JPH11283029A - データ照合装置 - Google Patents

データ照合装置

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JPH11283029A
JPH11283029A JP10084717A JP8471798A JPH11283029A JP H11283029 A JPH11283029 A JP H11283029A JP 10084717 A JP10084717 A JP 10084717A JP 8471798 A JP8471798 A JP 8471798A JP H11283029 A JPH11283029 A JP H11283029A
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JP10084717A
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Mutsuo Shindo
睦雄 進藤
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NEC Computertechno Ltd
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NEC Computertechno Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 同じファイルデータを対象にした照合処理が
比較的近い時間内に繰り返される場合に、照合性能を大
幅に向上させることができるデータ照合装置を提供す
る。 【解決手段】 検索データに複数のファイルデータを照
合させ、検索データの真偽を求めるデータ照合装置を、
照合データ記憶手段204に記憶された復元前の検索デ
ータ及び複数のファイルデータを復元手段205で復元
し、この復元されたデータを照合データ記憶手段204
に記憶し、照合手段203によって、その記憶された復
元後の検索データを1つづつ読み込み、この読み込みの
都度、復元後の複数のファイルデータを読み込んで、1
つの検索データと複数のファイルデータとの照合を行う
ように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データの真偽を照
合するデータ照合装置に係り、特に1対多数データ間で
の演算処理、例えば指紋照合処理のような、1つの検索
データと、この検索データと照合されるN個のファイル
データ間の照合演算処理を行うデータ照合装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば指紋照合処理のような、1
つの検索データとN個のファイルデータ間の照合演算処
理を行う場合、ある検索データのみに注目し、まず検索
データをデータ照合装置に転送する。続いて、検索デー
タと照合させたい多数のファイルデータの内、最初に第
1のファイルデータをデータ照合装置に転送し照合処理
を実行させ、この第1のファイルデータの照合が完了し
た後、第1のファイルデータと同じく第2のファイルデ
ータの転送及び照合、更に第3のファイルデータの転送
及び照合、……、といった順序で照合処理を実施してい
る。
【0003】このように大量のデータを処理する場合、
冗長なデータや空白フィ−ルドを取り除いてデータ長を
短縮し、データ転送時間を縮めたり記憶スペ−スを減ら
したりする技術は既に知られていて各方面で用いられて
いる。指紋などの照合を必要とする検索データと、磁気
ディスク等の記憶装置に登録され保存されている多量の
ファイルデータとを照合する方式では、照合処理を複数
のデータ照合装置により並列処理するようにしても、照
合の速度は最終的には記憶装置から検索データとファイ
ルデータを総称した照合データをデータ照合装置に転送
する転送時間に制約される。このため、照合データ中に
含まれていて実際の照合処理の対象となるデータ項目
(照合項目と呼ぶ)の内、データ照合装置側で復元可能
な照合項目は省略して転送し、照合装置側で復元すると
いうデータ圧縮法が採用されている。
【0004】このようなデータ圧縮を採用したデータ照
合装置の一例として特開昭59−2186公報のデータ
照合方式がある。このデータ照合方式による装置(デー
タ照合装置)を図5を参照して説明する。
【0005】図5に示すデータ照合装置は、入出力デー
