JPH08322113A - 収納盤 - Google Patents

収納盤

Info

Publication number
JPH08322113A
JPH08322113A JP7127666A JP12766695A JPH08322113A JP H08322113 A JPH08322113 A JP H08322113A JP 7127666 A JP7127666 A JP 7127666A JP 12766695 A JP12766695 A JP 12766695A JP H08322113 A JPH08322113 A JP H08322113A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
window
glass window
glass
touch sensor
board
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7127666A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Hijikata
健司 土方
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP7127666A priority Critical patent/JPH08322113A/ja
Publication of JPH08322113A publication Critical patent/JPH08322113A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 日光等の外来光が不用意に入射したり、外部
から不用意に視認されるのを防止する。 【構成】 窓ガラスに、通電により透明度が変化する入
射光制御部材を設け、これを透明・不透明に切換える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、日光,外部照明の入
射あるいは視認性を防止することができるガラス窓の付
いた収納盤に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、屋外に設置されて屋外の温度,
湿度,騒音,各種電気機器の漏電,放射能量等を測定す
る測定器具は収納盤内に設置されるものであるが、これ
等温度等の因子をコンピュータによりきわめて高精度に
検出する測定器具では日射温度の影響を敏感に受けてし
まうので、この影響を回避しなければならない。また、
日射の照射をきらう植物,菌類の育生についても、のぞ
き窓からの日射を極力避ける必要がある。また、株価予
想データ等の機密データを表示する表示ボードについて
も機密性を保持する必要上、一般人からの視認性を防止
しなければならない。
【0003】図7は、従来のガラス窓の付いた収納盤を
示す図である。図において、1は各種測定器具を収納す
る収納盤の本体であり、箱状となっており、通気口1
a,屋根1bを有し、金属パネルを成形して成る。2は
内部視認用のガラス窓である。
【0004】次に動作について説明する。収納盤の本体
1は、その構造が防水・防塵の密閉となっている。扉な
どの開閉部が付く場合もその開閉部には全てパッキンな
どでシールし、密閉を保つ構造となっている。盤内部の
測定器具の指示計や表示部などの視認や、盤内部のチェ
ックはガラス窓2より内部をのぞくことで可能である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のガラス窓の付い
た収納盤は以上のような構造であるため、ガラス窓から
日光が入射すると、盤が密閉構造であることもあって盤
内部の温度が上昇し、内部に設置した温度,湿度,騒
音,漏電等の測定器具に悪影響を及ぼす可能性があっ
た。
【0006】これを防止する目的で、窓ガラス2にカー
テンを設置しているが、これを開閉するのが面倒である
ばかりでなく、風でカーテンが開いて日光が入射してし
まうこともままあった。
【0007】また、収納盤の本体1中に、植物,菌類を
収納して育生する場合も、上記同様窓ガラス2を介して
日光が入射してしまい、植物,菌類に影響を与えるおそ
れもあった。
【0008】また、収納盤の本体1中に、機密データを
表示する表示ボードを収納した場合も、不用意に窓ガラ
ス2を介して内部をのぞかれることもままあった。
【0009】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたものであり、収納盤の窓から入射する日光
を遮光して盤内温度の上昇を防止したり、あるいは視認
性を防ぐことができる収納盤を得ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明に係る請求項1
の収納盤は、ガラス窓に、通電することで透明度が変化
