JPH11283281A - 光記録媒体及びそのライトプロテクト方法 - Google Patents

光記録媒体及びそのライトプロテクト方法

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JPH11283281A
JPH11283281A JP10081039A JP8103998A JPH11283281A JP H11283281 A JPH11283281 A JP H11283281A JP 10081039 A JP10081039 A JP 10081039A JP 8103998 A JP8103998 A JP 8103998A JP H11283281 A JPH11283281 A JP H11283281A
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JP
Japan
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recording medium
optical recording
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reversible display
temperature
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Application number
JP10081039A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Aihara
謙一 相原
Akihiko Okamoto
明彦 岡本
Hiroko Iwasaki
博子 岩崎
Yoshihiko Hotta
吉彦 堀田
Tetsuo Watanabe
哲夫 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光記録媒体単体でライトプロテクト及びその
解除を何度でも実行することができるようにする。 【解決手段】 相変化型の光記録媒体101に対し、そ
のPMA領域102を覆う位置に可逆表示層103を設
ける。この可逆表示層103は、加熱温度に応じて常温
復帰時の光透過率が少なくとも2種類に可逆的に変化す
る熱可逆性材料により形成されている。これにより、可
逆表示層103を低い光透過率とすることで光記録媒体
101のライトプロテクトを実行し、可逆表示層103
を高い光透過率とすることでそのライトプロテクトを解
除する。この場合、可逆表示層103はその状態が可逆
的に変化するので、ライトプロテクト及びその解除を何
度でも実行することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、相変化型の光記録
媒体及びそのライトプロテクト方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、後から情報をオーバーライト
することができる光記録媒体として、相変化型の光記録
媒体が実用化されている。このような光記録媒体は、単
一ビームによるオーバーライトが可能であり、ドライブ
側の光学系の構造が単純であるという特色を備え、コン
ピュータや映像音響関連の機器における記録媒体として
応用されている。具体的には、円盤状の樹脂基板表面に
0.8μm幅の案内溝を1.6μmピッチで螺旋状に形
成し、このような基板表面に相変化記録材料の薄膜から
なる記録層を形成し、この記録層の上に保護層を設けた
構造のものが広く知られている。
【0003】相変化型の光記録媒体における情報の記
録、再生、及び消去の原理としては、レーザビームの照
射による相変化記録材料の結晶−非結晶相間あるいは結
晶−結晶相間の相転移を利用して情報の記録等を行うと
いうものである。つまり、相変化記録材料は、加熱後の
徐冷によって結晶質となり、溶融後に急冷すると非晶質
となる。そこで、このような相変化記録材料の性質を利
用し、これを結晶状態と非結晶状態とに可逆的に変化さ
せることによって情報をマークの形態で記録する。つま
り、記録信号に応じて、記録層に照射する光ビームの強
度を記録層が結晶状態に留まる結晶レベルと非結晶状態
になる非結晶レベルとの間で変化させる。この際、マー
クを形成する場合には光ビームの強度を記録層が溶融す
る程度の非結晶レベルに設定し、これによって記録層に
