JPH11281662A - 車載用電子機器 - Google Patents
車載用電子機器Info
- Publication number
- JPH11281662A JPH11281662A JP10085664A JP8566498A JPH11281662A JP H11281662 A JPH11281662 A JP H11281662A JP 10085664 A JP10085664 A JP 10085664A JP 8566498 A JP8566498 A JP 8566498A JP H11281662 A JPH11281662 A JP H11281662A
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- JP
- Japan
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- acceleration
- warning
- electronic device
- vehicle
- vehicle electronic
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- Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 急加速、急ブレーキ、急カーブ時における運
転者による電子機器の操作を回避する。 【解決手段】 車両の前後左右方向の加速度を検出器
1、2で検出してベクトル演算器5でその大きさと方向
を求め、その値を比較器7で閾値と比較し、検出された
加速度が閾値より大きい場合は、判定器11が警告信号
aを発生し、警告表示器12で警告する。加速度の検出
前に機器が操作された場合は、機器本体部14の制御部
16がその操作内容を無効とする信号bを発生するとと
もに、記憶部17にその操作内容を記憶させ、加速度が
閾値よりも小さくなった時に、記憶部17に記憶させた
操作内容を実行させる。
転者による電子機器の操作を回避する。 【解決手段】 車両の前後左右方向の加速度を検出器
1、2で検出してベクトル演算器5でその大きさと方向
を求め、その値を比較器7で閾値と比較し、検出された
加速度が閾値より大きい場合は、判定器11が警告信号
aを発生し、警告表示器12で警告する。加速度の検出
前に機器が操作された場合は、機器本体部14の制御部
16がその操作内容を無効とする信号bを発生するとと
もに、記憶部17にその操作内容を記憶させ、加速度が
閾値よりも小さくなった時に、記憶部17に記憶させた
操作内容を実行させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両に搭載されて
音響や映像を出力する車載用電子機器に関する。
音響や映像を出力する車載用電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、この種の車載用電子機器は、技術
の進展により多くの機能を有するようになってきた。例
えば、液晶ディスプレイを有する映像機器では、単にテ
レビ映像を出力するだけでなく、ビデオやナビゲーショ
ンにおける映像も出力できるようになってきた。また、
スピーカを有する音響機器では、単にラジオの音響を出
力するだけでなく、カセットテープやCD、MD等の音
響も出力できるようになってきた。密室空間である車両
内では、この種の映像や音響は心身をリラックスさせる
効果があるが、運転の妨げにならないように注意する必
要があり、そのために装置構造上においても機器を操作
しやすいように工夫がなされている。
の進展により多くの機能を有するようになってきた。例
えば、液晶ディスプレイを有する映像機器では、単にテ
レビ映像を出力するだけでなく、ビデオやナビゲーショ
ンにおける映像も出力できるようになってきた。また、
スピーカを有する音響機器では、単にラジオの音響を出
力するだけでなく、カセットテープやCD、MD等の音
響も出力できるようになってきた。密室空間である車両
内では、この種の映像や音響は心身をリラックスさせる
効果があるが、運転の妨げにならないように注意する必
要があり、そのために装置構造上においても機器を操作
しやすいように工夫がなされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、運転中
における機器の操作は、視線が一時的にも前方から殺が
れるため、注意が肝要である。特に、急加速、急ブレー
