JPH1127882A - 電動機の回転子 - Google Patents
電動機の回転子Info
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- JPH1127882A JPH1127882A JP9191792A JP19179297A JPH1127882A JP H1127882 A JPH1127882 A JP H1127882A JP 9191792 A JP9191792 A JP 9191792A JP 19179297 A JP19179297 A JP 19179297A JP H1127882 A JPH1127882 A JP H1127882A
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- JP
- Japan
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- rotor
- rotor core
- hole
- insertion holes
- electric motor
- Prior art date
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- Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
- Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、かしめ固定用の貫通孔による悪影
響を低減するだけでなく、部品点数が少なく組立作業も
簡単で高特性が得られる電動機の回転子を提供すること
を目的とする。 【解決手段】 複数枚の回転子用鉄板27を積層した回
転子鉄心26と、この回転子鉄心26に回転軸6の軸方
向に沿って設けられる4カ所の挿入孔36〜39と、こ
れら挿入孔に挿入される4枚の平板状の永久磁石40〜
43とからなる電動機の回転子5において、前記回転子
鉄心26の外周面には前記挿入孔36〜39との間に巾
狭の第一ブリッジ部B1を形成する切除部Sが4カ所設
けられ、前記挿入孔36〜39は一端を前記第一ブリッ
ジ部B1に対向すると共に他端を巾狭の第二ブリッジ部
B2を挟んで隣接する挿入孔36〜39の側面に対向す
るような井桁状に形成されている。
響を低減するだけでなく、部品点数が少なく組立作業も
簡単で高特性が得られる電動機の回転子を提供すること
を目的とする。 【解決手段】 複数枚の回転子用鉄板27を積層した回
転子鉄心26と、この回転子鉄心26に回転軸6の軸方
向に沿って設けられる4カ所の挿入孔36〜39と、こ
れら挿入孔に挿入される4枚の平板状の永久磁石40〜
43とからなる電動機の回転子5において、前記回転子
鉄心26の外周面には前記挿入孔36〜39との間に巾
狭の第一ブリッジ部B1を形成する切除部Sが4カ所設
けられ、前記挿入孔36〜39は一端を前記第一ブリッ
ジ部B1に対向すると共に他端を巾狭の第二ブリッジ部
B2を挟んで隣接する挿入孔36〜39の側面に対向す
るような井桁状に形成されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧縮機等に使用さ
れる電動機の回転子の構造に関するものである。
れる電動機の回転子の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種圧縮機用電動機の回転子、特
にブラシレスDCモータと称される電動機の回転子は、
例えば出願人が先に出願した特願平5−138893号
の図4(C)に示されるように構成されていた。即ち、
従来の回転子は複数枚の回転子用鉄板を積層し、かしめ
固定して回転子鉄心を構成すると共に、この回転子鉄心
の外周側に沿って磁極を構成する4個(四極の場合)の
磁性体(永久磁石)を挿入し、回転子鉄心の外周面は磁
性体間において切り欠きを形成して突極部を構成するこ
とにより、磁束の短絡を防止する構造とされていた。
にブラシレスDCモータと称される電動機の回転子は、
例えば出願人が先に出願した特願平5−138893号
の図4(C)に示されるように構成されていた。即ち、
従来の回転子は複数枚の回転子用鉄板を積層し、かしめ
固定して回転子鉄心を構成すると共に、この回転子鉄心
の外周側に沿って磁極を構成する4個(四極の場合)の
磁性体(永久磁石)を挿入し、回転子鉄心の外周面は磁
性体間において切り欠きを形成して突極部を構成するこ
とにより、磁束の短絡を防止する構造とされていた。
【0003】また、回転子鉄心の回転子用鉄板には上下
の非磁性端面部材等をかしめ固定するための貫通孔が穿
設され、この貫通孔にリベットを用いて前記端面部材や
