JPH11277700A - 白色ポリエステルフィルム - Google Patents
白色ポリエステルフィルムInfo
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- JPH11277700A JPH11277700A JP8406098A JP8406098A JPH11277700A JP H11277700 A JPH11277700 A JP H11277700A JP 8406098 A JP8406098 A JP 8406098A JP 8406098 A JP8406098 A JP 8406098A JP H11277700 A JPH11277700 A JP H11277700A
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Abstract
れる白色ポリエステルフィルムを提供すること。 【解決手段】ポリエステル層からなり、主に白色無機微
粒子とその周囲に形成されたボイドとを有してなる複合
フィルムであって、その表層部が内層部に対してボイド
形成率が低いことを特徴とする白色ポリエステルフィル
ムである。
Description
フィルムに関するものである。
ともなる積層構成を有し、白色度、表面光沢等に優れた
白色ポリエステルフィルムに関する。
チタン、硫酸バリュウム等の白色無機微粒子を含有せし
めた白色ポリエステルフィルムは、従来より種々のもの
が提案されており、磁気記録カードや印画紙、受容紙な
ど各種の用途に広く使用されている。また、このような
白色ポリエステルフィルムは、白色無機微粒子の周囲や
近傍に微細なボイドが形成されており、該ボイドによる
光の散乱効果によって、白色度や隠蔽性がより良くなる
ことや、フィルム自体の低比重化が図れることも知られ
ている。
白色ポリエステルフィルムにおいては、特性面から内部
にボイドを存在させることが有効であることから、白色
無機微粒子の含有量を増し、ボイドの形成率を上げてい
くと、表層部において平滑性や緻密性が悪化し、耐スク
ラッチ性が低下しやすい。さらには、ボイド自体が大き
くなりすぎ、光の散乱効果の減退に伴い、白色度や隠蔽
性等も低下しやすい等の問題があった。
高度の光散乱性を保持し、しかも優れた白色度、表面光
沢等を有する白色ポリエステルフィルムを提供すること
を目的とする。
明の白色ポリエステルフィルムは、ポリエステル層から
なり、主に白色無機微粒子とその周囲に形成されたボイ
ドとを有してなる複合フィルムであって、その表層部が
内層部に対してボイド形成率が低いことを特徴とする白
色ポリエステルフィルムである。
説明をする。
層部と内層部から少なくともなり、主に白色無機微粒子
とその周囲に形成されたボイドとを有してなる複合フィ
ルムであって、表層部のボイド形成率が内層部に対して
小さいことを特徴とするものである。
ドとは、白色無機微粒子の添加あるいはその添加物の延
伸配向等によって形成せしめられている無数の微細な気
泡のことをいう。このような微細な気泡がフィルム内部
に散在することによって、光の散乱効果が増し、白色度
や隠蔽性がより良くなるものである。
ールとジカルボン酸とから縮重合によって得られるポリ
マーであり、ジカルボン酸としては、テレフタル酸、イ
ソフタル酸、フタル酸、ナフタレンジカルボン酸、アジ
ピン酸、セバシン酸等で代表されるものであり、またジ
オールとは、エチレングリコール、トリメチレングリコ
ール、テトラメチレングリコール、シクロヘキサンジメ
タノール等で代表されものである。具体的には、例え
ば、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン−p−
オキシベンゾエート、ポリ−1,4−シクロヘキシレン
ジメチレンテレフタレート、ポリエチレン−2,6−ナ
フタレンジカルボキシレート等を使用することができ
る。本発明の場合、特にポリエチレンテレフタレート、
ポリエチレンナフタレートが好ましい。
ポリエステルであっても、コポリエステルであってもよ
く、共重合成分としては、例えば、ジエチレングリコー
ル、ネオペンチルグリコール、ポリアルキレングリコー
ル等のジオール成分、アジピン酸、セバシン酸、フタル
酸、イソフタル酸、2,6−ナフタレンジカルボン酸、
5−ナトリウムスルホイソフタル酸等のジカルボン酸成
