JPH11284770A - 通信端末装置 - Google Patents

通信端末装置

Info

Publication number
JPH11284770A
JPH11284770A JP10233256A JP23325698A JPH11284770A JP H11284770 A JPH11284770 A JP H11284770A JP 10233256 A JP10233256 A JP 10233256A JP 23325698 A JP23325698 A JP 23325698A JP H11284770 A JPH11284770 A JP H11284770A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
function
password
communication terminal
source
registered
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10233256A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4171111B2 (ja
Inventor
Takayuki Yamada
貴之 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
Priority to JP23325698A priority Critical patent/JP4171111B2/ja
Publication of JPH11284770A publication Critical patent/JPH11284770A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4171111B2 publication Critical patent/JP4171111B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Facsimiles In General (AREA)
  • Facsimile Transmission Control (AREA)
  • Telephone Function (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 取得した発信元番号をパスワードと見なすこ
とにより、パスワードを覚えておく必要がなく、極めて
簡易に所定の機能を外部から利用できる通信端末装置を
提供する。 【解決手段】 留守番電話機において、電話回線10を
介して交換機から通知される発信元番号と予め登録して
おいた番号とを照合し、一致した場合には所定の機能を
実行するためのパスワードと見なし、対応テーブル7a
を参照して、その発信元番号に対応する所定の機能(例
えば、記憶媒体6に記憶されている留守録メッセージを
外部から取り出すメッセージモニタ機能)を実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、留守番電話機,フ
ァクシミリ装置等の通信端末装置に関し、特に、外部か
らの電話回線を介したパスワード入力に応じて所定の機
能を実行する通信端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、留守番電話機,ファクシミリ装置
等の通信端末装置には各種の機能が付設されている。例
えば、留守番電話機には、留守中に録音されたメッセー
ジを外部から取り出すメッセージモニタ機能が付設さ
れ、ファクシミリ装置には留守中に蓄積された画像デー
タを外部から取り出すリモート取り出し機能が付設され
ている。また、通信端末装置の内部仕様の設定を外部か
ら変更できる機能も付設されている。このような所定の
機能を外部から利用する場合には、DTMF(DialTone
Multi-Frequency)信号でパスワードを通信端末装置へ
送信する必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のシステ
ムでは、パスワードを覚えておきそのパスワードを送信
しなければならず、操作が面倒であると共に、パスワー
ドを忘れた場合には所定の機能を外部から利用できない
という問題がある。また、パスワードが他人に知られる
と無断でその他人が所定の機能を利用することができ、
不正利用に対する安全性の点で問題がある。
【0004】本発明は斯かる事情に鑑みてなされたもの
であり、取得した発信元番号をパスワードと見なすこと
により、パスワードを覚えておく必要がなく、極めて簡
易に所定の機能を外部から利用することができる通信端
末装置を提供することを目的とする。
【0005】本発明の他の目的は、発信元番号の照合と
パスワード入力とを併用することにより、安全性を更に
高めることができる通信端末装置を提供することにあ
る。
【0006】本発明の更に他の目的は、所定の機能と発
信元番号とを1対1,複数対1または1対複数で対応さ
せることにより、機能選択のための操作が不要となる通
信端末装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る通信端末
装置は、電話回線を介したパスワード入力に応じて所定
の機能を実行する通信端末装置において、電話回線を通
じて到来する発信元番号と予め登録しておいた番号とを
照合する手段と、両番号が一致した場合にその発信元番
号を前記パスワードと見なして前記機能を実行する手段
と、一致しないまたは発信元番号が到来しない場合に前
記パスワードを発信元に要求する手段とを備えることを
特徴とする。
【0008】請求項2に係る通信端末装置は、電話回線
を介したパスワード入力に応じて所定の機能を実行する