オイル分離用のディスク等を回転子鉄心にかしめ固定し
ていた。
の非磁性端面部材等をかしめ固定するための貫通孔が穿
設され、この貫通孔にリベットを用いて前記端面部材や
オイル分離用のディスク等を回転子鉄心にかしめ固定し
ていた。
【0004】一方、特開昭47−27302号に開示さ
れ図4に示すように、複数枚の平板状の永久磁石100
を、それらの磁路が接線方向を向くように回転子101
の中心から放射状に挿入配置したものが示されている。
れ図4に示すように、複数枚の平板状の永久磁石100
を、それらの磁路が接線方向を向くように回転子101
の中心から放射状に挿入配置したものが示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記前
者の回転子では上記貫通孔が切り欠きの内方、即ち、磁
性体間に穿設されていたため、磁極が四極以上の場合、
隣接する磁性体(磁極)間に渡って形成される磁路に貫
通孔が存在することになる。そのため、この貫通孔部分
で磁気抵抗が増大して、電動機出力の低下を来す問題が
生じていた。
者の回転子では上記貫通孔が切り欠きの内方、即ち、磁
性体間に穿設されていたため、磁極が四極以上の場合、
隣接する磁性体(磁極)間に渡って形成される磁路に貫
通孔が存在することになる。そのため、この貫通孔部分
で磁気抵抗が増大して、電動機出力の低下を来す問題が
生じていた。
【0006】また、後者の構成では、4カ所の挿入孔1
02に4個の磁石100を挿入後、この外周部に磁石1
00が遠心力で飛び出すのを防止するための飛び出し防
止部材103を設ける必要があり、部品点数が増加する
と共に作業が煩雑となる。しかも、磁石は4個であるた
め、磁力に限界があり意とする特性を得られないという
問題がある。
02に4個の磁石100を挿入後、この外周部に磁石1
00が遠心力で飛び出すのを防止するための飛び出し防
止部材103を設ける必要があり、部品点数が増加する
と共に作業が煩雑となる。しかも、磁石は4個であるた
め、磁力に限界があり意とする特性を得られないという
問題がある。
【0007】本発明は、係る従来の技術的課題を解決す
るために成されたものであり、かしめ固定用の貫通孔に
よる悪影響を低減するだけでなく、部品点数が少なく組
立作業も簡単で高特性が得られる電動機の回転子を提供
することを目的とする。
るために成されたものであり、かしめ固定用の貫通孔に
よる悪影響を低減するだけでなく、部品点数が少なく組
立作業も簡単で高特性が得られる電動機の回転子を提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は請求項1に記載
の如く、複数枚の回転子用鉄板を積層した回転子鉄心
と、この回転子鉄心に回転軸の軸方向に沿って設けられ
る4カ所の挿入孔と、これら挿入孔に挿入される4枚の
平板状の永久磁石とからなる電動機の回転子において、
前記回転子鉄心の外周面には前記挿入孔との間に巾狭の
第一ブリッジ部を形成する切除部が4カ所設けられ、前
記挿入孔は一端を前記第一ブリッジ部に対向すると共に
他端を巾狭の第二ブリッジ部を挟んで隣接する挿入孔の
側面に対向するような井桁状に形成されている構成とし
たものである。
の如く、複数枚の回転子用鉄板を積層した回転子鉄心
と、この回転子鉄心に回転軸の軸方向に沿って設けられ
る4カ所の挿入孔と、これら挿入孔に挿入される4枚の
平板状の永久磁石とからなる電動機の回転子において、
前記回転子鉄心の外周面には前記挿入孔との間に巾狭の
第一ブリッジ部を形成する切除部が4カ所設けられ、前
記挿入孔は一端を前記第一ブリッジ部に対向すると共に
他端を巾狭の第二ブリッジ部を挟んで隣接する挿入孔の
側面に対向するような井桁状に形成されている構成とし
たものである。
【0009】また、請求項2に記載の如く、4枚の永久
磁石はフェライト又は希土類により全て同一な平板状に
形成されている構成としたものである。
磁石はフェライト又は希土類により全て同一な平板状に
形成されている構成としたものである。
【0010】また、請求項3に記載の如く、回転子鉄心
は、各磁極に対応する各外周面の両端と回転子の中心と
の成す角度(磁極角度)が55度から70度の範囲にな
るよう前記切除部が形成されているものである。
は、各磁極に対応する各外周面の両端と回転子の中心と
の成す角度(磁極角度)が55度から70度の範囲にな
るよう前記切除部が形成されているものである。
【0011】また、請求項4に記載の如く、回転子鉄心
の両端面に設けた挿入孔を塞ぐ端面部材と、この両端面
部材と回転子鉄心とを回転軸方向に沿って貫く複数の貫
通孔と、この貫通孔を用いて前記両端面部材と前記回転
子鉄心とを一体に成すリベットとを備え、前記貫通孔は
