を
26(すなわちm=26)とする。図6において、チッ
プ番号1〜26は、それぞれLEDアレイの番号(駆動
回路400−1〜400−26に対応させて付される)
を示している。
【0073】上述したように、この実施の形態では、L
EDアレイ105ごとに位置ずれを測定して、この位置
ずれの大きさΔLを12段階に分類する。この状態を、
図6に概念的に示す。同図において、1−a〜1−d,
2−a〜2−d,3−a〜3−dは、表3の分類1−a
〜1−d,2−a〜2−d,3−a〜3−dに対応す
る。また、図6(A)の各チップに格納すべき位置補正
データの値を、表4に示す。
【0074】
【表4】
【0075】位置ずれが分類1−aに属するLEDアレ
イ105は、位置補正データが「0000」であるの
で、信号STB1(図5参照)がオンの期間中、第1の
ラッチ回路402の印刷データに基づいてLEDアレイ
105を駆動する。この実施の形態の場合は、図6
(A)および表4に示したように、チップ番号1,16
のLEDアレイ105が、このタイミングで駆動され
る。
【0076】また、位置ずれが分類1−b,1−c,1
−dに属するLEDアレイ105は、位置補正データが
「0001」,「0010」,「0011」となるの
で、2進カウンタ回路107の出力信号STB2,ST
B3,STB4(図5参照)がオンの期間中、第1のラ
ッチ回路402の印刷データに基づいてLEDアレイ1
05を駆動する。この実施の形態の場合は、図6(A)
および表4に示したように、チップ番号2〜4,13〜
15,17〜19のLEDアレイ105が、このタイミ
ングで駆動される。
【0077】位置ずれが分類2−aに属するLEDアレ
イ105は、位置補正データが「0100」となるの
で、信号STB1(図5参照)がオンの期間中、第2の
ラッチ回路403の印刷データに基づいてLEDアレイ
105を駆動する。この実施の形態の場合は、図6
(A)および表4に示したように、チップ番号5,1
2,20のLEDアレイ105が、このタイミングで駆
動される。なお、図6(A)に示したように、分類2−
aに属するLEDアレイ105が1行目の印刷データに
基づいて駆動されているとき、分類1−aに属するLE
Dアレイ105は2行目の印刷データに基づいて駆動さ
れる。
【0078】位置ずれが分類2−b,2−c,2−dに
属するLEDアレイ105は、信号STB2,STB
3,STB4(図5参照)のタイミングで駆動される。
これらのLEDアレイ105も第2のラッチ回路403
の印刷データに基づいて駆動されるので、分類1−b〜
1−dに属するLEDアレイ105よりも1行前の印刷
データを用いて駆動制御される。
【0079】同様に、位置ずれが分類3−a〜3−dに
属するLEDアレイ105は、信号STB1〜STB4
のタイミングで、分類1−a〜1−dに属するLEDア
レイ105よりも2行前の印刷データを用いて駆動制御
される。
【0080】以上のような制御により、感光ドラム上に
静電潜像として記録される画素の分布は、図6(B)に
示したようになる。すなわち、静電潜像の画素は、LE
Dアレイ105の位置ずれΔLが画素3行分の幅3L以
内であれば、画素1行分の幅Lの4分の1以内のばらつ
きに抑えられる。
【0081】このように、この実施の形態によれば、L
EDアレイ105の位置ずれに起因する静電潜像の画素
ばらつきを、チップ単位で調整することができる。そし
て、この画素ばらつきを、従来の約12分の1に抑制す
ることができる。
【0082】また、LEDアレイ105の位置ずれが画
素複数行分(ここでは3行分)にわたっている場合でも
画素ばらつきを調整することができる。
【0083】なお、この実施の形態では、LEDアレイ
105の取付位置のずれを4分類した場合について説明
したが、分類の数は、位置補正メモリ406および2進
カウンタ回路107のビット数を変更すること等によ
り、任意に定め得る。
【0084】また、この実施の形態では、画素3行分以
内の位置ずれを調整する場合について説明したが、ラッ
チ回路の段数を変更すること等により、2行分の調整或
いは4行分以上の調整を行うことができるようにLED
記録ヘッドを構成することも可能である。
【0085】さらに、この実施の形態では、LEDアレ
イ105の取付位置のずれを調整する場合を例にとって