通信端末装置において、発信元を特定する発信元番号と
予め登録しておいた番号とを照合する手段と、両番号が
一致し、しかも、前記パスワードが入力された場合に、
前記機能を実行する手段とを備えることを特徴とする。
【0009】請求項3に係る通信端末装置は、請求項1
または2において、前記所定の機能と予め登録しておい
た前記番号とが、N対1または1対N(Nは自然数)で
対応していることを特徴とする。
【0010】本発明の通信端末装置(請求項1)にあっ
ては、取得した発信元番号と予め登録しておいた番号と
が一致するか否かを判断する。なお、この発信元番号と
して、例えば、電話会社の発信元番号通知サービスを利
用して交換機から通知される番号を取得する。そして、
取得した発信元番号と登録しておいた番号とが一致する
場合には、この取得した発信元番号を、所定の機能を実
行するためのパスワードと見なし、その所定の機能を外
部から利用できるようにする。このようにすることによ
り、パスワードを覚えていてそれを入力するという煩雑
な操作を行うことなく、極めて簡易に所定の機能を外部
から利用できる。なお、両番号が一致しない場合には、
パスワードを要求し、パスワード入力時にも所定の機能
を外部から利用できることは勿論である。
【0011】本発明の通信端末装置(請求項2)にあっ
ては、取得した発信元番号と予め登録しておいた番号と
が一致するか否かを判断し、両番号が一致し、しかも更
に正しいパスワードが入力された場合に、外部から所定
の機能を利用できるようにする。このようにすることに
より、二重の照合が必要となり、より安全性が向上す
る。
【0012】本発明の通信端末装置(請求項3)にあっ
ては、登録する各番号に1または複数の所定の機能を割
り当てておくか、または、所定の各機能に1または複数
の登録する番号を割り当てておく。よって、取得した発
信元番号がその登録されている番号に一致した場合、利
用したい機能を選択する操作を行うことなく、その番号
に割り当てられた所定の機能を利用することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明をその実施の形態を
示す図面に基づいて具体的に説明する。図1は、本発明
に係る通信端末装置の一例である留守番電話機の構成を
示すブロック図である。図1において、具体的にはCP
Uで構成されている主制御部1は、後述するハードウェ
ア各部と接続されていて、それらを制御すると共に、種
々のソフトウェア的機能を実行する。
【0014】電話回線10に接続された着信検出回路2
は、外部からの着信を検出して主制御部1へ通知する。
電話回線10に設けられたCMLリレー3は、主制御部
1からの指示により電話回線10の閉結,開放を制御す
る。
【0015】操作パネル4は、留守番電話機を操作する
ために必要な文字キー, テンキー (数字キー),短縮ダ
イヤルキー, ワンタッチダイヤルキー, 各種のファンク
ションキー等を備えている。表示部5は、例えば液晶表
示装置(LCD)からなり、操作パネル4による入力結
果、留守番電話機の動作状態等を表示する。
【0016】記憶媒体6は、例えば磁気テープからな
り、留守番機能が設定されている間に相手先から受信し
たメッセージを記憶する。RAM7は、SRAMまたは
フラッシュメモリ等で構成され、ソフトウェアの実行時
に発生する一時的なデータを記憶する。ROM15は、
留守番電話機の動作に必要な種々のソフトウェアのプロ
グラムを予め格納している。
【0017】受話器(図示せず)に内蔵されたスピーカ
11及びマイク12が音声処理ネットワーク13に接続
され、音声処理ネットワーク13はA/D変換器8とD
/A変換器9とを介して主制御部1に接続されている。
また、スピーカ11及びマイク12を有するハンドセッ
ト(受話器)の状態(オンフックまたはオフフック)を
検出するオフフック検出部14が主制御部1に接続され
ている。留守番機能が設定されている際に、相手先から
送られたメッセージは電話回線10,CMLリレー3を
介して音声処理ネットワーク13に取り込まれ、A/D
変換器8へ送られる。A/D変換器8はアナログ信号で
ある音声信号をディジタル信号に変換し、ディジタル信
号に変換されたメッセージは主制御部1を通じて記憶媒
体6に記憶される。記憶したメッセージを再生する場合
には、ディジタル化されたメッセージが記憶媒体6から
主制御部1を通じてD/A変換器9に読み出されてアナ
ログ化され、音声処理ネットワーク13を介してスピー
カ11から出力される。
【0018】この留守番電話機には、留守中に記憶媒体
6に記憶されたメッセージをユーザが外部から取り出す
メッセージモニタ機能が付設されており、後述するよう
に、登録された発信元番号を検出した場合、及び/また
は、特定のパスワードが入力された場合、その記憶媒体
6内のメッセージを読み出してD/A変換器9でアナロ
グ化し、電話回線10を介して発信元(ユーザ)へ送信
するようになっている。また、この留守番電話機には、
外部から内部仕様を設定する仕様設定機能、外部から内
部仕様を変更する仕様変更機能も付設されている。
【0019】このような所定の機能と発信元番号とパス
ワードとの間係を表す図2(a)〜(c)の何れかに示
すような対応テーブル7aが、RAM7の適宜の領域に
予め格納されている。この対応テーブル7aは、ユーザ
操作により消去・更新・追加が可能である。図2(a)
は、所定の機能と発信元番号及びパスワードとが1対1
で対応している例を示し、図2(b)は、1つの所定の
機能に対して複数の発信元番号及びパスワードが対応し
ている例を示し、図2(c)は、1つの発信元番号及び
パスワードに対して複数の所定の機能が対応している例
を示している。
【0020】図3は、本発明に係る通信端末装置の他の
例であるファクシミリ装置の構成を示すブロック図であ
