JPH1127812A - 制御配電盤 - Google Patents

制御配電盤

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JPH1127812A
JPH1127812A JP9178389A JP17838997A JPH1127812A JP H1127812 A JPH1127812 A JP H1127812A JP 9178389 A JP9178389 A JP 9178389A JP 17838997 A JP17838997 A JP 17838997A JP H1127812 A JPH1127812 A JP H1127812A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switch
monitoring device
control switchboard
panel
liquid crystal
Prior art date
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Pending
Application number
JP9178389A
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English (en)
Inventor
Toshio Shimazaki
俊夫 嶋▲崎▼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissin Electric Co Ltd
Original Assignee
Nissin Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 制御配電盤における監視装置を、外部環境に
曝すことがないように配置し、かつ、監視装置の点検を
簡単に行えるようにする。 【解決手段】 制御配電盤1の前面に、ハーフミラー1
4にカバーされた覗き窓13を設け、その背面に監視装
置8,9,10,11を配置し、これを照明する照明灯
15を設ける。常時はハーフミラーにより監視装置は外
部から見えないが、点検時には、スイッチ16をオンと
することにより、照明灯を点灯して監視装置を見ること
ができるようになる。また、ハーフミラーの代わりに、
液晶シャッタを使用し、スイッチの操作により、液晶シ
ャッタを透明又は不透明に切り換える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工場、ビルなどの
受配電設備として用いられる制御配電盤に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図1に、従来の制御配電盤の構成を示
す。図において、(a)は盤本体のみを断面で示した側
面図、(b)は正面図である。図1において、1は制御
配電盤、2はガス絶縁開閉装置(以下、「GIS」とい
う。)、3,4は制御配電盤1の前面の扉である。2
3,24,25は扉3,4に設けられた銘板である。
【0003】制御配電盤1は、保護リレー8、電流計
9、故障表示器10、GIS2のガス密度計11など
の、比較的に頻繁に監視をする必要のある監視装置を備
える。従来の制御配電盤1においては、監視装置の内、
保護リレー8、電流計9、故障表示器10を扉3に取付
けている。また、ガス密度計11は、その構造上、扉3
に取り付けられないので盤内に配置し、それに対向して
扉3に覗き窓22を設けている。
【0004】これにより、比較的頻繁に点検を行う監視
装置を、扉の開閉を必要とせずに、外部から直接点検で
きるようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の制御配電盤
においては、盤及び各機器には防湿、防塵といった対策
が施されているが、保護リレー8、電流計9、故障表示
器10は外部に露出して設けられているため、紫外線、
赤外線が機器内に侵入し、部品が劣化するなどの影響を
受ける。また、扉3にはガス密度計のための覗き窓22
が設けられるため、この覗き窓22から紫外線、赤外線
が盤内に侵入し、盤内に配置された各種機器が紫外線、
赤外線により劣化をするおそれがある。
【0006】上記問題点を解決するために、覗き窓を設
けることなく保護リレー8などの監視装置全てを盤内に
配置し、扉3に覗き窓22を設けないようにすることが
考えられる。しかしながら、この場合は、監視装置を点
検する際に、一々扉3を開閉しなければならなくなり、
作業に手間を要するという問題が生じる。本発明は、制
御配電盤において、監視装置を、外部環境に曝すことが
ないように配置し、かつ、監視装置の点検を簡単に行え
るようにすることを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するためになされたものである。本発明の第1の形態
は、制御配電盤の前面に、ハーフミラーによりカバーさ
れる窓を設け、この窓の背面側の盤内に、監視装置を正
面に向けて配置すると共に、監視装置を照明するように
照明灯を配置し、この照明灯を点滅するためのスイッチ
を盤の表側に取り付ける。
【0008】ハーフミラーは、外部から盤内に侵入する
紫外線及び赤外線の一部を反射して入射量を軽減し、盤
内に配置された機器の劣化を防止する。また、常時は照