分を用いることができる。 また、このポリエステルの
中には、必要に応じて、本発明の効果が損なわれない範
囲で適宜な添加剤、例えば耐熱安定剤、耐酸化安定剤、
耐侯安定剤、紫外線吸収剤、染料、分散剤、カップリン
グ剤等を配合してもよい。
は、ポリエチレンテレフタレートが好ましい。ポリエチ
レンテレフタレートフィルムは、耐水性、耐久性、耐薬
品性等に優れているからである。
を設けるのであるが、この場合、各層は同一のポリエス
テル組成物であっても、異なったポリエステル組成物で
あってもよい。特に、各層が異なった組成物、例えば内
層部がホモポリエステルで表層部がコポリエステルから
なる場合、易接着性等の特性が得られるのでより好まし
い。また、内層部がポリエチレンテレフタレートであっ
て、表層部がポリエチレンナフタレートの場合、耐候
性、剛性などの向上効果が得られるので好ましい。
としては、例えば炭酸亜鉛、炭酸カルシウム、炭酸マグ
ネシウム、酸化チタン、酸化マグネシウム、酸化亜鉛、
シリカ、タルク、カオリン、フッ化リチウム、フッ化カ
ルシウム、硫酸バリュウム、硫化亜鉛、アルミナ、リン
酸カルシウム、マイカ等がある。これらの中から選ばれ
た少なくとも1種以上が用いられればよいが、本発明に
おいては、特に白色度やその反射率、ボイド形成性の点
から炭酸カルシウム、酸化チタン、硫酸バリュウム等の
無機粒子を使用することがより好ましい。
孔質等の形態であってもよく、さらにはボイドの形成を
より促進せしめるための表面処理や、樹脂に対する分散
性を良くするための表面処理が施されたものを用いても
よい。
〜5μmが好ましく、0.1〜3μmの範囲にあるもの
がより好ましい。平均粒子径が上述の範囲外では均一分
散化が難しくなったり、フィルム表面の平滑性が悪化す
る場合があるので好ましくない。
定されないが、5〜35重量%が好ましく、10〜25
重量%の範囲にあるものがより好ましい。添加量が上記
範囲未満では、ボイドの形成率が低く、フィルムの白色
度や隠蔽性等の特性を向上させることが難しい場合があ
り、用途によっては好ましくない。逆に、上述した範囲
を超える場合には、延伸時にフィルム破れや、後加工の
際に粉発生等の不都合を生じる場合があり、好ましくな
い。
などが、表層部と内層部で同じものが用いられてもよ
く、あるいは、互いに異なるものが用いられていてもよ
い。本発明では、各層に添加される上述の白色無機微粒
子以外にもポリエステルの重縮合反応系で触媒残渣とリ
ン化合物との反応により析出した微粒子を併用すること
もできる。そのような析出微粒子としては、例えばカル
シウム、リチウム及びリン化合物からなるもの、または
カルシウム、マグネシウム及びリン化合物からなるもの
等を用いることができる。これらの粒子のポリエステル
中での含有量は、ポリエステル100重量部に対して
0.05〜1重量部であることが好ましい。
表層部と内層部の両層において、ボイドが形成されてい
ることが必要であり、しかも、表層部が内層部に対して
ボイド形成率が低いことが耐スクラッチ性や光の散乱
性、平滑性等から必要である。内層部におけるボイド形
成率は、特に限定されるものではないが、3〜35%が
好ましく、より好ましくは5〜20%の範囲である。ボ
イド形成率が上述した範囲未満では、光の散乱効果が発
現せず、白色度や隠蔽性等の特性を向上させることが難
しい場合があり、また、上述範囲を越えるとフィルムの
強度が低下し、延伸時に破れを生じやすくなる場合があ
り、好ましくない。
あってもよいが、異なっていてもよい。異なっている場
合、例えば、内層部が表層部より大きいときにはクッシ
ョン性が増して好ましいものとなり、表層部においては
より微細であるほど光の散乱性や劈開防止性の点で良好
であり望ましいものとなる。
層内に形成されたボイドによってクッション性や柔軟性
が得られるときに、用途面から特に好ましい場合があ
る。
リンター用などの受容紙として用いられる場合には、感
熱記録ヘッドタッチ性が良く、鮮明に画像を転写させる
ことができるので、望ましい特性である。もちろん、手
に触れたときの感触も重要な要素である。
に白色無機微粒子とその周囲に形成されたボイドとを有
してなる」とは、ポリエステル及び白色無機微粒子、ボ
イドとが、該層中50重量%以上、好ましくは60重量
%以上、より好ましくは70重量%以上であるものを指
し、また、適宜にこれら以外の他の物質が添加されてい