説明したが、レンズアレイの結像線の歪みに起因する静
電潜像の画素ばらつきを調整するためにこの発明を適用
することも可能である。この場合には、レンズアレイの
結像線の歪みに対応させて位置補正データを作成すれば
よい。さらに、LEDアレイ105の取付位置のずれと
レンズアレイの結像線の歪みとを両方考慮して画素位置
の調整を行うことも可能である。
【0086】第3の実施の形態 次に、この発明の第3の実施の形態に係る光記録ヘッド
およびその駆動回路について、図7〜図9を用いて説明
する。
【0087】図7は、この実施の形態に係る光記録ヘッ
ド用位置補正回路の構成を概略的に示す回路図である。
同図において、図1と同じ符号を付した構成部は、それ
ぞれ図1の場合と同じものを示している。
【0088】この実施の形態に係る駆動回路700−1
〜700−mは、位置補正メモリ106、一致回路10
8およびAND素子109を備えていない点で、上述の
第1の実施の形態と異なる。
【0089】また、この実施の形態では、駆動回路70
0−1〜700−mの外部に、印刷データを補正するた
めに、アドレスカウンタ701、補正回路702、位置
補正メモリ703および外部メモリ704を備えてい
る。
【0090】アドレスカウンタ701は、クロック信号
CLKのタイミングに従ってアドレス値を「1」ずつカ
ウントアップする。このアドレス値は、補正回路702
に出力される。
【0091】補正回路702は、位置補正メモリ703
から入力した位置補正データに基づいて、アドレスカウ
ンタ701から入力したアドレス値を加減する。そし
て、この演算結果を書込アドレスとして外部メモリ70
4に出力する。
【0092】位置補正メモリ703には、図8(A)を
用いて後述するように、各LEDアレイ105の位置ず
れ量を表すデータが格納されている。
【0093】外部メモリ704は、補正回路702から
入力した書込アドレスに基づいて、外部から入力した印
刷データを1/4行単位で格納する。そして、書き込ま
れた印刷データを、補正後の印刷データとして、駆動回
路700−1〜700−mに出力する。
【0094】次に、この実施の形態における印刷データ
の補正方法について説明する。
【0095】この実施の形態でも、上述の各実施の形態
と同様、LEDアレイ105ごとに位置ずれの大きさを
任意の方法で測定し、この位置ずれの大きさΔLを分類
する。この実施の形態では、上述の第2の実施の形態と
同様、ΔLを、画素3行分の長さ3Lを基準にして12
段階に分類するものとする。そして、この分類結果に応
じ、表5に示したようにして、位置補正データの値を決
定する。なお、位置補正データの値の決定方法は、第2
の実施の形態の場合(表3参照)と同様である。
【0096】例えば、図8(A)に示したような位置ず
れ分布を位置補正データで表すと、表5に示したように
なる。以下、図8(A)および表5に示したような位置
ずれ分布の場合を例にとって説明する。図8(A)およ
び表5において、チップ番号1〜26は、それぞれLE
Dアレイの番号(駆動回路700−1〜700−26に
対応させて付される)を示している。
【0097】
【表5】
【0098】上述のように、補正回路702は、アドレ
スカウンタ701からアドレス値を入力し、また、位置
補正メモリ703から位置補正データを入力する。そし
て、この位置補正データに基づいて、アドレス値を加減
する。
【0099】例えば、1番目〜n番目のアドレス値(す
なわちチップ番号1に対応するアドレス値)を入力した
とき、これらのビットに対応する位置補正データの値は
「0000」なので、位置ずれは(1/4)L未満であ
る。この場合、位置補正メモリ703は、アドレス値を
加減すること無くそのまま出力する。これにより、印刷
データの1番目〜n番目のビットは、外部メモリ704
の領域1−aに格納される(図8(B)参照)。
【0100】次に、n+1〜2n+1番目のアドレス値
(すなわちチップ番号1に対応するアドレス値)を入力
したとき、このビットに対応する位置補正データの値は
「0001」なので、補正回路702は、これらのアド
レスが外部メモリ704の領域1−bに対応する値とな
るように、アドレス値を増加させる。
【0101】以下同様にして、外部メモリ704の印刷
データ格納領域が図8(B)に示した状態になるよう