する入射光制御部材を使用したものである。
【0011】又、この発明に係る請求項2の収納盤は、
窓ガラスの透明・不透明の切り換えを、盤周囲の明るさ
に応じて行うよう、明暗検知部を備えたものである。
【0012】又、この発明に係る請求項3は、窓ガラス
の透明・不透明の切り換えをタッチセンサに応じて行う
ようタッチセンサを備えたものである。
【0013】
【作用】この発明の請求項1における収納盤は、入射光
制御部材を有するガラス窓が通電により不透明となり遮
光機能を持つことにより、日光の入射による盤内部の温
度上昇を防ぐ。
【0014】請求項2では、収納盤の周囲が明るくなる
と、明暗検知部がこれを検知することにより窓ガラスが
不透明となる。
【0015】請求項3では、タッチセンサに触れると窓
ガラス2が不透明となる。
【0016】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の実施例1を図に基づいて説
明する。図1は、この発明の実施例1における収納盤の
構成を示す図である。図において、従来の場合と同様の
部分は同一符号を付して説明を省略する。3は本体1周
囲の明るさを検出する明暗検知部、4は本体1周囲の明
るさによりガラス窓2の透明・不透明を切り換える第1
制御部、5はガラス窓2の表面に取り付けられたタッチ
センサ、6はタッチセンサ5からの信号によりガラス窓
2を一定時間透明に切り換える第2制御部である。
【0017】上記ガラス窓2は図2に示すように、ガラ
ス本体2aと、このガラス本体2aの表面に位置される
入射光制御部材2bと、この入射光制御部材2bの表面
に位置されるタッチセンサ2cとから構成される。上記
入射光制御部材2bは、互いにスペーサ2dを介して平
行に位置される透明ガラス2eと、これ等透明ガラス2
e,2eの内面に設けられた電極2f,2fと、上記透
明ガラス2e,2eの間に介在された液晶2gとより成
り、電極2f,2f間の電圧の通電をオフすることによ
り、液晶2gが透明となり、日光を入射し得る状態に変
化する。一方、電極2f,2fへの通電をオンすると、
液晶2gの配光パターンが変化して不透明となり、日光
を入射し得る状態となる。上記タッチセンサ5はフレキ
シブル透明板2jを有するとともに、一定間隔離された
Y電極2hとX電極2iとから成り、フレキシブル透明
板2jの表面に触れるとこの透明板2jがたわんで、い
ずれかのY電極2hとX電極2iとの交点が接触してオ
ンするので、このオン信号にもとづき接触されたことが
判別される。この場合、タッチセンサ5は光透過性であ
り、日光の入射をさまたげることはない。
【0018】ここで、図1に示すガラス窓2の透明・不
透明の切り換えは、第1制御部4と、第2制御部6によ
って制御される。第1制御部4は、明暗検知部3が検知
した周囲の明るさに応じて、明るい場合は入射光制御部
材への通電をオンしてガラス窓2を不透明に、暗い場合
はその通電をオフにして透明に切り換える。
【0019】第2制御部6は、ガラス窓2から内部を視
認する必要がある場合など、ガラス窓2を透明にする必
要がある場合に、ガラス窓表面に取り付けられたタッチ
センサ5に触れることにより、ガラス窓2を構成する入
射光制御部材への通電をオフして透明に切り換える制御
を行う。第2制御部6は、タッチセンサ5から人がガラ
ス窓2に触れたという信号が入ると、第2制御部6の内
部のタイマー動作により、ある一定時間通電をオフ、ガ
ラス窓2を不透明から透明に切り換える。第1制御部4
と第2制御部6によるガラス窓2の制御フローを図3に
示している。
【0020】次に動作を図3のフローチャートを用いて
説明する。この実施例によれば、明暗検知部3により、
昼間時に盤周囲が明るいことを検知すると、第1制御部
4は入射光制御部材2bの通電をオンしてガラス窓2を
不透明に切り換える。明暗検知部3により、夜間等盤周
囲が暗いことが検知されると、第1制御部は入射光制御
部材2bの通電をオフしてガラス窓2を透明に切り換え
る。
【0021】上記により、昼間はガラス窓2が不透明と
なるので、太陽光の下でもガラス窓2から入射した光に
よる盤内温度の上昇を自動的に防止することが可能とな
る。夜間は、ガラス窓2からの入射光の心配がないの
で、自動的に入射光制御部材2bの通電をオフしてガラ
ス窓2を透明にし、内部の視認性を向上させることが可
能となる。従って夜間はタッチセンサ5に触れることな
く内部をチェックできる。また、昼間に内部の視認を行
う場合は、タッチセンサ5に手を触れると第2制御部6
により、入射光制御部材2bの通電がオフされてガラス
窓2が不透明から透明に切り換わるのでワンタッチ操作
で内部の視認を行うことが可能となる。また、タッチセ
ンサ5は透明,不透明とすべきガラス窓に付いているの
で、操作性が良好となる。
【0022】実施例2.実施例1では、収納盤のガラス
窓2の透明・不透明の切り換えを明暗検知部3で検知し
た周囲の明るさに応じて行っていたが、これに限られる
ことはなく図4に示すように、明暗検知部3と第1制御
部4に代えて、ガラス窓2の透明・不透明を切り換える
マニアルスイッチ7と、このマニアルスイッチ7のON
・OFFでガラス窓の透明・不透明を切り換える制御部
8を設けてもよい。この実施例1によれば、点検時な
ど、常時ガラス窓2を透明にしておきたい時や、ガラス
窓2から内部を視認する必要がなく、常時ガラス窓を不
透明にしておきたい時など、常時ガラス窓を透明又は不
透明にしておきたい場合は、マニアルスイッチ7と制御
部8による切り換えの方が便利である。
【0023】実施例3.また、ガラス窓2からの視認時
にタッチセンサ5を用いてガラスに触れる事でガラス窓
を変化させたが、これに限られることはなく、図5に示
すようにタッチセンサ5に代えて、スイッチ9とスイッ
チ9のON・OFFでガラス窓の透明・不透明を切り換
える制御部10を設けてもよい。この実施例2によれ
ば、ガラス窓2の透明・不透明の切り換え操作をタッチ
センサ5に代えてスイッチ9で行うことで、ガラス面へ
の手の汚れの付着による視認性の悪化を防ぐことが可能
である。
【0024】実施例4.また、実施例3にて示したスイ
ッチ9に代えて、図6に示すように近接スイッチ11を
設ければ、手をふれなくても盤の前面に近づけば、ガラ
ス窓2を透明に切り換えることができる。この実施例に
よればガラス窓2の透明・不透明の切り換え操作を、タ
ッチセンサ5やスイッチ7に代えて、近接スイッチ11
を設け、人が近づくことで行う。窓ガラス2を不透明か
ら透明に切り換える際に、どこにも手を触れる必要がな
いため、手の汚れを気にすることもなく、また両手がふ
さがっていても窓ガラス2の切り換えができるため便利
である。
【0025】実施例5.なお、本発明は収納盤に測定器
具類を設置することに限定されず、日光をきらう植物,
菌類を収納盤中で育生する場合も、あるいは機密データ
を表示するボードをその内部に設置する場合も本発明を
適用できる。
【0026】実施例6.また、タッチセンサは窓ガラス
表面でなく、その近傍の本体1の表面上に設けてもよ
い。
【0027】
【発明の効果】この第1の発明における収納盤は、ガラ
ス窓が通電により不透明となり遮光機能を持つことによ
り、日光の入射による盤内部の温度上昇を防ぐことがで
き、また開閉が必要なカーテンを設ける必要がなくな
る。
【0028】また、第2の発明では、収納盤の周囲が明
るくなると明暗検知部により窓ガラスが自動的に不透明
となるので、夜間等に自動的に内部をチェックできる。
【0029】また第3の発明では、タッチセンサに触れ
ると窓ガラスが不透明となるので、簡単な操作で内部を
のぞくことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例1を示す正面,側面,平面
図である。
【図2】 この発明の実施例1の詳細を示す図である。
【図3】 この発明の実施例1の動作を示す制御フロー
図である。
【図4】 この発明の実施例2を示す正面,側面,平面
図である。
【図5】 この発明の実施例3を示す正面,側面,平面
図である。
【図6】 この発明の実施例4を示す正面,側面,平面
図である。
【図7】 従来の屋外盤を示す正面,側面,平面図であ
る。
【符号の説明】
1 本体、2 ガラス窓、3 明暗検知部、4 第1制
御部、5 タッチセンサ、6 第2制御部、2b 入射
光制御部材。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外来光の入射を不要とし、必要時にガラ
    ス窓を介して内部をのぞくことを要する収納盤におい
    て、上記ガラス窓に、通電することで透明度が変化する
    入射光制御部材を用いたことを特徴とする収納盤。
  2. 【請求項2】 上記ガラス窓の入射光制御部材への通電
    を、収納盤周囲の明暗に応じて入・切する明暗検知部で
    行うようにしたことを特徴とする請求項1に記載の収納
    盤。
  3. 【請求項3】 ガラス窓の入射光制御部材への通電を、
    触れる事により一時的に切るタッチセンサで制御するよ
    うにしたことを特徴とする請求項1に記載の収納盤。
JP7127666A 1995-05-26 1995-05-26 収納盤 Pending JPH08322113A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7127666A JPH08322113A (ja) 1995-05-26 1995-05-26 収納盤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7127666A JPH08322113A (ja) 1995-05-26 1995-05-26 収納盤

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08322113A true JPH08322113A (ja) 1996-12-03

Family

ID=14965725

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7127666A Pending JPH08322113A (ja) 1995-05-26 1995-05-26 収納盤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08322113A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103142075A (zh) * 2013-03-18 2013-06-12 山东建筑大学 一种珍贵档案保护与展示装置
CN105811266A (zh) * 2016-05-18 2016-07-27 国网山东省电力公司青岛供电公司 一种配电网测控终端箱
US9950658B2 (en) 2013-11-21 2018-04-24 Ford Global Technologies, Llc Privacy window system
JP2018153054A (ja) * 2017-03-15 2018-09-27 株式会社東芝 監視盤

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103142075A (zh) * 2013-03-18 2013-06-12 山东建筑大学 一种珍贵档案保护与展示装置
CN103142075B (zh) * 2013-03-18 2016-01-06 山东建筑大学 一种珍贵档案保护与展示装置
US9950658B2 (en) 2013-11-21 2018-04-24 Ford Global Technologies, Llc Privacy window system
CN105811266A (zh) * 2016-05-18 2016-07-27 国网山东省电力公司青岛供电公司 一种配电网测控终端箱
JP2018153054A (ja) * 2017-03-15 2018-09-27 株式会社東芝 監視盤

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5027111A (en) Liquid-crystal display unit for electronic directory
US20020175901A1 (en) High transparency integrated enclosure touch screen assembly for a portable hand held device
US20170059875A1 (en) Display apparatus and home appliances having the same
EP3617386A1 (en) Interactive projection washing machine and control method
US4988140A (en) Visor with an electrically controlled vanity mirror cover
JPH04232524A (ja) Lcdタッチ・スクリーン
KR20060135610A (ko) 광 가이드를 사용한 터치 스크린
CN106773209B (zh) 触控荧幕结构
US20240061466A1 (en) Electronic Devices With Two-Stage Displays
CN101281445A (zh) 显示装置
JPH08322113A (ja) 収納盤
JPH07318807A (ja) 自動顕微鏡
CN206686222U (zh) 传感器组件以及移动终端
CN110441968B (zh) 一种液晶显示面板和显示装置
KR101282224B1 (ko) 터치용 액정표시장치의 감도 향상 시스템 및 감도 향상방법
CN207754920U (zh) 一种基于oled技术的节能透明展示柜
JPH1116079A (ja) 機器監視用指示計器
JP2010046259A (ja) 展示ケース
CN206341251U (zh) 一种传感器组件、盖板组件以及终端
CN205193740U (zh) 带有光感应背光灯的键盘
KR20180071510A (ko) 디스플레이 기능이 구비된 창호
CN206174753U (zh) 一种多控智能窗系统
KR20190096845A (ko) 비대면 실외 인식 수단을 가지는 건축물용 도어
CN208777881U (zh) 一种具有识别功能的窗体
US3992081A (en) Liquid crystal display device with enhanged contrast