てもよい。
ィルムに、より鮮明な白色性や青味を呈した高級なイメ
ージの色目を与えるために、表層部及び/または内層部
に蛍光増白剤を含有せしめることが望ましい。
中や人工光中の紫外線を吸収し、これを紫〜青色の可視
光線に変え輻射する機能を保持し、その蛍光作用により
高分子物質の明度を低下させることなく白度を助長させ
る化合物である。蛍光増白剤としては、商品名“ユビテ
ック”(チバガイギー社)、“OB−1”(イーストマ
ン社)、“TBO”(住友精化(株))、“ケイコー
ル”(日本曹達(株))、“カヤライト”(日本化薬
(株))、“リューコプア”EGM(クライアントジャ
パン(株))等を用いることができる。蛍光増白剤は、
特に限定されるものではなく、単独、場合によっては2
種以上の併用であってもよい。本発明では、特に耐熱性
に優れ、前述ポリエステルとの相溶性がよく均一分散で
きるとともに、着色が少なく、樹脂に悪影響を及ぼさな
いものの選択が望ましい。
0.005〜1重量%が好ましく、0.05〜0.5重
量%の範囲にあるものがより好ましい。含有量が上記範
囲より低いと充分な増白効果が得にくく、上記範囲を越
えるものは均一分散性や白色度が低下しやすい。
ムの厚みは、特に限定されないが、通常10〜500μ
m、好ましくは20〜300μm程度の範囲にあるもの
が基材フィルムとしての実用面での取扱性に優れるので
好ましい。また、積層する表層部の厚みは、1〜50μ
mが好ましく、5〜30μmの範囲にあるものが光の散
乱性や白色度、隠蔽性の点からより好ましい。
の光学濃度は、0.5以上、2以下であることが好まし
い。さらに好ましくは、0.8以上、1.5以下であ
る。光学濃度が0.6未満であると、フィルムの隠蔽性
が小さいため裏側が透けて見え、一般に好ましくない。
また、光学濃度が2を越えるためには、多量の粒子を含
ませる必要があり、そのためフィルムの強度が弱くなる
場合があり好ましくない。
において、白色度は70%以上、120%以下が好まし
い。さらに好ましくは80%以上、110%以下であ
る。白色度が70%未満では、白さが不足し、110%
を越える白色度を出す場合には粒子の多量添加やボイド
を多量に形成させる必要があり、表面の平滑性が損なわ
れたり、フィルム強度の低下が起こる場合がある。
ルフィルムは、白色度は、概して90%以上、さらには
95%以上と、くすみ感のない、非常に美しい白さを示
すものである。
は、色差計によって求めた色調b値が2〜−5、好まし
くは0〜−3の範囲にあるのがより白さが鮮明となるの
で好ましい。色調b値が上記範囲外の場合には見かけの
白さが不足し、受像基材としたとき色調の鮮明性が低下
しやすい。
は、表面の光沢度が40%以上、好ましくは50%以上
である。光沢度が40%以下では、受像基材としたとき
高精細な画像の形成が難しいものとなる。
れ単独で用いられてもよいが、所望に応じて適宜に紙な
どと貼り合わされて用いられてもよい。
の製造方法について、いくつかの例を説明するが、本発
明は、かかる例のみに限定されるものではない。
複合製膜装置において、ポリエステルのチップと、白色
無機微粒子のマスターチップとを混合し十分に真空乾燥
した後に、270〜300℃に加熱された主押出機
(A)に供給する。
たポリエステルのチップ及び白色無機微粒子のマスター
チップの混合物を副押出機(B)に供給し、Tダイ3層
口金内で押出機(B)のポリマーが押出機(A)のポリ
マーの両表層にくる様に積層してシート状に成形する。
このとき、表層部の白色無機微粒子は内層部より低含有
量及び/または小粒径とすることが望ましい。
60℃に冷却されたドラム上で静電気で密着冷却固化
し、未延伸の複合フィルムを作製する。該未延伸複合フ
ィルムを80〜120℃に加熱したロール群に導き、長
手方向に2〜5倍延伸し、20〜30℃のロール群で冷
却する。
をクリップで把持しながらテンターに導き、90〜14
0℃に加熱した雰囲気中で長手方向に垂直な方向に横延
伸をする。
伸するが、その面積倍率(縦延伸倍率×横延伸倍率)は
6〜20倍であることが好ましい。面積倍率が6倍未満
であると得られるフィルムの白さが不十分となり、逆に
20倍を越えると延伸時に破れを生じやすくなる傾向が
ある。
性、寸法安定性を付与するために、テンター内で150
〜230℃の熱固定を行い、均一に徐冷後、室温まで冷
やして巻き取り、本発明のフィルムを得ることができ
る。
次の評価方法、評価基準による。
定装置((株)堀場製作所製CAPA4500)を用い
て測定し、体積平均径を算出し平均粒子径とした。
6Bを用いて測定し、得られたb値で判定する。
V−2600用いて波長450nm及び550nmにお
ける反射率をそれぞれB%、G%としたとき、白色度
(%)=4B−3Gで表わす。
7)を用いて測定した。
製)を用い、変光角60゜、入光角60゜での値を求め
た。
子顕微鏡で1000〜5000倍に拡大した写真を撮
り、各層のフィルムの断面写真(Sdm)を求める。ま
た、各層において、その写真のフィルム断面内の全ての
空隙部分をイメージアナライザーにかけ、空隙に相当す
る面積を合計(Svm)とした。これより、空隙断面積
分率(Vvm)を求め、ボイド形成率とした。
いても空隙断面積分率(Vvt)を求め、ボイド形成率
とした。
試料のボイド形成率とする。
のをフープ走行試験機を用いてステンレス製ガイドピン
(表面粗度:Raで40nm)上を、走行速度50m/
分、巻き付け角90゜、出側張力50g、走行回数15
往復で走行させる。走行後、ガイドピン表面に付着した
付着粉を目視で観察し、次の基準で判定を行った。
耐スクラッチ性良好とした。
するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
子として平均粒子径1.2μmの硫酸バリュウムを20
重量%添加した原料を混合し180℃で3時間真空乾燥
した後に、押出機Aに供給し、常法により285℃で溶
融してTダイ3層口金の中央層に導入した。
プに、白色無機微粒子として平均粒子径0.6μmの硫
酸バリュウムを10重量%及び蛍光増白剤“OB−1”
(イーストマン社製)を0.05重量%添加した原料を
180℃で3時間真空乾燥した後に、押出機Bに供給
し、常法により285℃で溶融してTダイ3層口金内で
両表層に積層して、該溶融体シートを表面温度25℃に
保たれた冷却ドラム上に静電荷法で密着冷却固化させ
た。続いて、該未延伸フィルムを常法に従い長手方向に
は98℃に加熱されたロール群を用いて3.3倍延伸
し、25℃のロール群で冷却した。さらに該延伸フィル
ムをテンターに導き125℃に加熱された雰囲気中で長
手に垂直な方向に3.6倍延伸した。その後テンター内
で220℃の熱固定を行い均一に徐冷後に巻き取り、構
成として表層部が8μmずつ、内層部が34μmの厚さ
50μmの白色ポリエステルフィルムを得た。
ムの特性は、表1の通りであり、白色度、光沢度、耐ス
クラッチ性に優れたものであった。
として、平均粒子径0.6μmの硫酸バリュウムを20
重量%添加したものを用いた他は、実施例1と同一手法
でフィルムを得た。白色ポリエステルフィルムの特性
は、表1に示した如く、各特性に優れたものであった。
として、平均粒子径1.2μmの炭酸カルシウム16重
量%添加、実施例1の押出機Bに供給する原料として、
平均粒子径0.5μmの炭酸カルシウムを8重量%添加
したものを用いた他は、実施例1と同一手法でフィルム
を得た。白色ポリエステルフィルムの特性は、表1に示
した如く、各特性に優れたものであった。
として、平均粒子径1.2μmの炭酸カルシウム15重
量%添加、実施例1の押出機Bに供給する原料として、
平均粒子径0.3μmのアナターゼ型酸化チタンを10
重量%添加したものを用いた他は、実施例1と同一手法
でフィルムを得た。白色ポリエステルフィルムの特性
は、表1に示した如く、各特性に優れたものであった。
として、実施例3の押出機Aに供給する原料と同一のも
のを用いた他は、実施例3と同一手法でフィルムを得
た。白色ポリエステルフィルムの特性は、表1に示した
如く、光沢度が低く、耐スクラッチ性に劣るものであっ
た。
として、平均粒子径0.5μmの炭酸カルシウム8重量
%添加、実施例3の押出機Bに供給する原料として、平
均粒子径1.2μmの炭酸カルシウムを16重量%添加
したものを用いた他は、実施例3と同一手法でフィルム
を得た。白色ポリエステルフィルムの特性を表1に示し
た。該フィルムは、光沢度が低く、耐スクラッチ性に劣
るものであった。
れば、光の散乱が有効に作用して高白色のものが得ら
れ、白さを基調とする印画紙や感熱転写受容紙などに用
いられたとき、従来品とはまた違った高級なイメージを
与えることができる。
