JPH11281785A - 制御棒駆動機構 - Google Patents
制御棒駆動機構Info
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- JPH11281785A JPH11281785A JP10080805A JP8080598A JPH11281785A JP H11281785 A JPH11281785 A JP H11281785A JP 10080805 A JP10080805 A JP 10080805A JP 8080598 A JP8080598 A JP 8080598A JP H11281785 A JPH11281785 A JP H11281785A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- control rod
- drive mechanism
- rod drive
- spool piece
- divided portion
- Prior art date
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- Pending
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Landscapes
- Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】耐圧シール部の信頼性を向上した制御棒駆動機
構を提供する。 【解決手段】上部分割部フランジを小径化し、スプール
ピース内に格納する。上部分割部と制御棒駆動機構ハウ
ジングの間に回り止め機構を持つ。上部分割部と制御棒
駆動機構ハウジングの間の回り止め機構はスプールピー
スを取り付けることにより自動解除する。上部分割部と
スプールピースの間に回り止め機構を持つ。上部分割部
とスプールピースがネジによって結合されている。
構を提供する。 【解決手段】上部分割部フランジを小径化し、スプール
ピース内に格納する。上部分割部と制御棒駆動機構ハウ
ジングの間に回り止め機構を持つ。上部分割部と制御棒
駆動機構ハウジングの間の回り止め機構はスプールピー
スを取り付けることにより自動解除する。上部分割部と
スプールピースの間に回り止め機構を持つ。上部分割部
とスプールピースがネジによって結合されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は原子炉の制御棒駆動
機構の改良に関する。
機構の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術による制御棒駆動機構の構成
例を図6に示す。制御棒駆動機構は上部分割部5,スプ
ールピース6、及びモータユニット7から構成されてお
り、これらが1つのユニットを構成し原子炉底部の制御
棒駆動機構ハウジング4に取り付けられている。
例を図6に示す。制御棒駆動機構は上部分割部5,スプ
ールピース6、及びモータユニット7から構成されてお
り、これらが1つのユニットを構成し原子炉底部の制御
棒駆動機構ハウジング4に取り付けられている。
【0003】上部分割部5はアウターチューブ21,ガ
イドチューブ22,中空ピストン23,ボールネジ2
4、及びボールナット25から構成され、ボールネジ2
4はモータユニット7からスプールピース6を介して伝
達される回転駆動力を、ガイドチューブ22により周方
向の回転を拘束されつつ軸方向に移動可能なボールナッ
ト25の上下運動に変換する。
イドチューブ22,中空ピストン23,ボールネジ2
4、及びボールナット25から構成され、ボールネジ2
4はモータユニット7からスプールピース6を介して伝
達される回転駆動力を、ガイドチューブ22により周方
向の回転を拘束されつつ軸方向に移動可能なボールナッ
ト25の上下運動に変換する。
【0004】中空ピストン23は自重によりボールナッ
ト25上面に着座し、ボールナット25の上下動により
中空ピストン23上端で接続された制御棒1を炉内に挿
入、あるいは炉内から引き抜く。制御棒の位置はモータ
ユニット7内に設けられた位置検出器(図示せず)で軸
の回転量を計測することにより検出される。
ト25上面に着座し、ボールナット25の上下動により
中空ピストン23上端で接続された制御棒1を炉内に挿
