JPH11280855A - 減速機付液圧モータ - Google Patents

減速機付液圧モータ

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JPH11280855A
JPH11280855A JP8392698A JP8392698A JPH11280855A JP H11280855 A JPH11280855 A JP H11280855A JP 8392698 A JP8392698 A JP 8392698A JP 8392698 A JP8392698 A JP 8392698A JP H11280855 A JPH11280855 A JP H11280855A
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JP
Japan
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hydraulic motor
motor
swash plate
inner pin
main mechanism
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Application number
JP8392698A
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English (en)
Inventor
Seiji Minegishi
清次 峯岸
Hiroki Ochi
大記 越智
Yoshihiro Nakadate
喜広 中立
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Sumitomo Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数が少なく、軽量で、コンパクトな構
造の減速機付液圧モータを提供する。 【解決手段】 モータハウジング1内に斜板式アキシャ
ルピストン形の液圧モータ10の主要機構部10Aが収
容され、回転ケーシング3内に内接式遊星歯車減速機5
0の主要機構部50Aが収容された減速機付液圧モータ
100において、減速機50の内ピン保持フランジ56
を液圧モータ10の斜板12と一体化してモータハウジ
ング1に固定すると共に、液圧モータの出力軸13と減
速機の入力軸52を1本の回転軸90で構成し、回転軸
の両端を軸受91、92によりバルブハウジング2とエ
ンドプレート4で支持し、両端の軸受間に液圧モータの
主要機構部10Aと減速機の主要機構部50Aとを配置
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば油圧ショベ
ル等のクローラ式車両の走行用駆動装置として用いられ
る減速機付液圧モータに関する。
【0002】
【従来の技術】図3は特開昭58−203250号公報
に記載された減速機付液圧モータ200の断面図、図4
は特開昭59−17066号公報に記載された減速機付
液圧モータ300の断面図である。
【0003】図3及び図4の減速機付液圧モータ20
0、300は、筒状のモータハウジング201、301
と、モータハウジング201、301の一端側の開口を
閉塞すると共に作動流体の給排機構を内蔵するバルブハ
ウジング202、302と、モータハウジング201、
301の他端側の外周に、自身の一端側が回転自在に嵌
合された筒状の回転ケーシング203、303と、回転
ケーシング203、303の他端側の開口を閉塞するエ
ンドプレート204、304とを有する。
【0004】モータハウジング201、301内には、
斜板式アキシャルピストン形液圧モータ210、310
の、ピストン211、311を含む主要機構部210
A、310Aが収容され、モータハウジング201、3
01の他端側には斜板212、312が固定されてい
る。これら液圧モータ210、310では、斜板21
2、312に対してピストン211、311を押圧する
ことにより、モータハウジング201、301の軸線上
に配した出力軸213、313が回転する。
【0005】一方、回転ケーシング203、303には
内歯歯車251、351が一体に形成され、回転ケーシ
ング203、303内には、内接式遊星歯車減速機25
0、350の、入力軸252、352、偏心体253、
353、外歯歯車254、354、内ピン255、35
5を含む主要機構部250A、350Aが収容されてい
る。これら内接式遊星歯車減速機250、350は、内
ピン255、355が内ピン保持フランジ256、35
