JPH11282643A - プリンタ自動振り分け装置及びプリンタシステム - Google Patents
プリンタ自動振り分け装置及びプリンタシステムInfo
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- JPH11282643A JPH11282643A JP10086614A JP8661498A JPH11282643A JP H11282643 A JPH11282643 A JP H11282643A JP 10086614 A JP10086614 A JP 10086614A JP 8661498 A JP8661498 A JP 8661498A JP H11282643 A JPH11282643 A JP H11282643A
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- Japan
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- printers
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 プリンタの性能差によって印刷データの集中
を生じ、システムのプリンタを効率的に使用できない。 【解決手段】 各々のプリンタの性能情報、優先度、及
び各プリンタから返信された現在の印刷待ちの印字デー
タ量を含む残りの印字データ量に基づいて複数のプリン
タのうち印刷終了までの時間が最短となるプリンタを選
択する。また、各プリンタにプリンタドライバーを設
け、印刷要求時にファイルから選択されたプリンタにイ
メージデータを送信し、プリンタ内のプリンタドライバ
ーでイメージデータを印刷データに変換する。
を生じ、システムのプリンタを効率的に使用できない。 【解決手段】 各々のプリンタの性能情報、優先度、及
び各プリンタから返信された現在の印刷待ちの印字デー
タ量を含む残りの印字データ量に基づいて複数のプリン
タのうち印刷終了までの時間が最短となるプリンタを選
択する。また、各プリンタにプリンタドライバーを設
け、印刷要求時にファイルから選択されたプリンタにイ
メージデータを送信し、プリンタ内のプリンタドライバ
ーでイメージデータを印刷データに変換する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタを印刷要
求に応じて振り分けるプリンタ自動振り分け装置及びプ
リンタシステムに関するものである。
求に応じて振り分けるプリンタ自動振り分け装置及びプ
リンタシステムに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、このようなプリンタ自動振り分け
装置としては、例えば、特開平７−１３７１５号公報で
提案されているようなプリンタ管理システムが知られて
いる。同公報のシステムでは、プリンタの空き状態を監
視し、印刷要求があった場合は空いているプリンタのう
ち予め設定された優先度に従ってプリンタを選択する方
法が採られている。
装置としては、例えば、特開平７−１３７１５号公報で
提案されているようなプリンタ管理システムが知られて
いる。同公報のシステムでは、プリンタの空き状態を監
視し、印刷要求があった場合は空いているプリンタのう
ち予め設定された優先度に従ってプリンタを選択する方
法が採られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術において
は、プリンタの空き状態を監視し優先度に従ってプリン
タを決定しているので、プリンタの性能差によって印刷
データの集中を生じるという問題があった。即ち、複数
種類のプリンタを使用する場合、大量の印刷を行うこと
が可能なプリンタの方が、少量の印刷を行うプリンタよ
りも早く印刷が終了し、このような性能差によって高速
機能のプリンタに印刷データの集中を生じるという問題
があった。
は、プリンタの空き状態を監視し優先度に従ってプリン
タを決定しているので、プリンタの性能差によって印刷
データの集中を生じるという問題があった。即ち、複数
種類のプリンタを使用する場合、大量の印刷を行うこと
が可能なプリンタの方が、少量の印刷を行うプリンタよ
りも早く印刷が終了し、このような性能差によって高速
機能のプリンタに印刷データの集中を生じるという問題