前記挿入孔の内側に同心円状に設けられているものであ
る。
の両端面に設けた挿入孔を塞ぐ端面部材と、この両端面
部材と回転子鉄心とを回転軸方向に沿って貫く複数の貫
通孔と、この貫通孔を用いて前記両端面部材と前記回転
子鉄心とを一体に成すリベットとを備え、前記貫通孔は
前記挿入孔の内側に同心円状に設けられているものであ
る。
【0012】また、請求項5に記載の如く、回転子鉄心
の両端面に設けた挿入孔を塞ぐ端面部材と、この両端面
部材と回転子鉄心とを回転軸方向に沿って貫く複数の貫
通孔と、この貫通孔を用いて前記両端面部材と前記回転
子鉄心とを一体に成すリベットとを備え、前記貫通孔は
前記挿入孔の内側に同心円状に設けられ、各磁極の中央
部には前記貫通孔の外側の各磁極には回転子の反回転方
向に傾斜した長円状の風穴が設けられているものであ
る。
の両端面に設けた挿入孔を塞ぐ端面部材と、この両端面
部材と回転子鉄心とを回転軸方向に沿って貫く複数の貫
通孔と、この貫通孔を用いて前記両端面部材と前記回転
子鉄心とを一体に成すリベットとを備え、前記貫通孔は
前記挿入孔の内側に同心円状に設けられ、各磁極の中央
部には前記貫通孔の外側の各磁極には回転子の反回転方
向に傾斜した長円状の風穴が設けられているものであ
る。
【0013】更に、請求項6に記載の如く、回転子は各
磁極のうち、回転方向前方の外周面に前記切除部が形成
されているものである。
磁極のうち、回転方向前方の外周面に前記切除部が形成
されているものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の実施
例を詳述する。図1は本発明の電動機の回転子を適用す
る圧縮機Cの縦断側面図である。この図において、1は
密閉容器であり、内部の上側に電動機(ブラシレスDC
モータ)2、下側にこの電動機2で回転駆動される圧縮
要素3が収納されている。密閉容器1は予め2分割され
たものに電動機2、圧縮要素3を収納した後、高周波溶
着などによって密閉されたものである。
例を詳述する。図1は本発明の電動機の回転子を適用す
る圧縮機Cの縦断側面図である。この図において、1は
密閉容器であり、内部の上側に電動機(ブラシレスDC
モータ)2、下側にこの電動機2で回転駆動される圧縮
要素3が収納されている。密閉容器1は予め2分割され
たものに電動機2、圧縮要素3を収納した後、高周波溶
着などによって密閉されたものである。
【0015】電動機2は、密閉容器1の内壁に固定され
た固定子4と、この固定子4の内側に回転軸6を中心に
して回転自在に支持された回転子5とから構成されてい
る。そして、固定子4は回転子5に回転磁界を与える固
定子巻線7を備えている。
た固定子4と、この固定子4の内側に回転軸6を中心に
して回転自在に支持された回転子5とから構成されてい
る。そして、固定子4は回転子5に回転磁界を与える固
定子巻線7を備えている。
【0016】圧縮要素3は中間仕切板8で仕切られた第
1のロータリー用シリンダ9及び第2のロータリーシリ
ンダ10を備えている。各のシリンダ9、10には回転
軸6で回転駆動される偏心部11、12が取り付けられ
ており、これら偏心部11、12は偏心位置がお互いに
180度位相がずれている。
1のロータリー用シリンダ9及び第2のロータリーシリ
ンダ10を備えている。各のシリンダ9、10には回転
軸6で回転駆動される偏心部11、12が取り付けられ
ており、これら偏心部11、12は偏心位置がお互いに
180度位相がずれている。
【0017】13、14はそれぞれシリンダ9、10内
を回転する第1のローラ、第2のローラであり、それぞ
れ偏心部11、12の回転でシリンダ内を回る。15、
16はそれぞれ第1の枠体、第2の枠体であり、第1の
枠体15は仕切板8との間にシリンダ9の閉じた圧縮空
間を形成させ、第2の枠体16は同様に仕切板8との間
にシリンダ10の閉じた圧縮空間を形成させている。ま
た、第1の枠体15、第2の枠体16はそれぞれ回転軸
6の下部を回転自在に軸支する軸受部17、18を備え
ている。
を回転する第1のローラ、第2のローラであり、それぞ
れ偏心部11、12の回転でシリンダ内を回る。15、
16はそれぞれ第1の枠体、第2の枠体であり、第1の
枠体15は仕切板8との間にシリンダ9の閉じた圧縮空
間を形成させ、第2の枠体16は同様に仕切板8との間
にシリンダ10の閉じた圧縮空間を形成させている。ま
た、第1の枠体15、第2の枠体16はそれぞれ回転軸
6の下部を回転自在に軸支する軸受部17、18を備え
ている。
【0018】19、20は吐出マフラーであり、それぞ
れ第1の枠体15、第2の枠体16を覆うように取付ら
れている。尚、シリンダ9と吐出マフラー19は第1の
枠体15に設けられた図示しない吐出孔にて連通されて