キ、急カーブ時における操作は厳禁であり、ハンドル操
作に専念する必要がある。ところが、一般に運転者は、
運転に慣れてくると、急加速、急ブレーキ、急カーブで
も油断しがちであり、そのために事故が発生することが
あった。
における機器の操作は、視線が一時的にも前方から殺が
れるため、注意が肝要である。特に、急加速、急ブレー
キ、急カーブ時における操作は厳禁であり、ハンドル操
作に専念する必要がある。ところが、一般に運転者は、
運転に慣れてくると、急加速、急ブレーキ、急カーブで
も油断しがちであり、そのために事故が発生することが
あった。
【0004】本発明は、このような従来の問題を解決す
るものであり、急加速、急ブレーキ、急カーブ時におけ
る機器の操作を禁止するようにした車載用電子機器を提
供することを目的とする。
るものであり、急加速、急ブレーキ、急カーブ時におけ
る機器の操作を禁止するようにした車載用電子機器を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、車両の前後、左右方向の加速度を検出す
ることにより、一定レベル以上の急加速、急ブレーキ、
急カーブを検出して警告を発生するとともに、その前に
機器が操作された場合は、その操作内容を無効にするよ
うにしたものである。これにより、運転者は、急加速、
急ブレーキ、急カーブ時には、ハンドル操作に専念する
ことができ、安全運転に寄与することができる。
成するために、車両の前後、左右方向の加速度を検出す
ることにより、一定レベル以上の急加速、急ブレーキ、
急カーブを検出して警告を発生するとともに、その前に
機器が操作された場合は、その操作内容を無効にするよ
うにしたものである。これにより、運転者は、急加速、
急ブレーキ、急カーブ時には、ハンドル操作に専念する
ことができ、安全運転に寄与することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、車両の前後方向および左右方向の加速度を検出する
手段と、検出された加速度の大きさを閾値と比較し、閾
値よりも大きい場合には警告信号を発生する手段と、加
速度の検出前に機器が操作された場合には、前記警告信
号を基に前記操作内容を無効とする無効信号を発生する
制御手段とを備えた車載用電子機器であり、一定レベル
以上の急加速、急ブレーキ、急カーブを検出した場合に
は警告を発するとともに、それ以前に機器が操作された
場合にはその操作を無効にして、運転者がそれ以上操作
できなくすることにより、運転に集中できるという作用
を有する。
は、車両の前後方向および左右方向の加速度を検出する
手段と、検出された加速度の大きさを閾値と比較し、閾
値よりも大きい場合には警告信号を発生する手段と、加
速度の検出前に機器が操作された場合には、前記警告信
号を基に前記操作内容を無効とする無効信号を発生する
制御手段とを備えた車載用電子機器であり、一定レベル
以上の急加速、急ブレーキ、急カーブを検出した場合に
は警告を発するとともに、それ以前に機器が操作された
場合にはその操作を無効にして、運転者がそれ以上操作
できなくすることにより、運転に集中できるという作用
を有する。
【0007】本発明の請求項2に記載の発明は、加速度
の検出前に操作された内容を記憶する手段を有し、前記
制御手段が、前記警告信号がオフになった時は前記無効
信号をオフにして、前記記憶された内容を実行させる請
求項1記載の車載用電子機器であり、一定レベル以上の
急加速、急ブレーキ、急カーブから通常運転に戻った場
合には、操作を再びやり直すことなく、先に設定した内
容で機器を動作させることができるという作用を有す
る。
の検出前に操作された内容を記憶する手段を有し、前記
制御手段が、前記警告信号がオフになった時は前記無効
信号をオフにして、前記記憶された内容を実行させる請
求項1記載の車載用電子機器であり、一定レベル以上の
急加速、急ブレーキ、急カーブから通常運転に戻った場
合には、操作を再びやり直すことなく、先に設定した内
容で機器を動作させることができるという作用を有す
る。
【0008】本発明の請求項3に記載の発明は、検出さ
れた加速度の大きさを表示する加速度表示器を備えた請
求項1または2記載の車載用電子機器であり、加速度の
大きさを視覚的に認識できるという作用を有する。
れた加速度の大きさを表示する加速度表示器を備えた請
求項1または2記載の車載用電子機器であり、加速度の
大きさを視覚的に認識できるという作用を有する。
【0009】本発明の請求項4に記載の発明は、加速度
表示器が、発光するバーグラフで加速度の大きさを表示
する請求項3記載の車載用電子機器であり、加速度の大
きさを分かり易く表示できるという作用を有する。
表示器が、発光するバーグラフで加速度の大きさを表示
する請求項3記載の車載用電子機器であり、加速度の大
きさを分かり易く表示できるという作用を有する。
【0010】本発明の請求項5に記載の発明は、検出さ
れた加速度の方向を表示する方向表示器を備えた請求項
1から4のいずれかに記載の車載用電子機器であり、加
速度の方向を視覚的に認識できるという作用を有する。
れた加速度の方向を表示する方向表示器を備えた請求項
1から4のいずれかに記載の車載用電子機器であり、加
速度の方向を視覚的に認識できるという作用を有する。
【0011】本発明の請求項6に記載の発明は、方向表
示器が、車両のシートポジションと前後左右の4方向を
示す矢印を発光表示する請求項5記載の車載用電子機器
であり、加速度の方向を分かり易く表示できるという作
用を有する。
示器が、車両のシートポジションと前後左右の4方向を
示す矢印を発光表示する請求項5記載の車載用電子機器
であり、加速度の方向を分かり易く表示できるという作
用を有する。
【0012】本発明の請求項7に記載の発明は、検出さ
れた加速度が閾値よりも大きい場合に、警告信号により
警告文字を光とともに表示する請求項1から6のいずれ
かに記載の車載用電子機器であり、警告を分かり易く表
示できるという作用を有する。
れた加速度が閾値よりも大きい場合に、警告信号により
警告文字を光とともに表示する請求項1から6のいずれ
かに記載の車載用電子機器であり、警告を分かり易く表
示できるという作用を有する。
【0013】本発明の請求項8に記載の発明は、検出さ
れた加速度が閾値よりも大きい場合に、警告信号により
警告音を発生する請求項1から7のいずれかに記載の車
載用電子機器であり、警告を分かり易く表示できるとい
う作用を有する。
れた加速度が閾値よりも大きい場合に、警告信号により
警告音を発生する請求項1から7のいずれかに記載の車
載用電子機器であり、警告を分かり易く表示できるとい
う作用を有する。
【0014】以下、本発明の実施の形態を図面を参照し
て説明する。 (実施の形態)図1は本発明の実施の形態における車載
用電子機器の主要部の構成を示している。図1におい
て、1は車両の前後方向の加速度を検出する前後加速度
検出器であり、2は車両の左右方向の加速度を検出する
左右加速度検出器である。3は前後加速度検出器1から
のアナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換器
であり、4は左右加速度検出器2からのアナログ信号を
デジタル信号に変換するA/D変換器である。5はA/
D変換器3、4からの信号を基に加速度の大きさと方向
を演算するベクトル演算器である。6は基準信号発生器
であり、7はベクトル演算器5の出力と基準信号発生器
6の出力とを比較して加速度の大きさを検出する加速度
比較器である。8は検出された加速度の大きさを表示す
る加速度表示器である。9はベクトル演算器5で演算さ
れた値から加速度の方向を検出する方向検出器であり、
10は検出された加速度の方向を表示する方向表示器で
ある。11は検出された加速度が基準信号発生器6から
の閾値より大きいか否かを判定して警告信号aを発生す
る警告判定器であり、12は閾値よりも大きい場合に警
告表示を行う警告表示器であり、13は閾値よりも大き
い場合に警告音を発生する警告音発生器である。14は
制御対象となるオーディオ装置等の機器本体部であり、
希望する動作条件を入力する操作部15と、警告判定器
11からの警告信号aを入力する制御部16と、操作部
15で操作された内容を記憶する記憶部17とを有す
る。
て説明する。 (実施の形態)図1は本発明の実施の形態における車載
用電子機器の主要部の構成を示している。図1におい
て、1は車両の前後方向の加速度を検出する前後加速度
検出器であり、2は車両の左右方向の加速度を検出する
左右加速度検出器である。3は前後加速度検出器1から
のアナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換器
であり、4は左右加速度検出器2からのアナログ信号を
デジタル信号に変換するA/D変換器である。5はA/
D変換器3、4からの信号を基に加速度の大きさと方向
を演算するベクトル演算器である。6は基準信号発生器
であり、7はベクトル演算器5の出力と基準信号発生器