があった。
【０００４】また、様々なメーカーが各々プリンタ専用
のプリンタドライバーを作成しているので、複数種類の
プリンタを用いる場合、プリンタの種類毎にプリンタド
ライバーを変更する必要がある。通常、このようなプリ
ンタドライバーの変更は手動で行っているので、操作が
煩雑であるばかりでなく、誤選択や誤設定等の誤操作を
行うと、再度印刷をやり直す必要があり、時間と用紙を
無駄に消費するという問題があった。
のプリンタドライバーを作成しているので、複数種類の
プリンタを用いる場合、プリンタの種類毎にプリンタド
ライバーを変更する必要がある。通常、このようなプリ
ンタドライバーの変更は手動で行っているので、操作が
煩雑であるばかりでなく、誤選択や誤設定等の誤操作を
行うと、再度印刷をやり直す必要があり、時間と用紙を
無駄に消費するという問題があった。
【０００５】本発明は、上記従来の問題点に鑑み、印刷
データの集中を防止し、プリンタを効率的に使用するこ
とが可能なプリンタ自動振り分け装置を提供することを
目的とする。
データの集中を防止し、プリンタを効率的に使用するこ
とが可能なプリンタ自動振り分け装置を提供することを
目的とする。
【０００６】また、本発明は、プリンタドライバーの切
り替えを必要としないプリンタシステムを提供すること
を目的とする。
り替えを必要としないプリンタシステムを提供すること
を目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明は、各々
のプリンタの性能情報、優先度情報、及び各プリンタか
ら返信された現在の印刷待ちの印字データ量を含む残り
の印字データ量づいて登録されているすべてのプリンタ
のうち印刷終了までの時間が最短となるプリンタを選択
している。これによって、性能の異なる複数種類のプリ
ンタを用いても常に印刷終了までの時間が最短となるプ
リンタを選択でき、システム全体のプリンタを効率的に
使用することができる。
のプリンタの性能情報、優先度情報、及び各プリンタか
ら返信された現在の印刷待ちの印字データ量を含む残り
の印字データ量づいて登録されているすべてのプリンタ
のうち印刷終了までの時間が最短となるプリンタを選択
している。これによって、性能の異なる複数種類のプリ
ンタを用いても常に印刷終了までの時間が最短となるプ
リンタを選択でき、システム全体のプリンタを効率的に
使用することができる。
【０００８】また、本発明は、印字要求の印字データを
イメージデータとしてファイルに格納し、印刷要求時に
複数のプリンタのうち選択されたプリンタにファイルか
らイメージデータを転送し、転送されたイメージデータ
をプリンタ内のプリンタドライバーによって印刷データ
に変換している。これによって、プリンタ毎にプリンタ
ドライバーを切り替える必要がないため、操作性を向上
できるばかりか、誤操作に伴う時間や用紙の無駄を防ぐ
ことができる。
イメージデータとしてファイルに格納し、印刷要求時に
複数のプリンタのうち選択されたプリンタにファイルか
らイメージデータを転送し、転送されたイメージデータ
をプリンタ内のプリンタドライバーによって印刷データ
に変換している。これによって、プリンタ毎にプリンタ
ドライバーを切り替える必要がないため、操作性を向上
できるばかりか、誤操作に伴う時間や用紙の無駄を防ぐ
ことができる。
【０００９】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。図１は本発明による
プリンタ自動振り分け装置を用いたＬＡＮ（ローカル・
エリア・ネットワーク）を示す概略構成図である。図１
において、１１はデスクトップ型のコンピュータ装置、
１２はノートブック型のコンピュータ装置、１３〜１５
はそれぞれプリンタを示している。図１のＬＡＮではコ
ンピュータ装置は２台、プリンタは３台示しているが、
コンピュータ装置、プリンタともそれ以上接続すること
が可能である。
て図面を参照して詳細に説明する。図１は本発明による
プリンタ自動振り分け装置を用いたＬＡＮ（ローカル・
エリア・ネットワーク）を示す概略構成図である。図１
において、１１はデスクトップ型のコンピュータ装置、
１２はノートブック型のコンピュータ装置、１３〜１５
はそれぞれプリンタを示している。図１のＬＡＮではコ
ンピュータ装置は２台、プリンタは３台示しているが、