明灯は消灯されているので、窓の外からは盤内が見えな
い。監視装置を点検する際には、スイッチを切り換えて
照明灯を点灯する。これにより、ハーフミラーを通して
監視装置を窓外から点検することができるようになる。
したがって、扉を開閉することなく、スイッチのオン・
オフという操作のみで、簡単に監視装置の点検を行うこ
とができる。
【0009】本発明の第2の態様としては、上記第1の
態様におけるハーフミラーに代えて、液晶シャッタを使
用する。液晶シャッタは、電圧が印加されると透明とな
り、印加がなくなると不透明となる。液晶シャッタに対
する電圧の印加を切り換えるためのスイッチを盤の表側
に取り付ける。常時は、スイッチの切り換えにより液晶
シャッタを不透明な状態として、盤外から光線が侵入す
るのを防止する。したがって、盤内に侵入する紫外線及
び赤外線を遮蔽して、盤内に配置された機器の劣化を防
止する。
【0010】監視装置を点検する際には、スイッチを切
り換えて液晶シャッタを透明な状態にする。これによ
り、液晶シャッタを通して監視装置を窓外から点検する
ことができるようになる。したがって、扉を開閉するこ
となく、スイッチのオン・オフという操作のみで、簡単
に監視装置の点検を行うことができる。また、以上説明
した本発明によれば、常時は、窓を通して盤内が見えな
いので、監視装置の配置を、盤の外観(デザイン)を考
慮せずに自由に決めることができる。
【0011】さらに、スイッチとして、人が近づいたこ
とを検知すると自動的に切り換わるスイッチを使用する
ことにより、スイッチの操作を省略することができ、ス
イッチの切り忘れを防止することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図を用いて説明する。 (実施形態1)図2は、本発明の第1の実施形態を示
す。図において、(a)は盤本体のみを断面で示した側
面、(b)は正面図である。
【0013】1は制御配電盤で、その背面側にGIS2
が配置される。制御配電盤1の前面には上下に分割され
た2つの扉3,4が設けられる。制御配電盤1の内部に
は、ガス絶縁開閉装置2の遮断器を操作するための操作
機構5、制御機器6、スペースヒータ7などが配置され
る。さらに、制御配電盤1の内部の操作機構5の上部空
間に、保護リレー8、電流計9、故障表示器10が扉3
と間隔を空けて配置される。また、電流計9の横に、G
IS2のガス密度計11が配置される。これらの監視装
置の取付け方法としては任意の方法がとれる。例えば、
盤の本体側に取り付けることもできるし、ガス密度計1
1を除いて扉3側に取り付けることもできる。
【0014】各監視装置と対向して扉3に覗き窓13が
設けられ、この覗き窓13はハーフミラー14によりカ
バーされる。また、盤内の側面に、各監視装置の監視面
を照明する照明灯15が配置される。なお、照明灯15
の光が覗き窓13側に届かないように適当なカバーが設
けられる。照明灯用スイッチ16が扉3に取り付けられ
る。このスイッチ16がオンとされた時、照明灯15が
点灯される。
【0015】17は上側の扉3の把手、18は下側の扉
4の把手である。20は、下側の扉4の表面に形成され
た模擬系統20である。23,25は銘板である。26
は、各種の操作スイッチである。27は、電圧表示器を
盤外から接続するためのレセプタクルである。以上のよ
うに構成された制御配電盤1においては、覗き窓13を
通して盤内に侵入する光線は、ハーフミラー14により
減衰されるので、紫外線、赤外線により盤内に配置され
た各機器が劣化されることが少なくなる。
【0016】また、従来の装置においては、監視装置が
盤表面に配置されるため、盤前面に各監視装置を配置す
る際に、盤全体のデザインを考慮しなければならない。
これに対し、本実施形態では、常時はスイッチ16がオ
フとされて照明灯は点灯しないので、ハーフミラー14
を通して盤内が見えない。したがって、盤内における各
監視装置の配置は、外観を考慮せずに自由に決めること
ができる。
【0017】監視装置の点検時には、スイッチ16をオ
ンとし、照明灯15により監視装置の監視面を照明す
る。これにより、ハーフミラー14を通して外部から監
視装置の監視面が見ることができるようになる。したが
って、スイッチ16をオンとするという簡単な操作で監
視装置の点検をすることができる。次に、スイッチ16
として赤外線スイッチを使用し、自動的に照明灯15を
点灯するようにすることができる。この赤外線スイッチ
は、点検のために作業員が近づくと、それを検知してオ
ンとなり照明灯15を点灯させる。したがって、スイッ
チの操作をせずに覗き窓13から監視装置の点検をする
ことができる。また、点検が終了して作業員が離れると
赤外線スイッチはオフとなり、照明灯15の消し忘れが
防止できる。
【0018】また、図1の従来の装置のように扉3に各
監視装置を個々に取り付ける際には、取付け部分ごとに
密封構造を施す必要がある。これに対し、本実施形態で
は、全ての監視装置に対して1つの覗き窓13を設ける
だけであるので、密封構造が簡単になる。 (実施形態2)図3は、本発明の第2の実施形態を示
す。図において、図において、(a)は盤本体のみを断
面で示した側面、(b)は正面図である。
【0019】本実施形態は、前述の第1の実施形態(図