タ及び照合動作全般を制御する照合データ管理装置50
1と、照合データを記憶するファイル装置502と、照
合データ管理装置501の指示により複数の照合装置5
04−1,…, 504−Nを制御する照合制御装置5
03とから構成されている。照合装置504−1,…,
504−Nは、それぞれ圧縮された照合データから必
要な照合項目を復元する復元回路504−1a,…,5
04−Naを含み、圧縮データを復元して照合処理を行
う復元手段を構成している。照合を必要とする検索デー
タは、照合入力データ線510を経て照合データ管理装
置501に入った後、データ線511を経てファイル装
置502に記憶される。
【0006】これと照合されるファイルデータは、同じ
経路で予めファイル装置502に蓄えられており、これ
ら照合データは読み出しデータ線514を介して照合制
御装置503を経て照合装置504−1,…,504−
Nへ送られる。符号512及び513は、照合データの
転送及び照合を指示する制御線である。照合制御装置5
03は、データ線515−1,…,515−Nを介し
て、まず検索データを全照合装置504−1,…, 5
04−Nへ送り、次に、これと照合されるファイルデー
タを各照合装置504−1,…, 504−Nへ順次送
り込んで各照合装置504−1,…, 504−Nに作
業を分担して実行させる。
【0007】各照合装置504−1,…, 504−N
はそれぞれ復元回路504−1a,…, 504−Na
で照合データを復元した後、全照合項目について照合を
実施し、照合結果を報告データ線517−1,…,51
7−Nを経て報告する。これらはデータ線518を経て
照合データ管理装置501に伝えられ、照合出力データ
線519から図示せぬ照合ホスト装置に出力される。符
号416−1,…,416−Nは、各照合装置504−
1,…, 504−Nに指令を伝える制御線である。
【0008】このような構成の動作を図6のタイムチャ
ートを参照して説明する。但し、圧縮された検索データ
S0に対して圧縮されたファイルデータFa,Fb,F
cを、同じく検索データS1に対してファイルデータF
a,Fb,Fcを、1台の照合装置504−1で照合す
る場合を説明する。
【0009】図6において、符号600,601は、検
索データS0,S1が照合制御装置503から照合装置
504−1に転送される時間を、603a,603b,
603cはファイルデータFa,Fb,Fcが照合制御
装置503から照合装置504−1に転送される時間を
それぞれ示している。また、符号607,608は、検
索データS0,S1が復元回路504−1aによって復
元される時間を、604a,604b,604cはファ
イルデータFa,Fb,Fcが照合装置内の復元回路6
04−1aによって復元される時間をそれぞれ示してい
る。
【0010】更に符号605aは、検索データS0とフ
ァイルデータFaの照合時間を、605bは、検索デー
タS0とファイルデータFbの照合時間を、605c
は、検索データS0とファイルデータFcの照合時間
を、 606aは、検索データS1とファイルデータF
aの照合時間を、606bは、検索データS1とファイ
ルデータFbの照合時間を、606cは、検索データS
1とファイルデータFcの照合時間をそれぞれ示してい
る。
【0011】まず、探索指紋S0が時間600におい
て、照合制御装置503から転送され、この転送が終了
すると照合装置504−1は、すぐにS0の復元処理を
時間607において、復元回路504−1aを使って開
始する。復元が完了するとファイルデータを受け付け可
能な状態になり、時間603aにおいて、照合制御装置
503からファイルデータFaを受け取る。ファイルデ
ータFaの転送が終了すると照合装置504−1はすぐ
にFaの復元処理を時間604aにおいて、復元回路5
04−1aを使って開始する。照合装置504−1は復
元処理終了後直ちに検索データS0とファイルデータF
a間で照合処理を開始し、照合が完了すると報告データ
線517−1を経て照合結果を報告し、つづけて時間6
05b,605cにおいて、ファイルデータFb,Fc
について同様な動作を行う。
【0012】検索データS0に対する照合動作が完了す
ると、検索データS1に対して上述と動作な同様を繰り
返し、時間606aにおいてS1対Fa、時間606b
においてS1対Fb、時間606cにおいてS1対Fc
の照合を実行し、照合が完了すると報告データ線517