おり、シリンダ10と吐出マフラー20も第2の枠体1
6に設けられた図示しない吐出孔にて連通されている。
21は密閉容器1の外部に設けられたバイパス管であ
り、吐出マフラー20の内部に連通している。
れ第1の枠体15、第2の枠体16を覆うように取付ら
れている。尚、シリンダ9と吐出マフラー19は第1の
枠体15に設けられた図示しない吐出孔にて連通されて
おり、シリンダ10と吐出マフラー20も第2の枠体1
6に設けられた図示しない吐出孔にて連通されている。
21は密閉容器1の外部に設けられたバイパス管であ
り、吐出マフラー20の内部に連通している。
【0019】22は密閉容器1の上に設けられた吐出管
であり、23、24はそれぞれシリンダ9、10へつな
がる吸入管である。また、25は密閉ターミナルであ
り、密閉容器1の外部から固定子4の固定子巻線7へ電
力を供給するものである(密閉ターミナル25と固定子
巻線7とをつなぐリード線は図示せず)。
であり、23、24はそれぞれシリンダ9、10へつな
がる吸入管である。また、25は密閉ターミナルであ
り、密閉容器1の外部から固定子4の固定子巻線7へ電
力を供給するものである(密閉ターミナル25と固定子
巻線7とをつなぐリード線は図示せず)。
【0020】26は回転子鉄心であり、厚さ0.3mm
〜0.7mmの電磁鋼板から図2の形状に打ち抜いた回
転子用鉄板27を複数枚積層し、お互いにかしめて一体
に積層されている。
〜0.7mmの電磁鋼板から図2の形状に打ち抜いた回
転子用鉄板27を複数枚積層し、お互いにかしめて一体
に積層されている。
【0021】この回転子用鉄板27は、図2に示す如く
四極の磁極を構成する磁極部28〜31が形成されるよ
うに電磁鋼板から打ち抜かれている。このとき、各磁極
部28〜31の頂点間の外径Dは30mm〜70mmの
範囲とされ、実施例では例えば50mmである。
四極の磁極を構成する磁極部28〜31が形成されるよ
うに電磁鋼板から打ち抜かれている。このとき、各磁極
部28〜31の頂点間の外径Dは30mm〜70mmの
範囲とされ、実施例では例えば50mmである。
【0022】36〜39は前記回転子鉄心26に回転軸
6の軸方向に沿って設けられた4カ所の井桁状の挿入孔
である。40〜43はこれら挿入孔36〜39に挿入さ
れた4枚の平板状の永久磁石である。
6の軸方向に沿って設けられた4カ所の井桁状の挿入孔
である。40〜43はこれら挿入孔36〜39に挿入さ
れた4枚の平板状の永久磁石である。
【0023】前記回転子鉄心26の外周面には前記挿入
孔36〜39との間に巾狭の第一ブリッジ部B1を形成
する切除部Sが4カ所設けられ、前記挿入孔36〜39
は一端を前記第一ブリッジ部B1に対向すると共に他端
を巾狭の第二ブリッジ部B2を挟んで隣接する挿入孔3
6〜39の側面に対向するような井桁状に形成されてい
る。また、4枚の永久磁石40〜43はフェライト又は
希土類により全て同一な平板状に形成されている。
孔36〜39との間に巾狭の第一ブリッジ部B1を形成
する切除部Sが4カ所設けられ、前記挿入孔36〜39
は一端を前記第一ブリッジ部B1に対向すると共に他端
を巾狭の第二ブリッジ部B2を挟んで隣接する挿入孔3
6〜39の側面に対向するような井桁状に形成されてい
る。また、4枚の永久磁石40〜43はフェライト又は
希土類により全て同一な平板状に形成されている。
【0024】また、回転子鉄心26は、各磁極28〜3
1に対応する各外周面の両端X,Yと回転子5の中心O
との成す角度α(磁極角度)が55度から70度の範囲
になるよう前記切除部Sが形成されている。
1に対応する各外周面の両端X,Yと回転子5の中心O
との成す角度α(磁極角度)が55度から70度の範囲
になるよう前記切除部Sが形成されている。
【0025】また、回転子鉄心26の両端面に設けた挿
入孔36〜39を塞ぐ端面部材48,49と、この両端
面部材48,49と回転子鉄心26とを回転軸方向に沿
って貫く4個の貫通孔50と、この貫通孔50を用いて
前記両端面部材48,49と前記回転子鉄心26とを一
体に成すリベット51とを備え、前記貫通孔50は前記
挿入孔36〜39の内側に同心円状に設けられている。
入孔36〜39を塞ぐ端面部材48,49と、この両端
面部材48,49と回転子鉄心26とを回転軸方向に沿
って貫く4個の貫通孔50と、この貫通孔50を用いて
前記両端面部材48,49と前記回転子鉄心26とを一
体に成すリベット51とを備え、前記貫通孔50は前記
挿入孔36〜39の内側に同心円状に設けられている。
【0026】更に、回転子5は各磁極28〜31のう
ち、回転方向前方の外周面に前記切除部Sが形成されて
いる。
ち、回転方向前方の外周面に前記切除部Sが形成されて
いる。
【0027】各挿入孔36〜39の両側端に形成される
ブリッジ部B1,B2は、0.3mm以上0.5mm以
下の幅に形成されている。また、回転子鉄心5を構成す
る両端部の回転子用鉄板27の内径は中央部の回転子用
鉄板27の内径より稍大きく形成されている。
ブリッジ部B1,B2は、0.3mm以上0.5mm以
下の幅に形成されている。また、回転子鉄心5を構成す
る両端部の回転子用鉄板27の内径は中央部の回転子用
鉄板27の内径より稍大きく形成されている。
【0028】また、回転子5は、回転子鉄心26の外径
をD、積層厚をL、磁石の厚さをt、磁石の長さをlと
した場合、下式(1)(2)を満足するよう構成されて
いる。 0.30<L/D<1.20……(1) 0.02<t/l<0.20……(2)
をD、積層厚をL、磁石の厚さをt、磁石の長さをlと
した場合、下式(1)(2)を満足するよう構成されて
いる。 0.30<L/D<1.20……(1) 0.02<t/l<0.20……(2)
【0029】更に、端面部材48の上面には油分離機能
を持ったバランスウエイト57が取り付けられている。
を持ったバランスウエイト57が取り付けられている。
【0030】このように構成された電動機の回転子にお
いて、前記挿入孔36〜39は一端を前記第一ブリッジ
部B1に対向すると共に他端を巾狭の第二ブリッジ部B
2を挟んで隣接する挿入孔36〜39の側面に対向する
ような井桁状に形成されているため、限られたスペース
で磁石を有効に配置でき特性を向上できると共に、井桁
形状の突出した磁石部分で表裏双方の極性を活用するこ
とができ、リラクタンストルクを有効に活用できる。
いて、前記挿入孔36〜39は一端を前記第一ブリッジ
部B1に対向すると共に他端を巾狭の第二ブリッジ部B
2を挟んで隣接する挿入孔36〜39の側面に対向する
ような井桁状に形成されているため、限られたスペース
で磁石を有効に配置でき特性を向上できると共に、井桁
形状の突出した磁石部分で表裏双方の極性を活用するこ
とができ、リラクタンストルクを有効に活用できる。
【0031】また、磁石40〜43は平板状であるた
め、成形も簡単で全て同一形状のものを使用でき、生産
性を向上し、コスト低減を促進できる。また、回転子鉄
心26は、各磁極28〜31に対応する各外周面の両端
X,Yと回転子5の中心Oとの成す角度α(磁極角度)
が55度から70度の範囲になるよう前記切除部Sが形
成されているため、磁極の角度を最適とすることができ
磁束の有効活用を図ることができる。
め、成形も簡単で全て同一形状のものを使用でき、生産
性を向上し、コスト低減を促進できる。また、回転子鉄
心26は、各磁極28〜31に対応する各外周面の両端
X,Yと回転子5の中心Oとの成す角度α(磁極角度)
が55度から70度の範囲になるよう前記切除部Sが形
成されているため、磁極の角度を最適とすることができ
磁束の有効活用を図ることができる。
【0032】尚、リベット51が挿入される貫通孔50
は隣り合う磁極28〜31間に対向する磁石40〜43
の近接部に設けられており強磁性体で形成されているた
め、特性を低下させることもない。
は隣り合う磁極28〜31間に対向する磁石40〜43
の近接部に設けられており強磁性体で形成されているた
め、特性を低下させることもない。
【0033】また、各挿入孔36〜39の外周側先端に
形成されるブリッジ部B1,B2は、0.3mm以上
0.5mm以下の幅に形成されているため、ブリッジ部
B1,B2での磁気漏れを抑制できる。
形成されるブリッジ部B1,B2は、0.3mm以上
0.5mm以下の幅に形成されているため、ブリッジ部
B1,B2での磁気漏れを抑制できる。
【0034】また、回転子鉄心5を構成する両端部の回
転子用鉄板27の内径は中央部の回転子用鉄板27の内
径より稍大きく形成されているため、回転子5の外径部
の当たりによる回転子5端部の内径縮小を抑制できる。
転子用鉄板27の内径は中央部の回転子用鉄板27の内
径より稍大きく形成されているため、回転子5の外径部
の当たりによる回転子5端部の内径縮小を抑制できる。
【0035】また、回転子5は、回転子鉄心26の外径
をD、積層厚をL、磁石の厚さをt、磁石の長さをlと
した場合、下式(1)(2)を満足するよう構成されて
いるため、共通部品化された磁石40〜43を回転子5
に有効に組み込むことができる。 0.30<L/D<1.20……(1) 0.02<t/l<0.20……(2)
をD、積層厚をL、磁石の厚さをt、磁石の長さをlと
した場合、下式(1)(2)を満足するよう構成されて
いるため、共通部品化された磁石40〜43を回転子5
に有効に組み込むことができる。 0.30<L/D<1.20……(1) 0.02<t/l<0.20……(2)