2)とは、覗き窓13の構成とその関連の構成が異なる
だけであるので、以下の説明においては、第1の実施形
態と異なる点についてのみ説明をする。本実施形態で
は、覗き窓13は、液晶シャッタ21によりカバーされ
る。液晶シャッタ21は、電圧が印加されると透明とな
り、電圧が印加されないときは不透明となる。扉3に取
り付けられたスイッチ16がオンとされると液晶シャッ
タ21に電圧が印加され、オフとされると液晶シャッタ
21から電圧が取り除かれる。
【0020】常時は、スイッチ16をオフとして液晶シ
ャッタ21に電圧を印加しない。したがって、外部から
の光は不透明の液晶シャッタ21により盤内への侵入が
阻止される。また、この状態では盤内は外部から見えな
い。監視装置の点検時には、スイッチ16をオンとし
て、液晶シャッタ21に電圧を印加してこれを透明な状
態とする。この場合、盤内の監視装置は、外部からの光
により見ることができるので、照明灯15は省略するこ
とが可能である。しかしながら、点検時に照明灯15を
点灯するようにすることもできる。また、このスイッチ
16としては、第1の実施形態と同様に、赤外線スイッ
チなどの人が近づくことを検知して切り換わるスイッチ
を使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の制御配電盤の構成を示す図。
【図2】本発明の制御配電盤の第1の実施形態を示す
図。
【図3】本発明の制御配電盤の第2の実施形態を示す
図。
【符号の説明】
1…制御配電盤 2…GIS 3,4…扉 5…操作機構 6…制御機器 8…保護リレー 9…電流計 10…故障表示器 11…ガス密度計 13,22…覗き窓 14…ハーフミラー 15…照明灯 16…スイッチ 17,18…把手 19…操作スイッチ 21…液晶シャッタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御配電盤の前面に設けられ、ハーフミ
    ラーでカバーされた窓と、 この窓の背面側に、前面に向けて配置された監視装置
    と、 この監視装置を照明するように配置された照明灯と、 この照明灯の点滅を制御するために盤の表側に設けられ
    たスイッチとを具備することを特徴とする制御配電盤。
  2. 【請求項2】 制御配電盤の前面に設けられ、液晶シャ
    ッタにカバーされた窓と、 この窓の背面側に、前面に向けて配置された監視装置
    と、 前記液晶シャッタを透明又は不透明に切り換えるために
    盤の表側に設けられたスイッチとを具備することを特徴
    とする制御配電盤。
  3. 【請求項3】 前記スイッチが、人が近づいたことを検
    知することにより切り換わるスイッチである請求項1又
    は請求項2に記載の制御配電盤。
JP9178389A 1997-07-03 1997-07-03 制御配電盤 Pending JPH1127812A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9178389A JPH1127812A (ja) 1997-07-03 1997-07-03 制御配電盤

Applications Claiming Priority (1)

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JP9178389A JPH1127812A (ja) 1997-07-03 1997-07-03 制御配電盤

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Publication Number Publication Date
JPH1127812A true JPH1127812A (ja) 1999-01-29

Family

ID=16047649

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9178389A Pending JPH1127812A (ja) 1997-07-03 1997-07-03 制御配電盤

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JP (1) JPH1127812A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200448805Y1 (ko) * 2008-02-27 2010-05-25 한국중부발전(주) 분산제어설비용 제어판넬 외함
JP2011179801A (ja) * 2010-03-04 2011-09-15 Panasonic Corp 空気清浄装置および加湿機能付き空気清浄装置
CN114001295A (zh) * 2021-07-22 2022-02-01 北京波瑞芯工程技术研究院 一种gis隔离开关触头分合状态监测用补光装置及方法

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JP2011179801A (ja) * 2010-03-04 2011-09-15 Panasonic Corp 空気清浄装置および加湿機能付き空気清浄装置
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