に、補正回路702がアドレス値を変更する。
【0102】また、外部メモリ704の記憶領域のう
ち、印刷データを格納しない領域には、LEDの非点灯
に対応する印刷データ(例えば「0」)を格納すればよ
い。
【0103】外部メモリ704に格納された印刷データ
は、1−a,1−b,・・・の順で、そのままシリアル
に読み出され、駆動回路700−1〜700−mに送ら
れる。
【0104】このようにして、補正後の印刷データが、
駆動回路700−1〜700−mに供給される。
【0105】次に、図7に示した駆動回路700−1〜
700−mの動作について、図9のタイミングチャート
を用いて説明する。
【0106】まず、シフトレジスタ回路101に、クロ
ック信号CLKのタイミングに従って、外部メモリ70
4の領域1−a,1−b,・・・に格納されている印刷
データ(n×m個)が、順次、シリアルに入力される。
領域1−aの印刷データが各シフトレジスタ回路101
に取り込まれると、ロード信号LOAD(クロックパル
ス)が各ラッチ回路102に入力される。これにより、
各ラッチ回路102が、印刷データをパラレルにラッチ
する。
【0107】次に、2進カウンタ回路107にストロー
ブ信号STBが一定周期で入力される。この周期は、L
ED素子105−1〜105−nが感光ドラムに静電潜
像を書き込む際の画素1行分の書き込み周期の4分の1
に設定される。これにより、図9に示したように、2進
カウンタ回路107から、信号STB1,STB2,S
TB3,STB4がストローブ信号STBと同周期で交
互にオンする(すなわちハイレベルになる)。
【0108】ゲート回路103は、2進カウンタSTB
1がオン(ハイレベル)になったときにゲートを開く。
これにより、ドライバ回路104が、各LED素子10
5−1〜105−nを駆動する。
【0109】続いて、領域1−bの印刷データが各シフ
トレジスタ回路101に取り込まれ、ロード信号LOA
Dによって各ラッチ回路102にラッチされる。そし
て、2進カウンタSTB2がオンになったときにゲート
回路103のゲートを開き、ドライバ回路104が各L
ED素子105−1〜105−nを駆動する。
【0110】以下同様にして、領域1−c以降の各印刷
データを用いた書き込み動作が、行われる。
【0111】このように、この実施の形態によれば、L
EDアレイ105の位置ずれに起因する静電潜像の画素
ばらつきを、チップ単位で調整することができる。そし
て、この画素ばらつきを、従来の約12分の1に抑制す
ることができる。
【0112】また、LEDアレイ105の位置ずれが画
素複数行分(ここでは3行分)にわたっている場合でも
画素ばらつきを調整することができる。
【0113】なお、この実施の形態では、LEDアレイ
105の取付位置のずれを4分類した場合について説明
したが、分類の数は、位置補正メモリ703および2進
カウンタ回路107のビット数を変更すること等によ
り、任意に定め得る。
【0114】また、この実施の形態では、画素3行分以
内の位置ずれを調整する場合について説明したが、ラッ
チ回路の段数を変更すること等により、2行分の調整或
いは4行分以上の調整を行うことができるようにLED
記録ヘッドを構成することも可能である。
【0115】さらに、この実施の形態では、LEDアレ
イ105の取付位置のずれを調整する場合を例にとって
説明したが、レンズアレイの結像線の歪みに起因する静
電潜像の画素ばらつきを調整するためにこの発明を適用
することも可能である。この場合には、レンズアレイの
結像線の歪みに対応させて位置補正データを作成すれば
よい。さらに、LEDアレイ105の取付位置のずれと
レンズアレイの結像線の歪みとを両方考慮して画素位置
の調整を行うことも可能である。
【0116】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、この発明に
係る用位置補正回路によれば、露光位置のずれを光記録
ヘッド全体としてではなく、チップ単位で調整すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態に係る光記録ヘッド用位置補
正回路の構成を概略的に示す回路図である。
【図2】第1の実施の形態に係る光記録ヘッド用位置補
正回路の動作を説明するためのタイミングチャートであ
る。