【0036】更に、端面部材48の上面には油分離機能
を持ったバランスウエイト57が取り付けられているた
め、特に別個の分離板を設けることなく、回転子5と固
定子4の間のエアーギャップを上昇してくる冷媒中の油
を効率良く分離できる。
を持ったバランスウエイト57が取り付けられているた
め、特に別個の分離板を設けることなく、回転子5と固
定子4の間のエアーギャップを上昇してくる冷媒中の油
を効率良く分離できる。
【0037】また、回転子5は各磁極28〜31のう
ち、回転方向前方の外周面に切除部Sが形成されている
ため、固定子4との間のエアーギャップが大きくなり、
回転子5の回転時に電機子反作用で回転方向前側の磁束
波形が歪むのを抑制できる。
ち、回転方向前方の外周面に切除部Sが形成されている
ため、固定子4との間のエアーギャップが大きくなり、
回転子5の回転時に電機子反作用で回転方向前側の磁束
波形が歪むのを抑制できる。
【0038】以上のように構成される回転子5は、回転
子用鉄板27の中心に形成された孔5aを回転軸6に焼
バメされる構成である。また、上記実施例の永久磁石4
0〜43は、例えばプラセオジウム系磁石、若しくは表
面にニッケルメッキを施したネオジウム系磁石等の希土
類系磁石材にて構成されており、その外形は上述した通
り矩形状とされている。
子用鉄板27の中心に形成された孔5aを回転軸6に焼
バメされる構成である。また、上記実施例の永久磁石4
0〜43は、例えばプラセオジウム系磁石、若しくは表
面にニッケルメッキを施したネオジウム系磁石等の希土
類系磁石材にて構成されており、その外形は上述した通
り矩形状とされている。
【0039】また、回転子鉄心26の上下端に取りつけ
られる平板状の端面部材48,49は、アルミや樹脂材
料等の非磁性材料により、前記回転子用鉄板27と略同
形状に成形されている。
られる平板状の端面部材48,49は、アルミや樹脂材
料等の非磁性材料により、前記回転子用鉄板27と略同
形状に成形されている。
【0040】そして、この回転子5は固定子2の固定子
巻線7に直流電流を通電すると、永久磁石40〜43か
ら生ずる磁界との反発・吸引作用により、固定子巻線7
に印加される電圧と負荷とがバランスする速度(例えば
印加電圧を変えることによって500rpm〜1000
0rpmの範囲で可変される)で図2中矢印方向へ回転
する。回転子5の回転によって回転軸6は回転し、それ
によって偏心部11、12が回転することにより、第1
及び第2のローラ13、14が回転して圧縮機は圧縮作
用を発揮する。
巻線7に直流電流を通電すると、永久磁石40〜43か
ら生ずる磁界との反発・吸引作用により、固定子巻線7
に印加される電圧と負荷とがバランスする速度(例えば
印加電圧を変えることによって500rpm〜1000
0rpmの範囲で可変される)で図2中矢印方向へ回転
する。回転子5の回転によって回転軸6は回転し、それ
によって偏心部11、12が回転することにより、第1
及び第2のローラ13、14が回転して圧縮機は圧縮作
用を発揮する。
【0041】また、図3は他の実施例を示し、回転子鉄
心26の両端面に設けた挿入孔36〜39を塞ぐ端面部
材48,49と、この両端面部材48,49と回転子鉄
心26とを回転軸方向に沿って貫く4個の貫通孔50
と、この貫通孔50を用いて前記両端面部材48,49
と前記回転子鉄心26とを一体に成すリベット51とを
備え、前記貫通孔50は前記挿入孔36〜39の内側に
同心円状に設けられ、各磁極28〜31の中央部には回
転子の反回転方向に傾斜した長円状の風穴32〜35が
設けられているものである。
心26の両端面に設けた挿入孔36〜39を塞ぐ端面部
材48,49と、この両端面部材48,49と回転子鉄
心26とを回転軸方向に沿って貫く4個の貫通孔50
と、この貫通孔50を用いて前記両端面部材48,49
と前記回転子鉄心26とを一体に成すリベット51とを
備え、前記貫通孔50は前記挿入孔36〜39の内側に
同心円状に設けられ、各磁極28〜31の中央部には回
転子の反回転方向に傾斜した長円状の風穴32〜35が
設けられているものである。
【0042】即ち、回転方向と反対に傾斜した長円状の
風穴32〜35が形成されているため、磁力線を遮って
特性を低下させることなく、油分離効果を促進できる。
風穴32〜35が形成されているため、磁力線を遮って
特性を低下させることなく、油分離効果を促進できる。
【0043】尚、各実施例では四極の磁極を有した回転
子に本発明を適用したが、それに限らず、例えば八極
等、四極以上の電動機の回転子にも本発明は有効であ
る。また、実施例ではリベット51にて回転子用鉄板2
7を相互にかしめて固定したが、それに限らず、突起に
よるマック接合や、溶接による接合にて回転子鉄心26