非結晶化したマークを形成する。また、マーク以外の部
分では光ビームの強度を記録層が溶融しない程度の結晶
レベルに設定し、記録層を結晶化させる。この場合、マ
ークを形成しない部分は、溶融しない程度に加熱されて
徐冷されるため、以前の状態が非結晶状態であろうと結
晶状態であろうと結晶状態になる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】CD−RW等の相変化
型の光記録媒体は、キャディと呼ばれるカートリッジに
収納されて用いられることがある。この場合、カートリ
ッジにライトプロテクト用の構造を設けておけば、光記
録媒体のライトプロテクト及びその解除を何度でも行う
ことができる。しかし、相変化型の光記録媒体をディス
ク単位で使用しようとした場合、現在のところ、有効な
ライトプロテクト及びその解除の方策がない。
【0005】本発明の目的は、光記録媒体単体でライト
プロテクト及びその解除を何度でも実行することができ
るようにすることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の光記録媒
体の発明は、案内溝を有する円盤状の基板上に、第1保
護層、光照射による昇温・冷却プロセスによって非結晶
状態から結晶状態へ可逆的に変化する性質を有する相変
化型の記録層、第2保護層、及び反射放熱層を順に積層
した光記録媒体において、PMA領域を覆う位置に位置
させて、加熱温度に応じて常温復帰時の光透過率が少な
くとも2種類に可逆的に変化する熱可逆性材料からなる
可逆表示層を設けた。ここで、「PMA」というのは、
ProgramMemory Areaの略称である。
【0007】したがって、可逆表示層を低い光透過率と
なる温度で加熱すると、可逆表示層は常温復帰時に光透
過率が低下した状態に維持されてPMA領域を覆う。こ
れにより、光記録媒体に対する情報の書き込み動作に際
して不可欠であるPMA領域へのアクセスが不可能とな
り、光記録媒体のライトプロテクトがなされる。これに
対し、可逆表示層を高い光透過率となる温度で加熱する
と、可逆表示層は常温復帰時に光透過率が高い状態に維
持され、光記録媒体のライトプロテクトが解除される。
【0008】請求項2記載の光記録媒体のライトプロテ
クト方法の発明は、相変化型の光記録媒体のPMA領域
を覆う位置に位置させて設けられた加熱温度に応じて常
温復帰時の光透過率が少なくとも2種類に可逆的に変化
する熱可逆性材料からなる可逆表示層を加熱するに際
し、可逆表示層を低い光透過率にする第1の温度と可逆
表示層を高い光透過率にする第2の温度とを選択するこ
とによって光記録媒体のライトプロテクトとその解除と
を実行する。
【0009】したがって、可逆表示層を加熱するに際
し、可逆表示層を低い光透過率にする第1の温度を選択
すると、常温復帰時の可逆表示層は低い光透過率に維持
されて光記録媒体のライトプロテクトがなされる。ま
た、可逆表示層を加熱するに際し、可逆表示層を高い光
透過率にする第2の温度を選択すると、常温復帰時の可
逆表示層は高い光透過率に維持されて光記録媒体のライ
トプロテクトが解除される。
【0010】請求項3記載の光記録媒体のライトプロテ
クト方法の発明は、相変化型の光記録媒体のPMA領域
を覆う位置に位置させて設けられた加熱温度に応じて常
温復帰時の光透過率が少なくとも2種類に可逆的に変化
する熱可逆性材料からなる可逆表示層を加熱するに際
し、可逆表示層を低い光透過率にする第1の温度で可逆
表示層を加熱することによって光記録媒体のライトプロ
テクトを実行する。
【0011】したがって、第1の温度での可逆表示層の
加熱後、常温復帰時の可逆表示層は低い光透過率に維持
されて光記録媒体のライトプロテクトがなされる。
【0012】請求項4記載の光記録媒体のライトプロテ
クト方法の発明は、相変化型の光記録媒体のPMA領域
を覆う位置に位置させて設けられた加熱温度に応じて常
温復帰時の光透過率が少なくとも2種類に可逆的に変化
する熱可逆性材料からなる可逆表示層を加熱するに際
し、可逆表示層を高い光透過率にする第2の温度で可逆
表示層を加熱することによって光記録媒体のライトプロ
テクトの解除を実行する。
【0013】したがって、第2の温度での可逆表示層の
加熱後、常温復帰時の可逆表示層は高い光透過率に維持
されて光記録媒体のライトプロテクトが解除される。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態を図1ない
し図5に基づいて説明する。
【0015】図1は光記録媒体101の平面図、図2は
その縦断側面図である。相変化型の光記録媒体101
は、そのPMA領域102(PMA:Program Memory A
rea)に可逆表示層103を有する。この可逆表示層1
03としては、熱可逆性材料からなるいわゆるTCフィ
ルムが用いられている。このような熱可逆性材料は、図
3にその特性を示すように、加えられた熱によってその
透明度や色調が可逆的に変化し、常温で透明度又は色調
が2種類以上の形態で保持される構造のものである。
【0016】より詳細には、本実施の形態の可逆表示層
103の場合、温度T2から温度T3の間の温度に加熱
すると透明になり、その後、温度T0以下の常温に戻っ
ても透明状態が維持される。そして、温度T4以上に加
熱すると半透明状態になり、その後、温度T0以下の常
温に戻ると白濁する。このような現象が生ずるのは、可
逆表示層103を構成する樹脂母材中に分散した有機低
分子物質の粒子と樹脂母材とが隙間なく密着し、かつ、
有機低分子物質の粒子部内にも空隙がない状態におい
て、片側から入射した光は散乱することなく反対側に透
過するために可逆表示層103が透明に見え、これに対
し、有機低分子物質の粒子の微細な結晶が集合して多結
晶で構成されると、結晶の界面もしくは粒子と樹脂母材
との界面に隙間が生じ、片側から入射した光が空隙と結
晶、結晶と樹脂の界面で屈折・反射して散乱するために
可逆表示層103が白く見えるためである。
【0017】次いで、光記録媒体101の構造として
は、図2に示すように、図示しない案内溝を有する円盤
状の基板1の一面に、第1保護層2、記録層3、第2保
護層4、反射放熱層5、オーバーコート層6、及び印刷
層7が順に積層され、基板1の反対側の面にハードコー
ト層8、可逆表示層103、及び保護層9が順に積層さ
れている。
【0018】基板1は、ガラス、セラミックス、あるい
は樹脂により形成される。これらのうち、成形性やコス
トの面から樹脂が望ましい。樹脂の例としては、ポリカ
ーボネート樹脂、アクリル樹脂、エポキシ樹脂、ポリス
チレン樹脂、アクリロニトロールスチレン共重合体樹
脂、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂等が挙げら
れるが、成形性、光学特性、コストの点で優れているの
はポリカーボネート樹脂やアクリル樹脂である。また、
基板1の形状として、本実施の形態では円盤状が選択さ
れているが、実施に当たってはこれに限らず、例えば、
カード上やシート状であっても良い。もっとも、基板1
には、0.25〜0.65μm、望ましくは0.30〜
0.55μm程度の幅の案内溝を形成しておく必要があ
る。この案内溝は、トラッキング用である。
【0019】記録層3は、15〜35nm程度の厚みに
形成されている。この記録層3の材料としては、Ag,
In,Sb,Teの4元素を含む相変化型記録記録材料
を主成分として含有する材料が適している。このような
材料は、記録層3として用いた場合、記録(結晶化)感
度・速度、消去(非晶化)感度・速度及び消去比が極め
て良好だからである。もっとも、記録層3の厚みとして
は、15〜35nmに限らず、10〜100nm程度、
望ましくは15〜50nm程度であっても良いが、15
〜35nmという値は、ジッタ等の初期特性、オーバー
ライト特性、量産効率等を考慮した場合に望ましい。な
お、記録層3が10nmよりも薄くなると、光吸収能が
著しく低下し、記録層3としての役割を果たさなくなっ
てしまう。
【0020】第1保護層2及び第2保護層4の材料とし
ては、SiO、SiO2、ZnO、SnO2、Al23
TiO2、In23、MgO、ZrO2等の金属酸化物
や、Si34、AiN、TiN、BN、ZrN等の窒化
物、ZnS、In23、TaS4等の硫化物等が用いら
れる。そして、第1保護層2の膜厚は60〜200n
m、望ましくは80〜110nm程度が良い。また、第
2保護層4の膜厚は15〜45nm、望ましくは20〜
40nm程度か良好である。第2保護層4の膜厚が15
nmよりも薄くなると、耐熱性保護層としての機能を果
たさなくなってしまい、また、感度の低下ももたらす。
これに対し、第2保護層4の膜厚が45nmよりも厚く
なると、O/W特性が劣化する。
【0021】反射放熱層は、Al、Au、Ag、Cu、
Ta等の金属材料、あるいはこれらの合金等の公知の反
射放熱部材によって膜厚70〜180nmに形成されて
いる。もっとも、そのような金属、半導体、合金は、微
量の他の添加元素を含んでいても良い。例えば、Al合金
にはTiやNが含まれていても良い。添加元素の他の例と
しては、Cr、Ti、Si、Cu、Ag、Pd、Ta等
が挙げられる。
【0022】膜厚7〜15μmのオーバーコート層6
は、酸化防止機能を果たす。このようなオーバーコート
層6としては、スピンコートで作成した紫外線硬化樹脂
が一般的に用いられる。そいて、オーバーコート層6の
膜厚が7μm以下となると、オーバーコート層6上に印
刷層7を設ける場合、エラー率増加の原因となる。
【0023】基板1の反対側の面に形成されるハードコ
ート層8としては、スピンコートで作成した紫外線硬化
樹脂が一般的に用いられる。その厚さは2〜6μmが適
当である。2μm以下では十分な体摩耗性が得られず、
6μm以上になると内部応力が大きくなってディスクの
機械的特性に大きく影響を与えてしまう。
【0024】以上説明したような光記録媒体101は、
例えば図4及び図5に例示するような光ディスクドライ
ブ装置201に装着される。つまり、装着部202に装
着された光記録媒体101は駆動モータ203に回転駆
動され、回転する光記録媒体101に対しては、光ピッ
クアップ204によって情報の記録、再生、消去が行わ
れる。
【0025】そして、このような情報の記録、再生、消
去時には非接触であった発熱ヘッド205が、可逆表示
部103の状態を変更する場合には光記録媒体101に
接触するように駆動される。つまり、発熱ヘッド205
は板バネ206に支持されており、板カム機構207の
原動節207aに対して従動節207bとして機能し、
光記録媒体101に接離することになる。より詳しく
は、板カム機構207の原動節207aである板カムが
回動することで従動節207bとしての発熱ヘッド20
5が変位し、光記録媒体101に接離するものである。
【0026】ここで、発熱ヘッド205は、図示しない
マイクロコンピュータからの駆動信号に基づく図示しな
いコントローラの駆動制御によって2種類の温度に発熱
する。つまり、発熱ヘッド205の第1の発熱温度は、
光記録媒体101に積層された可逆表示層103を低い
光透過率にする温度であり、発熱ヘッド205の第2の
発熱温度は、その可逆表示層103を高い光透過率にす
る温度である。したがって、発熱ヘッド205が第1の
発熱温度で発熱すると、可逆表示層203の透過率が低
くなり、光記録媒体101のPMA領域102に対して
光ピックアップ204がアクセス不可能となる。これに
より、光記録媒体101のライトプロテクトがなされ
る。これに対し、発熱ヘッド205が第2の発熱温度で
発熱すると、可逆表示層203の透過率が高くなり、光
記録媒体101のPMA領域102に対して光ピックア
ップ204がアクセス可能となる。これにより、光記録
媒体101のライトプロテクトが解除される。このよう
に、本実施の形態によれば、発熱ヘッド205の発熱温
度を選択するだけで、光記録媒体101のライトプロテ
クトとその解除とを何度でも実行することができる。
【0027】
【発明の効果】請求項1記載の光記録媒体の発明は、P
MA領域を覆う位置に位置させて熱可逆性材料からなる
可逆表示層を設けたので、可逆表示層の光透過率を低く
することで光記録媒体のライトプロテクトを実行するこ
とができ、また、可逆表示層の光透過率を高くすること
で光記録媒体のライトプロテクトを解除することがで
き、したがって、光記録媒体単体でそのライトプロテク
トとその解除とを何度でも行うことができる。
【0028】請求項2記載の光記録媒体のライトプロテ
クト方法の発明は、PMA領域を覆う位置に位置させて
設けられた可逆表示層を加熱するに際し、可逆表示層を
低い光透過率にする第1の温度と可逆表示層を高い光透
過率にする第2の温度とを選択することによって光記録
媒体のライトプロテクトとその解除とを実行するように
したので、単体の光記録媒体に対してライトプロテクト
とその解除とを何度でも行うことができる。
【0029】請求項4記載の光記録媒体のライトプロテ
クト方法の発明は、PMA領域を覆う位置に位置させて
設けられた可逆表示層を加熱するに際し、可逆表示層を
低い光透過率にする第1の温度で可逆表示層を加熱する
ことによって光記録媒体のライトプロテクトを実行する
ようにしたので、単体の光記録媒体に対してライトプロ
テクトを何度でも行うことができる。
【0030】請求項5記載の光記録媒体のライトプロテ
クト方法の発明は、PMA領域を覆う位置に位置させて
設けられた可逆表示層を加熱するに際し、可逆表示層を
高い光透過率にする第2の温度で可逆表示層を加熱する
ことによって光記録媒体のライトプロテクトの解除を実
行するようにしたので、単体の光記録媒体に対してライ
トプロテクトの解除を何度でも行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示す光記録媒体の平面
図である。
【図2】光記録媒体の縦断側面図である。
【図3】可逆表示層の特性を示すグラフである。
【図4】情報記録・再生・消去時における光ディスクド
ライブ装置の概略側面図である。
【図5】ライトプロテクト実行時の光ディスクドライブ
装置の概略側面図である。
【符号の説明】
1 板 2 第1保護層 3 記録層 4 第2保護層 5 反射放熱層 101 光記録媒体 102 PMA領域 103 可逆表示層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 堀田 吉彦 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 渡辺 哲夫 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 案内溝を有する円盤状の基板上に、第1
    保護層、光照射による昇温・冷却プロセスによって非結
    晶状態から結晶状態へ可逆的に変化する性質を有する相
    変化型の記録層、第2保護層、及び反射放熱層を順に積
    層した光記録媒体において、 PMA領域を覆う位置に位置させて、加熱温度に応じて
    常温復帰時の光透過率が少なくとも2種類に可逆的に変
    化する熱可逆性材料からなる可逆表示層を設けたことを
    特徴とする光記録媒体。
  2. 【請求項2】 相変化型の光記録媒体のPMA領域を覆
    う位置に位置させて設けられた加熱温度に応じて常温復
    帰時の光透過率が少なくとも2種類に可逆的に変化する
    熱可逆性材料からなる可逆表示層を加熱するに際し、前
    記可逆表示層を低い光透過率にする第1の温度と前記可
    逆表示層を高い光透過率にする第2の温度とを選択する
    ことによって前記光記録媒体のライトプロテクトとその
    解除とを実行する光記録媒体のライトプロテクト方法。
  3. 【請求項3】 相変化型の光記録媒体のPMA領域を覆
    う位置に位置させて設けられた加熱温度に応じて常温復
    帰時の光透過率が少なくとも2種類に可逆的に変化する
    熱可逆性材料からなる可逆表示層を加熱するに際し、前
    記可逆表示層を低い光透過率にする第1の温度で前記可
    逆表示層を加熱することによって前記光記録媒体のライ
    トプロテクトを実行する光記録媒体のライトプロテクト
    方法。
  4. 【請求項4】 相変化型の光記録媒体のPMA領域を覆
    う位置に位置させて設けられた加熱温度に応じて常温復
    帰時の光透過率が少なくとも2種類に可逆的に変化する
    熱可逆性材料からなる可逆表示層を加熱するに際し、前
    記可逆表示層を高い光透過率にする第2の温度で前記可
    逆表示層を加熱することによって前記光記録媒体のライ
    トプロテクトの解除を実行する光記録媒体のライトプロ
    テクト方法。
JP10081039A 1998-03-27 1998-03-27 光記録媒体及びそのライトプロテクト方法 Pending JPH11283281A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008068700A1 (en) * 2006-12-08 2008-06-12 Koninklijke Philips Electronics N.V. Regenerable optical medium with limited viewing window
JP2008176925A (ja) * 2002-06-17 2008-07-31 Verification Technologies Inc 読取ビームに過渡的に反応する光媒体コピー保護用材料

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