【図3】第1の実施の形態に係る光記録ヘッド用位置補
正回路の動作を説明するための概念図である。
【図4】第2の実施の形態に係る光記録ヘッド用位置補
正回路の構成を概略的に示す回路図である。
【図5】第2の実施の形態に係る光記録ヘッド用位置補
正回路の動作を説明するためのタイミングチャートであ
る。
【図6】第2の実施の形態に係る光記録ヘッド用位置補
正回路の動作を説明するための概念図である。
【図7】第3の実施の形態に係る光記録ヘッド用位置補
正回路の構成を概略的に示す回路図である。
【図8】第3の実施の形態に係る光記録ヘッド用位置補
正回路の動作を説明するための概念図である。
【図9】第3の実施の形態に係る光記録ヘッド用位置補
正回路の動作を説明するためのタイミングチャートであ
る。
【符号の説明】
100−1〜100−m 駆動回路 101 シフトレジスタ回路 102 ラッチ回路 103 ゲート回路 104 ドライバ回路 105 LEDアレイ 105−1〜105−n LED素子 106 位置補正メモリ 107 2進カウンタ回路 108 一致回路 109 AND素子 400−1〜400−m 駆動回路 402 第1のラッチ回路 403 第2のラッチ回路 404 第3のラッチ回路 405 データ選択ゲート回路 406 位置補正メモリ 700−1〜700−m 駆動回路 701 アドレスカウンタ 702 補正回路 703 位置補正メモリ 704 外部メモリ

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個の駆動回路を有する光記録ヘッド
    用位置補正回路において、前記駆動回路のそれぞれが、 印刷データを一時的に記憶するnビット(nは自然数)
    の印刷データ記憶手段と、 この印刷データ記憶手段に保持された前記印刷データを
    ゲート制御信号に応じて並列に出力するnビットのゲー
    ト手段と、 このゲート回路から入力した前記印刷データに基づいて
    n個の発光素子を駆動するnビットの駆動手段と、 外部から入力した補正データに基づいて、前記ゲート制
    御信号を所定時間遅延させて前記ゲート手段に出力する
    位置補正手段と、 を備えたことを特徴とする光記録ヘッド用位置補正回
    路。
  2. 【請求項2】 前記印刷データ記憶手段が、前記印刷デ
    ータを直列に入力して並列に出力するnビットのシフト
    レジスタと、このシフトレジスタから出力された前記印
    刷データを保持するnビットのラッチ回路とを備えたこ
    とを特徴とする請求項1に記載の光記録ヘッド用位置補
    正回路。
  3. 【請求項3】 前記ゲート手段が、一方の入力端子から
    前記印刷データの該当ビットを入力し且つ他方の入力端
    子から前記ゲート制御信号を入力するn個のANDゲー
    トを備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の
    光記録ヘッド用位置補正回路。
  4. 【請求項4】 前記位置補正手段が、1行分の記録周期
    を1/p倍(pは2以上の自然数)に分周する分周手段
    と、前記ゲート制御信号の遅延時間をp種類に分類した
    データを前記補正データとして入力・記憶する補正デー
    タ記憶手段と、前記分周手段の出力および前記補正デー
    タ記憶手段の出力に基づいて前記ゲート制御信号を生成
    ・出力するゲート制御信号生成手段とを備えたことを特
    徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の光記録ヘッド
    用位置補正回路。
  5. 【請求項5】 前記分周手段が2進カウンタであり、前
    記補正データ記憶手段が前記補正データを出力するメモ
    リであり、且つ、前記ゲート制御信号生成手段が前記2
    進カウンタの出力信号レベルと前記メモリの出力信号レ
    ベルとが一致したときに前記ゲート制御信号を出力する
    一致回路であることを特徴とする請求項4に記載の光記
    録ヘッド用位置補正回路。
  6. 【請求項6】 複数個の駆動回路を有する光記録ヘッド
    用位置補正回路において、前記駆動回路のそれぞれが、 q行分の印刷データ(qは2以上の自然数)をnビット
