JPH11282828A - 自動適正アンケート項目作成装置及び媒体 - Google Patents

自動適正アンケート項目作成装置及び媒体

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JPH11282828A
JPH11282828A JP8636498A JP8636498A JPH11282828A JP H11282828 A JPH11282828 A JP H11282828A JP 8636498 A JP8636498 A JP 8636498A JP 8636498 A JP8636498 A JP 8636498A JP H11282828 A JPH11282828 A JP H11282828A
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JP
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questionnaire
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JP8636498A
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English (en)
Inventor
Shigeru Nonami
成 野波
Junji Yoshida
潤二 吉田
Hajime Fujii
元 藤井
Hiroaki Izuma
弘昭 出馬
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Osaka Gas Co Ltd
Original Assignee
Osaka Gas Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パソコン通信やインターネットなどでオンラ
インアンケートを実施する際、適正なアンケート項目を
想定しアンケートを設計するのは、長年の経験を必要と
し、また、時間とコストがかかる作業である。このよう
にアンケートを設計するに際して、経験を必要とし、ま
た時間とコストがかかるという課題がある。 【解決手段】 所定のレベル数分だけ複数レベルに階層
化されたアンケート項目のデータベース207を入力す
る入力手段201と、データベース207を利用し、ア
ンケートフォームを自動生成する自動生成手段202
と、自動生成手段202で作成されたアンケートフォー
ムを用いてアンケートを試行する試行手段203と、そ
の試行結果を集計する集計手段204と、その結果を分
析する分析手段205と、を備え、自動生成手段202
は、初回はデータベース207のみに基づき、2回目以
降は分析手段205の結果をも考慮して、アンケートフ
ォームを自動生成することを特徴とする自動適正アンケ
ート項目作成装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネットや
パソコン通信など電子メディアを利用してオンラインア
ンケートをとる装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のアンケートをとる装置について図
面を参照して説明する。
【0003】従来の人手による収集に基づいたアンケー
トは、時間、コストがかかる。例えば、郵便によりアン
ケートを実施する郵送方式や、電話により個別に問い合
わせる電話方式や、訪問して、アンケートを書き留める
訪問留め置き方式や、面談して、アンケートをとる対面
方式などがある。
【0004】そこで、時間、コストを削減するために最
近では、電子メディアを利用したアンケートが脚光をあ
びてきている。例えば、パソコン通信を利用したアンケ
ート代行サービスや、インターネットを利用したアンケ
ートが盛んに行われている。また、時間、コストを削減
するために、インターネットのウェッブページ上でアン
ケートを作成するソフトも販売されている。
【0005】図1を用いて、インターネットでアンケー
トを実施する従来の方式を示す。
【0006】アンケート設計101は、アンケートを人
手により設計する手段である。アンケート用フォーム作
成102は、人手によりアンケート用のフォームを作成
する手段である。アンケート集計プログラム作成103
は、人手により、インターネットにおいてアンケートを
集計するプログラムを作成する手段である。プログラム
チェック104は、人手によりアンケート集計プログラ
ムにバグがないかどうかをチェックする手段である。ア
ンケート実施105は、自動的にインターネットを介し
てアンケートを実施する手段である。アンケート集計1
06は、自動的にインターネットやパソコン通信を介し
てアンケートを集計する手段である。
【0007】次にこのような構成の従来のアンケートを
とる装置の動作を説明する。
【0008】まず、アンケート設計101において、人
手によりアンケートを設計する。アンケートを実施する
用途に適った必要最小限のアンケート項目つまり質問項
目やこれに伴う選択肢を決める必要がある。適切なアン
ケート項目を想定するのは、アンケート設計者の経験に
任されている。次に、アンケート用フォーム作成102
において、人手により設計されたアンケートに基づいて
アンケート用のフォームが作成される。さらに、アンケ
ート集計プログラム作成103において、作成された前
記フォームに基づくアンケート集計プログラムが作成さ
れる。最後に、人手により前記アンケート集計プログラ
ムのチェックを行う。これで、ようやくアンケートを実
施する準備が整ったことになる。
【0009】上述したごとく、アンケート実施105に
入るまでには人手による作業が多く、またアンケート作
成者の経験に頼ることが大きい。
【0010】次に、アンケート実施105において、イ
ンターネットのウェッブページでアンケートが実施され
る。アンケートの対象者は、前記インターネットのウェ
ッブページを見てアンケート記入107を行う。記入結
果は、インターネットを介して、アンケート集計106
に送られる。ここで、あらかじめ作成してあるアンケー
ト集計プログラムにより自動的にアンケートが集計され
ていく。
【0011】一定の時間が経過するか、一定数のアンケ
ート回答数があれば、アンケートの集計106を完了す
る。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】前述したごとく、アン
ケート設計101においては、適切なアンケート項目を
想定するのは、アンケート設計者の経験に任されてい
る。従って、アンケートの質問項目や各項目の選択肢の
量が多いと、アンケートを記入するのに手間がかかり、
アンケートの回収率は低くなる。しかし、回収率を上げ
るために、項目を少なくすると、詳細な情報を調べるた
めに今度は再度アンケートをとりなおす等の作業が発生
し、時間とコストがかかる。
【0013】例えば、アンケート対象のうち、学生の回
答比率が5%と少なければ、職業の選択肢として、「学
生」だけでよい。しかし、学生の回答比率が60%程度
もあれば、「大学」、「高校」、「専門学校」など、よ
り詳細な選択肢が必要である。はじめから全ての項目を
詳細な選択肢にすると、アンケートの量が多大になる。
つまりウェッブページでのページが非常に長くなり、記
入に時間がかかるので、記入率が低下する。記入率を上
げるためには、高価な「景品」を用意しなければならな
いため、コストがかかる。
【0014】このように、パソコン通信やインターネッ
トなどでオンラインアンケートを実施する際、適切なア
ンケート項目を想定しアンケートを設計するのは、長年
の経験を必要とし、また、時間とコストがかかる作業で
ある。
【0015】本発明は、このような従来のアンケートを
設計するに際して、経験を必要とし、また時間とコスト
がかかるという課題を考慮し、経験がなくても、時間と
コストをかけずに自動的に適正なアンケート項目を設定
し、また自動的にアンケートフォームを作成する自動適
正アンケート項目作成装置を提供することを目的とする
ものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1の本発明は、所定のレベル数分だけ複
数レベルに階層化されたアンケート項目のデータベース
を入力するデータベース入力手段と、前記データベース
入力手段で入力された前記データベースを利用し、アン
ケートフォームを自動生成するアンケート用フォーム自
動生成手段と、前記アンケート用フォーム自動生成手段
で生成されたアンケートフォームを用いてアンケートを
試行するアンケート試行手段と、前記アンケート用フォ
ーム自動生成手段で生成されたアンケートフォームの情
報に基づいて、前記アンケート試行手段の試行結果を集
計するアンケート集計手段と、前記アンケート集計手段
の結果を分析するアンケート結果分析手段と、を備え、
前記アンケート用フォーム自動生成手段は、初回は前記
データベースのみに基づき、2回目以降は前記アンケー
ト結果分析手段の結果をも考慮して、アンケートフォー
ムを自動生成することを特徴とする自動適正アンケート
項目作成装置である。
【0017】また請求項2の本発明は、前記アンケート
用フォーム自動生成手段は、所定の時間間隔でその生成
時期を決めることを特徴とする請求項1記載の自動適正
アンケート項目作成装置である。
【0018】また請求項3の本発明は、前記アンケート
用フォーム自動生成手段は、前記アンケート集計手段に
おける全体の回答数によって、その生成時期を決めるこ
とを特徴とする請求項1記載の自動適正アンケート項目
作成装置である。