エステルフィルムは、優れた遮光性も兼備しているので
透過光が少なくきれいな白色性を発現させることがで
き、画像形成において、上記特性と併せて特に鮮明な画
像を提供できるものである。
記のような優れた特性を有するので、カード、シール、
宅配便伝票、ビデオプリンター用受像紙、バーコードプ
リンター用受像紙、インクジェット用受像紙、ポスタ
ー、地図、無塵紙、表示板、印画紙、複写紙などの幅広
い用途に好適に使用できるが、特に表面に印字または印
刷されるための基材、特にカラー印刷基材に最適に用い
られる。
Claims (7)
- 【請求項1】ポリエステル層からなり、主に白色無機微
粒子とその周囲に形成されたボイドとを有してなる複合
フィルムであって、その表層部が内層部に対してボイド
形成率が低いことを特徴とする白色ポリエステルフィル
ム。 - 【請求項2】表層部の積層厚みが1〜50μmの範囲に
あることを特徴とする請求項1に記載の白色ポリエステ
ルフィルム。 - 【請求項3】内層部のボイド形成率が3〜35%の範囲
にあり、表層部が、その80%以下のボイド形成率であ
ることを特徴とする請求項1または2記載の白色ポリエ
ステルフィルム。 - 【請求項4】表層部および/または内層部が、蛍光増白
剤を含有してなることを特徴とする請求項1〜3のいず
れかに記載の白色ポリエステルフィルム。 - 【請求項5】光学濃度が0.5以上で2以下、白色度が
70%以上で120%以下であることを特徴とする請求
項1〜4のいずれかに記載の白色ポリエステルフィル
ム。 - 【請求項6】色差計によって求めた色調b値が2〜−5
の範囲にあることを特徴とする請求項1〜5のいずれか
に記載の白色ポリエステルフィルム。 - 【請求項7】光沢度が40%以上であることを特徴とす
る請求項1〜6のいずれかに記載の白色ポリエステルフ
ィルム。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP08406098A JP3921794B2 (ja) | 1998-03-30 | 1998-03-30 | 白色ポリエステルフィルム |
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Related Child Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2005315670A Division JP2006082561A (ja) | 2005-10-31 | 2005-10-31 | 白色ポリエステルフィルム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11277700A true JPH11277700A (ja) | 1999-10-12 |
JP3921794B2 JP3921794B2 (ja) | 2007-05-30 |
Family
ID=13819963
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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Country | Link |
---|---|
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002040214A (ja) * | 2000-07-25 | 2002-02-06 | Toray Ind Inc | 面光源反射板用白色フィルム |
JP2016117265A (ja) * | 2014-12-24 | 2016-06-30 | ユニチカ株式会社 | 積層体 |
-
1998
- 1998-03-30 JP JP08406098A patent/JP3921794B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2002040214A (ja) * | 2000-07-25 | 2002-02-06 | Toray Ind Inc | 面光源反射板用白色フィルム |
JP2016117265A (ja) * | 2014-12-24 | 2016-06-30 | ユニチカ株式会社 | 積層体 |
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