6の出力とを比較して加速度の大きさを検出する加速度
比較器である。8は検出された加速度の大きさを表示す
る加速度表示器である。9はベクトル演算器5で演算さ
れた値から加速度の方向を検出する方向検出器であり、
10は検出された加速度の方向を表示する方向表示器で
ある。11は検出された加速度が基準信号発生器6から
の閾値より大きいか否かを判定して警告信号aを発生す
る警告判定器であり、12は閾値よりも大きい場合に警
告表示を行う警告表示器であり、13は閾値よりも大き
い場合に警告音を発生する警告音発生器である。14は
制御対象となるオーディオ装置等の機器本体部であり、
希望する動作条件を入力する操作部15と、警告判定器
11からの警告信号aを入力する制御部16と、操作部
15で操作された内容を記憶する記憶部17とを有す
る。
【0015】次に、本実施の形態における動作について
説明する。車両の走行中に前後加速度検出器1および左
右加速度検出器2は、それぞれ車両の前後方向および左
右方向の加速度を検出しており、その値が逐次A/D変
換器3、4によりデジタル信号に変換され、ベクトル演
算器5によりその大きさおよび方向が演算される。ベク
トル演算器5で演算された値が、加速度比較器7におい
て基準信号発生器6からの第1基準値と比較され、一定
レベル以上の加速度が加速度表示器8に表示される。図
2(a)はその一例であり、加速度大の領域を示す赤色
表示部21と加速度小の領域を示す青色表示部22とか
らなるバーグラフで表示される。またその時の加速度の
方向が方向検出器9で検出され、方向表示器10に表示
される。図2(b)はその一例であり、前列および後列
のシートポジションを示すマーク23、24、25、2
6と、前後左右方向を示す矢印27、28、29、30
が光の点灯または点滅により表示される。また、一定レ
ベル以上の加速度については、警告判定器11により基
準値発生器6からの第1基準値よりも大きい第2基準値
と比較され、第2基準値以上の場合は警告信号aが出力
される。この警告信号aにより、図2(c)に示すよう
に、警告表示器12において、警告文字を表示した文字
板31が光の点灯または点滅により照明され、警告が表
示される。また、警告音発生器13において、警告音ま
たは音声メッセージが出力され、運転者に注意を喚起す
る。
説明する。車両の走行中に前後加速度検出器1および左
右加速度検出器2は、それぞれ車両の前後方向および左
右方向の加速度を検出しており、その値が逐次A/D変
換器3、4によりデジタル信号に変換され、ベクトル演
算器5によりその大きさおよび方向が演算される。ベク
トル演算器5で演算された値が、加速度比較器7におい
て基準信号発生器6からの第1基準値と比較され、一定
レベル以上の加速度が加速度表示器8に表示される。図
2(a)はその一例であり、加速度大の領域を示す赤色
表示部21と加速度小の領域を示す青色表示部22とか
らなるバーグラフで表示される。またその時の加速度の
方向が方向検出器9で検出され、方向表示器10に表示
される。図2(b)はその一例であり、前列および後列
のシートポジションを示すマーク23、24、25、2
6と、前後左右方向を示す矢印27、28、29、30
が光の点灯または点滅により表示される。また、一定レ
ベル以上の加速度については、警告判定器11により基
準値発生器6からの第1基準値よりも大きい第2基準値
と比較され、第2基準値以上の場合は警告信号aが出力
される。この警告信号aにより、図2(c)に示すよう
に、警告表示器12において、警告文字を表示した文字
板31が光の点灯または点滅により照明され、警告が表
示される。また、警告音発生器13において、警告音ま
たは音声メッセージが出力され、運転者に注意を喚起す
る。
【0016】図3は警告判定器11から警告信号aを受
けた機器本体部14の制御部16における処理を示して
いる。制御部16は、警告判定器11から警告信号aが
オンしているかどうかを調べ(ステップS1)、オンし
ていれば、その前に操作部15から入力された操作内容
を記憶部17に退避させる(ステップS2)。次にその
操作内容を無効にする無効信号bをオンにして機器本体
部14の該当回路部における処理を停止し(ステップS
3)、警告処理フラグをオンにし(ステップS4)、ス
テップS1に戻る。次に、ステップS1で警告信号aが
オフになると、警告処理フラグがオンの場合は(ステッ
プS5)、記憶部に記憶した操作内容をワークエリアに
復帰させ(ステップS6)、無効信号bをオフにして操
作内容を実行させるとともに(ステップS7)、警告処
理フラグをクリアする(ステップS8)。なお、操作部
15で操作入力を行ってから一定時間が経過した後、次
の操作入力がない場合はタイムアウトによりその操作が
クリアされるプログラムの場合は、その処理を一時的に
中断して本発明の処理を割り込ませる。
けた機器本体部14の制御部16における処理を示して
いる。制御部16は、警告判定器11から警告信号aが
オンしているかどうかを調べ(ステップS1)、オンし
ていれば、その前に操作部15から入力された操作内容
を記憶部17に退避させる(ステップS2)。次にその
操作内容を無効にする無効信号bをオンにして機器本体
部14の該当回路部における処理を停止し(ステップS
3)、警告処理フラグをオンにし(ステップS4)、ス
テップS1に戻る。次に、ステップS1で警告信号aが
オフになると、警告処理フラグがオンの場合は(ステッ
プS5)、記憶部に記憶した操作内容をワークエリアに
復帰させ(ステップS6)、無効信号bをオフにして操
作内容を実行させるとともに(ステップS7)、警告処
理フラグをクリアする(ステップS8)。なお、操作部
15で操作入力を行ってから一定時間が経過した後、次
の操作入力がない場合はタイムアウトによりその操作が
クリアされるプログラムの場合は、その処理を一時的に
中断して本発明の処理を割り込ませる。
【0017】このように、本実施の形態によれば、前後
および左右方向の加速度検出器1、2により急発進、急
ブレーキ、急カーブ等を検出して、それらを視覚的に表
示して運転者に注意を喚起するとともに、その前に機器
が操作されていればそれ以降の操作を無効にするので、
運転者に運転に集中させることができる。また、通常運
転に戻った場合は、記憶しておいた操作内容を実行させ
るので、再度操作し直す手間を省くことができる。
および左右方向の加速度検出器1、2により急発進、急
ブレーキ、急カーブ等を検出して、それらを視覚的に表
示して運転者に注意を喚起するとともに、その前に機器
が操作されていればそれ以降の操作を無効にするので、
運転者に運転に集中させることができる。また、通常運
転に戻った場合は、記憶しておいた操作内容を実行させ
るので、再度操作し直す手間を省くことができる。
【0018】
【発明の効果】本発明は、上記実施の形態から明らかな
ように、車両の前後、左右方向の加速度を検出すること
により、一定レベル以上の急加速、急ブレーキ、急カー
ブを検出して警告を発生するとともに、その前に機器が
操作された場合は、その操作内容を無効にするようにし
たので、運転者は、急加速、急ブレーキ、急カーブ時に
はハンドル操作に専念することができ、安全運転に寄与
することができる。
ように、車両の前後、左右方向の加速度を検出すること
により、一定レベル以上の急加速、急ブレーキ、急カー
ブを検出して警告を発生するとともに、その前に機器が
操作された場合は、その操作内容を無効にするようにし
たので、運転者は、急加速、急ブレーキ、急カーブ時に
はハンドル操作に専念することができ、安全運転に寄与
することができる。
【図1】本発明の実施の形態における車載用電子機器の
主要部の構成を示すブロック図
主要部の構成を示すブロック図
【図2】(a)実施の形態における加速度表示例を示す
模式図 (b)実施の形態における方向表示例を示す模式図 (c)実施の形態における警告表示例を示す模式図
模式図 (b)実施の形態における方向表示例を示す模式図 (c)実施の形態における警告表示例を示す模式図
【図3】実施の形態における警告処理動作を示すフロー
図
図
1 前後加速度検出器 2 左右加速度検出器 3、4 A/D変換器 5 ベクトル演算器 6 基準信号発生器 7 加速度比較器 8 加速度表示器 9 方向検出器 10 方向表示器 11 警告判定器 12 警告表示器 13 警告音発生器 14 機器本体部 15 操作部 16 制御部 17 記憶部 a 警告信号 b 無効信号
Claims (8)
- 【請求項1】 車両の前後方向および左右方向の加速度
を検出する手段と、検出された加速度の大きさを閾値と
比較し、閾値よりも大きい場合には警告信号を発生する
手段と、加速度の検出前に機器が操作された場合には、
前記警告信号を基に前記操作内容を無効とする無効信号
を発生する制御手段とを備えた車載用電子機器。 - 【請求項2】 加速度の検出前に操作された内容を記憶
する手段を有し、前記制御手段が、前記警告信号がオフ
