JPH11283369A - 半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置

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JPH11283369A
JPH11283369A JP10081916A JP8191698A JPH11283369A JP H11283369 A JPH11283369 A JP H11283369A JP 10081916 A JP10081916 A JP 10081916A JP 8191698 A JP8191698 A JP 8191698A JP H11283369 A JPH11283369 A JP H11283369A
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JP
Japan
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word line
transistor
voltage
sub
circuit device
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JP10081916A
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English (en)
Inventor
Hidetoshi Iwai
秀俊 岩井
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 MOSトランジスタのサブスレッショルドリ
ーク電流を増加させることなく、動作速度を向上させ
る。 【解決手段】 サブワード線の振幅時に降圧電圧VPP
負電圧VNNまで振幅させるネガティブワード線方式のD
RAMであるメモリに設けられたサブワードドライバ1
2は、PチャネルMOSのトランジスタT1とNチャネ
ルMOSのトランジスタT2とにより構成され、このサ
ブワードドライバ12のトランジスタT1,T2のゲー
ト酸化膜厚のみが周辺回路などに用いられるトランジス
タ、たとえば、メモリセルなどのトランジスタよりも厚
膜化されており、高耐圧ワードドライバ構成となってお
り、メモリ1の信頼性を妨げることなく、動作の高速化
を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路装
置に関し、特に、ネガティブワード線方式のDRAM
(Dynamic Ramdom Access Me
mory)における動作速度の高速化に適用して有効な
技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】本発明者が検討したところによれば、D
RAMなどの半導体集積回路装置においては、メモリセ
ルのサブスレッショルドリークを低減し、リフレッシュ
特性を向上させるために、サブワードドライバを選択す
る選択信号ならびにメインワード線を駆動する駆動信号
を昇圧電圧VPP(2.5V程度)〜負電圧VNN(−1.0V
程度の負電圧)に振幅する、いわゆる、ネガティブワー
ド線方式が知られている。
【0003】なお、この種の半導体集積回路装置につい
て詳しく述べてある例としては、株式会社培風館、19
94年11月5日発行「アドバンスト エレクトロニク
スI−9 超LSIメモリ」伊藤清男(著)、P142
〜P176があり、この文献には、DRAMにおける読
み出し系回路の回路構成などが記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
なネガティブワード線方式の半導体集積回路装置では、
次のような問題点があることが本発明者により見い出さ
れた。
【0005】すなわち、ワード線を駆動するワードドラ
イバに用いられるMOSトランジスタのサブスレッショ
ルドリーク電流を防止するために、それらMOSトラン
ジスタのしきい値電圧Vthを大きくする必要があり、
MOSトランジスタのゲート膜厚を薄膜化にも限界が生
じてしまい、MOSトランジスタのドライバビリティが
低下してしまうという問題がある。
【0006】本発明の目的は、MOSトランジスタのサ
ブスレッショルドリーク電流を増加させることなく、動
作速度を向上させることのできる半導体集積回路装置を
提供することにある。
【0007】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0009】すなわち、本発明の半導体集積回路装置
は、メインワード線によって共通制御が行われ、前記メ
インワード線を多分割化してサブワード線とした階層形
ワード線構成により構成され、前記サブワード線振幅の
低電圧レベルを基準電圧よりも低い負電圧にするネガテ
ィブワード線方式であって、プリデコード信号に基づい
て前記メインワード線の駆動を行う駆動信号ならびに駆
動されたメインワード線に対応する選択信号に基づいて
サブワード線を駆動するサブワードドライバに用いられ
たMISトランジスタのゲート酸化膜厚のみを膜厚化