    (nは自然数)ずつ一時的に記憶し、外部から入力した
    補正データに基づいていずれかの行の印刷データを出力
    する印刷データ記憶手段と、 この印刷データ記憶手段に保持された前記印刷データ
    を、ゲート制御信号に応じて並列に出力するnビットの
    ゲート手段と、 このゲート回路から入力した前記印刷データに基づいて
    n個の発光素子を駆動するnビットの駆動手段と、 外部から入力した補正データに基づいて、前記ゲート制
    御信号を所定時間遅延させて前記ゲート手段に出力する
    位置補正手段と、 を備えたことを特徴とする光記録ヘッド用位置補正回
    路。
  7. 【請求項7】 前記印刷データ記憶手段が、前記印刷デ
    ータを直列に入力して並列に出力するnビットのシフト
    レジスタを1段と、このシフトレジスタから出力された
    前記印刷データを保持するnビットのラッチ回路をq段
    と、これらq段のラッチ回路の各出力のいずれかを選択
    するデータ選択ゲート回路とを備えたことを特徴とする
    請求項6に記載の光記録ヘッド用位置補正回路。
  8. 【請求項8】 前記ゲート手段が、一方の入力端子から
    前記印刷データの該当ビットを入力し且つ他方の入力端
    子から前記ゲート制御信号を入力するn個のANDゲー
    トを備えたことを特徴とする請求項6または7に記載の
    光記録ヘッド用位置補正回路。
  9. 【請求項9】 前記位置補正手段が、1行分の記録周期
    を1/p倍(pは2以上の自然数)に分周する分周手段
    と、前記ゲート制御信号の遅延時間をq×p種類に分類
    したデータを前記補正データとして入力・記憶する補正
    データ記憶手段と、前記分周手段の出力および前記補正
    データ記憶手段の出力に基づいて前記ゲート制御信号を
    生成・出力するゲート制御信号生成手段とを備えたこと
    を特徴とする請求項6〜8のいずれかに記載の光記録ヘ
    ッド用位置補正回路。
  10. 【請求項10】 前記分周手段が2進カウンタであり、
    前記補正データ記憶手段が前記補正データを出力するメ
    モリであり、且つ、前記ゲート制御信号生成手段が前記
    2進カウンタの出力信号レベルと前記メモリの出力信号
    レベルとが一致したときに前記ゲート制御信号を出力す
    る一致回路であることを特徴とする請求項9に記載の光
    記録ヘッド用位置補正回路。
  11. 【請求項11】 q行分の印刷データ(qは2以上の自
    然数)を、発光素子の位置ずれに応じてq×p行の印刷
    データ(pは2以上の自然数)に変換する補正手段と、 この補正手段から入力された印刷データを記憶するnビ
    ット(nは自然数)の印刷データ記憶手段と、この印刷
    データ記憶手段に保持された前記印刷データをゲート制
    御信号に応じて並列に出力するnビットのゲート手段
    と、このゲート回路から入力した前記印刷データに基づ
    いてn個の発光素子を駆動するnビットの駆動手段と、
    1行分の記録周期を1/p倍に分周することによって前
    記ゲート制御信号を生成する分周手段とを有する、複数
    個の駆動回路と、 を備えたことを特徴とする光記録ヘッド用位置補正回
    路。
  12. 【請求項12】 前記印刷データ記憶手段が、前記印刷
    データを直列に入力して並列に出力するnビットのシフ
    トレジスタと、このシフトレジスタから出力された前記
    印刷データを保持するnビットのラッチ回路とを備えた
    ことを特徴とする請求項11に記載の光記録ヘッド用位
    置補正回路。
  13. 【請求項13】 前記ゲート手段が、一方の入力端子か
    ら前記印刷データの該当ビットを入力し且つ他方の入力
    端子から前記ゲート制御信号を入力するn個のANDゲ
    ートを備えたことを特徴とする請求項11または12に
    記載の光記録ヘッド用位置補正回路。
  14. 【請求項14】 前記分周手段が2進カウンタであるこ
    とを特徴とする請求項11に記載の光記録ヘッド用位置
    補正回路。
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