になった時は前記無効信号をオフにして、前記記憶され
た内容を実行させる請求項1記載の車載用電子機器。 - 【請求項3】 検出された加速度の大きさを表示する加
速度表示器を備えた請求項1または2記載の車載用電子
機器。 - 【請求項4】 加速度表示器が、発光するバーグラフで
加速度の大きさを表示する請求項3記載の車載用電子機
器。 - 【請求項5】 検出された加速度の方向を表示する方向
表示器を備えた請求項1から4のいずれかに記載の車載
用電子機器。 - 【請求項6】 方向表示器が、車両のシートポジション
と前後左右の4方向を示す矢印を発光表示する請求項5
記載の車載用電子機器。 - 【請求項7】 検出された加速度が閾値よりも大きい場
合に、警告信号により警告文字を光とともに表示する請
求項1から6のいずれかに記載の車載用電子機器。 - 【請求項8】 検出された加速度が閾値よりも大きい場
合に、警告信号により警告音を発生する請求項1から7
のいずれかに記載の車載用電子機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10085664A JPH11281662A (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | 車載用電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10085664A JPH11281662A (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | 車載用電子機器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11281662A true JPH11281662A (ja) | 1999-10-15 |
Family
ID=13865101
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10085664A Pending JPH11281662A (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | 車載用電子機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11281662A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004301698A (ja) * | 2003-03-31 | 2004-10-28 | Hitachi Ltd | 車載情報サービスシステム |
EP2672275A1 (en) | 2012-06-04 | 2013-12-11 | Honda Motor Co., Ltd. | Display apparatus for vehicles |
WO2021182810A1 (ko) * | 2020-03-09 | 2021-09-16 | 삼성전자 주식회사 | 전자 장치를 이용한 차량 움직임 추정 방법 및 그 전자 장치 |
-
1998
- 1998-03-31 JP JP10085664A patent/JPH11281662A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004301698A (ja) * | 2003-03-31 | 2004-10-28 | Hitachi Ltd | 車載情報サービスシステム |
EP2672275A1 (en) | 2012-06-04 | 2013-12-11 | Honda Motor Co., Ltd. | Display apparatus for vehicles |
JP2013249026A (ja) * | 2012-06-04 | 2013-12-12 | Honda Motor Co Ltd | 車両用表示装置 |
US9292472B2 (en) | 2012-06-04 | 2016-03-22 | Honda Motor Co., Ltd. | Display apparatus for vehicles |
WO2021182810A1 (ko) * | 2020-03-09 | 2021-09-16 | 삼성전자 주식회사 | 전자 장치를 이용한 차량 움직임 추정 방법 및 그 전자 장치 |
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