−1を経て照合結果を報告する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のデータ照合装置にあっては、同じファイルデータを
対象にした照合処理が比較的近い時間内に繰り返される
場合、照合データが転送されてくるたびに復元処理を実
行し、照合装置に予め転送された、ただ1つの検索デー
タとしか照合を行えず、せっかく一度復元したファイル
データを廃棄しているため照合性能が向上しないという
問題があった。
【0014】本発明は、同じファイルデータを対象にし
た照合処理が比較的近い時間内に繰り返される場合に、
照合性能を大幅に向上させることができるデータ照合装
置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、検索データに
複数のファイルデータを照合させ、検索データの真偽を
求めるデータ照合装置において、検索データ及び複数の
ファイルデータを記憶する照合データ記憶手段と、照合
データ記憶手段に記憶された復元前の検索データ及び複
数のファイルデータを復元して照合データ記憶手段に記
憶する復元手段と、照合データ記憶手段に記憶された復
元後の検索データを1つづつ読み込み、この読み込みの
都度、復元後の複数のファイルデータを読み込んで、1
つの検索データと複数のファイルデータとの照合を行う
照合手段とを具備する構成とした。
【0016】また、前記した照合データ記憶手段に記憶
された照合前の検索データ及び複数のファイルデータ
は、圧縮されたデータである構成とした。
【0017】更に、前記した照合データ記憶手段を、照
合前の検索データ及び複数のファイルデータが記憶され
る第1記憶領域と、復元手段により復元された検索デー
タが記憶される第2記憶領域と、復元手段により復元さ
れた複数のファイルデータが記憶される第3記憶領域と
を具備する構成とした。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は本発明の実施の形態による
データ照合装置のブロック図である。この図に示す本実
施の形態のデータ照合装置は、入出力データ及び照合動
作全般を制御する照合データ管理装置101と、照合デ
ータを記憶するファイル装置102と、照合データ管理
装置101の指示により複数の照合装置104−1,
…,404−Nを制御する照合制御装置103とを備え
て構成されている。照合装置104−1,…,104−
Nは、それぞれ圧縮された照合データから必要な照合項
目を復元する復元手段205−1,…,205−Nと、
それぞれ復元された照合データを複数格納可能な照合デ
ータ記憶手段204−1,…,204−Nを備えてい
る。
【0019】照合を必要とする検索データは、照合入力
データ線110を経て照合データ管理装置101に入力
された後、データ線111を経てファイル装置102に
記憶される。これと照合されるファイルデータは、同じ
経路で予めファイル装置102に蓄えられており、これ
ら照合データは読み出しデータ線114により照合制御
装置103を経て照合装置104−1,…,104−N
に送られる。符号112及び113は照合データの転送
及び照合を指示する制御線である。照合制御装置103
は、データ線115−1,…,115−Nを介して、ま
ず検索データを全照合装置104−1,…,104−N
に送り、次に、これと照合されるファイルデータを各照
合装置104−1,…,104−Nに順次送り込んで各
照合装置104−1,…,104−Nに作業を分担して
実行させる。
【0020】各照合装置104−1,…,104−N
は、それぞれ復元手段205で照合データを復元した
後、全照合項目について照合を実施し、照合結果を報告
データ線116−1,…,116−Nを経て報告する。
これらはデータ線118を経て照合データ管理装置10
1に伝えられ、照合出力データ線119から図示せぬ照
合ホスト装置に出力される。符号117−1,…,11
7−Nは、各照合装置104−1,…,104−Nに指
令を伝える制御線である。
【0021】次に、照合装置104−1,…,104−
Nの詳細な構成を図2を参照して説明する。図2は図1
に示したデータ照合装置における照合装置104−1,
…,104−Nのブロック図である。各照合装置104
−1,…,104−Nには、図1に示した照合制御装置
103から照合データを入力するデータ線115と、動