コンピュータ装置、プリンタともそれ以上接続すること
が可能である。
【００１０】各々のコンピュータ装置１１、１２内に
は、図２のプリンタ監視装置が設けられ、各々のプリン
タ１３〜１５内には、プリンタ監視装置からの要求に応
じて現在印刷中の印字データのうち印字が終了していな
い残りの印字データ量、印刷待ちの印字データ量の合計
の印字データ量、及び印刷を受け付けている印刷要求数
を示すキューの値を調べて返信する返信装置（図３）が
設けられている。これらのプリンタ監視装置、返信装置
によりプリンタ自動振り分け装置が構成され、詳しく後
述するように複数のプリンタのうち印刷終了までの時間
が最短となるプリンタを選択する。また、各々のプリン
タ１３〜１５内には、プリンタドライバーが設けられ、
イメージデータはこのプリンタドライバーによって印字
データに変換される。
は、図２のプリンタ監視装置が設けられ、各々のプリン
タ１３〜１５内には、プリンタ監視装置からの要求に応
じて現在印刷中の印字データのうち印字が終了していな
い残りの印字データ量、印刷待ちの印字データ量の合計
の印字データ量、及び印刷を受け付けている印刷要求数
を示すキューの値を調べて返信する返信装置（図３）が
設けられている。これらのプリンタ監視装置、返信装置
によりプリンタ自動振り分け装置が構成され、詳しく後
述するように複数のプリンタのうち印刷終了までの時間
が最短となるプリンタを選択する。また、各々のプリン
タ１３〜１５内には、プリンタドライバーが設けられ、
イメージデータはこのプリンタドライバーによって印字
データに変換される。
【００１１】図２はプリンタ監視装置の具体例を示すブ
ロック図である。図２において、まず、プリンタ監視装
置１００は、優先度設定手段１０１、プリンタ管理テー
ブル１０１−１、プリンタ設定手段１０２、プリンタ設
定ファイル４００、プリンタ情報登録手段１０３、プリ
ンタ切替手段１０４、プリンタ状態確認手段１０５、プ
リンタドライバー登録手段１０６、出力先プリンタ名表
示手段１０７、スプールファイル２００から成ってい
る。
ロック図である。図２において、まず、プリンタ監視装
置１００は、優先度設定手段１０１、プリンタ管理テー
ブル１０１−１、プリンタ設定手段１０２、プリンタ設
定ファイル４００、プリンタ情報登録手段１０３、プリ
ンタ切替手段１０４、プリンタ状態確認手段１０５、プ
リンタドライバー登録手段１０６、出力先プリンタ名表
示手段１０７、スプールファイル２００から成ってい
る。
【００１２】優先度設定手段１０１は、プリンタ管理テ
ーブル１０１−１に複数のプリンタの優先度（優先順
位）を設定するもので、この優先度は、例えば、１から
１０まで設定することが可能である。また、複数の同一
プリンタを同じ優先順位に設定したり、優先順位の対象
から外すことも可能である。プリンタ設定手段１０２は
優先度設定手段１０１で設定されたプリンタの共通設定
１０２−１と個別設定１０２−２を行う手段である。共
通設定１０２−１はすべてのプリンタに共通の設定項目
で、例えば、用紙サイズ、余白、コピー枚数等がある。
個別設定１０２−２は各プリンタ固有の設定項目で、例
えば、両面印刷、丁合、オーバーレイ等がある。プリン
タ設定手段１０２で設定された情報はプリンタ設定ファ
イル４００に格納される。
ーブル１０１−１に複数のプリンタの優先度（優先順
位）を設定するもので、この優先度は、例えば、１から
１０まで設定することが可能である。また、複数の同一
プリンタを同じ優先順位に設定したり、優先順位の対象
から外すことも可能である。プリンタ設定手段１０２は
優先度設定手段１０１で設定されたプリンタの共通設定
１０２−１と個別設定１０２−２を行う手段である。共
通設定１０２−１はすべてのプリンタに共通の設定項目
で、例えば、用紙サイズ、余白、コピー枚数等がある。
個別設定１０２−２は各プリンタ固有の設定項目で、例
えば、両面印刷、丁合、オーバーレイ等がある。プリン
タ設定手段１０２で設定された情報はプリンタ設定ファ
イル４００に格納される。
【００１３】プリンタ情報登録手段１０３は、プリンタ
管理テーブル１０１−１に各々のプリンタの管理情報を
登録する手段である。管理情報としては、プリンタ名
称、プリンタキュー名（同じプリンタを識別するために
各プリンタに付与された識別情報）、プリンタ性能情報
が挙げられ、すべてのプリンタについてこれらの情報が