を積層固定し、前記リベット51によって上下の端面部
材48,49を回転子鉄心26にかしめ固定するものに
も本発明は有効である。
子に本発明を適用したが、それに限らず、例えば八極
等、四極以上の電動機の回転子にも本発明は有効であ
る。また、実施例ではリベット51にて回転子用鉄板2
7を相互にかしめて固定したが、それに限らず、突起に
よるマック接合や、溶接による接合にて回転子鉄心26
を積層固定し、前記リベット51によって上下の端面部
材48,49を回転子鉄心26にかしめ固定するものに
も本発明は有効である。
【0044】
【発明の効果】以上詳述した如く、本発明では挿入孔3
6〜39は一端を前記第一ブリッジ部B1に対向すると
共に他端を巾狭の第二ブリッジ部B2を挟んで隣接する
挿入孔36〜39の側面に対向するような井桁状に形成
されているため、限られたスペースで磁石を有効に配置
でき特性を向上できると共に、井桁形状の突出した磁石
部分で表裏双方の極性を活用することができ、リラクタ
ンストルクを有効に活用できる。
6〜39は一端を前記第一ブリッジ部B1に対向すると
共に他端を巾狭の第二ブリッジ部B2を挟んで隣接する
挿入孔36〜39の側面に対向するような井桁状に形成
されているため、限られたスペースで磁石を有効に配置
でき特性を向上できると共に、井桁形状の突出した磁石
部分で表裏双方の極性を活用することができ、リラクタ
ンストルクを有効に活用できる。
【0045】また、磁石40〜43は平板状であるた
め、成形も簡単で全て同一形状のものを使用でき、生産
性を向上し、コスト低減を促進できる。
め、成形も簡単で全て同一形状のものを使用でき、生産
性を向上し、コスト低減を促進できる。
【0046】また、回転子鉄心26は、各磁極28〜3
1に対応する各外周面の両端X,Yと回転子5の中心O
との成す角度α(磁極角度)が55度から70度の範囲
になるよう前記切除部Sが形成されているため、磁極の
角度を最適とすることができ磁束の有効活用を図ること
ができる。
1に対応する各外周面の両端X,Yと回転子5の中心O
との成す角度α(磁極角度)が55度から70度の範囲
になるよう前記切除部Sが形成されているため、磁極の
角度を最適とすることができ磁束の有効活用を図ること
ができる。
【0047】尚、リベット51が挿入される貫通孔50
は隣り合う磁極28〜31間に対向する磁石40〜43
の近接部に設けられており強磁性体で形成されているた
め、特性を低下させることもない。
は隣り合う磁極28〜31間に対向する磁石40〜43
の近接部に設けられており強磁性体で形成されているた
め、特性を低下させることもない。
【0048】また、回転子5は各磁極28〜31のう
ち、回転方向前方の外周面に切除部Sが形成されている
ため、固定子4との間のエアーギャップが大きくなり、
回転子5の回転時に電機子反作用で回転方向前側の磁束
波形が歪むのを抑制できる。
ち、回転方向前方の外周面に切除部Sが形成されている
ため、固定子4との間のエアーギャップが大きくなり、
回転子5の回転時に電機子反作用で回転方向前側の磁束
波形が歪むのを抑制できる。
【0049】また、各磁極28〜31の中央部には回転
子の反回転方向に傾斜した長円状の風穴32〜35が設
けられているため、磁力線を遮って特性を低下させるこ
となく、油分離効果を促進できる。
子の反回転方向に傾斜した長円状の風穴32〜35が設
けられているため、磁力線を遮って特性を低下させるこ
となく、油分離効果を促進できる。
【図1】本発明を適用する圧縮機の縦断側面図である。
【図2】本発明の回転子鉄心を示す平面図である。
【図3】本発明の他の実施例の回転子鉄心を示す平面図
である。
である。
【図4】従来例を示す回転子の平面図である。
2 電動機 4 固定子 5 回転子 6 回転軸 26 回転子鉄心 27 回転子用鉄板 28〜31 磁極 32〜35 風穴 36〜39 挿入孔 40〜47 永久磁石 50 貫通孔 B1,B2 ブリッジ部 S 切除部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 新井 和彦 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内
Claims (6)
- 【請求項1】 複数枚の回転子用鉄板を積層した回転子
鉄心と、この回転子鉄心に回転軸の軸方向に沿って設け
られる4カ所の挿入孔と、これら挿入孔に挿入される4
枚の平板状の永久磁石とからなる電動機の回転子におい
て、前記回転子鉄心の外周面には前記挿入孔との間に巾
狭の第一ブリッジ部を形成する切除部が4カ所設けら
れ、前記挿入孔は一端を前記第一ブリッジ部に対向する