6を介してモータハウジング201、301に固定され
ることで、液圧モータ210、310の出力軸213、
313から入力軸252、352に導入される入力回転
を、回転ケーシング203、303の出力回転として取
り出す。
【0006】これら従来の減速機付液圧モータ200、
300は、いずれも液圧モータ210、310と内接式
遊星歯車減速機250、350を単に組み合わせただけ
の傾向を持つもので、液圧モータ210、310の斜板
212、312と内接式遊星歯車減速機250、350
の内ピン保持フランジ256、356は、それぞれ独立
に製作された上で、モータハウジング201、301の
一端側及び他端側から組み付けられている。
【0007】また、図3の例では、液圧モータ200の
出力軸213の一端側が内接式遊星歯車減速機250側
に適当長さだけ延長されて、内接式遊星歯車減速機25
0の入力軸252として偏心体253にスプライン結合
されている。この場合、内接式遊星歯車減速機250側
では、偏心体253自体が浮いた存在になるので、軸受
261、262により支持している。
【0008】また、図4の例では、液圧モータ300の
出力軸313と内接式遊星歯車減速機350の入力軸3
52を1本の回転軸360で構成し、モータハウジング
301の端部に、この回転軸360を受ける軸受361
を配置し、この軸受361から片持で延長した部分を、
内接式遊星歯車減速機350の入力軸352として、偏
心体353にキー結合している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述したよ
うに、上記の減速機付液圧モータ200、300は、液
圧モータ210、310と内接式遊星歯車減速機25
0、350を単に組み合わせただけの傾向を持つもので
あり、内ピン保持フランジ256、356と斜板21
2、312が、別々に製作されて、モータハウジング2
01、301に組み付けられていた。
【0010】また、図3のものは、偏心体253を独立
して回転自在に支持するために、偏心体253用の軸受
261、262が別に設けられていた。また、図4のも
のは、液圧モータ310の出力軸313と内接式遊星歯
車減速機350の入力軸352が1本の回転軸360で
構成されているものの、内接式遊星歯車減速機350の
入力軸352となる部分が片持支持されており、回転軸
360が大径化されると共に、軸受361も大容量化さ
れていた。従って、以上のことから、従来の減速機付液
圧モータ200、300は、部品点数が多い上、軽量化
及びコンパクト化に限界があった。
【0011】本発明は、上記事情を考慮し、部品点数が
少なく、軽量で、コンパクトな構造の減速機付液圧モー
タを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、モー
タハウジング内に斜板及びピストンを含む主要機構部が
収容され、斜板に対してピストンを押圧することによ
り、モータハウジングの軸線上に配した出力軸に回転を
取り出す斜板式アキシャルピストン形の液圧モータと、
回転ケーシングに内歯歯車が一体に形成されると共に、
該回転ケーシング内に、入力軸、偏心体、外歯歯車、内
ピンを含む主要機構部が収容され、内ピンが内ピン保持
フランジを介して前記モータハウジングに固定されるこ
とで、前記液圧モータの出力軸から入力軸に導入される
入力回転を、前記回転ケーシングの出力回転として取り
出す内接式遊星歯車減速機と、を備えた減速機付液圧モ
ータにおいて、前記内ピン保持フランジを前記斜板と一
体化したことにより、上記課題を解決したものである。
【0013】この減速機付液圧モータでは、内ピン保持
フランジと斜板を一体化してモータハウジングに固定し
たので、一体化した部品の剛性が高まり、部品の減量化
(数量、寸法、重量の減少)が図れる。また、斜板と内
ピン保持フランジの固定部を重複して設けずにすむよう
になるため、軸方向長さを短くすることができると共
に、構造の簡略化が図れる。従って、部品点数の削減、
並びに、軽量化及びコンパクト化が図れる。
【0014】請求項3の発明は、請求項1と同じ前提の
減速機付液圧モータにおいて、前記液圧モータの出力軸
と前記内接噛合遊星歯車減速機の入力軸とを、連続した
1本の回転軸で構成し、この回転軸の両端に該回転軸を
支持する軸受を配置すると共に、両端の軸受間に、前記
液圧モータの主要機構部と内接噛合遊星歯車減速機の主
要機構部とを配置したことにより、上記課題を解決した
ものである。
【0015】この減速機付液圧モータでは、液圧モータ
の出力軸と内接式遊星歯車減速機の入力軸を兼ねる1本
の回転軸の両端を軸受で支持し、軸受間に液圧モータと
内接遊星歯車減速機の両主要機構部を配置したので、内
接式遊星歯車減速機の外歯歯車より生じる曲げモーメン
トを長いスパンで支持することができ、回転軸に生じる
応力を減らすことができる。従って、軸受の個数減に加
えて、回転軸の径を小さくでき、部品点数の削減、並び
に軽量化及びコンパクト化が図れる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0017】図1は実施形態の減速機付液圧モータ10
0の側断面図、図2は図1のII−II矢視断面図である。
この減速機付液圧モータ100は、斜板式アキシャルピ
ストンモータよりなる液圧モータ10と、その出力を減
速して取り出す内接式遊星歯車減速機50とを一体に組
み合わせたものであり、筒状のモータハウジング1と、
モータハウジング1の一端側の開口を閉塞するバルブハ
ウジング2と、モータハウジング1の他端側の外周に、
自身の一端側がベアリング(アンギュラ玉軸受)5、6
を介して回転自在に嵌合された筒状の回転ケーシング3
と、回転ケーシング3の他端側の開口を閉塞するエンド
プレート4とを有する。
【0018】モータハウジング1及び回転ケーシング3
の中心には、液圧モータ10の出力軸13と内接式遊星
歯車減速機50の入力軸52を構成する1本の連続した
回転軸90が配設されている。この回転軸90は、バル
ブハウジング2及びエンドカバー4の凹所2a、4aに
収納した軸受91、92によって両端が回転自在に支持
されている。そして、液圧モータ10の主要機構部10
Aと内接式遊星歯車減速機50の主要機構部50Aは、
両端の軸受91、92の間に配されている。
【0019】モータハウジング1の他端側の開口部(エ
ンドカバー4側の開口部)には、液圧モータ10の斜板
12と内接式遊星歯車減速機50の内ピン保持フランジ
56とを一体化した構成の部材93が嵌合され、ボルト
94でモータハウジング1の端面に固定されている。斜
板12はモータハウジング1の内部に挿入され、斜板1
2よりバルブハウジング2側のモータハウジング1内に
は、シリンダバレル15が配されている。シリンダバレ
ル15は、出力軸13(回転軸90)の外周に嵌合され
ており、スプライン16により軸方向移動可能でかつ一
体回転するように出力軸13に結合されている。シリン
ダバレル15には、円周上に等間隔に複数のシリンダ孔
17が形成されており、各シリンダ孔17内には斜板1
2に向かって出没自在にピストン11が挿入されてい
る。各ピストン11の球状の頭部にはスリッパ18が回
動自在に嵌装されており、各スリッパ18が斜板12上
に配したスラストプレート19に摺動可能に接触してい
る。
【0020】バルブハウジング2は、シリンダバレル1
5の後端面が回転しながら接する面を有しており、バル
ブハウジング2の内部には、シリンダバレル15内のシ
リンダ孔17との連通油路を切換える作動流体の給排機
構が備わっている。シリンダバレル15の内周と出力軸
13の外周との間には円筒状隙間が確保され、その隙間
には、シリンダバレル15をバルブハウジング2の端面
に圧接させるためのバレルスプリング21が挿入されて
いる。又、各ピストン11の頭部にそれぞれ嵌装された
スリッパ18は、リテーナプレート22に保持されてい
る。リテーナプレート22には、ガイドボール23を介
して前記バレルスプリング21の反力が作用しており、
このバレルスプリング21の力で、スリッパ18は斜板
12から離反しないよう押さえられている。
【0021】ここで、液圧モータ10の主要機構部10
Aは、シリンダバレル15、ピストン11、スリッパ1
8、バレルスプリング21等によって構成されている。
又、斜板12と内ピン保持フランジ56を一体化した部
材93は、モータハウジング1に対し、バルブハウジン
グ2と反対側から組み付けられている。
【0022】次に内接式遊星歯車減速機50側の構成に
ついて説明する。
【0023】回転軸90の一端側は内接式遊星歯車減速
機50の入力軸52となっており、該入力軸52の外周
には筒状の偏心体53がキー結合されている。偏心体5
3には、180度位相をずらして2つの偏心部53A、
53Bが設けられている。これら偏心部53A、53B
は、図2に示すように、それぞれ入力軸52(中心O
1)に対して偏心量eだけ偏心している(中心O2)。
【0024】それぞれの偏心部53A、53Bには、ベ
アリング58を介して外歯歯車54が嵌合されている。
各外歯歯車54には厚さ方向に複数の内ローラ孔59が
貫通して設けられており、各内ローラ孔59には、内ピ
ン保持フランジ56に固着された内ピン55、及び内ピ
ン55の外周に配された内ローラ61が嵌入されてい
る。内ローラ孔59は、内ローラ61の直径より、偏心
部53A、53Bの偏心量eの2倍だけ径大の孔として
形成されている。なお、2つの外歯歯車54間にはスペ
ーサ62が介在されている。又、内ピン55を嵌入した
状態で、内ピン保持フランジ56と斜板12を一体化し
た部材93が、モータハウジング1の他端側の開口部に
組み付けられている。なお、この内ピン保持フランジ5
6は、内ピン55を嵌入固定する機能のほか、ベアリン
グ55の位置決めと与圧調整機能を併せて有している。
【0025】図2に示すように、外歯歯車54は、外周
面にトロコイド歯形54Aを有するもので、回転ケーシ
ング3の内周に一体形成した内歯歯車51と内接噛合し
ている。内歯歯車51は、回転ケーシング3の内周面に
多数の外ピン51Aを配設して形成したものである。
【0026】ここで、内接式遊星歯車減速機50の主要
機構部50Aは、入力軸52、偏心体53、外歯歯車5
4、内ピン55等によって構成されている。また、回転
ケーシング3の外周部には、例えばクローラのホイール
に連結されるブラケット3Aが設けられている。
【0027】次に作用を説明する。
【0028】液圧モータ10のバルブハウジング2に設
けたメインポートに高圧油が流入すると、その高圧油は
シリンダバレル15に入り、ピストン11の端面に作用
してピストン11を軸方向に運動させ、スリッパ18を
斜板12に押し付ける。そして、スリッパ18の斜版1
2への押し付け作用により、ピストン11の運動方向と
直交する方向の分力が発生し、この分力が回転力となっ
て、シリンダバレル15を回転させ、スプライン16を
介して回転軸90にその回転を伝える。この動作の際
に、高圧側のピストン11は上死点(退縮限)から下死
点(突出限)に移動し、低圧側のピストン11は下死点
から上死点に移動することになり、それに伴って作動後
の低圧油はバルブハウジング2より外部へ流出する。
【0029】液圧モータ10の出力軸としての回転軸9
0が回転すると、その回転が内接式遊星歯車減速機50
の偏心体53→外歯歯車54→内歯歯車51の順に伝達
されて、回転ケーシング3が回転する。この場合、入力
軸としての回転軸52が1回転すると、偏心体53が1
回転し、偏心体53の1回転により外歯歯車54が入力
軸1の周りで揺動回転を行おうとするが、内ピン55に
よってその自転が拘束されるため、外歯歯車54は、内
歯歯車51に内接しながらほとんど揺動のみを行うこと
になる。今、例えば外歯歯車54の歯数をN、内歯歯車
51の歯数をN+1とした場合、その歯数差Nは1であ
る。そのため、入力軸52の1回転毎に外歯歯車54に
対し内歯歯車51は1歯分だけずれることになる。これ
は入力軸52の1回転が、内歯歯車51の1/N+1の
回転に減速されたことを意味する。
【0030】この減速機付液圧モータ100では、内接
式遊星歯車減速機50にとって必須の部品である内ピン
保持フランジ56と、液圧モータ10にとって必須の部
品である斜板12とを一体化した部材93を予め製作
し、その部材93をモータハウジング1に対して組み付
けている。従って、一体化による剛性の増大により、部
品点数減の他に、別々に製作して組み付ける場合より
も、部品の寸法や重量の減少を図ることができる。又、
斜板12と内ピン保持フランジ56を別々に固定するの
と違って、固定部を重複して設けずにすむようになるた
め、軸方向長さを短くすることができると共に、構造の
簡略化が図れる。その結果、全体の軽量化及びコンパク
ト化が図れる。
【0031】また、液圧モータ10の出力軸13と内接
式遊星歯車減速機50の入力軸52を兼ねる1本の回転
軸90の両端を軸受91、92で支持し、これら両端の
軸受91、92の間に、液圧モータ10と内接遊星歯車
減速機50の両主要機構部10A、50Aを配置したの
で、内接式遊星歯車減速機50の外歯歯車54より生じ
る曲げモーメントを長いスパンで支持することができ、
回転軸90に生じる応力を減らすことができる。その結
果、軸受個数の減数化に加えて、回転軸90の径を小さ
くでき、全体の軽量化及びコンパクト化が図れる。特
に、軸受91、92をバルブハウジング2とエンドプレ
ート4とに配置したので、軸方向寸法を一層短縮でき
る。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、内ピン保持フランジと斜板を一体化して、モー
タハウジングに組み付けたので、部品点数を少なくでき
ると共に、減速機付液圧モータ全体の軽量化とコンパク
ト化を図ることができる。
【0033】又、請求項2、3の発明によれば、液圧モ
ータの出力軸と内接式遊星歯車減速機の入力軸を1本の
回転軸で構成し、その両端の軸受間に、液圧モータと内
接遊星歯車減速機の両主要機構部を配置したので、回転
軸に生じる応力を減らすことができ、軸受の個数減に加
えて、回転軸の小径化を図ることができ、結果として部
品点数の削減、並びに軽量化及びコンパクト化が図れ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の構成を示す側断面図
【図2】図1のII−II断面図
【図3】従来の減速機付液圧モータの一例を示す側断面
【図4】従来の減速機付液圧モータの他の例を示す側断
面図
【符号の説明】
1…モータハウジング 2…バルブハウジング 3…回転ケーシング 4…エンドプレート 10…液圧モータ 10A…主要機構部 11…ピストン 12…斜板 13…出力軸 50…内接式遊星歯車減速機 50A…主要機構部 51…内歯歯車 52…入力軸 53…偏心体 54…外歯歯車 55…内ピン 56…内ピン保持フランジ 90…回転軸 93…斜板と内ピン保持フランジを一体化した部材 100…減速機付液圧モータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中立 喜広 京都府亀岡市大井町北金岐柿木原35 住友 イートン機器株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】モータハウジング内に斜板及びピストンを
    含む主要機構部が収容され、斜板に対してピストンを押
    圧することにより、モータハウジングの軸線上に配した
    出力軸に回転を取り出す斜板式アキシャルピストン形の
    液圧モータと、 回転ケーシングに内歯歯車が一体に形成されると共に、
    該回転ケーシング内に、入力軸、偏心体、外歯歯車、内
    ピンを含む主要機構部が収容され、内ピンが内ピン保持
    フランジを介して前記モータハウジングに固定されるこ
    とで、前記液圧モータの出力軸から入力軸に導入される
    入力回転を、前記回転ケーシングの出力回転として取り
    出す内接式遊星歯車減速機と、 を備えた減速機付液圧モータにおいて、 前記内ピン保持フランジを前記斜板と一体化したことを
    特徴とする減速機付液圧モータ。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記内ピン保持フラン
    ジに前記内ピンを固着した状態で、該内ピン保持フラン
    ジを前記モータハウジングに固定したことを特徴とする
    減速機付液圧モータ。
  3. 【請求項3】モータハウジング内に斜板及びピストンを
    含む主要機構部が収容され、斜板に対してピストンを押
    圧することにより、モータハウジングの軸線上に配した
    出力軸に回転を取り出す斜板式アキシャルピストン形の
    液圧モータと、 回転ケーシングに内歯歯車が一体に形成されると共に、
    該回転ケーシング内に、入力軸、偏心体、外歯歯車、内
    ピンを含む主要機構部が収容され、内ピンが内ピン保持
    フランジを介して前記モータハウジングに固定されるこ
    とで、前記液圧モータの出力軸から入力軸に導入される
    入力回転を、前記回転ケーシングの出力回転として取り
    出す内接式遊星歯車減速機と、 を備えた減速機付液圧モータにおいて、 前記液圧モータの出力軸と前記内接噛合遊星歯車減速機
    の入力軸とを、連続した1本の回転軸で構成し、この回
    転軸の両端に該回転軸を支持する軸受を配置すると共
    に、該両端の軸受間に、前記液圧モータの主要機構部と
    内接式遊星歯車減速機の主要機構部とを配置したことを
    特徴とする減速機付液圧モータ。
  4. 【請求項4】請求項3において、 前記モータハウジングの前記斜板と反対側の端部に、前
    記液圧モータの作動流体の給排機構を内蔵するバルブハ
    ウシングが配置されると共に、前記回転ケーシングの前
    記モータハウジングと反対側の端部に、該端部の開口を
    閉塞するエンドプレートが配置され、前記軸受を、該バ
    ルブハウジング及びエンドプレートにそれぞれ配置した
    ことを特徴とする減速機付液圧モータ。
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