入、あるいは炉内から引き抜く。制御棒の位置はモータ
ユニット7内に設けられた位置検出器(図示せず)で軸
の回転量を計測することにより検出される。
【0005】以上は制御棒1の原子炉内への挿入位置を
調整する際の駆動方法である。原子炉を緊急停止する際
はスクラム配管100より高圧水を注入し、その圧力に
より中空ピストン23を瞬時に上方へ駆動することによ
り制御棒1を原子炉内に挿入する。
調整する際の駆動方法である。原子炉を緊急停止する際
はスクラム配管100より高圧水を注入し、その圧力に
より中空ピストン23を瞬時に上方へ駆動することによ
り制御棒1を原子炉内に挿入する。
【0006】制御棒駆動機構は原子炉運転時に制御棒1
を挿入,引抜駆動する機能と同時に原子炉の圧力バウン
ダリとしての機能が要求される。そのため制御棒駆動機
構には炉水をシールするため、上部分割部5と制御棒駆
動機構ハウジング4の間、及び上部分割部5とスプール
ピース6の間の2ヶ所にシール部が設けられている。こ
のうち上部分割部5と制御棒駆動機構ハウジング4の間
のシールには中空メタルOリング26が、上部分割部5
とスプールピース6の間のシールにはゴムOリング27
が使用されている。
を挿入,引抜駆動する機能と同時に原子炉の圧力バウン
ダリとしての機能が要求される。そのため制御棒駆動機
構には炉水をシールするため、上部分割部5と制御棒駆
動機構ハウジング4の間、及び上部分割部5とスプール
ピース6の間の2ヶ所にシール部が設けられている。こ
のうち上部分割部5と制御棒駆動機構ハウジング4の間
のシールには中空メタルOリング26が、上部分割部5
とスプールピース6の間のシールにはゴムOリング27
が使用されている。
【0007】制御棒駆動機構ハウジング4への取り付け
手順を図7に示す。制御棒駆動機構ハウジング4への取
り付けは、上部分割部5を制御棒駆動機構ハウジング4
内に挿入し(m)、所定角度回転させて制御棒案内管2
に係合させた後に、制御棒駆動機構ハウジング4のフラ
ンジにボルト11で固定し(n)、その後にスプールピ
ース6を取り付けて(o)ボルト12で固定し(p)、
さらにその後モータユニット7をスプールピース6下に
取り付けて(q)、ボルト13で固定する(r)という手
順で行う。
手順を図7に示す。制御棒駆動機構ハウジング4への取
り付けは、上部分割部5を制御棒駆動機構ハウジング4
内に挿入し(m)、所定角度回転させて制御棒案内管2
に係合させた後に、制御棒駆動機構ハウジング4のフラ
ンジにボルト11で固定し(n)、その後にスプールピ
ース6を取り付けて(o)ボルト12で固定し(p)、
さらにその後モータユニット7をスプールピース6下に
取り付けて(q)、ボルト13で固定する(r)という手
順で行う。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上説明の制御棒駆動
機構には、上部分割部5と制御棒駆動機構ハウジング4
の間、及び上部分割部5とスプールピース6の間に2ヶ
所のシールがある。制御棒駆動機構の圧力バウンダリの
信頼性向上の面からはシール部は極力少なくすることが
望ましい。
機構には、上部分割部5と制御棒駆動機構ハウジング4
の間、及び上部分割部5とスプールピース6の間に2ヶ
所のシールがある。制御棒駆動機構の圧力バウンダリの
信頼性向上の面からはシール部は極力少なくすることが
望ましい。
【0009】また、上部分割部5とスプールピース6の
間のシールに用いられているゴムOリング27は上部分
割部5と制御棒駆動機構ハウジング4の間のシールに用
いられている中空メタルOリング26に比べて頻繁なメ
ンテナンスが必要である。
間のシールに用いられているゴムOリング27は上部分
割部5と制御棒駆動機構ハウジング4の間のシールに用
いられている中空メタルOリング26に比べて頻繁なメ
ンテナンスが必要である。
【0010】本発明の目的は、上記の点を鑑み、シール
部を削減することにより、制御棒駆動機構の信頼性と保
守性の向上を図ることにある。
部を削減することにより、制御棒駆動機構の信頼性と保
守性の向上を図ることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、上部分割部5フランジ部を小径化して中空
メタルOリング26の内側に格納し、中空メタルOリン
グ26をスプールピース6上面に移設して制御棒駆動機
構ハウジング4とスプールピース6が直接取り合う構造
とすることにより上部分割部5とスプールピース6の間
のシールに用いられているゴムOリング27を削除した
構成とする。
に本発明は、上部分割部5フランジ部を小径化して中空
メタルOリング26の内側に格納し、中空メタルOリン
グ26をスプールピース6上面に移設して制御棒駆動機
構ハウジング4とスプールピース6が直接取り合う構造
とすることにより上部分割部5とスプールピース6の間
のシールに用いられているゴムOリング27を削除した
構成とする。
【0012】即ち、本発明によれば、上部分割部5とス
プールピース6の間のシールに用いられているゴムOリ
ング27を削除することにより耐圧シール部の信頼性向
上とシール部のメンテナンス頻度の低減を図ることがで
きる。
プールピース6の間のシールに用いられているゴムOリ
ング27を削除することにより耐圧シール部の信頼性向
上とシール部のメンテナンス頻度の低減を図ることがで
きる。
【0013】
【発明の実施の形態】(実施例1)本発明の一実施例を
図1により説明する。図1は上部分割部5フランジを小
径化し、スプールピース6内に格納した本発明による制
御棒駆動機構の構造を示している。本実施例ではフラン
ジ部を小径化された上部分割部5は自重によりスプール
ピース6上に着座する。制御棒駆動機構ハウジング4は
スプールピース6と直接取り合い、スプールピース6上
面に中空メタルOリング26が設けられる。上部分割部
5フランジは小径化されてスプールピース6の中空メタ
ルOリング26内周より内側に格納される。
図1により説明する。図1は上部分割部5フランジを小
径化し、スプールピース6内に格納した本発明による制
御棒駆動機構の構造を示している。本実施例ではフラン
ジ部を小径化された上部分割部5は自重によりスプール
ピース6上に着座する。制御棒駆動機構ハウジング4は
スプールピース6と直接取り合い、スプールピース6上
面に中空メタルOリング26が設けられる。上部分割部
5フランジは小径化されてスプールピース6の中空メタ
ルOリング26内周より内側に格納される。
【0014】炉水のシールはスプールピース6上面の中
空メタルOリング26によって行われ、上部分割部5と
スプールピース6の間には耐圧用のシール材を設けな
い。スプールピース6にはキー15が設けられており、
キー15はアウターチューブ21に設けられた溝と組合
せられ、アウターチューブ21の回り止めの機能を果た
す。アウターチューブ21にはアウターチューブ21が
制御棒駆動機構ハウジング4に対して回転を防止するた
めに回り止め機構14が設けられる。回り止め機構14
の具体例を図3に示す。
空メタルOリング26によって行われ、上部分割部5と
スプールピース6の間には耐圧用のシール材を設けな
い。スプールピース6にはキー15が設けられており、
キー15はアウターチューブ21に設けられた溝と組合
せられ、アウターチューブ21の回り止めの機能を果た
す。アウターチューブ21にはアウターチューブ21が
制御棒駆動機構ハウジング4に対して回転を防止するた
めに回り止め機構14が設けられる。回り止め機構14
の具体例を図3に示す。
【0015】回り止め機構14はアウターチューブ21
のフランジ部に埋め込まれている。回り止め機構はアウ
ターチューブ21の溝52,54に沿って上下するピン
44,45、ピン44,45を押すバネ41,43、ピ
ン44,45に対し回転自在に軸50,51により取り
付けられる軸46,47、軸46,47を指示するホル
ダ48、軸46,47を押すバネ49により構成され
る。軸46,47はホルダ48に摺動可能な様にとり蹴
られる。
のフランジ部に埋め込まれている。回り止め機構はアウ
ターチューブ21の溝52,54に沿って上下するピン
44,45、ピン44,45を押すバネ41,43、ピ
ン44,45に対し回転自在に軸50,51により取り
付けられる軸46,47、軸46,47を指示するホル
ダ48、軸46,47を押すバネ49により構成され
る。軸46,47はホルダ48に摺動可能な様にとり蹴
られる。
【0016】回り止め機構14は上部分割部5を制御棒
案内管2と係合した位置でピン44と制御棒駆動機構ハ
ウジング4フランジ下面の穴53が一致するように設け
られる。この様な回り止め機構14において、スプール
ピース6が下方から取り付けられることによりアウター
チューブ21フランジ下面のピン45が押し上げられ、
このピン45とリンクを構成する回り止めピン44が制
御棒駆動機構ハウジング4の穴53から引き抜かれ、回
り止め機構14は解除した状態となる。スプールピース
6がアウターチューブ21フランジ面から離れるとピン
45はバネ41より押し出され、ピン44は制御棒駆動
機構ハウジング4の穴53に差込まれ、回り止め機構1
4が働いた状態となる。
案内管2と係合した位置でピン44と制御棒駆動機構ハ
ウジング4フランジ下面の穴53が一致するように設け
られる。この様な回り止め機構14において、スプール
ピース6が下方から取り付けられることによりアウター
チューブ21フランジ下面のピン45が押し上げられ、
このピン45とリンクを構成する回り止めピン44が制
御棒駆動機構ハウジング4の穴53から引き抜かれ、回
り止め機構14は解除した状態となる。スプールピース
6がアウターチューブ21フランジ面から離れるとピン
45はバネ41より押し出され、ピン44は制御棒駆動
機構ハウジング4の穴53に差込まれ、回り止め機構1
4が働いた状態となる。
【0017】本実施例による制御棒駆動機構を制御棒駆
動機構ハウジング4に取り付ける際の手順を図2により
説明する。先ず上部分割部5を制御棒駆動機構ハウジン
グ4内に挿入し(a)、所定角度回転させて制御棒案内
管2に係合させる(b)。この状態で何等かの理由で上
部分割部5が回転すると制御棒案内管2との結合が外れ
るため上部分割部5は落下してしまう。
動機構ハウジング4に取り付ける際の手順を図2により
説明する。先ず上部分割部5を制御棒駆動機構ハウジン
グ4内に挿入し(a)、所定角度回転させて制御棒案内
管2に係合させる(b)。この状態で何等かの理由で上
部分割部5が回転すると制御棒案内管2との結合が外れ
るため上部分割部5は落下してしまう。
【0018】しかし、この(b)の状態では図3の
(u)の状態となり、穴53とピン44の位置が一致
し、回り止め機構14が働いた状態となり、落下を防ぐ
ことができる。その後にスプールピース6を取り付け
(c)、ボルト12で固定し(d)、さらにその後モー
タユニット7をスプールピース6下に取り付けて
(e)、ボルト13で固定する(f)という手順で取り
付けは行われる。
(u)の状態となり、穴53とピン44の位置が一致
し、回り止め機構14が働いた状態となり、落下を防ぐ
ことができる。その後にスプールピース6を取り付け
(c)、ボルト12で固定し(d)、さらにその後モー
タユニット7をスプールピース6下に取り付けて
(e)、ボルト13で固定する(f)という手順で取り
付けは行われる。
【0019】ここで(c)以降の状態では回り止め機構
14は図3の(t)の状態となり、働いていない。この
状態で制御棒駆動機構を駆動するとボールネジ24の回
転の反力で上部分割部5が回転してしまい、制御棒案内
管2との係合が外れてしまう恐れがある。
14は図3の(t)の状態となり、働いていない。この
状態で制御棒駆動機構を駆動するとボールネジ24の回
転の反力で上部分割部5が回転してしまい、制御棒案内
管2との係合が外れてしまう恐れがある。
【0020】上部分割部5のアウターチューブ21は制
御棒案内管2と係合して制御棒駆動機構ハウジング4の
落下防止サポートを兼ねており、機能上、制御棒案内管
2との係合が外れることが合ってはならない。しかし、
本発明ではスプールピース6を取り付けて回り止め機構
14が解除された状態では図1に示すキー15により上
部分割部5の回転を防止する構造としている。
御棒案内管2と係合して制御棒駆動機構ハウジング4の
落下防止サポートを兼ねており、機能上、制御棒案内管
2との係合が外れることが合ってはならない。しかし、
本発明ではスプールピース6を取り付けて回り止め機構
14が解除された状態では図1に示すキー15により上
部分割部5の回転を防止する構造としている。
【0021】(実施例2)本発明の第二の実施例を図4
により説明する。本実施例では上部分割部5とスプール
ピース6の結合は上部分割部5の下端に切られたネジ6
1によって行われる。上部分割部5フランジは小径化さ
れて外周部にはネジ61が切られ、中空メタルOリング
26内周より内側に切られたスプールピース6側のメネ
ジと結合する。
により説明する。本実施例では上部分割部5とスプール
ピース6の結合は上部分割部5の下端に切られたネジ6
1によって行われる。上部分割部5フランジは小径化さ
れて外周部にはネジ61が切られ、中空メタルOリング
26内周より内側に切られたスプールピース6側のメネ
ジと結合する。
【0022】制御棒駆動機構ハウジング4はスプールピ
ース6と直接取り合い、スプールピース6上面に中空メ
タルOリング26が設けられる。炉水のシールはスプー
ルピース6上面の中空メタルOリング26によって行わ
れ、上部分割部5とスプールピース6の間にはシール材
を設けない。上部分割部5のアウターチューブ4フラン
ジネジ部とスプールピース6ネジ部には回り止め用のキ
ー62が設けられている。
ース6と直接取り合い、スプールピース6上面に中空メ
タルOリング26が設けられる。炉水のシールはスプー
ルピース6上面の中空メタルOリング26によって行わ
れ、上部分割部5とスプールピース6の間にはシール材
を設けない。上部分割部5のアウターチューブ4フラン
ジネジ部とスプールピース6ネジ部には回り止め用のキ
ー62が設けられている。
【0023】本実施例ではネジ61は上部分割部5の下
端に切られているが、このネジ部は上部分割部5の下端
に限定されるものではなく、制御棒駆動機構ハウジング
4のフランジ面より上であっても良い。
端に切られているが、このネジ部は上部分割部5の下端
に限定されるものではなく、制御棒駆動機構ハウジング
4のフランジ面より上であっても良い。
【0024】本実施例における制御棒駆動機構を制御棒
駆動機構ハウジング4に取り付ける際の手順を図5によ
り説明する。先ず補修室等で予め組立てられた上部分割
部/スプールピース連結体71を制御棒駆動機構ハウジ
ング4内に挿入し(h)、所定角度回転させて制御棒案
内管2に係合させてボルト12で固定し(i)、さらに
その後モータユニット7を上部分割部/スプールピース
連結体71下に取り付けて(j)、ボルト13で固定す
る(k)という手順で行う。
駆動機構ハウジング4に取り付ける際の手順を図5によ
り説明する。先ず補修室等で予め組立てられた上部分割
部/スプールピース連結体71を制御棒駆動機構ハウジ
ング4内に挿入し(h)、所定角度回転させて制御棒案
内管2に係合させてボルト12で固定し(i)、さらに
その後モータユニット7を上部分割部/スプールピース
連結体71下に取り付けて(j)、ボルト13で固定す
る(k)という手順で行う。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、従来技術より、制御棒
駆動機構のシール部を削減し、圧力バウンダリの信頼性
向上、及びメンテナンス頻度を低減させた制御棒駆動機
構を提供することができる。
駆動機構のシール部を削減し、圧力バウンダリの信頼性
向上、及びメンテナンス頻度を低減させた制御棒駆動機
構を提供することができる。
【図1】本発明の第一の実施例である原子炉の制御棒駆
動機構の一部断面図。
動機構の一部断面図。
【図2】(a)ないし(g)は図1を取り付け手順を示
す手順図。
す手順図。
【図3】本発明の上部分割部/制御棒駆動機構ハウジン
グ間回り止め機構の構造概略図。
グ間回り止め機構の構造概略図。
【図4】本発明の第二の実施例である制御棒駆動機構の
一部断面図。
一部断面図。
【図5】(h)ないし(i)は図4の取り付け手順を示
す図。
す図。
【図6】本発明の制御棒駆動機構構造概略図。
【図7】(m)ないし(s)は本発明の制御棒駆動機構
の取り付け手順を示す図。
の取り付け手順を示す図。
1…制御棒、2…制御棒案内管、3…原子炉圧力容器、
4…制御棒駆動機構ハウジング、5…上部分割部、6…
スプールピース、7…モータユニット、11…上部分割
部取り付けボルト、12…スプールピース取り付けボル
ト、13…モータユニット取り付けボルト、14…上部
分割部/制御棒駆動機構ハウジング間回り止め機構、1
5…上部分割部/スプールピース間回り止め機構、21
…アウターチューブ、22…ガイドチューブ、23…中
空ピストン、24…ボールネジ、25…ボールナット、
26…中空メタルOリング、27…ゴムOリング、4
1,42,43…バネ、44,45,46,47,5
0,51…ピン、48…バネカバー、52…ピン取り付
