JPH1127765A - 車載用情報通信システム - Google Patents

車載用情報通信システム

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JPH1127765A
JPH1127765A JP9179990A JP17999097A JPH1127765A JP H1127765 A JPH1127765 A JP H1127765A JP 9179990 A JP9179990 A JP 9179990A JP 17999097 A JP17999097 A JP 17999097A JP H1127765 A JPH1127765 A JP H1127765A
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Japan
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display
execution function
menu
master device
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JP9179990A
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English (en)
Inventor
Masayuki Takada
雅行 高田
Takashi Ueno
隆司 植野
Takeshi Akatsuka
健 赤塚
Ricardo Won
リカルド ウォン
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、現在のシステム構成に最適の選択
メニューを画面に表示することができ、操作性の向上に
寄与することができる車載用情報通信システムを提供す
ることにある。 【解決手段】 スレーブ装置21では、自装置が実行可
能な機能を表す実行機能情報をマスタ装置17に転送し
ておく一方、後席用操作スイッチ13では、入力された
操作情報をマスタ装置17に転送するように構成する。
これに対してマスタ装置17では、転送された実行機能
情報に基づいて選択メニュー生成部39で実行機能を含
む選択メニューを生成して表示装置43の画面に表示す
る。次に、表示中の選択メニューに対して、後席用操作
スイッチ13から転送された操作情報に応じて実行機能
が選択された場合には、当該実行機能を有する当該スレ
ーブ装置21に応答情報を送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両に搭載され、
相互に情報の通信を行う車載用情報通信システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、車載用情報通信システムとして
は、特開平4−326898号公報記載のものが知られ
ている。この車載用情報通信システムにおいては、少な
くとも一つのマスタ装置に通信バスを介して複数のスレ
ーブ装置が接続されている。このスレーブ装置から表示
用情報をマスタ装置に送信することで、予め接続するこ
とを予定されていなかったスレーブ装置がネットワーク
の通信バスに接続された場合でも、マスタ装置側の表示
装置に当該スレーブ装置の機能を表す機能情報を表示す
ることができるという利点を有するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな車載用情報通信システムにあっては、それぞれのス
レーブ装置は、それぞれ操作者による操作に応じて動作
している。一方、マスタ装置は、動作しているスレーブ
装置を判断して、そのスレーブ装置の表示情報をマスタ
装置側の表示装置に表示するようにしていた。このた
め、操作者が操作できない場所にはスレーブ装置を設置
することができないといった問題があった。
【0004】また、マスタ装置はスレーブ装置を選択す
ることができなかった。さらに、同時に複数のスレーブ
装置を動作させることができなかった。さらにまた、表
示情報には予め定めていない操作内容を追加することが
できなかったので、操作性の向上が期待できなかった。
【0005】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
その目的としては、現在のシステム構成に最適の選択メ
ニューを画面に表示することができ、操作性の向上に寄
与することができる車載用情報通信システムを提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上記課題を解決するため、第1のグループに属するスレ
ーブ装置及び第2のグループに属するスレーブ装置と、
前記複数のスレーブ装置を制御するマスタ装置とを同一
通信バスを介して接続してなる車載用情報通信システム
であって、前記第1のグループに属するスレーブ装置
は、自装置が実行可能な機能を表す実行機能情報を前記
マスタ装置に転送する実行機能情報転送手段を有し、前
記第2のグループに属するスレーブ装置は、操作情報を
入力する操作手段と、入力された操作情報を前記マスタ
装置に転送する操作情報転送手段を有し、前記マスタ装
置は、転送された実行機能情報に基づいて該実行機能を
含む選択メニューを生成する選択メニュー生成手段と、
生成された選択メニューを画面に表示する表示手段と、
画面に表示されている選択メニューに対して、転送され
た操作情報に応じて該実行機能が選択された場合には、
当該実行機能を有する第1のグループに属する当該スレ
ーブ装置に応答情報を送信する情報転送手段とを有する
ことを要旨とする。
【0007】請求項2記載の発明は、上記課題を解決す
るため、第1のグループに属するスレーブ装置及び第2
のグループに属するスレーブ装置と、前記複数のスレー
ブ装置を制御するマスタ装置とを同一通信バスを介して
接続してなる車載用情報通信システムであって、前記第
1のグループに属するスレーブ装置は、自装置が実行可
能な機能を表す実行機能情報を前記マスタ装置に転送す
る実行機能情報転送手段を有し、前記マスタ装置は、操
作情報を入力する操作手段と、転送された実行機能情報
に基づいて該実行機能を含む選択メニューを生成する選
択メニュー生成手段と、生成された選択メニューを画面
に表示する表示手段と、画面に表示されている選択メニ
ューに対して、入力された操作情報に応じて該実行機能
が選択された場合には、当該実行機能を有する第1のグ
ループに属する当該スレーブ装置に応答情報を送信する
情報転送手段とを有することを要旨とする。
【0008】請求項3記載の発明は、上記課題を解決す
るため、前記第1のグループに属するスレーブ装置は、
複数の表示情報を記憶する表示情報記憶手段と、前記マ
スタ装置から応答情報を受信した場合には、該表示情報
記憶手段に記憶されている複数の表示情報から一つの表
示情報を選択し、前記マスタ装置に送信する送信手段と
を有することを要旨とする。
【0009】請求項4記載の発明は、上記課題を解決す
るため、前記第1のグループに属するスレーブ装置の実
行機能情報転送手段は、前記通信バスに新たに加入した
場合、又は、所定時間の経過毎に、前記実行機能情報を
前記マスタ装置に転送することを要旨とする。
【0010】請求項5記載の発明は、上記課題を解決す
るため、前記マスタ装置は、操作情報に基づいて表示内
容を更新する表示制御手段と、前記画面に表示されてい
る選択メニューのうち一番最後に選択された第1のグル
ープに属する当該スレーブ装置の実行機機情報を保持す
る選択装置情報保持手段とを有し、当該スレーブ装置か
ら順次に転送される情報を継続して表示処理することを
要旨とする。
【0011】請求項6記載の発明は、上記課題を解決す
るため、前記マスタ装置の表示制御手段は、一番最後に
選択メニューで選択された機器情報と、選択メニューを
生成するための実行機能情報を送信した第1のグループ
に属する当該スレーブ装置の機器情報とが異なる場合に
は、この選択メニュー情報を表示しないように制御する
ことを要旨とする。
【0012】請求項7記載の発明は、上記課題を解決す
るため、前記マスタ装置の表示制御手段は、表示情報の
表示種類が割り込みメニューの場合には、当該割り込み
メニューを優先して表示することを要旨とする。
【0013】請求項8記載の発明は、上記課題を解決す
るため、前記マスタ装置は、車両からの車両情報に基づ
いて走行状態を判断する車両情報判断手段と、前記操作
情報から当該操作情報の入力位置を判断する入力位置判
断手段とを有し、前記表示制御手段は、車両が走行状態
にある場合に、該入力位置に応じて前記操作情報の有効
又は無効を判断することを要旨とする。
【0014】
【発明の効果】請求項1記載の本発明によれば、第1の
グループに属するスレーブ装置では、自装置が実行可能
な機能を表す実行機能情報をマスタ装置に転送しておく
一方、第2のグループに属するスレーブ装置では、入力
された操作情報をマスタ装置に転送するように構成す
る。これに対してマスタ装置では、転送された実行機能
情報に基づいて該実行機能を含む選択メニューを生成
し、生成された選択メニューを画面に表示する。次に、
画面に表示されている選択メニューに対して、転送され
た操作情報に応じて実行機能が選択された場合には、当
該実行機能を有する第1のグループに属する当該スレー
ブ装置に応答情報を送信する。この結果、通信バスに接
続されているスレーブ装置の実行機能に対応する選択メ
ニューのみを生成するので、現在のシステム構成に最適
の選択メニューを画面に表示することができる。また、
表示された選択メニューのみを選択できるので、操作性
の向上に寄与することができる。
【0015】また、請求項2記載の本発明によれば、第
1のグループに属するスレーブ装置では、自装置が実行
可能な機能を表す実行機能情報を前記マスタ装置に転送
するように構成する。これに対してマスタ装置は、転送
された実行機能情報に基づいてこの実行機能を含む選択
メニューを生成して、生成された選択メニューを画面に
表示する。次に、画面に表示されている選択メニューに
対して、入力された操作情報に応じて実行機能が選択さ
れた場合には、当該実行機能を有する第1のグループに
属するスレーブ装置に応答情報を送信することで、通信
バスに接続されているスレーブ装置の実行機能に対応す
る選択メニューのみを生成するので、現在のシステム構
成に最適の選択メニューを画面に表示することができ
る。また、表示された選択メニューのみを選択できるの
で、操作性の向上に寄与することができる。
【0016】また、請求項3記載の本発明によれば、第
1のグループに属するスレーブ装置では、複数の表示情
報を記憶しておき、マスタ装置から応答情報を受信した
場合には、この記憶されている複数の表示情報から一つ
の表示情報を選択し、マスタ装置に送信することで、ス
レーブ装置に対応する固有の表示情報をマスタ装置に予
め記憶しておく必要がなく、マスタ装置の記憶容量を削
減することができる。
【0017】また、請求項4記載の本発明によれば、通
信バスに新たに加入した場合、又は、所定時間の経過毎
に、実行機能情報をマスタ装置に転送することで、現在
のシステム構成に最適の選択メニューを画面に表示する
ことができる。また、表示された選択メニューのみを選
択できるので、操作性の向上に寄与することができる。
【0018】また、請求項5記載の本発明によれば、マ
スタ装置では、操作情報に基づいて表示内容を更新し、
画面に表示されている選択メニューのうち一番最後に選
択された第1のグループに属する当該スレーブ装置の実
行機機情報を保持するので、当該スレーブ装置から順次
に転送される情報を継続して表示処理することができ
る。
【0019】また、請求項6記載の本発明によれば、マ
スタ装置では、一番最後に選択メニューで選択された機
器情報と、選択メニューを生成するための実行機能情報
を送信した第1のグループに属する当該スレーブ装置の
機器情報とが異なる場合には、この選択メニュー情報を
表示しないように制御することで、一番最後に選択メニ
ューで選択された機器情報に対応する当該スレーブ装置
から順次に転送される情報を継続して表示処理すること
ができる。
【0020】また、請求項7記載の本発明によれば、マ
スタ装置では、表示情報の表示種類が割り込みメニュー
の場合には、当該割り込みメニューを優先して表示する
ことで、緊急性のある割り込みメニューを表示すること
ができる。
【0021】また、請求項8記載の本発明によれば、マ
スタ装置では、車両が走行状態にある場合に、入力位置
に応じて操作情報の有効又は無効を判断することで、例
えば、走行中には運転席からの操作を無効にして、運転
者が運転中でも後席からの操作を行えるようにしている
ので、操作性の向上に寄与することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。 (第1の実施の形態)図1は、本発明の第1の実施の形
態に係る車載用情報通信システム1の全体構成を示す図
である。ナビゲーション装置3は、自車両の位置を計測
する車両位置計測装置を内蔵し、通信バス15あるいは
別の映像信号線を経由して、後述するマスタ装置17に
自車両の現在地近辺の道路地図情報を送信するものであ
る。テレビチューナ5は、通信バス15あるいは別の映
像信号線を経由して、マスタ装置17にテレビ映像情報
を送信するものである。交通情報受信機7は、FM多重
放送やビーコン局から送信される刻々と変化する交通渋
滞情報や駐車場の空き情報等を受信して、受信した情報
を通信バス15を経由してマスタ装置17に送信するも
のである。エアコン制御装置9は、車両搭乗者によって
設定された温度や風量になるようにエアコン(Air
Conditioner)を制御するものである。オー
ディオ装置11は、例えばラジオ受信機、CD(Com
pact Disk)ドライブ、カセットデッキ等のオ
ーディオ機能が一体となったモジュール構成の音響機器
である。
【0023】以上の各装置は、スレーブ装置と称され、
各スレーブ装置が有する機能に加え、マスタ装置17と
通信することによって、マスタ装置17が有する機能も
利用することができる。マスタ装置17は、モニタ機能
とスイッチ機能とを有し、車両搭乗者による操作に従っ
て各スレーブ装置に各機能を提供するものである。
【0024】後席用操作スイッチ13は、車両後席に配
置され、車両後席の搭乗者によって操作されるものであ
る。マスタ装置17、各スレーブ装置、後席用操作スイ
ッチ13は、通信バス15に接続されており、この通信
バスを介して相互に通信情報を伝送するものである。
【0025】次に、図2を用いて、車載用情報通信シス
テム1の詳細な構成について説明する。なお、図1に示
す各スレーブ装置は、図2に示すスレーブ装置21のよ
うな共通の構成要素を有するものであり、以下、共通の
構成要素については代表的なものの説明のみ行うことと
する。まず、スレーブ装置21は、情報転送制御部2
3、実行機能記憶部25、操作メニュー情報記憶部27
とから構成される。なお、スレーブ装置21は、同様の
構成からなる図外のスレーブ装置のグループに属するも
のである。
【0026】実行機能記憶部25は、当該スレーブ装置
が実行可能な機能を表す実行機能情報を予め記憶するも
のである。ここで、実行機能とは、マスタ装置で制御さ
れることによって実行させることができるスレーブ装置
21の機能である。
【0027】例えば、図1に示すナビゲーション装置3
の実行機能は、表示装置に地図情報の表示等を行う地図
機能である。また、テレビチューナ5は、テレビ局から
の放送電波を受信して、表示装置にテレビ画像を表示さ
せるテレビ機能を有する。交通情報受信機7は、交通渋
滞情報や駐車場の空き情報等の情報を受信して、受信し
た情報を表示装置に表示させる交通情報機能を有する。
エアコン制御装置9は、搭乗者によって設定された室温
や風量になるようにエアコンを制御するエアコン制御機
能を有する。オーディオ装置11は、ラジオ局からの放
送電波を受信して音声信号に変換させるラジオ機能と、
CDに記録された信号を音声信号に変換させるCD機能
と、カセットテープに記録された信号を音声信号に変換
させるテープ機能とを有する。
【0028】次に、操作メニュー情報記憶部27は、ス
レーブ装置21で行うことができる操作種類のメニュー
を表す操作メニュー情報が階層的に記憶されている。例
えば、例えば、図1に示すナビゲーション装置3の操作
メニュー情報記憶部27に記憶されている操作種類は、
第1階層には、現在地、表示切替、地図設定、地点記憶
が記憶されており、第2階層には、第1階層で選択され
た操作種類に対応した操作メニュー情報が記憶されてい
る。
【0029】情報転送制御部23は、実行機能記憶部2
5に記憶されているスレーブ装置21の実行機能情報、
および操作メニュー情報記憶部27に記憶されている操
作メニュー情報をマスタ装置17の情報転送制御部31
に送信するものである。実行機能情報および操作メニュ
ー情報の送信は、スレーブ装置21、またはマスタ装置
17に電源が投入された時、あるいは一定時間毎に行わ
れる。図2に示すマスタ装置17は、情報転送制御部3
1、実行機能情報記憶部33、操作機能情報記憶部3
5、表示情報記憶部37、選択メニュー生成部39、表
示制御部41、表示装置43、前席用操作スイッチ51
とから構成される。
【0030】情報転送制御部31は、マスタ装置17内
の各記憶部との間で行われる情報の転送、およびマスタ
装置17とスレーブ装置21との間で行われる情報の転
送を制御するものである。また、実行機能情報記憶部3
3は、スレーブ装置21から送信された実行機能情報を
送信元のスレーブ装置21の機器情報とともに記憶する
ものである。操作機能情報記憶部35は、操作情報送信
部57から送信された搭乗者によってなされた操作に対
応した操作情報を記憶するものである。表示情報記憶部
37は、表示装置43に表示する操作メニュー情報を記
憶するものである。選択メニュー生成部39は、実行機
能情報記憶部33に記憶された実行機能情報から実行機
能選択メニューを生成するものである。この実行機能選
択メニューを表示装置43に表示させることにより、搭
乗者が所望の実行機能を選択することができる。表示制
御部41は、操作情報送信部57から送信された操作情
報に応じて、表示処理や更新処理、表示に対する応答処
理を行うものである。表示装置43は、車両の前席近辺
に設けられており、表示情報記憶部37に記憶された情
報の表示を行うものである。
【0031】前席用操作スイッチ51は、操作機能記憶
部53、操作部55および操作情報送信部57とを有す
る。操作機能記憶部53は、前席用操作スイッチ51の
操作機能情報を予め記憶するものである。前席用操作ス
イッチ51の操作機能は、前席用スイッチ機能である。
操作部55は、表示装置43の近辺に設けられたジョイ
スティックスイッチやメニューボタン等のスイッチであ
り、車両前席の搭乗者によって操作されるものである。
操作情報送信部57は、操作部55によってなされた操
作に応じた操作情報を情報転送制御部31に送信するも
のである。
【0032】後席用操作スイッチ13は、情報転送制御
部63と、操作機能記憶部65と、操作部67と、操作
情報送信部69とから構成される。なお、後席用操作ス
イッチ13は、同様の構成からなる各席用操作スイッチ
を表すスレーブ装置のグループに属するものである。情
報転送制御部63は、スレーブ装置21とマスタ装置1
7との間で行われる情報の転送を制御するものである。
操作機能記憶部65は、操作機能情報を予め記憶するも
のである。後席用操作スイッチ13の操作機能は、後席
用スイッチ機能である。操作部67は、車両後席の近辺
に設けられており、車両後席の搭乗者によって操作され
るものである。操作情報送信部69は、操作部67から
の操作に応じた操作情報を情報転送制御部63に送信す
るものである。
【0033】なお、ここでは、操作部51を表示装置4
3の近辺に設けたが、他のスレーブ装置21に付随して
構成してもよいし、また、スレーブ装置21とは別に独
立して構成してもよい。次に、図3を用いて、通信バス
15を介してスレーブ装置とマスタ装置との間で転送さ
れる情報のフォーマットを説明する。なお、各情報フォ
ーマットは、複数の項からなり、各項は区切り記号を用
いて分割される。最初の項には、情報の種類を示し、第
2項以降には、必要な内容が定義される。
【0034】まず、実行機能情報の情報フォーマット
は、第2項が記憶数であり、スレーブ装置21の実行機
能の数を表す。第3項以降は、実行機能の名称であり、
第2項で指定された記憶数まで並べられる。例えば、図
1に示すオーディオ装置11の実行機能の数は3であ
り、実行機能の名称はラジオ機能、CD機能、テープ機
能である。次に、操作機能情報の情報フォーマットは、
第2項が操作機能の名称である。例えば、図2に示すマ
スタ装置17の操作機能記憶部53に記憶されている操
作機能の名称は、前席用スイッチ機能である。また、後
席用操作スイッチ13の操作機能記憶部65に記憶され
ている操作機能の名称は、後席用操作スイッチ機能であ
る。
【0035】次に、機能選択情報の情報フォーマット
は、第2項が搭乗者によって選択された実行機能の名称
であり、実行機能情報の第3項以降で指定された名称が
使用される。次に、操作情報の情報フォーマットは、第
2項が操作種類であり、図2に示すマスタ装置17の操
作部51,後席用操作スイッチ13の操作部67のスイ
ッチに対応して、MENU、RETURN、ENTE
R、UP、DOWN、LEFT、RIGHTのいずれか
の操作があった場合に指定される。
【0036】次に、操作メニュー情報の情報フォーマッ
トは、第2項が表示装置43に表示される操作メニュー
の種類であり、標準メニューか割り込みメニューのいず
れかが指定される。この種類によって第3項以降のフォ
ーマットが変更される。
【0037】標準メニュー及びリストメニューの場合
は、第3項は、表示装置43に表示される操作メニュー
のタイトルであり、第4項は、表示される操作メニュー
の項目の数である。第5項は、デフォルトであり、操作
開始後にデフォルト値として選択状態で表示されるもの
の番号を、表示項目の中で最初のものを1として数値で
指定する。第6項以降は、表示される操作メニューの項
目で第4項で指定した数だけ並べられる。
【0038】テキスト及び割り込みテキストの場合は、
第3項と第4項には、標準メニューと同様に操作メニュ
ーのタイトルと項目数が指定され、第5項目以降には、
表示される操作メニューの項目が指定される。次に、表
示応答情報の情報フォーマットは、第2項が応答種類
1、または応答種類2である。応答種類1の場合は、P
USH、ENTER、UP、DOWNのいずれかの操作
があった場合に指定される。一方、応答種類2の場合
は、RETURNの操作があった場合に指定される。第
3項は、第2項が応答種類1の場合のみ付加され、操作
メニュー情報に示されるメニューのうち操作によって指
定される項目の番号が数値で指定される。
【0039】次に、図4〜図7に示すフローチャートを
用いて、マスタ装置17の各部の詳細な動作を説明す
る。まず、図4を用いて、マスタ装置17の情報転送制
御部31の動作を説明する。搭乗者が、前席用操作スイ
ッチ51、または後席用操作スイッチ13を操作して、
表示装置43に表示されている実行機能選択メニューか
ら所望の実行機能の項目を選択すると、表示制御部41
は、選択された項目の名称を表す機能選択情報を情報転
送制御部31に送信することになる。
【0040】まず、ステップS10では、情報転送制御
部31は、表示制御部41から機能選択情報を受信した
か否かを判断する。表示制御部41から機能選択情報を
受信した場合には、ステップS20に進む。一方、表示
制御部41から機能選択情報を受信していない場合に
は、ステップS30に進む。次に、ステップS20で
は、選択された実行機能の実行機能情報を有するスレー
ブ装置21に、受信した機能選択情報を応答情報として
送信する。
【0041】次に、ステップS30では、スレーブ装置
21から実行機能情報を受信したか否かを判断する。ス
レーブ装置21、またはマスタ装置17に電源が投入さ
れた時、あるいは一定時間の経過毎に、情報転送制御部
23は、実行機能記憶部25に記憶されている実行機能
情報を情報転送制御部31に送信する。スレーブ装置2
1から実行機能情報を受信した場合には、ステップS4
0に進む。一方、実行機能情報を受信していない場合に
は、ステップS50に進む。
【0042】次に、ステップS40では、受信した実行
機能情報を実行機能情報記憶部33に送信して記憶させ
る。次に、ステップS50では、前席用操作スイッチ5
1の操作機能記憶部53、または後席用操作スイッチ1
3の操作機能記憶部65から操作機能情報を受信したか
否かを判断する。前席用操作スイッチ51に電源が投入
された時、あるいは一定時間が経過すると、操作機能記
憶部53から操作情報が送信される。また、後席用操作
スイッチ13に電源が投入された時、あるいは一定時間
が経過すると、情報転送制御部63は、操作機能記憶部
65に記憶されている操作機能情報を情報転送制御部3
1に送信する。情報転送制御部31は、操作機能情報を
受信した場合には、ステップS60に進む一方、操作機
能情報を受信していない場合には、ステップS70に進
む。
【0043】次に、ステップS60では、受信した操作
機能情報を操作機能情報記憶部35に送信して記憶させ
る。次に、ステップS70では、スレーブ装置21の操
作メニュー情報記憶部27から操作メニュー情報を受信
したか否かを判断する。搭乗者によって選択された項目
の名称を表す機能選択情報が情報転送制御部23に送信
されると、情報転送制御部23は、操作メニュー情報記
憶部27に記憶されている操作メニュー情報を情報転送
制御部31に送信する。情報転送制御部31が操作メニ
ュー情報を受信した場合には、ステップS80に進む。
一方、操作メニュー情報を受信していない場合には、ス
テップS90に進む。
【0044】次に、ステップS80では、受信した操作
メニュー情報を表示情報記憶部37に送信して、表示処
理を行った後に、表示装置43に操作メニューを表示さ
せる。次に、ステップS90では、操作情報送信部5
7,69から操作情報を受信したか否かを判断する。前
席用操作スイッチ51の操作部55、または後席用操作
スイッチ13の操作部67が操作された場合には、この
操作に対応した操作情報が操作情報送信部57,69か
ら送信される。操作情報を受信した場合には、ステップ
S100に進む。一方、操作情報を受信していない場合
には、ステップS110に進む。ステップS100で
は、受信した操作情報を表示制御部43に送信して、表
示処理や更新処理、表示に対する応答処理を行わせる。
【0045】次に、ステップS110では、エラー処理
を行った後に、ステップS10に戻り、以上の処理を繰
り返す。このように、スレーブ装置21では、自装置が
実行可能な機能を表す実行機能情報を通信バス15を介
してマスタ装置17に転送しておく一方、後席用操作ス
イッチ13では、入力された操作情報を通信バス15を
介してマスタ装置17に転送するように構成する。これ
に対してマスタ装置17では、転送された実行機能情報
に基づいて選択メニュー生成部39で実行機能を含む選
択メニューを生成し、生成された選択メニューを表示装
置43の画面に表示する。次に、画面に表示されている
選択メニューに対して、後席用操作スイッチ13から転
送された操作情報に応じて実行機能が選択された場合に
は、当該実行機能を有する当該スレーブ装置21に応答
情報を送信する。この結果、通信バスに接続されている
スレーブ装置21の実行機能に対応する選択メニューの
みを生成するので、現在のシステム構成に最適の選択メ
ニューを表示装置43の画面に表示することができる。
また、表示された選択メニューのみを後席用操作スイッ
チ13から選択できるので、操作性の向上に寄与するこ
とができる。さらに、操作者が操作できない場所にスレ
ーブ装置を設置することができる。
【0046】次に、図5を用いて、マスタ装置17の表
示制御部41の動作を説明する。
【0047】ステップS210では、表示制御部41
は、操作メニュー情報を受信したか否かを判断する。操
作メニュー情報が表示情報記憶部37に記憶されると、
表示情報記憶部37は、記憶した操作メニュー情報を表
示制御部41に送信する。操作メニュー情報を受信した
場合には、ステップS220に進む。一方、操作メニュ
ー情報を受信していない場合には、ステップS230に
進む。
【0048】次に、ステップS220では、受信した操
作メニュー情報の表示処理を行った後に表示装置43に
表示する。次に、ステップS230では、表示制御部4
1は、操作情報を受信したか否かを判断する。搭乗者
が、前席用操作スイッチ51、または後席用操作スイッ
チ13を操作すると、操作情報送信部57,69から操
作に応じた操作情報が送信される。操作情報を受信した
場合には、ステップS240に進む。一方、操作情報を
受信していない場合には、ステップS210に戻る。
【0049】ステップS240では、受信した操作情報
の操作種類がMENUか否かを判断する。搭乗者が、操
作部55,67のメニューボタンを押すと、操作情報送
信部57,69から操作種類がMENUの操作情報が送
信される。操作種類がMENUの場合には、ステップS
250に進む。一方、操作種類がMENUではない場合
には、ステップS260に進む。次に、ステップS25
0では、表示情報記憶部37に記憶された実行機能選択
メニュー情報を表示制御部41に読み出して、表示処理
を行った後に、表示装置43に実行機能選択メニューを
表示する。
【0050】次に、ステップS260では、選択メニュ
ー生成部39で生成された実行機能選択メニューを表示
装置43に表示中か否かを判断する。生成された実行機
能選択メニューを表示中の場合には、ステップS270
に進む。一方、実行機能選択メニューを表示していない
場合には、ステップS330に進む。次に、ステップS
270では、受信した操作情報の操作種類がUPか否か
を判断する。操作種類がUPの場合には、ステップS2
80に進む。一方、操作種類がUPではない場合には、
ステップS290に進む。
【0051】次に、ステップS280では、表示装置4
3に表示されている実行機能選択メニューで選択してい
る項目を1つ上方の項目に移動させて、ステップS21
0に戻る。ステップS290では、受信した操作情報の
操作種類がDOWNか否かを判断する。操作種類がDO
WNの場合には、ステップS300に進む。一方、操作
種類がDOWNではない場合には、ステップS310に
進む。ステップS300では、表示装置43に表示され
ている実行機能選択メニューで選択している項目を1つ
下方の項目に移動させて、ステップS210に戻る。
【0052】ステップS310では、受信した操作情報
の操作種類がPUSHか否かを判断する。操作種類がP
USHの場合には、ステップS320に進む。一方、操
作種類がPUSHではない場合には、ステップS210
に戻る。次に、ステップS320では、現在選択してい
る項目の実行機能を有するスレーブ装置21に、選択さ
れた実行機能の名称を表す機能選択情報を送信する。
【0053】一方、ステップS330では、表示装置4
3に操作メニュー情報を表示中であるか否かを判断す
る。操作メニュー情報は、搭乗者が実行機能選択メニュ
ーで選択した項目を表す情報であり、スレーブ装置21
が機能選択情報を受信すると、情報転送制御部23は、
操作メニュー情報記憶部27に記憶されている操作メニ
ュー情報を表示情報記憶部37に送信する。そして、表
示制御部41で操作メニュー情報の表示処理を行った後
に、表示装置43に操作メニューを表示させる。操作メ
ニューを表示中である場合には、ステップS350に進
む。一方、操作メニューが表示されていない場合には、
ステップS340に進む。ステップS340では、他の
操作処理を行い、ステップS210に戻る。
【0054】次に、ステップS350では、受信した操
作情報の操作種類がUPか否かを判断する。操作種類が
UPの場合には、ステップS360に進む。一方、操作
種類がUPではない場合には、ステップS370に進
む。次に、ステップS360では、表示装置43に表示
されている操作メニューで選択している項目を1つ上方
の項目に移動させて、ステップS390に進む。
【0055】次に、ステップS370では、受信した操
作情報の操作種類がDOWNか否かを判断する。操作種
類がDOWNの場合には、ステップS380に進む。一
方、操作種類がDOWNではない場合には、ステップS
400に進む。ステップS380では、表示装置43に
表示されている操作メニューで選択している項目を1つ
下方の項目に移動させて、ステップS390に進む。
【0056】ステップS390では、情報転送制御部3
1を介して、応答種類がENTERの表示応答情報をス
レーブ装置21に送信する。次に、ステップS400で
は、受信した操作情報の操作種類がPUSHか否かを判
断する。操作種類がPUSHの場合には、ステップS4
20に進む。一方、操作種類がPUSHではない場合に
は、ステップS410に進む。ステップS410では、
応答種類がPUSHの表示応答情報をスレーブ装置21
に送信する。
【0057】次に、ステップS420では、受信した操
作情報の操作種類がRETURNか否かを判断する。操
作種類がRETURNの場合には、ステップS430に
進む。一方、操作種類がRETURNではない場合に
は、ステップS210に戻る。
【0058】次に、ステップS430では、応答種類が
RETURNの表示応答情報をスレーブ装置21に送信
する。なお、図5に示す表示制御部41のステップS2
10〜S220に代わって、図6に示す処理を施しても
よい。即ち、図6に示すように、ステップS315で
は、表示制御部41は、一番最後に実行機能選択メニュ
ーで選択されたスレーブ装置21の有する機器情報を保
存しておく。次に、ステップS215では、操作メニュ
ー情報を送信した機器情報と保存されたスレーブ装置2
1の機器情報が一致するか否かを判断する。両者が同一
の場合には、ステップS220に進む。一方、両者が異
なる場合には、ステップS230に進む。
【0059】次に、ステップS220では、受信した操
作メニュー情報の表示処理を行った後に表示装置43に
表示する。このように、一番最後に実行機能選択メニュ
ーで選択された機器情報を保存しておき、次に、操作メ
ニュー情報を送信した機器情報と、保存された機器情報
が一致するか否かを判断し、両者が異なる場合には、こ
の操作メニュー情報を表示しないように制御する。一
方、両者が同一の場合には、複数のスレーブ装置21で
搭乗者が選択した操作メニュー情報のみを表示するよう
に制御することができる。
【0060】また、図5に示す表示制御部41のステッ
プS210〜S220に代わって、図7に示す処理を施
してもよい。即ち、図7に示すように、ステップS31
5で、表示制御部41は、一番最後に実行機能選択メニ
ューで選択されたスレーブ装置21の機器情報を保存し
ておく。次に、ステップS215で、操作メニュー情報
を送信した機器情報と保存されたスレーブ装置21の機
器情報が一致するか否かを判断する。両者が同一の場合
には、ステップS220に進む。一方、両者が異なる場
合には、ステップS218に進む。ステップS218で
は、受信した操作メニュー情報の種類は、割り込みメニ
ューであるか否かを判断する。送信された操作メニュー
情報の種類が割り込みメニューであった場合には、ステ
ップS220に進み、表示装置43に表示を行なう。一
方、操作メニュー情報の種類が割り込みメニューでなか
った場合には、ステップS230に進む。次に、ステッ
プS220では、受信した操作メニュー情報の表示処理
を行った後に表示装置43に表示する。
【0061】このように、一番最後に実行機能選択メニ
ューで選択された装置の機器情報を保存しておき、次
に、操作メニュー情報を送信した機器情報と、保存され
た機器情報が一致するか否かを判断する。両者が同一の
場合には、受信した操作メニュー情報の表示処理を行っ
た後に表示装置43に表示する。一方、両者が異なる場
合に、受信した操作メニュー情報の種類が割り込みメニ
ューであったときには、割り込みメニュー情報の表示処
理を行った後にこの割り込みメニューを表示装置43に
表示するので、緊急性のある割り込みメニューを優先し
て表示することができる。
【0062】次に、図8を用いて、スレーブ装置21の
情報転送制御部23の動作を説明する。まず、ステップ
S510では、スレーブ装置21、またはマスタ装置1
7に電源が投入された時、あるいは一定時間の経過毎
に、実行機能記憶部25に実行機能情報が記憶されてい
るか否かを判断する。実行機能情報が記憶されている場
合には、ステップS520に進む。一方、実行機能情報
が記憶されていない場合には、ステップS530に進
む。
【0063】次に、ステップS520では、実行機能記
憶部25に記憶されている実行機能情報をマスタ装置1
7に送信する。ステップS530では、搭乗者によって
選択された実行機能の名称を表す機能選択情報をマスタ
装置17から受信したか否かを判断する。機能選択情報
を受信した場合には、ステップS540に進む。一方、
機能選択情報を受信していない場合には、ステップS5
60に進む。
【0064】次に、ステップS540では、送信された
機能選択情報で示される実行機能の第1階層の操作メニ
ュー情報を操作メニュー情報記憶部27からマスタ装置
17に送信する。ステップS560では、搭乗者によっ
てなされた操作を表す表示応答情報をマスタ装置17か
ら受信したか否かを判断する。表示応答情報を受信した
場合には、ステップS570に進む。一方、表示応答情
報を受信していない場合には、ステップS510に戻
り、処理を繰り返す。
【0065】次に、ステップS570では、受信した表
示応答情報に応じてスレーブ装置21の機能の制御を行
う。そして、ステップS580では、表示装置43に表
示するための操作メニュー情報の選択を行って、操作メ
ニュー情報記憶部27から操作メニュー情報をマスタ装
置17に送信する。
【0066】次に、図9,図10に示す動作シーケンス
を用いて、車載用情報通信システム1の動作を説明す
る。なお、図9は、搭乗者が、実行機能の選択でCD機
能を選択したときの車載用情報通信システム1の動作シ
ーケンスを示す図である。また、この車載用情報通信シ
ステム1は、マスタ装置17、後席用操作スイッチ1
3、スレーブ装置21としてオーディオ装置11および
ナビゲーション装置3とにより構成されているものとす
る。
【0067】まず、シーケンスT801では、マスタ装
置17は、マスタ装置17が有する操作機能情報を操作
機能情報記憶部35に記憶する。マスタ装置17は、前
席用スイッチ機能を有しており、操作機能記憶部53に
は前席用スイッチ機能を有することを表す操作機能情報
が記憶されている。マスタ装置17に電源が投入される
と、情報転送制御部31は、操作機能記憶部53に記憶
されている操作機能情報を操作機能情報記憶部35に送
信する。操作機能情報記憶部35は、操作機能情報を受
信すると、受信した操作機能情報を記憶する。
【0068】次に、シーケンスT802では、後席用操
作スイッチ13は、操作機能情報を送信して、マスタ装
置17にこの操作機能情報を記憶させる。操作機能記憶
部65には、後席用スイッチ機能を有することを表す操
作機能情報が記憶されている。後席用操作スイッチ13
に電源が投入されると、情報転送制御部63は、操作機
能記憶部65に記憶されている操作機能情報をマスタ装
置17の情報転送制御部31に送信する。情報転送制御
部31は、この操作機能情報を受信すると、操作機能情
報記憶部35に送信する。操作機能情報記憶部35は、
操作機能情報を受信すると、受信した操作機能情報を記
憶する。
【0069】次に、シーケンスT803では、オーディ
オ装置11は、実行機能情報を送信して、マスタ装置1
7にこの実行機能情報を記憶させる。実行機能記憶部2
5には、ラジオ、CD、テープ機能を有することを表す
実行機能情報が記憶されている。オーディオ装置11に
電源が投入されると、情報転送制御部23は、実行機能
記憶部25に記憶されている実行機能情報をマスタ装置
17の情報転送制御部31に送信する。情報転送制御部
31は、実行機能情報を受信すると、実行機能情報記憶
部33に送信する。実行機能情報記憶部33は、実行機
能情報を受信すると、受信した実行機能情報を記憶す
る。
【0070】同様に、シーケンスT804では、ナビゲ
ーション装置3は、実行機能情報を送信して、マスタ装
置17にこの実行機能情報を記憶させる。オーディオ装
置11に電源が投入されると、情報転送制御部23は、
実行機能記憶部25に記憶されている実行機能情報をマ
スタ装置17の情報転送制御部31に送信する。情報転
送制御部31は、実行機能情報を受信すると、実行機能
情報記憶部33に送信する。実行機能情報記憶部33
は、実行機能情報を受信すると、受信した実行機能情報
を記憶する。
【0071】次に、シーケンスT805では、搭乗者が
操作部55のメニューボタンを押すと、操作情報送信部
57は、情報転送制御部31にメニューボタンが押され
たことを表す操作情報を送信する。情報転送制御部31
が操作情報を受信すると、実行機能情報記憶部33に記
憶された実行機能情報は、選択メニュー生成部39に送
信され、実行機能選択メニュー情報が生成される。
【0072】そして、実行機能選択メニュー情報は、表
示情報記憶部37に記憶され、表示制御部41で表示処
理を行った後に、図11に示す表示例H850のよう
に、表示装置43に表示される。メニューのタイトル
「機能選択」が画面の上に表示され、その下方に、「ラ
ジオ」、「CD」、「テープ」、「地図」の各項目が順
に並べられている。また、このときのカーソルの位置
は、「ラジオ」の項目になっていることを示すものであ
る。
【0073】次に、シーケンスT806では、搭乗者に
よって、操作部55のジョイスティックスイッチがDO
WN操作されることで、カーソルの位置が下方の項目に
替わる。ジョイスティックスイッチを1回DOWN操作
して、カーソルの位置を「CD」の項目に移動させる。
このときの様子を図11の表示例H851に示す。「C
D」の項目が反転されることによって、搭乗者にどの項
目が選択されているかが視覚によって判断される。
【0074】次に、シーケンスT807では、搭乗者に
よって、後席用操作スイッチ13がPUSH操作される
と、操作情報送信部69からPUSH操作されたことを
表す操作情報がマスタ装置17に送信される。そして、
シーケンスT808では、情報転送制御部31が操作情
報を受信すると、表示制御部41は、現在カーソルで選
択状態である「CD」が選択されたと判断して、この操
作情報を送信したオーディオ装置11に「CD」が選択
されたことを表す機能選択情報を送信する。
【0075】次に、シーケンスT809では、オーディ
オ装置11が機能選択情報を受信すると、選択機能がC
D機能である操作メニュー情報をマスタ装置17に送信
する。情報転送制御部31は、操作メニュー情報を受信
すると、この操作メニュー情報を表示情報記憶部37に
送信して記憶させる。そして、表示制御部41で標準メ
ニューの表示処理を行った後に、表示装置43に表示さ
せる。このときの様子を図11の表示例H903に示
す。選択された機能のタイトル「CD」が画面の上に表
示され、その下方に、「再生」、「停止」、「送り」、
「戻し」の各項目が順に並べられている。このときのカ
ーソルの位置は、「再生」の項目になっている。
【0076】ここで、搭乗者は、ジョイスティックスイ
ッチを上下に操作して、カーソルの位置を所望の項目に
移動させ、PUSH操作することによって、所望の動作
をさせることができる。
【0077】次に、図10は、搭乗者が、実行機能の選
択で地図機能を選択したときにおける車載用情報通信シ
ステム1の動作のシーケンスを示すものである。図9に
示すシーケンスT801〜シーケンスT805まで、同
様の動作を行い、表示装置43に実行機能選択メニュー
を表示させる。そして、搭乗者によって、操作部55の
ジョイスティックスイッチがDOWN操作されること
で、カーソルの位置が下方の項目に替わる。ジョイステ
ィックスイッチを2回DOWN操作して、カーソルの位
置を地図に移動させる。このときの様子を図12の表示
例H852に示す。地図の項目が反転されることによっ
て、搭乗者にどの項目が選択されているかが視覚によっ
て判断される。
【0078】次に、シーケンスT810では、搭乗者に
よって、後席用操作スイッチ13がPUSH操作される
と、操作情報送信部69からPUSH操作されたことを
表す操作情報がマスタ装置17に送信される。次に、シ
ーケンスT811では、情報転送制御部31が操作情報
を受信すると、表示制御部41は、現在カーソルで選択
状態である地図が選択されたと判断して、この操作情報
を送信したナビゲーション装置3に地図機能が選択され
たことを表す機能選択情報を送信する。
【0079】次に、シーケンスT812では、ナビゲー
ション装置3が機能選択情報を受信すると、地図機能の
操作メニュー情報をマスタ装置17に送信する。情報転
送制御部31は、操作メニュー情報を受信すると、この
操作メニュー情報を表示情報記憶部37に送信して記憶
させる。そして、表示制御部41で操作メニューの表示
処理を行った後に、表示装置43に表示させる。このと
きの様子を図12の表示例H853に示す。選択された
機能のタイトル「地図」が画面の上に表示され、その下
方に、「現在地」、「表示切替」、「地図設定」、「地
点登録」の各項目が順に並べられている。このときのカ
ーソルの位置は、現在地の項目になっている。
【0080】次に、シーケンスT813では、搭乗者が
後席用操作スイッチ13のジョイスティックスイッチを
DOWN操作すると、シーケンスT814では、下方の
項目が選択されたことを表す表示応答情報をナビゲーシ
ョン装置3に送信する。ナビゲーション装置3の情報転
送制御部23は、表示応答情報を受信すると、カーソル
の位置が下方の項目に替わる。ジョイスティックスイッ
チを1回下方に操作して、カーソルの位置を「表示切
替」に移動させる。このときの様子を図12の表示例H
854に示す。「表示切替」の項目が反転されることに
よって、カーソルがどの項目にあわされているかが視覚
によって判断できる。
【0081】次に、シーケンスT815では、搭乗者に
よって、後席用操作スイッチ13がPUSH操作される
と、操作情報送信部69からPUSH操作されたことを
表す操作情報がマスタ装置17に送信される。次に、シ
ーケンスT816では、情報転送制御部31が操作情報
を受信すると、表示制御部41は、現在カーソルで選択
状態である「表示切替」が選択されたと判断して、この
操作情報を送信したナビゲーション装置3に表示切替機
能が選択されたことを表す表示応答情報を送信する。
【0082】次に、シーケンスT817では、ナビゲー
ション装置3が表示応答情報を受信すると、表示切替の
操作メニュー情報をマスタ装置17に送信する。情報転
送制御部31は、操作メニュー情報を受信すると、この
操作メニュー情報を表示情報記憶部37に送信して記憶
させる。そして、表示制御部41で操作メニュー情報の
表示処理を行った後に、表示装置43に表示させる。こ
のときの様子を図12の表示例H855に示す。選択さ
れた項目「表示切替」が画面の上に表示され、その下方
に、「上面図」、「鳥瞰図」の各項目が順に並べられて
いる。このときのカーソルの位置は、「上面図」の項目
に表されている。
【0083】搭乗者は、ジョイスティックスイッチを上
下に操作して、カーソルの位置を所望の項目に移動さ
せ、PUSH操作することによって、所望の動作をさせ
ることができる。
【0084】このように、マスタ装置17の表示制御部
41により操作情報の判断とスレーブ装置21への表示
応答情報の送信を行い、スレーブ装置21の情報転送制
御部23により操作メニュー情報の選択・送信の繰り返
しを行うことで、マスタ装置17の表示情報記憶部37
はスレーブ装置21の操作メニュー情報記憶部27の全
ての情報を記憶することなく、必要な情報のみ記憶する
ことで操作メニュー情報の記憶のための容量を削減する
ことができる。
【0085】この結果、スレーブ装置を操作者の操作可
能な範囲に限ることなく、任意の位置に配置できる。ま
た、複数のスレーブ装置がマスタ装置に接続された場合
にも、特定のスレーブ装置を直接に選択することができ
る。さらに、マスタ装置での操作に限ることなく、後か
らスレーブ装置を追加することができる。
【0086】(第2の実施の形態)次に、本発明の第2
の実施の形態に係る車載用情報通信システムについて説
明する。第1の実施の形態と同一の部分については同一
の符号を付し、その詳しい説明を省略する。なお、この
車載用情報通信システムの全体構成図は、図1と同様で
ある。まず、図13を用いて、車載用情報通信システム
100の詳細な構成について説明する。
【0087】マスタ装置103は、情報転送制御部3
1、実行機能情報記憶部33、操作機能情報記憶部3
5、表示情報記憶部37、選択メニュー生成部39、表
示制御部105、表示装置43、車両情報判断部10
7、前席用操作スイッチ51とから構成されるものであ
る。マスタ装置103の特徴は、表示制御部105及び
車両情報判断部107を有することにある。表示制御部
105は、送信された操作情報に応じて表示とその更
新、表示に対する応答処理を行うものである。
【0088】車両情報判断部107は、車両が走行中で
あるか否かを判断して、運転者によるスイッチ操作が可
能であるか否かを判断し、車両が停止中で、スイッチ操
作が可能であると判断されるときには、車両情報判断部
107は、表示制御部105に操作が可能であることを
表す操作可能情報を送信するものである。
【0089】次に、図14に示すフローチャートを用い
て、表示制御部105の動作を説明する。まず、ステッ
プS210〜ステップS230までは、第1の実施の形
態と同様の処理を行い、操作情報を受信した場合には、
ステップS232に進む。次に、ステップS232で
は、表示制御部105は、車両情報判断部107に、操
作情報を受信したことを表す受信情報を送信する。そし
て、車両判断部107は、受信情報を受信すると、車両
の走行状況を判断して、車両が停止中の場合には、操作
可能情報を送信する。表示制御部105は、車両情報判
断部107から操作可能情報を受信したか否かを判断す
る。操作可能情報を受信した場合には、ステップS24
0に進む。一方、操作可能情報を受信していない場合に
は、ステップS234に進む。
【0090】ステップS234では、受信した操作情報
が前席用操作スイッチ51以外のスイッチから送信され
た情報か否かを判断する。前席用操作スイッチ51以外
のスイッチから送信された情報である場合には、ステッ
プS240に進む一方、前席用操作スイッチ51から送
信された情報である場合には、ステップS210に戻
り、処理を繰り返す。
【0091】次に、ステップS240〜S430では、
第1の実施の形態と同様の処理を行い、ステップS21
0に戻る。このように、運転者によるスイッチ操作が可
能な状態であるか否かを判断して、不可能な状態である
場合に、前席用操作スイッチ51以外のスイッチで操作
されたか否かを判断し、前席用操作スイッチ51以外の
スイッチで操作されたときには、このスイッチ操作を受
け付けることにより、同乗者によるスイッチ操作が行え
るようになり、運転者が車両を運転中などでも、後席な
どの同乗者による操作が行えるようになり、操作性の向
上に寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る車載用情報通
信システム1の全体構成を示す図である。
【図2】車載用情報通信システム1の詳細な構成につい
て説明するための図である。
【図3】通信バス15を介してスレーブ装置とマスタ装
置との間で転送される情報のフォーマットを説明するた
めの図である。
【図4】マスタ装置17の情報転送制御部31の動作を
説明するためのフローチャートである。
【図5】マスタ装置17の表示制御部41の動作を説明
するためのフローチャートである。
【図6】マスタ装置17の表示制御部41の動作を説明
するための別のフローチャートである。
【図7】マスタ装置17の表示制御部41の動作を説明
するための他のフローチャートである。
【図8】スレーブ装置21の情報転送制御部23の動作
を説明するためのフローチャートである。
【図9】搭乗者が、実行機能の選択でCD機能を選択し
たときの車載用情報通信システム1の動作シーケンスを
示す図である。
【図10】搭乗者が、実行機能の選択で地図機能を選択
したときにおける車載用情報通信システム1の動作のシ
ーケンスを示す図である。
【図11】実行機能選択メニューの表示例を示す図であ
る。
【図12】実行機能選択メニューの表示例を示す図であ
る。
【図13】車載用情報通信システム100の詳細な構成
について説明するための図である。
【図14】表示制御部105の動作を説明するためのフ
ローチャートである。
【符号の説明】
17 マスタ装置 13 後席用操作スイッチ 21 スレーブ装置 39 選択メニュー生成部 43 表示装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ウォン リカルド 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のグループに属するスレーブ装置及
    び第2のグループに属するスレーブ装置と、前記複数の
    スレーブ装置を制御するマスタ装置とを同一通信バスを
    介して接続してなる車載用情報通信システムであって、 前記第1のグループに属するスレーブ装置は、 自装置が実行可能な機能を表す実行機能情報を前記マス
    タ装置に転送する実行機能情報転送手段を有し、 前記第2のグループに属するスレーブ装置は、 操作情報を入力する操作手段と、 入力された操作情報を前記マスタ装置に転送する操作情
    報転送手段を有し、 前記マスタ装置は、 転送された実行機能情報に基づいて該実行機能を含む選
    択メニューを生成する選択メニュー生成手段と、 生成された選択メニューを画面に表示する表示手段と、 画面に表示されている選択メニューに対して、転送され
    た操作情報に応じて該実行機能が選択された場合には、
    当該実行機能を有する第1のグループに属する当該スレ
    ーブ装置に応答情報を送信する情報転送手段とを有する
    ことを特徴とする車載用情報通信システム。
  2. 【請求項2】 第1のグループに属するスレーブ装置及
    び第2のグループに属するスレーブ装置と、前記複数の
    スレーブ装置を制御するマスタ装置とを同一通信バスを
    介して接続してなる車載用情報通信システムであって、 前記第1のグループに属するスレーブ装置は、 自装置が実行可能な機能を表す実行機能情報を前記マス
    タ装置に転送する実行機能情報転送手段を有し、 前記マスタ装置は、 操作情報を入力する操作手段と、 転送された実行機能情報に基づいて該実行機能を含む選
    択メニューを生成する選択メニュー生成手段と、 生成された選択メニューを画面に表示する表示手段と、 画面に表示されている選択メニューに対して、入力され
    た操作情報に応じて該実行機能が選択された場合には、
    当該実行機能を有する第1のグループに属する当該スレ
    ーブ装置に応答情報を送信する情報転送手段とを有する
    ことを特徴とする車載用情報通信システム。
  3. 【請求項3】 前記第1のグループに属するスレーブ装
    置は、 複数の表示情報を記憶する表示情報記憶手段と、 前記マスタ装置から応答情報を受信した場合には、該表
    示情報記憶手段に記憶されている複数の表示情報から一
    つの表示情報を選択し、前記マスタ装置に送信する送信
    手段とを有することを特徴とする請求項1又は2いずれ
    か1つに記載の車載用情報通信システム。
  4. 【請求項4】 前記第1のグループに属するスレーブ装
    置の実行機能情報転送手段は、 前記通信バスに新たに加入した場合、又は、所定時間の
    経過毎に、前記実行機能情報を前記マスタ装置に転送す
    ることを特徴とする請求項1乃至3いずれか1つに記載
    の車載用情報通信システム。
  5. 【請求項5】 前記マスタ装置は、 操作情報に基づいて表示内容を更新する表示制御手段
    と、 前記画面に表示されている選択メニューのうち一番最後
    に選択された第1のグループに属する当該スレーブ装置
    の実行機機情報を保持する選択装置情報保持手段とを有
    し、 当該スレーブ装置から順次に転送される情報を継続して
    表示処理することを特徴とする請求項1乃至4いずれか
    1つに記載の車載用情報通信システム。
  6. 【請求項6】 前記マスタ装置の表示制御手段は、 一番最後に選択メニューで選択された機器情報と、選択
    メニューを生成するための実行機能情報を送信した第1
    のグループに属する当該スレーブ装置の機器情報とが異
    なる場合には、この選択メニュー情報を表示しないよう
    に制御することを特徴とする請求項5記載の車載用情報
    通信システム。
  7. 【請求項7】 前記マスタ装置の表示制御手段は、 表示情報の表示種類が割り込みメニューの場合には、当
    該割り込みメニューを優先して表示することを特徴とす
    る請求項6記載の車載用情報通信システム。
  8. 【請求項8】 前記マスタ装置は、 車両からの車両情報に基づいて走行状態を判断する車両
    情報判断手段と、 前記操作情報から当該操作情報の入力位置を判断する入
    力位置判断手段とを有し、 前記表示制御手段は、車両が走行状態にある場合に、該
    入力位置に応じて前記操作情報の有効又は無効を判断す
    ることを特徴とする請求項1乃至7いずれか1つに記載
    の車載用情報通信システム。
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