優先度と共にプリンタ管理テーブル１０１−１に登録さ
れる。なお、プリンタ性能情報としては、プリンタの印
字速度を登録している。プリンタ切替手段１０４は、複
数のプリンタのうちプリンタ管理テーブル１０１−１の
管理情報及び各プリンタの現在の印刷待ちデータ量を含
む残り印字データ量、キューの数に基づいて印字終了ま
での時間が最短となるプリンタを選択する手段である。
この具体的な選択方法については詳しく後述する。
管理テーブル１０１−１に各々のプリンタの管理情報を
登録する手段である。管理情報としては、プリンタ名
称、プリンタキュー名（同じプリンタを識別するために
各プリンタに付与された識別情報）、プリンタ性能情報
が挙げられ、すべてのプリンタについてこれらの情報が
優先度と共にプリンタ管理テーブル１０１−１に登録さ
れる。なお、プリンタ性能情報としては、プリンタの印
字速度を登録している。プリンタ切替手段１０４は、複
数のプリンタのうちプリンタ管理テーブル１０１−１の
管理情報及び各プリンタの現在の印刷待ちデータ量を含
む残り印字データ量、キューの数に基づいて印字終了ま
での時間が最短となるプリンタを選択する手段である。
この具体的な選択方法については詳しく後述する。
【００１４】プリンタ状態確認手段１０５は、各プリン
タに現在のプリント状態を確認するメッセージを送信す
る手段である。各々のプリンタには、前述のようにこの
メッセージに対し現在の印刷状態を調べて返信する装置
が設けられている。この返信装置は、図３に示すように
プリンタ状態返答装置３００、返答メッセージ送受信装
置３０１から成っていて、プリンタ監視装置１００から
プリンタ状態を確認するメッセージを返答メッセージ送
受信装置３０１で受信すると、プリンタ状態返答装置３
００では前述のように印刷待ち印字データ量を含む残り
の印字データ量及びキュー数を調べ、返答メッセージ送
受信装置３０１からプリンタ監視装置１００に返答す
る。
タに現在のプリント状態を確認するメッセージを送信す
る手段である。各々のプリンタには、前述のようにこの
メッセージに対し現在の印刷状態を調べて返信する装置
が設けられている。この返信装置は、図３に示すように
プリンタ状態返答装置３００、返答メッセージ送受信装
置３０１から成っていて、プリンタ監視装置１００から
プリンタ状態を確認するメッセージを返答メッセージ送
受信装置３０１で受信すると、プリンタ状態返答装置３
００では前述のように印刷待ち印字データ量を含む残り
の印字データ量及びキュー数を調べ、返答メッセージ送
受信装置３０１からプリンタ監視装置１００に返答す
る。
【００１５】プリンタドライバー登録手段１０６は、各
プリンタにプリンタドライバーを登録する手段である。
登録方法はプリンタドライバーの登録画面に登録先プリ
ンタを指定し、インストールするドライバーのインスト
ールファイルを実行することにより行う。登録されたプ
リンタドライバーのバージョン情報はプリンタ管理テー
ブル１０１−１で管理される。出力先プリンタ名表示手
段１０７はプリンタ切替手段１０４で選択されたプリン
タ名を印刷要求者に通知するために端末画面にプリンタ
名を表示する手段である。
プリンタにプリンタドライバーを登録する手段である。
登録方法はプリンタドライバーの登録画面に登録先プリ
ンタを指定し、インストールするドライバーのインスト
ールファイルを実行することにより行う。登録されたプ
リンタドライバーのバージョン情報はプリンタ管理テー
ブル１０１−１で管理される。出力先プリンタ名表示手
段１０７はプリンタ切替手段１０４で選択されたプリン
タ名を印刷要求者に通知するために端末画面にプリンタ
名を表示する手段である。
【００１６】スプールファイル２００は、端末アプリケ
ーションからの印字データをイメージデータで格納する
ファイルである。プリンタ監視装置１００で出力先プリ
ンタが選択されると、スプールファイル２００のイメー
ジデータが該当するプリンタへ送信され、プリンタ内の
プリンタドライバーによりイメージデータが印字データ
に変換される。また、スプールファイル２００から送信
されるイメージデータの先頭にはプリンタ設定手段１０
２によるプリンタ設定情報が付加されていて、この設定
情報はプリンタ内のプリンタドライバーに渡され、印刷
設定情報として用いられる。
ーションからの印字データをイメージデータで格納する
ファイルである。プリンタ監視装置１００で出力先プリ
ンタが選択されると、スプールファイル２００のイメー
ジデータが該当するプリンタへ送信され、プリンタ内の
プリンタドライバーによりイメージデータが印字データ
に変換される。また、スプールファイル２００から送信
されるイメージデータの先頭にはプリンタ設定手段１０
２によるプリンタ設定情報が付加されていて、この設定
情報はプリンタ内のプリンタドライバーに渡され、印刷
設定情報として用いられる。
【００１７】次に、本実施形態の具体的な動作について
説明する。図４は本実施形態の動作を示すフローチャー
トである。図４において、まず、コンピュータ装置の端
末アプリケーションから印刷要求が発行されると（ステ
ップ４０１）、プリンタ監視装置１００ではスプールフ
ァイル２００に端末アプリケーションからのイメージデ
ータを格納する（ステップ４０２）。また、これと同時
にプリンタ監視装置１００内のプリンタ状態確認手段１
０５はすべてのプリンタに前述のような現在のプリント
状態を確認するメッセージを送信する（ステップ４０
３）。このメッセージに対し各プリンタ内の返信装置か
ら各々の印刷待ちの印字データ量を含む残りの印字デー
タ量、印刷を受けている数を示すキューの値が返信さ
れ、これをステップ４０４で受信する。
説明する。図４は本実施形態の動作を示すフローチャー
トである。図４において、まず、コンピュータ装置の端
末アプリケーションから印刷要求が発行されると（ステ
ップ４０１）、プリンタ監視装置１００ではスプールフ
ァイル２００に端末アプリケーションからのイメージデ
ータを格納する（ステップ４０２）。また、これと同時
にプリンタ監視装置１００内のプリンタ状態確認手段１
０５はすべてのプリンタに前述のような現在のプリント
状態を確認するメッセージを送信する（ステップ４０
３）。このメッセージに対し各プリンタ内の返信装置か
ら各々の印刷待ちの印字データ量を含む残りの印字デー
タ量、印刷を受けている数を示すキューの値が返信さ
れ、これをステップ４０４で受信する。
【００１８】各プリンタからの返信メッセージを受信す
ると、プリンタ切替手段１０４ではプリンタ管理テーブ
ル１０１−１に格納されている管理情報を参照し（ステ
ップ４０５）、この管理情報と各プリンタからの返信情
報に基づいて登録されている複数のプリンタのうち印刷
終了までの時間が最短となるプリンタを選択する（ステ
ップ４０６）。この具体的な選択方法について説明す
る。例えば、表１に示すように４台のプリンタＡ〜Ｄが
プリンタ管理テーブル１０１−１に登録されているもの
とする。また、各プリンタの性能、優先度、現在の残り
印字データ量、キュー数は表１に示す通りとする。
ると、プリンタ切替手段１０４ではプリンタ管理テーブ
ル１０１−１に格納されている管理情報を参照し（ステ
ップ４０５）、この管理情報と各プリンタからの返信情
報に基づいて登録されている複数のプリンタのうち印刷
終了までの時間が最短となるプリンタを選択する（ステ
ップ４０６）。この具体的な選択方法について説明す
る。例えば、表１に示すように４台のプリンタＡ〜Ｄが
プリンタ管理テーブル１０１−１に登録されているもの
とする。また、各プリンタの性能、優先度、現在の残り
印字データ量、キュー数は表１に示す通りとする。
【００１９】
【表１】 但し、性能はプリンタの印字速度で、１分当たりの印字
最大枚数としている。プリンタ切替手段１０４は、各々
のプリンタＡ〜Ｄについて表１の条件で次式の演算処理
を行い、得られた値が最小となるプリンタを印刷を行う
べきプリンタとして選択する。
最大枚数としている。プリンタ切替手段１０４は、各々
のプリンタＡ〜Ｄについて表１の条件で次式の演算処理
を行い、得られた値が最小となるプリンタを印刷を行う
べきプリンタとして選択する。
【００２０】（印字データ量／性能）×優先度 即ち、この演算結果、得られた値が最小となるプリンタ
は複数のプリンタのうち印刷終了まで時間が最短となる
プリンタであり、システム全体のプリンタを効率的に使
用することを可能としている。因みに、表１の場合はプ
リンタＤが最小となるので、プリンタ切替手段１０４は
プリンタＤを選択する。但し、得られた値が最小となる
プリンタが複数ある場合は、キュー数の少ない方を選択
し、また、キュー数が同じプリンタが複数ある場合は、
優先度の高い方（値の小さい方）を選択する。
は複数のプリンタのうち印刷終了まで時間が最短となる
プリンタであり、システム全体のプリンタを効率的に使
用することを可能としている。因みに、表１の場合はプ
リンタＤが最小となるので、プリンタ切替手段１０４は
プリンタＤを選択する。但し、得られた値が最小となる
プリンタが複数ある場合は、キュー数の少ない方を選択
し、また、キュー数が同じプリンタが複数ある場合は、
優先度の高い方（値の小さい方）を選択する。
【００２１】プリンタを選択すると、プリンタ切替手段
１０４は出力先プリンタを切り替え（ステップ４０
７）、出力先プリンタ名表示手段１０７は出力先として
選択されたプリンタ名を端末画面に表示して出力要求者
に報知する。また、前述のようにスプールファイル２０
０に格納されているイメージデータの先頭にプリンタ設
定情報を付加し（ステップ４０８）、これを選択された
プリンタに送信する（ステップ４０９）。選択されたプ
リンタではイメージデータを受信すると、プリンタ設定
情報を用いてプリンタの設定を変更し、この設定に従い
プリンタドライバーでイメージデータを印刷データに変
換し、印刷を実行する。
１０４は出力先プリンタを切り替え（ステップ４０
７）、出力先プリンタ名表示手段１０７は出力先として
選択されたプリンタ名を端末画面に表示して出力要求者
に報知する。また、前述のようにスプールファイル２０
０に格納されているイメージデータの先頭にプリンタ設
定情報を付加し（ステップ４０８）、これを選択された
プリンタに送信する（ステップ４０９）。選択されたプ
リンタではイメージデータを受信すると、プリンタ設定
情報を用いてプリンタの設定を変更し、この設定に従い
プリンタドライバーでイメージデータを印刷データに変
換し、印刷を実行する。
【００２２】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、プ
リンタの性能情報、優先度、現在の残りの印字データ量
に基づいて印刷終了までの時間が最短となるプリンタを
選択しているので、性能の異なる複数種類のプリンタを
用いても印刷データが集中することがなく、複数のプリ
ンタを効率的に使用することができる。また、各プリン
タにプリンタドライバーを設け、印刷要求時にファイル
からイメージデータをプリンタに転送してプリンタドラ
イバーでイメージデータを印刷データに変換しているの
で、プリンタ毎にプリンタドライバーを切り替える必要
がなく、操作性を向上することができる。また、誤操作
に伴う時間や用紙の無駄な消費を防ぐことができる。
リンタの性能情報、優先度、現在の残りの印字データ量
に基づいて印刷終了までの時間が最短となるプリンタを
選択しているので、性能の異なる複数種類のプリンタを
用いても印刷データが集中することがなく、複数のプリ
ンタを効率的に使用することができる。また、各プリン
タにプリンタドライバーを設け、印刷要求時にファイル
からイメージデータをプリンタに転送してプリンタドラ
イバーでイメージデータを印刷データに変換しているの
で、プリンタ毎にプリンタドライバーを切り替える必要
がなく、操作性を向上することができる。また、誤操作
に伴う時間や用紙の無駄な消費を防ぐことができる。
【図１】本発明の一実施形態を示す概略構成図である。
【図２】図１の実施形態のプリンタ監視装置の構成を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図３】図１の実施形態の返信装置の構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図４】図１の実施形態の動作を示すフローチャートで
ある。
ある。
１１、１２ コンピュータ装置 １３〜１５ プリンタ １００ プリンタ監視装置 １０１−１ プリンタ管理テーブル １０２ プリンタ設定手段 １０３ プリンタ情報登録手段 １０４ プリンタ切替手段 １０５ プリンタ状態確認手段 １０６ プリンタドライバー登録手段 ２００ スプールファイル ３００ プリンタ状態返答装置
Claims (5)
- 【請求項１】 登録された複数のプリンタの性能情報、
優先度情報を含む管理情報を記憶する管理テーブルと、
印刷要求時に前記管理テーブルに登録されているすべて
のプリンタに現在の印刷待ちの印字データ量を含む残り
の印字データ量を要求する手段と、各々のプリンタから
返信された現在の印刷待ちの印字データ量を含む残りの
印字データ量及び前記管理テーブルに記憶されている性
能情報、優先度情報に基づいて登録されているすべての
プリンタのうち印刷終了までの時間が最短となるプリン
タを選択する手段とを備えたことを特徴とするプリンタ
自動振り分け装置。 - 【請求項２】 前記選択手段は、前記管理テーブルに登
録されているすべてのプリンタについて（残りの印字デ
ータ量／性能）×優先度の演算を行い、得られた値が最
小のプリンタを選択することを特徴とする請求項１に記
載のプリンタ自動振り分け装置。 - 【請求項３】 前記選択手段は、得られた値が最小とな
るプリンタが複数ある時は、各々のプリンタからの返信
情報に含まれている印刷を受けている数を示すキューの
値の小さいプリンタを選択することを特徴とする請求項
２に記載のプリンタ自動振り分け装置。 - 【請求項４】 前記選択手段は、キューの値が最小のプ
リンタが複数ある時は、優先度の高いプリンタを選択す
ることを特徴とする請求項３に記載のプリンタ自動振り
分け装置。 - 【請求項５】 複数のプリンタを有するシステムにおい
て、印字要求の印字データをイメージデータとして格納
するファイルと、前記複数のプリンタにそれぞれ設けら
れたプリンタドライバーとを備え、印刷要求時に前記複
数のプリンタのうち選択されたプリンタに前記ファイル
からイメージデータを転送し、転送されたイメージデー
タをプリンタ内に設けられたプリンタドライバーによっ
て印刷データに変換することを特徴とするプリンタシス
テム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10086614A JPH11282643A (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | プリンタ自動振り分け装置及びプリンタシステム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10086614A JPH11282643A (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | プリンタ自動振り分け装置及びプリンタシステム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11282643A true JPH11282643A (ja) | 1999-10-15 |
Family
ID=13891906
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10086614A Pending JPH11282643A (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | プリンタ自動振り分け装置及びプリンタシステム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11282643A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002023985A (ja) * | 2000-07-06 | 2002-01-25 | Seiko Epson Corp | 分散印刷制御装置および分散印刷制御方法並びに記録媒体 |
| US7058317B2 (en) * | 2001-09-28 | 2006-06-06 | Canon Kabushiki Kaisha | Diagnostic device, diagnostic system, diagnostic method, program and storage medium |
| JP2010079895A (ja) * | 2008-09-19 | 2010-04-08 | Konica Minolta Systems Lab Inc | ユーザ優先順位付けを可能とする印刷ジョブ割り当て方法 |
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1998
- 1998-03-31 JP JP10086614A patent/JPH11282643A/ja active Pending
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