【0019】また請求項4の本発明は、前記アンケート
用フォーム自動生成手段は、前記アンケート集計手段に
おける所定のアンケート項目の回答数によって、その生
成時期を決めることを特徴とする請求項1記載の自動適
正アンケート項目作成装置である。
【0020】また請求項5の本発明は、前記アンケート
用フォーム自動生成手段は、所定の時間間隔、全体の回
答数、所定のアンケート項目の回答数の組み合わせによ
って、その生成時期を決めることを特徴とする請求項1
記載の自動適正アンケート項目作成装置である。
【0021】また請求項6の本発明は、前記アンケート
用フォーム自動生成手段は、前記アンケート集計手段の
結果の項目の回答比率によって、細分化すべき項目を決
定し、その項目を細分化することを特徴とする請求項1
記載の自動適正アンケート項目作成装置である。
【0022】また請求項7の本発明は、前記アンケート
用フォーム自動生成手段は、前記アンケート集計手段の
結果の項目のアンケート回答数によって、細分化すべき
項目を決定し、その項目を細分化することを特徴とする
請求項1記載の自動適正アンケート項目作成装置であ
る。
【0023】また請求項8の本発明は、前記アンケート
用フォーム自動生成手段は、前記アンケート集計手段の
結果の項目の回答比率と、項目のアンケート回答数の組
み合わせによって、細分化すべき項目を決定し、その項
目を細分化することを特徴とする請求項1記載の自動適
正アンケート項目作成装置である。
【0024】また請求項9の本発明は、請求項1〜8に
おける各手段の全部または一部の機能を実現するための
プログラムを格納していることを特徴とする媒体であ
る。
【0025】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0026】図2において、データベース入力手段20
1は、適正なアンケート項目を作成するための基礎とな
るデータベース207を入力する手段である。アンケー
ト用フォーム自動生成手段202は、アンケートフォー
ムを自動生成する手段である。アンケート試行手段20
3は、本番のアンケートを実施する前に適正なアンケー
ト項目を決めるための情報を収集するためにアンケート
を試行する手段である。アンケート集計手段204は試
行されたアンケートのアンケート記入206の結果を自
動的に集計する手段である。アンケート結果分析手段2
05は、前記集計されたアンケート結果を分析する手段
である。なお、アンケート用フォーム自動生成手段20
2は、初回は前記データベース207のみに基づき、2
回目以降は前記アンケート結果分析手段の結果をも考慮
して、アンケートフォームを自動生成する手段である。
【0027】次に、このような本実施の形態の動作を説
明する。
【0028】データベース207は、適正なアンケート
項目を作成するための基礎となるデータベースである。
図9〜図12にデータベース207の例を示す。なおこ
のデータベース例の説明は、後述する。このようなデー
タベース207に基づき、適正なアンケート項目を作成
する。適正なアンケート項目を作成するために、本実施
の形態では、アンケート試行手段203及びアンケート
集計手段204によりインターネットを利用して、アン
ケートを試行するのが特徴である。
【0029】図8に、アンケートを試行する時期を示
す。801に記載されているNはアンケートを試行した
際の回答数を表す。まず、第一次アンケート開始802
で、アンケートを開始した時点では、アンケート回答数
は零である。801において、アンケート回答数がKに
なった時点で第一次集計結果の診断803を行う。ただ
し、801のKは整数である。Kの値として、例えば2
00、つまりアンケート回答数が200になった時点
で、第一次集計結果の診断803を行うものとする。さ
らに第一次集計結果の診断803の結果を考慮して、再
度第二次アンケート開始804を行う。アンケート回答
数がLになった時点で、第二次集計結果の診断805を
行う。ただし、801のLはKより値が大きい整数であ
る。Lの値として、例えば400、つまりアンケート回
答数が400になった時点で、第二次集計結果の診断8
05を行うとする。さらに第二次集計結果の診断805
の結果を考慮して、再度第三次アンケート開始806を
行う。第三次アンケート開始806は本番のアンケート
の開始を意味する。
【0030】前述したごとく、試験的にアンケートを実
施し、その結果を考慮して適正なアンケート項目をデー
タベース207を参照しながら、自動的に決めていく。
本実施の形態では、アンケート試行回数が2回であると
する。つまり、2回アンケートを試行し、適正なアンケ
ート項目を決定し、最終的に本番用のアンケートが作成
される。
【0031】図2に戻ってまず最初にデータベース入力
手段201によって、データベース207が入力され
る。
【0032】図9〜図12が、前述したごとくデータベ
ースの例である。データベース207は、所定のレベル
数分だけ複数レベルにアンケート項目が階層化されてい
る。本実施の形態では、三階層に階層化されているとす
る。項目901は、データベース207の階層の大分類
である。「職業」、「性別」、「年齢」、「パソコン利
用経験」の項目がある。902のレベル1は、前記大分
類を細分した項目である。例えば項目901の「職業」
は、902のレベル1では、「会社員」、「自営・自由
業」、「公務員」、「学生」、「専業主婦」、「その
他」の項目に細分されている。K時点での閾値903は
レベル1の項目をさらに904のレベル2へ細分するか
どうかの判断をする基準である。ただし、Kは前述した
ごとくアンケート回答数を表し、本実施の形態では、2
00である。902のレベル1の項目「会社員」は、K
時点での閾値903で20%と記載されている。これは
項目901の「職業」において、回答数の比率で「会社
員」の占める割合が20%以上に達したら904のレベ
ル2へ「職業」のアンケート項目を細分することを示
す。同様に904のレベル2は、902のレベル1を細
分した項目である。902のレベル1の「会社員」は、
904のレベル2では「コンピュータ関連」、「その他
業種」に細分されている。また、L時点での閾値905
はレベル2の項目をさらに906のレベル3へ細分する
かどうかの判断をする基準である。ただし、Lは前述し
たごとくアンケートの回答数を表し、本実施の形態で
は、400である。904のレベル2の項目「コンピュ
ータ関連」は、L時点での閾値905において20%と
記載されている。これは901の「職業」において、回
答数の比率で「コンピュータ関連」の占める割合が20
%以上に達したら906のレベル3へ「コンピュータ関
連」のアンケート項目を細分することを示す。906の
レベル3は、904のレベル2を細分した項目である。
904のレベル2の「コンピュータ関連」は、906の
レベル3では、「管理職」、「専門職」、「営業職」、
「サービス職」、「技術職」、「事務職」、「その他」
に細分されている。以上がデータベース例の説明であ
る。
【0033】図2に戻って、第一回目のアンケートは、
データベース入力手段201で入力されたデーベース2
07のみを用いて作成される。アンケート用フォーム自
動生成手段202において、データベースの例の項目9
01及び902のレベル1から公知の技術である自動プ
ログラム生成手法によってアンケート項目が自動的に作
成される。すなわち、項目901からアンケートの分類
項目が作成される。また902のレベル1から、選択肢
の項目が作成される。
【0034】このようにして作成された、第一回目のア
ンケート用フォームの例を図3に示す。301はアンケ
ートの記入方法を説明する箇所である。また「◎」印は
選択項目を表し、パソコン画面上で、マウスのカーソル
を「◎」印の上に移動して、マウスボタンを押してその
項目を選択する。302は、データベース207の項目
901の「職業」と902のレベル1において「職業」
の細分から生成されたアンケート項目である。303は
データベースの例の項目901の「性別」と902のレ
ベル1において「性別」の細分から生成されたアンケー
ト項目である。304は、項目901の「年齢」と90
2のレベル1において「年齢」の細分から生成されたア
ンケート項目である。305は、データベースの例の項
目901の「パソコン利用経験」と902のレベル1に
おいて「パソコンの利用経験」の細分から生成されたア
ンケート項目である。306は、選択した項目を送信す
る「送信ボタン」と選択を取り消す「取り消しボタン」
である。
【0035】このようにして、作成された初回のアンケ
ートは、アンケート試行手段203においてウェッブペ
ージに掲載される。そうすると、アンケート対象者がイ
ンターネットを介して、前記ウェッブページを見て、ア
ンケート記入206を行う。その結果は、再びインター
ネットを介してアンケート集計手段204に集計されて
いく。アンケート回答数がKすなわち200になった
ら、アンケート集計結果が、アンケート結果分析手段2
05に渡される。
【0036】アンケート結果分析手段205では、試行
されたアンケートの集計結果を分析する。図4に示すご
とく分析が行われる。項目分類405は、アンケートの
項目である。内容406は、アンケートの選択項目であ
る。構成率%407は、アンケート集計結果の回答比率
である。例えば1.職業401では、第一次アンケート
図3の項目に対応して、内容406が、「会社員」、
「自営・自由業」、「公務員」、「学生」、「専業主
婦」、「その他」になっており、構成率%407は、そ
れぞれ、13.3%、12.9%、2.4%、29.4
%、38.2%、3.8%となっている。2.性別40
2、3.年齢403、4.パソコン利用経験404も同
様である。第一次診断結果408は、分析結果を表すも
のである。すなわち、構成率%407の回答比率によっ
て、該当する項目を細分するかそのままにするか判断す
るものである。例えば、1.職業401の「会社員」
は、構成率%407が13.3%になっている。ここ
で、データベースの例のK時点での閾値903を参照す
る。すると、K時点、すなわちアンケート回答数が20
0になった時点での「会社員」の閾値は、20%になっ
ている。ところが、図4において、「会社員」の構成率
407は、13.3%であり、データベースの例のK時
点での閾値903より小さい。したがって「会社員」の
項目は次回のアンケート作成の場合もそのままにする。
一方、1.職業401の「学生」は、構成率407が2
9.4%になっている。ここで、データベースの例のK
時点での閾値903を参照する。すると、K時点、すな
わちアンケート回答数が200になった時点での「学
生」の閾値は20%になっている。ところが、図4にお
いて、「学生」の構成率%407は、29.4%であ
り、データベースの例のK時点での閾値903より大き
い。したがって「学生」の項目は次回のアンケート作成
の場合、904のレベル2へ細分することになる。同様
にして、「専業主婦」の構成率407も38.2%と、
データベースの例のK時点での閾値903の20%より
大きいので、次回のアンケートでは、細分されることに
なる。1.性別402は、「男」と「女」とも、K時点
での閾値903が20%となっているが、例外的にこれ
以上細分されない。このことはデータベースの例の90
4のレベル2に「ー」が記入されていることからわか
る。以下同様にして、3.年齢の「20歳以上30歳未
満」、「20歳未満」もレベル2へ細分される。また、
4.パソコン利用経験の「なし」、「あり」もレベル2
へ細分される。このようにして第一次診断結果408の
ように分析される。
【0037】アンケート用フォーム作成手段202はア
ンケート結果分析手段205の分析結果をも考慮して、
データベース207を参照しながら第2回目のアンケー
ト作成を実施する。
【0038】第2回目のアンケート作成では、第一回目
のアンケート作成の際にデータベースの例のみからアン
ケート用フォームを自動生成していたのに対し、アンケ
ート結果分析手段205の分析結果をも考慮する点が相
違点である。
【0039】アンケート用フォーム作成手段202は、
アンケート結果分析手段205の分析結果図4と、図9
〜図12のデータベースの例を参照して、図5のごとき
アンケートフォームを作成する。その手順は、図4にお
いて、第一次診断結果408で、「レベル2へ分解」と
いう分析結果が出た項目のみ、データベースの例の90
4のレベル2に細分する。レベル2に細分する項目は、
本実施の形態の場合、図4の406において、「学
生」、「専業主婦」、「20歳以上30歳未満」、「2
0歳未満」、「なし」、「あり」である。「学生」は、
データベースの例の904のレベル2を参照して、「大
学・大学院」、「専門学校」、「小・中・高校」、「そ
の他」に細分される。また、「専業主婦」は、データベ
ースの例の904のレベル2を参照して、「就業経験
有」、「就業経験無」に細分される。このようにして、
図5のアンケートフォーム502が自動生成される。次
に「20歳以上30歳未満」は、データベースの例の9
04のレベル2を参照して、「26歳以上30歳未
満」、「20歳以上26歳未満」に細分される。このよ
うにして、図5のアンケートフォーム504が自動生成
される。また、「なし」は、データベースの例の904
のレベル2を参照して、「理由:必要だが高いから」、
「理由:必要だが難しいから」、「理由:必要でない、
その他」に細分される。また、「あり」は、データベー
ス207の904のレベル2を参照して、「10年以
上」、「5年以上10年未満」、「5年未満」に細分さ
れる。このようにして、図5のアンケートフォーム50
5が自動生成される。図5の503はレベル2へ細分さ
れないので、第一回目のアンケートフォーム図3と同じ
である。また図5の501と506の意味は図3のアン
ケートフォームで説明したのと同一である。「◎」印も
図3のアンケートフォームで説明したのと同一である。
【0040】このようにして、第二回目のアンケートフ
ォームが自動生成される。第一回目のアンケート実施の
場合に説明したごとく、アンケート試行手段203にお
いてウェッブページに掲載される。そうすると、アンケ
ート対象者がインターネットを介して、前記ウェッブペ
ージを見て、アンケート記入206を行う。その結果
は、再びインターネットを介してアンケート集計手段2
04に集計されていく。アンケート回答数がLすなわち
400になったら、アンケート集計結果は、アンケート
結果分析手段205に渡される。
【0041】アンケート結果分析手段205では、試行
されたアンケートの集計結果を分析する。図6に示すご
とく分析が行われる。分析の手順は、図4において第一
回目のアンケートの分析をしたのと略同一である。相違
点は、第一回目のアンケートの分析が「レベル2へ分
解」という判断をしていたのが、本分析では、「レベル
3へ分解」と判断する点である。また、第一回目のアン
ケートの分析がK時点での閾値903を使用していたの
に対して、第二回目のアンケートの分析がL時点での閾
値905を用いる点である。
【0042】項目分類605は、アンケートの項目であ
る。内容606は、アンケートの選択項目である。構成
率%607は、アンケート集計結果の回答比率である。
これらの意味は第一回目の分析と同一である。第二次診
断結果608は、分析結果を表すものである。
【0043】図6では、「専業主婦:就業経験有」、
「20歳以上26歳以上」、「14歳以上20歳未
満」、「なし:理由:必要だが高いから」がレベル3へ
細分すると分析されている。
【0044】上記の分析結果は、アンケート用フォーム
自動生成手段202に渡され、データベース207とあ
わせて、第3回目のアンケートが自動生成される。その
生成手順は、第2回目のアンケートフォーム生成手順と
略同一である。相違点は、第2回目のアンケートフォー
ム生成が、データベースの例の904のレベル2の項目
を用いていたのに対して、第3回目のアンケートフォー
ム生成手順においては、906のレベル3の項目を用い
る点である。
【0045】このようにして、第3回目のアンケートフ
ォーム、が自動生成される。その生成例を図7に示す。
これが、本番用のアンケートである。
【0046】なお、本発明のKとLは、上述した実施の
形態では、200と400に限定して説明したが、これ
に限らず、KとLは整数でありK<Lをみたし、適正な
アンケート項目を決定するために十分な回答数が得られ
る数でありさえすればよい。
【0047】さらに、、本発明のアンケート試行数は、
上述した実施の形態では、2回としたが、2回に限ら
ず、データベースの階層数を変更して、1回あるいは3
回以上など、アンケートの規模や用途に適った試行回数
でありさえすればよい。
【0048】さらに、本発明の図9〜図12のデータベ
ースの例は、K時点の閾値及びL時点の閾値はすべて2
0%となっているが、20%に限らず30%や40%な
ど、また項目によって閾値を変えるなど、要するに適正
なアンケート項目を決定するための閾値(回答比率)で
ありさえすればよい。
【0049】さらに、本発明のアンケート試行時期は、
上述した実施の形態では、アンケート回答数で決定した
が、アンケート回答数に限らず、一週間、一ヶ月、二ヶ
月のような所定の時間間隔で試行時期を決定してもよ
く、また、「学生」、「社会人」のような所定の項目の
アンケート回答数で決めてもよく、また、アンケート回
答数と所定の時間間隔と所定の項目のアンケート回答数
の組み合わせで決めてもよく、要するに、適正なアンケ
ート項目を決定するために十分な回答数が得られる決め
方でありさえすればよい。
【0050】さらに、本発明の図9〜図12のデータベ
ースの例は、K時点及びL時点での閾値(回答比率)で
アンケート項目を細分化するかどうかを決めているが、
これに限らず、「学生」、「公務員」、「専業主婦:就
業経験有」のような各項目のアンケート回答数によって
細分化するかどうかを決めてもよく、また、各項目の回
答比率と回答数の組み合わせによって細分化するかどう
かを決めてもよく、要するに、適正なアンケート項目を
決定するための細分化の基準でありさえすればよい。
【0051】さらに、本発明のインターネットは、上述
した実施の形態に限らず、パソコン通信などでもよく、
要するに、オンラインでアンケートを収集できるもので
ありさえすればよい。
【0052】さらに、本発明は、その機能を実現する各
手段の全部または一部の機能を実現するためのプログラ
ムを格納していることを特徴とする媒体でもある。
【0053】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
一度詳細なデータベースを作成しておけば、アンケート
作成に際して、経験がなくても、時間とコストをかけず
に自動的に適正なアンケート項目を作成することがで
き、また自動的にアンケートフォームを作成できる自動
適正アンケート項目作成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術を示す概略図
【図2】本発明の実施の形態を示す概略図
【図3】本発明の実施の形態の第一回目のアンケートフ
ォーム生成例を示す図
【図4】本発明の実施の形態の第一回目のアンケート分
析結果を示す図
【図5】本発明の実施の形態の第二回目のアンケートフ
ォーム生成例を示す図
【図6】本発明の実施の形態の第二回目のアンケート分
析結果を示す図
【図7】本発明の実施の形態の本番用アンケートフォー
ム生成例を示す図
【図8】本発明の実施の形態のアンケート試行を実施す
る時期を示す図
【図9】本発明の実施の形態のデータベース例を示す図
【図10】本発明の実施の形態のデータベース例を示す
【図11】本発明の実施の形態のデータベース例を示す
【図12】本発明の実施の形態のデータベース例を示す
【符号の説明】
201 データベース入力手段 202 アンケート用フォーム自動生成手段 203 アンケート試行手段 204 アンケート集計手段 205 アンケート結果分析手段 206 アンケート記入 207 データベース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 出馬 弘昭 大阪府大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪瓦斯株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定のレベル数分だけ複数レベルに階層
    化されたアンケート項目のデータベースを入力するデー
    タベース入力手段と、 前記データベース入力手段で入力された前記データベー
    スを利用し、アンケートフォームを自動生成するアンケ
    ート用フォーム自動生成手段と、 前記アンケート用フォーム自動生成手段で生成されたア
    ンケートフォームを用いてアンケートを試行するアンケ
    ート試行手段と、 前記アンケート用フォーム自動生成手段で生成されたア
    ンケートフォームの情報に基づいて、前記アンケート試
    行手段の試行結果を集計するアンケート集計手段と、 前記アンケート集計手段の結果を分析するアンケート結
    果分析手段と、を備え、 前記アンケート用フォーム自動生成手段は、初回は前記
    データベースのみに基づき、2回目以降は前記アンケー
    ト結果分析手段の結果をも考慮して、アンケートフォー
    ムを自動生成することを特徴とする自動適正アンケート
    項目作成装置。
  2. 【請求項2】 前記アンケート用フォーム自動生成手段
    は、所定の時間間隔でその生成時期を決めることを特徴
    とする請求項1記載の自動適正アンケート項目作成装
    置。
  3. 【請求項3】 前記アンケート用フォーム自動生成手段
    は、前記アンケート集計手段における全体の回答数によ
    って、その生成時期を決めることを特徴とする請求項1
    記載の自動適正アンケート項目作成装置。
  4. 【請求項4】 前記アンケート用フォーム自動生成手段
    は、前記アンケート集計手段における所定のアンケート
    項目の回答数によって、その生成時期を決めることを特
    徴とする請求項1記載の自動適正アンケート項目作成装
    置。
  5. 【請求項5】 前記アンケート用フォーム自動生成手段
    は、所定の時間間隔、全体の回答数、所定のアンケート
    項目の回答数の組み合わせによって、その生成時期を決
    めることを特徴とする請求項1記載の自動適正アンケー
    ト項目作成装置。
  6. 【請求項6】 前記アンケート用フォーム自動生成手段
    は、前記アンケート集計手段の結果の項目の回答比率に
    よって、細分化すべき項目を決定し、その項目を細分化
    することを特徴とする請求項1記載の自動適正アンケー
    ト項目作成装置。
  7. 【請求項7】 前記アンケート用フォーム自動生成手段
    は、前記アンケート集計手段の結果の項目のアンケート
    回答数によって、細分化すべき項目を決定し、その項目
    を細分化することを特徴とする請求項1記載の自動適正
    アンケート項目作成装置。
  8. 【請求項8】 前記アンケート用フォーム自動生成手段
    は、前記アンケート集計手段の結果の項目の回答比率
    と、項目のアンケート回答数の組み合わせによって、細
    分化すべき項目を決定し、その項目を細分化することを
    特徴とする請求項1記載の自動適正アンケート項目作成
    装置。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8における各手段の全部また
    は一部の機能を実現するためのプログラムを格納してい
    ることを特徴とする媒体。
JP8636498A 1998-03-31 1998-03-31 自動適正アンケート項目作成装置及び媒体 Pending JPH11282828A (ja)

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