け穴、53…回り止め穴、61…上部分割部/スプール
ピース間締結ネジ部、62…キー、71…上部分割部/
スプールピース連結体、100…スクラム配管。
4…制御棒駆動機構ハウジング、5…上部分割部、6…
スプールピース、7…モータユニット、11…上部分割
部取り付けボルト、12…スプールピース取り付けボル
ト、13…モータユニット取り付けボルト、14…上部
分割部/制御棒駆動機構ハウジング間回り止め機構、1
5…上部分割部/スプールピース間回り止め機構、21
…アウターチューブ、22…ガイドチューブ、23…中
空ピストン、24…ボールネジ、25…ボールナット、
26…中空メタルOリング、27…ゴムOリング、4
1,42,43…バネ、44,45,46,47,5
0,51…ピン、48…バネカバー、52…ピン取り付
け穴、53…回り止め穴、61…上部分割部/スプール
ピース間締結ネジ部、62…キー、71…上部分割部/
スプールピース連結体、100…スクラム配管。
Claims (5)
- 【請求項1】原子炉圧力容器3の底壁貫通孔に設けられ
た制御棒駆動機構ハウジングと、このハウジング内に配
置され、且つ制御棒と連結された中空ピストンと、前記
中空ピストンを挿入・引抜駆動するボールネジを収めた
上部分割部と、前記ボールネジを回転駆動する電動駆動
装置と、前記中空ピストンを挿入駆動する水圧駆動装
置、及びこの電動駆動装置と前記上部分割部との間に配
置され、回転駆動力を伝達するスプールピースを有する
原子炉制御棒駆動装置において、上部分割部フランジを
小径化し、スプールピース内に格納したことを特徴とす
る制御棒駆動機構。 - 【請求項2】上部分割部と制御棒駆動機構ハウジングの
間に回り止め機構を持つことを特徴とする請求項1項記
載の制御棒駆動機構。 - 【請求項3】上部分割部と制御棒駆動機構ハウジングの
間の回り止め機構はスプールピースを取り付けることに
より自動解除することを特徴とする請求項2項記載の制
御棒駆動機構。 - 【請求項4】上部分割部とスプールピースの間に回り止
め機構を持つことを特徴とする請求項1項記載の制御棒
駆動機構。 - 【請求項5】上部分割部とスプールピースがネジによっ
て結合されていることを特徴とする請求項1ないし5の
いずれか1項記載の制御棒駆動機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10080805A JPH11281785A (ja) | 1998-03-27 | 1998-03-27 | 制御棒駆動機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10080805A JPH11281785A (ja) | 1998-03-27 | 1998-03-27 | 制御棒駆動機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11281785A true JPH11281785A (ja) | 1999-10-15 |
Family
ID=13728692
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10080805A Pending JPH11281785A (ja) | 1998-03-27 | 1998-03-27 | 制御棒駆動機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11281785A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015169554A (ja) * | 2014-03-07 | 2015-09-28 | 日立Geニュークリア・エナジー株式会社 | 制御棒駆動機構 |
-
1998
- 1998-03-27 JP JP10080805A patent/JPH11281785A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2015169554A (ja) * | 2014-03-07 | 2015-09-28 | 日立Geニュークリア・エナジー株式会社 | 制御棒駆動機構 |
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