り、このファクシミリ装置は、G3方式及びG4方式の
ファクシミリ通信機能を有する。
【0021】図3において主制御部21は具体的にはC
PUで構成されており、バス40を介して以下に説明す
るハードウェア各部と接続されていて、それらを制御す
ると共に、種々のソフトウェア的機能を実行する。スキ
ャナ22は例えばCCDを利用して送信用の原稿を読み
取り、コーデック部23を介して白黒2値に変換した圧
縮イメージデータが出力される。プリンタ24は例えば
電子写真方式等のプリンタ装置であり、コーデック部2
5を介して入力されるファクシミリ通信により受信した
画像データをハードコピーとして用紙に印字する。
【0022】ROM26は、ファクシミリ装置の動作に
必要な種々のソフトウェアのプログラムを予め格納して
いる。RAM27は、SRAMまたはフラッシュメモリ
等で構成され、ソフトウェアの実行時に発生する一時的
なデータを記憶する。
【0023】画像メモリ28は、DRAM等で構成さ
れ、送信すべき画像データまたは受信した画像データを
格納する。表示部29は、液晶表示装置(LCD)また
はCRTディスプレイ等の表示装置であり、ファクシミ
リ装置の動作状態を表示したり、送信すべき原稿の画像
データ,受信した画像データの表示を行う。操作パネル
30は、ファクシミリ装置を操作するために必要な文字
キー, テンキー (数字キー),短縮ダイヤルキー, ワン
タッチダイヤルキー, 各種のファンクションキー等を備
えている。コーデック部31は、通信用のデータ変換を
行う。
【0024】G3モデム32は、画像データとアナログ
音声信号との相互交換を行い、NCU(Network Contro
l Unit:回線制御装置)33は、アナログデータ回線で
あるPSTN回線41の閉結及び開放の動作を制御し、
必要に応じてG3モデム32をPSTN回線41と接続
する。
【0025】G3モデム34は、画像データとアナログ
音声信号との相互交換を行い、音声コーデック部35
は、アナログ音声信号とデジタルデータとの相互交換を
行い、ISDNインタフェイス部36は、デジタルデー
タ回線であるISDN回線42とのインタフェイス機能
を司る。ISDNインタフェイス部36はS−interfac
e 機能とLAP−D機能とで構成されている。S−inte
rface は、S点のインタフェイスを意味しており、プロ
トコル処理機能, 保守機能, インタフェイス機能を含
む。LAP−D機能はISDNのDチャンネル用のプロ
トコルを制御する。LAP−B機能部37は、ISDN
のBチャンネル用のプロトコルを制御して実際のデータ
通信を行う。
【0026】このファクシミリ装置には、留守中に画像
メモリ28に格納された画像データをユーザが外部から
取り出すリモート取り出し機能が付設されており、後述
するように、登録された発信元番号を検出した場合、及
び/または、特定のパスワードが入力された場合、その
画像メモリ28内の画像データを読み出し、G3モデム
32によるアナログ音声信号への変換後にPSTN回線
41を介して、または、G3モデム34及び音声コーデ
ック部35によるデジタルデータへの変換後にISDN
回線42を介して、発信元(ユーザ)へ送信するように
なっている。また、このファクシミリ装置には、外部か
ら内部仕様を設定する仕様設定機能、外部から内部仕様
を変更する仕様変更機能も付設されている。
【0027】このような所定の機能と発信元番号とパス
ワードとの間係を表す図4(a)〜(c)の何れかに示
すような対応テーブル27aが、RAM27の適宜の領
域に予め格納されている。この対応テーブル27aは、
ユーザ操作により消去・更新・追加が可能である。図4
(a)は、所定の機能と発信元番号及びパスワードとが
1対1で対応している例を示し、図4(b)は、1つの
所定の機能に対して複数の発信元番号及びパスワードが
対応している例を示し、図4(c)は、1つの発信元番
号及びパスワードに対して複数の所定の機能が対応して
いる例を示している。
【0028】次に、動作について説明する。図5は、本
発明の第1例(請求項1に相当)における動作手順を示
すフローチャートである。上述したような構成の留守番
電話機またはファクシミリ装置に外線が着信された場合
(ステップS1:YES)、電話会社が行う発信元番号
通知サービスを利用して、呼び出し時に交換機から通知
される発信元番号を取得する(ステップS2)。そし
て、その回線を閉結する(ステップS3)。
【0029】取得した発信元番号が、対応テーブル7a
または27aに登録されている発信元番号の何れかに一
致するか否かを判断する(ステップS4)。一致する場
合には(S4:YES)、その発信元番号に対応する1
または複数の所定の機能を実行する(ステップS5)。
つまり、留守番電話機である場合には、対応テーブル7
aを参照して、発信元番号に対応する機能(メッセージ
モニタ機能,仕様設定機能,仕様変更機能のうちの1ま
たは複数の機能)を実行する。ファクシミリ装置である
場合には、対応テーブル27aを参照して、発信元番号
に対応する1または複数の所定の機能(リモート取り出
し機能,仕様設定機能,仕様変更機能のうちの1または
複数の機能)を実行する。この際、図2,図4の(a)
及び(b)に示すような対応テーブル7a,27aが設
定されている場合には、その発信元番号に合った1つの
所定の機能を実行する。一方、図2,図4の(c)に示
すように1つの発信元番号に対して複数の所定の機能が
対応しているような対応テーブル7a,27aが設定さ
れている場合、その発信元番号に合った複数の所定の機
能を一連的に行っても良いし、それらの複数の機能から
選択した機能のみを行うようにしても良い。この1また
は複数の所定の機能を実行した後、回線を開放して(ス
テップS6)、処理は終了する。
【0030】取得した発信元番号が登録されている発信