と共に他端を巾狭の第二ブリッジ部を挟んで隣接する挿
入孔の側面に対向するような井桁状に形成されているこ
とを特徴とする電動機の回転子。 - 【請求項2】 4枚の永久磁石はフェライト又は希土類
により全て同一な平板状に形成されていることを特徴と
する請求項1記載の電動機の回転子。 - 【請求項3】 回転子鉄心は、各磁極に対応する各外周
面の両端と回転子の中心との成す角度(磁極角度)が5
5度から70度の範囲になるよう前記切除部が形成され
ていることを特徴とする請求項1記載の電動機の回転
子。 - 【請求項4】 回転子鉄心の両端面に設けた挿入孔を塞
ぐ端面部材と、この両端面部材と回転子鉄心とを回転軸
方向に沿って貫く複数の貫通孔と、この貫通孔を用いて
前記両端面部材と前記回転子鉄心とを一体に成すリベッ
トとを備え、前記貫通孔は前記挿入孔の内側に同心円状
に設けられていることを特徴とする請求項1記載の電動
機の回転子。 - 【請求項5】 回転子鉄心の両端面に設けた挿入孔を塞
ぐ端面部材と、この両端面部材と回転子鉄心とを回転軸
方向に沿って貫く複数の貫通孔と、この貫通孔を用いて
前記両端面部材と前記回転子鉄心とを一体に成すリベッ
トとを備え、前記貫通孔は前記挿入孔の内側に同心円状
に設けられ、各磁極の中央部には前記貫通孔の外側の各
磁極には回転子の反回転方向に傾斜した長円状の風穴が
設けられていることを特徴とする請求項1記載の電動機
の回転子。 - 【請求項6】 回転子は各磁極のうち、回転方向前方の
外周面に前記切除部が形成されていることを特徴とする
請求項1記載の電動機の回転子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19179297A JP3306343B2 (ja) | 1997-07-02 | 1997-07-02 | 電動機の回転子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19179297A JP3306343B2 (ja) | 1997-07-02 | 1997-07-02 | 電動機の回転子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1127882A true JPH1127882A (ja) | 1999-01-29 |
JP3306343B2 JP3306343B2 (ja) | 2002-07-24 |
Family
ID=16280623
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19179297A Expired - Fee Related JP3306343B2 (ja) | 1997-07-02 | 1997-07-02 | 電動機の回転子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3306343B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002027893A1 (fr) * | 2000-09-25 | 2002-04-04 | Toshiba Carrier Corporation | Rotor de moteur electrique |
CN104852494A (zh) * | 2015-06-10 | 2015-08-19 | 广东美芝制冷设备有限公司 | 转子组件和具有其的电机、压缩机 |
JP2020043731A (ja) * | 2018-09-13 | 2020-03-19 | 株式会社東芝 | 永久磁石型回転電機 |
-
1997
- 1997-07-02 JP JP19179297A patent/JP3306343B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002027893A1 (fr) * | 2000-09-25 | 2002-04-04 | Toshiba Carrier Corporation | Rotor de moteur electrique |
CN104852494A (zh) * | 2015-06-10 | 2015-08-19 | 广东美芝制冷设备有限公司 | 转子组件和具有其的电机、压缩机 |
JP2020043731A (ja) * | 2018-09-13 | 2020-03-19 | 株式会社東芝 | 永久磁石型回転電機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3306343B2 (ja) | 2002-07-24 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |