JPH11284293A - プリント配線用フレキシブル回路基板 - Google Patents

プリント配線用フレキシブル回路基板

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JPH11284293A
JPH11284293A JP10027698A JP10027698A JPH11284293A JP H11284293 A JPH11284293 A JP H11284293A JP 10027698 A JP10027698 A JP 10027698A JP 10027698 A JP10027698 A JP 10027698A JP H11284293 A JPH11284293 A JP H11284293A
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JP
Japan
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sheet
fibrous
circuit board
printed wiring
web
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JP10027698A
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English (en)
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Kentaro Asakura
健太郎 朝倉
Toshio Sato
敏雄 佐藤
Sukeji Yamamoto
資次 山本
Setsuo Hotta
節夫 堀田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Central Motor Wheel Co Ltd
Chuo Seiki KK
Original Assignee
Central Motor Wheel Co Ltd
Chuo Seiki KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フレキシブル形のプリント配線板で量産して
も品質の均一性を確実に保持することのできるプリント
配線用回路基板とその製法を提供すること。 【解決手段】 回路基板としては、少なくとも二層に積
層された状態の一方と他方の二枚の不織紙11,12
と、この各不織紙11,12相互間に薄膜状に付加され
た導電性粒子層13とを含む構成としたこと。又、その
製法として、繊維状シート塊を二枚同時に連続的に形成
するウエブ形成工程50、各繊維状シート塊の内部繊維
質を内部接着する内部接着工程60、各繊維状シート塊
を積層状態に重合し接着するシート塊重合接着工程7
0、重合した不織布シート本体を乾燥する工程80とを
備え、ウエブ形成工程とシート塊重合接着工程との間に
何れか一方のウエブの面に導電性粒子を付す工程100
を設けたこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリント配線用回
路基板に係り、特に柔軟性を備えたフレキシブル形のプ
リント配線用回路基板に関する。
【0002】
【従来の技術】フレキシブル形のプリント配線板(PW
B)は、一般にプリント配線の回路基板が柔軟性のある
絶縁基板を備え、それに付される導体層では、1層およ
び2層以上の多層のものがある。又、特殊なものとし
て、1層の導体層の両面を部品接続に用いるものやリジ
ッド板と一体化したもの等がある。この種のプリント配
線板は、従来より、主として可動部分を持つ部品の接続
や微細空間への電子回路実装などに利用されている。
【0003】この種のフレキシブル形プリント配線板の
回路基板の素材としては、従来よりポリエステル或いは
ポリイミドフィルムが用いられているが、近時にあって
は、耐熱性および高密度実装用としてポリイミドフィル
ムが多用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例にあって
は、ポリイミドフィルム等を素材とした回路基板を有す
るプリント配線板にあっては、実装される電子回路が外
来電磁波の影響を受けて誤動作する(例えば、電磁波障
害によって生じる病院中の電子機器の誤動作)等の不都
合がしばしば生じていた。このため、かかる不都合を改
善するため、多くの場合、回路基板の素材であるポリイ
ミドフィルムに所定の導電膜を付す等の試みが日常的に
行われている。
【0005】しかしながら、ポリイミドフィルムの全面
に所定の導電膜を付すには、プリント配線の工程に更に
複数の工程が加味されることから工程全体が複雑とな
り、また、生産ラインごとに又は同一生産ラインであっ
ても日時が異なった場合等にあっては、その全体で品質
の均一性を保持するのに多くの手間がかかるという不都
合が生じていた。
【0006】
【発明の目的】本発明は、上記従来例の有する不都合を
改善し、特に全面にわたって導電膜が付され且つ使用時
の繰り返し屈曲動作に遭遇しても安定した電気的特性等
を長期にわたって維持することができ、且つ積層工程を
複雑化することなく耐久性および品質の均一性を確保し
得る量産性を備えたプリント配線用回路基板およびその
製法を提供することを、その目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1乃至7記載の各発明では、少なくとも二層
に積層された状態の一方と他方の二枚の不織紙と、この
各不織紙相互間に薄膜状に付加された導電性粒子層とを
含むこと、を基本構成として採用している。
【0008】ここで、導電性粒子層については、二枚の
不織紙の何れか一方の不織紙に導電性粒子を一様に含浸
させるように構成してもよい。また、前述した不織紙を
三層に積層すると共に、中央層を構成する不織紙に導電
性粒子を含浸させるように構成してもよい。ここで、導
電性粒子として、銀粉,銅微粒粉等の金属製粒子を使用
し、又はこれに代えてアルミニウム,銅等の細線又は箔
等を使用すると、導電性良好な導電性粒子層又は導電性
を備えた不織紙層を得ることができる。
【0009】このため、この請求項1乃至4記載の各プ
リント配線用回路基板にあっては、内部にフィルム状に
積層された導電性粒子層の電磁波遮蔽作用によって高周
波回路基板等に必要とされる耐高周波リーク特性等につ
いても優れた特性を備えたものとなり、更に、耐疲労
(繰り返し疲労寿命)試験に際しても導電性粒子層が不
織布に屈曲動作に有効に対応するので、導電性粒子層部
分が導電性を損なうことなく長期にわたって屈曲性を維
持することができる。
【0010】又、温度変化に際しても特に導電性粒子が
独立した伸縮し得るので、電気的特性を低下させること
なく充分に対応することができ、発信回路等を組み込ん
で被服内に縫い付けても屈曲性があることから違和感の
ない状態で使用することができる。
【0011】又、請求項8乃至10記載の各発明では、
不織紙の元を成すウエブとしての繊維状シート塊を二枚
同時に連続的に形成するウエブ形成工程と、このウエブ
形成工程で形成される二枚の連続した各繊維状シート塊
の内部繊維質の繊維質相互間をそれぞれ内部接着する繊
維質内部接着工程と、この繊維質の内部接着工程を経た
二枚の連続した各繊維状シート塊を積層状態に重合し接
着して不織布シート本体を形成するシート塊重合接着工
程と、このシート塊重合接着工程で形成された二枚の連
続した不織布シート本体を乾燥するシート乾燥工程とを
備えている。そして更に、ウエブ形成工程とシート塊重
合接着工程との間の所定箇所には、重合前の二つのウエ
ブの対向面側で何れか一方のウエブの面に導電性粒子を
一様に付す導電性粒子付加工程を設ける、という構成を
基本的な構成として採用している。
【0012】ここで、前述した導電性粒子付加工程は、
ウエブ形成工程と繊維質内部接着工程との間に設けても
よい。又、前述した導電性粒子付加工程は、繊維質内部
接着工程とシート塊重合接着工程の間に設けもよい。
【0013】このため、この請求項8乃至10記載の各
発明によると、これによって形成されるプリント配線用
回路基板として、前述した請求項1乃至7記載の各プリ
ント配線用回路基板と同等に機能するものを得ることが
できるほか、更に、基板上に順次積層する従来の工程の
場合と異なり大量の需要に対しても高精度に保証された
品質が均一な回路基板を提供することができる。
【0014】更に、請求項11記載の発明では、不織紙
の元を成すウエブとしての繊維状シート塊の二枚を同時
に連続的に形成するウエブ形成工程と、このウエブ形成
工程で形成される二枚の連続した各繊維状シート塊の内
部繊維質の相互間をそれぞれ内部接着する繊維質内部接
着工程と、この繊維質内部接着工程を経た二枚の連続し
た各繊維状シート塊を相互に重合し接着して二層状態の
不織紙シート本体を形成するシート塊重合接着工程と、
このシート塊重合接着工程で接着され一体化された二層
状態の不織布シート本体を乾燥するシート乾燥工程とを
備えている。
【0015】そして、前述したウエブ形成工程に、二枚
の連続した各繊維状シート塊の内の何れか一方の繊維状
シート塊に予め導電性粒子を混入する導電性粒子混入工
程を併設する、という構成を採っている。
【0016】このようにしても、前述した請求項8乃至
10記載の各発明によると同等に機能するプリント配線
用回路基板を得ることができるほか、更に、一方の繊維
状シート塊の形成時に導電性粒子を混入するようにした
ので、繊維質同志の内部接着実施例に同時に導電性粒子
を繊維質に一体的に付着させることができ、かかる点に
おいて製造工程が単純化され、更にシート塊重合接着工
程における重合接着に際しても導電性粒子に合った接着
剤を選定する等の煩わしさを排除することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図1
乃至図2に基づいて説明する。まず、この図1におい
て、符号10は二層に積層された一方と他方の二枚の不
織紙11,12から成る回路基板として好適な可塑性面
状部材としての不織紙本体を示す。この不織紙本体10
を構成する各不織紙11,12の相互間には、導電性粒
子13が薄膜状に付加されている。
【0018】この導電性粒子13は、後述するように、
例えば一方の不織紙11の前述した他の不織布12に対
向する面に薄膜状に一様に付加される。これによって、
二層に積層された一方と他方の二枚の不織紙11,12
の相互間に、前述した導電性粒子13が薄膜状に配設さ
れるようになっている。
【0019】導電性粒子13の素材としては、粒子状の
種々の導電性部材が使用されるが、本実施形態にあって
は、銀粉,銅微粒粉,又はアルミニウム細線箔等の金属
製粒子が使用されている。ここで、導電性粒子13の層
に代えて、銀,銅,アルミニウム等の細線又は箔をその
ままの形態で、又は網状に織り合わせた状態で層状に組
み込んで使用してもよい。
【0020】不織紙11,12としては、本実施形態で
は、アラミド紙が使用されているが、同等に機能を有す
るものであれば他の素材であってもよい。又、不織紙1
1,12に代えてポリイミド,アラミド紙(全芳香族ポ
リアミド)等の不織布を使用してもよい。
【0021】前述した不織紙11,12の形成法として
は、例えば、繊維とパルプを通常の製紙の手法をもって
一体化して成る湿式の不織布形成方法がある。ここで、
繊維ウエブ(又はウエブ)とは、繊維の方向がある程度
揃った繊維塊のシート状のものをいう。
【0022】次に、不織紙本体の製造方法を、図2乃至
図4に基づいて説明する。不織紙それ自体は、例えば、
アラミド(全芳香族ポリアミド)の重合体(ポリマー)
から短繊維(フロック)と合成パルプ(ファイブリッ
ド)を造りこれを水中に分散させ、その後に所定の工程
を経て製造される。
【0023】以下、その工程を順次説明すると、まず、
図2に示すように、不織紙の元を成すウエブとしての繊
維状シート塊11A,12Aを同一のタイミングで二枚
同時に連続的に形成するウエブ形成工程50と、このウ
エブ形成工程50で形成される二枚の連続した各繊維状
シート塊11A,12Aの内部繊維質の相互間をそれぞ
れ内部接着する繊維質内部接着工程60と、この繊維質
内部接着工程60を経た二枚の連続した各繊維状シート
塊11A,12Aを積層状態に重合し接着して不織紙シ
ート本体10Aを形成するシート塊重合接着工程70
と、このシート塊重合接着工程70で形成された二枚の
連続した不織紙シート本体10Aを乾燥するシート乾燥
工程80とを備えている。符号90は完成した不織紙シ
ート本体10Aを巻き取る巻き取り工程を示す。
【0024】又、本実施形態にあっては、前述した繊維
質内部接着工程60とシート塊重合接着工程70との間
に、重合前の二つのウエブ(繊維状シート塊)11A,
12Aの対向面側で何れか一方のウエブ(繊維状シート
塊)11Aの面に一様に導電性粒子13を付す導電性粒
子付加工程100が設けられている。
【0025】この場合、上記導電性粒子付加工程100
では、前述した繊維質内部接着工程60から送り出され
る二つの繊維状シート塊11A,12Aは、一方の繊維
状シート塊11Aが他方の繊維状シート塊12Aの真下
に位置するように配置されている。
【0026】そして、下側に位置する繊維状シート塊1
1A上に予め接着剤を付すと共に、この接着剤が付され
た繊維状シート塊11A上に、整粒された導電性粒子が
導電性粒子付加工程100から連続的に且つほぼ均一に
(薄膜状に)落下放出され、これによって、導電性粒子
が繊維状シート塊11A上にほぼ均一に付着されるよう
になっている。
【0027】このようにすると、二つの繊維状シート塊
11A,12Aの重合動作の直前に当該繊維状シート塊
11A,12Aの相互間に導電性粒子を薄膜状に連続し
て介装し得ることから、導電性粒子の飛散が少なくな
り、振動等による落下等も抑制されて都合がよい。
【0028】又、導電性粒子付加工程100は、ウエブ
形成工程50と繊維質内部接着工程60との間に装備し
てもよい。図6にこれを示す。このようにすると、繊維
質内部接着工程60で導電性粒子が確実に当該繊維状シ
ート塊11A内の繊維質にまで浸透することとなり、こ
のため導電性粒子の経時的離脱が抑制されることから耐
久性が増すという利点がある。この図6において、その
他の各構成要素は、前述した図2で開示したものがその
まま装備されている。
【0029】ここで、前述した各工程に装備される装置
について、更に詳述する。まず、ウエブ形成工程50
は、図2に示すように、同一に形成され同一のタイミン
グで作動する第1と第2の二つのウエブ形成装置51,
52を備え、それぞれが独立して所定厚さの繊維状シー
ト塊11A,12Aを同一のタイミングで形成し送り出
すように構成されている。
【0030】この第1のウエブ形成装置51は、ウエブ
の形成方法(湿式,乾式,直接式)によって種々の形態
の装置が採用され使用される。図3に湿式のウエブ形成
装置51の例を示す。
【0031】上記図3に示す湿式のウエブ形成装置51
は、水中に短繊維を均一に水との重量比が0.01〜
0.5%程度に懸濁し、これを金網ベルト51a上或い
は2本のベルト間に注ぎ込んでウエブを作る。このまま
では水分を多量に含んでいるので、これをロールで絞る
と同時に乾燥機51bの中に入れて水分を蒸発させる。
第2のウエブ形成装置52も同様である。かかる手法に
よると、ウエブを形成する繊維はその向きがランダムと
なり力学的に等方性を有する。
【0032】尚、湿式のウエブ形成装置51,52で
は、ウエブ中の繊維を結合させるためにPVA,NB
R,MBR,等の接着剤が使用され、又、当該接着剤の
マイグレーション防止,消泡等を意図して硫酸亜鉛やシ
リコン等の添加材を使用され、又潤滑剤として界面活性
剤が,増粘剤としてポリエチレンオキサイド等が用いら
れる。
【0033】前述した繊維質内部接着工程60は、ウエ
ブ形成工程50にて同時に形成される二枚の連続した各
繊維状シート塊11A,12Aの各内部繊維質の相互間
を内部で相互に接着し若しくは絡めるようにするための
もので、各繊維状シート塊11A,12Aに対応して同
一に機能する第1と第2の二つの繊維質接着装置61,
62を備えている。
【0034】即ち、上述した各方式で形成されるウエブ
は、多くの場合、繊維同志の接着の程度は緩やかであ
り、従って、そのままでは使用に耐えられない。ここ
に、ウエブ内における繊維同志のしート内部での接着力
強化の必要性が生じる。
【0035】この場合、繊維同志の接着力強化に際して
は、接着剤を用いたり,機械的に繊維同志を絡ませた
り、繊維を熱で溶融したり或いは糸で縫う等の方法があ
る。いずれの場合でも本発明の実施に際しては適用し得
るものである。ここで、接着剤を用いる方法としては、
溶接接着,ラテックス接着,或いはバインダ接着,ケミ
カル接着とも呼ばれ、ラテックスと呼ばれる接着用のバ
インダをウエブ中に挿入して繊維同志を接着させるもの
である。
【0036】そして、この場合、接着剤を付す方法とし
て、侵漬接着法,グラビア印刷法ロータリースクリーン
法,スプレー法等がある。前述した繊維質内部接着工程
60が備えている第1の繊維質接着装置61としては、
本実施形態では、侵漬接着法による繊維質内部接着シス
テムを採用している。図4にこれを示す。第2の繊維質
接着装置62も同様である。
【0037】この侵漬接着法による繊維質内部接着装置
61は、図4に示すように、ウエブ形成工程50にて形
成される一方の連続した繊維状シート塊11Aを搬入ロ
ーラ61Aを介して搬入すると共に接着剤を収納した浴
槽内61Bに侵漬し、その後に一対のニップローラ61
Cで余剰の接着剤を除去する。この場合、当該一対のニ
ップローラ61Cでは、同時に繊維状シート塊11Aを
も押し固める。そして、繊維状シート塊11Aは、内部
の繊維質同志が相互に固着一体化された後に搬出ローラ
61Dを介して導電性粒子付加工程100側に送出され
る。
【0038】他の繊維状シート塊12Aも全く同一の侵
漬接着法による繊維質接着装置62によって接着剤が付
され、繊維質接着装置61の場合と同一のタイミングで
導電性粒子付加工程100側に送出されるようになって
いる。
【0039】又、導電性粒子付加工程100は、繊維質
内部接着工程60から送り込まれる下側に位置する繊維
状シート塊11Aの上面(繊維状シート塊11Bに対向
する面),及び上側に位置する繊維状シート塊11Bの
下面(繊維状シート塊11Aに対向する面)にそれぞれ
導電性粒子付着用の接着剤をコーテングする接着剤コー
テング機構100Aと、この接着剤が付された一方の繊
維状シート塊11Aの上面全面に一様に且つ均一に導電
性粒子13を付加する導電性粒子付加機構100Bとを
備えている。
【0040】この場合、導電性粒子付加機構100B
は、導電性粒子13用の落下噴出部(図示せず)が管状
に形成され且つ前述した繊維状シート塊11Aの上面に
対向し且つ当該繊維状シート塊11Aの移動方向に対し
て交差する方向に配置されている。
【0041】そして、この導電性粒子付加機構100B
では、管状の落下噴出部からは導電性粒子13がその長
さ方向に沿って均一に落下噴出されるように工夫され、
同時に、繊維状シート塊11Aの移動速度に合わせて、
導電性粒子13の管状に形成された落下噴出部からの単
位長さ当たりの落下噴出量が全体的に均一に成るように
調整されている。
【0042】これにより、この導電性粒子付加工程10
0では、前述したように接着剤が付された繊維状シート
塊11A上の全面にわたって、導電性粒子13が均一厚
さで且つフィルム状に一様に付加されることとなる。そ
の後、この導電性粒子13が付加された繊維状シート塊
11Aは、他の繊維状シート塊11Bと共に同時に同一
のタイミングで連続的にシート塊重合接着工程70に送
り込まれる。
【0043】ここで、前述した繊維質内部接着工程60
において、当該繊維質内部接着工程60から送り出され
る二枚の繊維状シート塊(ウエブ)11A,12Aの内
の下側に位置する繊維状シート塊11Aには、前述した
繊維質接着装置61での上側に位置するニップロールの
位置を適度に調整して当該繊維状シート塊11A上(繊
維状シート塊12Aに対向する面)に接着剤がフィルム
状に残存するようにしてもよい。
【0044】同時に、繊維質内部接着工程60を経て送
りだされる二枚の繊維状シート塊11A,12Aの内の
上側に位置する繊維状シート塊12Aの下側の面(繊維
状シート塊11Aに対向する面)には、接着剤がフィル
ム状に残存するように前述したニップロールを調整して
もよい。
【0045】このように、前述した繊維質内部接着工程
60を構成すると、前述した導電性粒子付加工程100
における接着剤コーテング機構100Aを省略すること
ができて都合がよい。
【0046】又、シート塊重合接着工程70では、繊維
質内部接着工程60を経て送り込まれる二枚の各繊維状
シート塊11A,12Aを積層状態に重ね合わせて相互
に一体的に接着する接着一体化機能を備えている。この
場合、二枚の各繊維状シート塊11A,12Aは、ガイ
ドローラ(図示せず)で重合箇所に案内された後に一対
の加圧ローラに(図示せず)よって加圧接着されるよう
に構成されている。また、この加圧接着に際しては、接
着剤によっては加熱するようにしても、又は紫外線等を
当てるようにしてもよい。
【0047】次に、上記第1の実施形態の全体的動作に
ついて説明する。まず、システム全体を稼働状態に設定
し、同時に外部からウエブ形成工程50に所定の繊維塊
を順次個別に搬入する。このウエブ形成工程50では、
第1乃至第2の各ウエブ形成装置51,52が作動し、
搬入された繊維塊を素材として繊維状シート塊(ウエ
ブ)11A,12Aを連続的に形成し、次の工程に順次
送り出す。
【0048】このウエブ形成工程50で形成された繊維
状シート塊(ウエブ)11A,12Aは、次の工程であ
る繊維質内部接着工程60にて前述したように各内部の
繊維質が相互に接着される。この場合、この繊維質内部
接着工程60では、各繊維状シート塊(ウエブ)11
A,12Aに対応した二組の繊維質内部接着装置61,
62を備え、同一のタイミングで繊維質内部接着工程が
進められる。
【0049】この繊維質内部接着工程60で繊維質同志
が内部接着された繊維状シート塊(ウエブ)11A,1
2Aは、次に導電性粒子付加工程100へ送り込まれ、
ここで、下側に位置する繊維状シート塊11A上の全面
(但し、繊維状シート塊12Aに対向する面)に導電性
粒子13が均一厚さで且つフィルム状に一様に付加さ
れ、続いて、次の工程であるシート塊重合接着工程70
へ送り出される。
【0050】このシート塊重合接着工程70では、所定
間隔を隔てて送り込まれる上下二枚の繊維状シート塊1
1A,12Aを加圧ローラにて重合し接着する。この場
合、このシート塊重合接着工程70では、その入力段に
て接着面に接着剤が塗布されるが繊維質内部接着工程6
0における残存接着剤を利用する場合には、前述したよ
うに接着剤の新たな塗布工程は省略される。
【0051】そして、このシート塊重合接着工程70で
二枚の連続した各繊維状シート塊11A,12Aが重合
されて成る不織紙シート本体10Aは、シート乾燥工程
80で乾燥され、巻き取り工程90巻き取られる。この
不織紙シート本体10Aを用途に合わせて適当な大きさ
に切断することにより、図1に示す回路基板としての不
織紙本体10が形成される。
【0052】このようにして形成された不織紙本体10
は、更に適当な大きさに切断されて、フレキシブル形の
所定のプリント配線用回路基板として有効に使用され
る。
【0053】この場合、本実施形態によって形成された
不織紙本体10をフレキシブル形の回路基板として使用
すると、内部にフィルム状に積層された導電性粒子層の
電磁波遮蔽作用によって高周波回路基板等に必要とされ
る耐高周波リーク特性等についても優れた特性を備えた
ものとなり、更に、耐疲労(繰り返し疲労寿命)強度の
向上を図ることができるばかりでなく、発信回路等を組
み込んで被服内に縫い付けても違和感のない状態で使用
することができるという利点がある。
【0054】又、導電層の形成に際しては、従来より完
成した回路基板上に所定の導電層を積層する等の製法が
採用されていたが、本実施形態では、予め導電性粒子層
を基板形成時に組み込むようにしたので、大量の回路基
板の需要に対しても高精度に保証された品質がほぼ均一
の回路基板を生産し供給することができるという利点が
ある。この場合、異なった生産ラインであっても,或い
は同一生産ラインで日時のずれた生産ラインであって
も、ほぼ同一の品質を維持することができる。
【0055】尚、上記図2に開示した不織布本体10の
製法工程において、導電性粒子付加工程100を繊維質
内部接着工程60とシート塊重合接着工程70の間に配
設した場合を例示したが、図5に示すように、ウエブ形
成工程50における何れか一方のウエブ形成装置51
(又は52)のウエブ形成に際して成される繊維の供給
時又は積層時に、当該繊維内に導電性粒子13を一緒に
且つ均等に混入するように構成してもよい。即ち、ウエ
ブ形成工程50に導電性粒子付加工程を併設した状態で
ある。図6に、この場合の系統図を示す。
【0056】この図6において、符号100Cは、この
場合に一方のウエブ形成装置51に併設された接着剤混
入装置を示す。この接着剤混入装置100Cは、前述し
た導電性粒子付加機構100Bに近似した機能を備えた
ものが使用されるようになっているが、必ずしもこれに
限定するものでない。
【0057】更に、前述した図6に示す変形例において
は、シート塊重合接着工程70における各繊維状シート
塊の搬入段に、当該各繊維状シート塊の接着面に所定の
接着剤を付すための重合用接着剤付加機構(図示せず)
が併設されている。尚、この場合、繊維質内部接着工程
60で付された接着剤の残存部分をそのまま利用する場
合は、当該重合用接着剤付加機構(図示せず)は不要と
なる。
【0058】ここで、前述した図6において、符号21
Aは、導電性粒子を含んだ導電性あるウエブ(繊維状シ
ート塊)を示す。又、符号20Aは、このウエブ(繊維
状シート塊)21Aと前述した導電性粒子を含まないウ
エブ(繊維状シート塊)12Aとを重合して成る不織紙
シート本体を示す。
【0059】このようにすると、図7に示すように、前
述した図1の場合とは幾分異なった構成の不織紙本体2
0を得ることができる。ここで、符号21は、導電性粒
子を含んだ導電性ある他方の不織紙を示す。そして、こ
の図7に示す不織紙本体20を回路基板として使用する
場合には、一方の不織紙11側の外面にプリント回路等
が付されるようになっている。
【0060】図8に、更に他の変形例を示す。この図8
に示す変形例は、前述した図7の変形例において、導電
性粒子を含んだ不織紙21を導電性粒子を含まない不織
紙二枚の不織紙11でサンドイッチ状に重合させたもの
である。このようにしても、前述した図7の場合と同様
に機能する不織紙本体30を得ることができる。
【0061】尚、上記各実施形態は、不織紙を使用した
場合について例示したが、不織布を使用したものであっ
ても、同等に機能を備えた不織紙本体を得ることができ
る。
【0062】
【発明の効果】本発明は以上のように構成され機能する
ので、これによると、上述したようにして形成された不
織紙本体を適当な大きさに切断してフレキシブル形の回
路基板として使用すると、内部にフィルム状に積層され
た導電性粒子層の電磁波遮蔽作用によって高周波回路基
板等に必要とされる耐高周波リーク特性等についても優
れた特性を備えたものとなり、更に、耐疲労(繰り返し
疲労寿命)試験に際しても導電性粒子層が不織布に屈曲
動作に有効に対応するので、導電性粒子層部分が導電性
を損なうことなく長期にわたって屈曲性を維持すること
ができ、かかる点において耐久性増大を図ることができ
る。
【0063】又、温度変化に際しても特に導電性粒子の
独立した伸縮で対応し得るので、電気的特性を低下させ
ることなく充分に対応することができ、発信回路等を組
み込んで被服内に縫い付けても屈曲性があることから違
和感のない状態で使用することができる。
【0064】更に、導電層の形成に際しては、従来より
完成した回路基板上に所定の導電層を積層する等の製法
が採用されていたが、本発明では前述したように粒子層
を基板素材形成時に組み込むようにしたので、基板上に
順次積層する従来の工程に場合と異なり大量の回路基板
の需要に対しても高精度に保証された品質がほぼ均一の
回路基板を確保することができるという従来にない優れ
たプリント配線用回路基板およびその製造方法を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す断面図である。
【図2】図1に示すプリント配線用回路基板の製造方法
を示す工程図である。
【図3】図2内に開示したウエブ形成装置の一例(湿
式)を示す説明図である。
【図4】図2内に開示した繊維質内部接着装置の一例
(侵漬接着法)を示す説明図である。
【図5】図2の変形例を示す工程図である。
【図6】図2の他の変形例を示す工程図である。
【図7】図6の変形例で製造されたプリント配線用回路
基板の例を示す断面図である。
【図8】他の変形例を示す断面図である。
【符号の説明】
10,20,30 回路基板用素材としての不織紙本体 10A,20A 不織紙シート本体 11,12,21 可塑性面状部材としての不織紙 11A,12A,21A ウエブとしての繊維紙状シー
ト塊 13 導電性粒子 50 ウエブ形成工程 51,52 ウエブ形成装置 60 繊維質内部接着工程 61,62 繊維質内部接着装置 70 シート塊重合接着工程 80 シート乾燥工程 90 巻き取り工程 100 導電性粒子付加工程 100A 接着剤コーティング機構 100B 導電性粒子付加機構 100C 導電性粒子混入装置

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも二層に積層された状態の一方
    と他方の二枚の絶縁性部材からなる可塑性面状部材を有
    し、この各可塑性面状部材の相互間に導電性粒子層を組
    み込んで三層構造としたことを特徴とするプリント配線
    用フレキシブル回路基板。
  2. 【請求項2】 少なくとも二層に積層された状態の一方
    と他方の二枚の絶縁性部材からなる可塑性面状部材を有
    し、この二枚の可塑性面状部材の内の一方の可塑性面状
    部材内に、導電性粒子を含浸させたことを特徴とするプ
    リント配線用フレキシブル回路基板。
  3. 【請求項3】 少なくとも三層に積層された状態の三枚
    の絶縁性部材からなる可塑性面状部材を設け、この三層
    の可塑性面状部材の内の中央に位置する可塑性面状部材
    に導電性粒子を含浸させたことを特徴とするプリント配
    線用フレキシブル回路基板。
  4. 【請求項4】 前記導電性粒子として、銀粉,銅微粒粉
    等の金属製粒子を使用したことを特徴とする請求項1,
    2又は3記載のプリント配線用フレキシブル回路基板。
  5. 【請求項5】 少なくとも二層に積層された状態の一方
    と他方の二枚の絶縁性部材からなる可塑性面状部材を有
    し、この各可塑性面状部材の相互間に、銀,銅,アルミ
    ニウム等の細線又は箔を層状に組み込んで三層構造とし
    たことを特徴とするプリント配線用フレキシブル回路基
    板。
  6. 【請求項6】 前記可塑性面状部材をアラミド紙等の不
    織紙で形成したことを特徴とする請求項1,2,3,4
    又は5記載のプリント配線用フレキシブル回路基板。
  7. 【請求項7】 前記可塑性面状部材を不織布で形成した
    ことを特徴とする請求項1,2,3,4又は5記載のプ
    リント配線用フレキシブル回路基板。
  8. 【請求項8】 不織紙の元を成す繊維状シート塊である
    ウエブを二枚同時に連続的に形成するウエブ形成工程
    と、このウエブ形成工程で形成される二枚の連続した各
    繊維状シート塊の内部繊維質の繊維質相互間をそれぞれ
    内部接着する繊維質内部接着工程と、この繊維質の内部
    接着工程を経た二枚の連続した各繊維状シート塊を積層
    状態に重合し接着して不織紙シート本体を形成するシー
    ト塊重合接着工程と、このシート塊重合接着工程で形成
    された二枚の連続した不織紙シート本体を乾燥するシー
    ト乾燥工程とを備え、 前記ウエブ形成工程とシート塊重合接着工程との間の所
    定箇所に、重合前の前記二つのウエブの対向面側で何れ
    か一方のウエブの面に導電性粒子を一様に付す導電性粒
    子付加工程を設けたことを特徴とするプリント配線用回
    路基板の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記導電性粒子付加工程を、前記ウエブ
    形成工程と前記繊維質内部接着工程との間に設けたこと
    を特徴とする請求項5記載のプリント配線用回路基板の
    製造方法。
  10. 【請求項10】 前記導電性粒子付加工程を、前記繊維
    質内部接着工程とシート塊重合接着工程の間に設けたこ
    とを特徴とする請求項5記載のプリント配線用回路基板
    の製造方法。
  11. 【請求項11】 不織紙の元を成す繊維状シート塊であ
    るウエブを二枚同時に連続的に形成するウエブ形成工程
    と、このウエブ形成工程で形成される二枚の連続した各
    繊維状シート塊の内部繊維質の相互間をそれぞれ内部接
    着する繊維質内部接着工程と、この繊維質内部接着工程
    を経た二枚の連続した各繊維状シート塊を相互に重合し
    接着して二層状態の不織紙シート本体を形成するシート
    塊重合接着工程と、このシート塊重合接着工程で接着さ
    れ一体化された二層状態の不織紙シート本体を乾燥する
    シート乾燥工程とを備え、 前記ウエブ形成工程に、前記二枚の連続した各繊維状シ
    ート塊の内の何れか一方の繊維状シート塊に予め導電性
    粒子を混入する導電性粒子混入工程を併設したことを特
    徴とするプリント配線用回路基板の製造方法。
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