元番号の何れにも一致しない場合には(S4:NO)、
パスワードを要求する(ステップS7)。対応テーブル
7aまたは27aに登録されているパスワードが入力さ
れたか否かを判断する(ステップS8)。そして、特定
のパスワードが入力されたときには(S8:YES)、
発信元番号が一致した場合と同様に、そのパスワードに
対応する所定の機能を実行した後(S5)。回線を開放
して(S6)、処理は終了する。
【0031】なお、特定のパスワードが入力されないと
きには(S8:NO)、何れの機能も実行せずにその回
線を開放して(S6)、処理は終了する。
【0032】図6は、本発明の第2例(請求項2に相
当)における動作手順を示すフローチャートである。上
述したような構成の留守番電話機またはファクシミリ装
置に外線が着信された場合(ステップS11:YE
S)、電話会社が行う発信元番号通知サービスを利用し
て、呼び出し時に交換機から通知される発信元番号を取
得する(ステップS12)。そして、その回線を閉結す
る(ステップS13)。
【0033】取得した発信元番号が、対応テーブル7a
または27aに登録されている発信元番号の何れかに一
致するか否かを判断する(ステップS14)。一致する
場合には(S14:YES)、パスワードを要求する
(ステップS15)。そして、対応テーブル7aまたは
27aに登録されているパスワードが入力されたか否か
を判断する(ステップS16)。対応テーブル7aまた
は27aに登録されている特定のパスワードが入力され
た場合には(S16:YES)、その発信元番号及びパ
スワードに対応する1または複数の所定の機能を実行す
る(ステップS17)。つまり、留守番電話機である場
合には、対応テーブル7aを参照して、発信元番号に対
応する機能(メッセージモニタ機能,仕様設定機能,仕
様変更機能のうちの1または複数の機能)を実行する。
ファクシミリ装置である場合には、対応テーブル27a
を参照して、発信元番号に対応する機能(リモート取り
出し機能,仕様設定機能,仕様変更機能のうちの1また
は複数の機能)を実行する。この際、図2,図4の
(a)及び(b)に示すような対応テーブル7a,27
aが設定されている場合には、その発信元番号に合った
1つの所定の機能を実行する。一方、図2,図4の
(c)に示すように1つの発信元番号に対して複数の所
定の機能が対応しているような対応テーブル7a,27
aが設定されている場合、その発信元番号に合った複数
の所定の機能を一連的に行っても良いし、それらの複数
の機能から選択した機能のみを行うようにしても良い。
この所定の機能を実行した後、回線を開放して(ステッ
プS18)、処理は終了する。
【0034】取得した発信元番号が登録されている発信
元番号の何れにも一致しない場合(S14:NO)、ま
たは、登録されているパスワードが入力されない場合
(S16:NO)、何れの機能も実行せずにその回線を
開放して(S18)、処理は終了する。
【0035】発信元番号の取得(S2,S12)をする
ための方式及び手順は、国,地域,電話会社などによっ
て異なるが、着信に応答する前に発信元番号を取得する
ことができれば、本発明を適用することができる。
【0036】また、留守番電話機の場合、パスワードの
要求(S7,S15)は留守番電話機から音声メッセー
ジを送出し、発呼者に対してDTMFによる入力を要求
することにより行う。しかし、ファクシミリ装置の場
合、発呼側が自動送信することもあるので、音声メッセ
ージによりDTMFの入力を求めることができない。発
呼側から到来する通信手順信号には、発信元を示す信号
(TSI信号),パスコード信号(PWD信号)が含ま
れていることがあるので、一旦通信手順を開始した後、
これらをパスワードとして代用することができる。
【0037】
【発明の効果】以上のように、本発明の通信端末装置で
は、取得した発信元番号と登録しておいた番号とが一致
する場合に、所定の機能を外部から利用できるようにし
たので、取得した発信元番号をパスワードと見なした処
理を行え、極めて簡易に所定の機能を外部から利用で
き、パスワードをうっかり忘れた場合にも対応可能であ
る。
【0038】本発明の他の通信端末装置では、取得した
発信元番号と登録しておいた番号とが一致し、しかも、
正しいパスワードが入力された場合にのみ、所定の機能
を外部から利用できるようにしたので、発信元番号の照
合とパスワード入力との併用により、他人が所定の機能
を無断で利用することを完璧に防止でき、高い安全性を
実現できる。
【0039】本発明の更に他の通信端末装置では、発信
元番号と所定の機能とを1対1,1対複数または複数対
1で対応させておくようにしたので、取得した発信元番
号が登録されている番号に一致した場合、その番号に対
応する所定の機能を必然的に利用でき、機能選択のため
の操作が不要である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る通信端末装置の一例である留守番
電話機の構成を示すブロック図である。
【図2】留守番電話機における対応テーブルの一例を示
す図である。
【図3】本発明に係る通信端末装置の他の例であるファ
クシミリ装置の構成を示すブロック図である。
【図4】ファクシミリ装置における対応テーブルの一例
を示す図である。
【図5】本発明の第1例(請求項1)における動作手順
を示すフローチャートである。
【図6】本発明の第2例(請求項2)における動作手順
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 主制御部 6 記憶媒体 7a 対応テーブル 21 主制御部 27a 対応テーブル 28 画像メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 1/44 H04N 1/44