作指示命令を受ける制御線116と、照合結果を照合制
御装置103に伝える報告データ線117が接続され、
照合動作指示を一時記憶する動作指示記憶手段201
と、照合装置104の動作を制御する照合シーケンス制
御手段202と、照合データを記憶する照合データ記憶
手段204と、照合データ記憶手段204のデータを読
み出して復元可能な照合データを復元して照合データ記
憶手段204に再び記憶する復元手段205と、照合デ
ータ記憶手段204のS0,S1,…,SnデータとF
データを読み出して照合項目の照合を行う照合手段20
3とを備えて構成されている。
【0022】符号251,255,257は、照合デー
タ転送時に使用するデータ線であり、符号252、25
3、254は、照合シーケンス制御手段202と照合デ
ータ記憶手段204、復元手段205、照合手段203
を制御するための信号線である。また、照合データ記憶
手段204は、復元手段205にて復元処理が完了した
複数の検索データS0,S1,…,SNをそれぞれ記憶
するデータ格納領域204−S0,204−S1,…,
204−Snと、同じく復元が完了したファイルデータ
Fを格納する領域204−Fと、復元前の照合データが
格納される転送バッファ領域204−Bとを備えて構成
されている。
【0023】このような構成の本実施の形態のデータ照
合装置の動作を図3のタイムチャートを参照して説明す
る。図3において、符号300,301は、検索データ
S0、S1が照合制御装置103から照合装置104−
1に転送される時間、303a,303b,303c
は、ファイルデータFa,Fb,Fcが照合制御装置1
03から照合装置104−1に転送される時間をそれぞ
れ示している。また、符号307,308は、検索デー
タS0,S1が復元手段205−1によって復元される
時間、 304a,304b,304cはファイルデー
タFa,Fb,Fcが照合装置104−1内の復元手段
205−1によって復元される時間をそれぞれ示してい
る。
【0024】更に、符号305aは検索データS0とフ
ァイルデータFaの照合時間、305bは検索データS
0とファイルデータFbの照合時間、305cは検索デ
ータS0とファイルデータFcの照合時間、306aは
検索データS1とファイルデータFaの照合時間、30
6bは検索データS1とファイルデータFbの照合処理
を、306cは検索データS1とファイルデータFcの
照合時間をそれぞれ示している。
【0025】まず、照合データ管理装置101が、ファ
イル装置102と照合制御装置103に、検索データS
0に対するファイルデータFa,Fb,Fcの照合を、
検索データS1に対するファイルデータFa,Fb,F
cの照合をそれぞれ要求する。ファイル装置102と照
合制御装置103は、その照合要求を受け、初めに時間
300において、検索データS0をファイル装置102
からデータ線114と、照合制御装置103を経由して
すべての照合装置104−1,…,104−Nに転送す
る。このとき照合制御装置103から所望の照合装置1
04−i(この符号は図示せず)に対しては、検索デー
タの転送及びデータの復元指示が検索データの転送に先
立って通知されている。
【0026】検索データS0の転送が終了すると照合装
置104−iは、時間307において、すぐにS0の復
元処理を復元手段205−i(この符号は図示せず)を
使って開始し、また復元したデータを照合データ記憶手
段204−i(この符号は図示せず)に格納する。照合
装置104−iは、復元が完了すると、先のS0データ
の転送及び復元指示が完了したことを報告データ線11
7を通じて照合制御装置103に通知する。
【0027】照合制御装置103は、次にデータS1の
転送及び復元指示を照合装置104−iに出し、時間3
01において、データS0と同様にデータS1の転送を
実行し、時間308において、時間データの復元及び照
合データ記憶手段204−iへの格納を実行し、指示の
完了を待つ。照合制御装置103は、データS1に関す
る指示の完了報告を受けつけると、他に送るべき検索デ
ータがないので、ファイルデータFaの転送処理を開始
する。
【0028】照合制御装置103は、時間303aにお
いて、検索データの転送時と同様にファイル装置102
からファイルデータFaを信号線114を経由して受け
取り、複数の照合装置104−1,…,104−Nの中
の1つを選択してファイルデータFaの転送とデータ復
元、ならびに検索データS0との照合処理指示を照合装
置104−iに通知すると共に、ファイルデータFaを
データ線115−i(この符号は図示せず)を経由して
照合装置104−iに送信する。
【0029】照合装置104−iは、時間304aにお
いて、ファイルデータFaの転送が終了すると直ちにフ
ァイルデータFaの復元処理を復元手段205−iを使
って開始する。また、時間305aにおいて、照合装置
104−iは、復元処理終了後直ちに検索データS0と
ファイルデータFa間で照合処理を開始し、照合が完了
すると報告データ線117−i(この符号は図示せず)
を経て照合結果を報告する。
【0030】ファイルデータFaに関する指示が完了し
たことを受信した照合制御装置103は、 Faに関す
る指示を出した照合装置104−iに続けて、検索デー
タS1との照合のみの指示を行う。この検索データS1
との照合指示を受けつけた照合装置104−iは、時間
306aにおいて、照合データ記憶手段204−iに予
め復元完了後格納された検索データS1と、先に転送さ
れたファイルデータFa間データだちに照合処理を開始
する。ファイルデータFaの処理と同様にファイルデー
タFb,Fcについても、時間303b,303cにお
いて照合制御装置103から照合装置へのファイルデー
タ転送、時間304b、304cにおいてファイルデー
タの復元処理、時間305b、306bにおいて検索デ
ータS0との照合処理、時間305c、306cにおい
て検索データS1との照合処理を実行し、指示が完了す
ると報告データ線117−iを経て照合結果を報告す
る。
【0031】次に、照合装置104−iの動作を図4の
フローチャートを参照して詳細に説明する。まず、ステ
ップ401において、照合装置104−iは、照合制御
装置103からの動作指示を、信号線116を経由して
受け取り、動作指示記憶手段201に保持する。照合シ
ーケンス制御手段202は、この動作指示記憶手段20
1に保持された動作指示を参照し、まず検索データSi
(この符号は図示せず)に関する転送指示かチェックす
る。前述の動作の説明では、まず検索データS0の転送
及び復元指示がくるのでこの場合YESを選択し、ステ
ップ402において、次のS0データは復元ありか否か
をチェックする。
【0032】この指示は、復元ありであるため照合シー
ケンス制御手段202は、ステップ403において、デ
ータ線115から検索データS0を受信しつつ、信号線
251を使って受信データを照合データ記憶手段204
に送信する。このとき照合データ記憶手段204に対し
ては、書き込みアドレスとして転送データ記憶領域20
4−Bを信号線25−Nを使って指示し、検索データS
0を転送データ記憶領域に格納する。
【0033】次に、ステップ404において、照合シー
ケンス制御手段202は、転送データ記憶領域204−
Bを読み出しアドレスとして信号線252を使って照合
データ記憶手段204に指示すると共に、復元手段20
5に対して照合データ記憶手段204からデータを読み
出しつつ復元処理を実行するように信号線253を使っ
て指示を出す。復元手段205は照合シーケンス制御手
段202と復元の元データの読み出しアドレス、及びに
復元が完了したデータの書き込みアドレスを制御しつつ
復元処理を進め、すべてのデータを復元した上で、S0
データ記憶領域204−S0に復元後のデータを格納す
る。
【0034】ここまでで、検索データS0に関する処理
は完了し、照合シーケンス制御手段202は、報告線1
17を使って指示完了を報告する。続けて、検索データ
S1に対するS0と同様な指示を受けた照合装置104
−iは、検索データS0の処理と同様に復元後のデータ
をS1データ記憶領域204−S1に格納し指示完了を
報告する。
【0035】次に、照合装置104−iには、ファイル
データFaの転送と復元及び検索データS0との照合の
指示が照合制御装置103から送られる。照合装置10
4−iは、この指示を動作指示記憶手段201に格納す
る。ここで、ステップ401において、照合シーケンス
制御手段202は、この動作指示記憶手段201に保持
された動作指示を参照し、まず検索データSiに関する
転送指示かチェックする。今回の指示はファイルデータ
の転送指示であるため、判断はNOであり、次に照合シ
ーケンス制御手段202は、ステップ410において、
Fデータ転送指示かをチェックする。今回の指示はファ
イルデータFaの転送と復元及び照合の指示であるので
判断はYESとなり、次にステップ411において、フ
ァイルデータ復元ありの指示かどうかをチェックする。
ここでも判断はYESとなり、次のステップ412のデ
ータ転送処理に進む。
【0036】このデータ転送処理では、検索データS
0,S1と同様に、照合シーケンス制御手段202が、
データ線115からファイルデータFaを受信しつつ、
信号線251を介してその受信データFaを照合データ
記憶手段204に送信し、転送データ記憶領域204−
Bに格納する。つづいて、ステップ413において、こ
れも検索データS0,S1の復元処理と同様に、転送デ
ータ記憶領域204−Bから復元前のデータを読み出し
復元手段205でデータ復元を行い、Fデータ格納領域
204−Fに復元後のファイルデータFaを格納する。
【0037】次に、ステップ415において、照合シー
ケンス制御手段202は、動作指示記憶手段201に保
持された情報からファイルデータFaの照合相手がS0
であることを認識し、照合データ記憶手段204に、検
索データの読み出しアドレスがS0データ記憶領域20
4−S0のアドレス、ファイルデータFaの読み出しア
ドレスがFデータ記憶領域のアドレスと指示し、かつ、
照合手段203に対して照合データ記憶手段204から
必要なデータを読み出しつつ照合処理を実行するよう制
御線254を介して指示を出す。指示された照合手段2
03は、制御線254を介して照合シーケンス制御手段
202が指定する照合データ記憶手段204の読み出し
アドレス情報を必要に応じて変えながら照合処理を進め
る。
【0038】この照合が完了したらステップ416にお
いて、制御線256を介して処理の終了報告を照合シー
ケンス制御手段202に伝える。照合の終了報告を受け
た照合シーケンス制御手段202は、制御線117を介
して図1に示した照合制御装置103に指示の完了を報
告する。
【0039】照合制御装置103は、ファイルデータF
aに関する転送と復元及び検索データS0との照合処理
が終わった報告を受け、次の指示である検索データS1
との照合を指示する。この照合のみの指示は、照合装置
104−iにすでに転送されたファイルデータと指定検
索データとの照合を指示するものであって、同一データ
を再び照合装置104−iに転送することなく、更に同
一ファイルデータの復元処理も再び行うことなく照合を
行う指示である。
【0040】検索データS1との照合指示は、動作指示
記憶手段201に格納され、照合シーケンス制御手段2
02によって、指示の解析が行われる。最初に、ステッ
プ401において、検索データに関する指示かチェック
されるが、今回の指示は、検索データS1とファイルデ
ータとの照合指示であるため、この判断はNOとなり4
50方向へ進み、次に、ステップ410において、ファ
イルデータの転送指示であるかチェックされるが、この
判断もNOとなり452方向へ進み、ステップ415に
おいて、データ転送及びデータ復元もスキップした状態
で照合が開始される。このとき照合シーケンス制御手段
202は、検索データの読み出しアドレスとして、動作
指示にて指定された検索データS1が格納されているS
1データ記憶領域204−S1を指定し、ファイルデー
タの読み出しアドレスはFデータ記憶領域204−Fを
指定する。
【0041】あとは、先に説明した検索データS0とフ
ァイルデータFaの照合と同様に照合処理を継続し、照
合処理が完了したら制御線117を介して照合制御装置
103に指示の完了を報告し処理を終了する。後続の検
索データS0とFbの照合、検索データS1とFbの照
合、検索データS0とFcの照合、検索データS1とF
cの照合についても照合装置104−iは、これまでの
説明と同様な動作を繰り返すことで処理を行う。
【0042】以上説明した本実施の形態のデータ照合装
置によれば、従来では照合データが転送されてくるたび
に復元処理を実行し、照合装置に予め転送された、ただ
1つの検索データとしか照合を行なわず、一度復元した
ファイルデータを廃棄しているのに対し、本実施の形態
では一度のファイルデータ転送及び復元処理で異なる検
索データとの照合を続けて実施することが可能であるた
め、同じファイルデータを使った照合が比較的近い時間
内に繰り返される場合、照合処理性能を向上させること
ができる。
【0043】すなわち、本実施の形態の照合処理を示す
図3では、従来の照合処理を示す図5に比べ、ファイル
データFaの転送303a、ファイルデータFbの転送
303b、ファイルデータFcの転送303cと、ファ
イルデータFaの復元処理304a、ファイルデータF
bの復元処理304b、及びファイルデータFcの復元
処理304cが、それぞれ1回づつ少なくなっており、
処理時間も大幅に少なくなっていることが判る。
【0044】
【発明の効果】以上の説明したように本発明のデータ照
合装置は、検索データに複数のファイルデータを照合さ
せ、検索データの真偽を求めるデータ照合装置を、照合
データ記憶手段に記憶された復元前の検索データ及び複
数のファイルデータを復元手段で復元し、この復元され
たデータを照合データ記憶手段に記憶し、照合手段によ
って、その記憶された復元後の検索データを1つづつ読
み込み、この読み込みの都度、復元後の複数のファイル
データを読み込んで、1つの検索データと複数のファイ
ルデータとの照合を行うように構成したので、同じファ
イルデータを使った照合が比較的近い時間内に繰り返さ
れる場合、照合処理性能を向上させることができる効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態によるデータ照合装置の
ブロック図である。
【図2】 図1に示すデータ照合装置における複数の照
合装置のブロック図である。
【図3】 本実施の形態のデータ照合装置による照合動
作を説明するためのタイムチャートである。
【図4】 本実施の形態のデータ照合装置による照合動
作を説明するためのフローチャートである。
【図5】 従来のデータ照合装置のブロック図である。
【図6】 従来のデータ照合装置による照合動作を説明
するためのタイムチャートである。
【符号の説明】
203 照合手段 204−1〜204−N 照合データ記憶手段 205−1〜205−N 復元手段 204−B 転送データ記憶領域(第1記憶領域) 204−S0,…,204−Sn データ記憶領域(第
3記憶領域)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検索データに複数のファイルデータを照
    合させ、前記検索データの真偽を求めるデータ照合装置
    において、 前記検索データ及び前記複数のファイルデータを記憶す
    る照合データ記憶手段と、 前記照合データ記憶手段に記憶された復元前の検索デー
    タ及び複数のファイルデータを復元して前記照合データ
    記憶手段に記憶する復元手段と、 前記照合データ記憶手段に記憶された復元後の検索デー
    タを1つづつ読み込み、この読み込みの都度、復元後の
    複数のファイルデータを読み込んで、1つの検索データ
    と複数のファイルデータとの照合を行う照合手段と、 を具備することを特徴とするデータ照合装置。
  2. 【請求項2】 前記照合データ記憶手段に記憶された照
    合前の検索データ及び複数のファイルデータが、圧縮さ
    れたデータであることを特徴とする請求項1記載のデー
    タ照合装置。
  3. 【請求項3】 前記照合データ記憶手段は、前記照合前
    の検索データ及び複数のファイルデータが記憶される第
    1記憶領域と、前記復元手段により復元された検索デー
    タが記憶される第2記憶領域と、前記復元手段により復
    元された複数のファイルデータが記憶される第3記憶領
    域と、を具備することを特徴とする請求項1又は2のい
    ずれかに記載のデータ照合装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006268104A (ja) * 2005-03-22 2006-10-05 Nec Corp 指紋照合システム、指紋照合処理装置および指紋照合処理方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006268104A (ja) * 2005-03-22 2006-10-05 Nec Corp 指紋照合システム、指紋照合処理装置および指紋照合処理方法
JP4725150B2 (ja) * 2005-03-22 2011-07-13 日本電気株式会社 指紋照合システム、指紋照合処理装置および指紋照合処理方法

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