し、高耐圧化したものである。
【0010】それにより、ワードドライバのトランジス
タのゲート酸化膜のみを厚膜化するので、周辺回路など
のトランジスタのドライバビリティを向上させながらワ
ードドライバを高耐圧化させることができる。
【0011】また、本発明の半導体集積回路装置は、メ
インワード線によって共通制御が行われ、前記メインワ
ード線を多分割化してサブワード線とした階層形ワード
線構成により構成され、前記サブワード線振幅の低電圧
レベルを基準電圧よりも低い負電圧にするネガティブワ
ード線方式であって、プリデコード信号に基づいてメイ
ンワード線の駆動を行う駆動信号ならびに駆動されたメ
インワード線に対応する選択信号に基づいてサブワード
線を駆動するサブワードドライバが、PチャネルMIS
である第1、第2のトランジスタと、NチャネルMIS
である第3、第4のトランジスタとから構成されるイン
バータよりなるものである。
【0012】さらに、本発明の半導体集積回路装置は、
前記サブワードドライバが、第1のトランジスタの一方
の接続部に選択信号が入力され、第4のトランジスタの
他方の接続部に負電圧が供給され、第2のトランジスタ
のゲートに基準電位が供給され、第3のトランジスタの
ゲートに電源電圧が供給され、第1、第4のゲートには
メインワード線の反転信号が入力され、第1〜第4のト
ランジスタが直列接続された構成よりなるものである。
【0013】それらにより、サブワードドライバにおけ
る第1〜第4のトランジスタのゲート酸化膜厚も周辺回
路などに用いられるトランジスタと同じ膜厚に薄膜化で
きるので、製造効率を大幅に向上できる。
【0014】また、本発明の半導体集積回路装置は、ワ
ード線振幅の低電圧レベルを基準電位よりも低い負電圧
にするネガティブワード線方式において、ローデコーダ
の出力を受けてワード線に選択パルス電圧を与え、ワー
ド線を選択するワードドライバに用いられたMISトラ
ンジスタのゲート酸化膜厚のみを膜厚化し、高耐圧化し
たものである。
【0015】それにより、ワードドライバのトランジス
タのゲート酸化膜のみを厚膜化するので、周辺回路など
のトランジスタのドライバビリティを向上させながらワ
ードドライバを高耐圧化させることができる。
【0016】さらに、本発明の半導体集積回路装置は、
ワード線振幅の低電圧レベルを基準電位よりも低い負電
圧にするネガティブワード線方式において、ローデコー
ダの出力を受けてワード線に選択パルス電圧を与え、ワ
ード線を選択するワードドライバが、PチャネルMIS
である第5、第6のトランジスタと、NチャネルMIS
である第7、第8のトランジスタとから構成されるイン
バータよりなるものである。
【0017】また、本発明の半導体集積回路装置は、前
記ワードドライバが、第5のトランジスタの一方の接続
部に降圧電圧が入力され、第8のトランジスタの他方の
接続部に負電圧が供給され、第6のトランジスタのゲー
トに基準電位が供給され、第7のトランジスタのゲート
に電源電圧が供給され、第5、第8のゲートにはローデ
コーダから出力されるデコード信号の反転信号が入力さ
れ、第5〜第8のトランジスタが直列接続された構成よ
りなるものである。
【0018】それらにより、ワードドライバにおける第
5〜第8のトランジスタのゲート酸化膜厚も周辺回路な
どに用いられるトランジスタと同じ膜厚に薄膜化できる
ので、製造効率を大幅に向上できる。
【0019】以上のことにより、周辺回路などに用いら
れるトランジスタのゲート酸化膜を薄膜化できるので、
動作速度を大幅に向上でき、かつ半導体集積回路装置の
信頼性を向上することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0021】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1による階層形ワード線構造のメモリにおけるブロ
ック図、図2は、本発明の実施の形態1によるメモリに
設けられたメインワードドライバ部およびサブワードド
ライバ周辺のブロック図、図3は、本発明の実施の形態
1によるサブワードドライバの回路図である。
【0022】本実施の形態1において、階層形ワード線
構造のDRAMであるメモリ(半導体集積回路装置)1
は、記憶の最小単位であるメモリセルSが規則正しくア
レイ状に並べられてメモリアレイ2が設けられている。
【0023】また、メモリアレイ2には、センスアンプ
3が接続されており、このセンスアンプ3は、該メモリ
アレイ2のセル読み出し信号を増幅する。センスアンプ
3には、該メモリアレイ2の内、列方向のビット線を選
択する列デコーダ4が接続されてる。その列デコーダ4
には、該列デコーダ4からの出力を受けてビット線に選
択パルス電圧を与える列ドライバが備えられている。
【0024】列デコーダ4には、ラッチ回路5が接続さ
れており、このラッチ回路5は、アドレスバッファ6な
らびにクロック発生回路7と接続されている。ラッチ回
路5は、アドレスバッファ6から出力された列方向のア
ドレス信号をラッチする。
【0025】アドレスバッファ6には、ラッチ回路8が
接続されている。また、ラッチ回路8には、クロック発
生回路7が接続されている。このラッチ回路8は、行方
向のアドレス信号をラッチする。アドレスバッファ6に
は、行、列方向のアドレス信号が入力され、それぞれの
内部アドレス信号を発生させて出力する。
【0026】ラッチ回路8は、プリデコーダ9およびメ
インワードドライバ部10と接続されている。プリデコ
ーダ9は、FXドライバ部11を介してサブワードドラ
イバ12とも接続されている。
【0027】プリデコーダ9は、ラッチ回路8から出力
されるアドレス信号を受けて階層化されたメインワード
線およびサブワード線のプリデコードを行う。メインワ
ードドライバ部10は、プリデコーダ9のプリデコード
信号などに基づいて、駆動信号や選択信号を生成する。
【0028】FXドライバ部11は、プリデコーダ9の
プリデコード信号に基づいて選択信号線を駆動する。サ
ブワードドライバ12は、メインワードドライバ部1
0、FXドライバ11から出力される信号に基づいてサ
ブワード線を駆動する。
【0029】また、クロック発生回路7には、リフレッ
シュカウンタ13が接続されており、このクロック発生
回路7は、ラッチ回路5,8やリフレッシュ周期のカウ
ントを行うリフレッシュカウンタ13などに所定の周波
数のクロック信号を供給する。
【0030】センスアンプ3およびラッチ回路5には、
メインアンプ14が接続され、このメインアンプ14に
は、入力バッファ15ならびに出力バッファ16が接続
されている。
【0031】入力バッファは15は、入力データを所定
のタイミングにより取り込み、出力バッファ16、出力
データを所定のタイミングによって出力する。メインア
ンプ14は、出力バッファ14および入力バッファ15
を介した入出力データの増幅を行う。
【0032】また、メモリ1は、サブワード線の振幅時
における高電圧レベルである降圧電圧VPP〜低電圧レベ
ルである負電圧VNNまで振幅させるネガティブワード線
方式となっており、たとえば、降圧電圧VPPは、3.3V
程度の電源電圧VCCを2.5V程度に昇圧し、負電圧VNN
は、グランド電位(基準電位)VSSを−1.0V程度の負
電圧にしている。さらに、メモリ1には、ワード線電位
などに用いられる前述した降圧電圧VPPを生成する降圧
電源回路17が設けられている。
【0033】そして、これらセンスアンプ3、列デコー
ダ4、アドレスバッファ6、クロック発生回路7、ラッ
チ回路5,8、リフレッシュカウンタ13、メインアン
プ14、データ入力バッファ15、データ出力バッファ
16および降圧電源回路17により周辺回路が構成され
ている。
【0034】次に、プリデコーダ9、メインワードドラ
イバ部10、FXドライバ部11ならびにサブワードド
ライバ12の構成について、図2を用いて説明する。ま
た、図2においては、ROW系のデコーダ部のみが示さ
れている。
【0035】まず、メインワードドライバ部10には、
プリデコーダ9のプリデコード信号が入力されており、
そのプリデコード信号に基づいてメインワード線MWL
の駆動を行う駆動信号を出力するメインワードドライバ
10aが設けられている。
【0036】また、FXドライバ部11にも、プリデコ
ーダ9のプリデコード信号が入力されており、駆動され
たメインワード線MWLに対応するサブワードドライバ
12の選択を行う選択信号を出力するFXドライバ11
aが設けられている。
【0037】また、メインワードドライバ10aの後段
には、該メインワードドライバ10aから出力された駆
動信号を電源電圧VCCから降圧電源VPPに変換するレベ
ル変換回路10bが設けられ、FXドライバ11aの後
段には、選択信号の電圧を電源電圧VCCから降圧電源V
PPに変換するレベル変換回路11bが設けられている。
【0038】そして、メインワードドライバ9aから出
力された駆動信号は、レベル変換回路10bによりレベ
ル変換された後、ワインワード線MWLを介してメモリ
アレイ2上に設けられたサブワードドライバ12に出力
される。
【0039】FXドライバ11aから出力された選択信
号は、レベル変換回路11bによってレベル変換された
後、選択信号線FXを介してサブワードドライバ12に
出力される。
【0040】さらに、それぞれのサブワード線SWLに
設けられたサブワードドライバ12は、前述した駆動信
号、選択信号に基づいて所定のサブワード線SWLの駆
動を行う。
【0041】このサブワードドライバ12の前段には、
メインワード線MWLの信号におけるグランド電位VSS
を負電圧VNNに降圧するレベル変換回路12aならびに
選択信号線FXの信号のグランド電位VSSを負電圧VNN
に降圧するレベル変換回路12bが設けられており、サ
ブワード線SWLの振幅が昇圧電圧VPP〜負電圧VNN
なるネガティブワード線方式となる。
【0042】次に、サブワードドライバ12における回
路構成について、図3を用いて説明する。
【0043】サブワードドライバ12は、PチャネルM
OSトランジスタであるトランジスタ(MISトランジ
スタ)T1とNチャネルMOSトランジスタであるトラ
ンジスタ(MISトランジスタ)T2とにより構成され
ている。
【0044】トランジスタT1の一方の接続部は選択信
号線FXと電気的に接続されている。トランジスタT
1,T2のゲートは、それぞれメインワード線MWLと
電気的に接続されている。
【0045】トランジスタT1の他方の接続部は、トラ
ンジスタT2の一方の接続部と電気的に接続されてお
り、この接続部がサブワード線SWLと電気的に接続さ
れている。トランジスタT2の他方の接続部には、負電
圧VNNが供給されている。
【0046】また、このサブワードドライバ12におけ
るトランジスタT1,T2は、いずれもゲート酸化膜
が、周辺回路などに用いられるトランジスタ、たとえ
ば、メモリセルなどのトランジスタよりも厚膜化されて
おり、高耐圧ワードドライバ構成となっている。
【0047】次に、本実施の形態の作用について説明す
る。
【0048】まず、サブワード線SWLを活性化させる
場合、選択されるサブワードドライバ12に接続されて
いるメインワード線MWLは負電圧VNNのLo信号とな
り、選択信号線FXは降圧電圧VPPのHi信号となる。
【0049】また、サブワードドライバ10のトランジ
スタT1はONとなり、トランジスタT2はOFFとな
るので、サブワード線SWLを降圧電圧VPPとすること
ができる。
【0050】この時、OFFとなっているトランジスタ
T2のゲートには、負電圧VNNの−1.0Vが供給されて
おり、トランジスタT2の一方の接続部には、トランジ
スタT1がONとなっているので降圧電圧VPPの2.5V
が印加されていることになる。トランジスタT2のゲー
トと一方の接続部との間には、3.5Vの電圧がかかるこ
とになる。
【0051】次に、サブワード線SWLを非活性化にさ
せる場合、選択されるサブワードドライバ12に接続さ
れているメインワード線MWLは降圧電圧VPPのHi信
号となり、選択信号線は負電圧VNNのLo信号となる。
【0052】さらに、サブワードドライバ12のトラン
ジスタT1はOFFとなり、トランジスタT2がONと
なるので、サブワード線SWLを負電圧VNNとすること
ができる。
【0053】この時、OFFとなっているトランジスタ
T1のゲートには、降圧電圧VPPの2.5Vが供給されて
おり、トランジスタT1の他方の接続部には、トランジ
スタT1がONとなっているので負電圧VNNの−1.0V
が印加されていることになる。トランジスタT1のゲー
トと一方の接続部との間にも、3.5Vの電圧がかかるこ
とになる。
【0054】よって、サブワード線SWLの活性時に
は、トランジスタT2のゲートと一方の接続部との間に
3.5Vの電圧が印加され、サブワード線SWLの非活性
化時には、トランジスタT1のゲートと一方の接続部と
の間に3.5Vの電圧が印加されることになるが、前述し
たようにサブワードドライバ10aのトランジスタT
1,T2は、ゲート酸化膜が厚膜化されているので高耐
圧化されていることになる。
【0055】それにより、本実施の形態1では、高いゲ
ート耐圧が必要なサブワードドライバ10aのトランジ
スタT1,T2におけるゲート酸化膜のみ膜厚化され、
その他の周辺回路には薄膜化されたゲート酸化膜のトラ
ンジスタが用いられているので、メモリ1の信頼性を妨
げることなく、動作の高速化を行うことができる。
【0056】(実施の形態2)図4は、本発明の実施の
形態2によるメモリに設けられたサブワードドライバの
回路図である。
【0057】本実施の形態2においては、メモリ1(図
1)が前記実施の形態1と同様に、メモリアレイ2、セ
ンスアンプ3、列デコーダ4、ラッチ回路5、アドレス
バッファ6、クロック発生回路7、ラッチ回路8、プリ
デコーダ9、メインワードドライバ部10、FXドライ
バ部11、サブワードドライバ12、リフレッシュカウ
ンタ13、メインアンプ14入力バッファ15、出力バ
ッファ16ならびに降圧電源回路17により構成されて
いる。
【0058】また、サブワードドライバ12の構成は、
図4に示すように、インバータIv1,Iv2、Pチャ
ネルMOSであるトランジスタ(第1のトランジスタ)
T3、トランジスタ(第2のトランジスタ)T4および
NチャネルMOSであるトランジスタ(第3のトランジ
スタ)T5、トランジスタ(第4のトランジスタ)T6
によって構成されている。
【0059】インバータIv1,Iv2のそれぞれの入
力部は、メインワード線MWLと電気的に接続されてお
り、インバータIv1の出力部は、トランジスタT3の
ゲートと電気的に接続されている。
【0060】また、インバータIv2の出力部には、ト
ランジスタT6のゲートが電気的に接続されている。イ
ンバータIv1には、降圧電圧VPPとグランド電位VSS
との電位が供給されており、インバータIv2には、電
源電圧VCCと負電圧VNNとの電位が供給されている。
【0061】トランジスタT3〜T6は、それぞれ直列
接続されており、トランジスタT3の一方の接続部に
は、選択信号線FXが接続されている。また、トランジ
スタT6の他方の接続部には、負電圧VNNが供給されて
いる。
【0062】トランジスタT4のゲートは、グランド電
位VSSが接続されており、トランジスタT5のゲートに
は、電源電圧VCCが供給されている。そして、トランジ
スタT4,T5の接続部が、サブワード線SWLと接続
されている。
【0063】また、これらトランジスタT3〜T6は、
他の周辺回路同様に降圧電圧VPPの2.5Vにおけるゲー
ト耐圧を有するようにゲート酸化膜が薄膜化されてい
る。
【0064】そして、サブワード線SWLを活性化させ
る場合、選択されるサブワードドライバ12に接続され
ているメインワード線MWLには降圧電圧VPPのHi信
号となり、選択信号線FXも昇圧電圧VPPのHi信号と
なる。
【0065】よって、サブワードドライバ12のトラン
ジスタT3はON、トランジスタT6はOFFとなるの
でサブワード線SWLが昇圧電圧VPPとなる。
【0066】次に、サブワード線SWLを非活性化させ
る場合、選択されるサブワードドライバ12に接続され
ているメインワード線MWLは負電圧VNNのLo信号と
なり、選択信号線も負電圧VNNのLo信号となり、トラ
ンジスタT3がOFF、トランジスタT6がONとなる
のでサブワード線SWLを負電圧VNNとすることができ
る。
【0067】しかし、PチャネルMOSのトランジスタ
T3,T4およびNチャネルMOSのトランジスタT
5,T6が、それぞれ2段に直接接続されている構成と
なっているので、サブワード線SWLが活性化される場
合には、トランジスタT3には、トランジスタT4のし
きい値電圧分がドロップして印加されることになり、サ
ブワード線SWLが非活性化される場合には、トランジ
スタT6には、トランジスタT5のしきい値電圧分がド
ロップして印加されることになるので、ゲート酸化膜を
厚膜化することなく耐圧をクリアすることができる。
【0068】それにより、本実施の形態2でも、高速動
作の必要な周辺回路に用いられたトランジスタのゲート
酸化膜を薄膜化できるのでメモリ1の信頼性を妨げるこ
となく、高速化することができる。
【0069】(実施の形態3)図5は、本発明の実施の
形態3によるネガティブワード線方式におけるメモリの
ブロック図、図6は、本発明の実施の形態3によるメモ
リに設けられたサブワードドライバの回路図である。
【0070】本実施の形態3においては、DRAMであ
るメモリ(半導体集積回路装置)1aに、図5に示すよ
うに、記憶の最小単位であるメモリセルが規則正しくア
レイ状に並べられてメモリアレイ18が設けられてい
る。
【0071】また、メモリ1aは、サブワード線を、高
電圧レベルである降圧電圧VPP〜低電圧レベルである負
電圧VNNまで振幅させるネガティブワード線方式となっ
ており、ワードドライバは、単純ワードドライバ構成で
ある。
【0072】メモリアレイ18には、ワードドライバ1
9ならびにローデコーダ20が接続されている。ワード
ドライバ19は、ローデコーダ20の出力を受けてワー
ド線に選択パルス電圧を与える。ローデコーダ20は、
メモリマット18の内、ロー(行)方向のワード線を選
択する。
【0073】さらに、メモリアレイ18には、センスア
ンプ21が接続されており、このセンスアンプ21は、
メモリマット18のセル読み出し信号を増幅する。セン
スアンプ21には、カラムドライバ22およびカラムデ
コーダ23が接続されている。
【0074】カラムドライバ22は、カラムデコーダ2
3の出力を受けてビット線に選択パルス電圧を与える。
また、カラムデコーダ23は、メモリマット18の内、
カラム(列)方向のビット線を選択する。
【0075】次に、ローデコーダ20には、ローアドレ
スバッファ24が接続されており、このローアドレスバ
ッファ24は、ロー方向のアドレス信号が入力され、そ
れぞれの内部アドレス信号を発生させてローデコーダ2
0に出力する。
【0076】また、カラムデコーダ23には、カラムア
ドレスバッファ25が接続されており、このカラムアド
レスバッファ25は、カラム方向のアドレス信号が入力
され、それぞれの内部アドレス信号を発生させてカラム
デコーダ7に出力する。
【0077】さらに、センスアンプ21には、制御回路
26が接続されており、該制御回路26には、データ入
力バッファ27およびデータ出力バッファ28が接続さ
れている。
【0078】制御回路26は、データ入力バッファ2
7、データ出力バッファ28により入出力されるデータ
の制御を行い、この制御回路26を介してセンスアンプ
21とデータ入力バッファ27、データ出力バッファ2
8とのデータのやり取りが行われる。データ入力バッフ
ァ27は、入力データを所定のタイミングにより取り込
み、データ出力バッファ28は、出力データを所定のタ
イミングによって出力する。
【0079】また、ワードドライバ19には、降圧電源
回路29が接続されており、この降圧電源回路29は、
電源電圧VCCを降圧することによって降圧電圧VPPを生
成する。さらに、ワードドライバ19には、負電源回路
30が接続されており、この負電源回路30は、グラン
ド電位VSSを負電圧VNNに降圧する。
【0080】ここでは、降圧電源回路19、負電源回路
30がワードドライバ19と接続されているが、ワード
ドライバ19に降圧電源回路29および負電源回路30
を内蔵するようにしてもよい。
【0081】メモリ1は、前述したようにサブワード線
の振幅時に、降圧電圧VPP〜負電圧VNNまで振幅させる
ネガティブワード線方式となっている。
【0082】また、メモリ1の動作電圧である電源電圧
CCは、3.3Vであり、降圧電圧VPPは、2.5V程度と
なっており、負電圧VNNは、−1.0V程度となってい
る。
【0083】次に、ワードドライバ19の回路構成につ
いて、図6を用いて説明する。
【0084】ワードドライバ19は、PチャネルMOS
トランジスタであるトランジスタ(MISトランジス
タ)T7とNチャネルMOSトランジスタであるトラン
ジスタ(MISトランジスタ)T8とにより構成されて
いる。
【0085】トランジスタT7の一方の接続部は降圧電
圧VPPが供給されている。トランジスタT7,T8のゲ
ートは、それぞれローデコーダ20から出力されるデコ
ード信号が入力されるように接続されている。
【0086】トランジスタT7の他方の接続部は、トラ
ンジスタT8の一方の接続部と電気的に接続されてお
り、この接続部がワード線WLと電気的に接続されてい
る。トランジスタT8の他方の接続部には、負電圧VNN
が供給されている。
【0087】また、このワードドライバ19におけるト
ランジスタT7,T8は、いずれもゲート酸化膜が、周
辺回路などに用いられるトランジスタ、たとえば、メモ
リセルなどのトランジスタよりも厚膜化されており、高
耐圧ワードドライバ構成となっている。
【0088】そして、ワード線WLを活性化させる場
合、選択されるワードドライバ19に接続されているロ
ーデコーダ20から出力される信号は、負電圧VNNのL
o信号となっており、トランジスタT7はONとなり、
トランジスタT8はOFFとなるので、ワード線WLを
降圧電圧VPPとすることができる。
【0089】この時、OFFとなっているトランジスタ
T8のゲートには、負電圧VNNの−1.0Vが供給されて
おり、トランジスタT8の一方の接続部には、トランジ
スタT7がONとなっているので降圧電圧VPPの2.5V
が印加されていることになる。トランジスタT8のゲー
トと一方の接続部との間には、3.5Vの電圧がかかるこ
とになる。
【0090】次に、ワード線WLを非活性化にさせる場
合、ローデコーダ20からの信号は、降圧電圧VPPのH
i信号となるので、トランジスタT7はOFFとなり、
トランジスタT8がONとなるので、ワード線WLを負
電圧VNNとすることができる。
【0091】この時、OFFとなっているトランジスタ
T7のゲートには、降圧電圧VPPの2.5Vが供給されて
おり、トランジスタT7の他方の接続部には、トランジ
スタT7がONとなっているので負電圧VNNの−1.0V
が印加されていることになる。トランジスタT7のゲー
トと一方の接続部との間にも、3.5Vの電圧がかかるこ
とになる。
【0092】よって、ワード線WLの活性時には、トラ
ンジスタT8のゲートと一方の接続部との間に3.5Vの
電圧が印加され、ワード線WLの非活性化時には、トラ
ンジスタT7のゲートと一方の接続部との間に3.5Vの
電圧が印加されることになるが、前述したようにトラン
ジスタT7,T8は、ゲート酸化膜が厚膜化されている
ので高耐圧化されていることになる。
【0093】それにより、本実施の形態3によっても、
高いゲート耐圧が必要なワードドライバ19のトランジ
スタT7,T8におけるゲート酸化膜のみ膜厚化され、
その他の周辺回路には薄膜化されたゲート酸化膜のトラ
ンジスタが用いられているので、メモリ1の信頼性を妨
げることなく、動作の高速化を行うことができる。
【0094】また、メモリ1aにおけるすべてのトラン
ジスタのゲート酸化膜厚を同じにすることができるの
で、製造効率を向上することができる。
【0095】また、本実施の形態3では、単純ワードド
ライバ構成のメモリ1aにおけるワードドライバ19に
用いられるトランジスタT7,T8のゲート酸化膜のみ
を厚膜化することによってその他のトランジスタのドラ
イバビリティを向上したが、たとえば、図7に示すよう
に、単純ワードドライバ構成のメモリ1aにおけるワー
ドドライバ19のトランジスタも周辺回路同様にゲート
酸化膜を薄膜化するようにしてもよい。
【0096】この場合、図7に示すように、ワードドラ
イバ19の構成は、インバータIv3,Iv4、Pチャ
ネルMOSであるトランジスタ(第5のトランジスタ)
T9、トランジスタ(第6のトランジスタ)T10およ
びNチャネルMOSであるトランジスタ(第7のトラン
ジスタ)T11、トランジスタ(第8のトランジスタ)
T12によって構成されている。
【0097】インバータIv3,Iv4のそれぞれの入
力部は、ローデコーダ20と電気的に接続されており、
インバータIv3の出力部は、トランジスタT9のゲー
トと電気的に接続され、インバータIv3の出力部に
は、トランジスタT12のゲートが電気的に接続されて
いる。
【0098】インバータIv3には、降圧電圧VPPとグ
ランド電位VSSとの電位が供給されており、インバータ
Iv4には、電源電圧VCCと負電圧VNNとの電位が供給
されている。
【0099】トランジスタT9〜T12は、それぞれ直
列接続されており、トランジスタT9の一方の接続部に
は、降圧電源VPPが供給されている。また、トランジス
タT12の他方の接続部には、負電圧VNNが供給されて
いる。
【0100】トランジスタT10のゲートは、グランド
電位VSSが接続されており、トランジスタT11のゲー
トには、電源電圧VCCが供給されている。そして、トラ
ンジスタT10,T11の接続部が、ワード線WLと接
続されている。
【0101】また、これらトランジスタT9〜T12
は、他の周辺回路同様に降圧電圧VPPの2.5Vにおける
ゲート耐圧を有するようにゲート酸化膜が薄膜化されて
いる。
【0102】PチャネルMOSのトランジスタT9,T
10およびNチャネルMOSのトランジスタT11,T
12が、それぞれ2段に直接接続されている構成となっ
ているので、ワード線WLが活性化される場合には、ト
ランジスタT9には、トランジスタT10のしきい値電
圧分がドロップして印加され、ワード線WLが非活性化
される場合には、トランジスタT12にトランジスタT
11のしきい値電圧分がドロップして印加されるので、
ゲート酸化膜を厚膜化することなく耐圧をクリアでき、
メモリ1aの信頼性を妨げることなく、高速化すること
ができる。
【0103】以上、本発明者によってなされた発明を発
明の実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は
前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を
逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでも
ない。
【0104】たとえば、前記実施の形態1、3において
は、ワードドライバのトランジスタにおけるゲート酸化
膜のみ厚膜化したが、たとえば、メモリセルが構成され
るトランジスタのゲート酸化膜も同時に厚膜化すること
によってワード線における寄生容量を低減することがで
きるので、動作速度を高速化ならびに低消費電力化する
ことができる。
【0105】また、データが入出力されるI/Oピンに
設けられているラッチなどに用いられているトランジス
タのゲート酸化膜も高耐圧化のために膜厚化することに
より、より信頼性を向上することができる。
【0106】
【発明の効果】本願によって開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0107】(1)本発明によれば、ワードドライバの
トランジスタのゲート酸化膜のみを厚膜化することによ
り、周辺回路などのトランジスタのドライバビリティを
向上させながらワードドライバを高耐圧化させることが
できる。
【0108】(2)また、本発明では、ワードドライバ
を高耐圧化する回路構成とすることによってワードドラ
イバのトランジスタにおけるゲート酸化膜も薄膜化でき
るので、製造効率を大幅に向上することができる。
【0109】(3)さらに、本発明においては、上記
(1)、(2)により、周辺回路などに用いられるトラ
ンジスタのゲート酸化膜を薄膜化できるので、動作速度
を大幅に向上でき、かつ半導体集積回路装置の信頼性を
向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による階層形ワード線構
造のメモリにおけるブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態1によるメモリに設けられ
たメインワードドライバ部およびサブワードドライバ周
辺のブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態1によるサブワードドライ
バの回路図である。
【図4】本発明の実施の形態2によるメモリに設けられ
たサブワードドライバの回路図である。
【図5】本発明の実施の形態3によるネガティブワード
線方式におけるメモリのブロック図である。
【図6】本発明の実施の形態3によるメモリに設けられ
たサブワードドライバの回路図である。
【図7】本発明の他の実施の形態によるメモリに設けら
れたサブワードドライバの回路図である。
【符号の説明】
1 メモリ(半導体集積回路装置) 1a メモリ(半導体集積回路装置) 2 メモリアレイ 3 センスアンプ 4 列デコーダ 5 ラッチ回路 6 アドレスバッファ 7 クロック発生回路 8 ラッチ回路 9 プリデコーダ 10 メインワードドライバ部 10a メインワードドライバ 10b レベル変換回路 11 FXドライバ部 11a FXドライバ 11b レベル変換回路 12 サブワードドライバ 12a レベル変換回路 12b レベル変換回路 13 リフレッシュカウンタ 14 メインアンプ 15 入力バッファ 16 出力バッファ 17 降圧電源回路 18 メモリアレイ 19 ワードドライバ 20 ローデコーダ 21 センスアンプ 22 カラムドライバ 23 カラムデコーダ 24 ローアドレスバッファ 25 カラムアドレスバッファ 26 制御回路 27 データ入力バッファ 28 データ出力バッファ 29 降圧電源回路 30 負電源回路 T1 トランジスタ(MISトランジスタ) T2 トランジスタ(MISトランジスタ) Iv1〜Iv4 インバータ T3 トランジスタ(第1のトランジスタ) T4 トランジスタ(第2のトランジスタ) T5 トランジスタ(第3のトランジスタ) T6 トランジスタ(第4のトランジスタ) T7 トランジスタ(MISトランジスタ) T8 トランジスタ(MISトランジスタ) T9 トランジスタ(第5のトランジスタ) T10 トランジスタ(第6のトランジスタ) T11 トランジスタ(第7のトランジスタ) T12 トランジスタ(第8のトランジスタ) VPP 降圧電圧 VNN 負電圧 VCC 電源電圧 VSS グランド電位(基準電位) MWL メインワード線 FX 選択信号線 SWL サブワード線

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メインワード線によって共通制御が行わ
    れ、前記メインワード線を多分割化してサブワード線と
    した階層形ワード線構成により構成され、前記サブワー
    ド線振幅の低電圧レベルを基準電圧よりも低い負電圧に
    するネガティブワード線方式の半導体集積回路装置であ
    って、プリデコード信号に基づいて前記メインワード線
    の駆動を行う駆動信号ならびに駆動された前記メインワ
    ード線に対応する選択信号に基づいて前記サブワード線
    を駆動するサブワードドライバに用いられたMISトラ
    ンジスタのゲート酸化膜厚のみを膜厚化し、高耐圧化す
    ることを特徴とする半導体集積回路装置。
  2. 【請求項2】 メインワード線によって共通制御が行わ
    れ、前記メインワード線を多分割化してサブワード線と
    した階層形ワード線構成により構成され、前記サブワー
    ド線振幅の低電圧レベルを基準電圧よりも低い負電圧に
    するネガティブワード線方式の半導体集積回路装置であ
    って、プリデコード信号に基づいて前記メインワード線
    の駆動を行う駆動信号ならびに駆動された前記メインワ
    ード線に対応する選択信号に基づいて前記サブワード線
    を駆動するサブワードドライバが、PチャネルMISで
    ある第1、第2のトランジスタと、NチャネルMISで
    ある第3、第4のトランジスタとから構成されるインバ
    ータよりなることを特徴とする半導体集積回路装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の半導体集積回路装置にお
    いて、前記サブワードドライバが、前記第1のトランジ
    スタの一方の接続部に選択信号が入力され、前記第4の
    トランジスタの他方の接続部に負電圧が供給され、前記
    第2のトランジスタのゲートに基準電位が供給され、前
    記第3のトランジスタのゲートに電源電圧が供給され、
    前記第1、第4のゲートにはメインワード線の反転信号
    が入力され、前記第1〜第4のトランジスタが直列接続
    された構成よりなることを特徴とする半導体集積回路装
    置。
  4. 【請求項4】 ワード線振幅の低電圧レベルを基準電位
    よりも低い負電圧にするネガティブワード線方式の半導
    体集積回路装置であって、ローデコーダの出力を受けて
    ワード線に選択パルス電圧を与え、ワード線を選択する
    ワードドライバに用いられたMISトランジスタのゲー
    ト酸化膜厚のみを膜厚化し、高耐圧化することを特徴と
    する半導体集積回路装置。
  5. 【請求項5】 ワード線振幅の低電圧レベルを基準電位
    よりも低い負電圧にするネガティブワード線方式の半導
    体集積回路装置であって、ローデコーダの出力を受けて
    ワード線に選択パルス電圧を与え、ワード線を選択する
    ワードドライバが、PチャネルMISである第5、第6
    のトランジスタと、NチャネルMISである第7、第8
    のトランジスタとから構成されるインバータよりなるこ
    とを特徴とする半導体集積回路装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の半導体集積回路装置にお
    いて、前記ワードドライバが、前記第5のトランジスタ
    の一方の接続部に降圧電圧が入力され、前記第8のトラ
    ンジスタの他方の接続部に負電圧が供給され、前記第6
    のトランジスタのゲートに基準電位が供給され、前記第
    7のトランジスタのゲートに電源電圧が供給され、前記
    第5、第8のゲートには前記ローデコーダから出力され
    るデコード信号の反転信号が入力され、前記第5〜第8
    のトランジスタが直列接続された構成よりなることを特
    徴とする半導体集積回路装置。
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