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話回線を介したパスワード入力に応じ
    て所定の機能を実行する通信端末装置において、電話回
    線を通じて到来する発信元番号と予め登録しておいた番
    号とを照合する手段と、両番号が一致した場合にその発
    信元番号を前記パスワードと見なして前記機能を実行す
    る手段と、一致しないまたは発信元番号が到来しない場
    合に前記パスワードを発信元に要求する手段とを備える
    ことを特徴とする通信端末装置。
  2. 【請求項2】 電話回線を介したパスワード入力に応じ
    て所定の機能を実行する通信端末装置において、発信元
    を特定する発信元番号と予め登録しておいた番号とを照
    合する手段と、両番号が一致し、しかも、前記パスワー
    ドが入力された場合に、前記機能を実行する手段とを備
    えることを特徴とする通信端末装置。
  3. 【請求項3】 前記所定の機能と予め登録しておいた前
    記番号とが、N対1または1対N(Nは自然数)で対応
    している請求項1または2記載の通信端末装置。
JP23325698A 1998-01-27 1998-08-19 通信端末装置 Expired - Fee Related JP4171111B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23325698A JP4171111B2 (ja) 1998-01-27 1998-08-19 通信端末装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10-14678 1998-01-27
JP1467898 1998-01-27
JP23325698A JP4171111B2 (ja) 1998-01-27 1998-08-19 通信端末装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11284770A true JPH11284770A (ja) 1999-10-15
JP4171111B2 JP4171111B2 (ja) 2008-10-22

Family

ID=26350686

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23325698A Expired - Fee Related JP4171111B2 (ja) 1998-01-27 1998-08-19 通信端末装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4171111B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010088995A (ko) * 2001-08-31 2001-09-29 안명훈 발신자 번호 표시 기능을 이용한 유무선전화기의 시큐리티장치 및 그 방법

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010088995A (ko) * 2001-08-31 2001-09-29 안명훈 발신자 번호 표시 기능을 이용한 유무선전화기의 시큐리티장치 및 그 방법

Also Published As

Publication number Publication date
JP4171111B2 (ja) 2008-10-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH08289037A (ja) 通信装置
JPH02146866A (ja) ファクシミリ通信装置
JP4171111B2 (ja) 通信端末装置
US5467389A (en) Personal communication system answerable by proxy
JP2000151961A (ja) 通信端末装置
JPH04120869A (ja) ファクシミリ装置
JP3274765B2 (ja) ファクシミリ装置
KR100228710B1 (ko) 지역별 시외통화 허용 방법
JP3837905B2 (ja) 通信端末装置
JP3129186B2 (ja) ファクシミリ装置
JPH089082A (ja) ファクシミリ蓄積交換装置
JPH0530195A (ja) 電話回線を用いる通信装置
JP3513339B2 (ja) 電話機
JPS61176240A (ja) 通信装置
GB2309355A (en) A method of relaying facsimile data at an appointed time
JPH10285274A (ja) 通信端末装置
JPH09153998A (ja) 通信端末装置
JPH07184022A (ja) ファクシミリ装置
JPH0622115A (ja) ファクシミリ装置
JPS62263744A (ja) デ−タ通信装置
JPH04179366A (ja) ファクシミリ装置
JPH04230167A (ja) ファクシミリ装置
JPH0837563A (ja) 電話機
JPH07273963A (ja) ファクシミリ蓄積交換装置
JPH03270448A (ja) ダイヤル制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040507

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060206

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060214

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060404

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060509

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060529

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20060803

A912 Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20060901

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080613

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080808

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110815

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120815

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130815

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees